Drilling tool for use in constructing large diameter pile, ventilating shaft and other similar mining structure

申请号 JP12658094 申请日 1994-06-08 公开(公告)号 JPH07139279A 公开(公告)日 1995-05-30
申请人 Trevi Spa; トレビ・ソシエタ・ペル・アチオニ; 发明人 DABIDE TOREBISANI;
摘要 PURPOSE: To drill even extremely hard rocks for large diameter piles, ventilating shafts or the like.
CONSTITUTION: This drilling tool is releasably mounted to a lower end of a rod string 20 of a drilling rig and includes a container 2 having a cylindrical or truncated-cone shape fitted at the lower end with a plurality of cutting tools or cutters 10 for crushing rock. The drilling tool 1 further includes a plate 3 for releasably retaining a plurality of modular elements 14 forming a load 13, and curved blades 9, which are located in the proximity of the cutting tools, adapted for conveying rock spalls into the container 2 through suitable apertures in a bottom of the container 2. The cutting tools are mounted to a plurality of radial plates 7 securely fixed in the proximity of the bottom edge of the container 2. The curved blades are welded to the edges of the radial plates 7.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 大径のパイル、通風シャフトおよび他の同様な鉱業建造物を建造する際に使用される岩石穿孔工具(1) であって、削岩機械(30)のロッドストリング(20)
    の下端に取り外し可能に取りつけられるようになっている岩石穿孔工具において、下端に岩石を破砕するための複数の切断工具またはカッター(10)が取りつけられたほぼ円筒形または截頭円錐形の形状を有する容器(2) を備え、さらに穿孔工具(1) は、荷重(13)を形成する複数の基本単位要素(14)を取り外し可能に保持するための支持手段(3) と、岩石破片を容器(2) の底部の適当な穴(8)
    を通して容器(2) の中へ搬送するようになっている、切断工具(10)の最も近くに位置しているすくい手段(9) とを備えたことを特徴とする岩石穿孔工具。
  • 【請求項2】 切断工具(10)は、容器(2) の底縁の最も近くに確実に固定された複数の放射板(7) に取りつけられ、前記板は工具(1) の軸線の周りに所定の角度で等しく間隔を置いていることにより板の間に岩石破片を引き込むための前記穴(8) が定められることを特徴とする請求項1の穿孔工具。
  • 【請求項3】 前記すくい手段(9) は、放射板(7) の縁に溶接された湾曲ブレードからなり、前記各ブレードのくぼみは穿孔工具(1) の回転方向に向かって配置されていることを特徴とする請求項1または2の穿孔工具。
  • 【請求項4】 切断工具(10)を支持する前記放射板(7)
    は穿孔工具(1) の中心軸線に向かって下方に傾斜していることを特徴とする請求項2の穿孔工具。
  • 【請求項5】 前記支持手段(3) は、容器(2) の頂部を閉じる板(3) からなり、この板(3) はロッド(20)に連結するためのソケット(4) に固定連結され、前記要素(14)
    は摺動するために中心孔を有しかつソケット(4) とロッド(20)により水平に保持されることを特徴とする請求項1の穿孔工具。
  • 【請求項6】 荷重(13)より上でロッド(20)の周りに組み立てることができる部分要素により形成された追加の荷重(18)を備えたことを特徴とする請求項1の穿孔工具。
  • 【請求項7】 容器(2) を周期的に空けるために圧力水を供給する入口ポートとして少なくとも一つの放射状に配置された孔(17)を有することを特徴とする請求項1の穿孔工具。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、大径のパイル、通風シャフトおよび他の同様な鉱業建造物を建造する際に使用される岩石穿孔工具に関する。

    【0002】

    【従来の技術】現在、大直径のパイル穿孔(すなわち、
    600 mmと2500 mm 内の範囲にわたる直径を有するパイル) の分野では、岩の多い土壌または岩盤が見出される所での穿孔作業はいくつかの大きな困難に遭遇する。 同じ困難は、パイルのベースのみを岩盤に固定しなければならない場合にも起こる。 ある場合には、上記の困難により、パイルをてぎわよくまたは仕事時間内に建造する可能性をひどくそこなうことがあり得る。

    【0003】周知の大直径のパイル穿孔方法や関連したジグおよび取付具は、ゆるい粘着のない種類の土壌(砂や砂利)または粘着土壌(粘土や沈泥)を穿孔するためにあまねく使われている。 せいぜい、これらの用具は、200 〜300 kg/cm 2 ( コンクリートの圧縮強さに匹敵する) を越えない圧縮強さを有することを特徴とするかなり薄い層の岩石を穿孔するために用いられる。

    【0004】大直径のパイルを穿孔する作業は、通常、
    回転機械に入れ子式の引き抜き可能なロッドを介して連結されたバケットまたはドリルからなる穿孔工具およびロータリーテーブルを備えた削岩機械を利用することにより実施される。 バケットやドリルは、ブレード、尖端またはボタンの形状の掘削歯を備えている。

    【0005】歯が土壌に貫入するために必要なスラストは、回転機械に加えられるプルダウンシステムにより与えられる。 バケットやドリルを回転機械に連結するロッドを形成する入れ子式要素は、工具に取り付けられた歯の貫入能力を増加させかつ緻密な種類の土壌やもろい岩石の穿孔ができるように修正されている。 それ故、ロッドに溶接されたストリップを用いる慣用のスラスト伝動摩擦システムは、ロッドを一緒にロックするための機械的なロックシステムにより置き換えられている。 また、
    いっそう強力な液圧プルダウンシステムが最近用いられている。

    【0006】これらの重要な改良にもかかわらず、一般に500 kg/cm 2以上の抵抗値を有する岩石を穿孔することができない。 しかも、前進速度は産業生産上の見地から満足ではない。

    【0007】現在、500 kg/cm 2を越える抵抗値を有する岩石にまたは厚い層の岩石に大直径のパイルを穿孔するために採用された解決は、大体全て、穿孔しなければならない区分を弱めるためのコアボーリング作業を含む。
    上記のコアボーリング作業は、一般に、バケットやドリルの代わりに取り付けられるコアバレルとして知られた一連の工具により実施される。 コアバレルは、パイルの外形を取り巻いてまたはパイルの直径よりいっそう小さい直径を有する円を辿って岩石に切り込みを与える。 この切り込みは、岩石が完全に破砕されるまで繰り返し持ち上げられて自由に落下させる穴あけビットにより岩石を破砕するために用いられる弱化部を形成する。 コアバレルは、回転歯(三つの円錐ローラ)または硬質金属インサートを備えている。 コアバレルの壁厚が減少していることにより硬い岩石に貫入することが可能になるが、
    コアバレルの同じ作業により孔の壁の安定性が損なわれる。

    【0008】簡潔に論じたように、岩石の穿孔は大直径のパイルの建造作業において大きな困難に出会うことが多い。 一般に、掘削の前進速度はゆるい土壌で約6 〜10
    m/hであるが、固体の岩石では0.5 〜1.5 m/h に減少する。

    【0009】大直径のトンネル掘削(3メートルから1
    2メートルまでの範囲にわたる直径)のような、パイル建造以外の土木工学のいくつかの分野では、非常に硬い岩石(1000 kg/cm 2を越える圧縮強さを有する) の穿孔は、掘削されるトンネルの直径に対応する直径の回転盤を備えた全区分穿孔機械を利用することにより可能になる。 円盤状ブレードのような適当なカッターが、回転運動中胸状部の実質的に全表面を覆うように回転円盤に取り付けられる。 回転円盤に加えられるスラストにより、
    前記円盤状カッターが胸状部表面を同心円に彫り、それによりカッターのくさび輪郭により形成されたとなりあう溝に対応して岩石を破砕する。 この方法は、硬質岩石において10〜15 m/hの前進速度になる。

    【0010】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、大直径のパイル、通風シャフトや他の同様な鉱業建造物のために非常に硬い岩石も穿孔できる岩石穿孔工具を提供することである。

    【0011】本発明の他の目的は、慣用の穿孔装置にこれらの装置を大幅に修正する必要もなく取り付けることができる穿孔工具を提供することである。 本発明のさらに他の目的は、補助の重りを付け加えるかまたは取り除くことにより強度の比較的高いまたは低い岩石を穿孔する作業に迅速に適合させることができる穿孔工具を提供することである。

    【0012】後で明らかになるこれらのおよび他の目的と利点を達成するには、大径のパイル、通風シャフトおよび他の同様な鉱業建造物を建造する際に使用される岩石穿孔工具であって、削岩機械のロッドストリングの下端に取り外し可能に取りつけられるようになっている岩石穿孔工具において、本発明により、下端に岩石を破砕するための複数の切断工具またはカッターが取りつけられたほぼ円筒形または截頭円錐形の形状を有する容器を備え、さらに穿孔工具は、荷重を形成する複数の基本単位要素を取り外し可能に保持するための支持手段と、岩石破片を容器の底部の適当な孔を通して容器の中へ搬送するようになっている、切断工具の最も近くに位置しているすくい手段とを備えるようにすればよい。

    【0013】

    【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明する。 始めに、図7に示した削岩機械の全体図を参照すると、参照数字1は、通風シャフトと大直径パイル築造のために岩石を穿孔するように設計された、本発明による穿孔工具を総括的に示す。 穿孔工具1は、削岩機械30の入れ子式ロッドストリング20の最下部に取りつけられている。 図面に一例を示してある種類の削岩機械は、限定するものであると考えてはならない。 なぜなら、本発明の穿孔工具と共に使用するのに適したどんな種類の削岩機械でも使用できるからである。 図7の例において、ロッド20は慣用のロータリーヘッド22により回転される。 ロータリーヘッド22は穿孔タワー2
    1に沿って垂直に移動可能であり、その穿孔タワー21
    は枢着された四辺形リンク仕掛け24、クローラートラクター23により輸送される。

    【0014】特に、図1、2および3を参照すると、本発明の工具1は形状がほぼ円筒形のまたは截頭円錐形の薄い肉厚の金属容器2からなる。 この容器2は上方に先細になっていて頂部が上板3に溶接され、上板3は、
    (図7に示した)ロータリーヘッド22につながる(図4に示した)入れ子式ロッド20に取りつけるための標準ソケット4に固定結合される。 管状部材5が容器2の中心に同軸に配置されている。 管状部材5は容器2よりわずかに長くかつその底端部分が円形板6(図3)に溶接されており、一方その上端部分がソケット4に溶接されている。 底の円形板6は、垂直軸線の周りに等しい度で配置された三つの放射状板またはブレード7により截頭円錐形容器2の下縁2aに確実に固定されている。
    円形板6は若干縁2aより下にあるので、放射板7はわずかに下方にかつ中心軸線に向かって傾斜している。

    【0015】三つの放射板7と容器の縁2aは、後でいっそう明らかになるように、三つの穴8を決定し、これらの穴8を通って破砕された岩石が容器2の内部へ搬送される。 破砕された岩石が容器2の中へ侵入するのを容易にする目的で、穿孔工具1には三つの下方の螺旋状湾曲ブレード9が取りつけられている。 各ブレード9は、
    穴8に隣接する放射板7の二つの半径方向縁のうちの一つに溶接されている。 ブレード9のくぼみが穿孔工具1
    の回転方向に、図2による反時計方向に面している。

    【0016】図4および5を参照すると、カッター10
    が板6および放射板7に取りつけられている。 カッター10はトンネルを掘るための穿孔機械で一般に用いられる種類の回転円盤であり、かつその数、種類(図4と5
    に示した一つまたは二つの切断円盤を有する)および直径が、穿孔すべき孔またはパイル直径に応じて変化し得る。 しかしながら、カッターは、それらの路が穿孔区分全体を一様に覆うように配置されている。 さらに、カッターは穿孔工具の垂直軸線と一致するスラストの中心になるように配列されている。 図6は、カッター10の切断部材12の切断路11を示す。 図示のように、路11
    は区分全体に一様に分配されている。 二つの隣接する間隔は、切断ピッチ、それ故岩石が小片に切られ破砕される大きさを表す。 岩石の破砕は、トンネルを掘るための全区分穿孔機械と同様に、回転円盤および隣接するカッテングの相互作用により起こる。 さらに、カッターは、
    穿孔工具がその軸線を中心として回転するときに最大の安定性を与えかつ穿孔された孔を垂直に維持するように傾斜板7に分配されている。

    【0017】図4を参照すると、貫入のために必要な適正なスラストをカッターに与えるために、板2を圧する所定の荷重13を設けなければならない。 荷重13は複数の積み重ねた基本単位要素14により構成され、これらの基本単位要素には、要素14を板2にナット16により確実に締めつけるボルト15を挿入するための孔が設けられている。 中心の孔(図示省略)が、ソケット4
    に連結されたロッド20に要素14を挿入するために荷重13を形成する各要素14に設けられている。

    【0018】要素14の数は、カッターに必要なスラストを与えることができる重量を有する荷重を形成するように選択される。 しかしながら、前記数は、穿孔工具が取りつけられる面上削岩機一式30(図7および8)の吊り上げ力と一致しなければならない。

    【0019】なお図4を参照すると、カッターにより破砕されている岩石破片が中空容器2の内側で湾曲ブレード9により負荷を受け、そこでは截頭円錐形の容器であるため岩石破片が詰め固められる。 岩石破片は、容器が充満して工具が引っ込められたときに、容器に点対称に設けられた入口孔17を通して圧力を供給することにより周期的に除くことができる。

    【0020】本発明の他の実施例(図示省略)によれば、傾斜した板組立体7には、前記板のうちの一つの板の外側の一方に位置するヒンジを取りつけて、周知の種類の土掘削バケットと同様に、傾斜させて容器2の底を開けることができる。

    【0021】図8を参照すると、荷重13に対応する重量より重い重量を加えなければならない場合には、追加の荷重18を取りつけることができる。 追加の荷重18
    は、穿孔工具1を支持するための入れ子式ロッド20の周りの部分要素に組み立てられるように設計されている。 補助的な担持ケーブル19が、追加の荷重18をロッドの底部にある荷重13の上に下ろすために用いられる。 担持ケーブル19は穿孔されたパイルを建造するためのあらゆる種類の削岩機械に通常設けられ、かつ入れ子式ロッド、荷重13および穿孔工具により形成された組立体を駆動するためのウインチと独立した別のウインチにより作用される。

    【0022】岩石穿孔が終わると、穿孔工具や荷重13
    を持ち上げる前に追加の荷重18を持ち上げて取り外す。 追加の荷重18を連結し、解放しそして再び連結するために用いられるシステムは、当業者にとって周知の種類のものであるので図面には示してない。

    【0023】

    【発明の効果】本発明によれば、面上削岩機械の安定性をそこなわずに、2500 kg/cm 2以上の抵抗を有する非常に硬い岩石に貫入するためにおよび2500 mm までの直径を有するパイルのために適合された重さの取り外し可能な荷重を加えることによりカッターに作用する重量を随意に増加させることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明による穿孔工具の正面図であり、いくつかの部品を例証の目的のために破断してある。

    【図2】図1の線II-II に沿って切断した水平横断面図である。

    【図3】図2の線III-III に沿って切断した部分垂直横断面図である。

    【図4】他の操作用具を備えた図1の工具の正面図である。

    【図5】図4の工具の底面図である。

    【図6】図4および5の穿孔工具の使用により得られた切断溝を示す図である。

    【図7】本発明による工具が取りつけられた削岩機械の側面図である。

    【図8】穿孔工具に他の用具が取りつけられている、図7と同様な図である。

    【符号の説明】

    1 岩石穿孔工具 2 容器 3 支持手段 4 ソケット 7 放射板 8 穴 9 すくい手段 10 カッター 13 荷重 14 基本単位要素 17 孔 18 荷重 20 ロッドストリング 30 削岩機械

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