Insulating sliding support for sheath pipe-inside piping

申请号 JP32075793 申请日 1993-12-21 公开(公告)号 JPH07174268A 公开(公告)日 1995-07-11
申请人 Nkk Corp; 日本鋼管株式会社; 发明人 WATANABE TORU;
摘要 PURPOSE: To make a fastening bolt unnecessary by supporting a pipe which protects a pipeline in a road bridge and the like by forming in sheath pipe structure with a support made of ultrahigh molecular weight polyethylene, and fixing the support to the outside of a sheath pipe-inside piping with epoxy resin base mortar.
CONSTITUTION: When a pipeline is installed in a road bridge and the like, in order to prevent leakage diffusion, the pipeline (piping 1) is installed as a sheath pipe-inside piping to protect the piping 1. For supporting the piping 1 on the inside of a sheath pipe 5 with a support 2, the support 2 is formed as an insulating sliding support with ultrahigh molecular weight polyethylene, and fixed to the outside of the piping 1 with epoxy resin base mortar 3. When the sliding support 2 is fixed to the piping 1, the support 2 is built in the piping 1 together with a circular steel mold frame 4 set to the support 2, and the mortar 3 is filled from a filling hole 2a formed in the support 2. After solidifying the mortar 3, the mold frame 4 is removed to finish installation.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 超高分子量ポリエチレンからなるサポートを鞘管内配管の外側に、エポキシ樹脂系モルタルによって固定してなる鞘管内配管用の絶縁摺動サポート。
  • 【請求項2】 鞘管内配管の外周のモルタル充填部に面荒らし処理がなされるか、または周方向溝が形成されている請求項1に記載の鞘管内配管用の絶縁摺動サポート。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、道路橋にパイプラインを添架する場合に漏洩拡散を防止したり、パイプビームで河川を横断する際に断面剛性を増すことを目的に鞘管構造にする場合のパイプを支持するサポートに関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】道路橋へのパイプライン添架にあたり、
    場合により漏洩拡散を防止対策の一つとして鞘管内配管を行うことがある。 この場合、パイプラインは温度変化や地震の影響により主に橋軸方向に伸縮挙動を示すが、
    鞘管と配管とは必ずしも挙動が一致しないため、鞘管内における配管はスムーズな動きが得られるような摺動サポートが必要となる。 また、配管の防食対策として鞘管内と配管自身はメタルタッチしないように絶縁性が要求される。

    【0003】一般的に、鞘管15内に設置する配管11
    を支持する場合、図2に示すように、周方向で分割されたサポートとしてのプラスチック材12を、締付けボルト13により、配管11に固定し、摺動時に配管11とサポート12がズレないように、ゴムシート14等を巻き付け拘束を増加させている。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】上記の、従来の配管に巻き付け固定するサポートは、配管への固定にボルトを用いているために以下の問題点がある。 1)サポート本体がプラスチックであることから、ボルト締付けの長期荷重に対しプラスチック自信がクリープ変形(永久伸び)を起こし、締付け荷重が低下してサポート全体が緩みズレる。

    【0005】2)ボルト締付けによる締付け力がボルト部分に集中し、管周面全体に一定には働かず、管体への拘束力が弱い。 3)摺動時に配管とサポートがズレないように、所定の締付け力を得るために、ボルト締付け時にトルク管理が必要になる。 。

    【0006】4)サポートと配管とにズレが生じた場合やボルトが脱落した場合、金属を使用しているため配管に損傷を与える恐れがある。 本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、ボルトを使用しなくても、管体にサポートをセットすることができると共に、従来のサポート以上に管体への密着力(拘束力)が得られ、将来にわたりサポート自体の緩みやズレを起こさせず配管に固定保持させることを目的とする。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】本発明の鞘管内配管用の絶縁摺動サポートは、超高分子量ポリエチレンからなるサポートを鞘管内配管の外側に、エポキシ樹脂系モルタルによって固定してなるものである。 そして、鞘管内配管の外周のモルタル充填部に面荒らし処理がなされるか、または周方向溝が形成されている。

    【0008】

    【作用】サポートを配管にエポキシ樹脂系モルタルによって固定し、従来のように締付けボルトを使用しないので、締付けボルトを使用することに起因する前記の諸問題を回避できる。

    【0009】また、配管の外周の樹脂系モルタル充填部に面荒らし処理を施すか、または周方向溝を形成することにより、モルタルの硬化後に高い密着力と剪断力が得られ、サポートの配管への拘束力を増し、耐久性を向上させることができる。

    【0010】

    【実施例】図1は本発明の一実施例を示す全体構成図である。 鞘管5内の配管1の外側に、超高分子量ポリエチレンからなる絶縁摺動サポート2がエポキシ樹脂系モルタル3によって固定されている。

    【0011】次に、鞘管5内に設置される配管1に摺動サポート2を取付ける手順について説明する。 この場合、摺動サポート2は、鞘管5に配管1を挿入する前に、配管1に取付けられる。

    【0012】例えば塗覆装配管1の摺動サポート2の取付け位置の全周に、樹脂系モルタルの接着性を向上させ、ズレを防止するために、溝1aの加工と、面荒らしを施す。

    【0013】環状の摺動サポート2がセットされた円形の鋼製型枠4を、上記の溝の加工と、面荒らしが施された場所に取付ける。 この場合、環状の摺動サポート2
    は、周方向で複数に分割されたサポート部材をリング状に結合して構成されている。 そして、摺動サポート2の内面にはアリ溝2cが形成され、ズレを防止するようになっている。 また、摺動サポート2には樹脂系モルタル3の充填孔2a及び空気抜き孔2bがあけられている。
    そして、充填孔2aから樹脂系モルタル3を充填し、樹脂系モルタル3が硬化した後に、鋼製型枠4を撤去して、設置が完了する。

    【0014】

    【発明の効果】以上のように、本発明によれば、配管に超高分子量ポリエチレン摺動材を固定させるためにエポキシ樹脂系モルタルを使用したので、金属を一切使用しない絶縁性サポートができ、配管への拘束力の高く、耐久性に優れた配管支持装置を得られる効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す説明図。

    【図2】従来の鞘管内配管用のサポートの説明図。

    【符号の説明】

    1…配管,1a…周方向溝、2…サポート,3…エポキシ樹脂系モルタル、5…鞘管。

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