農業用マルチシート

申请号 JP2013107446 申请日 2013-05-01 公开(公告)号 JP2014217358A 公开(公告)日 2014-11-20
申请人 祥行 西宮; Yoshiyuki Nishinomiya; 祥行 西宮; 发明人 NISHINOMIYA YOSHIYUKI; ASAI MIKIO;
摘要 【課題】従来の農業用マルチシートは主原料を石油由来ということから、使用後に廃棄し焼却処分する際に大量の二 酸化 炭素を排出することになり、地球温暖化や環境汚染を招くという問題があった。また、石油が主原料であることから高価であることも問題である。【解決手段】安価な石灰石等の無機鉱物粉末70〜90重量%と 染色 された高 密度 ポリエチレンやポリプロピレンの樹脂30〜10重量%を配合したペレットを用いた厚さ50〜15μmの環境に優しい農業用マルチシートを提供する。
权利要求
  • 石灰石等の無機鉱物粉末と高密度ポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂を配合したペレットを用いたシートよりなる農業用マルチシート。
  • 前記マルチシートは、前記石灰石等の無機鉱物粉末70〜90重量%と前記高密度ポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂30〜10重量%を配合したことを特徴とするペレットを用いてなる請求項1記載のシート。
  • 前記ペレットは、原色または黒色、緑色、他に染色されたペレットを用いる。
  • 請求項1または請求項2〜3に記載のシートの厚さは50〜15μmを特徴とする。
  • 说明书全文

    本発明は、農産品の育成に適応した農業用マルチシートに関する。

    従来から、農産品の育成については植栽の種類、育成時期に合せて田畑の畝をカバーするシートが用いられている。

    前記シートには、主原料としてポリエチレン・ポリプロピレン等の樹脂のシートが用いられている。

    また、前記シートは、使用される目的、時期、用途により染色されたものが用いられている。

    また、前記樹脂に石灰石等の無機鉱物粉末を配合したペレットは既に市場で知られている。

    また、前記ペレットは多くの用途に適応するように染色されていることも知られている。

    農産品の育成については、播種から収穫までの育成に即応した変化への対応が必要であり、その一環として植栽保護のシートが用いられ、近年ポリエチレンまたはポリプロピレンシートが主流となっている。 従来のポリエチレン製のシートは、石油由来ということから、使用後に廃棄し焼却処分する際に大量の二酸化炭素を排出することになり、地球温暖化や環境汚染を招くという問題があった。 また、石油が主原料であることから高価であることも問題とである。

    農業用マルチシートであって、前記高密度ポリエチレンやポリプロピレンの樹脂に石灰石等の前記無機鉱物粉末を配合した着色ペレットから成る農業用マルチシートを用いると言うものである。

    前記シートは、前記無機鉱物粉末70〜90重量%と前記高密度ポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂30〜10重量%を配合することを特徴としたペレットを用いてなる請求項1記載の農業用マルチシート。

    前記シートの厚さは50〜15μmを特徴とする農業用マルチシート

    上記課題を解決し、上記目的を達成するために本発明の第1は農業用マルチシートであって、前記無機鉱物粉末と前記高密度ポリエチレンやポリプロピレンを配合したペレットを用いた着色シートであることを特徴とする。

    本発明のうち第2は、第1に係る農業用マルチシートであって、用いるシートは無機鉱物粉末を70〜90重量%、高密度ポリエチレンを30〜10重量%配合したものである。

    本発明による石灰石等の無機鉱物粉末とポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂を配合した着色ペレットより成るシートは、植栽の播種、発芽、育苗、育成等の各段階で効果が得られる。 例えば、効果は紫外線防止、防風、防虫、土壌・種子・薬剤等の飛散防止、保温、保湿等が挙げられる。

    また、引張強度があり破れにくいので、使用中にシートが破れるという不具合を生じさせることも少ない。

    さらに、安価な石灰石等の無機鉱物粉末を主原料として配合したペレットを用いているので、前記樹脂を主原料とするシートに比べ安価である。

    また、無機鉱物粉末が主原料であることから、使用後燃えるゴミとして焼却可能であり、焼却処分による二酸化炭素の排出量はポリエチレンやポリプロピレン等の主原料とするシートと比較して80〜90%少なく、古紙70%配合の紙からなるシートと比較しても30%少ない。 かつ、主原材料である無機鉱物粉末(石灰)は、ゴミ焼却時に発生する亜硫酸ガスの中和剤として働き、ダイオキシン発生を抑制する効果を有する。 さらに、焼却した後の焼却残渣は、石灰肥料、酸性土壌改良剤として活用することができる。

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