Apparatus and method for latching sliding closure

申请号 JP31382791 申请日 1991-10-31 公开(公告)号 JPH06341258A 公开(公告)日 1994-12-13
申请人 Andersen Corp; アンダーセン・コーポレーション; 发明人 DEIBITSUDO DEII PURAMAA;
摘要 PURPOSE: To improve degree of tight closure between windows, so as to prevent the intrusion of winds and rains into a room by slidably attaching a semicylindrical member having a spiral body to a latch arm which is turned, when a handle, etc., is operated and further closing the clearance between the doors b turning the handle after locking.
CONSTITUTION: A latch arm 14 is engaged with the projecting section 12 of a protector 6 installed to the frame 11 of another window through turning of the arm 14 by operating the lever handle 40 of a locking device installed to the frame of a sliding window, etc. When the handle 40 is further turned after locking, semicylindrical members 18 and 19 provided with a spiral body 21 slide on a base member 20, close the clearance between the frame of the sliding door, etc., and the frame 11, and compress a packing material attached between both window frames. Therefore, the degree of tight closure between windows is improved, and the penetration of winds and rains into a room through the clearance can be surely prevented.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 (a)ベース部材と、 (b)ベース部材に付着された円筒の少なくとも一部分と、 (c)円筒の一部分の表面に沿って形成された軌道と、 (d)円筒の一部分の表面に滑動可能なように係合された別の部分的円筒の表面と、 (e)部分的円筒の表面の部分内に形成され、円筒の一部分上に形成された軌道に係合する整合軌道セグメントと、 (f)ベース部材の並進運動が掛け金を並進運動の方向に対して平行な軸の周りに回転させるように部分的円筒の表面に付着された掛け金とを具備する掛け金機構。
  • 【請求項2】 ベース部材の並進運動を単一の軸に抑制するように構成されたハウジングをさらに具備する請求項1記載の掛け金装置。
  • 【請求項3】 ハウジングが部分的円筒の表面をベース部材の並進運動の軸の周りの回転に制限する請求項2記載の掛け金装置。
  • 【請求項4】 (a)ベース部材と、 (b)ベース部材に付着された円筒の少なくとも一部分と、 (c)円筒の一部分の表面に沿って形成され、約 180゜の円弧を通る螺旋形尾根状体として形成された軌道と、 (d)円筒の一部分の表面に滑動可能なように係合された別の部分的円筒の表面と、 (e)部分的円筒の表面の部分内に形成され、円筒の一部分上に形成された軌道に係合する整合軌道セグメントと、 (f)ベース部材の並進運動が掛け金を並進運動の方向に対して平行な軸の周りに回転させるように部分的円筒の表面に付着された掛け金と、 (g)ベース部材の並進運動を単一の軸に抑制するように構成され、部分的円筒の表面をベース部材の並進運動の軸の周りの回転に制限するハウジングとを具備する掛け金機構。
  • 【請求項5】 部分的円筒の部分上の整合軌道が螺旋形溝として形成される請求項4記載の掛け金装置。
  • 【請求項6】 上部部材と底部部材と側部部材とを有して形成されており、その側部部材は上部部材と底部部材との間で支持され、その上部部材および底部部材はそれぞれ部分的円筒に付着される請求項5記載の掛け金装置。
  • 【請求項7】 側部部材はベース部材の並進運動の軸にほぼ並列である請求項6記載の掛け金装置。
  • 【請求項8】 側部部材は少なくとも1つの傾斜のある表面を有するように形成されており、その傾斜のある表面は掛け金が保護器に係合する過程の間に保護器部材に沿った運動を容易にするように構成されている請求項7
    記載の掛け金装置。
  • 【請求項9】 掛け金側部部材は少なくとも第1および第2の表面をさらに具備しており、第1の表面は傾斜のある表面に隣接し、第2の表面は傾斜のある表面の別の部分に隣接し、ここで第1および第2の表面は保護器部材の異なった表面に整合するように適合されている請求項8記載の掛け金装置。
  • 【請求項10】 掛け金側部部材の第1および第2の表面はほぼ直交する関係に指向されている請求項9記載の掛け金装置。
  • 【請求項11】 操作者による入力刺激をベース部材の並進運動に変換するために前記ベース部材に有効に接続される操作者によって活勢化される手段をさらに具備する請求項1記載の掛け金装置。
  • 【請求項12】 ベース部材はさらに空洞を具備し、その空洞は回転部材を受容するために適合され、その回転部材はその回転によってベース部材を軸に沿って並進させるように空洞の表面の部分に係合する請求項10記載の掛け金装置。
  • 【請求項13】 (a)第1の閉鎖パネルにきっちりと付着された保護器部材と、 (b)第2の閉鎖パネルに装着されており、その回転運動によって保護器部材が2つの相互に直交する軸に沿って並進するように押しやられるように掛け金と保護器部材とを係合させる揺動する掛け金とを具備する滑動閉鎖物締着装置。
  • 【請求項14】 (a)第1の閉鎖パネルにきっちりと付着された保護器部材と、 (b)第2の閉鎖パネルに装着されており、その回転運動によって保護器部材が2つの相互に直交する軸に沿って並進するように押しやられるように掛け金と保護器部材とを係合させる揺動する掛け金と、 (c)掛け金がそれにきっちりと付着されており他の2
    つの軸に相互に直交する軸の周りで回転するように制限された部分的円筒の表面部材、を具備する滑動閉鎖物締着装置。
  • 【請求項15】 部分的円筒の表面部材が滑動できるようにそれに係合しており、部分的円筒の表面部材の回転軸に沿った線状運動に制限されている並進をするベース部材をさらに具備する請求項14記載の閉鎖物装置。
  • 【請求項16】 ベース部材は半円筒部材を具備しており、その半円筒部材は部分的円筒の表面部材と一緒に係合するように形成される請求項14記載の閉鎖物装置。
  • 【請求項17】 半円筒部材が螺旋形尾根状体をさらに具備しており、その螺旋形尾根状体は 180゜の円弧にわたりおよびその半円筒部材のほぼ全長に沿って延在する請求項15記載の閉鎖物装置。
  • 【請求項18】 部分的円筒の表面部材がさらに螺旋形溝を具備しており、その螺旋形溝は半円筒部材の螺旋形尾根状体に係合するように協調的に成型された請求項16
    記載の閉鎖物装置。
  • 【請求項19】 部分的円筒の表面部材を半円筒部材の周囲で回転するように制限するように協調的に成型されたハウジングをさらに具備する請求項17記載の閉鎖物装置。
  • 【請求項20】 (a)第1の滑動閉鎖パネルの上に保護器部材を装着することと、 (b)前記保護器部材と一緒に整列している第2の滑動閉鎖パネルの上に揺動掛け金を装着することと、 (c)前記保護器部材と共に係合するように前記揺動掛け金を回転させ、ここで前記掛け金の回転は同時に2つの相互に直交する軸に沿って前記保護器部材に並進力を伝えることとを含む一緒に働いて滑動閉鎖パネルを締着する方法。
  • 【請求項21】 (a)第1の閉鎖部材と、 (b)第2の閉鎖部材と、 (c)前記第1および前記第2の閉鎖部材を一般に互いに間隔をおいて平行な関係に一緒に装着するためのもので、前記第2の閉鎖部材が前記第1の閉鎖部材に相関して長手方向に可動であるフレーム手段と、 (d)前記第1の閉鎖部材上に装着された保護器と、 (e)前記保護器と一緒に整列するために、前記保護器と回転可能なように係合するために、2つの相互に直交する軸に沿って前記保護器部材に並進力を同時に伝えるような方法で、前記第2の閉鎖部材に装着された揺動掛け金手段とを具備する滑動閉鎖物装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は一般に引き戸或いは引き窓を締着するための掛け金機構に、および特に窓或いは戸をその連結される脇柱内に締着させそれと共にその相互の密閉を向上させるために2つの直交する軸に沿って同時にを加える掛け金機構に関する。

    【0002】

    【従来の技術】数々の機構は、窓、戸或いは他の可動閉鎖パネルを締着し一方でその閉鎖部材を必要に応じて容易に再度開放することができるようにするために工夫されてきた。 多数のこのような装置は、回転するおよび並進する両構成要素を具備する掛け金機構によって達成され得る二つの運動の利点を認めてきた。

    【0003】例えばCarsonによる米国特許第 261,998号明細書は、螺旋形溝を有する円筒がその螺旋形溝に係合する外向きに突き出た止め金具を有するプレートに隣接してその中で回転するサッシホルダを開示している。 プレートは窓枠上に装着され、一方回転円筒はサッシ上に装着される。 円筒が回転するにつれて、止め金具はその円筒に係合しそして力を円筒に伝え、円筒をその長手方向の軸に沿って並進させ、それによって窓サッシを適所に固定する。

    【0004】Fischer 等による米国特許第 1,286,857号明細書は、ドア上に装着された通常の外観のドアノブを有するドア掛け金を開示している。 しかし、ドアノブを回転させて掛け金を解除するというよりむしろ、戸を通過し掛け金に係合するシャフトに接続されるドアノブの中央に小さな指プレートが配置される。 長手方向のシャフト上の螺旋形リブはシャフトを回転させ、そしてそれによって指プレートが押されるときに掛け金を解除する。

    【0005】Eastman による米国特許第 2,128,405号明細書は、直交する軸の周りを回動する2つの部材を利用する窓密閉装置を開示している。 その部材の内の一方は、他方の回動部材の一部を形成する突出部に係合するカム型スロットを有するハンドルである。 カム型スロットを備えたハンドルが回されるとき、そのカム型スロットは第2の回転部材をその軸の周りに回動させるように突出部を偏らせ、それによって窓サッシ内の特別に設計された細長い窪みに係合或いはそれから解放する。

    【0006】Mummendey による米国特許第 3,179,454号明細書は、サッシが窓枠に沿った中間の位置で固定されることができるサッシ固定装置を開示している。 1対の傾斜のある表面は指部がその中を移動する螺旋形溝を形成しており、その指部は回転可能なシャフトに取着されている。 傾斜のある表面は、回転シャフトの長手方向の軸に並列に動かされ得るハンドルにきっちりと取着されている。

    【0007】Crain による米国特許第 3,560,037号明細書は、ガイド部材を有するアクチュエータによって並進される掛け金要素を開示している。 ガイド部材は、掛け金要素の表面内の孔の中でおよびそのガイド部材の両側部に配置された第1および第2のカム部材に沿って滑動する。 掛け金要素フランジ上の第1および第2の伸張部は第1および第2のカム部材の傾斜のついた表面に滑動できるように係合し、結果としてアクチュエータの移動に対して垂直な方向で掛け金要素を並進させる。

    【0008】Weinerman 等による米国特許第 4,679,835
    号明細書は、中心軸に沿って本体を通して形成された通路と本体の前後の端部部分を通る開口部とを有するキャビネット掛け金を開示している。 第1の動作要素は本体の通路の前部端部部分内で回転するために軸受け支持され、そして本体の通路の後部端部部分から突き出た部分を有する軸部は爪を保持する。 1方向回転する第1の操作要素の1/2回転は、掛けられていない位置から掛けられる位置へ中心軸の周りで1/4回転分回転することによって、および掛けられた位置から掛けられたクランプ位置へ中心軸に沿って軸上で並進することによって、
    爪を連続して動かす。 螺旋形溝を有する円筒要素によって並進運動が行われる。

    【0009】

    【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術の構造はどれも、1つ或いは複数の移動部材を有する実際の引き窓或いは引き戸設備に生じる安全性および耐風雨密閉性の二つの問題を適切に解決しない。 引き窓或いは引き戸がその閉鎖位置にあるとき、掛け金装置は理想的には窓或いは戸をその連結される枠の脇柱に向けて2
    方向で押すべきである。 まず、窓或いは戸のパネル部材が枠の最端部或いは側部脇柱に沿って適切に着座するように、その連結される窓或いは戸のパネルから離れて、
    そのパネルが移動する際の平滑動ラインに沿って押されるべきである。 さらに、窓或いは戸部材はそれらの滑動運動の方向に対して垂直な第2の水平方向へ一緒になるように引き寄せられて、パネルが閉じられ固定された位置で締着されるときに目詰め或いは他の密閉部材が窓或いは戸のパネル表面に均一に係合されなければならない。 理想的にはこのような掛け金の操作は、手によって容易に達成される単純な1行程運動によって為されるべきである。 このような操作者の動きは一般に、ハンドルの単純な線状のまたは円弧状のストロークか或いは操作ノブの回転ねじりかを含む。 窓或いは戸のパネル上の望ましい力は結局は本来的に並進運動を必要とするので、
    最初に操作者が開始した運動を2つの直交する水平方向に沿った並進運動に変換するであろう掛け金装置が必要とされる。 本発明は操作が単純なこのような操作者のための機構を提供し、ほとんど操作者の労力は必要とせず、結果としてそれらの連結される枠内で引き窓或いは引き戸の優れた密閉係合を生じさせる。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】したがって本発明は、並進して閉鎖する力が2つの直交する水平軸に沿ってパネルに同時に加えられるように一緒に働く閉鎖パネルを締着するための方法および装置を提供する。 掛け金装置は3つの本来的な機能を有する。 すなわち操作者が開始した運動はまず垂直並進運動に変換され、次に垂直軸の周りでの回転運動に変換され、次に2つの直交する水平軸に沿って閉鎖部材へと並進力を加える掛け金を操作することである。

    【0011】本発明の一態様によって、(a)第1の閉鎖パネルにきっちりと付着された保護器部材と、(b)
    その回転運動によって掛け金と保護器部材との係合が保護器部材を2つの相互に直交する軸に沿って並進するように押しやるような方法で、第2の閉鎖パネルに装着された揺動する掛け金とを有する滑動閉鎖物締着装置が提供される。 好ましい構造の閉鎖物締着装置は掛け金がそれに対して付着される部分的円筒の表面部材を具備しており、ここで部分的円筒の表面部材は他の2つの直交する並進力の軸と相互に直交している軸の周りで回転するように構成されている。

    【0012】本発明の第2の態様によって、(a)ベース部材と、(b)ベース部材に付着された円筒の少なくとも一部分と、(c)円筒部分の表面に沿って形成された軌道と、(d)円筒部分の表面に一緒に滑動可能なように係合された別の部分的円筒の表面と、(e)部分的円筒の表面の部分内に形成され、円筒部分の表面上の軌道に係合する軌道に整合するセグメントと、(f)ベース部材の並進運動が掛け金を並進運動の方向に対して平行な軸の周りで回転するように部分的円筒の表面に付着された掛け金とを有する掛け金機構が提供される。

    【0013】本発明のさらに別の態様によって、(a)
    第1の滑動閉鎖パネルの上に保護器部材を装着することと、(b)保護器部材と一緒に整列している第2の滑動閉鎖パネルの上に揺動掛け金を装着することと、(c)
    前記保護器部材と共に係合するように前記揺動掛け金を回転させ、ここでその掛け金の回転が同時に2つの相互に直交する軸に沿って前記保護器部材に並進力を伝えることとを含む一緒に滑動閉鎖パネルを締着する方法が提供される。

    【0014】本発明のさらに別の態様によると、(a)
    第1の閉鎖部材と、(b)第2の閉鎖部材と、(c)前記第1および第2の閉鎖部材を一般に互いに間隔をおいた平行な関係に一緒に装着するためのもので、前記第2
    の閉鎖部材が前記第1の閉鎖部材に関して長手方向に可動であるフレーム手段と、(d)前記第1の閉鎖部材上に装着された保護器と、(e)前記保護器と一緒に整列するために、前記保護器と回転可能なように係合するために、2つの相互に直交する軸に沿って前記保護器部材に並進力を同時に伝えるような方法で、前記第2の閉鎖部材に装着された揺動掛け金手段とを具備する滑動閉鎖物装置が提供される。

    【0015】本発明の好ましい実施例は引きガラス窓の操作に関連して記載されるであろうが、このような記載は本発明の掛け金機構のための使用の応用の一例を示すためにのみ意図されていることが理解されるであろう。
    本発明の請求項記載の操作の原理は引き窓または引き戸の構造に関連して限定されず、或いはいかなる特定の構造の引き窓或いは引き戸に対しても限定されない。 本発明は、枠部材に相関して動きそしてこのような枠部材を通して選択的に開く或いは閉じるアクセスをするために操作される滑動閉鎖パネル部材に関連して一般に適用される。 同様に、本発明は多くの滑動パネル部材を有する引き窓或いは引き戸構造に関して記載されるであろうが、本発明の原理は単一の可動閉鎖部材が使用されるような構造において使用するためにも十分に等しく適用される。 さらに本発明の好ましい実施例が滑動閉鎖部材の操作の際の使用に関して記載されるが、その使用は滑動閉鎖部材での使用に限定される必要はなく、長手方向の滑動運動以外が可能である可動閉鎖部材においてはたぶん使用可能である。 さらに本発明の好ましい実施例は、
    ここで請求項に記載された以外の、特定の材料および形の相互作用する可動構成要素に関して記載されるであろうが、本発明はこのような材料或いは部品の構造に限定されるのではない。 本発明のこれらのおよび他の変形例は、本発明のより詳細な記載に基いて当業者に明白になるであろう。

    【0016】

    【実施例】一般に図1に見られるように、通常の引きガラス戸或いは引き窓1が示されている。 このような引き窓および引き戸装置は技術的に十分知られており、ここでは非常に詳細には記載されない。 このような構造に対してより深い理解が望まれる場合には、1990年12月11日に特許され本発明と共通の譲受人であるAndersen Corpo
    rationに譲渡された引き窓装置およびその方法に対する米国特許第 4,976,066号明細書を参照されたい。 米国特許第 4,976,066号明細書の開示がいかにして本発明が引き窓或いは引き戸構造と組合わせで働くかということを完全に記載することが適切であることに拡張するために、このような特許は本明細書の一部を形成したとしてもここに完全に引例によって組込まれている。 このような構造の窓或いは戸は通常2つのサッシ或いはパネル部分を有している。 それらはすなわち、可動或いは固定され得る第1のパネル2、および完成された窓或いは戸1
    を一緒に形成する第2の可動或いは滑動パネル3である。 前後参照された米国特許第 4,976,066号明細書は“窓”の構造を記載しているので、記載を簡略化するため本明細書の残りの部分は“窓”の構造としての図1の構造をいうが、本発明の原理は一般に“閉鎖物”の構造に適用することが理解される。

    【0017】好ましい実施例では、パネル2は軌道4に沿って長手方向に滑動する。 軌道4は、パネル3がその中で滑動する別の軌道(図示されない)に平行であり且つそれに隣接して位置する。 好ましい実施例では窓パネル2および3は、ガラス板“G”がその中に装着されている外側サッシ部材11および17を有する。 容易に認められるように窓枠5は、窓枠5と窓1のパネル2および3
    との間に耐風雨性密閉を形成するために設計された目詰め、密閉材或いは他の材料によって裏打ちされ、取り囲まれ或いは別な具合に被覆された窓1の滑動パネル2および3に突き当たる内部部分を有し得る。 目詰め材料の部分は窓パネル自身に装着されるか或いはそれと一体化した部分を形成し、そして窓パネル2および3が枠5に相対的に動かされるときにそれらと共に滑動することができる。 技術において十分知られているように、窓パネルが“閉じた”位置に配置されるときにもし窓パネル、
    軌道および枠の間にきっちりとした接触或いは圧縮関係が存在しないならば、目詰めはその密閉の目的を果たすことができない。

    【0018】本発明の掛け金装置は図1に図示されている。 ここで掛け金装置は通常引き窓1装置に関連して位置付けられるので、下記により詳細に示されるように窓パネル2および3の両者を有効に係合し且つ掛け金で閉められるであろう。

    【0019】図2を参照すると、改善された掛け金装置が拡大されて詳細に示されている。 掛け金装置は保護器6を具備する。 保護器6は、その後部壁9を通って開けられた穴7および8を通る適切にねじを切られた固定具によって窓パネル2に装着されるように示されている。
    保護器6は通常窓パネル2のサッシ内に凹部を設けられているので、保護器6の前部すなわち操作性の目に見える表面10は窓パネル2の露出された外部表面と同一表面にあり、そして保護器の後部壁9は隠されるかすなわち窓パネルの外部表面から後ろに間隔をおかれる。 その代わり、保護器装置6は窓パネル2のサッシ11内に一体化して形成され得る。 好ましい実施例では、保護器6はその側壁13から外向きに延在する小さなプレートすなわち突出部12を有するように形成されるので、後部壁9と突出部12との間には限定された空間があり、それによって保護器6の後部壁9から干渉されることなく掛け金が突出部12と係合するのを可能にする。 方形プレートが突出部12として示されるとしても、突出部は、下記でより明白になるであろうように、整合掛け金装置によって把握されることができるであろういかなる形状或いは構造をも有し得る。

    【0020】図2および図6を参照すると、掛け金装置の可動操作部分が示されている。 掛け金アーム14は矢印
    16によって示された方向で回転運動を行うことができるようにハウジング15内に閉じ込められている。 ハウジング15は窓パネル3にきっちりと付着されそして窓パネル2の保護器6に対して掛け金部材14は一緒にそれと係合するために保護器突出部12と向かい合うように整列されている。 ハウジング15はパネル3のサッシ17にきっちりと付着されるか或いはそのサッシまたはパネル部材の一部分とに一体に形成されることができ、そして図3、図4および図5に示されるようなサッシの外部表面に関連して装着される。 ハウジング15の中には、1/2円筒部材18が滑動できるように閉じ込められており、その1/
    2円筒部材18はほぼ平面のベース部材20に取着された1
    /2円筒19を具備するように一体化して形成されている。 螺旋形尾根状体21は半円筒19の表面の長手方向の長さほぼ全体に沿って延在しており、その端部22および23
    (図5)は平面ベース部材20の表面で終端している。 また平面ベース部材20の中には歯車凹部24が形成されている。 歯車凹部24は、外歯車ハブ33の歯29,30,31および32
    を一緒に整合して受容するように形成された段階刻み2
    5,26,27および28を具備している。 歯車および歯車凹部は、下記により詳細に記載されるように、操作ハンドルの操作者による回転運動を駆動装置ベース部材20に対する長手方向の駆動運動に変換するために爪およびラチェット構造を一緒に形成する。 しかし、本発明の掛け金装置の操作は操作者による“回転”の入力を必要とすることに限定されるように解釈されるべきではないことに注目すべきである。 駆動装置ベース部材20の長手方向の動きは、例えば操作ハンドルの操作者による線状の或いは円弧状の動きによって等しく効果を与えられ得るが、その場合は歯車凹部24および歯車ハブ33の爪およびラチェット装置は、受容される操作者の入力刺激のタイプに適した操作力並進手段によって置換される。

    【0021】掛け金部材14は、水平部材35および36によって支持された垂直かんぬき桟部材34を有するように形成されている。 水平部材35および36は部分的円筒37に付着されるか或いはそれと一体化して形成されている。 部分的円筒37は好ましい実施例では20゜と60゜との間の度の円弧を包含している。 部分的円筒37の中に、1/2
    円筒部材19の螺旋形尾根状体21を一緒に働くように受容するように協調的に形成された螺旋形溝38が形成されている。 操作において、螺旋形溝38は螺旋形尾根状体21に沿って連続してまたがっており、そして部分的円筒37は一緒に働くように1/2円筒部材19の外部表面に沿って係合しそしてまたがっている。 平面ベース部材20はハウジング15によって長手方向運動を行うためにそのハウジングの凹部39内に滑動できるように閉じ込められている。

    【0022】図2に示されるように、操作ハンドル40は好ましい実施例ではシャフト41(図5)に取着されているので、ハンドル40の回転によって歯車ハブ33は凹部24
    内で回転させられる。 歯車29乃至32が凹部24内の段25乃至28に係合しているので、ハンドル40の回転によって平面駆動部材20は長手(垂直)方向で並進させられる。 図2に示されるように、矢印42によって示された方向でのハンドル40の回転は平面駆動部材20を矢印43によって示された方向へ垂直に並進させる。 このような動きに応答して、溝38内に支えられている尾根状体21は部分的円筒
    37を1/2円筒19の表面に沿って動かさせ、それによって掛け金部材14を矢印16によって示された方向で回転させる。 逆に、矢印42によって示されたのと反対の方向にハンドル40を回転運動させることによって、平面駆動部材20を矢印44によって示された方向で長手方向に下向きに動かさせ、それによって掛け金部材14を矢印16によって示されたのと反対の方向に回転させるであろう。

    【0023】この独特の構造の特別な利点は、図3、図4および図5を参照することによって最も良く認められるであろう。 図3では、掛け金部材14は図2に示されたような位置に対応した“開放”位置で示されている。 垂直かんぬき桟34は、1対の対置された平らな側部表面46
    および47で終端する原則的に傾斜した表面45を有して示されている。 部材34の表面47は表面46に対してほぼ直交して位置している。 引き窓部材の通常の装備の際、窓パネル2および3を互いに対して動かすことができるように掛け金部材が開いているとき、サッシ17に接近するサッシ11の外部表面11aは一定の寸法50aだけ向かい合ったサッシ17の表面17aから離されている。 正確な寸法は重要でないとしても、寸法50aは通常1/32インチと1
    /2インチとの間であって窓パネル2および3を、互いに或いはそれらに付着された目詰めに擦れ合うことなく、互いに対して長手方向で動くことができる。 掛け金装置がこのような“開いた”位置(図3)に配置されるとき、掛け金部材14は窓サッシ17の表面17aの全体的平面に対し十分後ろに回転されるので、かんぬき桟表面47
    は一般に、パネル2および3が互いに対して動かされるときに窓パネル2に接触しないであろうように表面17a
    の平面と同平面に位置する。

    【0024】枠5内で窓パネル2および3を締着すなわち掛け金で閉めるよう所望されるとき、窓パネル2および3は枠5内の一般に閉じた位置へ長手方向で動かされるので、保護器6の突出部12は図3に示されるように掛け金部材14に向かい合って一緒に整列される。 掛け金装置を“係合”すなわち閉じるために、操作ハンドル40が約90゜回転されて駆動部材20を動かしそして半円筒部材
    18を並進させ、それによって部材34を約70゜の円弧分回転させる。 部材34がパス51に沿って移動するとき(図4)、保護器部材12の端部52は部材34の表面45に係合する。 表面45は傾斜しているので、端部52は表面45に沿ってカム状の動きで滑動し、それによって端部52を矢印53
    によって示された方向へ押しやる。 この動作によって窓パネル2および3の端部48および49はそれぞれ互いに離れて押されて、枠5の向かい合った端部の脇柱に対して窓パネルを押し付ける。 この動作はまた、図4に示されるように窓サッシパネル2および3を横方向に互いに向けて引き寄せ始める。 サッシパネルが互いに向けて引き寄せられるときにサッシ11の端部48は、サッシの端部48
    と49との間の元来の分離の幅を示す寸法55a(図3)より小さい分離間隔によってサッシ17の端部49から寸法55
    b(図4)だけ分離されるであろう。 部材34は回転し続けるので、表面46は矢印56によって示された方向に沿って突出部12および保護器6をサッシ17に向けて引き寄せ、それによって寸法50bは図3に示されるような元来の寸法50aよりも小さくなるように幅を狭くされる。 部材34は図5に示されるようなその最終的な閉鎖位置へと回転され続けるので、表面47および46の端部は2つの直交方向で閉鎖圧力を保護器部材12の内壁13aおよび12a
    へと連続的に加え、窓サッシパネル11および17を閉じられた/固定された位置で効果的に保持する。 このような閉じられた或いは締着された位置にあるとき、窓パネルは長手方向で外向きに押されて外部窓枠5にしっかりと係合し、そして同時に互いに向けて横方向に引き寄せられてパネルの間におよびパネルと枠との間に配置されたいかなる目詰め(図示されない)をも圧縮して、枠開口部を横断する耐風雨性密閉を提供する。 独特のカム構造と一緒に働く回転掛け金部材の偏心の性質は、掛け金装置がハンドル40が操作者に作動されることによって明確に解除されるまで、掛けられた窓パネルをこのような“閉じた”位置に保持するようにする。

    【0025】部材34および特にその傾斜した配置が保護器部材12が2つのほぼ直交する水平方向に沿ってフレーム17に向けて押しつけられるように2つの部材の間にきちんとした配置が為される限り保護器部材12の構造に依存して変化されることができることは、当業者にとって理解されるであろう。

    【0026】本発明の好ましい実施例では、かんぬき桟部材はスチール或いはステンレススチールのような頑丈な金属材料で構成されており、保護器、ハウジングおよび駆動装置部材はアセタール或いは補強されたナイロンのようなプラスチック材料から構成される。 しかし、他の適切な材料が十分に等しく使用されるであろうことが理解されるであろう。

    【0027】本発明がある程度の特別性を伴ってその好ましい形状で記載されてきたとしても、好ましい形状に関する本発明の開示は例のみによって為されてきたものであり、そして構造に関する数々の詳細の変化と部品およびそのようなものの組合わせおよび配置とはここで請求項に記載された本発明の意図および範囲から逸脱することなく実行され得ることが理解されるであろう。 本特許は、添付の請求の範囲で適切に説明されることによって、開示された本発明に存在する特許すべき新規性を有するいかなる特徴をも網羅するであろうことを意図する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の原理によって構成された掛け金装置がその上に装着された引きガラス戸或いは窓装置の部分斜視図。

    【図2】開いて締着されていない位置の掛け金を示す図1の掛け金装置の斜視図。

    【図3】第1の開いた或いは締着されていない位置の掛け金装置を示す図2のライン3−3に沿って採られた断面図。

    【図4】第2の部分的に閉じた操作位置の掛け金装置を示す図2のライン3−3に沿って採られた断面図。

    【図5】第3の閉じた或いは締着された操作位置の掛け金装置を示す図2のライン3−3に沿って採られた断面図。

    【図6】図1の掛け金機構の可動部分を示す拡大斜視図。

    【符号の説明】

    4…軌道、6…保護器、14…掛け金アーム、15…ハウジング、 18,19…半円筒部材、20…ベース部材、21…尾根状体、37…部分的円筒、38…螺旋形溝、40…ハンドル。

    ─────────────────────────────────────────────────────

    【手続補正書】

    【提出日】平成5年3月2日

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】特許請求の範囲

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【特許請求の範囲】

    【請求項 】 部分的円筒の部分上の整合軌道が螺旋形溝として形成される請求項記載の掛け金装置。

    【請求項 】 上部部材と底部部材と側部部材とを有して形成されており、その側部部材は上部部材と底部部材との間で支持され、その上部部材および底部部材はそれぞれ部分的円筒に付着される請求項記載の掛け金装置。

    【請求項 】 側部部材はベース部材の並進運動の軸にほぼ並列である請求項記載の掛け金装置。

    【請求項 】 側部部材は少なくとも1つの傾斜のある表面を有するように形成されており、その傾斜のある表面は掛け金が保護器に係合する過程の間に保護器部材に沿った運動を容易にするように構成されている請求項
    記載の掛け金装置。

    【請求項 】 掛け金側部部材は少なくとも第1および第2の表面をさらに具備しており、第1の表面は傾斜のある表面に隣接し、第2の表面は傾斜のある表面の別の部分に隣接し、ここで第1および第2の表面は保護器部材の異なった表面に整合するように適合されている請求項記載の掛け金装置。

    【請求項 】 掛け金側部部材の第1および第2の表面はほぼ直交する関係に指向されている請求項記載の掛け金装置。

    【請求項 】 ベース部材はさらに空洞を具備し、その空洞は回転部材を受容するために適合され、その回転部材はその回転によってベース部材をある軸に沿って並進させるように空洞の表面の部分に係合する請求項記載の掛け金装置。

    【請求項 】 (a)第1の閉鎖パネルにきっちりと付着された保護器部材と、 (b)第2の閉鎖パネルに装着されている掛け金であ
    、その回転運動によって保護器部材が2つの相互に直交する軸に沿って並進するように押しやられるように掛け金と保護器部材とを係合させる揺動する掛け金と、 (c)掛け金がきっちりと付着されており、他の2つの
    軸に相互に直交する軸の周りで回転するように制限され
    た部分的円筒の表面部材とを具備する滑動閉鎖物締着装置。

    【請求項10 】 部分的円筒の表面部材が滑動できるように係合しており、部分的円筒の表面部材の回転軸に沿った線状運動に制限されている並進をするベース部材をさらに具備する請求項記載の閉鎖装置。

    【請求項11 】 ベース部材は半円筒部材を具備しており、その半円筒部材は部分的円筒の表面部材と一緒に係合するように形成される請求項記載の閉鎖装置。

    【請求項12 】 半円筒部材が螺旋形尾根状体をさらに具備しており、その螺旋形尾根状体は円弧の180にわたりおよびその半円筒部材のほぼ全長に沿って延在する請求項10記載の閉鎖装置。

    【請求項13 】 部分的円筒の表面部材がさらに螺旋形溝を具備しており、その螺旋形溝は半円筒部材の螺旋形尾根状体に係合するように協調的に成された請求項
    記載の閉鎖装置。

    【請求項14 】 部分的円筒の表面部材を半円筒部材の周囲で回転するように制限するように協調的に成されたハウジングをさらに具備する請求項12記載の閉鎖装置。

    【請求項15 】 (a)第1の滑動閉鎖パネルの上に保護器部材を装着することと、 (b) 活動閉鎖パネルの動く第一の軸にほぼ直角な第二
    の軸の周りを、約70の円弧に亘って回る揺動掛け金
    を、前記保護器部材と一緒に整列させて第2の滑動閉鎖パネルの上に装着することと、 (c)滑動閉鎖パネルによって規定される第一および第
    二の面に平行な第二の面内にある第一の円弧を通して操
    作ハンドルを回すことと、 (d)操作ハンドルの回転が前記揺動掛け金の回転を起
    こし、それと前記保護器部材を係合するようにし;その
    時に前記掛け金の回転が2つの相互に直交する軸に沿っ
    て前記保護器部材に同時に並進力を伝えるように操作ハ
    ンドルを揺動掛け金に機械的に相互接続をすることとを含む、 第一の軸に沿って滑動し第一と第二の平行な面内
    にある滑動閉鎖パネルを共同する様に締着する方法。

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