Nacelle cooling system of a wind turbine

申请号 JP2011524914 申请日 2009-09-01 公开(公告)号 JP2012501401A 公开(公告)日 2012-01-19
申请人 ドゥサン ヘヴィー インダストリーズ アンド コンストラクション カンパニー リミテッド; 发明人 ヒョン イ,ジン; ギュ イ,ビョン; イル キム,ジョン; テ キム,ヒョン; ポ パク,ジョン;
摘要 風 力 タービンのナセル冷却システムが提供される。 開示された風力タービンのナセル冷却システムは、前記ナセル内部に設けられる少なくとも一つ以上の発熱装置をそれぞれ取り囲むように配置される冷却ブロックと、前記冷却ブロックに連結されて冷却剤(coolant)を流動させ得る流動管路と、前記流動管路と連結されて前記ナセルの外部側面に配置される第1の熱交換器、および前記ナセル内部から発生する熱を吸収して前記ナセル外部へ放出させ得る第2の熱交換器とを含み、前記第1の熱交換器と第2の熱交換器とは、前記ナセルが外部から密閉されるように構成されることを特徴とする。 本発明は、海上条件で風力タービンのナセルを稼働させる場合に外部の塩分から前記ナセルを完全に遮断させることによって、タービン設備の腐食による性能低下を防止できる効果がある。
权利要求
  • 増速機と発電機とを具備して風力発電を行うナセルと、前記増速機と機械的に連結されるブレードと、前記ナセルがその上端に配置されるタワーとを具備する風力タービンのナセル冷却システムにおいて、
    前記ナセルの内部に設けられる少なくとも一つ以上の発熱装置をそれぞれ取り囲むように配置される冷却ブロックと、
    前記冷却ブロックに連結されて冷却剤を流動させ得る流動管路と、
    前記流動管路と連結されて前記ナセルの外部側面またはナセルの後端に配置される第1の熱交換器と、
    前記ナセルの内部から発生する熱を吸収して前記ナセルの外部へ放出させ得る第2の熱交換器とを含み、
    前記第1の熱交換器と第2の熱交換器とは、前記ナセルが外部から密閉されるように構成されることを特徴とする風力タービンのナセル冷却システム。
  • 前記発熱装置は、発電機、増速機、インバータのうち、いずれか一つ以上であることを特徴とする、請求項1に記載の風力タービンのナセル冷却システム。
  • 前記第1の熱交換器は、前記流動管路を介して流動される冷却剤を外部の空気と熱交換させることを特徴とする、請求項2に記載の風力タービンのナセル冷却システム。
  • 前記第2の熱交換器は、ダクト、発熱部材、熱伝達媒体を具備し、
    前記熱伝達媒体は、内部の冷媒を介してナセル内部の熱を外部へ排出することを特徴とする、請求項3に記載の風力タービンのナセル冷却システム。
  • 前記熱伝達媒体は、ヒートパイプ熱交換器であることを特徴とする、請求項4に記載の風力タービンのナセル冷却システム。
  • 前記第2の熱交換器は、ダクトの一端にファンをさらに具備し、
    前記ファンは、強制的に空気を前記ダクトの内部側に流入するようにすることを特徴とする、請求項4に記載の風力タービンのナセル冷却システム。
  • 说明书全文

    本発明は、風タービンのナセル冷却システムに関し、より詳細には風力タービンにおいて、発電機(generator)、増速機(gear box)、インバータなどが具備されているナセルの効率的な冷却のための風力タービンのナセル冷却システムに関する。

    風力発電システムは、風による運動エネルギーを電気的エネルギーに変換できるように構成されるシステムであって、設けられる環境条件に応じて陸上用(onshore)と海上用(offshore)に区分され得る。

    図1は、一般的な風力タービンシステムの構造を示す概略図である。 図1を参照して風力タービンシステムの作動を概略的に説明すると下記の通りである。

    先ず、タワー40を、堅固な地盤50上に、コンクリート構造物などを用いて立て、その上にナセル20を配置する。 ナセル20の内部には、増速機22、発電機24、インバータ、トランスフォーマなどが具備される。 前記増速機22には、ハブと主軸とを介してブレード30が連結固定される。 風によって低速で回転するブレード30は、増速機22を介して1500rpm以上の高速で運動エネルギーを発生させ、発電機24は、前記運動エネルギーを電気エネルギーに変化させる。 発電機24で生産された電気は、インバータで整流されて転送される。

    風力発電において、前記規則的なエネルギーの変換は、熱の形態で損失が発生する。 発電機で運動エネルギーを電気エネルギーに変化させる過程と、駆動ラインの増速機においてもギアなどの摩擦などによって損失が発生する。 また、インバータ、トランスフォーマなどのような整流装置においても損失による熱が発生する可能性がある。

    ナセル内では、各装置を連結するパワーケーブル、コントロールキャビネット、パワーサプライにおいても熱損失が発生する場合には、熱損失は、さらに増加する恐れがある問題がある。

    一方、従来の陸上風力発電システムのうちで発電容量が小さくて相対的にナセル内部の発熱が小さい場合には、外部空気をナセルの内部に引き込んで発電機の内部を冷却することができたが、海上用の場合は、発電機、増速機、インバータなどを海上条件で使用する場合に、外部空気に塩分が含まれているため、腐食による損傷を受ける問題点がある。

    本発明は、前記のような問題点を解決するためのものであって、本発明の目的は、海上条件で使用される風力発電システムにおいて、ナセルを外部から遮断させた状態で前記ナセル内部の空気を冷却することができるように冷却システムを効率的に構成することによって、ナセルを塩分から保護すると同時に風力発電システムの効率を高めるようにする風力タービンのナセル冷却システムを提供することにある。

    前記の目的を達成するための本発明による風力タービンのナセル冷却システムは、前記ナセルの内部に設けられる少なくとも一つ以上の発熱装置をそれぞれ取り囲むように配置される冷却ブロックと、前記冷却ブロックに連結されて冷却剤を流動させ得る流動管路と、前記流動管路と連結されて前記ナセルの外部側面またはナセルの後端に配置される第1の熱交換器、および前記ナセルの内部から発生する熱を吸収して前記ナセルの外部へ放出させ得る第2の熱交換器とを含み、前記第1の熱交換器と第2の熱交換器とは、前記ナセルが外部から密閉されるように構成されることを特徴とする。

    前記発熱装置は、発電機、増速機、インバータであり得る。

    ここで、第1の熱交換器は、前記流動管路を介して流動される冷却剤を空気と熱交換させ得る。

    また、前記第2の熱交換器は、ダクト、発熱部材、熱伝達媒体を具備し、前記熱伝達媒体は、内部の冷媒を介してナセル内部の熱を外部へ排出することができる。

    好ましくは、前記熱伝達媒体は、ヒートパイプ熱交換器であり得る。

    さらに、前記第2の熱交換器は、ダクトの一端にファンをさらに具備し、前記ファンは、強制的に空気を前記ダクトの内部側に流入させ得る。

    前記において、冷却ブロックは、内部に冷却剤が流動され得るチャンネルが形成され、前記チャンネルは、ジグザグの形態で連続して配置され得る。

    本発明によれば、海上条件での風力タービンのナセルを稼働させる場合に、外部の塩分から前記ナセル内部の主要機器を完全に遮断させることによって、風力タービンの主要機器の、腐食による性能低下を防止することができる。

    また、本発明によれば、ナセル内の高発熱装置は、冷方式で一体化して冷却し、その他の低発熱装置に対しては空冷方式で冷却することによって、効率的な立体冷却が具現されるようにできる。

    一般的な風力タービンの構造を示す概略図である。

    本発明による風力タービンのナセル冷却システムを示す構成図である。

    コントローラーと、温度感知センサーと、送風ファンと、圧力計との関係を示した図である。

    本発明の前記のような目的、特徴および他のメリットなどは、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明することによって、更に明らかになるだろう。 以下、添付された図面を参照して本発明の実施例による風力タービンのナセル冷却システムを詳細に説明することにする。

    図2は、本発明による風力タービンのナセル冷却システムを示す構成図であり、図3は、コントローラーと、温度感知センサーと、送風ファンと、圧力計との関係を示す図である。 以下、図2と図3に応じて本発明の一実施例による風力タービンのナセル冷却システムについて説明する。

    風力タービン100は、タワー101、ナセル110、ブレード102を具備する。 ナセル110は、タワー101の上端に配置されて固定される。 タワー101は、鋼材中空型式で形成されることができ、多段になった円筒形の部材を、クレーンを用いて高く築造することができる。 ブレード102は、ナセル110内部の増速機120に連結されることによって、ブレード102に発生する運動エネルギーを電気的なエネルギーに変換可能になる。

    ブレード102は、ハブ104に終端が嵌合されて結合され、ハブ104は、主軸106に連結される。 主軸106は、ナセル110内部の増速機120に回転可能に締結されることによって、ブレード102と増速機120の連結構造が完成される。

    以下、風力タービンのナセル冷却システムについて述べる。 ナセル110は、増速機120と、発電機130と、インバータ140と、コントロールキャビネット108とを具備する。 増速機120は、伝動軸125を介して発電機130に高速の回転運動エネルギーを伝達する。 発電機130は、その内部に伝動軸125に連結固定されたロータ(図示せず)およびステータ(図示せず)が具備され、前記ロータがステータの周りで高速回転することによって、電気を発生させるようになる。 インバータ140は、発電機130に誘導された電気エネルギーから不純なノイズなどを除去することができるようにする。

    増速機120の外部面を取り囲むように冷却ブロック172が提供される。 冷却ブロック172は、内部に冷却剤が流動され得るチャンネル(図示せず)が形成され、前記チャンネルは、ジグザグの形態で連続して配置され得る。 増速機120に対するのと類似した形態で、発電機130とインバータ140とに対して冷却ブロック174、176、178が提供され得る。 冷却ブロック170は、内部に冷却剤が流動され得るチャンネルが形成され、前記チャンネルは、ジグザグ形態で連続して配置され、冷却効率を高めるように形成され得る。 冷却ブロック172は、発熱装置などから発生した熱を吸収し、冷却剤で熱を排出すべきであるので、熱伝導性が優れた金属材質から形成されるのが好ましい。

    前記冷却ブロック170は、流動管路160に連通可能に連結される。 流動管路160は、それぞれの冷却ブロック170から熱が吸収された冷却剤を第1の熱交換器162に移動させて熱交換ができるようにする。 流動管路160は、冷却剤が内部で流れながら熱がナセル110の内部に浸透できないように断熱材質で形成されるのが好ましい。 前記冷却剤は、コストと冷却効果とを考慮する時、水が好ましいが、冷却効率を高めるためにはその他にオイルやガスも適用することができる。

    流動管路160には、圧力計165およびバルブ(図示せず)が設けられ得るが、前記圧力計165は、流動管路160に流れる冷却剤の圧力をセンシングして電気的に連結されたコントローラー180に伝達することになり、コントローラー180は、バルブを選択的に開閉することによって、流動管路160に過度な圧力がかからないように制御する。

    前記第1の熱交換器162は、ナセル110の外部側面または後端に設けられ、空気流入のため第1の送風ファン164がその一側端に装着される。 第1の熱交換器162は、ナセル110の外部に設けられることによって、ナセル110の空間活用度を高めることができ、熱交換を介して発生する不要な廃熱がナセル110の内部に流入することを未然に防止することができる。

    冷却ブロック170は、一つの流動管路160を介して熱交換ができることとして説明しているが、各装置の熱容量およびナセル内部空間の余裕を考慮して、別に構成された流動路を確保することもできる。

    ナセル冷却システムは、ナセル110の内部から発生する熱を、空気を媒介体として吸収し、ナセル110の外部へ放出させ得る第2の熱交換器150を具備する。 第2の熱交換器150は、コントロールキャビネット108、パワーサプライ、パワーケーブルなどの、発電機に直接接続されていないが発熱をする部品によって温度が上昇した空気を冷却することができるように構成される。

    第2の熱交換器150は、ダクト151、155と、発熱部材154と、熱伝達媒体152とを具備する。 第1のダクト151は、ナセル110の内部に位置して熱い空気が流入できるようにし、第2の送風ファン153は、第1のダクト151への空気の強制流入を誘導する役割を果たす。 第2のダクト155は、ナセル110の外部に位置して冷却空気が流入できるようにし、第3の送風ファン156は、第2のダクト155への冷却空気の強制流入を誘導する役割を果たす。

    ダクト151、155のそれぞれの一側端には、発熱部材154が一定間隔を置いて空気の流入方向に並んで配置され得る。 発熱部材154を横切る方向に熱伝達媒体152が一定間隔を維持したまま配置される。 熱伝達媒体152は、ヒートパイプからなり得る。

    熱伝達媒体152は、内部に含有された冷媒を介してナセル110内部の熱を第1のダクト151から受けてナセル110の外部へ放出する。 すなわち、まず、第1のダクト151に流入した高温空気から、ナセル110の内部に位置した発熱部材154が熱を吸収して熱伝達媒体152に提供する。 その後、熱伝達媒体152を介して伝えられてきた熱が、次に、ナセル110の外部に位置した発熱部材154に吸収され、この状態で、外部空気を加えて冷却がなされる。

    第1の熱交換器162に連結される流動管路160には、コントローラー180に電気的に連結された温度センサー166が装着され得るが、温度センサー166は、流動管路160を介して流入する冷却剤の温度をセンシングしてその結果をコントローラー180に送信する。 コントローラー180は、予め設定された基準値とセンシングされた温度データとを比較して第1の送風ファン164の回転速度を調節する。 前記過程を介して発熱量が少ない場合には、結果的に熱交換容量が減ることになるので、第1の送風ファン164を制御し、低速で回転させて不要な騒音および動力の無駄遣いを最小化することができる。 同様の方法で、第2の熱交換器150に装着されるダクト151、155の内部にも温度センサーが装着され、送風ファン153、156の回転速度を制御することができる。

    前記のように、熱交換器150、162は、密閉構造をなしているナセル110と隔離される冷却体系を有しているので、熱交換器150、162から発生した廃熱が再びナセル110の内部に流入する問題を事前に防止する。 また、海上で風力タービンを稼働させる場合に、ナセル110の内部にある主要機器が外部の塩分によって性能低下することを防止することができる。

    以上で説明した内容を介して当業者ならば、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で様々な変更および修正が可能であることが分かるだろう。 したがって、本発明の技術的範囲は、明細書の詳細な説明に記載された内容で限定されるものではなく、特許請求の範囲によって決められなければならないだろう。

    本発明は、風力タービンのナセル冷却システムに関するものであって、風力タービンに有用に適用され得る。

    100 風力タービンのナセル冷却システム101 タワー102 ブレード104 ハブ(Hub)
    106 主軸(Main shaft)
    108 コントロールキャビネット110 ナセル120 増速機130 発電機140 インバータ150 第2の熱交換器152 熱伝達媒体153、156 送風ファン157 発熱部材160 流動管路162 第1の熱交換器170 冷却ブロック180 コントローラー

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