Drill pipe fittings

申请号 JP17495285 申请日 1985-08-08 公开(公告)号 JPH0643792B2 公开(公告)日 1994-06-08
申请人 コンパニー フランセーズ デ ペトロール; 发明人 ANDORE DOREAN; JIYOOJI FUERUMAA;
摘要
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】垂直軸に沿って、長い本体の内部に軸孔を備え、継手をドリルパイプ内に接続するためのネジ接続手段をそれぞれの自由端に備えた上方円筒状部、下方円筒状部及び中間円筒状部からなるドリルパイプ継手であって、前記ドリルパイプ継手の中間円筒状部(4)の外径が上方円筒状部(2)及び下方円筒状部(3)の外径より大きくなっており、前記ドリルパイプ継手の上方円筒状部(2)と前記中間円筒状部との接続部に上方接続面(11)を設け、中間円筒状部(4)には少なくとも3つの切り込み(12,13,14)があって、それぞれの切り込みは前記上方接続面(11)と軸孔(5)の中に開いており、円筒状に相互に等しい間隔で配置され、下方端が該軸孔(5)内に開口し、上方端がノズル(23)で終っており、垂直に上方に延びる内部通路(21)を備えた取り付け部材(15,16,17)
    が、それぞれの切り込み内に挿入されていて、該ノズルは該上方接続面の上で、該中間円筒状部の外径と該上方円筒状部の外径の間の直径上に位置していて、それにより、該内部通路(21)を通ってそれた掘削液の一部が中間円筒状部と油井の壁の間に形成された円形部分に垂直に上方に向かう方向で噴出されることを特徴とするドリルパイプ継手。
  • 【請求項2】上方接続面(11)が硬質材料の補強物(27)であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のドリルパイプ継手。
  • 【請求項3】中間円筒状部(4)が螺旋状の溝(33)
    を備えた円筒状表面を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のドリルパイプ継手。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は、循環が失われた領域を通る油井の掘削に関するものである。

    従来技術 掘削ツールに負荷を与えると共にそれを回転駆動するドリルパイプの下端に取付けられた掘削ツールを用いた油井の掘削では、掘削ツールがドリルパイプ内の孔を介して掘削液を受入れ、掘削液の目的は一時且つ同時に、掘削ツールを冷却し、カット面を洗浄し、油井とドリルパイプ間の環状空間を介して岩屑を地表へ運ぶことにある。

    発明が解決しようとする問題点 しかし、油井が循環の喪失領域を通るときは、掘削液の流れを減少させねばならず、掘削液の地表への戻り循環が妨げられるか完全に損なわれるため、掘削液本来の目的が得られなくなってしまう。 これは、掘削作業の速度を落し、もはや掘削液と接触していない油井壁部分の劣化を生じる危険がある。

    発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明によれば、、垂直軸に沿って細長く、軸孔を内部に備え、更に継手をドリルパイプに接続するためのネジ接続手段をそれぞれの自由端に備えたほぼ円筒状の上方及び下方部と、外径が上部の外径より大きく、上方部への接続部に上面を与える中間大径部とを備えて成るドリルパイプ継手であって、中間部が少くとも3つの切込みを備え、各切込みが上面及び軸孔へ延びると共に、円周に沿って相互に等しい間隔で分布され、下方端が軸孔に開口し且つ上方端がノズルに終端する上向きの内部通路を備えた取付部材のそれぞれが各切込み内に挿入されており、上記ノズルが中間部の外径と上方部の外径の間の直径上に位置したことを特徴とするドリルパイプ継手が提供される。

    使用時、中間部の外径は掘削する油井の直径より小さく選択され、掘削液は上記内部通路で第1の流れと第2の流れに分割され、第1の流れは通常の経路を辿り、ドリルパイプ内を下降し、掘削ツールを経た後、油井とドリルパイプの間の環状空間内を上昇する一方、第2の流れは上記内部通路に入り、油井の壁を侵食することなく環状空間内を直接上昇する。

    本発明は、添付の図面を参照し例示としてのみ与える実施例の以下の詳しい説明から充分に理解されるであろう。

    実施例 第1図において、ドリルパイプ継手は、上方円筒状部2、下方円筒状部3及び中間円筒状部4から成る単一本体1と、軸孔5とで構成されている。 円筒状と記した上記各部は、ほぼ円筒状でも、わずかに円錐状でもよい。
    上方及び下方円筒状部2,3はそれぞれの自由端にネジ山6,7を備え、これらネジ山6,7は各々雌ネジと雄ネジで、第3図に示すようにドリルパイプ継手の上方部8と下方部9の間に接続可能としている。 ドリルパイプ継手の中間円筒状部4の外径は、ドリルパイプ継手の上方円筒状部2及び下方円筒状部3の外径より大きい。 一例として、上下両円筒状部2,3の外径は20.3cm、
    中間円筒状部4の外径は28.6cmとし得る。 中間円筒状部の上縁周に形成された上端縁10が上方接続面11
    によって上方円筒状部2に接続され、上方接続面11は図示のごとくほぼ円錐台状で、その端縁10が外周を形成する。

    中間円筒状部4と上方接続面11には、第2図に示すごとく、円周に沿い等度間隔で分布された3つの切欠き12,13,14が形成してある。 処理鋼製の取外し可能な取付部材15,16,17が上記切欠きに導入され、各取付部材は少くとも1本のピンで保持されている。 図示例では、2本のピン18,19が設けられ、これらのピンは各取付部材と中間円筒状部4の一致孔内に挿入され、第2図に示したネジ20等によって固定保持される。

    各取付部材は第1図に示すようにその内部を貫通する内部通路21を有し、該内部通路21は軸孔5に開口した下方入口22から上方出口23へと垂直に延びている。
    上方出口23はノズルを備え、上方円筒状部2と中間円筒状部4の各外径の中間直径位置で垂直方向を向いている。 各ノズル23は通路21中に位置されたタングステンカーバイド製の変換可能部材から成り、シール及び保持用サークリップで周知の方法によって設けられる。 中間円筒状部4と各取付部材15,16,17の間には、
    シール24が設けてある。 中間円筒状部4と各取付部材間の液密接続を容易に行なえるように、各取付部材1
    5,16,17の部分25と各切欠き12,13,14
    の軸孔5に面し上記部分25を受入れる部分は円筒状に形成されている。 動作中ネジ26によって閉じられるネジの切り孔が、取付部材15,16,17の位置決めと抜出しを容易化する。 従って摩滅した場合には、単一本体1をそのままに保持しながら、取付部材15,16,
    17だけでなくノズル23も交換できる。

    取付部材15,16,17が中間部4の円筒状面を設けられているが、円錐台状の上方接続面11によって形成される接続的に開口凹部を残している。 これらの開口は、上方接続面11のほぼ半径方向内側に延びた端縁間に位置する。 これらの端縁がノズル23を保護する。 また、上方接続面11はドリルパイプ継手の上昇中に一定の掘削を可能にするため、タングステンカーバイト等硬質材料製の補強物27とし、切欠き12,13,14を形成した残りの端縁10上と、ドリルパイプの回転方向に応じて前端を形成する上記各開口の端縁上に設けられる。

    第3図に、掘削ツール30を支持するドリル支持29上方でドリルパイプに取付けられた継手1を示す。 掘削ツールは、壁に循環喪失領域32を含む油井31を掘削するものとして示してある。 掘削液の循環は矢印で示されている。

    継手1は、循環喪失領域32の上方に配置される。 同領域に近いほどその作用は有効だが、その領域を横切ってはいけない。 従って、ドリルパイプが領域32に接近したら、ドリルパイプを引上げ、継手1をもっと高い位置へ取付へ直す必要がある。 この引上作業は、掘削ツールが最終的な掘削レベルに達しケーシングを設置できるようになるまで、必要に応じて何回も行なわれる。 継手1
    と掘削ツール間の距離は一般に、150m以上である。

    中間円筒状部4の外径が28.6cmである継手1は、例えば直径44.3cmの油井に適する。 同じ継手1はもっと細い油井、例えば直径31.1cmの油井にも使えるが、その場合には中間円筒状部4の円筒状表面に第1図に示すごとき溝33等のラセン溝を形成した継手1を用い、油井と中間部4の間を掘削液が容易に通過できるようにするのが好ましい。

    発明の効果 上記のドリルパイプ継手は、逸れた流れを止める為のノズルを備えた中間大径部を設け、ノズルが垂直方向に向いているため、掘削液の噴流が油井の壁に与える有害な作用を防止すると共に、掘削液の平常循環を維持したまま、掘削作業の速度を落すことなく循環喪失領域を通過できることが認められた。 これまで全く予期されなかったこの結果は、内部通路で生じる負圧効果と、中間円筒状部上方における掘削液の循環速度の加速によって生じる岩屑の巻込み効果との組合せで説明できる一方、本発明のドリルパイプ継手を設けないと、循環喪失領域の存在によって掘削液内に掘削岩屑が堆積し、その結果環状空間内における静圧が上昇する。 更に、中間円筒状部が広がっているため、本発明のドリルパイプ継手は油井孔内におけるロッド索のスタビライザとしても機能する。

    又、中間円筒状部の上面に硬質材料製の補強物を設けるとによって、本ドリルパイプ継手はドリルパイプの引上げ時に上向きに作用するドリルとしても使え、ドリルパイプが油井孔内で引掛り動かなくなるのを防止できる。

    以上述べたように、循環喪失領域の上方でドリルパイプに設けることにより、この領域の通過を容易とし且つ前述の欠点を回避できるドリルパイプ継手が得られる。

    【図面の簡単な説明】

    第1図は本発明によるドリルパイプ継手の実施例を示す軸方向半断面、半正面図; 第2図は第1図のドリルパイプ継手の拡大した部分断面平面図;及び 第3図は掘削中の油井内に下降されたドリルパイプに挿着された第1図の継手の垂直断面図である。 <符号の説明> 1……本体(継手)、2……上方部、3……下方部、4
    ……中間大径部、5……軸孔、6,7……ネジ接続手段、10……外周端縁、11……上面、12,13,1
    4……切欠き、15,16,17……取付部材、21…
    …内部通路、22……内部通路下方端、23……ノズル、27,28……補強物、33……ラセン状溝。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許2765146(US,A) 英国特許2127466(GB,A)

    QQ群二维码
    意见反馈