Dry compression vacuum pump with gas ballast

申请号 JP2001547466 申请日 2000-08-23 公开(公告)号 JP2003518228A 公开(公告)日 2003-06-03
申请人 ライボルト ヴァークウム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング; 发明人 ドライフェルト トーマス; シェーンボルン フランク; ヘルツェマー ミヒャエル; マイアー ユルゲン; アルント ルッツ;
摘要 (57)【要約】 乾式圧縮型 真空 ポンプであって、連続的または段階的な内部圧縮装置と、遮断弁(11)を備えたガスバラスト(8)とが設けられており、ガスバラスト(8)は追加的に逆止弁(12)を備えており、この逆止弁(12)はガスバラスト(8)を通る、ポンプ(1)から外側に向かうガスの流出を防止している。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 乾式圧縮型真空ポンプ(1)であって、連続的または段階的な内部圧縮装置と、遮断弁(11)を備えたガスバラスト(8)とが設けられている形式のものにおいて、 ガスバラスト(8)が追加的に逆止弁(12)を備えており、該逆止弁(12
    )が、ガスバラスト(8)を通るポンプ(1)から外側へのガスの流出を防止していることを特徴とする、乾式圧縮型真空ポンプ。 【請求項2】 ガスバラスト(8)が、追加的に逆止弁とは別の弁(13)
    を備えており、該弁(13)が、大気圧と、ポンプ側で前記弁(13)に接する圧力との間の差が調節された値を超えると、開放位置を占めるようになっている、請求項1記載のポンプ。 【請求項3】 当該ポンプが、ねじ形ポンプである、請求項1または2記載のポンプ。 【請求項4】 差圧弁(13)が、800mbarから1000mbar間での圧力差で、有利には900mbarの圧力差で開放するように、形成されている、請求項3記載のポンプ。 【請求項5】 当該ポンプが、多段式ピストン形真空ポンプである、請求項1または2記載のポンプ。 【請求項6】 ピストンに共通のクランク軸室(47)が配設されており、
    バラストガス供給が該クランク軸室(47)を介して行われるようになっている、請求項5記載のポンプ。 【請求項7】 ガスバラスト(8)が、最も下流側から2番目の段の出口を最も下流側の段の入口(57)と結合する管路に接続されている、請求項5または6記載のポンプ。 【請求項8】 差圧弁(13)が、500mbarから1000mbarまでの圧力差で、有利には800mbarの圧力差で開放するように、形成されている、請求項5から7までのいずれか1項記載のポンプ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 本発明は、乾式圧縮型真空ポンプであって、連続的または段階的な圧縮装置とガスバラストとが設けられている形式のものに関する。 【0002】 内部圧縮装置を備えた乾式圧縮型真空ポンプとは、単数または複数の吸込室が油から解放されており、吸込室容積が連続的または段階的にポンプ入口から出口にかけて次第に減少するような各真空ポンプと理解される。 たとえば連続的に減少する吸込室容積を有する乾式圧縮型真空ポンプは、ねじ形通路を備えたねじ形真空ポンプであり、そのねじ形通路のピッチおよび/または深さおよび/または幅は連続的に入口から出口にかけて減少している。 たとえば段階的に減少する容積を有する内部圧縮装置を備えた乾式圧縮型真空ポンプは、多段式のクロー形真空ポンプ、ルーツ形真空ポンプまたはピストン形真空ポンプであり、この場合吸込室または圧縮室の容積は段階ごとに減少している。 ねじ形真空ポンプでは、ねじ形通路の特性を段階的に変化させて形成することも公知である。 【0003】 乾式圧縮型真空ポンプは、原則として有害毒性のガス、極めて高価なガスまたは爆発性のガスを搬送する必要のある場合の適用例(たとえば半導体製作)で使用される。 【0004】 既に述べたような形式の乾式圧縮型真空ポンプでは、出口側の領域における凝縮を回避するために、ガスバラストを使用することが公知である。 したがってガスバラストは出口領域に設けられた単数または複数の吸込室に供給される。 【0005】 ここで該当する形式の乾式圧縮型真空ポンプは、多くの場合内部圧縮作用によって、出口側の領域に、吸込圧だけではなく大気圧をもはっきりと超え得るような圧を有している。 このことはバイパス弁が使用される場合でも当てはまる。
    なぜならばこのような弁は制限された横断面に基づいて大きなガス流を絞るからである。 該当する形式の真空ポンプでは、運転段階において、ガスバラスト弁の開放状態で駆動されると、ポンプから搬送されるガスは吸込室から大気に到達するようになる。 【0006】 したがって本発明の課題は、冒頭で述べたような形式のガスバラストを備えた真空ポンプを改良し、ガスの流出のリスクがもはや存在しないものを提供することである。 さらにガスバラスト運転によってポンプの駆動モータが追加的に負荷されない、という構成の達成が望まれている。 【0007】 この課題は、請求項1の特徴部に記載した構成手段を有する装置によって解決される。 【0008】 ガスバラストの構成部材が逆止弁を有していることによって、ポンプから搬送されるガスがガスバラストを介して外側へ到達しない、ということを保証することができる。 【0009】 有利には、追加的に差圧弁が設けられており、この差圧弁によってバラストガス流入は所定の圧力差以上でしか可能でない。 このような構成手段によって、差圧弁によって設定された圧力を下回る圧力が真空ポンプに存在する場合しか、ガスバラスト流入が行われない、ということを保証することができる。 これによって、流入するバラストガスによる不必要なポンプの負荷を回避することができる。 【0010】 本発明の別の利点および詳細は、図1から図5に示された以下の実施例の説明から明らかである。 【0011】 図1のポンプ1は、入口5から出口6にかけて減少する吸込室容積を有する段2,3,4を備えている。 出口側の下流側から2番目の段と最も下流側の段との間に、本発明に基づいて形成されたガスバラスト8が接続されており、このガスバラスト8は、バラストガス供給管路9において、任意の順序で配置された遮断弁11と逆止弁12と差圧弁13とを備えている。 【0012】 ガス遮断弁11によって、公知の形式でガスバラスト運転を接続または遮断することができる。 逆止弁12は、ポンプ1に搬送されるガスが管路9を通って流出するのを防止するように、組み込まれている。 差圧弁13は次のように作用する、すなわち、バラストガス流入領域における圧力が差圧弁によって設定された圧力を下回る場合しか、遮断弁11の開放状態で、バラストガスがポンプ1に流入しないように作用する。 【0013】 図2には、直接真空ポンプ1のケーシング15に装着されたガスバラスト8の1実施例が示されている。 このガスバラスト8はケーシング16を備えており、
    ケーシング16はねじ17によって真空ポンプ1に取り付けられている。 ねじ1
    7は、バラストガスの供給に役立つ通路18にねじ込まれていて、かつねじ込み領域においてシャフト中空室19を備えており、このシャフト中空室19は側方の開口21を介してケーシング16の内室22と接続されている。 中空室19に逆止弁12が設けられている。 この逆止弁12は球23(たとえばエラストマから成る)と座24(たとえば鋼から成る)とばね25とから成っており、ばね2
    5は閉鎖位置に向かって作用する。 【0014】 前記逆止弁12は差圧弁13の機能も有している。 所望の差圧は、閉鎖ばね2
    5の設計を介して特定することができる。 【0015】 円筒形に形成されたケーシング16の内室22は側方の開口27を備えている。 ケーシング16を取り囲む、回動可能なスリーブ28は、図示の位置で開口2
    7に対して同心的な貫通孔29を備えている。 スリーブ28の回動によって、ガスバラスト供給路の開閉が行われる。 【0016】 図3には、ねじ原理に基づく、乾式圧縮型真空ポンプ1のロータ31,32が示されている。 入口および出口は矢印34,35で概略的に示されている。 ロータ31,32のねじ形通路は、ねじ山ウェブの次第に減少するピッチと次第に減少する幅とを有している。 出口の近くには、ガスバラスト8を介してガスバラスト供給部が設けられてる。 【0017】 有利には、ねじ形真空ポンプは際だった内部圧縮作用で運転されるので、駆動モータの最大エネルギ消費は、300mbarの吸込圧で生じる。 このような吸込圧の際には、バラストガスの供給は必要でない。 なぜならば一般的に高いポンプ温度では凝縮が回避されるからである。 それにもかかわらずこの運転状態でバラストガスが搬送されるとすると、その結果として追加的なエネルギ消費が生じ、つまり追加的なモータエネルギを蓄える必要がある。 したがって有利には、比較的高い圧力差で初めてガスバラスト供給を行うことができるように、差圧弁1
    3が設定される。 たとえば差圧弁の開放圧が900mbarである場合、ガスバラストは約100mbarの圧力(大気圧マイナス900mbar)で初めて流入することができる。 この運転状態では、最大モータ出力はもはや必要でないので、ガスバラストのために大きなモータ出力を組み込む必要がない。 【0018】 図4および図5には、多段式ピストンポンプとして形成された、乾式圧縮型真空ポンプの1実施例が(図4では部分的に)示されている。 吸込室ケーシング部分41,42には、円筒形の吸込室43,44,45,46が存在する。 ケーシング部分41,42の間には、クランク軸室47が存在し、そのケーシングは符号48で示されている。 ピストン51,52,53,54は、それぞれ段を有していて、かつ8つのポンプ室を形成しており、これらのポンプ室は部分的に並列接続されているので、図示のポンプは次第に減少する容積を有する4つのポンプ段を備えている。 入口は符号55で、出口は符号56で示されている。 このような形式の真空ポンプは、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19634519号明細書で詳しく記載されている。 最も下流側に配置されたリング状のポンプ室は、
    図示の真空ポンプの下流側の最後の段を形成する。 その入口は符号57で、出口は符号58で示されている。 【0019】 図4の実施例では、ガスバラスト供給は、下流側から2番目のポンプ段の出口と最も下流側のポンプ段の入口57との間の接続管路に行われる。 この接続管路にガスバラスト8が接続されている。 【0020】 図5の実施例では、ドイツ連邦共和国特許第19709206号明細書から公知のように、クランク軸室47を介してガスバラスト供給が行われる。 【0021】 最も下流側のポンプ段の入口57は、管路59を介してクランク軸室47と接続されている。 その開口は吸込室に近いバラストガス入口61を形成する。 その開口はクランク軸ケーシング48の一方の端面の近くに位置する。 クランク軸ケーシング48の、反対側の領域には、ガスバラスト入口または洗浄ガス入口8が存在する。 ガス入口8を介して流入するガスによって、クランク軸室47が洗浄され、かつ/またはクランク軸室内において負圧が維持される。 【0022】 ピストン形真空ポンプでは、クランクケーシング47における圧力がポンプ室における圧力に対して適合することが重要である。 クランクケーシングに高い圧力(たとえば大気圧)が作用し、作業室43,44,45,46に真空が作用する場合、特に弱い始動モーメントを有する交流モータを使用すると、ピストン真空ポンプの始動は困難である。 このようなことは、ポンプが、受給器(Rezipien
    t;受容体)の真空化された状態で停止し、開放されたガスバラスト8を介してクランクケーシング47に流入が行われる場合に、生じる。 しかしながらガスバラスト供給路がある圧力差を超えて初めて開放される場合、ポンプの停止時にもクランクケーシングに負圧を維持することができる。 たとえば差圧弁によって予め設定された圧力差が600mbarである場合、ガスバラスト8の開放状態ではクランクケーシング室47は単に約400mbar(大気圧マイナス600m
    bar)の圧力までで通気される。 【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明のガスバラストを備えた多段式ポンプを示す概略図である。 【図2】 ガスバラストの1実施例を示す詳細図である。 【図3】 内側圧縮作用を有するねじポンプのロータを示す図である。 【図4】 多段式ピストン形真空ポンプの実施例を示す図である。 【図5】 多段式ピストン形真空ポンプの実施例を示す図である。 【符号の説明】 1 ポンプ、 2,3,4 段、 5 入口、 6 出口、 8 ガスバラスト、 9 バラストガス供給管路、 11 遮断弁、 12 逆止弁、 13
    差圧弁、 16 ケーシング、 17 ねじ、 18 通路、 19 シャフト中空室、 21 開口、 22 内室、 23 球、 24 座、 25 ばね、 27 開口、 28 スリーブ、 29 貫通孔、 31,32 ロータ、
    34 入口、 35 出口、 41,42 吸込室ケーシング部分、 43,
    44,45,46 吸込室、 47 クランク軸室、 48 ケーシング、 5
    1,52,53,54 ピストン、 55 入口、 56 出口、 57 入口、 58 出口、 59 管路、 61 バラストガス入口

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ドライフェルト ドイツ連邦共和国 ケルン アム ヴァル トパルク 13 (72)発明者 ミヒャエル ヘルツェマー ドイツ連邦共和国 ベルクハイム 3 イ ム ラウラント 88 (72)発明者 ユルゲン マイアー ドイツ連邦共和国 プールハイム ヨルデ ヴェーク 22 (72)発明者 フランク シェーンボルン ドイツ連邦共和国 ケルン イム ヴァイ デンカンプ 9 Fターム(参考) 3H029 AA03 AA24 AB06 BB43 BB49 BB53 CC15 CC25

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