shirt

申请号 JP2001007334 申请日 2001-11-09 公开(公告)号 JP3085926U 公开(公告)日 2002-05-31
申请人 フレックスジャパン株式会社; 发明人 久和 矢島;
摘要 (57)【要約】 【課題】 袖まくり時に折り返した袖口が見た目良くきちんと閉じられて確実な袖まくり状態の保持が成されるようにしたシャツを提供する。 【解決手段】 袖口1の切れ込み部分2を、カフス部3
のボタン4と、カフス部3から切れ込み部分2の最深部にかけての中間にある剣棒ボタン5とで閉じ合わせるようにしたシャツに関し、切れ込み部分2の剣棒ボタン5
を備えた側と対を成す閉じ合わせ相手側の裏面に、カフス部3を二度折り返して袖まくりした状態で剣棒ボタン5まで到達可能な長さ寸法を有し且つ該剣棒ボタン5に掛止可能なボタンホール9を有するタブ8を縫着する。
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】 袖口の切れ込み部分を、カフス部のボタンと、カフス部から切れ込み部分の最深部にかけての中間にある剣棒ボタンとで閉じ合わせるようにしたシャツにおいて、切れ込み部分の剣棒ボタンを備えた側と対を成す閉じ合わせ相手側の裏面に、カフス部を二度折り返して袖まくりした状態で剣棒ボタンまで到達可能な長さ寸法を有し且つ該剣棒ボタンに掛止可能なボタンホールを有するタブを縫着したことを特徴とするシャツ。
  • 【請求項2】 袖口の切れ込み部分を、カフス部のボタンと、カフス部から切れ込み部分の最深部にかけての中間にある剣棒ボタンとで閉じ合わせるようにしたシャツにおいて、切れ込み部分の剣棒ボタンを備えた側と対を成す閉じ合わせ相手側の裏面に、カフス部を二度折り返して袖まくりした状態で剣棒ボタンまで到達可能な長さ寸法を有し且つ該剣棒ボタンに掛止可能なループを縫着したことを特徴とするシャツ。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】

    【0001】

    【考案の属する技術分野】

    本考案は、シャツに関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】

    図6に示す如く、一般的に、シャツの袖口1には、袖先から肘側に向けて切れ 込み部分2が形成されており、この切れ込み部分2は、カフス部3のボタン4と 、カフス部3から切れ込み部分2の最深部にかけての中間にある剣棒ボタン5と で閉じ合わせるようになっており、これらのカフス部3のボタン4と剣棒ボタン 5とをボタンホール6,7から外して切れ込み部分2を開くことにより、図7に 示す如く、袖口1を肘側へ折り返して袖まくりすることができるようにしてある 。

    【0003】 即ち、シャツの袖口1は、手首を取り巻くカフス部3が最も細くなるように先 端側へ向け絞り込まれているので、前述した如き深い切れ込み部分2を形成せず にカフス部3の閉じ合わせを解除するだけでは、該カフス部3を二回以上折り返 そうとした際に、腕の方が太くなってしまって袖まくりすることができなくなっ てしまう。

    【0004】

    【考案が解決しようとする課題】

    しかしながら、従来におけるシャツでは、仕事や汚れ作業を行う場合等に、 カフス部3を二度折り返して袖まくりしたとしても、図8に拡大して示す如く、 折り返した袖口1が腕回りに大きく開いてしまって見た目がだらしなくうつり、 しかも、作業中に袖まくり状態が簡単に緩んで元の状態に戻り易いという不具合 があった。

    【0005】 特に作業中に袖まくり状態が緩んで元の状態やその途中の状態に戻ってしまう ことは、切れ込み部分2が開放されて袖口1が大きく拡がった状態で手首側へ下 がってくることを意味しているので、水仕事や汚れ作業を続行するにあたっての 作業性が非常に悪くなり、しかも、そのような作業中は、手が濡れていたり、汚 れていたりして、容易に袖口1をまくり直すことができない状況であることが多 いので、水仕事や汚れ作業の強引な続行により袖口1を濡らしてしまったり、汚 してしまったりする煩わしい事態が起こり易いのである。

    【0006】 本考案は、上述の実情に鑑みてなしたもので、袖まくり時に折り返した袖口が 見た目良くきちんと閉じられて確実な袖まくり状態の保持が成されるようにした シャツを提供することを目的としている。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】

    本考案は、袖口の切れ込み部分を、カフス部のボタンと、カフス部から切れ込 み部分の最深部にかけての中間にある剣棒ボタンとで閉じ合わせるようにしたシ ャツにおいて、切れ込み部分の剣棒ボタンを備えた側と対を成す閉じ合わせ相手 側の裏面に、カフス部を二度折り返して袖まくりした状態で剣棒ボタンまで到達 可能な長さ寸法を有し且つ該剣棒ボタンに掛止可能なボタンホールを有するタブ を縫着したことを特徴とするものである。

    【0008】 而して、このようにすれば、水仕事や汚れ作業を行う場合等に、カフス部を二 度折り返して袖まくりし、この時に表側に現れるタブのボタンホールに剣棒ボタ ンを掛けることにより、折り返した袖口を切れ込み部分を挟んで閉じ合わせるこ とが可能となる。

    【0009】 尚、タブのボタンホールに剣棒ボタンを掛けるに際し、該剣棒ボタンは内側を 向いて隠れた状態となっているので、剣棒ボタンが縫着されている切れ込み部分 の縁部を表側にめくって剣棒ボタンを表側に現出させてからタブのボタンホール に剣棒ボタンを掛けるようにする。

    【0010】 また、本考案は、袖口の切れ込み部分を、カフス部のボタンと、カフス部から 切れ込み部分の最深部にかけての中間にある剣棒ボタンとで閉じ合わせるように したシャツにおいて、切れ込み部分の剣棒ボタンを備えた側と対を成す閉じ合わ せ相手側の裏面に、カフス部を二度折り返して袖まくりした状態で剣棒ボタンま で到達可能な長さ寸法を有し且つ該剣棒ボタンに掛止可能なループを縫着したこ とを特徴とするものでもある。

    【0011】 而して、このようにした場合には、水仕事や汚れ作業を行う場合等に、カフス 部を二度折り返して袖まくりし、この時に表側に現れるループに剣棒ボタンを掛 けることにより、折り返した袖口を切れ込み部分を挟んで閉じ合わせることが可 能となる。

    【0012】

    【考案の実施の形態】

    以下本考案の実施の形態を図示例と共に説明する。

    【0013】 図1〜図3は本考案の実施の形態の一例を示すもので、図中図6〜図8と同一 の符号を付した部分は同一物を表わしている。

    【0014】 図1〜図3に示す如く、袖口1の切れ込み部分2を、カフス部3のボタン4と 、カフス部3から切れ込み部分2の最深部にかけての中間にある剣棒ボタン5と で閉じ合わせるようにしたシャツに関し、切れ込み部分2の剣棒ボタン5を備え た側と対を成す閉じ合わせ相手側の裏面に、カフス部3を二度折り返して袖まく りした状態(図2及び図3参照)で剣棒ボタン5まで到達可能な長さ寸法を有し 且つ該剣棒ボタン5に掛止可能なボタンホール9を有するタブ8を縫着するよう にしている。

    【0015】 即ち、この種のシャツの袖口1は、従来のシャツに関する説明で述べた通り、 手首を取り巻くカフス部3が最も細くなるように先端側に向け絞り込まれている ので、カフス部3を二度折り返して袖まくりしたような高さ位置では、折り返し た袖口1に割り付けられている周長で腕の太さに対応することが困難となり、斯 かる袖まくり状態で剣棒ボタン5を本来のボタンホール7に掛けることが実質的 に不可能となるのである。

    【0016】 そこで、本形態例においては、袖まくりした高さ位置の腕回りの周長に対し不 足分を補うような長さ寸法のタブ8を新たに設け、カフス部3を二度折り返して 袖まくりした状態で前記タブ8が剣棒ボタン5まで到達できるようにしているの である。

    【0017】 而して、このようにすれば、水仕事や汚れ作業を行う場合等に、カフス部3を 二度折り返して袖まくりし、この時に表側に現れるタブ8のボタンホール9に剣 棒ボタン5を掛けることにより、折り返した袖口1を切れ込み部分2を挟んで閉 じ合わせることが可能となる。

    【0018】 尚、特に図3に拡大して示しているように、タブ8のボタンホール9に剣棒ボ タン5を掛けるに際し、該剣棒ボタン5は内側を向いて隠れた状態となっている ので、剣棒ボタン5が縫着されている切れ込み部分2の縁部を表側にめくって剣 棒ボタン5を表側に現出させてからタブ8のボタンホール9に剣棒ボタン5を掛 けるようにする。

    【0019】 従って、上記形態例によれば、カフス部3を折り返して袖まくりした際に、折 り返した袖口1をタブ8によりきちんと閉じ合わせることができるので、袖まく り状態の見た目を従来より大幅に向上することができ、しかも、確実に袖まくり 状態を保持することができて、作業中に袖まくり状態が緩んで元の状態に戻って しまうような不具合を未然に回避することができる。

    【0020】 図4及び図5は本考案の別の形態例を示すもので、先の図1〜図3のシャツに おけるタブ8に替えて、カフス部3を二度折り返して袖まくりした状態で剣棒ボ タン5まで到達可能な長さ寸法を有し且つ該剣棒ボタン5に掛止可能なループ1 0を縫着したものであり、このようにループ10を採用した場合でも、袖まくり 時に折り返した袖口1が見た目良くきちんと閉じられて確実な袖まくり状態の保 持が成されることになる。

    【0021】 また、図1〜図3の形態例におけるタブ8や、図4及び図5の形態例における ループは、何れも柔軟な衣料素材により形成することができるので、これらを袖 口1の裏面に逢着しても格別な異物感を感じることなくシャツを着用することが できる。

    【0022】 尚、本考案のシャツは、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本考案 の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。

    【0023】

    【考案の効果】

    上記した本考案のシャツによれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。

    【0024】 (I)カフス部を折り返して袖まくりした際に、折り返した袖口をきちんと閉 じ合わせることができるので、袖まくり状態の見た目を従来より大幅に向上する ことができ、しかも、確実に袖まくり状態を保持することができて、作業中に袖 まくり状態が緩んで元の状態に戻ってしまうような不具合を未然に回避すること ができる。

    【0025】 (II)タブやループは柔軟な衣料素材により形成することができるので、こ れらを袖口の裏面に逢着しても格別な異物感を感じることなくシャツを着用する ことができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本考案の実施の形態の一例を示す斜視図である。

    【図2】図1のカフス部を二度折り返して袖まくりした状態を示す斜視図である。

    【図3】図2の要部を拡大して示す斜視図である。

    【図4】本考案の別の形態例を示す斜視図である。

    【図5】図4のカフス部を二度折り返して袖まくりした状態を示す斜視図である。

    【図6】従来のシャツの袖口の構造を示す斜視図である。

    【図7】図6のカフス部を二度折り返して袖まくりした状態を示す斜視図である。

    【図8】図7の要部を拡大して示す斜視図である。

    【符号の説明】

    1 袖口 2 切れ込み部分 3 カフス部 5 剣棒ボタン 8 タブ 9 ボタンホール 10 ループ

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