Nursing aids

申请号 JP2005010629 申请日 2005-12-15 公开(公告)号 JP3119586U 公开(公告)日 2006-03-02
申请人 寿美 溝上; 发明人 寿美 溝上;
摘要 【課題】 美観上や肌に触れる際の抵抗感もなく常時首に掛けた状態で着用可能で、授乳時の衣服のたくし上げ作業を簡単かつ容易に行うことができる授乳補助具を提供する。
【解決手段】 常時、首に掛けて吊支され、必要に応じて着衣の下で下曲がり部18を伸張させて着衣を前面側でたくし上げ状にまとめつつ、該下曲がり部18を着衣の上から再度首に掛けた状態で着衣のたくし上げ部分14を支持させる、細紐状の弾性環状体16からなる構成とし、その際、環状体16を平行二重線状に折り重ねた際の折径長さRが略30cm〜70cmになるようにする。
【選択図】図5
权利要求
  • 常時、首に掛けて吊支され、
    必要に応じて着衣の下で下曲がり部を伸張させて着衣を前面側でたくし上げ状にまとめつつ、該下曲がり部を着衣の上から再度首に掛けた状態で着衣のたくし上げ部分を支持させる、細紐状の弾性環状体からなる授乳補助具。
  • 平行二重線状に折り重ねた際の折径長さが略30cm〜70cmであることを特徴とする請求項1記載の授乳補助具。
  • 環状体の適宜位置に乳児用手遊び具が硬いものを肌に接触させない態様で取り付けられていることを特徴とする請求項1または2記載の授乳補助具。
  • 说明书全文

    本考案は、乳児に授乳させる際に母親の両手を自由にさせた状態で授乳できるように、衣服の前面をたくし上げ状に支持する授乳補助具に関する。

    従来、例えばトレーナ等の衣服を着た状態で乳児に授乳させる際に、衣服がずり落ちて授乳の妨げとならない様に片手で衣服の前面をたくし上げたまま、他方の手で乳児を抱えて乳房にあてがいつつ授乳させることが一般的に行われている。 しかし、授乳には10分〜30分程度の時間を要するため、この間上述したように片手で乳児を抱えたままの状態だと、例えば手首や腕が疲れてきたり、そのため乳児の保持が不安定になったりするという問題や、また、例えば乳児の手が母親の顔に触れてかゆみがでてもかけないという問題があった。 これらの問題に対して、たとえば特許文献1に開示されているような授乳ベルトの提案がなされている。 特許文献1によれば、同添付図面の図1、2に示すように、長さ調節用の調節具5を備えた所要の長さのベルト1と、該ベルトの両端に雌係止具2を設け、該ベルトの内側に挟着具3ならびに雄係止具4と設けて形成され、衣服をたくし上げ状に保持させるものが開示されている。

    特開2000−178817

    しかしながら、特許文献1によれば、それぞれの両端に雌係止具が設けられているので、例えば全体を環状にして常時首に掛けておくことはできず、必要に応じて探し出す必要があるという問題があった。 また、該ベルトを衣服の上から首に掛けたままの状態では、見栄えが悪く外出時に着用がしづらいという美観上の問題があった。 また、衣服をたくし上げる際には、まず挟着具を介して衣服のえりの部分に取り付け、次にベルトの一方の端を例えば、衣服の首の部分から内側に通しながら衣服の下側から該一方の端を引っ張り出し、さらに衣服の前面をたくし上げ状にしつつ該ベルトの一方の端を上方に持上げ、その端に設けられた雌係止具をベルトの内側に設けられた雄係止具に係止させる必要がある等の授乳時の衣服のたくし上げ作業が煩雑になるという問題があった。 さらに、該ベルトには調節具5や、挟着具3等が取り付けられていることから、これらが肌に直接ふれると痛感を与えるので、着用に際して抵抗感が生じるという問題があった。

    本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、美観上や肌に触れる際の抵抗感もなく常時首に掛けた状態で着用可能で、授乳時の衣服のたくし上げ作業を簡単かつ容易に行うことができる授乳補助具を提供することにある。

    上記の目的を達成するために、本考案は、常時、首に掛けて吊支され、必要に応じて着衣12の下で下曲がり部18を伸張させて着衣12を前面側でたくし上げ状にまとめつつ、該下曲がり部18を着衣の上から再度首に掛けた状態で着衣のたくし上げ部分14を支持させる、細紐状の弾性環状体16からなる構成としている。

    その際、平行二重線状に折り重ねた際の折径長さRが略30cm〜70cmであることとしてもよい。 また、環状体16の適宜位置に乳児用手遊び具20が硬いものを肌に接触させない態様で取り付けられていることとしてもよい。

    本考案の授乳補助具によれば、常時、首に掛けて吊支され、必要に応じて着衣の下で下曲がり部を伸張させて着衣を前面側でたくし上げ状にまとめつつ、該下曲がり部を着衣の上から再度首に掛けた状態で着衣のたくし上げ部分を支持させる、細紐状の弾性環状体からなる構成であるから、常時は首に掛けた状態で例えば家事をこなしつつ、授乳時等の必要に応じて衣服の下端側から手を差し入れて下曲がり部を素早く引き出して着衣の上からその下曲がり部を再度首に掛けるという簡単な操作で、迅速に着衣をたくし上げることができるとともに、そのたくし上げた状態を維持できるので、母親は両手を自由にしつつ乳児に授乳させることができる。 したがって、気ぜわしい家事の合間や外出先でも、例えば特許文献1の授乳のベルトを探したりする必要もなく、しかも迅速に着衣をたくし上げて授乳させることができる点や、両手で乳児を抱きかかえることができるので授乳時に手首や腕にかかる負担を軽減できる点で有効である。 また、常時は首に掛けた状態で衣服の下に着用することができるので、上着や衣類の選択に際しての制約がなく、また美観上の抵抗感もなく着用できるとともに、環状体には例えば特許文献1に示されるような調節具5や、挟着具3等が取り付けられていないので、肌に触れる際の抵抗感もなく着用できる。 さらに、環状体は弾性を有しているので、例えば重ね着や薄着等の着衣の厚味によらずに使用することができるとともに、下曲がり部を再度首に掛ける際に授乳補助具を伸張させれば、片手でも容易に掛けることができる。

    また、平行二重線状に折り重ねた際の折径長さが略30cm〜70cmである構成であるから、常時、首に掛けて吊支され、必要に応じて着衣の下で下曲がり部を伸張させて着衣を前面側でたくし上げ状にまとめつつ、該下曲がり部を着衣の上から再度首に掛けた状態で着衣のたくし上げ部分を、授乳の際に着衣が乳児の邪魔にならない程度に着衣をたくし上げて支持することができる授乳補助具を実現できる。

    また、環状体の適宜位置に乳児用手遊び具が硬いものを肌に接触させない態様で取り付けられている構成であるから、例えば手遊びをする程度に成長した乳児に授乳させる場合でも、授乳の際に該手遊び具を乳児の目線と手が伸ばせる所要の位置に配置させれば、乳児の興味を該手遊び具に抱かせつつ該遊び具を手で触らせながら授乳できるので、母親は乳児の手の動きにあまり気を取られることもなく落ち着いて授乳させることができるとともに、該手遊び具を飾り物としてネックレス感覚で着用することもでき、着用に当たって美観上の抵抗感も低減させる効果を期待できる。 また、乳児用手遊び具が硬いものを肌に接触させない態様で取り付けられているので、直接肌に触れる際の抵抗感もなく着用することができる。

    以下、添付図面を参照しつつ本考案を実施するための最良の形態について説明する。 本考案の授乳補助具は、常時、首に掛けて吊支され、必要に応じて着衣の下で下曲がり部を伸張させて着衣を前面側でたくし上げ状にまとめつつ、該下曲がり部を着衣の上から再度首に掛けた状態で着衣のたくし上げ部分を支持させることができるものである。

    図1ないし図5は、本考案の授乳補助具の実施形態を示しており、本実施形態において、授乳補助具10は、細紐状の弾性環状体16からなる。 本実施形態において、弾性環状体16は、着衣をたくし上げ状にまとめつつ、そのたくし上げ部分がずり落ちないように支持する、着衣のたくし上げ支持手段である。 具体的には、図1に示すように、例えばある程度細長いゴム紐の両端を連結させて環状とし、該環状体16を平行二重線状に折り重ねた際の折径(図2)が略30cm〜70cmとなる大きさで形成される。 したがって、該環状体16を首に掛けるという簡単な操作で、図3に示すように授乳補助具10を容易に着用することができる。 そして、該環状体16を首に掛けた時の下端側が下曲がり部18(図3)を形成するので、着衣12の裾から手を差し入れて下曲がり部を素早く引き出して着衣の上からその下曲がり部を再度首に掛けるという簡単な操作で、迅速に着衣をたくし上げることができる。 したがって、体格等に応じた所要の径の授乳補助具を使用することで、乳児を抱きかかえて乳房にあてがいながら授乳する際に、着衣の裾が乳児の顔あるいは口元に当たって授乳の邪魔にならない高さとなるように着衣の裾をたくし上げて支持することができる。 本実施形態において環状体は例えば細いゴム紐から形成されるが、ゴム紐の断面形状は円形の方が肌触り等の点で好適である。 また、肌に触れても抵抗感が少ない合成繊維等でゴム紐の外周を覆って形成してもよい。 また、ゴム紐に使用されるゴム糸の素材は、天然ゴム、合成ゴム、あるいはポリウレタン合成繊維等であってもよい。 なお、環状体は、全体がゴム紐から形成されている必要はなく、例えば、所要の本数の合成樹脂製の細い短棒部材と所要の本数のゴム紐を直列に連結して全体で環状に形成してもよいし、所要の個数の金属ないしは合成樹脂製のチェーンまたはリング部材と所要の本数のゴム紐とを直列に連結して全体で環状に形成してもよい。

    なお、本実施形態において、授乳補助具10は上述した環状体の所要の位置に乳児用手遊び具20を備えている。 図1に示すように、手遊び具20は、芯材22と、手遊び部材24、24・・と、連結部28を含む。 本実施形態において、芯材22は、後述する手遊び部材24を取り付けるための取り付け部位である。 図1に示すように、芯材22は、上述した環状体16の断面よりある程度小さい断面で所要の長さの線材であって、該線材の長さ方向の中間部分に複数個の手遊び部材24を取り付けた状態でその両端を支持されても、撓まない程度の剛性を有する線材で形成される。 そして、図1に示すように、上述した環状体16の外側の所要の位置に、例えば該線材を環状体16に平行に配置させた状態で、その中間部分を環状体16から外側に所要の間隔で離隔させつつ、該線材のそれぞれの両端を環状体16に連結させて形成される。 本実施形態において、芯材22は、例えば合成樹脂製の線材で形成されるが、これに限らず、例えば肌触りの良い合成繊維を皮材とし、その中に細い鋼線を通して形成させていてもよい。

    本実施形態において、手遊び部材24は、例えば乳児が直接手で把持しながら手遊ぶことができる。 図1に示すように、手遊び部材24は、例えば乳児が手で直接把持できる程度の大きさの小球体で形成され、上述した芯材22に該小球体の軸を貫通されて複数個取り付けられている。 その際、手遊び部材24の表面に光を反射する素材が施されている方が乳児の興味を引きやすく好適である。 本実施形態において、手遊び部材は小球体で形成されるが、小球体に限らず、乳児が痛みを感じることなく手で把持できる形状であれば、例えば円柱状等の任意の形状とすることができる。 また、本実施形態において手遊び部材は合成樹脂製で形成されるが、例えば軽金属製、ガラス製であってもよいし、表面に凹凸を有していてもよい。

    本実施形態において、連結部28は、手遊び具20を環状体16に連結させる連結部位である。 図1に示すように、連結部28は、上述した芯材22のそれぞれの両端部分を環状体16上の所要の位置に配置させた状態で、環状体16と芯材22とを連結用糸材26で結びつけて連結して形成される。 その際、該糸材16は直接肌に触れても抵抗感が少ない柔らかな繊維材を用いたり、該糸材16の結び目が環状体16の外側に形成されているほうが、着用時に硬いものが肌に接触しないので着用上の抵抗感も少なく好適である。 また、連結部28は、本実施形態の連結用糸材で結びつけて形成するものに限らず、芯材22の両端部分を環状体16上の所要の位置に配置させた状態で、縫い付けて連結させて形成してもよい。

    次に、本実施形態の授乳補助具10の作用について図3ないし図5に基づいて説明する。 まず、図3に示すように、常時は、例えば着衣12の下になるようにして首に掛けておく。 したがって、着用しつつ家事等をこなしても邪魔にならずに行動できる。 その際、環状体16には例えば特許文献1に示されるような調節具5や、挟着具3等が取り付けられていないので、肌に触れる際の抵抗感もなく着用できる。 次に、図3、4に示すように、授乳時等の必要に応じて衣服12の下端側から手を差し入れて下曲がり部18を素早く引き出して上方に持上げるという簡単な操作で迅速に着衣の裾をたくし上げることができる。 その際、環状体16はゴム紐等で形成されており弾性を有するので、着衣の厚味等の制約を受けずに容易にたくし上げることができる。 次に、図4に示すように、上述したように持上げた下曲がり部を再度首に掛けるという簡単な操作で、そのたくし上げた状態を維持できるので、図5に示すように、母親は両手を自由にしつつ乳児に授乳させることができる。

    また、例えば手遊びをする程度に成長した乳児に授乳させる場合でも、図5に示すように、授乳の際に乳児用手遊び具20を乳児の目線と手が伸ばせる所要の位置に配置させれば、乳児の興味を該手遊び具20に抱かせつつ該遊び具を手で触らせながら授乳できるので、母親は乳児の手の動きにあまり気を取られることもなく落ち着いて授乳させることができる。 その際、手遊び部材24の表面に光を反射させる素材が施されていれば、乳児の興味をさらに引くことができて好適である。 また、該手遊び具20を飾り物としてネックレス感覚で着用することもでき、外出する際に授乳補助具10を着衣の上から着用しても美観上の抵抗感が少なくなる。 以上のように、本考案の授乳補助具によれば、美観上や肌に触れる際の抵抗感もなく常時首に掛けた状態で着用可能で、授乳時の衣服のたくし上げ作業を簡単かつ容易に行うことができる授乳補助具を提供することができる。

    以上説明した本考案の授乳補助具は、上記した実施形態のみに限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した考案の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。

    本考案の授乳補助具は、一般家庭において生後まもない乳児からある程度成長した乳児に至るまで無理なく用いることができる。

    本考案の実施形態に係る授乳補助具の平面図である。

    図1の折径を説明する図である。

    本考案の実施形態に係る授乳補助具の着用状態の例を説明する概略斜視図である。

    本考案の実施形態に係る授乳補助具の使用状態の例を説明する概略斜視図である。

    本考案の実施形態に係る授乳補助具を使った授乳例を説明する概略斜視図である。

    符号の説明

    10 授乳補助具 12 着衣 14 たくし上げ部分 16 弾性環状体 18 下曲り部 20 乳児用手遊び具 22 芯材 24 手遊び部材 26 連結用糸材 28 連結部 R 折径長さ

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