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Jig for intraocular lens inspection

阅读:788发布:2020-10-06

专利汇可以提供Jig for intraocular lens inspection专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a jig for an intraocular lens inspection capable of setting an intraocular lens in three inspection devices without scratching it, eliminating the time and labor of moving and setting the lens at a measurement position and managing the individual inspected result of the lens.
SOLUTION: This jig is composed of (a) a planar main body 1 where the first through-hole of an almost circular cross section is formed, (b) a light beam interruption member 2 attached to the main body and composed of a member for interrupting light beams where a second through-hole of the almost circular cross section is formed and a cylindrical mounting part for mounting the lens is projectingly disposed on an upper surface side so as to almost match with the axial center of the second through-hole, (c) a plurality of pins 3 for fixing and (d) a storage medium 4 for storing the inspected result and the upper surface of the cylindrical mounting part is positioned above the upper surface of the main body 1.
COPYRIGHT: (C)1999,JPO,下面是Jig for intraocular lens inspection专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 眼内レンズの寸法および光学的特性を検査するために、眼内レンズを検査装置の所定位置に固定するための検査用治具であって、(a)略円形断面の第1貫通孔が形成された板状の本体と、(b)該本体に取り付けられ、光線を遮断する部材からなり、略円形断面の第2貫通孔が形成され、上面側に前記眼内レンズを載置するための円筒状の載置部が前記第2貫通孔の軸中心とほぼ一致するように突設された光線遮断部材と、
    (c)前記眼内レンズを前記本体上面に固定するための少なくとも2本の固定用ピンと、(d)前記本体に取り付けられ、前記検査装置によってえられた検査結果を記憶するための記憶媒体とからなり、前記光線遮断部材の円筒状の載置部を前記本体の第1貫通孔に挿入することにより、当該光線遮断部材が本体に取り付けられ、当該円筒状の載置部の上面が本体の上面よりも上方に位置する眼内レンズ検査用治具。
  • 【請求項2】 前記固定用ピンが前記第1貫通孔の中心から1.0〜5.0mm程度の距離だけ離間した位置に配置されてなる請求項1記載の眼内レンズ検査用治具。
  • 【請求項3】 前記円筒状の載置部の上端面が前記本体の上面から1mm以上程度高い位置にある請求項1または2記載の眼内レンズ検査用治具。
  • 【請求項4】 前記記憶媒体が磁気チップからなる請求項1、2または3記載の眼内レンズ検査用治具。
  • 【請求項5】 前記記憶媒体には、検査によってえられる前記眼内レンズの全長、光学部径、支持部幅、レンズ度数、解像力、光学部中心厚さ、ボールトハイトおよびサジッタのうちの少なくとも1つの検査結果が記憶される請求項1、2、3または4記載の眼内レンズ検査用治具。
  • 【請求項6】 前記本体が透明または半透明の材料により作製されてなる請求項1、2、3、4または5記載の眼内レンズ検査用治具。
  • 【請求項7】 前記本体がアクリル樹脂より作製されてなる請求項6記載の眼内レンズ検査用治具。
  • 【請求項8】 前記本体が長方形の板状である請求項1、2、3、4、5、6または7記載の眼内レンズ検査用治具。
  • 【請求項9】 前記光線遮断部材がポリアセタール樹脂より作製されてなる請求項1、2、3、4、5、6、7
    または8記載の眼内レンズ検査用治具。
  • 【請求項10】 前記光線遮断部材が略円板状である請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の眼内レンズ検査用治具。
  • 【請求項11】 前記光線遮断部材が白または乳白色である請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10記載の眼内レンズ検査用治具。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は眼内レンズ検査用治具に関する。 さらに詳しくは眼内レンズの寸法および光学的特性を検査するために、眼内レンズを検査装置の所定位置に固定するための眼内レンズ検査用治具に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来より、白内障患者の晶体を摘出後、眼内に挿入移植して視補正するために眼内レンズが用いられている。 眼内レンズは、厚生省の眼内レンズ承認基準などで定められた規格を満足させるために、眼内レンズの寸法および光学的特性について種々の規格検査をする必要がある。

    【0003】前記規格検査の項目は、眼内レンズの全長、光学部径、支持部幅、レンズ度数、解像力、光学部中心厚さ、ボールトハイトおよびサジッタの8項目が挙げられる。

    【0004】図6に示されるように、眼内レンズ31の全長Lは支持部33を含めた長径であり、光学部径Dは光学部32の直径であり、支持部幅Wは支持部33の幅である。

    【0005】レンズ度数は、(焦点距離)/1000
    [mm]で示される。 焦点距離とは、薄肉レンズまたは鏡が光軸と交わる点からその焦点までの距離のことである。 とくに、眼内レンズでは、焦点距離とは主点から焦点までの距離のことである。

    【0006】解像力は、高コントラスト解像力測定図表(JIS B 7174)またはこれと同等のものを充分に遠方に置き、空気中で眼内レンズの焦点面上に結像させたとき、その像面上で解像しうる1mm当たりの格子本数で表わされる。

    【0007】また、図7に示されるように、光学部中心厚さT 1は光学部32の中心の厚さである。

    【0008】さらに、図7に示されるように、ボールトハイトBは、光学軸に垂直で支持部33の先端から光学部32の前面までの高さである。 サジッタSは、光学軸に垂直で最前部を含む平面と最後部を含む平面までの高さである。 これらボールトハイトBおよびサジッタSの定義は、眼内レンズ承認基準による。

    【0009】以上の8つの検査項目を検査するばあい、
    図8〜9に示される検査装置を用いて検査を行なう。

    【0010】前記眼内レンズ31の全長L、光学部径D、支持部幅W、および光学部中心厚さT 1を検査するばあい、図8に示される自動投影機検査装置41を用いて自動的に検査する。 図8において、まず、眼内レンズ31をレンズ載物治具42によって複数個同時に固定された状態でステージ43にセットする。 ついで、自動投影機検査装置41において、ステージ43にセットされた状態の眼内レンズ31の像をオートフォーカス部46
    によってピントを合わせながら低倍率用顕微鏡44および高倍率用顕微鏡45から自動投影機検査装置41のC
    CDカメラ47に入力し、画像処理部48を使用して、
    全長L、光学部径D、支持部幅Wを測定し、あわせて光学部中心厚さT 1を算出式を使用して算出する。 それにより、これらの測定値が規格の範囲内か否かを自動的に検査することができる。 なお、図8において、49はモニタ、50はコントローラ、Aは外部装置、Bは光源
    Cはモータドライバである。

    【0011】また、レンズ度数および解像力を検査するばあいには、図9に示されるオートレンズメータ54を用いて自動的に検査する。 図9において、まず、眼内レンズ31を測定用治具55に固定した状態でステージ5
    6にセットする。 ついで、オートレンズメータ54において、オートフォーカス部57によってピントを合わせながらチャート58上のターゲット像を眼内レンズ31
    を通してCCDカメラ59に取り込むことにより、レンズ度数および解像力を測定し、規格の範囲内か否かを自動的に検査することができる。 なお、図9において、5
    1はモータドライバ、52は画像処理部、53はコントローラである。

    【0012】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、図8〜9に示される2つの検査装置の所定位置(水平で、かつ検査装置の光軸中心の位置など)に眼内レンズをセットするときに各検査装置の専用の治具に載せ変える必要がある。

    【0013】しかも、このセット作業のときに眼内レンズにキズや汚れをつけるといった問題がある。 とくに前記支持部33の根元部分にキズをつけやすい。

    【0014】また、検査者が手作業で眼内レンズを各検査装置ごとに測定位置に移動するため、手間がかかるという問題がある。

    【0015】さらに、従来では、作業効率のために、眼内レンズを複数枚管理(作業)としているため、検査情報および検査結果の管理が、眼内レンズ1枚ずつの経歴とは異なり、眼内レンズ1枚についての生データが残らないといった問題が発生する。 仮に1枚づつの管理としたばあい、図10に示される製造指図書81などの表をレンズ1枚につき1枚用意しなければならず、管理が難しい。 また、保管スペースが必要となる。

    【0016】本発明はかかる問題を解消するためになされたものであり、眼内レンズをキズつけることなく2つの検査装置にセットすることができ、眼内レンズを測定位置に移動およびセットする手間がかからず、さらに、
    眼内レンズの個別の検査結果を管理することができる眼内レンズ検査用治具を提供することを目的とする。

    【0017】

    【課題を解決するための手段】本発明の眼内レンズ検査用治具(以下、治具という)は、眼内レンズの寸法および光学的特性を検査するために、眼内レンズを検査装置の所定位置に固定するための検査用治具であって、
    (a)略円形断面の第1貫通孔が形成された板状の本体と、(b)該本体に取り付けられ、光線を遮断する部材からなり、略円形断面の第2貫通孔が形成され、上面側に前記眼内レンズを載置するための円筒状の載置部が前記第2貫通孔の軸中心とほぼ一致するように突設された光線遮断部材と、(c)前記眼内レンズを前記本体上面に固定するための少なくとも2本の固定用ピンと、
    (d)前記本体に取り付けられ、前記検査装置によってえられた検査結果を記憶するための記憶媒体とからなり、前記光線遮断部材の円筒状の載置部を前記本体の第1貫通孔に挿入することにより、当該光線遮断部材が本体に取り付けられ、当該円筒状の載置部の上面が本体の上面よりも上方に位置することを特徴とするものである。

    【0018】前記固定用ピンが前記第1貫通孔の中心から1.0〜5.0mm程度の距離だけ離間した位置に配置されてなるのが好ましい。

    【0019】前記円筒状の載置部の上端面が前記本体の上面から1mm以上程度高い位置にあるのが好ましい。

    【0020】前記記憶媒体が磁気チップからなるのが好ましい。

    【0021】前記記憶媒体には、検査によってえられる前記眼内レンズの全長、光学部径、支持部幅、レンズ度数、解像力および光学部中心厚さのうちの少なくとも1
    つの検査結果が記憶されるのが好ましい。

    【0022】前記本体が透明または半透明の材料により作製されてなるのが好ましい。

    【0023】前記本体がアクリル樹脂より作製されてなるのが好ましい。

    【0024】前記本体が長方形の板状であるのが好ましい。

    【0025】前記光線遮断部材がポリアセタール樹脂より作製されてなるのが好ましい。

    【0026】前記光線遮断部材が略円板状であるのが好ましい。

    【0027】前記光線遮断部材が白または乳白色であるのが好ましい。

    【0028】

    【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら、本発明の治具を詳細に説明する。 図1は本発明の治具の一実施の形態を示す平面図、図2は図1の治具のII−I
    I線断面図、図3は図1の本体の断面説明図、図4は図1の光線遮断部材の断面説明図および図5は図1のピンの拡大図である。

    【0029】図1〜2に示される治具は、前記8つの検査項目などであげられる眼内レンズの寸法および光学的特性を検査するために、前記眼内レンズ31を図8〜9
    に示される検査装置の所定位置に固定するための共通の検査用治具であり、本体1と、光線遮断部材2と、ピン3と、記憶媒体4とから構成されている。 また、図1〜
    2に示されるように、フタ20があれば記憶媒体4を本体1に接着する必要がないため、好ましい。

    【0030】本体1は、図3に示されるように、略円形断面の第1貫通孔5が形成された板状の部材である。 本体1の下面側には、光線遮断部材2の基部2aを収納するための凹部6が形成されている。 また、本体1の上面側には、記憶媒体4を収納するための凹部7が形成されている。

    【0031】前記本体1は、図8に示される自動投影機検査装置41を用いて眼内レンズの形状の像が認識しやすく、検査精度を向上させるために透明または半透明の材料からなるのが好ましく、たとえばアクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、フェノール樹脂またはエポキシ樹脂などの材料で作製される。 とくにアクリル樹脂のばあい、透明性、加工性にすぐれ、硬くて比較的安価で一般的に使用されている点で好ましい。

    【0032】また、本体1が長方形の板状であれば、位置決めが容易であり、治具の方向性が決まり搬送上有利であり、また寸法スペースがコンパクトであるので好ましい。

    【0033】さらに、少なくとも本体1の2つの部8
    (好ましくは4つの角部)に測定位置において位置決めが容易なように、面取りを施されているのが好ましい。

    【0034】前記第1貫通孔5は、図9に示される眼内レンズ用オートレンズメータ54による検査時に必要な大きさとして、直径3mm程度に形成される。

    【0035】光線遮断部材2は、図4に示されるように、光線を遮断する部材からなり、略円形断面の第2貫通孔9が形成された部材である。 光線遮断部材2の基部2aは、前記本体1の凹部6に収納される。 基部2aの上面側に眼内レンズを載置するための円筒状の載置部1
    0は、前記第2貫通孔9の軸中心とほぼ一致するように突設されている。

    【0036】光線遮断部材2の円筒状の載置部10を前記本体2の第1貫通孔5に下方から挿入することにより、光線遮断部材2が本体1に取り付けられ、このとき、円筒状の載置部10の上端面10aは、本体1の上面1aよりも上方に位置する。

    【0037】円筒状の載置部10の上端面10aが前記本体1の上面1aから1mm以上程度高い位置にあれば、眼内レンズの外周形状の像が本体1の上面1aからの反射光によってぼやけることがなく、正確な測定ができる点で好ましい。

    【0038】光線遮断部材2がポリアセタール樹脂より作製されていれば、眼内レンズへのキズなどの影響が少なく、加工性(寸法精度、目残りなど)および耐有機溶剤性にすぐれている点で好ましい。

    【0039】また、光線遮断部材2が略円板状であれば、光学的特性を測定するばあいの条件を満たし、かつ眼内レンズがほぼ中心に水平に固定することが可能である。 また、角がないためレンズへの傷や汚れなどの影響が少ない。

    【0040】光線遮断部材2が白または乳白色であれば、眼内レンズの寸法を測定するばあいに反射光によってぼけてエッジ部分が不明確になることがない点で好ましい。

    【0041】図1〜3に示される光線遮断部材2は、図6の眼内レンズ31の全長Lよりも1mm以上(好ましくは1〜5mm)程度大きな直径を有する円板状の基部2aを有している。 もし、前記眼内レンズ31の全長L
    よりも1mm以上大きくなければ(1mm未満のばあい)、眼内レンズの形状と重なり合い、検査を行なうことができない。 一方、5mmよりも大きいばあいには、
    眼内レンズの検査は可能であるが、検査用治具の全体が大きくなり、それに伴い、検査装置全体が大きくなり、
    実用上不便である。

    【0042】また、本実施の形態では、図6の眼内レンズ31の光学部径Dよりも小さい円筒状の段部である載置部10(図2の本体1から上方に突出する部分の高さHが1〜6mm、好ましくは3mm程度)が設けられている。 この載置部10は、前記図8に示される自動投影機検査装置41による検査時に支持部33(図6参照)
    の影を消すために必要である。

    【0043】また、図4に示されるように、円筒状の載置部10の内側には、上へ向かうほど狭くなるようなテーパ部10bが設けられていれば、眼内レンズを載置部10の上端面10aに載置したときに、眼内レンズの外周像がより正確にえられ、好ましい。

    【0044】前記載置部10の高さH(図2参照)が、
    1mm未満のばあい、眼内レンズの外周形状の像が本体1の上面1aからの反射光によってぼやけ、正確な測定ができない。 一方、6mmよりも大きいばあいには、眼内レンズの安定がわるく、また検査用治具が大きくなり、それに伴い、検査装置全体が大きくなり、実用上不便である。

    【0045】ピン3は、眼内レンズを本体1の上面1a
    に固定するために、本体1の上面1aにおいて、少なくとも2本(本実施の形態では4本)程度設けられている。 4本のピン3を同心円状に立てることにより、眼内レンズを本体1の第1貫通孔9と前記眼内レンズ31の光学部32の光軸中心を一致させることができる。 ピン3の外径は、0.5〜2.0mmであるときが、加工が容易であり好ましい。 また、ピン3の高さとしては前記載置部10の高さHより1.0〜4.0mm高いときがレンズを搬送時に振動などによる落下を防げるため、好ましい。

    【0046】ピン3の配置を考えたばあい、市販の眼内レンズには多数のデザインがあり、すべての眼内レンズの位置決めが可能であり、かつ支持部33の根元部の支持部幅Wの測定位置にピン3が重ならない位置にピン3
    を配置するのが好ましい。 したがって、ピン3は、前記第1貫通孔5の中心から所定量(1.0mm〜5.0m
    m程度)の距離だけ離間した位置に配置されていることが好ましい。

    【0047】記憶媒体4は、前記本体1の凹部7に取り付けられ、前記図8〜10に示される検査装置によってえられた検査結果を記憶するためのものである。 記憶媒体4は、たとえば、磁気チップ、IDチップ、IDデータキャリアなどの各種記憶媒体が用いられる。 ここで、
    記憶方法には、電磁結合方式、マイクロ波方式、光方式などがあり、そのときに使用する記憶媒体をデータキャリアと呼ぶ。 とくに、磁気チップを用いた電磁結合方式のばあい、通信距離が短く、さらに使用環境(振動、衝撃があるなど)がわるいばあいに適している点で好ましい。

    【0048】この記憶媒体4にデータを書き込む(または呼び出す)ばあい、たとえば、コンピュータからなる上位システム→IDコントローラ→リード/ライトヘッド→データキャリアの順(呼び出すばあいは逆の順)にデータを送る。 ここで、上位システム→I
    Dコントローラ間は、ケーブルによる通信(RS−23
    2C、RS−422、パラレルI/Oなどを用いる)による。 リード/ライトヘッド→データキャリア間は、空間伝送による。

    【0049】記憶媒体4に記憶されるデータは、前記図8〜9に示される検査装置における検査によってえられる前記眼内レンズの全長、光学部径、支持部幅、レンズ度数、解像力および光学部中心厚さのうちの少なくとも1つの検査結果が記憶されるため、眼内レンズの検査結果を個別に管理することができる。

    【0050】つぎに、本実施の形態の治具に眼内レンズを固定する方法について説明する。

    【0051】図1〜2に示されるように、眼内レンズ3
    1の光学部32を4本のピン3に囲まれる空間に嵌め込みながら円筒状の載置部10の上面に載せれば、眼内レンズ31は水平の状態でしっかり固定される。

    【0052】さらに、本実施の形態の治具に固定された状態の眼内レンズを前記図8〜9に示される検査装置で検査する方法について説明する。

    【0053】前記眼内レンズの全長L、光学部径D、支持部幅Wを検査するばあい、図8に示される自動投影機検査装置41を用いて自動的に検査する。 図8において、まず、眼内レンズ31を本実施の形態の治具に1個づつ固定された状態で、ステージ43の上に突設されたワクまたはガイド部材(図示せず)に該当治具を嵌め込むようにしてステージ43にセットする。 ついで、自動投影機検査装置41において、ステージ43にセットされた状態の眼内レンズ31の像をオートフォーカス部4
    6によってピントを合わせながら低倍率用顕微鏡44および高倍率用顕微鏡45から自動投影機検査装置41のCCDカメラ47に入力し、画像処理部48を使用して、全長L、光学部径D、支持部幅Wを測定し、あわせて光学部中心厚さT 1を算出式を使用して算出する。 それにより、これらの測定値が規格の範囲内か否かを自動的に検査することができる。

    【0054】ついで、レンズ度数および解像力を検査するばあいには、図9に示されるオートレンズメータ54
    を用いて自動的に検査する。 まず、眼内レンズ31を本実施の形態の治具に固定した状態でそのままステージ4
    3(図8参照)からステージ56へ搬送し、ステージ5
    6の上に突設されたワクまたはガイド部材(図示せず)
    に当該治具を嵌め込むようにしてステージ56にセットする。 ついで、オートレンズメータ54において、オートフォーカス部57によってピントを合わせながらチャート58上のターゲット像を眼内レンズ31を通してC
    CDカメラ59に取り込むことにより、レンズ度数および解像力を測定し、規格の範囲内か否かを自動的に検査することができる。

    【0055】

    【発明の効果】本発明によれば、1種類の治具で2つの検査機の測定が可能である。 したがって、前記8つの検査項目などを測定する際に、共通の治具を使用することが可能である。 そのため、各検査装置用治具に眼内レンズを乗せる手間が従来の1/3程度になり、かつ検査時に発生するキズの発生が従来の工程に比べ低減可能である。

    【0056】また、共通の治具であるため、眼内レンズを検査装置のあいだを移動させるときは治具に固定されたまま移動でき、しかも治具を検査装置のステージ上のワクなどに嵌め込むだけでセットできるため、眼内レンズを測定位置に移動およびセットする手間がかからない。

    【0057】しかも、本発明の治具は記憶媒体を備えているため、眼内レンズ1枚ごとの前記検査項目の設計値および測定値の各眼内レンズ単位で個別の管理が可能である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の治具の一実施の形態を示す平面図である。

    【図2】図1の治具のII−II線断面図である。

    【図3】図1の本体の断面説明図である。

    【図4】図1の光線遮断部材の断面説明図である。

    【図5】図1のピンの拡大図である。

    【図6】一般的に用いられる眼内レンズの平面図である。

    【図7】図6の眼内レンズの側面図である。

    【図8】眼内レンズ検査用の自動投影機検査装置の斜視図である。

    【図9】眼内レンズ検査用のオートレンズメータの正面図である。

    【図10】従来より用いられる眼内レンズの製造指図書の一例を示す図である。

    【符号の説明】

    1 本体 2 光線遮断部材 3 ピン 4 記憶媒体

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