A method and apparatus for cutting the web end in the paper machine

申请号 JP50690494 申请日 1993-08-17 公开(公告)号 JPH08500537A 公开(公告)日 1996-01-23
申请人 メッツァ−セルラ オユ; 发明人 キマリ タパニ; ベッサリ レイヨ;
摘要 (57)【要約】 本発明は、抄紙機内でファイバーウエブ(4)の端部を切断する方法及び装置に関する。 本発明方法では、 水 ノズル(13a,13b)をファイバーウエブ(4)の横方向に案内するので、切断部が、乾燥単位であるヤンキーシリンダーの表面に到達する 位置 が変化する。 本発明装置は、切断に用いる水ノズル(13a,13b)、パイプ(14a,14b)、ベース(16)、及び、ファイバーウエブ(4)の縦方向及び横方向の両方に水ノズル(13a,13b)を偏向させる空気圧シリンダー(17)を含む。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. パルプを長網に供給してその場で脱水し、製造されたファイバーウエブ(4 )の端部から、ファイバーウエブ(4)を通過する噴射水によってストリップを切り離し、切断されたファイバーウエブとそれから切り離されたストリップとを乾燥用ヤンキーシリンダー(8)の周囲に誘導し、そしてヤンキーシリンダー表面から脱離させることからなり、ヤンキーシリンダー(8)を含む抄紙機によってフアイバーウエブを製造する方法であって、 フアイバーウエブ(4)の端部が切断部でうねり、そしてファイバーウエブ(4 )の切断部がヤンキーシリンダー(8)の表面に到達する地点が変化するように、ファイバーウエブ(4)の端部からストリップを切り離す噴射水を、ファイバーウエブ(4)の横方向に所定の幅で前後に動かすことを特徴とする、前記の製造方法。 2. 切断用噴射水の横方向運動が、噴射水を、ファイバーウエブ(4)の搬送方向に対して僅かに斜めに、ファイバーウエブ(4)の搬送方向に動かすことによってもたらされ、これによって噴射水の横方向運動が縦方向運動と比例することを特徴とする、請求項1に記載の方法。 3. 噴射水を所定の間隔で前後に動かすことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。 4. 噴射水を本質的に連続的に動かすことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 5. フアイバーウエブ(4)の両端部からストリップを切り離す噴射水を、ファイバーウエブ(4)の横方向に前後に動かすことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。 6. 長網(3)に配置され、端部からストリップを切り離すのに必要な噴射水を提供し、そして噴射水をファイバーウエブ(4)を通過して長網(3)に向かわせるノズル(13a,13b)と、ノズル(13a,13b)に水を供給する手段とを含み、ヤンキーシリンダー(8)を含む抄紙機内でファイバーウエブ(4 )の端部からストリップを切断する装置であって、 フアイバーウエブ(4)の製造工程中で、ファイバーウエブ(4)の横方向に所定の幅でノズル(13a,13b)を前後に動かす移動手段(17)を含むことを特徴とする、前記の切断装置。 7. 前記の移動手段が、ファイバーウエブ(4)の搬送方向に対して僅かに斜めに動くように配置したベース(16)と、ベース(16)と共に動くようにベース(16)に関連させて配置したノズル(13a,13b)と、ベース(16) を動かすための動力単位(17)とを含み、それによってファイバーウエブ(4 )の搬送方向にベース(16)が動くのに伴って、ノズル(13a,13b)がフアイバーウエブ(4)の横方向に動くことを特徴とする、請求項6に記載の装置。 8. 動力単位(17)が、シリンダーが伸びたり縮んだりする際にベース(16 )が相当する方向に動くように抄紙機フレームとベース(16)との間に配置されたシリンダーであることを特徴とする、請求項7に記載の装置。 9. ノズル(13a,13b)を、所定の間隔で反対方向に動かすように配置することを特徴とする、請求項6〜8のいずれか一項に記載の装置。 10. ノズル(13a,13b)を、本質的に連続的に前後に動かすように配置することを特徴とする、請求項6〜8のいずれか一項に記載の装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 抄紙機内でウエブ端部を切断する方法及び装置 本発明は、ヤンキーシリンダーを含む抄紙機によりファイバーウエブ(fib re web)を製造する方法であって、パルプを長網(ワイヤー)に供給してその場で脱し、製造されたファイバーウエブの端部から、ファイバーウエブを通過する噴射水によってストリップを切り離し、切断されたファイバーウエブとそれから切り離されたストリップとを乾燥用ヤンキーシリンダーの周囲に誘導し、そしてヤンキーシリンダー表面から脱離させる方法に関する。 本発明は、長網に配置し、端部からストリップを切り離すのに必要な噴射水を提供すると共に噴射水をファイバーウエブを貫通して長網に向かわせるノズルと、ノズルに水を供給する手段とを含み、ヤンキーシリンダーを含む抄紙機内でファイバーウエブ端部からストリップを切り離す装置にも関する。 抄紙機によってファイバーウエブを製造する場合には、従来から、噴射水によってウエブ端部を切断する。 本明細書及び請求の範囲において、抄紙機とはファイバーウエブを所謂ヤンキーシリンダーによって乾燥する抄紙機又は厚紙(ボード)製造機等を意味するものと理解されたい。 ヤンキーシリンダーによって乾燥を行う機械においては、ウエブから切り離された端部を、ヤンキーシリンダーの後までは除去しないが、端部を長網部分で切断する。 本明細書において、ファイバーウエブとは、前記の抄紙機により相当する方法で製造される紙ウエブ、厚紙ウエブ又はその他のウエブを意味するものと理解されたい。 ファイバーウエブをヤンキーシリンダー表面に接着させるため、及び同様に、 乾燥後にヤンキーシリンダー表面から脱離させ易くするために、シリンダー表面にコーチング剤を噴霧し、湿潤フアイバーウエブの接着と、ウエブがヤンキーシリンダーの周囲をほぼ搬送された際のヤンキーシリンダーからの容易な脱離を促進させる。 この方法における問題点は、ヤンキーシリンダー表面にコーチング剤を噴霧する際には、ファイバーウエブとシリンダー表面との間でコーチング剤を望ましい方法で作用させるために、状態がかなり一定でなければならないことである。 切断端部を有する紙ウエブをヤンキーシリンダーの周囲に巻回する場合、ウエブ端部を切断した領域にはパルプは認められない。 切断によって間隙が形成され、その間隙内ではコーチング剤がその周囲の領域よりも、より熱くなり、より早く乾燥することができるので、パルプ製品が間隙内でコーチング剤と接着し、ヤンキーシリンダー表面上で焼ける。 ウエブ端部が常に同じ地点で切断されるので、パルプもヤンキーシリンダー上に蓄積する。 その蓄積は、既に切断されているウエブを曲げはじめ、従ってウエブ端部が引き裂かれ、そしてウエブ内に破断を生じ、端部に欠陥を生じるまで成長する。 端部における前記の欠陥は、ヤンキーシリンダー直後、あるいは後の切断の間、又はその他の後処理において、割れ目の原因となる。 これは続いて生産を妨害し、生産性を低下させ、使用コストの上昇を招く。 本発明の目的は、前記の問題点を回避し、ヤンキーシリンダー表面上へのパルプの筋(又はシマ)の蓄積やファイバーウエブ端部の欠陥を除去する方法を提供することにある。 本発明方法は、ファイバーウエブ端部が切断部でうねり(un dulate)、ファイバーウエブの切断部がヤンキーシリンダー表面に到達( comeagainst)する場所が変化するように、ファイバーウエブ端部からストリップを切り離す噴射水を、ファイバーウエブの横方向に所定の幅で前後に動かすことを特徴とする。 本発明の別の目的は、前記の問題点を回避し、製造方法を信頼可能なものにする装置を提供することにある。 本発明装置は、ファイバーウエブ製造の際に、ファイバーウエブの横方向に所定の幅でノズルを前後に動かす移動手段を含有することを特徴とする。 本発明の本質的な特徴は、ウエブ端部からストリップを切り離す噴射水が、ウエブの横方向に適切な比率で前後に偏向しているので、切断用噴射水が横方向の異なった地点で、切断線よりも広い領域で、ウエブ及び従って長網にも当たり、 切断部がヤンキーシリンダー表面の同じ地点ではほとんど稀にしか到達しなくなる点にある。 従って、ヤンキーシリンダーの表面温度は、より均一に保持され、 これによりウエブ端部におけるパルプ粒子がヤンキーシリンダー表面に接着しなくなり、シリンダー表面にパルプの筋も蓄積しなくなる。 本発明装置の別の本質的特徴は、噴射水を備えた従来の切断装置が、ノズルをウエブ横方向に望ましい方法で移動させ、噴射水を前後に移動させてヤンキーシリンダー表面にパルプ筋を形成させない移動及び制御手段を備えた点である。 更に別の本質的特徴は、有利には空気圧シリンダーにより、僅かに斜めにしたウエブ縦方向に或る距離だけ切断用噴射水を動かし、それと同時に装置がウエブの横方向に或る距離だけ案内バーにより動く点にある。 本発明の方法及び装置の本質的な利点は、ヤンキーシリンダー表面にパルプ筋が形成されず、これにより、ウエブ端部の引き裂きやウエブ内の破断を回避することにある。 更に、本発明方法及び装置により、抄紙機の生産容量を向上させることができる。 本発明を添付図面に沿って更に詳細に説明する。 図1は、ヤンキーシリンダーを乾燥要素として有する抄紙機の模式的説明図である。 図2は、切断工程における、本発明装置の動作を示す。 図3は、切断後の紙ウエブの端部の形状を示す。 図1に示す抄紙機1は、へッドボックス2、長網3、及びその長網上を搬送されるフアイバーウエブ4、フェルト5、フェルトと長網との接触地点にあり、長網からフェルト表面へファイバーウエブを移動する吸引ピックアップロール6、 及びファイバーウエブを押圧し、ファイバーウエブを乾燥用シリンダー8又は所謂蒸気加熱ヤンキーシリンダーの周囲に搬送するプレスロール7a及び7bを含む。 ヤンキーシリンダー8は、ヤンキーシリンダー8の表面上に搬送されるファイバーウエブ4の一表面に乾燥空気を吹き付けるためのフード9に封入されている。 図1には、ヤンキーシリンダー8の表面からファイバーウエブを脱離させるのに必要なドクター10a,10b及び10cも示す。 更に、図1には、抄紙機の末端近くのリールの回りにファイバーウエブを巻回する装置、及びフアイバーウエブ11の最終リールも示す。 パルプは、へッドボックス2から長網3上に均一に広がり、それによって過剰の液体がパルプから除去され、脱水によりパルプは徐々に固化されてファイバーウエブ4になる。 ファイバーウエブ4は、ピックアップロール6により長網3からフェルト5へ移動する。 ロール7a及び7bは、ファイバーウエブを案内してヤンキーシリンダー8の周囲へ搬送すると同時に、ファイバーウエブをヤンキーシリンダー表面に押圧する。 フード9はファイバーウエブ表面への乾燥用空気の吹付けを可能にし、これにより過剰の湿分を除去する。 乾燥ファイバーウエブをドクター10によりヤンキーシリンダー8の表面から脱離させ、続いてフアイバーウエブ4をリールに巻回し、更なる処理に送る。 コーチング剤は、ヤンキーシリンダー8の表面上に、シリンダーの全幅にわたり、下部から噴霧する。 コーチング剤により、 ファイバーウエブがヤンキーシリンダー表面に適切に接着し、そしてその表面から脱離されることが可能になる。 コーチング剤は、スチール製ドクターとヤンキーシリンダーとの間で、磨耗に抵抗する潤滑剤としても作用する。 フアイバーウエブ4の端部からのストリップの切り離しは、吸引ピックアップロールの前で、 長網3の末端で実施する。 図1には、切断用噴射水を示していない。 ファイバーウエブ4の切断部にはフロック材料が残留し、ウエブをヤンキーシリンダー8へ誘導する際に、その材料が通常、コーチング剤に接着して焼かれる点に注意されたい。 噴射水が正確に同じ地点でファイバーウエブ4の端部を切断するとすれば、ヤンキーシリンダー8の表面上にパルプ筋が残留し、その筋はヤンキーシリンダーの回転に伴って厚みを増すので、ファイバーウエブをリールに巻回し、あるいはその後の工程に送る前に、最終的にはファイバーウエブ4の端部を引き裂くか、又はウエブを破断する。 図2に、噴射水を備えた、本発明による切断装置12を示す。 図1と同じ符号(数字)を用いる。 切断装置12は、例えば、2個のノズル13a及び13b、 ホルダーとして作用する硬質パイプ14a及び14b、並びに、パイプ14a及び14bを介してノズルを水源へ接続する可撓性水ホース15a及び15bを含む。 図2には、パイプ14a及び14b用のベース16も示す。 このベース16 により、フアイバーウエブ4の表面からノズル13a及び13bへの距離も調整することができる。 ベース16は、空気圧シリンダー17のピストンロッドの末端と接続している。 そのシリンダーは、ファイバーウエブの搬送方向に対して僅かに斜めになって、補助フレーム18上に配置してある。 前記の補助フレームは、通常、機械フレーム上の案内バー19a及び19bに、移動不能にボルト締めされている。 ファイバーウエブ4の端部からノズル13a及び13bへの距離は、パイプ14a及び14bの締付手段20a及び20bによって、おおよその調整を行うことができる。 締付手段を弛めることにより、パイプ14a及び14b をその縦方向に滑らせて、ノズル13a及び13bをウエブ4の端部から望ましい距離にすることができる。 更に、長網の縦方向における切断装置の位置の調整は、補助フレーム18のクラスプナット21a及び21bをはずすことによって行うことができ、続いて、補助フレームを、切断装置とは別に、望ましい位置に移動させることができる。 シリンダー17のピストンは、それがベース16を矢印22で示すように前後に、例えば長網の縦方向に約200mm動かすことができるように、ベース16と接続している。 しかしながら、シリンダー17は、ベース16を長網の縦方向に動かした場合に、長網の横方向にも5〜6mm動くように配置する。 ノズル13a及び13bが縦方向に200mm動く場合には、それらの位置は、ウエブの横方向にも5〜6 mm変化する。 切断装置12は矢印22に示すように連続的に前後に動くので、 ウエブ端部はうねり、そして切断部は、ヤンキーシリンダー8の表面の同じ位置にはほとんど到達しなくなる。 従って、ヤンキーシリンダー表面上での望ましくない温度差は発生せず、パルプ筋も形成されない。 図3は、切断後のファイバーウエブ4の端部の形状を示す。 切断装置で切断したウエブ端部は、正弦波の状態でうねっている。 その波長は、ファイバーウエブと切断装置12との速度比に依存する。 ファイバーウエブの横方向における変位は、例えば、約5〜6mmである。 前記の図面とそれらの説明は、本発明の思想を例示するものであることを理解されたい。 本発明方法及び装置は、請求の範囲内で、細かい点で変化することができる。 例えば、ノズルを動かす動単位又は要素として、電気又は油圧モーターを用い、機械フレームやベースと接続することができ、そのモーターは同じ運動を起こす。 更に、端部の形状は任意に変化することができる。 例えば、ノコギリ状であることができ、これによりヤンキーシリンダー上でのパルプ筋の形成がなくなる。 切断装置によって、ノズルを連続的に前後に、あるいは、適当な所定の間隔で一方の端部から他方へ、そして或る時間後に再び戻るように動かすことができる。 端部から1本のストリップを切り離すのに使用するノズルが1個又は2個のいずれであろうと、ノズルをウエブの横方向に同時に動かして、望ましい結果を得ることが必要である。 更に、切断部での焼けや、ヤンキーシリンダー表面での切断に対するパルプ筋の累積を防止するので十分な頻度でノズルを動かすことも必要である。

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