Camera

专利类型 发明专利 法律事件
专利有效性 公开 当前状态
申请号 JP2008109917 申请日 2008-04-21
公开(公告)号 JP2009260868A 公开(公告)日 2009-11-05
申请人 Nikon Corp; 株式会社ニコン; 申请人类型 企业
发明人 TOYAMA KOICHI; 第一发明人 TOYAMA KOICHI
权利人 Nikon Corp,株式会社ニコン 权利人类型 企业
当前权利人 Nikon Corp,株式会社ニコン 当前权利人类型 企业
省份 当前专利权人所在省份: 城市 当前专利权人所在城市:
具体地址 当前专利权人所在详细地址: 邮编 当前专利权人邮编:
主IPC国际分类 H04N5/225 所有IPC国际分类 H04N5/225G03B7/30G03B15/00G03B17/00G03B17/02G06T1/00H04N5/232H04N5/76H04N5/91H04N101/00
专利引用数量 0 专利被引用数量 2
专利权利要求数量 0 专利文献类型 A
专利代理机构 专利代理人
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To image the best shot image for each object.
SOLUTION: A control device 104 receives the number of objects inputted by a user to determine the number of the objects, thereby calculating the number of sheets allocated for recording an image file for each object based on free space of a storage medium and the number of the objects. The control device 104 evaluates the appearance of the object included in the image of a through image inputted from an image sensor 103 to calculate the appearance evaluation value. Then, the best shot image is imaged by adjusting focus and brightness to the object which is provided with a predetermined threshold value or more and for which maximum appearance evaluation value is calculated out of the appearance evaluation values of a plurality of objects. Further, the control device 104 determines whether or not the number of sheets of the best shot image for each object has reached the number of the sheets allocated for recording the number per person. If there is the object which is determined to arrive at the allocated number, the imaging of the best shot image for the object stops.
COPYRIGHT: (C)2010,JPO&INPIT
权利要求
  • 使用者による被写体の人数の入力を受け付けて被写体人数を特定し、記憶媒体の空き容量と前記被写体人数とに基づいて、各被写体ごとの画像ファイルの記録割り当て枚数を算出する割り当て枚数算出手段と、
    撮像手段により時系列で取得される画像データの画像内に含まれる被写体の表情を評価して表情評価値を算出する表情評価値算出手段と、
    前記表情評価値算出手段によって算出される複数の被写体の表情評価値のうち、所定の閾値以上であって、かつ最大の表情評価値を対象評価値として特定し、前記対象評価値が算出された被写体に対してピントおよび明るさを調整したベストショット画像を撮影するベストショット画像撮影手段と、
    各被写体ごとに前記ベストショット画像の撮影枚数が前記記録割り当て枚数に到達したか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段で前記ベストショット画像の撮影枚数が前記記録割り当て枚数に到達したと判断した被写体がいる場合には、その被写体を対象とした前記ベストショット画像の撮影を停止する撮影可否判定手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  • 請求項1に記載のカメラおいて、
    前記ベストショット画像撮影手段は、前記撮影可否判定手段によって前記ベストショット画像の撮影が停止された被写体を除いた被写体を対象として、前記表情評価値が所定の閾値以上であって、かつ最大の表情評価値を対象評価値として特定し、前記対象評価値が算出された被写体を対象として前記ベストショット画像を撮影することを特徴とするカメラ。
  • 請求項1または2に記載のカメラにおいて、
    前記記憶媒体内に前記被写体人数分のフォルダを作成するフォルダ作成手段と、
    前記ベストショット画像撮影手段で撮影された前記ベストショット画像の対象被写体を特定する被写体特定手段と、
    各被写体ごとに前記フォルダを対応付け、前記被写体特定手段による特定結果に基づいて、前記ベストショット画像撮影手段で撮影された前記ベストショット画像の画像ファイルを、各被写体ごとのフォルダに分類して記録する分類手段とをさらに備えることを特徴とするカメラ。
  • 請求項1〜3のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記撮影可否判定手段は、前記判断手段で前記ベストショット画像の撮影枚数が前記記録割り当て枚数に到達したと判断した被写体がいる場合に、前記表情評価値算出手段で算出されたその被写体の前記表情評価値が最高値であって、かつその被写体の撮影済みのベストショット画像の中に、前記表情評価値が最高値のときに撮影されたものがないときには、その被写体を対象とした前記ベストショット画像の撮影を許可することを特徴とするカメラ。
  • 請求項1〜4のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    使用者によって前記撮像素子による画像データの取得の停止が指示されたときに、前記ベストショット画像が1枚も撮影されていない被写体がいる場合には、使用者に対してその旨を通知する通知手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
  • 請求項1〜5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記割り当て枚数算出手段は、各被写体ごとの画像ファイルの記録割り当て枚数が均等になるように割り当て枚数を算出することを特徴とするカメラ。
  • 说明书全文

    本発明は、カメラに関する。

    次のような画像合成装置が知られている。 この画像合成装置は、複数コマの画像データを取得し、取得した各コマの画像データに対して被写体の表情評価値を算出する。 そして、複数コマの画像データの中から被写体の表情評価値が高いものを特定して、その画像データの顔画像部分と、顔画像部分を除く背景画像部分とを合成して、1コマの合成被写体像を生成する(例えば、特許文献1)。

    特開2007−299297号公報

    しかしながら、被写体によって表情評価値が高く算出される傾向のある人と低く算出される傾向のある人との差がある。 このため、従来の装置によれば、表情評価値が高く算出される傾向にある被写体の画像が多く生成され、表情評価値が低く算出される傾向にある被写体の画像はあまり生成されなくなり、被写体ごとの画像枚数に大きな差が生じてしまう。

    本発明によるカメラは、使用者による被写体の人数の入を受け付けて被写体人数を特定し、記憶媒体の空き容量と被写体人数とに基づいて、各被写体ごとの画像ファイルの記録割り当て枚数を算出する割り当て枚数算出手段と、撮像手段により時系列で取得される画像データの画像内に含まれる被写体の表情を評価して表情評価値を算出する表情評価値算出手段と、表情評価値算出手段によって算出される複数の被写体の表情評価値のうち、所定の閾値以上であって、かつ最大の表情評価値を対象評価値として特定し、対象評価値が算出された被写体に対してピントおよび明るさを調整したベストショット画像を撮影するベストショット画像撮影手段と、各被写体ごとにベストショット画像の撮影枚数が記録割り当て枚数に到達したか否かを判断する判断手段と、判断手段でベストショット画像の撮影枚数が記録割り当て枚数に到達したと判断した被写体がいる場合には、その被写体を対象としたベストショット画像の撮影を停止する撮影可否判定手段とを備えることを特徴とする。
    本発明では、ベストショット画像撮影手段は、撮影可否判定手段によってベストショット画像の撮影が停止された被写体を除いた被写体を対象として、表情評価値が所定の閾値以上であって、かつ最大の表情評価値を対象評価値として特定し、対象評価値が算出された被写体を対象としてベストショット画像を撮影するようにしてもよい。
    記憶媒体内に被写体人数分のフォルダを作成するフォルダ作成手段と、ベストショット画像撮影手段で撮影されたベストショット画像の対象被写体を特定する被写体特定手段と、各被写体ごとにフォルダを対応付け、被写体特定手段による特定結果に基づいて、ベストショット画像撮影手段で撮影されたベストショット画像の画像ファイルを、各被写体ごとのフォルダに分類して記録する分類手段とをさらに備えるようにしてもよい。
    撮影可否判定手段は、判断手段で前記ベストショット画像の撮影枚数が記録割り当て枚数に到達したと判断した被写体がいる場合に、表情評価値算出手段で算出されたその被写体の表情評価値が最高値であって、かつその被写体の撮影済みのベストショット画像の中に、表情評価値が最高値のときに撮影されたものがないときには、その被写体を対象としたベストショット画像の撮影を許可するようにしてもよい。
    使用者によって撮像素子による画像データの取得の停止が指示されたときに、ベストショット画像が1枚も撮影されていない被写体がいる場合には、使用者に対してその旨を通知する通知手段をさらに備えるようにしてもよい。
    割り当て枚数算出手段は、各被写体ごとの画像ファイルの記録割り当て枚数が均等になるように割り当て枚数を算出することが好ましい。

    本発明によれば、被写体ごとの撮影画像枚数の差を低減することができる。

    図1は、本実施の形態におけるカメラ100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 カメラ100は、操作部材101と、レンズ102と、撮像素子103と、制御装置104と、メモリカードスロット105と、モニタ106とを備えている。 操作部材101は、使用者によって操作される種々の入力部材、例えば電源ボタン、レリーズボタン、ズームボタン、十字キー、決定ボタン、再生ボタン、削除ボタンなどを含んでいる。

    レンズ102は、複数の光学レンズ群から構成されるが、図1では代表して1枚のレンズで表している。 撮像素子103は、例えばCCDやCMOSであり、レンズ102により結像した被写体像を撮像する。 そして、撮像によって得られた画像データを制御装置104へ出力する。 制御装置104は、撮像素子103から入力された画像データに基づいて、所定の形式の画像ファイルを生成して、メモリカードスロット105へ出力する。

    メモリカードスロット105は、記憶媒体としてのメモリカードを挿入するためのスロットであり、制御装置104から出力された画像ファイルをメモリカードに書き込んで記録する。 また、メモリカードスロット105は、制御装置104からの指示に基づいて、メモリカード内に記憶されている画像ファイルを読み込む。

    モニタ106は、カメラ100の背面に搭載された液晶モニタ(背面モニタ)であり、当該モニタ106には、メモリカードに記憶されている画像やカメラ100を設定するための設定メニューなどが表示される。 また、制御装置104は、撮像素子103から時系列で画像を取得してモニタ106に出力することによって、モニタ106にスルー画を表示する。

    制御装置104は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路により構成され、カメラ100を制御する。 なお、制御装置104を構成するメモリには、SDRAMやフラッシュメモリが含まれる。 SDRAMは、揮発性のメモリであって、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリとして使用されたり、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。 また、フラッシュメモリは、不揮発性のメモリであって、制御装置104が実行するプログラムのデータや、プログラム実行時に読み込まれる種々のパラメータなどが記録されている。

    本実施の形態では、制御装置104は、撮像素子103から入力されるスルー画の各コマを対象として、公知の表情評価処理を実行し、被写体の表情評価値を算出する。 そして、被写体の表情評価値が所定の閾値以上になったときに、その被写体の顔を対象としてAF処理、およびAE処理を実行して撮影を行って、画像データを取得し、画像ファイルを生成する。 これによって、所定の閾値以上の表情評価値が算出された被写体を対象としてピントおよび明るさを調整し、その被写体のベストショット画像を撮影することができる。

    なお、ベストショット画像の画像ファイルは、画像データを記録する本画像部と、付加情報を記録するための付加情報部とを有しており、付加情報部にはそのベストショット画像の撮影日時等の情報と共に、ベストショット画像を撮影したときの表情評価値が記録される。

    なお、表情評価処理の算出方法は、例えば、特開2004−46591号公報によって開示されている方法を用いるものとして、ここでは詳細な説明を省略する。 本実施の形態では、被写体の表情のうち笑顔を対象として表情評価値を算出するものとする。 また、説明の簡略化のため、算出される表情評価値は0から10までの整数値とし、表情評価値が0に近いほど被写体の笑顔の程度は低く、表情評価値が10に近いほど被写体の笑顔の程度は高いものとする。 また、本実施の形態では、被写体が複数いる場合を想定し、複数の被写体のうちのいずれか1人についての表情評価値が所定の閾値以上になったときに撮影処理を行なうものとする。

    本実施の形態では、使用者はベストショット画像の撮影対象とする被写体の顔画像をあらかじめカメラ100に登録しておく。 制御装置104は、この顔画像を用いて顔認識処理を行うことによって顔認識を行い、ベストショット画像を撮影した被写体が誰であるかを特定し、後述するように、ベストショット画像の画像ファイルを各被写体用のフォルダに分類して記録する。 なお、顔認識処理については、公知の処理であるため説明を省略する。

    以下、制御装置104による処理を具体的に説明する。 本実施の形態では、まず、制御装置104は、使用者によって操作部材101が操作されることにより、カメラ100のモードが笑顔認識モードに設定されたことを検出すると、使用者に対して被写体の人数を入力するように促す。 例えば、制御装置104はモニタ106に被写体の人数を入力するように促すためのメッセージと入力欄を表示して、使用者からの操作部材101による入力を受け付ける。

    制御装置104は、使用者によって被写体の人数が入力されると、入力された人数分のフォルダをメモリカードスロット106に挿入されているメモリカード内に作成する。 例えば、入力された被写体の人数が4人であって、上述したようにあらかじめAさん、Bさん、Cさん、およびDさんの4人の顔画像が登録されている場合には、制御装置104は、Aさん用のフォルダ、Bさん用のフォルダ、Cさん用のフォルダ、およびDさん用のフォルダの4つのフォルダを作成する。 制御装置104は、後述する処理によって各被写体のベストショット画像を撮影した場合には、生成したベストショット画像の画像ファイルを各被写体用のフォルダに分類して記録する。

    また、制御装置104は、メモリカードの空き容量と、設定値に基づいて決定される画像1枚当たりの記録データサイズ(画像ファイルサイズ)とに基づいて、メモリカード内への画像ファイルの記録可能枚数を算出する。 そして、制御装置104は、メモリカード内への記録可能枚数を被写体の人数で割ることによって、1人当たりの記録割り当て枚数を算出する。 例えば、入力された被写体の人数が4人であって、メモリカード内にあと16枚記録可能な場合には、1人当たりの記録割り当て枚数は4枚となる。

    制御装置104は、撮像素子103からのスルー画の入力が開始された後は、スルー画の各コマに対して表情評価値の算出処理を実行して、画像内に含まれる各被写体の表情評価値(笑顔の表情評価値)を算出する。 そして、制御装置104は、スルー画内に含まれる被写体のうち、いずれかの被写体の表情評価値が所定の閾値以上、例えば6以上になったときに、その被写体を対象としてAF処理、およびAE処理を実行して撮影を行ってベストショット画像を撮影し、画像ファイルを生成する。 このとき、複数の被写体の表情評価値が所定の閾値以上である場合には、表情評価値が最大の被写体を対象としてベストショット画像の撮影を行う。

    さらに、制御装置104は、ベストショット画像の撮影対象の被写体を対象として、あらかじめ登録されている顔画像を用いた顔認識処理を実行し、その被写体が誰であるかを特定する。 そして、制御装置104は、生成した画像ファイルを、メモリカード内の特定した被写体用のフォルダに記録する。

    制御装置104は、使用者によって笑顔認識モードの終了が指示されるまでの間、上記処理を繰り返す。 この場合、人物によって笑顔の表情評価値が高く算出される人と低く算出される人との差があることから、以下の問題が生じる。 すなわち、笑顔の表情評価値が高く算出される傾向にある人物のベストショット画像が多く撮影され、笑顔の表情評価値が低く算出される傾向にある人物のベストショット画像はあまり撮影されなくなり、人によって撮影されるベストショット画像の枚数に差が生じてしまう。

    本実施の形態では、この問題を解決するために、ある被写体のベストショット画像の枚数が、上記1人当たりの記録割り当て枚数に到達した場合には、その被写体以外の被写体のベストショット画像を優先して撮影するようにする。 具体的には、制御装置104は、ある被写体のベストショット画像の枚数が、上記1人当たりの記録割り当て枚数に到達した後は、その被写体のベストショット画像の撮影を停止し、その被写体を除いた他の被写体を対象として表情評価値が所定の閾値以上となったか否かを判定して、ベストショット画像を撮影するようにする。 これによって、複数の被写体がいる場合に、各被写体のベストショット画像の撮影枚数に差が生じないようにすることができる。

    なお、この場合、既にある被写体のベストショット画像の枚数が、1人当たりの記録割り当て枚数に到達した後であっても、その被写体の表情評価値が最高値、すなわち10である場合であって、その被写体の過去のベストショット画像の中に表情評価値が10であるものがない場合には、その被写体のベストショット画像を撮影する。 これによって、既に記録割り当て枚数に到達してしまった後に、最高の笑顔の画像(表情評価値が10の画像)が取得できる機会があるにもかかわらず、その機会を逃してしまうことを防ぐことができる。

    図2は、ベストショット画像の撮影対象被写体が上述したAさん、Bさん、Cさん、およびDさんの4名であって、メモリカードの記録可能枚数が16枚(1人当たりの記録割り当て枚数が4枚)である場合の、各被写体の表情評価値の算出結果とベストショット画像の記録先フォルダとを具体的に示した図である。 なお、図2に示す例では、Aさん用のフォルダのフォルダ名を「A」、Bさん用のフォルダのフォルダ名を「B」、Cさん用のフォルダのフォルダ名を「C」、Dさん用のフォルダのフォルダ名を「D」としている。

    この図2に示す例においては、Aさんの表情評価値が9になった時点で1枚目のベストショット画像が撮影されている。 すなわち、Aさんの表情評価値が所定の閾値である6以上となったため、Aさんの顔を対象としてAF処理、およびAE処理を実行して撮影を行って、Aさんのベストショット画像が撮影されている。 そして、Aさんのベストショット画像の画像ファイル(ファイル名=DSC1001.JPEG)は、Aさん用のフォルダ「A」に記録されている。

    2枚目のベストショット画像もまた、Aさんの表情評価値が所定の閾値である6以上となったことにより撮影されて、画像ファイル(ファイル名=DSC1002.JPEG)は、Aさん用のフォルダ「A」に記録されている。 なお、このときはBさんの表情評価値も6以上であるが、上述したように、このように複数人の表情評価値が閾値以上となった場合には、表情評価値が最大の被写体のベストショット画像が撮影される。

    3枚目のベストショット画像は、表情評価値が閾値以上であり、かつ最大のCさんを対象として撮影されて、Cさん用のフォルダ「C」に記録されている。 4枚目のベストショット画像は、表情評価値が閾値以上であり、かつ最大のAさんを対象として撮影されて、Aさん用のフォルダ「A」に記録されている。 5枚目のベストショット画像は、表情評価値が閾値以上であり、かつ最大のBさんを対象として撮影されて、Bさん用のフォルダ「B」に記録されている。

    6枚目のベストショット画像は、表情評価値が閾値以上であり、かつ最大のAさんを対象として撮影されて、Aさん用のフォルダ「A」に記録されている。 この6枚目のベストショット画像を撮影したことにより、Aさんのベストショット画像は、1人当たりの記録割り当て枚数である4枚(1枚目、2枚目、4枚目、6枚目)に到達したことになる。 7枚目のベストショット画像は、表情評価値が閾値以上であり、かつ最大のCさんを対象として撮影されて、Cさん用のフォルダ「C」に記録されている。

    8枚目のベストショット画像は、表情評価値が閾値以上である被写体のうち、既に1人当たりの記録割り当て枚数に到達しているAさんを除いた被写体(Bさん、Cさん、Dさん)の中で表情評価値が最大のCさんを対象として撮影されて、Cさん用のフォルダ「C」に記録されている。 9枚目のベストショット画像は、表情評価値が閾値以上である被写体のうち、既に1人当たりの記録割り当て枚数に到達しているAさんを除いた被写体(CさんとDさん)の中で表情評価値が最大のDさんを対象として撮影されて、Dさん用のフォルダ「D」に記録されている。

    10枚目のベストショット画像は、既に1人当たりの記録割り当て枚数に到達しているにもかかわらず、表情評価値が最大のAさんを対象として撮影されて、Aさん用のフォルダ「A」に記録されている。 これは、上述したように、Aさんの表情評価値が最高値、すなわち10であり、かつ、Aさんの過去のベストショット画像の中に表情評価値が10のときに撮影されたものがないためである。

    11枚目のベストショット画像は、表情評価値が閾値以上である被写体のうち、既に1人当たりの記録割り当て枚数に到達しているAさんを除いた被写体(Bさん、Cさん、Dさん)の中で表情評価値が最大のCさんを対象として撮影されて、Cさん用のフォルダ「C」に記録されている。 この11枚目のベストショット画像を撮影したことにより、Cさんのベストショット画像は、1人当たりの記録割り当て枚数である4枚(3枚目、7枚目、8枚目、11枚目)に到達したことになる。 なお、この11枚目のベストショット画像を撮影したときには、Aさんの表情評価値は最高値の10であるが、Aさんは表情評価値が10のときのベストショット画像を10枚目で既に撮影済みであるため、ここでは除外されている。

    12枚目のベストショット画像は、表情評価値が閾値以上である被写体のうち、既に1人当たりの記録割り当て枚数に到達しているAさんとCさんを除いたBさんを対象として撮影されて、Bさん用のフォルダ「B」に記録されている。 13枚目のベストショット画像は、既に1人当たりの記録割り当て枚数に到達しているにもかかわらず、表情評価値が最大のCさんを対象として撮影されて、Cさん用のフォルダ「C」に記録されている。 これは、上述したように、Cさんの表情評価値が最高値、すなわち10であり、かつ、Cさんの過去のベストショット画像の中に表情評価値が10のときに撮影されたものがないためである。

    14枚目および15枚目のベストショット画像は、表情評価値が閾値以上である被写体のうち、既に1人当たりの記録割り当て枚数に到達しているAさんとCさんを除いたBさんを対象として撮影されて、Bさん用のフォルダ「B」に記録されている。 15枚目のベストショット画像を撮影したことにより、Bさんのベストショット画像は、1人当たりの記録割り当て枚数である4枚(5枚目、12枚目、14枚目、15枚目)に到達したことになる。 16枚目のベストショット画像は、表情評価値が閾値以上である被写体のうち、既に1人当たりの記録割り当て枚数に到達しているAさん、Bさん、およびCさんを除いたDさんを対象として撮影されて、Dさん用のフォルダ「D」に記録されている。

    なお、図2に示す例では、メモリカードの記録可能枚数が16枚である場合に、笑顔認識モードで16枚のベストショット画像を撮影しているため、Aさん〜Dさんの各被写体のベストショット画像を最低1枚は撮影することができているが、使用者が途中で笑顔認識モードを終了した場合には、いずれかの被写体のベストショット画像が撮影されていない場合も考えられる。 例えば、図2において、8枚目のベストショット画像を撮影した時点で使用者が笑顔認識モードを終了した場合には、Dさんのベストショット画像は1枚も撮影されていない状態となる。

    このような場合には、制御装置104は、モニタ106にDさんのベストショット画像が撮影されていない旨の警告メッセージを表示して、使用者に通知する。 これによって、使用者は、笑顔認識モードを終了した時点で、ベストショット画像が撮影されていない被写体がいることを認識することができる。

    使用者は、このように笑顔認識モードで撮影されたベストショット画像をモニタ106に表示して閲覧することができる。 例えば、使用者は、被写体ごとのフォルダの中から画像を表示したいフォルダを選択して、表示を指示することによって、フォルダ内のベストショット画像のサムネイル画像を一覧表示したり、フォルダ内のベストショット画像をスライドショー表示したりすることができる。

    このとき、制御装置104は、各画像ファイルの付加情報部からそれぞれのベストショット画像を撮影したときの表情評価値を取得し、表情評価値が高い順にサムネイル画像を一覧表示したり、表情評価値が高い順にスライドショー表示する。 これによって、使用者は、より笑顔の程度が高い画像から順番に、ベストショット画像を閲覧することが可能となる。

    図3は、本実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャートである。 図3に示す処理は、使用者によって操作部材101が操作されてカメラ100のモードが笑顔認識モードに設定されると起動するプログラムとして、制御装置104により実行される。

    ステップS10において、制御装置104は、使用者による操作部材101操作によって、被写体の人数が入力されたか否かを判断する。 肯定判断した場合には、ステップS20へ進み、制御装置104は、入力された人数分のフォルダをメモリカードスロット106に挿入されているメモリカード内に作成する。 その後、ステップS30へ進む。

    ステップS30では、制御装置104は、上述したように、メモリカードの空き容量と、画像1枚当たりの画像ファイルサイズとに基づいて、メモリカード内への画像ファイルの記録可能枚数を算出し、これを被写体の人数で割ることによって、1人当たりの記録割り当て枚数を算出する。 その後、ステップS40へ進み、制御装置104は、撮像素子103からのスルー画の取得を開始(スルー画の撮影を開始)して、ステップS50へ進む。

    ステップS50では、制御装置104は、上述したように、スルー画の各コマに対して表情評価値の算出処理を実行して、画像内に含まれる各被写体の笑顔の表情評価値を算出して、ステップS60へ進む。 ステップS60では、制御装置104は、各被写体ごとに算出した表情評価値の中に所定の閾値以上の表情評価値があるか否かを判断する。 肯定判断した場合には、ステップS70へ進み、制御装置104は、表情評価値が閾値以上かつ最大の被写体のベストショット画像の撮影済み枚数が、ステップS30で算出した1人当たりの記録割り当て枚数以上であるか否かを判断する。

    否定判断した場合には、ステップS80へ進み、制御装置104は、表情評価値が閾値以上かつ最大の被写体のベストショット画像を撮影して、当該被写体用のフォルダ内にベストショット画像の画像ファイルを記録する。 その後、後述するステップS110へ進む。 これに対して、ステップS70で肯定判断した場合には、ステップS90へ進む。 ステップS90では、制御装置104は、表情評価値が閾値以上かつ最大の被写体の表情評価値が10であって、かつその被写体の過去のベストショット画像に表情評価値が10のときに撮影されたものがあるか否かを判断する。

    否定判断した場合には、ステップS80へ進み、制御装置104は、表情評価値が閾値以上かつ最大の被写体のベストショット画像を撮影して、当該被写体用のフォルダ内にベストショット画像の画像ファイルを記録する。 これに対して、ステップS90で肯定判断した場合には、ステップS100へ進む。 ステップS100では、制御装置104は、ベストショット画像の撮影済み枚数が1人当たりの記録割り当て枚数未満の被写体のうち、表情評価値が閾値以上かつ最大の被写体のベストショット画像を撮影して、当該被写体用のフォルダ内にベストショット画像の画像ファイルを記録する。 その後、ステップS110へ進む。

    ステップS110では、制御装置104は、使用者によって操作部材101が操作されることによって、笑顔認識モードの終了が指示されたか否かを判断する。 肯定判断した場合には、ステップS130へ進む。 ステップS130では、制御装置104は、ベストショット画像が1枚も撮影されていない被写体がいるか否かを判断する。 肯定判断した場合には、ステップS140へ進み、モニタ106にその旨を示すメッセージを表示することによって使用者に通知した後、後述するステップS150へ進む。 これに対して、ステップS130で否定判断した場合には、後述するステップS150へ進む。

    一方、ステップS110で否定判断した場合には、ステップS120へ進み、制御装置104は、ベストショット画像の撮影枚数がメモリカードの記録可能枚数に到達したことにより、メモリカードの空き容量がなくなったか否かを判断する。 否定判断した場合には、ステップS50へ戻って処理を繰り返す。 これに対して、肯定判断した場合には、ステップS150へ進む。 ステップS150では、制御装置104は、撮像素子103からのスルー画の取得を終了(スルー画の撮影を終了)して、処理を終了する。

    以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
    (1)制御装置104は、使用者による被写体の人数の入力を受け付けて被写体人数を特定し、記憶媒体の空き容量と被写体人数とに基づいて、各被写体ごとの画像ファイルの記録割り当て枚数を算出する。 そして、制御装置104は、撮像素子103から時系列で入力される画像データ(スルー画)の画像内に含まれる被写体の表情を評価して表情評価値を算出し、複数の被写体の表情評価値のうち、所定の閾値以上であって、かつ最大の表情評価値が算出された被写体に対してピントおよび明るさを調整したベストショット画像を撮影するようにした。 そして、制御装置104は、各被写体ごとにベストショット画像の撮影枚数が1人当たりの記録割り当て枚数に到達したか否かを判断し、到達したと判断した被写体がいる場合には、その被写体を対象としたベストショット画像の撮影を停止するようにした。 これによって、ベストショット画像が撮影される被写体が特定の被写体に偏ることを防止することができ、被写体間での記録される画像枚数の差を低減することができる。

    (2)制御装置104は、ベストショット画像の撮影を停止した被写体を除いた被写体を対象として、表情評価値が所定の閾値以上であって、かつ最大の表情評価値が算出された被写体を対象としてベストショット画像を撮影するようにした。 これによって、ベストショット画像の撮影枚数が1人当たりの記録割り当て枚数に到達していない被写体を対象として、ベストショット画像の撮影条件を満たす被写体のベストショット画像を撮影することができる。

    (3)制御装置104は、メモリカード内に被写体人数分のフォルダを作成し、各被写体ごとにフォルダを対応付けるようにした。 そして、制御装置104は、ベストショット画像を撮影した被写体を特定し、その特定結果に基づいて、ベストショット画像の画像ファイルを、各被写体ごとのフォルダに分類して記録するようにした。 これによって、各被写体ごとのベストショット画像を自動的にフォルダ分けすることができる。

    (4)制御装置104は、ベストショット画像の撮影枚数が1人当たりの割り当て枚数に到達した被写体がいる場合に、その被写体の表情評価値が最高値であって、かつその被写体の撮影済みのベストショット画像の中に、表情評価値が最高値のときに撮影されたものがないときには、その被写体を対象としたベストショット画像を撮影するようにした。 これによって、既に記録割り当て枚数に到達してしまった後に、その被写体の最高の表情の画像が取得できる機会があるにもかかわらず、その機会を逃してしまうことを防ぐことができる。

    (5)制御装置104は、使用者によって笑顔認識モードの終了が指示されたときに、ベストショット画像が1枚も撮影されていない被写体がいる場合には、使用者に対してその旨を通知するようにした。 これによって、使用者は、笑顔認識モードを終了した時点で、ベストショット画像が撮影されていない被写体がいることを認識することができる。

    (6)制御装置104は、各被写体ごとの画像ファイルの記録割り当て枚数が均等になるように割り当て枚数を算出するようにした。 これによって、各被写体ごとに撮影されるベストショット画像の枚数の均等化を図ることができる。

    ―変形例―
    なお、上述した実施の形態のカメラは、以下のように変形することもできる。
    (1)上述した実施の形態では、制御装置104は、被写体の表情のうち笑顔を対象として表情評価値を算出するようにし、被写体の笑顔の程度が高いときにベストショット画像を撮影する例について説明した。 しかしながら、制御装置104は、被写体の他の表情、例えば、泣き顔や怒り顔などを対象として表情評価値を算出するようにし、被写体の泣き顔の程度や怒り顔の程度が高いときにベストショット画像を撮影するようにしてもよい。

    (2)上述した実施の形態では、あらかじめ被写体の顔画像を登録しておくことによって、顔認識処理により被写体を特定し、生成したベストショット画像の画像ファイルを各被写体用のフォルダに分類して記録する例について説明した。 しかしながら、あらかじめ顔画像登録されていない被写体のベストショット画像を撮影したとき、すなわちベストショット画像を撮影した被写体が誰であるかを特定することができない場合には、そのときのベストショット画像の画像ファイルをいずれの被写体にも対応付けられていないフォルダ、例えば「その他」フォルダに記録するようにしてもよい。

    なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。 また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。

    カメラ100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。

    各被写体の表情評価値の算出結果とベストショットの記録先フォルダとを具体的に示した図である。

    カメラ100の処理を示すフローチャート図である。

    符号の説明

    100 カメラ、101 操作部材、102 レンズ、103 撮像素子、104 制御装置、105 メモリカードスロット、106 モニタ

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