4-axis fabrics and manufacturing machinery for the textile

申请号 JP2003517353 申请日 2002-07-01 公开(公告)号 JP2004537656A 公开(公告)日 2004-12-16
申请人 テトラキシャル ソチエタ レスポンサビリタ リミテ; 发明人 ディニ,マミリアーノ;
摘要 経糸、緯糸、及び第1と第2バイヤス糸を用いて得られる4軸織物。 経糸は緯糸に対して交互に、第1バイヤス糸は第2のバイヤス糸上に横たえられ、更に第1バイヤス糸は第2バイヤス糸に、経糸と緯糸との交錯点で交差している。 本発明は前記4軸織物の製造機械も含んでいる。
权利要求
  • 経糸、緯糸及び第1バイヤス糸と第2バイヤス糸を用いて得られる4軸織物であって、経糸は緯糸に対して交互に入れ替わり、第1バイヤス糸は第2バイヤス糸が載せられて配置され、第1バイヤス糸は経糸が緯糸と交差する点で第2バイヤス糸と交差してなる4軸織物。
  • 第1及び第2バイヤス糸が任意の傾斜角度で交差していることを特徴とする請求項1記載の4軸織物。
  • 経糸、緯糸、第1バイヤス糸及び第2バイヤス糸の太さが4軸織物の部分充填度について異なることを特徴とする請求項1又は請求項2の4軸織物。
  • 第1バイヤス糸及び第2バイヤス糸が経糸及び緯糸の交錯点から離れて織られていることを特徴とする前記いずれかの請求項に記載される4軸織物。
  • 第1及び第2バイヤス糸のビームが装着される支持構造、支持構造の側部外部に装着された経糸ビーム、経糸案内手段、緯糸挿入手段及び第1と第2バイヤス糸を織物形成領域に向けて案内する手段、前記機械は第1及び第2の経糸案内部材を含み、かつ両部材がお互いに向かい合い、かつ経糸案内部材のいづれかの部材が、他の部材が静止状態にある間、動くことができるようにしてなることを特徴とする請求項の発明による4軸織物を製造するための機械。
  • 第1及び第2の経糸案内部材は、各々お互いに平行に並べられた一組の針を担持して、相互に対向して食い違いに配置している保持棒を含んでなること特徴とする請求項5記載の機械。
  • 緯糸挿入手段が機械の相対向する側の端部又は同側に両方に据えられているか、又は一つの緯糸をまづ供給し次いで他の緯糸を供給する単一の緯糸供給機構からなることができる緯糸挿入手段が配置されていることを特徴とする請求項5及び6による機械。
  • 第1及び第2バイヤス糸の案内手段は、各々がバイヤス糸のいずれかが通される針をそれぞれを有する一組の板を担持している搬送機構を含んでいることを特徴とする請求項6又は7のいずれかによる4軸織物製造のための機械。
  • 単一のオサ打ちが備えられていることを特徴とする請求項5から8のいずれかに記載の機械。
  • 添付の図を参照して記載される4軸織物及び4軸織物を製造するための機械。
  • 说明书全文

    【技術分野】
    【0001】
    本発明は、4軸織物及びその製造用機械に関する。
    【0002】
    既知のように、繊維分野では、経糸と緯糸でなる伝統時な織物のほかに、4軸織物、すなわち経糸と緯糸に加えて2つの対線方向に沿って互いに交差する第1バイヤス糸と第2バイヤス糸からなる織物が知られている。 この種の織物では、バイヤス糸は経糸と緯糸とも交差している。
    【0003】
    当該技術分野において開発された初期の4軸織物は、経糸と緯糸の間に含まれる織物の領域で交差するバイヤス糸からなっていた。 この織物の形状的な構造は、糸間の近接した接合も又好適な充填率の織物をも提供することができなかった。
    【0004】
    経糸と緯糸に加えて、2つの相互いに交差する第1のバイヤス糸と第2のバイヤス糸からなる4軸織物が米国特許第5351722号明細書でも知られている。 この種の4軸織物では、経糸は初めのコースは、緯糸で重ねられ、ついで第1及び第2のバイヤス糸を重ねる。 一方経糸の第2コースは、前記の第1の糸のコースと替わって、緯糸に重なり、第1及び第2バイヤス糸が重ねられる。
    【0005】
    後者のタイプの織物は、前者のタイプの織物で起こる問題を解消しているけれども、更なる改良が求められている。
    【0006】
    実のところ、この種4軸織物の構造は、経糸が緯糸の上方又は下方に交互に変わり、どのようにしても非対称になる。 その結果、織物の強には、実質的に、第1と第2のバイヤス糸のみが寄与することになる。
    【0007】
    【特許文献1】
    米国特許第5351722号明細書【発明の開示】
    【0008】
    したがって、本発明の目的は、完全な対称性によって特徴付けられる4軸織物を製造することにより、上述の問題を解決することにある。
    【0009】
    本発明の更なる目的は、第1及び第2のバイヤス糸の角度を望み通りに制御し得る4軸織物を得ることである。 更なる本発明の目的は、100%にも及ぶ最適の充填率を達成し得る4軸織物の製造することにある。
    【0010】
    本発明によれば、請求項1に簡潔に説明される4軸織物によって本発明の目的を達成することができる。
    【0011】
    本発明は、請求項5で4軸織物の製造機械に関し簡潔に記載される4軸織物の生産機械にも関する。
    【0012】
    この4軸織物は、部分的な充填率又は100%の充填率の織物を造りうることも含めて、多数の利点を示す。 この織物は通常の織物と同じく経糸緯糸が入換るので完全な対称性を示す。 この対称性は、織物の表側、裏側について共に同じである。 したがって、本発明の織物は、変形に対する抵抗性が大きく、このこと故に、例えば、膨張性のボートの積層プライ、フィルタ布帛、ターポリン等の多くの産業用用途に理想的な織物である。
    【0013】
    本発明の4軸織物の製造機械は、セットされる各々の針太さによって、多数本の糸による4軸織物の製織が可能である。 更に、各々の緯糸の引き込みに次ぐ緯糸のオサ打ちが単一であるので、緯糸のオサ打ちの空間を小さくすることができ、織物の単位長あたりの糸含有本数を増加させることが可能である。
    【0014】
    本発明の機械の他の重要な利点は、静止する経糸と共働して、単独で動く経糸が機械を単純化し、少ない機械要素が同期させられるので、単一のオサ打ちが前記の同期を更に簡素化し、加えて、バイヤス糸の引張機構が操作的に容易かつ正確な単純な階段的な逐次運動であることである。
    【0015】
    以下に、限定の意図なしに記載する下記の実施例により、添付図面を参照して、本発明を詳述する。
    【0016】
    本発明の4軸織物は、図の参照符号10で全体的に示されている。 図1は、全て同じ太さを有する緯糸12、第1バイヤス糸及び第2バイヤス糸を用いて得られる4軸織物を示す。 ここで、4軸織物10は、伝統的な織物のように、緯糸12と交互に入れ替わる経糸10で組織されていることを示している。 第1バイヤス糸13は、経糸11と緯糸12の交錯点で第2バイヤス糸と交錯し、更に第1バイヤス糸13は第2バイヤス糸14が上に載せられている。
    【0017】
    図2は、第1バイヤス糸13′及び第2バイヤス糸14′よりも太い経糸11′と緯糸12′とを用いて、4軸織物に部分的な充填率が付与された4軸織物10′を示す。 この場合でも、第1バイヤス糸13′が経糸11′と緯糸12′との交錯点で第2バイヤス糸14′と交錯している。
    【0018】
    図3は、実施例までに示す経糸21、緯糸22で得られる4軸織物20で、ここでは第1バイヤス糸23と第2バイヤス糸24は、緯糸20と角40°で傾斜している。 第1バイヤス糸と第2バイヤス糸の交錯は所望の角度とすることができる。
    【0019】
    図4は、経糸31、緯糸32、第1バイヤス糸33及び第2バイヤス糸34から得られる4軸織物30を示し、ここでは、経糸31のサイズは緯糸32よりも太い。 一方、図5は経糸41のサイズが緯糸42のそれよりも太く、そして第1と第2バイヤス糸43と44がより広い間隔で配列されている4軸織物40を示す。
    【0020】
    本発明は、本発明に係る4軸織物を製造するための機械50をも包んでいる。 機械50は、全体的に、図6及び図7で示され、支持構造乃至櫓構造51からなり、該支持構造には第1と第2のバイヤス糸、そして案内リング56有するビーム52が装着されている。 一方、経糸ビーム53及び54は支持構造51の側部かつ外側に配置して据えられている。 機械50は、また、経糸の案内手段、第1と第2のバイヤス糸を織物形成域55へと案内する手段を含んでいる。
    【0021】
    特に、機械はその内の一つが動く間にその余が静止している経糸を案内するための第1及び第2案手段がお互に向き合って据えられている第1及び第2の経糸案内部材からなる。 第1と第2の経糸案内部材は、各々がお互いに実質的に平行な針の組でなる多数の針を担持している向き合う保持バーからなり、これで針太さで固定される限度の多数本の針での満遍ない製織を可能にしている。
    【0022】
    図8では、61は無負荷(アイドリング)位置における動作中経糸を、61′は操作位置における同じ経糸を示す。 動作中経糸61はシャフト78を回転するモータの角運動により操作される。
    【0023】
    緯糸案内手段65及び66は、隣り合って配置される既知構造の2つのピッカ(緯糸入れ手段)からなる。 ピッカは、経糸駆動部材の運動方向に対して垂直の動き方向で、後退位置及び突出位置間で直線的な往復運動をして作動する。 図8中、緯糸65及び66のための案内75と76が見える。 緯糸案内手段は、他の既知の手段に換えることができる。
    【0024】
    第1及び第2バイヤス糸の案内手段は、一組のバイヤス糸のいずれか一つがそれぞれ通されている針73、74を有するプレート71、72の搬送機構70からなっている。 この搬送機構70は、ステッパモータ(図示省略)で操作される。
    【0025】
    前記バイヤス糸を解く一組のボビン52を収納する回転車台(カロセル)が支持構造51にぶら下げて据え付けられ、シャフト77による角度で回転する、単一オサ打ち67か端部に設けられている。
    【0026】
    以下に、図9aから図9eを参照して、本発明による機械50の動作サイクルを説明する。 サイクルのスタートで、動作中経糸を運ぶ針は、静止中経糸を運ぶ針に関してオフセット(喰い違い)位置で互いに向き合い、その結果、動作中経糸は静止している経糸とも第1と第2バイヤス糸とも衝突しない。
    【0027】
    サイクルの第1のステップでは、動作中経糸61は第1及び第2のバイヤス糸63、64を通って進み、更に静止中経糸を通って、緯糸65の引き込みへと続く。 ここで動作中経糸はスタート位置に戻り、単一オサ打ち67による最初のオサ打ちが行われる。 この時点で、第1及び第2バイヤス糸63、64を運ぶ搬送機構70が1ステップ動き、そこで第1バイヤス糸63は一方向に横に動く、この間に第2バイヤス糸が反対の方向に動き、その結果第1と第2バイヤス糸63、64が交差する。 このバイヤス糸の動きは針床端部における板を各々180度回す運動を起こさせ、かくして新しい動作位置に戻る。 その結果、緯糸66が通され、単一オサ打ち67による第2のオサ打ちが行われる。
    【0028】
    緯糸65、66の挿入手段は、機械の反対側端か、双方共に同じ側で位置させることができる。 単一供給システムは、緯糸65、66を、緯糸65を供給し次いで緯糸66を供給する供給方法とすることができる。 上述の製織サイクルが必要な回数繰り返されて本発明の4軸織物が得られる。
    【0029】
    最後に、緯糸(66)の一つは、アイドリング位置における動作中経糸61、第1および第2バイヤス糸63と64の集団及び静止中経糸62によって形成される3角形領域内に存在する、一方他の静止中緯糸(65)が、延ばされているか又は動作位置で動作中経糸61、第1と第2のバイヤス糸63、64の集合及び静止中経糸62によって形成される3角形の中に存在することである。
    【0030】
    この幾何学的関係は、静止中緯糸62が機械のセンターラインを超えている図8の場合でも、静止経糸62が機械のセンターラインのこちら側にある図9a〜図9eの場合であっても起こる、この両方の場合ともに機械50の可能な変形態様の例として説明され、すべてこの明細書に記載された発明的概念に含まれ、そして請求の範囲によってカバーされている。 本発明は、請求の範囲に含まれる発明概念の範囲内の多数の改良や変形態様の対象であることができ、その技術の委細は求めに応じて変えることができる。
    【図面の簡単な説明】
    【0031】
    【図1】図1は、本発明の第一の実施態様による4軸織物の平面図である。
    【図2】図2は、本発明の他の実施態様による4軸織物の平面図である。
    【図3】図3は、本発明の更に他の実施態様による4軸織物の平面図である。
    【図4】図4は、本発明の更に他の実施態様による4軸織物の平面図である。
    【図5】図5は、本発明の更に他の実施態様による4軸織物の平面図である。
    【図6】図6は、本発明の4軸織物を製造する機械の側面図である。
    【図7】図7は、本発明の4軸織物を製造する機械の正面図である。
    【図8】図8は、本発明の4軸織物を製造する機械の一部要素を示す垂直断面図である。
    【図9】図9は、図aから図eで示される一連の模式的動作図で示す本発明の機械の運転操作説明図である。

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