Preparation of split leather and method of use of same

申请号 JP40991190 申请日 1990-12-12 公开(公告)号 JPH05255700A 公开(公告)日 1993-10-05
申请人 Ludwig Lindgens Gmbh & Co Kg; ルートヴィヒ、リンドゲンス、ゲゼルシャフト、ミツト、ベシュレンクテル、ハフツング、ウント、カンパニー、コマンデイトゲゼルシャフト; 发明人 Peter Meurer; Gunter Dr Schmidt; グンター、シュミット; ペーター、モイラー;
摘要 PURPOSE: To provide a split leather produced as a byproduct in the preparation of first-class leather which has low shrinkage even when the split leather is subjected to big temperature and humidity changes.
CONSTITUTION: In the process of immersing, tanning, chrome-tanning, coating with fat, drying and dressing a separated butt, between chrome-tanning and coating with fat, the separated butt is shaved to a thickness of 1.1-2.5 mm and is then tanned, and after a split side dressing of the dried butt, the butt is shaved on its flesh side to a thickness of 0.5-1.0 mm, and the flesh side is also dressed.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 浸漬した動物の皮、特に牛の皮を表面片と肉面片に分割し、肉面片をバット及び首部及び横腹部に分離し、かつバットを後から浸漬し、なめし、クロムでなめし、油脂を塗り、乾燥させ、かつ仕上げる、スプリットレザーの製造方法において、クロムなめしと油脂塗りの間にバットを、まず分割面と肉面の削りによって1.1〜2.5mmの厚さにし、かつ再びなめし、かつ乾燥したバットの分割面を仕上げた後に、肉面の削りによりこのバットから0.5〜1.0mmの厚さの中間片を形成し、続いてこの中間片の肉面も仕上げることを特徴とする、スプリットレザーの製造方法。
  • 【請求項2】 クロムでなめしたバットを、分割面と肉面の削りにより1.2mm〜1.5mmの厚さにする、
    請求項1記載の方法。
  • 【請求項3】 クロムでなめしたバットを、まず分割面について直線押付けローラにより2.0〜2.2mmの厚さに削り、それから肉面について押型を有する押付けローラにより1.5〜1.7mmの厚さに削り、かつ続いて再び分割面について押型を有する押付けローラにより1.2〜1.5mmの厚さに削る、請求項2記載の方法。
  • 【請求項4】 油脂を塗ったバットを機械的に脱水し、
    かつ棒につるして50〜70℃で3〜5時間乾燥させる、請求項1〜3の1つに記載の方法。
  • 【請求項5】 水性ポリウレタン及び/又はポリアクリレート分散体の層状ローラコーティング及び/又はスプレーによりかつ層の平坦化により、乾燥したバットの分割面の仕上げ及びバット中間片の肉面の仕上げを行う、
    請求項1〜4の1つに記載の方法。
  • 【請求項6】分割面を仕上げたバットの肉面を削ることにより、0.7〜0.9mmの中間片を形成する、請求項1〜5の1つに記載の方法。
  • 【請求項7】 中間片を形成する肉面の削りを、押型を有する押付けローラによって行う、請求項1〜6の1つに記載の方法。
  • 【請求項8】 肉面も仕上げたバット中間片を熱処理によってあらかじめ収縮させる、請求項1〜7の1つに記載の方法。
  • 【請求項9】 バット中間片を、乾燥室内につるすことによって80〜140℃で1〜6時間あらかじめ収縮させる、請求項8記載の方法。
  • 【請求項10】 バット中間片を105〜120℃で1.5〜2.5時間あらかじめ収縮させる、請求項9記載の方法。
  • 【請求項11】 特に自動車において温度変化及び湿度変化の負荷にさらされかつ平面接着されたレザーライニングに使用する、請求項1〜10の1つにより作られたスプリットレザーの使用方法。
  • 【請求項12】 スプリットレザーを接着する際及び/
    又はその後に、支持基材を最終的な形にする、請求項1
    1記載の方法。
  • 【請求項13】 接着の途中に及び/又は接着により肉面の仕上げを行う、請求項11又は12記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、まず浸漬した動物の皮、特にの皮を表面片と肉面片に分割し、肉面片をバット及び首部及び横腹部に分離し、かつバットを後から浸漬し、なめし、クロムでなめし、油脂を塗り、乾燥させ、かつ仕上げる、スプリットレザーの製造方法に関する。 また本発明は、このようにして作られたスプリットレザーの使用方法にも関する。

    【0002】

    【従来の技術】前記のような公知の方法によれば(ウルマンズ・エンサイクロペディー・デア・テヒニシェン・
    ヒェミー、第4版、第16巻、「ラーガーベルクシュトッフ・ビス・ミルヒ」ヴァインハイム在、フェルラグ・
    ヒェミー・ゲー・エム・ベー・ハー出版、1978年、
    第109〜177頁)、例えば自動車のダッシュボード又はオープンカーの固定シート上のように、大きな温度変化及び湿度変化の負荷にさらされる平面接着したレザーライニングのために使用できる程度に収縮の少ないスプリットレザーを作ることはできない。

    【0003】

    【発明の目的】本発明の課題は、初めに述べた方法により収縮の少ないスプリットレザーを作ることにある。

    【0004】

    【発明の構成】本発明によればこの課題は次ぎのようにして解決される。 すなわちクロムなめしと油脂塗りの間にバットを、まず分割面と肉面の削りによって1.1〜
    2.5mmの、なるべく1.2〜1.5mmの厚さにし、かつ再びなめし、かつ乾燥したバットの分割面を仕上げた後に、肉面の削りによりこのバットから0.5〜
    1.0mmの、なるべく0.7〜0.9mmの厚さの中間片を形成し、続いて中間片の肉面も仕上げる。

    【0005】その場合本発明は、バット中間片の目ざす削り、再なめし及び仕上げによっておおいに収縮の少ないスプリットレザーが製造できるという知識に基づいている。

    【0006】本発明の枠内にはそれ以上の具体化について多くの可能性がある。 そこで特に有利な構成によれば、クロムでなめしたバットを、まず分割面について直線押付けローラにより2.0〜2.2mmの厚さに削り、それから肉面について押型を有する押付けローラにより1.5〜1.7mmの厚さに削り、かつ続いて再び分割面について押型を有する押付けローラにより1.2
    〜1.5mmの厚さに削る。 すなわち押型を有する押付けローラの使用によって、レザーが天然材料であり、すなわち面全体にわたって一様な特性を有する材料ではなく、縁範囲において背中範囲におけるものより通常弱い強度を有するということが配慮される。 その他に油脂を塗ったバットを機械的に脱し、かつ棒につるして50
    〜70℃で3〜5時間乾燥させることは望ましい。 乾燥したバットの分割面の仕上げ及びバット中間片の肉面の仕上げは、それぞれ水性ポリウレタン及び/又はポリアクリレート分散体の層状のローラコーティング及び/又はスプレーによりかつ層の平坦体によって行うと有利である。 肉面の仕上げは、後で接着を行う途中で及び/又は接着によって行ってもよいことは明らかである。 前に述べた理由により、中間片を形成する肉面の削りを、再び押型を有する押付けローラによって行うことは望ましい。 最後に肉面も仕上げたバット中間片を熱処理によってあらかじめ収縮させるという処置も、特に良好な結果に通じる。 これに関連してバット中間片を、乾燥室内につるすことによって80〜140℃で1〜6時間、なるべく105〜120℃で1.5〜2.5時間あらかじめ収縮させることは望ましい。

    【0007】いずれにせよ、特に自動車において温度変化及び湿度変化の負荷にさらされかつ平面接着したレザーライニングのために、前記のように作られたスプリットレザーを使用することも、本発明の対象である。 その場合スプリットレザーを接着する際及び/又はその後に支持基材を最終的な形にしてもよい。

    【0008】

    【実施例】次に実施例により本発明を詳細に説明する。

    【0009】原料はいわゆるフレッシュスプリットであり、このフレッシュスプリットは、一級レザーの製造の場合に浸漬後に分割した際に副産物として付随的に生じるものである。 そのため脱毛し浸漬した牛皮は、帯状刃分割機において水平に2つの層に分離される。 上側の層は、いわゆる表面片であり、かつ組織学上表面膜(乳頭層)及びその下の網状層の一部をなしている。 下側の層は、いわゆる肉面片であり、かつ組織学上網状層の一部及び皮下結合組織をなしている。

    【0010】続いて肉面片はバットにされる。 このことは、皮全体を3つの皮部分に、すなわちバット(中間部)、首部及び横腹部に分解することを表している。 後続の加工のためには肉面片バットだけが使われる。 肉面片バットは、カルシウムヒドロキシドの飽和溶液中で2
    5℃で24時間おけ内でゆっくりと回転して処理することによってまず再浸漬される。 続いて含まれた石灰の酸性塩及び/又は弱有機酸を加えて中和する。 その後なめされ、そのためバットは、すい臓腺の酸素によって38
    ℃の温度で4時間強に動かして処理される。

    【0011】この時肉面片バットは、無機/有機酸の混合物による処理によって横断面全体に酸設定され、かつ続いて塩基性III価クロムスルファートを加えてクロムなめしされ、しかも40℃で12時間クロムなめしされる。 その後2つのプレスローラの間で液圧によって絞られ、枯らし、すなわち部分脱水が行われる。

    【0012】この時削りによって機械加工による厚さ調整が行われる。 すなわちまず分割面が、直線押付けローラによりプレート−首の方向に2.0〜2.2mmの厚さに削られる。 その後肉面は、32/100の押型を有する押付けローラによって首の方向に中央プレートまで1.5mmに削られ、背中は1.7mmまで削られ、かつ腹部は、血管のため必要なかつ許容される程度に削られる。 別のすべての削り過程も押型を有するローラによって行われる。 それからこれら片は、夜の間良好にカバーしておく。 続いて分割面においてプレート−首の方向に仕上げ削りされ、しかも次ぎの最終的な削り厚さにされる。

    【0013】 背中の線(尾からほぼ50cm) 1.2〜1.3mm 腹部(縁エッジからほぼ5cm) 1.3〜1.4mm 縁(縁エッジからほぼ1cm) 1.4〜1.5mm 削りの後に、なめしにおいて使用したような塩基性II
    I価クロム塩による強力後処理によって再びなめしされ、かつ続いて弱アルカリ性塩によって中和される。 バットは着色のためアニリン染料で処理される。 植物油脂(やし油、菜種油)又は動物性油脂(肝油)の水性エマルジョンを用いて油が塗られる。 続いて機械的に脱水され、かつ棒につるして60℃でほぼ4時間乾燥される。

    【0014】仕上げの準備のために肉面片バットの両面は、サンドペーパを張った回転ローラ上で表面の繊維を一様にするように処理される。 みがきによるほこりは、
    吹付け空気ほこり除去機によって取除かれる。 仕上げのため、ローラ塗付け機又は吹付け機により水性有機ポリウレタン及びポリアクリレート分散体が層状に塗られる。 続いて表面を密閉する閉じた着色フィルムを形成するために塗られたフィルムは平坦化される。 さらに続いて分割面は刻印カレンダによって刻印される。

    【0015】その後中間片が作られ、しかも押型を有する押付けローラにより肉面を削って0.7〜0.9mm
    の最終的な厚さで作られる。 ほこり除去の後(前記のように)、裏側が処理され、しかもローラ塗付け機において水性ポリアクリレート分散体を塗ることによって処理される。 続いて再び圧力と熱を加えて平坦化される。

    【0016】続いてでき上ったバット中間片は乾燥室内につるされ、かつここで90℃で5時間あらかじめ収縮させられる。

    【0017】このようにして作られたスプリットレザーは、極めて収縮が少なく、かつ特に自動車において温度変化及び湿度変化の負荷にさらされる平面接着されたレザーライニングにおいて適している。

    フロントページの続き (51)Int.Cl. 5識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C14B 13/00 7016−4F (72)発明者 グンター、シュミット ドイツ連邦共和国、7032、ズィンデルフィ ンゲン、ブライヒミューレシュトラーセ、 15 (72)発明者 ペーター、モイラー ドイツ連邦共和国、4330、ミュールハイム −ルール、ヴェレンベック、17

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