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Knit fur cloth produced by putting back faces of two thin fur strips together and its production

申请号 JP17981094 申请日 1994-06-13 公开(公告)号 JPH07331300A 公开(公告)日 1995-12-19
申请人 Yoshiko Ishihara; 淑子 石原; 发明人 ISHIHARA YOSHIKO;
摘要 PURPOSE: To obtain knit fur cloth completely free from split line while preventing the straining of the cloth by putting back faces of two thin fur strips together and winding the obtained strips on a knit substrate.
CONSTITUTION: Two thin fur strips 1 are jointed together in an unpeelable state by putting the back faces (free from fur) together. The joint strip is wound on a definite knit substrate 2 from the center upward and downward or downward and upward and then on the adjacent substrate 2 from the opposite direction.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 2本の細切り毛皮(1)を、毛のはえていない裏面同志合わせ剥離しないようにし、それを縦横一定の編み目状にした下地(2)の中央から上から下又は下から上へ巻き上げ又は巻き下げし、その後反対方向から相隣接する下地(2)に同様に下から上又は上から下へ巻き下げ又は巻き上げることを特徴とする編毛皮生地の製造方法。
  • 【請求項2】 2本の細切り毛皮(1)を、毛のはえていない裏面同志合わせ剥離しないようにし、それを縦横一定の編み目状にした下地(2)の中央から上から下又は下から上へ巻き上げ又は巻き下げし、その後反対方向から相隣接する下地(2)に同様に下から上又は上から下へ巻き下げ又は巻き上げてなる編毛皮生地。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、2本の裏面合わせた細切り毛皮を編み目状下地に巻いた編毛皮生地及びその製造方法に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、網目状下地に1本の細切り毛皮を絡め、全ての毛皮が同一方向へ同一回りの螺旋状となるように下地の経糸又は緯糸に巻きつけていた。 又網目状下地の経糸又は緯糸に1本の細切り毛皮を、毛の表面が出るようにし、しかも相隣る経糸又は緯糸へ互いに巻き方向が逆になるように巻きつけていた。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】

    (イ) 従来のこの1本の細切り毛皮を同一方向同一回りの螺旋状となるよう下地に巻きつける方法によると、
    下地の張よりも復元力が強くしかも各毛皮の復元力が同一方向にかかる為網目状下地が歪み、したがって生地も歪むという欠点があった。 (ロ) また、従来の1本の細切り毛皮を、網目状下地の経糸又は緯糸に絡ませ、相隣る経糸又は緯糸に逆に絡ませるという方法によると、完成した生地の柄が左右対照となる為生地が次第に割れるようになるという欠点が生じた。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するために本発明は次のようにした。 (イ) 2本の細切り毛皮(1)を、毛のはえていない裏面同志合わせて剥離しないようにする。 (ロ) その裏面同志合わせた2本の細切り毛皮(1)
    を、縦横一定の編み目状にした下地(2)の中央から上から下へ又は下から上へ巻き上げ又は巻き下げする。 (ハ) その後、反対方向から相隣接する下地(2)に同様に下から上へ又は上から下へ巻き下げ又は巻き上げて編毛皮生地にしていくことを特徴とする。

    【0005】

    【作用】上記のように構成された、編毛皮生地は2本の細切り毛皮を、毛のはえていない裏面を合わせ上から下又は下から上へ巻き上げ又は巻き下げているので、相隣接する毛皮の捩れの復元力が相殺されて下地の歪みどころか完成された編毛皮生地の歪みや凸凹も全く生ぜず、
    生地の割れるおそれが全くない。

    【0006】

    【実施例】以下本発明の実施例を説明する。 (イ) 2本の細切り毛皮を用意する。 そして、その2
    本の細切り毛皮の裏面同志合わせて剥離しないようにする。 この場合、裏面同志合わせる方法はゴム通しのような機具、クリップでしてもよく、また予め張り合わせて行ってもよい。 (ロ) 裏面同志合わせて剥離しないようにした2本の細切り毛皮(1)を一定の編み目状にした下地(2)の中央から上から下へ又は下から上へ、左右対照に巻き上げ又は巻き下げる。 下地は縦横一定の編み目状に形作り、その縦横の各々の1つの枡目は正方形、長方形など形作ったものであればその大きさを問わない。 下地の素材は毛(ウール)で編んだ方がより毛皮にマッチし、フィットするが、ポリエステルや綿、ナイロン、麻などどのような素材を使ってもよい。 また、下地は手編み、機械編みなどで編んだものでもよく、その構成はくさり編み、なが編みなどさまざまな方法によって交互に正方形、長方形など一定の大きさに編む。 尚、毛糸のばあい、その太さは通常中細若しくは並太の毛糸であれば最も毛皮になじみやすく温かさが増し、よりすぐれたものになるが、それ以外の細い毛糸や太い毛糸など好みに応じて様々に使い分けてもよい。 (ハ) その後、反対方向から裏面同志合わせた2本の細切り毛皮(1)を相隣接する下地(2)に同様に下から上又は上から下へ巻き下げ又は巻き上げていく。 このばあい、従来に比べ2本の細切り毛皮を裏面同志合わせている為、同一方向同一回りでも毛皮の捩れの復元力が相殺され、下地だけでなく完成した編毛皮生地にも歪みを生ぜず、更にすき間、凸凹、割れ目を生ずるおそれが全くない。 (ニ) 編毛皮生地は2本の細切り毛皮を裏面同志一体にして合わせて作ることにより素肌にやわらかく保温性が生じる。 又、従来の1本の細切り毛皮による生地に比べて裏表を明瞭にしたくないリストバンド、カフス、ストールやショールなど使用目的により個性を強調するのに最も適している。

    【0007】

    【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明は次のような効果を生ずる。 (イ) 下地に歪みを全く生じない為、完成した編毛皮生地にも歪みや型くずれを起こさない。 (ロ) 2本の細切り毛皮の裏面同志合わせて作ることにより外観上高級感にあふれ、豪華である。 (ハ) 2本の細切り毛皮の裏面同志合わせることにより1本の細切り毛皮でした時よりリバーシブルな(裏表兼用に出来る)編毛皮生地を一度の工程でできるようになった。 作業時間も節約されるようになった。 (ニ) 2本の細切り毛皮を各々異なる色で使用することにより色とりどりの色彩豊かな編毛皮生地が出来上るようになった。 (ホ) 出来上った編毛皮生地の柄地に隙間や凸凹ができることなく、割れ目を生じない。 丈夫になった。 しかも滑らかにもなった。 (ヘ) 裏面同志合わせる為、完成した編毛皮生地は今までになく保温力にすぐれ、素肌にもやわらかく、それ自体一つの製品として利用でき、とくに個性を強調したいものに適するようになった。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に係る2本の細切り毛皮の裏面同志合わせて下地に巻いた状態を示す図。

    【図2】2本の細切り毛皮の斜視図。

    【図3】2本の細切り毛皮の裏面同志合わせた状態を示す図。

    【図4】本発明に係る完成した編毛皮生地を示す図。

    【符号の説明】

    (1) 2本の裏面同志合わせた細切り毛皮 (2) 下地 (3) 細切り毛皮の毛のはえている部 (4) 細切り毛皮の毛のはえていない部の裏面

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