Closed type compressor

申请号 JP11894494 申请日 1994-05-31 公开(公告)号 JPH07324696A 公开(公告)日 1995-12-12
申请人 Sanyo Electric Co Ltd; 三洋電機株式会社; 发明人 ASAMI TSUTOMU; KOIKE YOSHIAKI; FUJIWARA SHINICHI; WADAYAMA HIDEKI;
摘要 PURPOSE: To enable accurate reading of the oil level position of lubricating oil stored on the bottom part in a closed container.
CONSTITUTION: A baffle plate 5 is provided on the bottom part 2 in a closed container 1 in which lubricating oil 4 is stored, so as to face the inner wall surface of the closed container 1 at the suitable distance. The tip 5a of this baffle plate 5 is so provided as to project from the oil level 4a of lubricating oil 4, and an oil level reading means 10 is provided on the bottom side of the closed container 1 facing the baffle plate 5.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】潤滑油が貯溜された密閉容器内のボトム部に、冷媒ガス圧縮要素を駆動する電動要素のクランク軸の下端部を臨ませ、このクランク軸の回転により前記潤滑油を吸引してなるオイルピックアップ機構が設けられた密閉型圧縮機において、前記ボトム部に、前記密閉容器の内側壁面に適宜の間隔を存して対向しかつその先端部を前記潤滑油の油面から突出させた邪魔板を設け、この邪魔板に対応する密閉容器の底部側に油面読取り手段を設けるとともに、この油面読取り手段を、前記密閉容器の底部側に開口させた窓孔と、この窓孔に設けた透視可能なサイトグラスとで形成したことを特徴とする密閉型圧縮機。
  • 【請求項2】潤滑油が貯溜された密閉容器内のボトム部に、冷媒ガス圧縮要素を駆動する電動要素のクランク軸の下端部を臨ませ、このクランク軸の回転により前記潤滑油を吸引してなるオイルピックアップ機構が設けられた密閉型圧縮機において、前記ボトム部に、前記密閉容器の内側壁面に適宜の間隔を存して対向しかつその先端部を前記潤滑油の油面から突出させた邪魔板を設け、この邪魔板に対応する密閉容器の底部側に油面読取り手段を設けるとともに、この油面読取り手段を液面検出センサにて形成したことを特徴とする密閉型圧縮機。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】この発明は、例えば空調・冷凍機等に搭載される密閉型圧縮機に関し、特に、密閉容器内のボトム部に貯溜された潤滑油の油面を安定化させることにより、油面位置の読み取りを正確に行なうことができるようにしたものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、この種の密閉型圧縮機においては、密閉容器内のボトム部に冷媒ガス圧縮要素を駆動する電動要素のクランク軸の下端部を臨ませ、このクランク軸の回転によるオイルピックアップ機構にて前記ボトム部に貯溜された潤滑油を吸引してなる構成を有するものがある。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来構造の密閉型圧縮機では、密閉容器内のボトム部に貯溜された潤滑油が、運転時に高速回転するクランク軸の回転の影響により撹拌され易く、油面が波打って乱れて安定しないために、油面位置の読み取りが正確に行なうことができない。

    【0004】これによって、正常な圧縮運転を持続させるために、常に適正量の潤滑油を給油することができないという問題があった。

    【0005】

    【発明の目的】この発明の目的は、密閉容器内のボトム部に貯溜された潤滑油の油面位置の読み取りを正確に行なうことができるようにした密閉型圧縮機を提供することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】上記した課題を解決するために、この発明は、潤滑油が貯溜された密閉容器内のボトム部に、冷媒ガス圧縮要素を駆動する電動要素のクランク軸の下端部を臨ませ、このクランク軸の回転により前記潤滑油を吸引してなるオイルピックアップ機構が設けられた密閉型圧縮機において、前記ボトム部に、前記密閉容器の内側壁面に適宜の間隔を存して対向しかつその先端部を前記潤滑油の油面から突出させた邪魔板を設け、この邪魔板に対応する密閉容器の底部側に油面読取り手段を設けるとともに、この油面読取り手段を前記密閉容器の底部側に開口させた窓孔と、この窓孔に設けた透視可能なサイトグラスとで形成してなる構成としたものである。

    【0007】また、この発明は、上記の構成において、
    前記油面読取り手段を検出センサにて形成してなる構成としたものである。

    【0008】

    【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用することにより、潤滑油が貯溜された密閉容器内のボトム部に邪魔板を密閉容器の内側壁面に適宜の間隔を存して対向させて設け、かつ、この邪魔板の先端部を潤滑油の油面から突出させてなるとともに、この邪魔板に対応する密閉容器の底部側に油面読取り手段を設けてなるために、電動要素のクランク軸の回転力の影響により潤滑油が撹拌されても、密閉容器の内側壁面と邪魔板との間の潤滑油がクランク軸の回転力の影響を受けず、非撹拌状態の安定した油面が維持され、これによって、油面位置の読み取りが正確に行なえ、常に適正量の潤滑油の給油が行なえるとともに、正常な圧縮運転を持続することが可能になる。

    【0009】

    【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明すると、図1及び図2はこの発明に係る密閉型圧縮機を示すもので、図中1は密閉容器である。

    【0010】この密閉容器1内には、図示しない冷媒ガス圧縮要素と、この冷媒ガス圧縮要素を駆動する電動要素とが収納されているとともに、そのボトム部2には、
    前記電動要素のクランク軸3の下端部3aが臨むようになっている。

    【0011】そして、前記密閉容器1内のボトム部2には、潤滑油4が貯溜され、この潤滑油4は、前記クランク軸3の回転によりオイルピックアップ機構(図示せず)を介して前記電動要素の軸受機構部(図示せず)側に向け吸引されるようになっている。

    【0012】また、図中5は前記密閉容器1内のボトム部2に設けた邪魔板で、この邪魔板5には、複数の連通孔6が設けられている。

    【0013】前記邪魔板5は、前記密閉容器1の内側壁面1aに適宜の間隔を存して対向させて配置され、かつ、その先端部5aを前記潤滑油4の油面4aから突出させてなるとともに、この邪魔板5に対応する前記密閉容器1の底部側には、油面読取り手段10が設けられている。

    【0014】この油面読取り手段10は、前記邪魔板5
    に対応する密閉容器1の底部側に開口させた窓孔11
    と、この窓孔11に設けたサイトグラス12とで構成し、このサイトグラス12を介して、前記密閉容器1の外側から潤滑油4の油面4aを透視可能にしてなるものである。

    【0015】さらに、図3はこの発明に係る他の実施例を示すもので、前記油面読取り手段として液面検知センサ20を用いてなる構成を有するものである。

    【0016】しかして、上記の構成によれば、潤滑油4
    が貯溜された密閉容器1内のボトム部2に邪魔板5を設け、この邪魔板5を密閉容器1の内側壁面1aに適宜の間隔を存して対向させて設けるとともに、その先端部5
    aを潤滑油4の油面4aから突出させてなるために、運転時に高速回転する電動要素のクランク軸3の回転力の影響により潤滑油4が撹拌されても、密閉容器1の内側壁面1aと邪魔板5との間の潤滑油4がクランク軸3の回転力の影響を受けることがない。

    【0017】これによって、密閉容器1の内側壁面1a
    と邪魔板5との間の潤滑油4は、非撹拌状態の安定した油面4aを維持することが可能になるために、油面読取り手段10による油面位置の読み取りが正確に行なえるとともに、常に適正量の潤滑油の給油が可能になる。

    【0018】

    【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発明は、潤滑油が貯溜された密閉容器内のボトム部に邪魔板を密閉容器の内側壁面に適宜の間隔を存して対向させて設け、かつ、この邪魔板の先端部を潤滑油の油面から突出させてなるとともに、この邪魔板に対応する密閉容器の底部側に油面読取り手段を設けてなることから、電動要素のクランク軸の回転力の影響により潤滑油が撹拌されても、密閉容器の内側壁面と邪魔板との間の潤滑油がクランク軸の回転力の影響を受けず、非撹拌状態の安定した油面を維持することができるために、油面位置の読み取りを正確に行なうことができ、これによって、常に適正量の潤滑油の給油を行なうことができるとともに、正常な圧縮運転を持続することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 この発明に係る密閉型圧縮機の一実施例を示す密閉容器内のボトム部の要部概略的断面図。

    【図2】 図1のA−A線における横断面図。

    【図3】 この発明に係る密閉型圧縮機の他の実施例を示す密閉容器内のボトム部の要部概略的断面図。

    【符号の説明】

    1・・・密閉容器、 1a・・・内側壁面、 2・・・ボトム部、 3・・・電動要素のクランク軸、 3a・・・下端部、 4・・・潤滑油、 4a・・・油面、 5・・・邪魔板、 5a・・・先端部、 10・・・油面読取り手段、 11・・・窓孔、 12・・・サイトグラス。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田山 秀樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

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