Header tape for curtain, etc.

申请号 JP11581497 申请日 1997-05-06 公开(公告)号 JPH1072739A 公开(公告)日 1998-03-17
申请人 Ykk Corp; ワイケイケイ株式会社; 发明人 IBANEZ SANTIAGO E ROSA; SACHEZ MIGUEL FERRERO; GRINO CESAR CASAS; YAMAMOTO TORU; HASEGAWA TAKASHI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a header tape to be fixed along the upper edge of a curtain, etc., dispensing with the separate production of a loop material and a header tape and nevertheless capable of keeping a desired loop length.
SOLUTION: This header tape 2 for curtain, etc., has loops 1 for hook-and- loop fasteners in discontinuously separated loop-forming areas 6. The loop is formed by a part 9a of a warp 9. The back surface of the tape 2 is coated with an adhesive exclusively at the loop-forming areas 6 to fix the loop to the tape 2. Consequently, the area 7 other than the loop-forming area has original flexibility to facilitate the formation of gathers 2a. The cords 3, 4, 5 for forming gathers 2a are made of a material unbondable by the adhesive.
COPYRIGHT: (C)1998,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 フックアンドループファスナーの雌係合素子である複数のループがテープに沿って等間隔で離間した不連続なループ形成領域に織り込まれてなるカーテン等のためのヘッダーテープであって、前記ループが一部の経糸により形成されてなることを特徴とするヘッダーテープ。
  • 【請求項2】 前記テープはプリーツ等を形成するための複数の離間したループ非形成領域を有し、前記ループ形成領域は隣り合う前記ループ非形成領域の間をテープに沿って延び、テープにギャザーを取るときにループ形成領域がテープに沿って離間してなる請求項1記載のヘッダーテープ。
  • 【請求項3】 前記テープは、そのループ形成領域において使用時のループの引張りによる変形を防止するための固定処理がなされてなる請求項1又は2記載のヘッダーテープ。
  • 【請求項4】 前記テープの裏面に接着剤又は合成樹脂材料によるコーティングがなされてなる請求項1〜3のいずれかに記載のヘッダーテープ。
  • 【請求項5】 ギャザーを取るためのコードが前記テープに差し通されており、前記コードは接着剤と非親和性の材質で形成されてなる請求項4記載のヘッダーテープ。
  • 【請求項6】 経糸及び緯糸はナイロン製であり、コードはポリエステル材料からなる、クレーム5記載のヘッダーテープ。
  • 【請求項7】 前記コードの差通しがテープの織成と同時に織り込まれることによりなされてなる請求項5又は6記載のヘッダーテープ。
  • 【請求項8】 前記コードは、前記ループ形成領域において2回以上にわたって表裏を刺し通されてなり、前記非形成領域の両端部においてそれぞれ1回ずつ表裏を刺し通されてなる請求項5〜7のいずれかに記載のヘッダーテープ。
  • 【請求項9】 フックアンドループファスナーのための複数のループを有し、テープはループを引っぱりに対して固定するためにコートされ、且つカーテン使用時にギャザーを取るためのコードがテープを通って延びているカーテン等のためのヘッダーテープであって、前記コードの表面が前記コート材料と接着しない材料によりコーティングされてなることを特徴とするヘッダーテープ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明はカーテンや各種幕類の上縁部に沿って固着されるヘッダーテープに関する。

    【0002】

    【従来の技術及び課題】ヘッダーテープはカーテン或いは垂れ幕など他の吊り下げられる生地(以下、単にカーテンという。)の上縁部に沿って取り付けられ、フックを受け止めてカーテンを吊り下げ、またカーテン等にプリーツを形成し、或いはギャザーをとる。

    【0003】プリーツやギャザーを形成するために、平行な複数本のコードがテープの長さ方向に差し通され、
    テープがカーテンに取り付けられた状態で、コードを一端から引っ張りテープの本体に襞を作る。 コードはテープの織成時に経糸方向でテープに結合され、経糸よりかなり大きな径を有している。

    【0004】フックアンドループファスナーはカーテンを吊り下げるための機構に使用されてきた。 EP-A-612
    493 に開示されたそのような機構では、ループ材のストリップがカーテンの上端に取り付けられる。 レールからカーテンを吊り下げるためのカーテンの鉤部材は、表面にヘッダーテープのループと係合するための係合素子であるフックが成形された平板状の面を有している。 これらの機構は、カーテンが頻繁に又は最小限の労をもって取り外されるような場合であって、工業的な目的のためには特に有用である。 しかしながら、ループ材のストリップに加えてギャザーテープが必要であるという欠点がある。

    【0005】FR-A-2 685 926は、テープの製造時にフックアンドループファスナー機構のループがテープ内に織り込まれるギャザーテープを示している。 ループは緯糸を用いて形成され、同緯糸は経糸方向に延在する杆材上を跨いで通過する。 ループの形成領域がテープの長さ方向に沿って離間して形成される。 また、同領域はテープの幅方向にわたって互い違いに配されてもよい。 緯糸によりループを形成する場合、杆材の上下方向の振り幅が規制されるため、ループの背丈が低く、相手方のフックの寸法も制限されることになり、同時に同フックとの係合率をより高めることができない。

    【0006】

    【課題を解決するための手段及び作用効果】本発明の第1の態様は、フックアンドループファスナーの雌係合素子である複数のループがテープに沿って等間隔で離間した不連続な領域に織り込まれてなるカーテン等のためのヘッダーテープであって、ループが一部の経糸により形成される。

    【0007】ループを経糸により形成する場合には、相手方のフックが侵入する係合開口がテープの幅方向に向くため、上記FR-A-2 685 926のフックアンドループファスナーごとく緯糸によりループを形成する場合と比較してループの背丈が高くなり、より大きく立ち上がる。

    【0008】更には、本発明のごとくカーテンの吊り下げ方向(垂直方向)に対して平方向に取り付けられるヘッダーテープにあって、テープの長手方向にループが形成されることにより、ループの上記開口面もほぼ水平になるため、カーテン使用時に相手方のフックがループに引っ掛かりやすくなり、しかもその剥離強度は上記FR
    -A-2 685 926のフックアンドループファスナーと同様であるが、係合強度は著しく高まる。

    【0009】また好適には、前記テープは、そのループ形成領域において使用時のループの引張りによるループ変形を防止するため固定処理がなされている。 例えば、
    これは、多分野において使われるこの種のループ材の製造技術において一般に知られているように、テープの裏面に接着剤をコートすることによりなすことができる。
    そのコーティングは、テープ裏面への接着剤の吹き付け、或いはローラ塗工等による。

    【0010】更に好適には、ループはテープの経糸方向、即ち長さ方向に等しいピッチで離間して配された不連続な領域内に形成される。 ループが接着剤などにより固定されている領域は、比較的硬くなりやすい。 ループを不連続な領域に形成すること、及びそのループの形成領域のみを固定処理することにより、ループ間の非形成領域は比較的柔軟な状態にあり、容易にギャザーをとることができる。 ループの形成領域のみに施される固定処理は、例えば接着剤の吹き付けによる場合、テープの移送速度が一定であることから、図示せぬ制御部にて計時して一定時間の経過ごとに吹き付け部に指令がなされ自動的に吹き付け部を作動させる。 また、前記計時に代えて、例えば光学的な検出器を設け、ループの形成領域の検出と同時に又は同検出後の一定時間経過後に、前記吹き付け部を作動させるようにする。 ローラによる塗工の場合には、前述のタイミングで接着剤槽と共にローラを昇降させるようにする。

    【0011】好ましくは、1本以上のギャザー用コードがテープに織り込まれる。 更に、前記コードの材質とテープ本体の材質とは異なることが好ましい。 接着又はコーティング剤と親和性のある第1材料でテープの本体を形成し、前記接着剤又はコーティング剤と親和性のない第2材料でコードを形成することにより、コードをテープの本体に接着させることなしにループ形成領域をコートすることができ、従ってコードはテープを通して更に容易に引き抜きやすくする。

    【0012】また、前記コードは、前記ループ形成領域において2回以上にわたって表裏を刺し通され、前記非形成領域の両端部においてそれぞれ1回ずつ表裏を刺し通される。 こうすることで、コードを引いてカーテン類に襞を作るとき、ループ形成領域において襞が作りにくくなり、ループ非形成領域において確実に襞が作られるようになる。

    【0013】本発明の第2の態様は、テープに織り込まれたフックアンドループファスナーのためのループを有し、テープはループを引張に対して固定するためにコートされ、且つギャザーを取るためにコードがテープを通して延在しているカーテンのためのヘッダーテープであって、前記コードの表面が前記コート材料と接着しない材料によりコーティングされている。

    【0014】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の代表的な実施の形態を図示実施例に基づいて具体的に詳述する。

    【0015】図1はテープを作るためのニードル織機上で織成されるカーテンヘッダーテープ2を示している。
    テープ2は長さ方向に延びる3本のコード3,4,5を有し、ギャザーを取るためにテープ2の本体に対して自由に移動できる。 なお、前記3本のコード3,4,5は2本又は3本以上であってもよい。

    【0016】ループ1の形成領域6はテープ2に沿って間隔をあけて不連続に形成されている。 各形成領域6
    は、各コード3,4,5の間をテープのほぼ全幅にわたって形成されている。 このループ形成領域6は、中間の前記コード4を挟んでテープ2の長さ方向にジグザグ上に配されてもよい。

    【0017】前記ループ形成領域6にあるループ1は、
    テープ2の経糸9のうちの一部の経糸9aによって形成される。 すなわち、前記ループ形成用経糸9aがテープ2の織成時に同テープ2に織り込まれてループ1が形成される。

    【0018】図2は、ループ1が形成されないループ非形成領域7においてテープ2にギャザー2aを取ったり束ねたりするために、前記コード3,4,5が引っ張られた状態のテープ2を示している。 ループ形成領域6はギャザー2a間のテープ長の一部のみを占める。 それらのループ形成領域6は、ギャザー2aが取られたテープ2において各ループ形成領域6の中央から中央までが所定の間隔、代表的な寸法としては4〜12cmあけるように位置決めされる。 これにより協動するカーテン吊り下げ具又は鉤体をギャザー2aを取ったテープ2に沿って等間隔に置くことがより容易になる。

    【0019】図3において、テープ2′は同テープ2′
    の幅方向の一半部のみにループ形成領域6′が存在しており、この場合にテープ2の部15においてもループ形成領域6′が存在している。

    【0020】図4は、コード3が一縁部8に織り込まれているテープ織込み部の一部を模式的に示している。 多数の杆材10が織幅方向に平行に配された織機の織前部の領域で、ループ形成用経糸9aが、経糸9を横方向から見て後方と前方とに向けて、経糸方向に延びる各杆材10を交互に横切って通過することによりループ1に形成される。 糸条9上を連続するループ1は経糸方向に次々形成され、緯糸12の数ピック又はグループによって離間されている。 図4におけるテープ2は、矢印Aの方向に移動する。

    【0021】ループ1の存在しないループ非形成領域7
    を設けるために、ループ形成用経糸9aを杆材10を越えて横方向へと移動させず、地組織の一部の経糸として連続して織り込む。

    【0022】織成後、ループ形成領域6においてテープの裏面には、緯糸12に対して経糸9,9aを固定するために接着剤でされ、使用中のループ形成用経糸9aの引張りが防止される。

    【0023】好適な1例としては、経糸9,9a及び緯糸12の材質はナイロンが使われ、テープ2の裏面を合成樹脂等からなる接着剤で塗工する。 このとき、各コード3,4,5はポリエステル製であり、前記接着剤としてナイロンに接着するがポリエステルには接着しない接着剤が選択される。 前記コードとして接着剤と接着するような材質が使われる場合は、同コードの表面に前記接着剤と接着しない材質からなる他の合成樹脂をコーティングしてもよい。

    【0024】図5はテープの裏面に接着剤を塗工するためのスプレー機構を模式的に図示しており、スプレー1
    4はループ形成領域6が同スプレー14の上方を通過する際に作動する。 前述のごとくテープ2の材質とコード3,4,5の材質とを異ならせ、接着剤としてテープ2
    の経糸9,9a及び緯糸12には接着するが、コード3,4,5には接着しない接着剤を選択すれば、前記スプレー14により接着剤を噴霧してもコード3,4,5
    を固定位置に接着してしまう恐れがなく、テープ2のループ形成領域6の全幅にわたり塗工することができる。
    コーティングは例えばローラを用いる等の他の方法で付与してもよい。

    【0025】テープ2のループ非形成領域7の裏面には接着剤を塗布しないほうが、ギャザー2aを確実に取るためには好ましい。 そのため、図示は省略したがテープ2の移送速度に合わせてループ形成領域6が前記スプレー14の上方に達する時間を制御部で計算し、前回の噴霧から前記時間の経過後にスプレー14を作動させるようにする。 或いは前記時間の計算に代えて、光電式検出器等を用いてループ形成領域6を直接検出し、スプレー14を作動させるようにすることもできる。 ローラ等による塗工の場合には、前記スプレー14の作動に代えて、待機位置にある前記ローラ等を接着剤槽と共にテープ裏面に接触させるべく上昇させる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の第1実施例を示すヘッダーテープの平面図である。

    【図2】 テープにギャザーを取った状態を示す斜視図である。

    【図3】本発明の第2実施例を示すヘッダーテープの平面図である。

    【図4】ループ形成用経糸を用いてテープの織成と同時に同テープにループを形成する方法を示す要部の斜視図である。

    【図5】テープのコーティング方法の一例を概略で示す塗工工程図である。

    【符号の説明】

    1 ループ 2,2′ テープ 2a ギャザー 3,4,5 コード 6,6′ ループ形成領域 7 ループ非形成領域 9 経糸 9a ループ形成用経糸 10 杆材 12 緯糸 14 スプレー 15 耳部

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 徹 ドイツ国 メアブッシュ デー−40667, マリエンブルガー シュトラーセ 9 (72)発明者 長谷川 隆 イギリス国 ワーリントン ダブリュエー 6 7エルエフ,フロードシャム,エンナ ーデール ドライブ 13

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