Production of polyketone

申请号 JP2000602697 申请日 2000-03-01 公开(公告)号 JP2002538248A 公开(公告)日 2002-11-12
申请人 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー; 发明人 ゴールドフインガー,マルク・ブルース;
摘要 (57)【要約】 無 水 カルボン酸と燐酸またはそれらの相当物の組み合わせを触媒として用いて芳香族カルボン酸と二反応性 芳香族化合物 を反応させることでポリケトンを生じさせる。 生成物である重合体は成形用樹脂として用いるに有用である。
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ポリケトンの製造方法であって、二反応性の芳香族化合物とジカルボン酸と燐酸と無水カルボン酸を接触させることを含んで成る方法。
  • 【請求項2】 前記ジカルボン酸が芳香族ジカルボン酸である請求項1記載の方法。
  • 【請求項3】 前記無水カルボン酸が式R 2 C(O)O(O)CR 2 [式中、
    各R 2は独立してヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルでありそして各R 2は約0.2以上のσ mを有する]で表される請求項2記載の方法。
  • 【請求項4】 前記σ mが0.4以上である請求項3記載の方法。
  • 【請求項5】 各R 2が独立してパーフルオロアルキルである請求項3記載の方法。
  • 【請求項6】 前記芳香族ジカルボン酸がテレフタル酸またはイソフタル酸である請求項2記載の方法。
  • 【請求項7】 前記芳香族ジカルボン酸がテレフタル酸、イソフタル酸、4
    ,4'−ビ安息香酸または2,6−ナフタレンジカルボン酸である請求項2記載の方法。
  • 【請求項8】 前記芳香族化合物がナフタレン、メチルナフタレン、メトキシナフタレン、ベンジルエーテル、スチルベン、ジフェニルカーボネート、ベンジルフェニルエーテル、ビフェニル、ターフェニル、フルオレンおよび式 【化1】 [式中、 R 1は、−O−(ジフェニルエーテル)、アルキリデン(例えば−CH 2 −,−C
    2 CH 2 −,または(CH 32 C<)であり、そしてR 3は、ヒドロカルビレン、置換ヒドロカルビレンまたはヒドロカルビリデンである] で表される化合物である請求項1、4または6記載の方法。
  • 【請求項9】 前記芳香族化合物がジフェニルエーテルである請求項1、5
    または6記載の方法。
  • 【請求項10】 約0℃から約300℃の温度で行う請求項2記載の方法。
  • 【請求項11】 約30℃から約200℃の温度で行う請求項2、5、6または8記載の方法。
  • 【請求項12】 芳香族化合物とジカルボン酸のモル比を約1.00:1.
    00にする請求項2、5、6、8または11記載の方法。
  • 【請求項13】 混ぜ物なしに行う請求項1記載の方法。
  • 【請求項14】 追加的液体の存在下で行う請求項1記載の方法。
  • 【請求項15】 前記ポリケトンを分枝させる目的で三反応性もしくはそれ以上の反応性の芳香族化合物および/またはトリもしくはそれ以上のカルボン酸も少量存在させる請求項1記載の方法。
  • 【請求項16】 無水カルボン酸とジカルボン酸のモル比を約0.1から約20にする請求項2、5、6、8、11または12記載の方法。
  • 【請求項17】 無水カルボン酸とジカルボン酸の前記モル比を約2から約4にする請求項16記載の方法。
  • 【請求項18】 燐酸とジカルボン酸のモル比を約0.01から約2.0にする請求項2、5、6、8、11、12または16記載の方法。
  • 【請求項19】 燐酸とジカルボン酸の前記モル比を約0.05から約1.
    0にする請求項18記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 (発明の分野) 二官能化合物として挙動する電子が豊富な芳香族化合物とジカルボン酸の反応を燐酸/無カルボン酸を触媒として用いて行うことを通してポリケトンの製造を行う。

    【0002】 (技術的背景) ポリケトン類、特に芳香族ポリケトン類は重要なエンジニアリング(engi
    neering)重合体であり、これらは、しばしば、耐化学品性、良好な高温特性、良好な引張り特性などの利点を有する。 典型的なエンジニアリングポリケトンはポリ(エーテルエーテルケトン)(PEEK)(I)およびポリ(エーテルケトン)(PEK)(II)であり、これらは繰り返し単位

    【0003】

    【化2】

    【0004】 を有する。 それらの最も一般的な重合体の製造は芳香族ヒドロキシ化合物と芳香族フッ化物の縮合で行われてきた。 例えば、PEEKは4,4'−ジフルオロベンゾフェノンとヒドロキノンのジアニオンの反応で生じ得る一方、PEKは4,
    4'−ジフルオロベンゾフェノンと4,4'−ジヒドロキシベンゾフェノンのジアニオンの反応または4−フルオロ−4'−ヒドロキシベンゾフェノンの自己縮合(これは塩基で助長される)で生じ得る。 このような反応は所望重合体を生じさせるに充分ではあるが、それらは重大な欠点を有する。 必要なベンゾフェノン単量体は高価でありかつ反応で副生成物、例えば無機フッ化物などが生じてそれらを適切に処分する必要がある。

    【0005】 芳香族ケトンを生じさせる別の方法はフリーデルクラフツ合成である。 このような合成ではいくらか安価な材料を用いることができるが、この反応はしばしば実施が困難でありかつ望ましくない副生成物が生じる。 例えば、塩化アルミニウムの如きルイス酸を少なくとも化学量論的量で用いる必要があるが、それを後で重合体から分離して処分するか或は他の様式で用いる必要がある。 従って、ポリケトンの製造方法を改良することが望まれている。

    【0006】 T. P. Smyth,他,J. Org. Chem.,63巻 8946−89
    51頁(1998)には、燐酸と無水トリフルオロ酢酸の組み合わせを活性化系(activation system)として用いてカルボン酸と芳香族化合物を反応させることで芳香族ケトンを生じさせる反応が記述されている。 そのような反応を用いて重合体を生じさせることは全く述べられていない。

    【0007】 (発明の要約) 本発明はポリケトンの製造方法に関し、本方法は、二反応性(bireact
    ive)の芳香族化合物とジカルボン酸と燐酸と無水カルボン酸を接触させることを含んで成る。

    【0008】 (発明の詳細) 本明細書におけるヒドロカルビルは炭素と水素を含む一価基を意味する一方、
    置換ヒドロカルビルは1つ以上の官能基で置換(水素が完全に置き換わっていることも包含する)されているヒドロカルビルを意味する。 ヒドロカルビレンは、
    炭素と水素のみを含んでいて、異なる炭素原子に付いている2遊離原子価(tw
    o free valences)を含む二価の基を意味する。 ヒドロカルビリデンは、炭素と水素を含んでいて同じ炭素原子に2遊離原子価が付いておりそして前記原子価の各々が異なる原子に結合している基を意味する。 置換ヒドロカルビレンは、1つ以上の官能基で置換されている(水素の全部が置き換わっていてもよい)ヒドロカルビレン基を意味する。

    【0009】 本明細書における「二反応性」化合物は、ケトン生成重合過程で実質的に全ての分子が各々二度反応する(react twice)化合物、例えば芳香族化合物などを意味する。 そのような化合物に含まれる「反応性基」は一般に炭素原子に結合している水素であるがこれは通常は官能基と見なされないことから、そのような用語を用いる。

    【0010】 「二反応性の芳香族化合物」は、二反応性の芳香環を少なくとも1つ含む化合物を意味する。 この化合物は芳香環を2つ以上含んでいても構わない。 芳香環が2つ以上存在する場合、ナフタレンまたはアントラセンなどに見られるような縮合環系であってもよいか、ビフェニルなどに見られるように共有結合で直接連結している環系であってもよいか、或はジフェニルエーテル、ジフェニルメタンおよび2,2−ジフェニルプロパンに見られるように別の基を通して連結している環系であってもよい。 他の基が芳香環系に存在していても構わない(それらがケトン生成重合反応を妨害しない限り)。 このような芳香環は炭素環状環であるのが好適である。 また、この化合物の芳香環1つまたは2つ以上がナフチル環系またはフェニル環1つまたは2つ以上であるのも好適であり、より好適にはフェニル環である。 二反応性の芳香族化合物を2種類以上存在させてコポリケトンを生じさせることも可能である。

    【0011】 T. P. Smyth他は、ケトン生成反応は親電子剤が二反応性化合物の芳香環を攻撃する反応であると仮定している。 そのような親電子反応で基質、例えば二反応性化合物などが示す反応性は「電子が豊富」になればなるほど高くなることが本技術分野で良く知られている。 芳香環はこの環に電子供与置換基が結合していればいるほど電子豊富になり得る。 そのような置換基にはエーテル、アルキルおよび第三級アミノなどの基が含まれ、それらは本技術分野で良く知られている。 そのような基を二反応性化合物に存在させると反応性がより高くなる傾向があり、実際、一反応性ではなく二反応性であることが確保される。 二反応性化合物に有用な化合物にはナフタレン、メチルナフタレン、メトキシナフタレン、ベンジルエーテル、スチルベン、ジフェニルカーボネート、ベンジルフェニルエーテル、ビフェニル、ターフェニル、フルオレンおよび式

    【0012】

    【化3】

    【0013】 [式中、 R 1は、−O−(ジフェニルエーテル)、アルキリデン(例えば−CH 2 −,−C
    2 CH 2 −,または(CH 32 C<)であり、そしてR 3は、ヒドロカルビレン、置換ヒドロカルビレンまたはヒドロカルビリデン、より好適にはアルキレンまたはアルキリデンである] で表される化合物が含まれる。 好適な二官能化合物は(III)であり、特に(
    III)がジフェニルエーテルの時である。 R 3に有用な基には1,2−エチレン、1,3−フェニレンおよび1,4−フェニレンが含まれる。 二反応性の芳香族化合物を2種類以上存在させてコポリケトンを生じさせることも可能である。

    【0014】 如何なる無水カルボン酸も使用可能である。 ここで、無水カルボン酸は通常の意味、即ち式R 2 C(O)O(O)CR 2 [式中、各R 2は独立してヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビルである]で表される化合物の意味を有する。 R 2の両方が同じであるのが好適である。 各R 2のHammett σ mが約0.2以上であるのが好適であり、より好適には0.4以上である。 Hammett σ m
    定数は本技術分野で良く知られており、例えばC. Hansch,他,Chem
    . Rev.,91巻 185頁以後(1991)を参照のこと。 R 2に好適な基はパーフルオロアルキルであり、特にパーフルオロメチルが好適である。

    【0015】 前記ジカルボン酸は如何なる有機ジカルボン酸であってもよく、ケトン生成反応を妨害しない他の基を含んでいても構わない。 有用なジカルボン酸にはテレフタル酸、イソフタル酸、4,4'−ビ安息香酸(bibenzoic acid
    )、2−メチルテレフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2−クロロテレフタル酸、ビス(4,4'−ジカルボキシフェニル)エーテル、シクロヘキサンジカルボン酸、ノルボルナンジカルボン酸、2,5−ピリジンジカルボン酸および2,6−ピリジンジカルボン酸が含まれる。 好適なカルボン酸は芳香族ジカルボン酸、即ちカルボキシル基が芳香環に直接結合している化合物である。 好適な芳香族ジカルボン酸は、テレフタル酸、イソフタル酸、4,4−ビ安息香酸および2,6−ナフタレンジカルボン酸であり、特にテレフタル酸およびイソフタル酸が好適である。 本方法ではジカルボン酸を2種類以上存在させてコポリケトンを生じさせることも可能である。

    【0016】 高い方の分子量を有する重合体を達成しようとする時には、前記二反応性の芳香族化合物とジカルボン酸のモル比を好適には約1:1、特に好適には約1.0
    :1.0、より好適には1.00:1.00にすべきである。 このことは、大部分の縮合重合で高い方の分子量を有する重合体を達成しようとする時に通常のことである。 無水カルボン酸とジカルボン酸のモル比を好適には約0.1から約2
    0、より好適には約2から約4にする。 燐酸とジカルボン酸のモル比を好適には約0.01から約2.0、より好適には約0.05から約1.0にする。

    【0017】 本方法を実施する時の圧は決定的でなく、自然発生的(反応体の1種以上の沸点を越える工程の場合)または大気圧が有効である。 望まれない副反応、例えば大気の水分によって起こる無水カルボン酸の加水分解などを防止する目的で、
    反応を不活性雰囲気、例えば窒素下などで行うのが便利である。 本方法では撹拌を行ってもよい。 有効な反応温度範囲は約0℃から約300℃、好適には約25
    ℃から約250℃、より好適には約300℃から約200℃である。

    【0018】 この反応は混ぜ物なし、即ち他の液体の添加も固体の添加も行うことなく実施可能である。 また、これを別の液体の存在下で実施することも可能である。 このような液体は反応条件下で不活性でなければならず、出発材料および/または生成物である重合体の1種以上にとって溶媒であり得るが、本方法の材料の1種以上にとっては、それらが当該液に単に懸濁するのみであってもよい。 適切な液体にはアルカン類、例えばオクタンなど、電子欠乏芳香族化合物、例えばo−ジクロロベンゼンなど、そしてハロゲン置換アルカン類、例えば1,2−ジクロロエタンなどが含まれる。 本方法はバッチ式、半バッチ式または連続式反応として実施可能である。 例えば連続撹拌タンク反応槽またはパイプライン型の反応槽を用いて連続反応を実施してもよい。 そのような反応装置は本技術分野で良く知られている。

    【0019】 本方法では、また、三反応性もしくはそれ以上の芳香族化合物、またはトリ−
    もしくはそれ以上の(tri− or higher)カルボン酸を少量存在させることも可能である(熱可塑性プラスチックを生じさせる目的で)。 そのような「多官能」化合物を添加すると分枝がもたらされ、これを重合体に存在させるのは重合体の加工の理由で望ましい可能性がある。 しかしながら、そのような多官能化合物の量をあまりにも多くすると架橋がもたらされであろう。 架橋は線状もしくは分枝(溶融または溶液加工可能)重合体を製造しようとする時には望ましいものでないが、熱硬化性樹脂が所望生成物の時には望ましい可能性がある。

    【0020】 反応を起こして必要な材料をインサイチューでもたらすことが知られている(
    他の)材料の如何なる組み合わせも本方法に添加する材料の意味の範囲内に含まれる。

    【0021】 本方法で生じさせる重合体はいろいろな種類の部品(parts)、例えば耐熱性および/または耐化学品性部品など用の成形用樹脂として用いるに有用である。

    【0022】 モデル実施例1窒素入り口が備わっている50mLのSchlenkフラスコに4−ベンゾイル安息香酸を4.0g(17.7ミリモル)入れた後、無水トリフルオロ酢酸を7.43g(35.4ミリモル)加えた。 この混合物を外部の湿った氷浴で0℃
    に冷却した後、85%の燐酸溶液を0.204g(1.77ミリモル)加えた。
    撹拌を30分間行った後、アニソールを2.10g(19.4ミリモル)加えた。 この溶液を室温に温めて更に30分間撹拌した後、温度を60℃に上昇させた。 この混合物を60℃で4時間撹拌した。 この溶液を室温に冷却した後、クロロホルムで希釈し、10%の炭酸ナトリウム水溶液で2回そして水で1回洗浄した。 この有機溶液を乾燥(MgSO 4 )させた後、溶媒を減圧下で除去することでオフホワイト(off−white)の固体を得たが、この固体は、 1 H NM
    Rで測定して4−(4−メトキシベンゾイル)ベンゾフェノンが80%で4−(
    2−メトキシベンゾイル)−ベンゾフェノンが20%の混合物であった。

    【0023】 モデル実施例2

    【0024】

    【化4】

    【0025】 100mLのSchlenkフラスコにイソフタル酸を2.0g(12.0ミリモル)入れた後、無水トリフルオロ酢酸を10.1g(48.1ミリモル)加えた。 この混合物を0℃に冷却した後、85%の燐酸溶液を2.80g(24.
    3ミリモル)加えた。 この混合物を室温で30分間撹拌した後、アニソールを2
    . 86g(26.4ミリモル)加えた。 撹拌を室温で30分間行った後、この反応物を65℃に4時間加熱した。 この反応物を室温に冷却した後、150mLのクロロホルムで希釈し、3X50mLの2%炭酸ナトリウム水溶液そして50m
    Lの水で洗浄した。 乾燥(MgSO 4 )後、溶媒をロータリーエバポレーターで除去することで黄褐色の油状物を得た。 高圧液クロ分析により、生成物の35%
    はオルソ、パラ異性体である一方で生成物の65%はパラ、パラ異性体であることが分った。

    【0026】 実施例1

    【0027】

    【化5】

    【0028】 100mLのSchlenkフラスコにイソフタル酸を2.0g(12.0ミリモル)、1,2−ジフェノキシエタンを2.579g(12.0ミリモル)、
    無水トリフルオロ酢酸を20.3g(96.7ミリモル)入れた後、o−ジクロロベンゼンを10mL加えた。 次に、シリンジを用いて燐酸(2.78g、24
    . 1ミリモル、85重量%の溶液)を添加した。 この混合物を室温で1時間撹拌した後、温度を65℃に上昇させた。 この混合物を65℃に8時間加熱した後、
    室温に冷却した。 撹拌を室温で12時間行った後、撹拌しているメタノールの中に入れることで重合体を沈澱させた。 この重合体を濾過して集めた後、1%の炭酸ナトリウム水溶液に入れて2時間撹拌した。 次に、再び濾過で無色の重合体を集めて、水そしてメタノールで洗浄した。 この重合体をMatrix Assi
    sted Laser Desorption Mass Spectrumで分析した結果、分子量の範囲は1000−5000g/モルであることが示され、最も強いシグナルが1761g/モルの所に表われた。

    【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書

    【提出日】平成13年3月9日(2001.3.9)

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】特許請求の範囲

    【補正方法】変更

    【補正の内容】

    【特許請求の範囲】

    【化1】

    [式中、 R

    1は、−O−(ジフェニルエーテル)、アルキリデン(例えば−CH

    2 −,−C


    2 CH

    2 −,または(CH

    3

    2 C<)であり、そしてR

    3は、ヒドロカルビレン、置換ヒドロカルビレンまたはヒドロカルビリデンである] で表される化合物である請求項1、4または6記載の方法。

    【手続補正2】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0006

    【補正方法】変更

    【補正の内容】

    【0006】 T. P. Smyth,他,J. Org. Chem.,63巻 8946−89
    51頁(1998)には、燐酸と無水トリフルオロ酢酸の組み合わせを活性化系(activation system)として用いてカルボン酸と芳香族化合物を反応させることで芳香族ケトンを生じさせる反応が記述されている。 そのような反応を用いて重合体を生じさせることは全く述べられていない。 米国特許第4,861,856号にポリケトンおよびポリ(ケトン−スルホン )重合体を製造する方法が開示されており、そこでは、反応性芳香族化合物と芳 香族ジカルボン酸を無水トリフルオロ酢酸と五酸化燐の存在下で接触させている 米国特許第4,839,459号にはポリ(エーテル−ケトン)重合体を製造 する方法が開示されている。 ヨーロッパ特許出願公開第229 470号はコポリエーテルケトン、それの 製造方法およびそれを他の重合体と一緒にブレンドする方法に関する。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA, BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,C Z,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE ,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN ,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,T R,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

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