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露出した織物繊維を備えた少なくとも一つの牽引面を有するエレベータ懸垂/駆動アセンブリ

申请号 JP2013529135 申请日 2011-01-19 公开(公告)号 JP5735651B2 公开(公告)日 2015-06-17
申请人 オーチス エレベータ カンパニー; OTIS ELEVATOR COMPANY; 发明人 ウェッソン,ジョン ピー.; クリシュナン,ゴパル アール.; デヴァルヴ,ティモシー ディー.; ジャヤチャンドラン,ヴィジェイ; ラッシュ,ダニエル;
摘要
权利要求

トラクションエレベータ装置の長尺のエレベータ荷重支持部材であって、 前記荷重支持部材の長さに沿って延在する複数の引張要素と、 前記引張要素を横切るとともに該引張要素に織り込まれた複数の織物繊維と、 を備え、 前記織物繊維が、前記複数の引張要素の互いに関する所望の間隔および配列を維持するとともに、前記引張要素を少なくとも部分的に被覆して、この織物繊維が露出され、前記荷重支持部材の外側の牽引面を構築する、長尺のエレベータ荷重支持部材。前記織物繊維は、前記牽引面が係合するコンポーネントに前記引張要素が接触するのを防ぐように十分な厚さを有することを特徴とする請求項1に記載の長尺のエレベータ荷重支持部材。前記織物繊維は、それらの繊維の間に所定の間隔を備え、かつ、前記牽引面が係合するコンポーネントに前記引張要素が接触するのを防ぐように、前記複数の引張要素に亘って十分な被覆表面積を構築するパターンに配置されることを特徴とする請求項1に記載の長尺のエレベータ荷重支持部材。前記引張要素が第1の材料を備え、前記織物繊維が第2の異なる材料を備えることを特徴とする請求項1に記載の長尺のエレベータ荷重支持部材。前記引張要素が金属を備え、前記織物繊維が非金属であることを特徴とする請求項4に記載の長尺のエレベータ荷重支持部材。前記織物繊維が、撚り糸およびのり剤を備えることを特徴とする請求項1に記載の長尺のエレベータ荷重支持部材。前記織物繊維が、エラストマ材料に含浸された撚り糸を備えることを特徴とする請求項1に記載の長尺のエレベータ荷重支持部材。前記引張要素が、少なくとも部分的に接着剤コーティングで被覆され、前記織物繊維が前記接着剤コーティングと接触することを特徴とする請求項1に記載の長尺のエレベータ荷重支持部材。前記引張要素が、少なくとも部分的にエラストマ材料で被覆されることを特徴とする請求項1に記載の長尺のエレベータ荷重支持部材。前記織物繊維が第1の外径寸法を有し、前記引張要素が第2のより大きい外径寸法を有することを特徴とする請求項1に記載の長尺のエレベータ荷重支持部材。トラクションエレベータ装置の長尺のエレベータ荷重支持部材の製造方法であって、 複数の引張要素を用意し、 前記引張要素に複数の織物繊維を織り込み、それにより、 (i)前記複数の引張要素の互いに関する所望の間隔および配列を維持し、 (ii)前記引張要素を少なくとも部分的に被覆し、 (iii)前記複数の織物繊維の露出部分を備えた前記荷重支持部材の外側の牽引面を構築する、 ステップを備えた長尺のエレベータ荷重支持部材の製造方法。前記引張要素を、前記織物繊維により、前記牽引面が係合するコンポーネントに前記引張要素が接触するのを防ぐように十分な厚さでもって少なくとも部分的に被覆するステップを備えることを特徴とする請求項11に記載の製造方法。前記複数の織物繊維の間に所定の間隔を備え、かつ、前記牽引面が係合するコンポーネントに前記引張要素が接触するのを防ぐように、前記複数の引張要素に亘って十分な被覆表面積を構築する織目を用いることにより、前記引張要素を少なくとも部分的に被覆するステップを備えることを特徴とする請求項11に記載の製造方法。前記引張要素が第1の材料を備え、前記織物繊維が第2の異なる材料を備えることを特徴とする請求項11に記載の製造方法。前記引張要素が金属を備え、前記織物繊維が非金属であることを特徴とする請求項14に記載の製造方法。前記織物繊維が、撚り糸およびのり剤を備えることを特徴とする請求項11に記載の製造方法。前記織物繊維が、エラストマ材料に含浸された撚り糸を備えることを特徴とする請求項11に記載の製造方法。前記引張要素が、前記織り込みの前に少なくとも部分的に接着剤コーティングで被覆されることを特徴とする請求項11に記載の製造方法。前記引張要素が、前記織り込みの前に少なくとも部分的にエラストマ材料で被覆されることを特徴とする請求項11に記載の製造方法。前記織物繊維が第1の外径寸法を有し、前記引張要素が第2のより大きい外径寸法を有することを特徴とする請求項11に記載の製造方法。

说明书全文

丸型ロープやフラットベルトなどの長尺の荷重支持部材には種々の用途が存在する。こうした用途の一つはエレベータシステムの荷重を懸垂することである。

荷重支持部材はエレベータシステムの駆動すなわち推進に使用される。丸形のスチールロープは長年に亘る業界標準である。最近になり、ジャケット内に実質的に保持された複数の引張部材コードを含むフラットベルトがエレベータシステムで使用されている。こうしたエレベータシステムのベルトに関連する多くの利点があるが、提示される多くの課題も存在する。

国際公開第2005/094255号

例えば、一部のエレベータベルトに提示される一つの課題は、ベルトの移動延いてはエレベータかごの移動を生じさせるベルトと駆動綱車との間に所望の割合の牽引を実現することである。エレベータベルトの表面に特定の牽引特性を実現するための異なるアプローチが提案されている。一つのアプローチが特許文献1に示される。この文献では、ジャケットが、所望の摩擦特性を提供するための粗面を含む。

その他の課題は、ジャケットをベルトに適用するために用いられる技術に関連する。一部のこうした技術により、エレベータ動作中のノイズの原因になると推定される特徴部が生じる。ジャケット層の追加により、コストおよび製造の複雑さが増大する。

一例の長尺のエレベータ荷重支持部材が、その長さに沿って延在する複数の引張要素を含む。引張要素を横切る複数の織物繊維が引張要素とともに織り込まれて、それらの織物繊維が、複数の引張要素の互いに関する所望の間隔および配列を維持する。織物繊維は、引張要素を少なくとも部分的に被覆する。その織物繊維は露出して、荷重支持部材の外側の牽引面を構築する。

一例の長尺の荷重支持部材の製造方法が、その荷重支持部材の長さに沿って延在する複数の引張要素を提供することを含む。複数の織物繊維が引張要素とともに織り込まれ、それにより複数の引張要素の互いに関する所望の間隔および配列を維持する。織物繊維が引張要素を少なくとも部分的に被覆する。その織物繊維は露出して、荷重支持部材の外側の牽引面を構築する。

開示の実施例の様々な特徴および利点が以下の詳細な説明から当業者にとって明らかとなるであろう。詳細な説明に添付の図面を以下のように簡単に説明する。

一例のエレベータシステムの選択された部分を概略的に示す図。

引張要素とともに編み組まれた織物繊維を有する一例の荷重支持部材を概略的に示す図。

2つ以上の方向に織物繊維を含む一例の織物パターンを概略的に示す図。

織物ベルトに亘って分散された引張要素を含むその他の例を概略的に示す図。

図1は一例の牽引エレベータシステム20の選択された部分を概略的に示す。図示の例は説明目的のためにすぎない。本発明の理解に不要なエレベータシステム20の特徴部(例えば、ガイドレール、安全装置など)は図示も説明もしていない。本発明が種々のエレベータシステム構成に用いられ、この図に示される特定の例だけに用いられるのではないことが当業者にとって理解できるであろう。この例は、一つ以上の長尺のエレベータ荷重支持部材30により1:1のローピング配置でカウンタウェイト24と一体となったエレベータかご22を含む。2:1またはそれ以上のその他のローピング配置が可能である。エレベータかご22およびカウンタウェイト24の重量が長尺のエレベータ荷重支持部材30によって懸垂される。

駆動綱車31Aにより長尺のエレベータ荷重支持部材30を所望のように移動させて、昇降路内でのエレベータかご22の所望の移動および配置を実現する。図示の例のエレベータシステム20は、図1に示すように長尺のエレベータ荷重支持部材30と係合するそらせ車31Bを含む。その他の例はまた、かご22上、カウンタウェイト24上、またはその両方にある、長尺のエレベータ荷重支持部材30と係合する一つ以上の遊び車またはダイバータプーリを含む(例えば、オーバスラングまたはアンダースラング式のローピング配置を提供するように)。

図2は一例の長尺のエレベータ荷重支持部材30を示す。この例は複数の引張要素32を含む。図から認識できるように、引張要素32は概ね互いに平行に配置されるとともに、この長尺のエレベータ荷重支持部材30の長さ寸法を画定する長手方向に延在する。複数の織物繊維34が引張要素32とともに織り込まれる。この例では、織物繊維34および引張要素32が互いに織物内に織り込まれて、この織物が引張要素32を互いに関して所望の方向に維持する。換言すれば、織物繊維34は実質的に引張要素32を所定の位置に保持する。文言「実質的に保持する」とは、使用時(例えば、長尺のエレベータ荷重支持部材30が、潜在的に付加的な安全係数を有するエレベータシステム20の使用時に発生する荷重に曝されたとき)に引張要素32が織物から引き抜かれず、織物繊維34に対して実質的に静止した状態となるように、織物繊維34が引張要素32と十分に係合することを意味する。この例の織物繊維34は引張部材32の長さすなわち長手方向に対して横方向の長さを有する。

この例の荷重支持部材30は、その少なくとも片側に外側の牽引面36を含む。牽引面36は露出した織物繊維34によって画定される。大半の実施例では、「露出した」織物繊維34が全長に沿って露出しているのではない。各織物繊維34の一部が別の織物繊維34または引張要素32の下にあるように織物繊維34が荷重支持部材30の織物に織り込まれる。

図示の例では、全ての織物繊維34が外側の牽引面36に露出している。一部の例では、織物の複数の層または織物繊維34の配置が、織物繊維34の少なくとも一部をその他の織物繊維34によって完全に覆われた状態にする。このような例では、一部の織物繊維のみが露出して外側の牽引面を画定する。

引張要素32はエレベータ荷重支持部材30の主な荷重支持構造である。一部の例では、織物繊維34はエレベータかご22またはカウンタウェイト24の重量を支持しない。それでもなお、織物繊維34は荷重経路の一部を形成する。織物繊維34は牽引面36で露出するため、織物繊維34は、駆動綱車31とエレベータ荷重支持部材30との間の牽引力を引張要素32に直接伝達する。

一部の例の織物繊維34は、引張要素32の、牽引面36が係合するあらゆるコンポーネントに対する接触を防止する。例えば、荷重支持部材30が駆動綱車31の周りに少なくとも部分的に巻きつくため、引張要素32は駆動綱車31の表面に接触しない。織物繊維34の寸法、織物繊維34の材料、織物繊維34のパターン、またはそれらの組合せが引張要素32と牽引面36との間に所望の間隔を保証するように選択されて、引張要素32が駆動綱車31などのコンポーネントと直接係合するのを防ぐ。織物繊維34は一部の例では、牽引面36と同じ方向に面した引張要素32の50%を越える表面領域を保護する。

一例では引張要素32は第1の材料を備え、織物繊維34は第2の異なる材料を備える。図示の例では、織物繊維34は引張要素32と比較して、はるかに小さい厚さすなわち断面寸法を有する。一例では、引張要素32は引き抜き鋼(drawn steel)などの金属であり、織物繊維34は例えばポリマなどの非金属材料を備える。図2に示す例の引張要素32は、それぞれ巻き込まれたワイヤを備えた金属コードを備える。

この例の製織処理の結果、織物繊維34がその各々の長さに沿って様々な位置に配置される一方で、各引張要素32はその長さに沿って概ね平面となる向きに維持される。織物繊維34は引張要素32に比べて軽量であり、この織物繊維34は製織処理時に引張要素の外面の周りに適合するように操作される。織物繊維34の各々は引張要素のうちの一つの(図面に基づく)頂部、隣接する引張要素32の底部、およびその隣の引張要素の頂部に亘って部分的に巻き付けられる。一部の例では、引張要素32は製織処理中に張力がかけられた状態に維持され、それにより織物繊維34が織り込まれるその一部の長さに沿って引張要素32を直線状に保つ。

図示の例では、全ての引張要素32が互いに概ね平行かつ概ね同一平面上の配列に揃えられる。この織物繊維34は、エレベータ装置のシーブの周りで荷重支持部材30が屈曲するのを可能にしながらその所望の配列を維持する。織物繊維34は、荷重支持部材30上にあらゆる外部コーティングやジャケットを必要とせずに、引張要素32の所望の相対的な配向を維持する。

一部の例では、織物繊維34は牽引面36を構築するために有効なエラストマ材料を含むまたは備える。一例は、所望の材料の織物繊維34を構築し、次いでその繊維をエラストマ材料で被覆するまたはエラストマ材料に含浸させることを含む。別の例は、複数のフィラメントから織物繊維34の各々を形成し、その織物繊維34の各々の内部に選択されたエラストマ材料で作られたフィラメントを含有させることを含む。一例のエラストマ材料はウレタンを備える。一例では熱可塑性ポリウレタンが用いられる。

一部の例では、織物繊維34は、周知ののり剤で処理された撚り糸を備える。一部の例のサイジングにより、引張要素32と織物繊維とを一緒に織り込む能力が強化される。一部の例のサイジングにより、エレベータ装置の使用時の織物繊維のフレッチングまたは摩損を最小限に抑えるなど、織物繊維34の摩耗特性が強化される。一部の例のサイジングにより、牽引面36に所望の牽引特性が提供される。

織物繊維34と引張要素32とを互いに織り込むように種々の異なる織目が用いられうる。図2は織物繊維34の一つのこうした例のパターンを示す。この例では、外側の牽引面36に露出する織物繊維34は概ね互いに平行に揃えられるとともに引張要素32の長手方向に対して概ね垂直に揃えられる。

図3は織物繊維34の互いに関しての相対的な配列を示すように部分的に拡張された別の例の織目を概略的に示す(完成形のアセンブリは図2に示すものと同様に織物繊維34と引張要素32とが互いにずっと近い)。この例では、一部の織物繊維34aは引張要素32の長手方向すなわちその長さに対して概ね垂直に配置される。その他の織物繊維34bは、引張要素32に対して概ね平行かつ織物繊維34aに対して概ね垂直に配置される。図2と図3とを比較することによって理解されるように、図3の例の織目は、織物繊維34bが牽引面36に露出する位置に含まれる場合に、牽引面36に僅かに異なる特性を有する。別の例では、織物繊維34bは引張要素32の間の隙間のみに維持されるとともに、牽引面36の外形すなわち織地に影響を及ぼさないように露出しない。

図3の例の一つの特徴は、引張要素32の各々がコーティング40を含むことである。一例では、コーティング40は引張要素32の材料の腐食を防ぐための保護コーティングである。別の例では、コーティング40は、織物繊維34と引張要素32の外表面との適切な位置決めすなわちそれらの間の接合を容易にする接着剤を備える。さらに別の例のコーティング40はエレベータ装置の使用時の引張要素32の材料を保護するのに有効なエラストマを備える。エラストマコーティング40は、例えば織物の構築後にそのコーティング40が加熱される場合に、織物繊維34を、引張要素32に対して所定の位置に適切に位置決めすなわち接合するのに役立つ。

図2の例では、各引張要素32は、単一のコードに撚り合わされたストランド32Aを形成する複数のワイヤを備える。その例では、各引張要素32は、例えば個々の複数の荷重支持ストランド32Aすなわち複数のワイヤを備える。図4に示す例では、引張要素32は織物全体に亘って分散される。この例の引張要素32は、図2の例に含まれる引張要素などの、撚り合わされたコート内の個々のワイヤまたはストランドと同様の寸法および特性を有する。図4のような例の引張要素32はより寸法の大きいものでもよい。

図4に示される一例の構成は、引張要素32として離散した金属ワイヤを含む。こうした一例では、金属ワイヤは織物繊維34の外径とほぼ等しい外径を有する。別の例では、織物繊維34は、引張要素32の織物繊維と比べてより小さい直径を有する。

開示の例により、エレベータ荷重支持部材の基礎としての織物が提供される。それらにより、二次的な材料すなわちジャケット材料を適用する必要なく、複数の引張要素を有するエレベータ荷重支持部材を実現する能力が提供される。二次的なコーティングすなわちジャケットの必要性を排除することにより、一部の製造工程の経済性が高められ、エレベータ装置に使用される際に課題または障害の種として認識されるようになってきたジャケットの特徴が排除される。

開示の例の特徴の一つは、引張要素32を互いに関して所望の位置に維持するためにジャケットを用いる代わりに織物を用いることにより、ウレタンジャケットに存在する粘弾性の性質に比べて、より優れたダンピング性がもたらされることである。ジャケットの代わりに織物を用いることでより優れたダンピング性を提供することにより、エレベータ装置の運転時のノイズレベルを低減することができる。

上記の記載は本質的に限定的なものではなく例示に過ぎない。本発明の真意を逸脱することなく開示の実施例に対する種々の変形や修正が当業者にとって明らかとなるであろう。本発明に付与される法的保護の範囲は付記の特許請求の範囲を検討することによってのみ決定される。

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