Piping of buried pipe

申请号 JP4386088 申请日 1988-02-26 公开(公告)号 JPH06100061B2 公开(公告)日 1994-12-12
申请人 株式会社昭和螺旋管製作所; 发明人 勇 佐々木;
摘要
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】水道管あるいはガス管等を地中に埋設する配管方法であって、 配管経路の一端側に設置された掘削推進機により推進されるツーリングパイプを、配管経路の他端側へ向けて貫通し配管用横穴を掘削する工程と、 配管用横穴を貫通したツーリングパイプの先端に、蛇腹部が一定間隔毎に多数設けられた長尺の屈曲自在な金属製埋設管を供給して、掘削推進機によるツーリングパイプの引き戻し作業と同時に上記金属製埋設管を上記配管用横穴を掘削する方向とは逆方向に配設用横穴内へ引き込み配管する工程と、 よりなることを特徴とする埋設管の配管方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 《発明の分野》 この発明は、道管あるいはガス管等を地中に埋設する配管方法に関する。

    《従来技術とその問題点》 従来、水道管あるいはガス管等を地中に埋設管として配管する場合、例えば地中に埋設されている本管から分岐して宅地内等の各目的地まで引き込むような場合、一般的には、配管始点となる本管から配管終点となる各目的地までの配管経路の地面を掘り起こし、掘り起こされた溝内に配管を行なうとともに、配管後に再び土を戻して埋設するいわゆるオープンカット方式により行なわれている。

    しかしながら、このようなオープンカット方式は、上記したように配管始点から配管終点までの配管路全体を掘り起こし、配管後は土を戻して元の状態に修復しなければならないため、工事に多くの人手と時間を要し、採算性が悪く効率よく工事が行なえないという問題点がある。

    また、工事中は車等が走行できないために交通渋滞の原因となり、交通事情を著しく悪化させるという問題点もある。

    さらに、近年は道路の舗装化に伴って一般大通りのみならず宅地内の狭い路地まで舗装されていることが多く、
    このため多くの舗装箇所を掘り崩さなければならないので、オープンカット方式を採用した場合には一層工事の採算性が悪くなるという問題点も生じている。

    しかして、低コストに工事を行なうことができるとともに、工事のスピードアップが図れる埋設管の配管方法が望まれている。

    《発明の目的》 この発明は、上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、水道管あるいはガス管等を地中に埋設して配管する場合に、従来一般に行なわれているオープンカット方式によらず、しかも少ない人手で低コストに工事を行なうことができるとともに、工事のスピードアップ化を図ることができる埋設管の配管方法を提供することにある。

    《発明の構成と効果》 この発明は、上記の目的を達成するために、水道管あるいはガス管等を地中に埋設する配管方法であって、 配管経路の一端側に設置された掘削推進機により推進されるツーリングパイプを、配管経路の他端側へ向けて貫通し配管用横穴を掘削する工程と、 配管用横穴を貫通したツーリングパイプの先端に、蛇腹部が一定間隔毎に多数設けられた長尺の屈曲自在な金属製埋設管を供給して、掘削推進機によるツーリングパイプの引き戻し作業と同時に上記金属製埋設管を上記配管用横穴を掘削する方向とは逆方向に配設用横穴内へ引き込み配管する工程と、 よりなることを特徴とする。

    すなわち、この発明によれば、従来のようにオープンカット方式によらずに配管工事が行なえるので、配管経路に沿って地面を掘り起こす作業がなく、低コストに工事を行なうことができるとともに、工事のスピードアップが図れ、さらに交通渋滞を引き起こすことがない。

    また、屈曲可能なエンドレス状の金属製埋設管を用いるため該金属製埋設管を現場で接続する必要がなくなるとともに、ツーリングパイプの引き抜きと同時に配管用横穴へ引き込み挿通するので、配管工事の作業性が著しく向上する。

    さらに、金属製埋設管は屈曲自在な蛇腹部が一定間隔毎に多数設けられており可撓性を有するので、配管後においても車の通過による震動や地震等の震動を吸収することができるため安全性に優れる等の効果を有する。

    《実施例の説明》 以下、この発明に係る配管方法を図面に基づき説明する。

    なお、配管経路は一例として図面に示すように、道路の一端側に埋設されている水道用本管A側を配管始点とし、舗装された道路の下を通って他端側である配管終点へ配管する場合を示す。

    第1の工程は、配管経路2の一端側2aに設置された掘削推進機4によりツーリングパイプ7a…を推進し、配管経路2の他端側2bへ向けて貫通し配管用横穴7を掘削する工程である。

    この工程は、配管経路2を決定するという前段の工程に基づいて行なわれるが、通常前段の工程では、図面に示すように配管始点2aおよび配管終点2bに作業に必要な深さを有する縦・横1.5m×0.8mあるいは1.8m×1.0mの縦穴が掘られる。

    この縦穴は、後述するように掘削推進機4により金属製埋設管1を地中に貫通する作業用のものであるから、配管始点2aあるいは配管終点2bが直接露呈しており、そのままの状態で作業が行なえるような場合は縦穴を掘る必要がなく、掘削推進機が作業を行なえるように調節して設置すればよい。

    また、掘削推進機4は、掘削箇所の土壌の硬度を示すN
    値,掘削穴の径と長さ等により適した機種が選択されるが、一般的には図に示すように、油圧装置5と、加圧により進退するツーリングパイプ7a…の押し出し用ツーリング6aを備える推進機本体6とより構成されている。

    なお、掘削推進機4の構造は従来公知であるためその詳細説明は省略をする。

    上記金属製埋設管1よりも大径に形成されたツーリングパイプ7a…は、第2図に示すように、第1のツーリングパイプ7aがその後端を推進機本体6のシリンダ6a先端に嵌合し、かつ直線状に推進されるべくツーリングガイド
    6bによりスライド自在に支持されている。

    次いで、このツーリングパイプ7aは、シリンダ6aのストローク一杯まで推進されて地中に打ち込まれる。

    その後、シリンダ6aは引き戻され、ツーリングパイプ7a
    はツーリングガイド6bに支持されたままの状態で残る。

    この状態で、第2のツーリングパイプ7bを、その先端を第1のツーリングパイプ7aの後端に連結するとともに、
    後端を引き戻されているシリンダ6aの先端に嵌合し、再びシリンダ6aの押し出しにより推進され地中へ打ち込まれる。

    ツーリングパイプ7a,7b同士の連結は、一般的にはツーリングパイプ7aの先端に設けられたメネジ部(図示略)
    とツーリングパイプ7bの先端に設けられたオネジ部10との螺合によって行なわれる。

    このようにして、第3,第4…のツーリングパイプ7c,7d
    …を順次連結し、地中への掘削推進を繰り返して第1のツーリングパイプ7aを配管始点2a側へ貫通させ、配管用横穴7を掘削する。

    次の工程は、第4図に示すように、配管用横穴7を貫通した第1のツーリングパイプ7aの先端に、蛇腹部1b…が一定間隔毎に多数設けられた屈曲自在な金属製埋設管1
    の一端を連結し、かつ掘削推進機4によるツーリングパイプ7a…の引き戻し作業と同時に、上記金属製埋設管1
    を配管用横穴7内へ引きこみ配管する工程である。

    この発明の実施に用いる金属製埋設管1は、図に示すように、一定間隔を隔てて多数の蛇腹部1b…が形成されたステンレス管が用いられる。

    このため、金属製埋設管1は繰り返しの屈曲作業によってもひび割れを生じたりすることはなく、また屈曲作業は人によって可能であるので、配管始点2a側の縦穴内へも容易に挿入することができ、ツーリングパイプ7aの先端と連結することができる。

    金属製埋設管1とツーリングパイプ7a…との連結は、第5図に示すように、金属製埋設管1の一端に袋ナット8
    を取り付け、ツーリングパイプ7aの先端に取り付けたアダプタ9のパイプチャック9aを連結して行なう等による。

    そして、推進機本体6のシリンダ6aを引き戻し動作にセットし、第5図に示すように最後部のツーリングパイプ
    7nの後端とシリンダ6aの先端を引き抜き金具10を介して連結し、ツーリングパイプ7…を配管用横穴7の掘削時とは反対に配管用横穴7内に引き戻す。

    このとき、ツーリングパイプ7n…の引き戻しと同時に金属製埋設管1は配管用横穴内へ引き込まれる。

    このように、順次ツーリングパイプ7n…を引き戻しつつ取り外すことにより、最終的に金属製埋設管1は配管用横穴7内に挿通されて配管される。

    金属製埋設管1が配管用横穴7内に挿通され配管された後、この金属製埋設管1は必要な曲げ加工等の処理が行なわれ、水道用本管Aおよび蛇口(図示略)等と接続され、また縦穴内には土が戻されて配管工事が終了する。

    なお、上記実施例にあっては、水道用本管A側を配管始点2aとし引き込み側を配管終点2bとした上で、配管終点
    2b側から配管始点2a側へ向けてツーリングパイプ7a…を推進するものとして説明したが、作業の都合上逆に行なってもよいことは勿論である。

    以上のように、本願発明にあっては、水道管あるいはガス管等を地中に埋設して配管するに当たり、掘削推進機によりツーリングパイプを順次連結しつつ地中へ推進し、配管経路に沿って貫通せしめて配管用横穴を掘削し、ツーリングパイプの引き戻し作業と同時にツーリングパイプに連結した屈曲自在な金属製埋設管を配管用横穴内に挿通し配管するものであるから、従来のようにオープンカット方式によらずに配管工事を行なうことができる。

    したがって、配管経路に沿って地面を掘り起こす作業がなく、少ない人数と時間により工事が行なえるので低コストに配管工事を行なうことができるとともに、工事のスピードアップが図れ、また交通渋滞を引き起こすこともない。

    また、屈曲可能な金属製埋設管を、ツーリングパイプの引き抜きと同時に配管用横穴内へ引き込み挿通するため、配管工事の作業性が著しく向上する。

    さらに、金属製埋設管は蛇腹部が一定間隔毎に多数設けられており可撓性を有するので、配管後においても車の通過による震動あるいは地震等による震動を吸収することができるため安全に優れる等の効果を有する。

    【図面の簡単な説明】

    第1図および第3図はこの発明の第1の工程を示す説明図、第2図は推進機本体によりツーリングパイプを地中へ推進する状態を示す説明図、第4図はこの発明の第2
    の工程を示す説明図、第5図は推進機本体によりツーリングパイプを引き戻す状態を示す説明図、第6図は本管より分岐された配管完成時の一部を示す図である。 1……金属製埋設管 2……配管経路 3……縦穴 4……掘削推進機 6a……シリンダ 7……配管用横穴 7a〜7n……ツーリングパイプ

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