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Clothes for cord end portion stopper

申请号 JP154697 申请日 1997-02-24 公开(公告)号 JP3040890U 公开(公告)日 1997-09-05
申请人 スミクラ株式会社; 发明人 義典 上森;
摘要 (57)【要約】 【課題】 衣服の開口部に袋状の紐挿通路を設け、この紐挿通路に収容されている絞り紐の長さを変え開口部を拡縮するものでは、この絞り紐が木の枝などに引っ掛かり、首などが絞まり大きな事故になる虞があった。 【解決手段】 上着1などの衣服に装着した絞り紐4の終端部に紐側係合体6を取付け、衣服側係合体7と前記紐側係合体6を係合して、絞り紐4の終端部を衣服に着脱自在に固定する。 紐側係合体6と衣服側係合体7は、
スナップボタンや面ファスナなど、引張ることにより係合状態が解除されるものを使用する。
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】 衣服に装着した絞り紐の終端部に紐側係合体を取付け、衣服側係合体と前記紐側係合体を係合して、絞り紐の終端部を衣服に着脱自在に固定してなる衣服用紐終端部止め具。
  • 【請求項2】 前記紐側係合体と衣服側係合体をスナップボタンとし、 布片を二つ折りに折り畳んでその重合部に紐側係合体を止着すると共に、この布片の二つ折りの折り曲げ部に、
    前記衣服に装着した絞り紐の自由端を挿通することにより絞り紐終端部に紐側係合体を取付け、絞り紐の自由端は結んで抜け止めを形成してなる請求項1記載の衣服用紐終端部止め具。
  • 【請求項3】 前記紐側係合体と衣服側係合体をスナップボタンとし、 衣服に装着したループ状の絞り紐の一部を束ねて紐ストッパに挿通して、この紐ストッパの外にループ状の絞り紐終端部を形成し、 布片を二つ折りに折り畳んでその重合部に紐側係合体を止着すると共に、この布片の二つ折りの折り曲げ部に、
    前記絞り紐終端部を挿通することにより絞り紐終端部に係止ボタンを取付けてなる請求項1記載の衣服用紐終端部止め具。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】

    【0001】

    【考案の属する技術分野】

    上着のウエストや裾またはフードの開口部などを絞るのに、これらに紐を通し て結ぶことが一般に行われている。 本考案はこのような衣服の絞り紐に関連するものである。

    【0002】

    【従来の技術】

    スキーウエア、アウトドア用のスポーツウエア、レインコート等では、上着や フードなどに筒状の紐挿通路を縫製し、これに絞り紐を通してウエストのサイズ やフードの顔を出す開口部の径などを適当な太さに絞り、その後で衣服の外に出 た絞り紐の端部を、専用の紐ストッパなどで固定するか結ぶなどして、緩まない ように縛ることが行われている。 このような絞り紐において、従来は、絞り紐の終端部を単に衣服の外に垂れ下 げておくだけであった。

    【0003】

    【考案が解決しようとする課題】

    そのため、この絞り紐の終端部が枝などに引っ掛かると、衣服が引っ張られ破 れたり転倒するなどの事故がおきる。 特にスキー中や自転車に乗っている最中で は重大事故になりやすい。

    【0004】 本考案は、こうした事故を解消するために、絞り紐の終端部を衣服に固定して 枝などに引っ掛かっらないようにすることを目的とする。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】

    上記の目的を達成するために本考案は、衣服に装着した絞り紐の終端部に紐側 係合体を取付け、衣服側係合体と前記紐側係合体を係合して、絞り紐の終端部を 衣服に着脱自在に固定する。 あるいは、前記衣服側係合体と紐側係合体をスナップボタンとし、布片を二つ 折りに折り畳んでその重合部に係止ボタンを止着する。 そして、布片の二つ折り の折り曲げ部に、絞り紐の自由端を挿通することにより絞り紐終端部に係止ボタ ンを取付け、絞り紐の自由端を結んで布片の抜け止めを形成する。 また、前記衣服側係合体と紐側係合体をスナップボタンとし、衣服に装着した ループ状の絞り紐の一部を束ねて紐ストッパに挿通して、この紐ストッパの外に ループ状の絞り紐終端部を形成し、そして布片を二つ折りに折り畳んでその重合 部に紐側係合体を止着すると共に、この布片の二つ折りの折り曲げ部に、前記絞 り紐終端部を挿通することにより絞り紐終端部に係止ボタンを取付ける。

    【0006】

    【考案の実施形態】

    以下に図面を参照して本考案の実施の形態について説明する。 図1は、フード付きの上着の要部の正面図である。 このフード付きの上着1は、フード2の下端部(首部)の全周に袋状の紐挿通 路3を設け、この紐挿通路3に絞り紐4をとおす。 絞り紐4の材質はどのような ものでもよいが、伸縮性などの点からゴム紐を使用するとよい。 この絞り紐4の終端部には、紐ストッパ5,5をそれぞれ取付ける。

    【0007】 紐側係合体6と衣服側係合体7は、1組のスナップボタンである。 紐側係止体6は、布片11を二つ折りに折り畳んでその重合部に止着すると共 に、この布片11の二つ折りの折り曲げ部に、絞り紐4の自由端を挿通すること により絞り紐4に取付ける。 絞り紐4の自由端は結んで結び目12を形成し、紐 ストッパ5と布片11の抜け止めとする。 そして、衣服側係合体7,7を、フー ド2の左右の側部にそれぞれ縫着する。

    【0008】 このようなフード付きの上着1は、フード2を着用後に絞り紐4を引いてフー ドの下端部の径を適度に縮め、さらに位置固定用ボタン10を押して紐ストッパ 5,5を最適位置に移動する。 そして、紐側係合体6,6を衣服側係合体7,7と係合し、絞り紐4の終端が 垂れ下がらないようにする。

    【0009】 このように構成すると、絞り紐4の終端部は、衣服に固定されて木の枝などに 引っ掛かりにくくなる。 また、万が一引っ掛かった場合でも紐側係合体6と衣服 側係合体7とは係合状態がすぐに解除され、安全が確保される。

    【0010】 本考案の別の実施の形態につき以下に図面を参照して説明する。 図3は、本考案の衣服用紐端部止め具を取付けた上着の下端部(裾部)の概略 図である。 上着1は、下端部の全周に袋状の紐挿通路3を設け、この紐挿通路3に絞り紐 4をとおす。 前記実施形態と同様に、絞り紐4の終端部には、紐ストッパ5を取付ける。 ま た、紐側係合体6と衣服側係合体7を、互いに係合する1組のスナップボタンと すると共に、紐側係合体6を絞り紐4に取付ける。 そして、衣服側ボタン7を、上着1の内側8に縫着する。

    【0011】 上着1は、着用後に絞り紐4を引いて径を適度に縮め、さらに位置固定用ボタ ン10を押してストッパ5を最適位置に移動する。 そして、紐側係止体6を衣服側係止体7に係合し、絞り紐4の終端を上着の内 側8に固定する。 このように構成すると、絞り紐4は上着の内側8に固定され、木の枝などに引 っ掛からない。

    【0012】 なお、前記の二実施形態の絞り紐4は、図4に示すようにループ状にし、絞り 紐の一部(絞り紐終端部13)を束ねて紐ストッパ5の孔にとおしてもよい。 そして、布片11を二つ折りに折り畳んでその重合部に紐側係止体6を止着す ると共に、この布片11の二つ折りの折り曲げ部に、絞り紐終端部13を挿通す ることにより絞り紐終端部に係止ボタンを取付ける。 このようにした場合には、布片11が結び目12の代りをするので、前記の二 実施形態のように結び目12を形成する必要がない。 また、布片11を引くことにより絞り紐4も同時に引かれるので、開口部の径 などを絞るときは、片手で布片11を引けばよい。

    【0013】 また、紐ストッパ5と紐側係止体6の間にナイロンテープ9(例えばYKK製 の商品名グログランテープ)を巻き付けるとともに、巻き付けていない側のナイ ロンテープ9の端部を上着1に縫着する。 紐ストッパ5を移動する場合に、上着 1の着用者は、位置固定用ボタン10を押しながら布片11を引くだけで、開口 部の径などが絞れると共に、ナイロンテープ9が紐ストッパ5を押すので、簡便 に紐ストッパ5を移動できる。

    【0014】 前記の各実施形態では、上着1を例にしたが、本願はこれに限るものではなく ズボンの裾等に設けてもよい。 また、紐側係合体6と衣服側係止体7をスナップボタンにしたが、これに限ら ず引張ることにより係合状態が解除されるものであればよく、面ファスナなどを 使用してもよい。 ただし、スナップボタンを使用すると、小さな面積で絞り紐4 の終端部を衣服に固定できる。

    【0015】

    【考案の効果】

    本考案は上記の如く、衣服に装着した絞り紐の終端部に紐側係合体を取付け、 衣服側係合体と前記紐側係合体を係合して、絞り紐の終端部を衣服に着脱自在に 固定したので、紐の終端部が枝などに引っ掛かりにくい。 また、万が一、紐の終 端部が枝などに引っ掛かった場合でも紐側係合体と衣服側係合体とは係合状態が 解除され、安全が確保される。

    【0016】 また、紐側係合体と衣服側係合体をスナップボタンにすると、小さな面積で絞 り紐の終端部を衣服に固定できる。 また、衣服に装着したループ状の絞り紐の一部を束ねて紐ストッパに挿通し、 この紐ストッパの外にループ状の絞り紐終端部を形成し、布片を二つ折りに折り 畳んでその重合部に係止ボタンを止着すると共に、この布片の二つ折りの折り曲 げ部に、前記絞り紐終端部を挿通することにより絞り紐終端部に係止ボタンを取 付けると、布片が紐ストッパの抜け止めにもなるという効果を奏する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本考案の衣服用紐終端部止め具を取付けたフード付きの上着の要部の正面図である。

    【図2】フードの側面図である。

    【図3】本考案の衣服用紐終端部止め具を取付けた上着の下端部の状態を示す概略である。

    【図4】絞り紐をループ状にして紐ストッパにとおした状態の要部の図である。

    【符号の説明】

    1 上着 2 フード 4 絞り紐 5 紐ストッパ 6 紐側係合体 7 衣服側係合体 11 布片 12 結び目 13 絞り紐終端部

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