Power storage apparatus

申请号 JP2009054093 申请日 2009-03-06 公开(公告)号 JP2010211962A 公开(公告)日 2010-09-24
申请人 Toyota Motor Corp; Yazaki Corp; トヨタ自動車株式会社; 矢崎総業株式会社; 发明人 OZAKI AKIHIRO; IWABE MASAAKI; IIDA KENJI; HIGASHI SHINSUKE; OGASAWARA SHIGEYUKI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To solve the problem wherein a high-voltage cable used for charge/discharge by a power storage module has a longitudinal tolerance which occasionally makes it difficult to connect both ends of the high-voltage cable in place.
SOLUTION: A power storage apparatus includes a power storage module (10) composed of a plurality of electrically connected power storage elements (11) lined up in one direction, a device (50) disposed adjacent to the powers storage module in the direction of arrangement of the power storage elements, and a high-voltage cable (31) which is used for charge/discharge of the powers storage module and connects the device to an electrode terminal (11a) which is one of the electrode terminals (11a, 11b) of the powers storage module and is on the far side to the device. The power storage apparatus is also provided with a support structure (40) which supports the high-voltage cable at plurality of spots (41a to 41d) to position the high-voltage cable along a reference path.
COPYRIGHT: (C)2010,JPO&INPIT
权利要求
  • 一方向に並んで配置された複数の蓄電素子が電気的に接続された蓄電モジュールと、
    前記蓄電素子の配列方向において、前記蓄電モジュールと隣り合って配置された機器と、
    前記蓄電モジュールの充放電に用いられ、前記蓄電モジュールの電極端子のうち前記機器から離れた側の電極端子と前記機器とを接続するための高圧ケーブルと、
    前記高圧ケーブルを複数の箇所で支持し、前記高圧ケーブルを基準経路に沿って位置させるための支持構造と、
    を有することを特徴とする蓄電装置。
  • 说明书全文

    本発明は、蓄電モジュールの充放電に用いられる高圧ケーブルを備えた蓄電装置に関するものである。

    複数の単電池が電気的に直列に接続された電池モジュールでは、電池モジュールの充放電を行うために、特定の2つの単電池における電極端子(総プラス端子および総マイナス端子)に対して、高圧ケーブルとしての総マイナスケーブルおよび総プラスケーブルがそれぞれ接続されている(例えば、特許文献1参照)。 総プラスケーブルは、一端が電池モジュールの総プラス端子に接続され、他端が機器(例えば、リレー)に接続されている。 また、総マイナスケーブルは、一端が電池モジュールの総マイナス端子に接続され、他端が機器(例えば、リレー)に接続されている。

    特開2006−228526号公報(段落0016,0017、図4)

    上述した従来の構成では、高圧ケーブルの長さに関する公差により、高圧ケーブルの両端を所定の接続位置で接続させにくいことがある。 例えば、総プラスケーブルの一端を電池モジュールの総プラス端子に接続した状態において、総プラスケーブルの他端を機器に接続しにくいことがある。

    そこで、本発明の目的は、蓄電モジュールの充放電に用いられる高圧ケーブルが長さ方向で公差を有していても、高圧ケーブルの両端を所定の接続位置で容易に接続することができる蓄電装置を提供することにある。

    本発明である蓄電装置は、一方向に並んで配置された複数の蓄電素子が電気的に接続された蓄電モジュールと、蓄電素子の配列方向において、蓄電モジュールと隣り合って配置された機器と、蓄電モジュールの充放電に用いられる高圧ケーブルと、を有している。 この高圧ケーブルは、蓄電モジュールの電極端子(総プラス端子および総マイナス端子)のうち機器から離れた側の電極端子と機器とを接続するために用いられる。 そして、高圧ケーブルを複数の箇所で支持し、高圧ケーブルを基準経路に沿って位置させるための支持構造を設けている。

    ここで、基準経路とは、高圧ケーブルの両端を所定位置に位置させるために、予め定められた高圧ケーブルの配置経路である。 一方、複数の蓄電素子を電気的に接続するためのバスバーモジュールに、上述した支持構造を設けることができる。 これにより、部品点数を減らして、コストダウンを図ることができる。

    本発明によれば、高圧ケーブルを基準経路に沿って配置させることができ、高圧ケーブルに長さ方向の公差が生じていても、高圧ケーブルの両端を所定位置に位置させることができる。 すなわち、高圧ケーブルの両端を、蓄電モジュールの電極端子および機器に容易に接続させることができる。

    本発明の実施例1である電池パックの構成を示す分解図である。

    実施例1における電池モジュールの一部を、図1の矢印Aで示す方向から見たときの側面図である。

    実施例1において、バスバーモジュールに設けられた支持部の構成を示す図であり、図2のB−B断面図である。

    以下、本発明の実施例について説明する。

    本発明の実施例1である電池パック(蓄電装置)の構成について、図1を用いて説明する。 ここで、図1は、電池パックの構成を示す分解図である。 本実施例の電池パックは、車両に搭載することができ、この車両としては、ハイブリッド自動車や電気自動車がある。 ハイブリッド自動車は、車両の走行エネルギ(運動エネルギ)を発生させる動源として、電池パックの他に、内燃機関や燃料電池を備えた車両である。 また、電気自動車は、電池パックの出力だけを用いて車両を走行させるものである。

    電池パック1は、電池モジュール(蓄電モジュール)10を有しており、電池モジュール10は、複数の単電池(蓄電素子)11が電気的に直列に接続されて構成されている。 ここで、複数の単電池11は、一方向に並んで配置されており、隣り合って配置された2つの単電池11の間には、スペーサ(不図示)が配置されている。 スペーサは、隣り合って配置された2つの単電池11の間に、単電池11の温度調節に用いられる空気等を移動させるためのスペースを形成する。

    なお、単電池11としては、ニッケル素電池やリチウムイオン電池といった二次電池を用いることができる。 また、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタを用いることができる。 一方、電池モジュール10を構成する単電池11の数は、電池モジュール10に持たせる出力性能に基づいて適宜設定することができる。

    また、不図示ではあるが、電池モジュール10のうち、単電池11の配列方向における両端には、一対のエンドプレートが配置されており、一対のエンドプレートには、単電池11の配列方向に延びる拘束ロッドが接続されている。 これにより、電池モジュール10を構成する複数の単電池11には、隣り合う単電池11を互いに近づかせる方向の力(拘束力)が作用する。 この拘束力により、単電池11の熱膨張を抑制することができる。

    各単電池11における2つの側面部11cには、プラス端子11aおよびマイナス端子11bがそれぞれ設けられている。 なお、図1では、各単電池11における一方の側面部11cだけを示している。 また、図1では、一部の単電池11について、プラス端子およびマイナス端子を省略して示している。 各単電池11のプラス端子11aは、隣り合って配置された他の単電池11のマイナス端子11bと電気的に接続されている。

    バスバーモジュール40は、電池モジュール10を構成する複数の単電池11を電気的に直列に接続させるために用いられる。 バスバーモジュール40は、単電池11の2つの側面部11cと対向する位置にそれぞれ設けられている。 図1では、2つのバスバーモジュール40のうち、一方だけを示している。 バスバーモジュール40は、図2に示すように、プラス端子11aおよびマイナス端子11bを電気的に接続するための複数のバスバー40aと、これらのバスバー40aを保持するためのベース40bとを有している。 各バスバー40aは、導電性を有する材料(例えば、金属)で形成され、ベース40bは、非導電性の材料(例えば、樹脂)で形成されている。

    電池モジュール10を構成する複数の単電池11のうち、配列方向の一端に位置する単電池11(機器ボックス50から最も離れた単電池11)のプラス端子11aは、電池モジュール10の総プラス端子となる。 この総プラス端子11aには、電池モジュール10の充放電に用いられる総プラスケーブル(高圧ケーブル)31が接続される。 具体的には、総プラスケーブル31の一端に設けられた接続端子31aは、バスバーモジュール40のうち、総プラス端子11aと接続されたバスバー40aと接触している。

    また、電池モジュール10を構成する複数の単電池11のうち、配列方向の他端に位置する単電池11(機器ボックス50に最も近い単電池11)のマイナス端子11bは、電池モジュール10の総マイナス端子となる。 この総マイナス端子11bには、電池モジュール10の充放電に用いられる総マイナスケーブル(高圧ケーブル)32が接続される。 具体的には、総マイナスケーブル32の一端に設けられた接続端子32aは、バスバーモジュール40のうち、総マイナス端子11bと接続されたバスバー40aと接触している。

    単電池11の配列方向において、電池モジュール10と隣り合った位置には、機器ボックス50が配置されている。 機器ボックス50には、例えば、単電池11の電圧や温度等を監視するための電池監視ユニット、電池モジュール10における通電を遮断するためのサービスプラグ、単電池11の電流を検出するための電流センサ、リレーが収容されている。 本実施例において、総プラスケーブル31の他端に設けられた接続端子31bと、総マイナスケーブル32の他端に設けられた接続端子32bとは、所定の接続位置において、機器ボックス50のリレーに接続されている。

    本実施例において、電池モジュール10の出力は、DC/DCコンバータにより昇圧され、インバータにより交流電力に変換された後に、モータ・ジェネレータに供給される。 これにより、モータ・ジェネレータが駆動され、車両の走行エネルギ(運動エネルギ)が生成される。 一方、車両の制動時には、モータ・ジェネレータで生成された電力が、インバータにより直流電力に変換され、DC/DCコンバータにより降圧された後に、電池モジュール10に供給される。 これにより、電池モジュール10の充電が行われる。

    電池モジュール10および機器ボックス50は、アッパーケース21およびロアーケース22によって囲まれている。 言い換えれば、アッパーケース21およびロアーケース22は、ボルト等の締結部材によって互いに固定され、電池モジュール10および機器ボックス50を収容するためのスペースを形成する。 なお、電池モジュール10および機器ボックス50は、締結部材によって、ロアーケース22に固定されるようになっている。

    次に、本実施例の電池パック1において、総プラスケーブル31の支持構造について、図2および図3を用いて説明する。 ここで、図2は、電池モジュール10における一部の構成を示す側面図であり、図1の矢印Aで示す方向から見たときの図である。 また、図3は、総プラスケーブル31を支持する支持部の構造を示す断面図であり、図2におけるB−B断面図である。

    バスバーモジュール40のベース40bには、複数(4つ)の支持部41a〜41dが一体的に形成されている。 これらの支持部41a〜41dは、バスバーモジュール40のうち、アッパーケース21の側面と対向する面に設けられている。 また、総プラスケーブル31の接続端子31aと電気的に接続される総プラス端子11aは、機器ボックス50のうち、接続端子31bと接続される部分よりも上方に位置している。 そして、本実施例では、図2に示すように、接続端子31aの側から接続端子31bの側に向かって、総プラスケーブル31が位置する高さを段階的に低くしている。

    支持部41cは、図3に示すように、総プラスケーブル31を挟むような構造となっており、支持部41cのうち、総プラスケーブル31と接触する面(内壁面)の一部が、総プラスケーブル31の外周面に沿った形状に形成されている。 本実施例では、支持部41cに対して、総プラスケーブル31を上方から組み込むことができるようになっている。 そして、総プラスケーブル31の一部が支持部41cと接触することにより、総プラスケーブル31の位置決めが行われる。

    ここで、バスバーモジュール40には、支持部41cとは異なる形状を有する支持部41a,41b,41dが形成されているが、これらの支持部41a,41b,41dの機能は、支持部41cの機能と同様である。 すなわち、総プラスケーブル31は、各支持部41a,41b,41dに対して上方から組み込まれるようになっており、各支持部41a,41b,41dが総プラスケーブル31を挟み込むようになっている。 また、各支持部41a,41b,41dのうち、総プラスケーブル31と接触する面(内壁面)の一部は、総プラスケーブル31の外周面に沿った形状に形成されている。

    総プラスケーブル31を用いて、電池モジュール10の総プラス端子11aと機器ボックス50内のリレーとを電気的に接続する構成では、総プラスケーブル31の長さに関する公差によって、総プラスケーブル31の接続端子31a,31bを所望の接続位置で接続しにくいことがある。 例えば、総プラスケーブル31の接続端子31aを総プラス端子11aに接続した後に、接続端子31bを機器ボックス50に接続しようとしたときに、接続端子31bを機器ボックス50における所定の接続部に位置させにくいことがある。

    本実施例では、総プラスケーブル31が配置される面、言い換えれば、バスバーモジュール40の表面に、総プラスケーブル31を支持するための支持部41a〜41dを設け、総プラスケーブル31を所定の経路(基準経路)に沿って配置させている。 ここで、基準経路とは、接続端子31aを総プラス端子11aに接続させ、接続端子31bを機器ボックス50における所定の接続部に接続させるために、予め定められた総プラスケーブル31の配置経路である。

    このように、総プラスケーブル31を基準経路に沿って配置させれば、接続端子31aを総プラス端子11aと容易に接続させることができるとともに、接続端子31bを機器ボックス50における所定の接続部と容易に接続させることができる。 すなわち、総プラスケーブル31の配置される位置がばらつくのを抑制し、総プラスケーブル31の長さに関する公差によって、接続端子31a,31bが所望の接続位置で接続しにくくなるのを防止できる。

    ここで、総プラスケーブル31が基準経路の長さよりも長すぎる場合には、総プラスケーブル31の一部を撓ませることができる。 例えば、総プラスケーブル31のうち、2つの支持部41a,41bの間に位置する部分を撓ませることができる。 これにより、総プラスケーブル31における接続端子31a,31bの位置ずれを抑制することができる。 なお、総プラスケーブル31を撓ませる部分は、2つの支持部41a,41bの間に位置する部分に限るものではなく、他の支持部の間であってもよい。

    また、本実施例では、バスバーモジュール40を電池モジュール10に取り付ける際に、総プラスケーブル31をバスバーモジュール40に取り付けておくことができるため、電池パック1を容易に組み立てることができる。 すなわち、バスバーモジュール40によって、総プラスケーブル31を位置決めしておくことができるため、総プラスケーブル31を容易に取り付けることができる。

    なお、本実施例では、総プラス端子11aが、機器ボックス50における総プラスケーブル31(接続端子31b)との接続部よりも上方に位置しているが、これに限るものではない。 具体的には、総プラス端子11aと、機器ボックス50の上記接続部とが、略同一の高さに位置していてもよいし、機器ボックス50の上記接続部が総プラス端子11aよりも上方に位置していてもよい。 このような場合であっても、本実施例で説明した支持部41a〜41dを用いることにより、総プラスケーブル31を所定の基準経路に沿って配置させればよい。

    また、本実施例では、単電池11の配列方向において、機器ボックス50から最も離れた位置に、電池モジュール10の総プラス端子11aを設けているが、これに限るものではない。 具体的には、電池モジュール10の総プラス端子11aを機器ボックス50と隣り合う位置に配置し、機器ボックス50から最も離れた位置に、電池モジュール10の総マイナス端子11bを配置することができる。 この場合には、バスバーモジュール40に形成された複数の支持部41a〜41dによって、総マイナスケーブル32を支持すればよい。

    さらに、本実施例では、総プラスケーブル31を支持するための支持部41a〜41dをバスバーモジュール40に設けているが、これに限るものではない。 すなわち、総プラスケーブル31が配置される面内に、総プラスケーブル31を複数箇所で支持するための支持部が設けられていればよく、これらの支持部を、バスバーモジュール40とは異なる部材に設けることもできる。 ただし、バスバーモジュール40に支持部41a〜41dを形成することにより、バスバーモジュール40に対して、複数の単電池11を電気的に接続させる機能と、総プラスケーブル31を支持する機能とを持たせることができる。 すなわち、部品点数を減らして、電池パック1を小型化することができる。

    また、本実施例では、高圧ケーブル(総プラスケーブル31)が単電池11の側面部11cに沿って配置されているが、これに限るものではない。 具体的には、単電池11の上面に沿って高圧ケーブルが配置されている場合であっても、本発明を適用することができる。 すなわち、高圧ケーブルが配置される面内に、高圧ケーブルを複数箇所で支持するための支持部を設けておけばよい。 これらの支持部は、単電池11の上面に一体的に形成してもよいし、単電池11とは異なる部材に形成してもよい。

    1:電池パック(蓄電装置) 10:電池モジュール(蓄電モジュール)
    11:単電池(蓄電素子) 11a:プラス端子11b:マイナス端子 21:アッパーケース22:ロアーケース 31:総プラスケーブル(高圧ケーブル)
    31a,31b:接続端子 32:総マイナスケーブル(高圧ケーブル)
    32a,32b:接続端子 40:バスバーモジュール40a:バスバー 40b:ベース41a〜41d:支持部 50:機器ボックス

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