Method and apparatus for cutting web in formation flight of a paper machine

申请号 JP50522694 申请日 1993-07-30 公开(公告)号 JPH08504892A 公开(公告)日 1996-05-28
申请人 ヴァルメト カルルスタッド アクチボラグ; 发明人 ディーター アイッケラー; イェールク ライン; ハンス エリック ラルソン;
摘要 (57)【要約】 ツインワイヤ形成機(1)内で紙ウエブ(9)を切るための方法及び装置が開示され、前記ウエブは、形成ロール(3)の一部分を包みながら、2つの形成ファブリック(4、5)の間で形成され、そして、ウエブ切りが、加圧媒体のジェットを放出するジェットカッタ(10、11)の助けで行われ、最終幅の紙ウエブを得て、且つ、適当なときに、ウエブにテイルを作る。 本発明によれば、ジェットカッタ(10、11)は、形成ロール(3)に配置され、形成されたばかりの紙ウエブ(9)と形成ファブリック(4、5)とがサンドイッチ構造で形成ロール(3)の前記部分を一緒に巻く箇所で、ウエブ切りがウエブに行われる。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 形成ロール(3)の一部分を包みながら、2つの形成ファブリック(4、5 )の間でウエブを形成するタイプのツインワイヤ形成機(1)を有する抄紙機内で紙ウエブ(9)を切る方法であって、前記ウエブの切りが、最終所定幅の紙ウエブを得るための少なくとも1つの加圧媒体のジェットの助けで、そして、テイルを適当な時に得るための加圧媒体のジェットの助けで行われる前記方法において、 形成されたばかりの紙ウエブ(9)と形成ファブリック(4、5)とが一緒にサンドイッチ構造で形成ロール(3)を巻く形成ロール(3)上の箇所で、前記ウエブの切りが行われる、 ことを特徴とするウエブを切る方法。 2.2つの形成ファブリック(4、5)のうちの外側ファブリック(4)が、形成ロール(3)を巻き始める箇所(A)の下流約30−120゜、好ましくは約60−90゜に位置する形成ロール(3)上の箇所で、ウエブが切られる、 ことを特徴とする請求の範囲1に記載の方法。 3. ウエブが、三日月形成機(1)の形成ロール(3)上で切られる、 ことを特徴とする請求の範囲1又は2に記載の方法。 4. 形成ロール(3)と、2つの形成ファブリック(4、5)を有し、該形成ファブリック(4、5)がこれらの間に囲まれた形成されたばかりの紙ウエブと一緒に、形成ロール(3)の一部分を巻くように配置されているツインワイヤ形成機(1)を有する抄紙機内で、紙ウエブを切る装置であって、最終所定幅の紙ウエブを得るためにウエブを切るようになった第1のジェットカッタ(10)と、 テイルを得るために適当な時にウエブを切るようになった第2のジェットカッタ(11)とを有する前記装置において、 形成されたばかりの紙ウエブ(9)と形成ファブリック(4、5)とが、形成ロール(3)の前記部分をサンドイッチ構造で巻く、形成ロール(3)の上の箇所に、前記ジェットカッタ(10、11)が配置されている、 ことを特徴とする装置。 5.2つの形成ファブリック(4、5)の内の外側ファブリック(4)が形成ロール(3)の前記部分を取巻き始める箇所(A)の下流約30−120゜、好ましくは約60−90゜に前記ジェットカッタ(10、11)が、配置されている、 ことを特徴とする請求の範囲4に記載の装置。 6. ジェットカッタ(10、11)が、三日月形成機(1)の形成ロール(3) に配置されている、 ことを特徴とする請求の範囲4又は5に記載の装置。 7. ウエブ切り用の第1のジェットカッタ(10)が縁の切りくずを製造し、紙ウエブを紙の所望グレードのいかなる所望幅にも調整できるように、前記ノズルが互いに調整可能である、 ことを特徴とする請求の範囲6に記載の装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 抄紙機の形成機内でウエブを切るための方法及び装置 本発明は、形成ロールの一部分を巻きながら、2つの形成ファブリックの間でウエブを形成する形式のツインワイヤ形成機(twin wire former)を有する抄紙機内で、紙ウエブを切る方法に関連し、前記ウエブを切ることは、所定最終幅の紙ウエブを得るための少なくとも1つの加圧ジェットの助け、及び、テイル(ta il)を適当なときに得るための加圧媒体のジェットの助けで行われる。 本発明は、形成ロールと、2つの形成ファブリックとを有し、該形成ファブリックがこれらの間に包囲された形成されたばかりの紙ウエブと一緒に形成ロールの一部分を巻くようになっているツインワイヤ形成機を有する抄紙機内で、紙ウエブを切る装置であって、最終所定幅の紙ウエブを得るためにウエブを切るようになった第1のジェットカッタと、テイルを適当な時に得るためにウエブを切るようになった第2のジェットカッタとを有する装置にも関する。 形成機の形成ファブリックの端での、端末部(tail)の形態でのウエブ切り及び/或いは縁の切断は、例えば、米国特許第1,279,756号明細書、米国特許第2,7 09,398号明細書、米国特許第2,857,822号明細書及び米国特許第4,560,438号明細書によって知られている。 ツインワイヤ形成機においては、紙ウエブは、形成ファブリックの一方によって支持されながら、ピックアップ手段の直前の箇所で、トリム(トリミング)され且つ/或いはテイルに切られる。 (リーダ即ち先頭部とも呼ばれる)テイルはストリップであり、抄紙機の中をウエブが通るのを容易にするために、プレス部分の前の抄紙機ウエット端で、ウエブから分離される。 切るために、普通は、ジェットが用いられ、この水ジェットが縁のトリミング(断ちくず)とトリミング(取り)されたウエブとを、そして、適当なときに所定幅のテイルを形成するために比較的高い圧でウエブに遭遇する。 ひとつの欠点は、紙ウエブをスリットした即ち縦方向に切った後、水ジェットが拡がり、水がその領域一面にはねることである。 三日月形成機の場合がそうであるように、もし支持ファブリックがフエルトであるならば、繊維或いは繊維の断片がフエルトの中に押し込まれ、 これによって、テイル切りが完了したとき最終幅の紙ウエブ内に“すじ(streak s)”を起こすおそれがある。 流体ジェットがフエルトを損傷する危険を減らすために、流体ジェットの圧力を制限しなければならない。 繰り返しの且つ長期にわたるテイル切りは、繊維及び繊維の断片がフエルトの中に押し込まれる上記問題、そして、たとえジェットの圧力が低いレベルに維持されていたとしても液体ジェットがフエルトを損傷するという問題を大きくすることは明らかである。 これは、テイル切りが、皺無し状態(uncreped state)で30グラム/平方メートルのような低いグラマージュ(grammage)を有する紙ウエブに制限されること、 そして、トリミングをピックアップ手段の直前の箇所の、フエルト上で全く行うことができないことを意味する。 もし、素材(stock)が湿式補強剤(wet stren gthener)を含んでいるならば、グラマージュの制限は更に小さくなる。 従って、真っ直ぐな縁を有した、所定幅の紙ウエブを形成機内で得るためには、外側形成ファブリックが、米国特許第3,652,390号明細書に説明されているように、不浸透性の縁部分を備えているのがよい。 かくして、前記縁部分の内側の、平行な、互いに向かい合った縁が、完成した紙ウエブの幅を決定し、前記幅は製造される柔軟な紙の等級に応じて選択される。 柔軟な紙の生産を一つの等級から他の等級に、例えばティッシュ即ち薄葉紙(tissue)からペーパータオル(towel pape r)に変えようとするとき、紙ウエブを意図した最終製品に変換する間の不要な損失を避けるために、完成した紙ウエブの幅を変える必要がある。 一つのグレードからもう一つのグレードへのこのような生産の変更を可能にするためには、三日月形成機の外側形成ファブリックを取外し、且つ、これを不浸透性縁部分間の幅が異なるもう一つの形成ファブリックと取替えなければならない。 この交換は、面倒であり且つ時間の浪費となり、生産の不要な損失を必然的に伴う。 更に、形成ファブリックのためにコストが増加し、更に、これらをしまうスペースが必要になる。 本発明の目的は、抄紙機の形成機内でウエブを切るための方法及び装置であって、上記問題を全て解決することができる方法及び装置を提供することである。 この目的は、形成されたばかりの紙ウエブと形成ファブリックとが一緒にサンドイッチ構造で、形成ロールを巻く箇所でウエブの切る、導入部で説明した方法で達成される。 同様にこの目的は、形成されたばかりの紙ウエブと形成ファブリックとが一緒に、サンドイッチ構造で、形成ロールの前記部分を巻く箇所に、ジェットカッタを配置する、導入部で説明した装置で達成される。 本発明に従って、実際の形成ロールの上でウエブの切ることによって、驚くべきことに、繊維或いは繊維の断片がフエルトの中に押し込まれるおそれ、或いは、加圧媒体のジェットがフエルトを損傷するおそれが無くなることが判った。 同様に、驚くべきことに、繊維及び繊維の断片をフエルトの中に押し込むこと無く且つ加圧媒体のジェットがフエルトを損傷することなく、テイル切りを、しわ無し状態で約30グラム/平方メートル以上のグラマージュを備えた紙ウエブに行えることが判った。 トリミングもそのような高いグラマージュで問題無く行うことができる。 形成ロールの回りの空間は閉鎖され、この閉鎖空間内でウエブ切りを行うことによって、水がジェットカッタから周囲にはねる問題が除去される。 添付図面を参照して、本発明を更に説明する。 図1は、三日月成形機タイプ(crescent former type)のツインワイヤ形成機(twin wire former)を備えた抄紙機のウエットセクションの一部分を示す概略的な側面図である。 図1を参照すると、この図は、ティッシュペーパ即ち薄葉紙のような柔軟な紙及び衛生製品を製造するのに適した抄紙機のウエット部分の部品を概略的に示している。 ウエット部分は、ツインワイヤ形成機1と、ヘッドボックス2とを有する。 図示するツインワイヤ形成機は、三日月形成機タイプのものでありそして、 形成ロール(forming roll)3と、外側形成ファブリック(outer forming fabr ic)4と、フエルトでできた内側形成ファブリック(inner forming fabric)5 とを有する。 2つの形成ファブリック4、5は、形成ロール3の上を一緒に、次いで、複数のロール上を個々のループで動く。 外側形成ファブリック4に関連するロールは、形成ロール3の上方に且つこれに近接して配置されたブレストロール(breast roll)6と、ワイヤ転換ロール(wire turning roll)と名付けることができ、形成ロール3の短い距離後ろに配置されたガイドロール7とを有する。 フエルト5が通り過ぎるガイドロールの1つを、参照番号8で示す。 ヘッドボックス2が、単一或いは複数の層となった素材(stock)のジェットを、2つの移動可能な形成ファブリック4、5の間に噴射し、この素材を脱水することによって紙ウエブ8を形成する。 形成された紙ウエブは、形成ロール3とガイドロール7との間の箇所で、外側形成ファブリックを離れ、フエルト5によって下から支持されて、抄紙機の乾燥部分(図示せず)に搬送される。 本発明によれば、ジェトカッタ10、11が形成ロールの領域内に配置され、 水であるのが好ましい加圧媒体のジェット12、13を、外側形成ファブリック4と新たに形成された紙ウエブ9と内側形成ファブリック5とによって形成され、形成ロール3の一部分を巻き且つこれと接触しているサンドイッチ構造体に向けて差し向ける。 従って、本発明によれば、全てのウエブ切りは、新たに製造された紙ウエブがまだ2つの形成ファブリックの間に包囲されているうちに、これら及び紙ウエブが、サンドイッチ構造体として形成ロールを取囲んでいる間に、 水ジェットの助けで行われる。 第1のカッタ10は、互いに間隔を隔てた2つのノズルを有し、それぞれのノズルが水ジェット12を作り、新たに形成された紙ウエブを縦方向に切って、2 つの縁の断ちくずと所望最終幅の紙ウエブとにし、かくして、この幅は2つのノズルからの水ジェットの距離に相当する。 ノズルは、形成ロールの縦方向の中央面(vertical central plane)から同じ距離離れて配置されており、これらの間の距離、即ち、紙ウエブの最終幅を増減させるために互いに関して調整可能である。 第2のジェットカッタ11は、形成ロール3の一方の端壁に近接して配置され、そして、形成ロールに関して軸線方向に変位可能なノズルを備え、このノズルは、前記端壁に近接した外側休止位置と、この最終幅の紙ウエブにおいて、例えば100−200ミリメールの所定幅のテイルに切るために水ジェット13をサンドイッチ構造体に向けて排出する内側作動位置との間で変位可能である。 形成されたテイルが、抄紙機の中を通され、引き続く巻取り装置(reel-up)に巻取られ始めた時、水ジェットを放出しながら、ジェットカッタ11を紙ウエブの上で形成ロールの他方の端壁まで横方向に移動させることによって、テイルをウエブの全体幅まで拡げる。 次いで、水ジェットを止め、ジェットカッタ11を、その外側休止位置まで戻す。 参照符号Aは、外側形成ファブリック4が形成ロール3を取巻き始める、形成ロール3上の箇所を示す。 ジェットカッタ10、11は、箇所Aの30−120 度、最も好ましくは60−90゜下流側に配置されるのが好ましい。 ジェットカッタのデザインは重要ではなく、従って、紙ウエブをファブリックによって支持しながらトリミング化テイル切りするための、実際に使用されている或いは特許文献に記載されている公知のタイプのジェットカッタから、ジェットカッタのデザインを選択してもよい。 三日月形成機の場合のように内側形成ファブリックがフエルトであるときには、トリミング中に形成ロール上で得られた2つの縁断ちくずを、内側形成ファブリックから取除くのが困難であるので、縁の断ち屑は、普通は、トリミングされた最終幅の紙ウエブに伴われて、三日月形成機の次の乾燥部分のヤンキードライヤを通り、ウエブのこれらの部分は、ヤンキードライヤを通過するまで、トリミングされたウエブの近傍から取除かれない。

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