Method for monitoring coolant level in cooling system

申请号 JP21646992 申请日 1992-07-22 公开(公告)号 JPH05223411A 公开(公告)日 1993-08-31
申请人 Mercedes Benz Ag; メルセデス−ベンツ・アクチエンゲゼルシヤフト; 发明人 UERUNAA ZARUTSUAA; HERUBERUTO UIESUTO;
摘要 PURPOSE: To operate a cooling system in an optimum state by easily monitoring the surface level of a coolant in the system by subtracting the measured temperature of the coolant from the corresponding temperature related to the characteristic function of the coolant with respect to the measured pressure of the coolant, and detecting the undercooling of the coolant from the subtracted result. CONSTITUTION: The cooling circuit of a cooling system 1 is constituted of a compressor 1.1, a condenser 1.2, a liquid container with a drier 1.3, an injection valve 1.4, and an evaporator 1.5. A pressure sensor 3 and a temperature sensor 2 are installed to the coolant/high-pressure liquid pipeline 1.2.1 between the condenser 1.2 and drier 1.3. The sensors 2 and 3 are connected to a monitor 4 respectively through signal lines 2.1 and 3.1. The monitor 4 is constituted of a storage device 4.1, a subtractor 4.2, and a switch device 4.3. The measured temperature of a coolant is subtracted from the corresponding temperature related to the characteristic function of the coolant with respect to the measured pressure of the coolant. Then the undercooling of the coollant is detected from the subtracted result and evaluated as the magnitude of the surface level of the coolant.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 冷却回路の高圧側において冷却媒体の相対圧力および温度が測定され、その測定温度並びに測定圧力から導き出される温度が冷却媒体・充填レベルに関連して評価されるような特に自動車の冷却設備における冷却媒体・充填レベルの監視方法において、 冷却媒体の過少冷却(U)が、測定圧力に冷却媒体特有の関数に関連して対応した温度(温度=f(圧力))から測定温度を引き算することによって検出され、冷却媒体・充填レベルの大きさとして評価されることを特徴とする冷却設備における冷却媒体・充填レベルの監視方法。
  • 【請求項2】 所定の値(W1)より小さな正の値の過少冷却(U)が、冷却設備(1)における冷却媒体の過少充填に対する大きさとして評価されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  • 【請求項3】 所定の値(W2)より大きな正の値の過少冷却(U)が、冷却設備(1)における冷却媒体の過剰充填に対する大きさとして評価されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  • 【請求項4】 評価結果が警報信号を発生しおよび又は冷却設備を遮断し、あるいは診断記憶器(4.3.3)
    に欠陥信号として記憶されることを特徴とする請求項2
    又は3記載の方法。
  • 【請求項5】 所定の値(W1,W2)が自動車のエンジン回転数の関数(W=f(nM))として変化し、記憶器(4.3.4)に特性曲線として記憶されていることを特徴とする請求項2又は3記載の方法。
  • 【請求項6】 測定および評価が時間的に連続して、冷却媒体の過少冷却が準安定状態(dU/dt┤一定)となるまでの時間にわたって行われることを特徴とする請求項1記載の方法。
  • 【請求項7】 冷却媒体の相対圧力および温度が凝縮器(1.2)の前あるいは後ろで測定されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、冷却回路の高圧側において冷却媒体の相対圧および温度が測定され、その測定温度並びに測定圧力から導き出される温度が冷却媒体・充填レベルに関連して評価されるような特に自動車の冷却設備における冷却媒体・充填レベルの監視方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】冷却設備の冷却回路の制御および監視装置に多数のセンサの信号が導かれ、これらの導入される全入力信号に関係してあるいはこれらを考慮して冷却回路に存在する構成要素の最適な運転を保障するような出力信号を計算するために、センサの信号が互いに連結されるような自動車空調設備の制御方法は既に知られている(ドイツ連邦共和国特許第3706152A1号公報参照)。 この場合冷却回路におけるセンサとして、圧縮機の出口側において高温ガス温度を検出するセンサ、蒸発器の入口側において噴射温度あるいは冷却媒体の圧力を検出するセンサ、圧縮機の入口側において吸込み圧力あるいは吸込み温度を検出するセンサが設けられている。

    【0003】しかし冷却設備の最適な運転は、冷却媒体の充填レベルが適正であるときしか保障されず、詳しくはその都度の制御方法は無関係となる。 これは特に環境問題をも考慮している。

    【0004】従って冷却設備における冷却媒体・充填レベルを監視するために、冒頭に述べた形式の方法が知られている(1990年10月19日発行、日本特許抄録 M−1037、Vol.14/No.481=JP−
    A−2−195164参照)。 この場合、圧縮機の出口側における高温ガス温度と圧力、凝縮器出口温度および圧縮機入口側における温度と圧力が測定され、これらの測定圧力値からそれに対応した温度が導き出され、この温度から更に冷却媒体のLog p−h線図に関して計算によって冷却媒体の過熱が検出され、冷却媒体・充填レベルについて評価される。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冒頭に述べた形式の公知の冷却設備の運転を一層最適にするような冷却媒体・充填レベルの簡単な監視方法を提供することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的は、冒頭に述べた形式の方法において、冷却媒体の過少冷却(U)が、測定圧力に冷却媒体特有の関数に関連して対応した温度(温度=f(圧力))から測定温度を引き算することによって検出され、冷却媒体・充填レベルの大きさとして評価されることによって達成される。

    【0007】冒頭に述べた形式の方法においては、充填レベルの監視が最適な系統・充填およびLog p−h
    線図の限界線に関して冷却媒体の過熱を計算することによって行われ、即ち高い温度および比エンタルピの範囲で行われるが、本発明は、求められた冷却媒体の過少冷却が冷却媒体の充填状態に対する大きさをも表すという知識に基づいている。 本発明によれば、冷却媒体特有の関数(温度=f(圧力))が簡単にLog p−f曲線の限界線の部分範囲を手本にして生ずるという利点、および高圧側で2つの測定値を検出すればよいので測定費用が安価であるという利点を有している。

    【0008】

    【実施例】以下図に示した実施例を参照して本発明を詳細に説明する。

    【0009】図1における概略図において、冷却設備1
    の冷却回路は圧縮機1.1、凝縮器1.2、乾燥器1.
    3付きの液体容器、噴射弁1.4および蒸発器1.5から形成されており、その場合、圧縮機出口と噴射弁入口との間が冷却媒体回路の高圧部分(図において二重線で示した部分)となっている。 凝縮器1.2と乾燥器1.
    3との間の冷却媒体・高圧液体配管1.2.1に(ないしは乾燥器1.3と噴射弁1.4との間の配管1.3.
    1に)、それぞれ1つの圧力センサ3および温度センサ2が乾燥器入口の近くに(ないしは乾燥器出口の近くに又は乾燥器自体に)配置されている。 これらのセンサによって冷却媒体の相対圧力並びに温度が測定される。 センサ2,3は信号配線2.1,3.1を介して監視装置4に接続されている。 この監視装置4はまず記憶器4.
    1、減算器4.2およびスイッチ装置4.3を有している。 記憶器4.1には特性図として冷却設備の冷却媒体特有の関数T=f(p)の特性曲線あるいは表が記憶されている。 その場合、Tは冷却媒体の温度であり、pは冷却媒体の相対圧力である。 記憶器4.1には信号配線3.1を介して測定圧力値pが導かれ、この圧力値pに対応した温度Tが先の関数に関連して求められ、読み取られ、そして信号配線4.1.1を介して減算器4.2
    に導かれる。 この減算器4.2の他の入力端に信号配線2.1 . 1を介して測定温度値TGがかかっている。

    【0010】減算器4.2において測定温度TGを対応した温度Tから引き算して冷却媒体の過少冷却U(U=
    T−TG)が決定される。 この過少冷却Uはスイッチ回路4.3において冷却媒体・充填レベルの大きさとして次のように評価される。 即ち、Uが走行車のエンジン回転数nMに関係して変化する所定の値W1(絶対温度)
    より大きいとき(例えばU>1K)、冷却媒体・充填レベルが適正であると評価され、即ち冷却媒体回路が適正に充填されていると評価され、これに対してUが所定の値W1よりも小さいとき、冷却媒体・充填レベルが低すぎると評価され、即ち冷却媒体回路が十分に充填されていないと評価される。 しかしUがエンジン回転数nMに関係して変化する所定の値W2を超過したとき(例えばU>15K)、冷却媒体・充填レベルが高すぎると評価され、即ち冷却媒体回路が過剰に充填されていると評価される。 この評価の結果により、スイッチ装置4.3によって小さな過少充填の場合に運転手に対する警報器4.3.1が作動され、また大きな過少充填ないし過大充填の場合に冷却/冷房設備を遮断するためのスイッチ4.3.2が作動される。 これと無関係に評価は、スイッチ装置の診断記憶器4.3.3に欠陥信号としても記憶される。

    【0011】図3は、スイッチ装置4.3の記憶器4.
    3.4に記憶された値W1,W2がエンジン回転数の関数としてどのように変化する(W=f(nM))かを示している。 このような変化は有利である。 何故ならば、
    過少冷却計算が時間的に連続して行われ、即ち走行車の停止状態における無負荷回転数でしか行えない訳ではないからである。 図中において実線は値W1の限界線であり、破線は値W2の限界線である。 Uがこれらの限界線の間にあるとき、充填は適正である。 Uが限界線W2を超えているときは過大充填であり、Uが限界線W1を下回っているときは過少充填である。

    【0012】いま冷却設備の使用者により操作装置において時点t1で圧縮機1.1が投入されると(図2と関連して図1参照)、圧力および温度が時点t3(ないし時点t+5秒)から連続して測定される。 この時点は経験的に各冷却/冷房設備について決定しなければならず、原理的には、圧縮機の投入による圧力変動が沈静化する時点、即ち圧力信号が安定する時点に関係している。 この状態になったときに、第1の過少冷却の計算が時点t4(ないし時点t1+7秒)で行われ、続く過少冷却の計算が時点t5(ないし時点t4+3秒)、時点t6(ないし時点t5+3秒)・・・tn(ないし時点tn-1 +3秒)で行われる。 この測定および計算は有利には、冷却媒体の過少冷却が準安定状態(dU/dt┤
    一定)となるまで行われる。 圧縮機が新たに投入された場合ないし圧縮機連結信号が存在する場合にはじめてあらたに再び計算が行われる。

    【0013】その都度計算された過少冷却の評価が行われる時点tnも変更でき、これはそれぞれ経験的にその都度の冷却媒体回路の構成要素に合わせねばならない。

    【0014】圧縮機1.1が既に時点t4の前に再び遮断されているとき、過少冷却の計算は、時点t0即ち圧縮機が最後に遮断された時点における測定値が基礎とされる。

    【0015】これに対して冷却設備がECOプログラムで運転されるか又は圧縮機が走行車点火がオンにされた後でも運転しないとき、過少冷却の計算は行われない。

    【0016】センサの測定値の検出は一般に公知のA/
    D変換器の測定条件に応じて行われ、このために監視装置4の前置接続されたA/D変換器4.4において測定値がデジタル的にろ過される。 例えば古い測定値+実際の測定値を4で割り算し3倍にしたものが有効な測定値となり、これは減衰率が計算で設備に合わされているP
    TI素子(一次おくれ素子)に相応している。

    【0017】

    【発明の効果】本発明によれば、特に自動車の冷却設備における冷却媒体・充填レベルを簡単に監視でき、冷却設備の構成要素を最適に運転できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】監視装置を持った冷却設備のブロック図。

    【図2】過少冷却・計算に対する時間経過図。

    【図3】過少冷却を評価するための限界曲線図。

    【符号の説明】

    1 冷却設備 1.1 圧縮機 1.2 凝縮器 4.3.3 診断記憶器 4.3.4 記憶器

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