首页 / 专利库 / 环境工程 / 植树造林 / Constructing method of stepped retaining wall and tree-planting method

Constructing method of stepped retaining wall and tree-planting method

阅读:246发布:2020-11-29

专利汇可以提供Constructing method of stepped retaining wall and tree-planting method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To improve workability and enable the execution of works at low cost, to construct a solid retaining wall and to realize the construction of the solid retaining wall and the tree planting of the retaining wall simultaneously and surely.
CONSTITUTION: A curing sheet 2 is stretched on a slope 1, stepped net bodies 4 with opening sections 3 are fixed onto the slope 1 by anchors 5 in top faces at each step and pockets 6 are formed. The stepped net bodies 4 are reinforced by reinforcements, a vegetation block material 17 is charged into the pockets 6, and concrete 10 is placed into the pockets 6, thus building a stepped retaining wall A. A vegetation block material 19 is charged or sprayed to the surface of the retaining wall A, thus attaining vegetation. The vegetation block material 19 is stabilized by the stepped sections of the stepped retaining wall A. Water supply such as spring water is conducted from the bedrock side through the vegetation block material 17. The roots of plants 20 are penetrated into the vegetation block material 17 and reach the bedrock side, thus unifying the stepped retaining wall A and the vegetation block material 19 through the plants 20.
COPYRIGHT: (C)1996,JPO,下面是Constructing method of stepped retaining wall and tree-planting method专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 斜面に養生シートを張設した後、各段の上面に開口部を有する階段状網体をアンカーにより上記斜面に固定してポケットを形成し、階段状網体を鉄筋で補強してから、上記階段状網体のポケットの中にコンクリートを打設して階段状擁壁を構築することを特徴とする階段状擁壁の構築方法。
  • 【請求項2】 斜面に養生シートを張設した後、各段の上面に開口部を有する階段状網体をアンカーにより上記斜面に固定してポケットを形成し、左右に互いに間隔を隔てた階段状網体と階段状網体との間に縦鉄筋を、階段状網体の立上り面の前側に横鉄筋を、夫々配筋してから、平面方向に見てU字形の縦網体を上記縦鉄筋の外側に、上面に開口部を有する一段状横網体を上記横鉄筋の外側に、夫々設け、上記階段状網体のポケット、縦網体及び横網体の中にコンクリートを打設して法枠を有する階段状擁壁を構築することを特徴とする階段状擁壁の構築方法。
  • 【請求項3】 階段状網体のポケットの中にコンクリートを打設する前に該ポケットの内底部に地山側から表側へ通水する排水材を投入した後、ポケットの中にコンクリートを打設するようにした請求項1又は2記載の階段状擁壁の構築方法。
  • 【請求項4】 斜面に養生シートを張設した後、各段の上面に開口部を有する階段状網体をアンカーにより上記斜面に固定してポケットを形成し、階段状網体を鉄筋で補強してから、上記ポケットの中に表側から地山側へ植物の根が貫通する植生基盤材を投入した後、ポケットの中にコンクリートを打設して階段状擁壁を構築し、この階段状擁壁の表面に植生基盤材を投入又は吹付けて植生を図る階段状擁壁の緑化方法。
  • 【請求項5】 階段状擁壁を構築した後、この階段状擁壁の前側に金網を張設してから、階段状擁壁の表面に植生基盤材を投入又は吹付けて植生を図る請求項4記載の階段状擁壁の緑化方法。
  • 【請求項6】 斜面に養生シートを張設した後、各段の上面に開口部を有する階段状網体をアンカーにより上記斜面に固定してポケットを形成し、左右に互いに間隔を隔てた階段状網体と階段状網体との間に縦鉄筋を、階段状網体の立上り面の前側に横鉄筋を、夫々配筋してから、平面方向に見てU字形の縦網体を上記縦鉄筋の外側に、上面に開口部を有する一段状横網体を上記横鉄筋の外側に、夫々設け、上記ポケットの中に表側から地山側へ植物の根が貫通する植生基盤材を投入した後、上記ポケット、縦網体及び横網体の中にコンクリートを打設して法枠を有する階段状擁壁を構築し、この階段状擁壁の表面に植生基盤材を投入又は吹付けて植生を図る階段状擁壁の緑化方法。
  • 【請求項7】 法枠を有する階段状擁壁を構築した後、
    この階段状擁壁の法枠を除く前側に金網を張設してから、階段状擁壁の表面に植生基盤材を投入又は吹付けて植生を図る請求項6記載の階段状擁壁の緑化方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、斜面の安定を図る階段状擁壁の構築方法と、さらに緑化をも同時に図る階段状擁壁の緑化方法とに関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、斜面を補強するためコンクリートの吹付けやコンクリート擁壁の構築等が行われている。
    また、斜面を緑化するため、斜面に構築した法枠の中に植生基盤材を吹付けたり植生土嚢を積み重ねたりする工法が行われている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記コンクリートの吹付けによる場合は、耐久性に乏しく、景観も悪く、然も吹付けコンクリートの表面に植生することが不可能であった。 そこで、最近では吹付けコンクリートの一部を取除き、そこに植生基盤材を袋詰めしたものを据え付け、その上面を除く表面にコンクリートを吹付けて植生を図る方法が試みられているが、施工が容易でなく経済的でなかった。 コンクリート擁壁の構築による場合は、堅牢ではあるが景観が悪く、また、植生基盤材を袋詰めしたものをコンクリート擁壁の表面にアンカーを用いて取付け、その上面を除く表面にコンクリートを吹付けて植生を図る方法が試みられているが、手間がかかり経済的でなく、然も地山側から分が供給されないため植物の生育に支障があった。

    【0004】斜面に法枠を構築する工法による場合は、
    該法枠内を降雨水が流れて植生基盤が洗掘されるため裸地化が進んでいた。 このため、金網を用いたりコンクリートを吹付ける等の様々な試みが行われているが、尚十分な対策とはなっていなかった。 本発明が解決しようとする課題は、上記のような従来の欠点を除去し、施工性が優れ低コストにて実施が可能であり、然も堅牢な擁壁を構築できる構築方法を提供すること、及び堅牢な擁壁の構築とその緑化とを同時に確実に実現できる緑化方法を提供することである。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明に係る階段状擁壁の構築方法及び緑化方法は上記課題を解決したもので、
    次の通りである。 即ち、まず第1の階段状擁壁の構築方法は、斜面1に養生シート2を張設した後、各段の上面に開口部3を有する階段状網体4をアンカー5により上記斜面1に固定してポケット6を形成し、階段状網体4
    を鉄筋7、7'で補強してから、上記階段状網体4のポケット6の中にコンクリート10を打設して階段状擁壁Aを構築することを特徴とするものである。

    【0006】第2の階段状擁壁の構築方法は、斜面1に養生シート2を張設した後、各段の上面に開口部3を有する階段状網体4をアンカー5により上記斜面1に固定してポケット6を形成し、左右に互いに間隔を隔てた階段状網体4と階段状網体4との間に縦鉄筋12を、階段状網体4の立上り面の前側に横鉄筋12'を、夫々配筋してから、平面方向に見てU字形の縦網体13を上記縦鉄筋12の外側に、上面に開口部14を有する一段状横網体15を上記横鉄筋12'の外側に、夫々設け、上記階段状網体4のポケット6、縦網体13及び横網体15
    の中にコンクリート10を打設して法枠Bを有する階段状擁壁Aを構築することを特徴とするものである。

    【0007】上記第1及び第2の階段状擁壁の構築方法に於て、階段状網体4のポケット6の中にコンクリート10を打設する前に該ポケット6の内底部に地山側から表側へ通水する排水材8を投入した後、ポケット6の中にコンクリート10を打設する場合がある。

    【0008】次に第1の階段状擁壁の緑化方法は、斜面1に養生シート2を張設した後、各段の上面に開口部3
    を有する階段状網体4をアンカー5により上記斜面1に固定してポケット6を形成し、階段状網体4を鉄筋7、
    7'で補強してから、上記ポケット6の中に表側から地山側へ植物20の根が貫通する植生基盤材17を投入した後、ポケット6の中にコンクリート10を打設して階段状擁壁Aを構築し、この階段状擁壁Aの表面に植生基盤材19を投入又は吹付けて植生を図るものであり、第2の階段状擁壁の緑化方法は、前記第1の階段状擁壁の緑化方法に於て、階段状擁壁Aを構築した後、この階段状擁壁Aの前側に金網18を張設してから、階段状擁壁Aの表面に植生基盤材19を投入又は吹付けて植生を図るものである。

    【0009】第3の階段状擁壁の緑化方法は、斜面1に養生シート2を張設した後、各段の上面に開口部3を有する階段状網体4をアンカー5により上記斜面1に固定してポケット6を形成し、左右に互いに間隔を隔てた階段状網体4と階段状網体4との間に縦鉄筋12を、階段状網体4の立上り面の前側に横鉄筋12'を、夫々配筋してから、平面方向に見てU字形の縦網体13を上記縦鉄筋12の外側に、上面に開口部14を有する一段状横網体15を上記横鉄筋12'の外側に、夫々設け、上記ポケット6の中に表側から地山側へ植物20の根が貫通する植生基盤材17を投入した後、上記ポケット6、縦網体13及び横網体15の中にコンクリート10を打設して法枠Bを有する階段状擁壁Aを構築し、この階段状擁壁Aの表面に植生基盤材19を投入又は吹付けて植生を図るものであり、第4の階段状擁壁の緑化方法は、前記第3の階段状擁壁の緑化方法に於て、法枠Bを有する階段状擁壁Aを構築した後、この階段状擁壁Aの法枠B
    を除く前側に金網18を張設してから、階段状擁壁Aの表面に植生基盤材19を投入又は吹付けて植生を図るものである。

    【0010】

    【作用】斜面1に張設された養生シート2は透水性であり、打設されるコンクリート10に地山の泥土が混入するのを防止すると共に、コンクリート10中の余剰水を排水して強度等の品質を向上させる。 また、地山からの湧水等の排水を促進させる機能をも有する。 階段状網体4は型枠としての機能を果し、また、その形状を階段状としたから、各段を作業足場として利用できると共に、
    コンクリート10の打ち込み時に於ける衝撃並びに該コンクリート10の流下速度を緩和し、これにより階段状網体4の破損が防止される。 階段状網体4のポケット6
    の内底部に排水材8を投入することにより排水手段が構築され、地山からの湧水等は該排水材8を通って階段状擁壁Aの表側へ排水される。

    【0011】階段状擁壁の緑化方法に於て、階段状擁壁Aの表面に投入又は吹付けられた植生基盤材19は該階段状擁壁Aの段部によって安定する。 尚、階段状擁壁A
    の前側に金網18を張設した場合には、該金網18により植生基盤材19はより一層安定する。 階段状網体4のポケット6の中に収容された植生基盤材17は、地山からの湧水等を、階段状擁壁Aの表面に投入又は吹付けられた植生基盤材19中へ通す機能と、植物20の根を地山側へ到達させる機能とを有する。

    【0012】

    【実施例】階段状擁壁の構築方法の発明の実施例1を図1及び図2に基づいて説明する。 勾配約70度、高さ4.2m、横幅8mの斜面1に養生シート2を張設した(図1a)。 この養生シート2
    は、繊維を稲藁ムシロの如く織った農業の日除け用に用いられる塩化ビニル製養生シートで、透水性であると共に植物の根が貫通しうる程度のものを用いた。 図2aに示すように各段の上面に開口部3を有する金属製の階段状網体4をピンアンカー(径16mm、長さ400mm)5により上記斜面1に固定してポケット6を形成した(図1b)。 階段状網体4は、図2aに示すように各段の立上り面と上面とのなす度が直角なものの他、図2bに示すように当該角度が90度以上の場合や図面には示してないが90度以下の場合もある。
    尚、材料としては線径3.2mmの金属製線材を用いた。 階段状網体4を鉄筋7、7'で補強した(図1
    c)。 縦方向の鉄筋7は、階段状網体4の各段の立上り面の下端部の網目を貫通させて取付けた。 横方向の鉄筋7'は、階段状網体4に於ける段上の地山側の角に配筋した。 これら鉄筋7、7'は径13mmの異形鉄筋を用いた。

    【0013】 透水性の土嚢袋(上記養生シート2と同等の材質の製品)に荒砂利を収容してなる排水材8を階段状網体4のポケット6の内底部に1平米(斜面1の面積)当たり1個投入した(図1c)。 階段状網体4の法肩のポケット6の中に生コン車9
    からコンクリート10を直接流し込んだ(図1d)。 コンクリート10は、最上部のポケット6が充填されると溢れ出て下段のポケット6に流れ込み、順次上段から充填されていった。 コンクリート10は階段状に流下するため、その流れは減速されて速度が緩慢となり、ポケット6に十分に充填されることが確認された。 これにより、階段状擁壁Aが構築された。

    【0014】尚、コンクリート10を打設する前に、予め、階段状網体4の立上り面を介して排水材8の前面に段ボール製等の防護板11を重ねて留めておき、コンクリート10を打設した後に該防護板11を取外すようにすることが望ましい。 これにより、排水材8の前面及びこれに重なる階段状網体4の立上り面がコンクリートで隠蔽されて排水機能が失われる虞れを確実に解消することができる。 また、階段状網体4の外側に補強用の鉄筋7、7'の全体又は部分が露出する場合には、これをコンクリート10で覆うようにすることが強度を向上させるため望ましい。

    【0015】階段状擁壁の構築方法の発明の実施例2を図3ないし図7に基づいて説明する。 実施例1のと同様、斜面1に養生シート2を張設した(図3a)。 実施例1のと同様、各段の上面に開口部3を有する金属製の階段状網体4をピンアンカー5により上記斜面1に固定してポケット6を形成した(図3b)。 図4に示すように、左右に互いに間隔を隔てた階段状網体4と階段状網体4との間に、径13mmの異形鉄筋を用いて四角柱状に形成した縦鉄筋12を配筋し、また階段状網体4に於ける所定の段の立上り面の前側に、
    径13mmの異形鉄筋を用いて四角柱状に形成した横鉄筋12'を配筋した(図3c)。

    【0016】 図6に示すように平面方向に見てU字形の金属製縦網体13を上記縦鉄筋12の外側に設け、
    また図7に示すように上面に開口部14を有する金属製の一段状横網体15を上記横鉄筋12'の外側に設けた(図3c、図5)。 固定手段はピンアンカー16等を用いた。 尚、一段状横網体15は、図7aに示すように左右両側面が開放しているもの又は図7bに例示するように左右両側面若しくはそのいずれか一方に網部15aを有するものを、使用場所に応じて選択して用いた。 実施例1のと同様、透水性の土嚢袋に荒砂利を収容してなる排水材8を階段状網体4のポケット6(その外側に横鉄筋12'を設けたポケットを除く)の内底部に1平米(斜面1の面積)当たり1個投入した(図3
    c)。 階段状網体4のポケット6、縦網体13及び横網体15の中に生コン車9からコンクリート10を打ち込んだ(図3d)。 これにより、法枠Bを有する階段状擁壁Aが構築された。

    【0017】階段状擁壁の緑化方法の発明の実施例を図8に基づいて説明する。 階段状擁壁の構築方法の発明の実施例と同様、斜面1に養生シート2を張設した(図8a)。 階段状擁壁の構築方法の発明の実施例と同様、各段の上面に開口部3を有する金属製の階段状網体4をピンアンカー5により上記斜面1に固定してポケット6を形成した(図8b)。 階段状擁壁の構築方法の発明の実施例2のと同様、左右に互いに間隔を隔てた階段状網体4と階段状網体4との間に、径13mmの異形鉄筋を用いて四角柱状に形成した縦鉄筋12を配筋し、また階段状網体4に於ける所定の段の立上り面の前側に、径13mmの異形鉄筋を用いて四角柱状に形成した横鉄筋12'を配筋した(図3c)。

    【0018】 階段状擁壁の構築方法の発明の実施例2のと同様、平面方向に見てU字形の金属製縦網体1
    3を上記縦鉄筋12の外側に設け、また、上面に開口部14を有する金属製の一段状横網体15を上記横鉄筋1
    2'の外側に設けた(図8c)。 固定手段はピンアンカー16等を用いた。 階段状網体4のポケット6(その外側に横鉄筋1
    2'を設けたポケットを除く)の中に植生基盤材17を投入した(図8c)。 尚、後記するコンクリートの打ち込み時に植生基盤材17とコンクリートとが混合することがないように、上述の養生シートを用いて植生基盤材17を包み込むようにしておくことが望ましい。 階段状網体4のポケット6、縦網体13及び横網体15の中に生コン車9からコンクリート10を打ち込んで、法枠Bを有する階段状擁壁Aを構築した(図8
    d)。

    【0019】 階段状擁壁Aの法枠Bを除く前側に金網18を張設した(図8e)。 階段状擁壁Aの表面に、草本や木本植物の種子を配合した植生基盤材19を吹付けた(図8f)。 1年後に生育した様子を確認するため、コンクリート10の一部を取除いて植生追跡調査を行った結果、植物(ヤマハギ)20の根が植生基盤材17を通過して地山側に到達していることが確認された。 また、生育した樹木等は落ち葉等を止める働きをすることから、落ち葉等が堆積して植生基盤が増加していることも確認された。

    【0020】尚、コンクリート10を打設する前に、予め、階段状網体4の立上り面を介して植生基盤材17の前面に段ボール製等の防護板11を重ねて留めておき、
    コンクリート10を打設した後に該防護板11を取外すようにすることが望ましい。 これにより、植生基盤材1
    7の前面及びこれに重なる階段状網体4の立上り面がコンクリートで隠蔽される虞れを確実に解消することができる。

    【0021】

    【発明の効果】階段状擁壁の構築方法の発明は次のような効果を発揮する。 即ち、階段状網体が型枠としての機能を果すため、一般の型枠を用いた場合と違って煩雑な作業が不要である。 階段状網体の各段を作業足場として利用できるため、例えばコンクリートの締め固め等の作業が容易に行われる。 コンクリートを吹付けるのではなく階段状網体のポケットの中に流し込むものであるから、吹付機やコンプレッサー等の特殊な機械が不要である。 以上により、施工性が優れ且つ低コストにて実施可能である。

    【0022】階段状網体のポケットの中へのコンクリートの打ち込みにより階段状網体とコンクリートとが一体化し、然も斜面に張設された養生シートにより打設されるコンクリートへの地山の泥土の混入が防止され、流し込まれたコンクリート中の余剰水は階段状網体や養生シートを通過して除去され、これによりコンクリートの強度等の品質が向上するから、堅牢な擁壁を構築することができる。 法枠を同時に構築することによりさらに強度を向上させることができる。

    【0023】地山側から表側への排水手段を設けようとする場合には、階段状網体のポケットの中にコンクリートを打ち込む前に該ポケットの内底部に排水材を投入すればよいので、施工が容易で確実である。

    【0024】階段状擁壁の緑化方法の発明は次のような効果を発揮する。 即ち、階段状擁壁の表面に投入又は吹付けられた植生基盤材は、該階段状擁壁の段部によって安定するから、崩落する虞れがない。 尚、階段状擁壁の前側に金網を張設してから階段状擁壁の表面に植生基盤材を投入又は吹付けた場合には、上記金網により植生基盤材の崩落がより確実に防止される。 然も、ポケットの中に投入した植生基盤材を通じて地山側から湧水等の給水が行われるので、擁壁面の緑化が確実になされる。 さらには、植物の根は、上記ポケットの中に投入した植生基盤材を貫通して地山側へ到達することとなるため、これにより階段状擁壁及びその表面に投入又は吹付けられた植生基盤材は植物を介して地山と一体化するから、堅牢な擁壁の構築とその緑化とを同時に確実に実現することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】階段状擁壁の構築方法の発明の実施例1を示す一部断面の側面図である。

    【図2】階段状網体の例を示す斜視図である。

    【図3】階段状擁壁の構築方法の発明の実施例2を示す一部断面の側面図である。

    【図4】前記実施例2に於て、縦鉄筋及び横鉄筋を配筋した状態を示す斜視図である。

    【図5】同様に実施例2に於て、縦鉄筋及び横鉄筋の外側に縦網体及び横網体を設けた状態を示す斜視図である。

    【図6】縦網体の例を示す斜視図である。

    【図7】横網体の例を示す斜視図である。

    【図8】階段状擁壁の緑化方法の発明の実施例を示す一部断面の側面図である。

    【符号の説明】

    1 斜面 2 養生シート 3 開口部 4 階段状網体 5 アンカー 6 ポケット 7、7' 鉄筋 8 排水材 10 コンクリート 12 縦鉄筋 12' 横鉄筋 13 縦網体 14 開口部 15 横網体 17 植生基盤材 18 金網 19 植生基盤材 20 植物 A 階段状擁壁 B 法枠

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈