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Agricultural biodegradation sheet

阅读:492发布:2021-06-07

专利汇可以提供Agricultural biodegradation sheet专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To facilitate a treatment after use, maintain strength sufficiently, and reduce cost by molding resin material made by adding a specific quantity of a surface-treated filler and a sheet laminated with paper or nonwoven fabric with respect to biodegradation aliphatic polyester resin. SOLUTION: The agricultural biodegradation sheet is formed by laminating resin material made by adding 10-150 pts.wt. surface-treated filler on paper or nonwoven fabric with respect to 100 pts.wt. biodegradation aliphatic polyester resin. Accordingly, a sufficient strength is obtained even in making the resin layer thin. Also, the thickness of the resin layer forming the sheet, paper, or nonwoven fabric is preferable to be necessarily minimum, thereby hastening the degradation rate in the case of being buried in the ground, and if an alkaline filling agent is added thereto, since hydrolysis in the ground is hastened, degradation by a microorganism becomes faster, and if a starchy filler is added thereto, degradation by a microorganism can be further promoted.,下面是Agricultural biodegradation sheet专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 生分解性脂肪族ポリエステル樹脂100
    重量部に対し、表面処理された充填剤10〜150重量部を添加してなる樹脂材料を、紙または不織布にラミネートしてなることを特徴とする農業用生分解性シート。
  • 【請求項2】 表面処理された充填剤が、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、クレー、タルク、水酸化アルミニウム及び水酸化マグネシウムから選択される少なくとも1種を、チタネートカップリング剤、アルミニウムカップリング剤、アセチレングリコール及びその誘導体から選択される少なくとも1種で表面処理したものである請求項1記載の農業用生分解性シート。
  • 【請求項3】 表面処理された充填剤が、シリカ、セラミックバルーン、ガラスバルーン、ガラスビーズ及び製紙ヘドロ焼却灰から選択される少なくとも1種を、エポキシ系シランカップリング剤で表面処理したものである請求項1記載の農業用生分解性シート。
  • 【請求項4】 表面処理された充填剤が、澱粉をアセチレングリコール及びその誘導体から選択される少なくとも1種で表面処理したものである請求項1記載の農業用生分解性シート。
  • 【請求項5】 紙または不織布の坪量が5〜50g/m
    2である請求項1記載の農業用生分解性シート。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、生分解性脂肪族ポリエステル樹脂に各種の表面処理された充填剤を添加してなる樹脂材料と、紙または不織布とをラミネートした農業用生分解性シートに関し、特には、除草・遮光・温床用に使用されるシート、または田の畔に被せて漏の防止、土竜による畔の孔開きを防止して、同様の漏水を防止するためのシートに関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、除草・遮光・温床用に使用される農業用シートとしては、比較的薄いポリエチレンシート、あるいは古紙をベースとした紙製のシートが使用されていた。 また、田の畔の漏水等を防止するために用いられる農業用シートとしても、同様の素材からなるシートや生分解性シートが使用されていた。

    【0003】これらの中で、ポリエチレンシートは、
    土、泥が付着するため、回収するのが困難であり、しかも使用後に放置しておいても腐らないため、焼却処分するしか方法がなく、焼却時の発熱量が多く焼却炉を傷めたり、焼却時に有害物質を発生させるという問題があった。 一方、紙製のシートは、使用後に耕してしまえば土砂の中で分解するが、分解に要する時間がかかり過ぎるという不都合があった。 さらに、このシートの耐久性を保持するためには、ある程度の厚さが必要であり、分解し難いセルロースがさらに分解し難くなるという不利があった。 また、紙の場合、雨に濡れたりすると強度が低下してしまい、しかもこれが乾燥したときに硬くなって苗を傷める等の問題があった。 また、生分解性シートは、それ単独で使用する場合には、必要な強度を維持するためにある程度厚くしなければならず、そのため材料単価が高いので、コスト的に不利であった。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の課題は、上記従来の問題点を解決するものであり、使用後の処理が容易で、しかも強度を十分に維持できるとともに、コスト的に有利である農業用生分解性シートを提供することである。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意研究を重ねた結果、生分解性脂肪族ポリエステル樹脂に対し、表面処理された特定量の充填剤を添加してなる樹脂材料と、紙または不織布とをラミネートしたシートを成形することにより、実用上極めて望ましい農業用生分解性シートを見いだし、本発明を完成させるに至った。 すなわち、本発明の農業用生分解性シートは、生分解性樹脂族ポリエステル樹脂100
    重量部に対し、表面処理された充填剤を10〜150重量部添加してなる樹脂材料を、紙または不織布にラミネートしたものである。

    【0006】また、表面処理された充填剤は、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、クレー、タルク、水酸化アルミニウム及び水酸化マグネシウムから選択される少なくとも1種を、チタネートカップリング剤、アルミニウムカップリング剤、アセチレングリコール及びその誘導体から選択される少なくとも1種で表面処理したもの、
    あるいはシリカ、セラミックバルーン、ガラスバルーン、ガラスビーズ及びシリカを主成分とする製紙ヘドロを焼却し得られる灰から選択される少なくとも1種を、
    エポキシ系シランカップリング剤で表面処理したもの、
    または澱粉をアセチレングリコール及びその誘導体から選択される少なくとも1種で表面処理したものが好ましく採用される。 これら表面処理された充填剤を用いることにより、物性低下を抑えて生分解性材料への高充填を可能にしている。 さらに、ラミネートされる紙または不織布は、その坪量が5〜50g/m 2の範囲内であることが、強度上より好ましい。 これらの構成を採用することによりバランスの取れた好適な生分解性農業用シートを得ることができる。

    【0007】

    【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
    本発明に用いられる生分解性脂肪族ポリエステル樹脂は、生分解性を有するものであれば特に限定されるものではないが、具体的には、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、フマル酸、マレイン酸、ドデカン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等で例示される多価カルボン酸及びこれらの無水物等と、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジオール、デカンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン等の多価アルコールとの縮重合物、乳酸の環状二量体であるラクチドやε−カプロラクトン等の環状エステルの開環重合物(ポリカプロラクトン)、乳酸やヒドロキシ酪酸、ヒドロキシ吉草酸のようなヒドロキシ酸の縮重合物が例示され、1種または2種以上の混合物として使用される。

    【0008】本発明に使用される充填剤は、無機充填剤と有機充填剤とがあり、無機充填剤としては、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、クレー、タルク、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、シリカ、セラミックバルーン、ガラスバルーン若しくはガラスビーズ、製紙ヘドロの焼却灰等が挙げられ、有機充填剤としては、バレイショ、サツマイモ、小麦、トウモロコシ、タピオカ、糠類等の澱粉質の粉末等及びモミガラ粉末が挙げられる。 これらの充填剤は1種または2種以上の混合物として使用され、混合することによって互いに特性を補完することができる。

    【0009】これらの内、炭酸カルシウムについては、
    平均粒径が0.1〜6μmのものであれば重質、軽質、
    コロイド質のいずれでもよく、表面処理のものが用いられるが、脂肪酸等による表面処理はなされていないほうが好ましい。 また、粒径の大小による比表面積の差異は成形時の粘度、物性に影響が出るので、粒径の小さな炭酸カルシウムは粒径の大きな炭酸カルシウムよりも添加量を少なくするのが望ましい。 水酸化カルシウム、クレー、タルク、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムまたはシリカについても、炭酸カルシウムと同様の粒径、表面処理のものが用いられる。

    【0010】セラミックバルーン、ガラスバルーン、ガラスビーズについては、平均粒径が1〜30μmの範囲のものがよい。 これら球状の充填剤は、充填時の粘度上昇が小さく、特にセラミックバルーン、ガラスバルーンは中空であるから比重が小さく、この添加によって生分解性樹脂の比重も小さくなるのでコスト面で有利になる。 また、真球のセラミックバルーン、ガラスバルーンを使用すれば、この添加によって生分解性樹脂中で方向性が現れないため、成型の際に方向性のない製品が得られる利点がある。

    【0011】有機充填剤としての澱粉質は、バレイショ、サツマイモ、小麦、トウモロコシ、タピオカ、糠等であり、その材料の種類によって種々の形状をとり、アミロース及びアミロペクチンの含量、その重合度も異なり、粒径も種々であるが、平均粒径は0.1〜30μm
    の範囲内であれば、いずれの澱粉質であってもよい。 また、澱粉質は滑性があるので、生分解性樹脂との混合物に滑剤を添加せずに成形時の滑性を付与することができるため、配合の手間やコスト面で有利となる。

    【0012】これらの充填剤を表面処理するための表面処理剤としては、充填剤がセラミックバルーン、ガラスバルーン、ガラスビーズ、シリカを主成分とする製紙ヘドロ焼却灰及びシリカの場合には、エポキシ系シランカップリング剤(表1)がよく、これら以外の無機充填剤の場合には、チタネート系カップリング剤(表2)、アルミニウムカップリング剤(表3)あるいはアセチレングリコール及びこの誘導体(表4)が適当である。

    【0013】これらの中で、エポキシ系シランカップリング剤とチタネート系カップリング剤は、無機の充填剤に対して、このカップリング剤の無機の部分が配向し、
    有機の部分が樹脂中に向かう形を取る。 すなわち、無機物を有機物で包んだ構造となり、均一分散が可能となり、樹脂との相互作用により、物性低下を最小にすることができるため、好ましく採用される。

    【0014】

    【表1】

    【0015】

    【表2】

    【0016】

    【表3】

    【0017】

    【表4】

    【0018】一方、有機充填剤である澱粉質の表面処理剤としては、アセチレングリコール及びその誘導体が好ましい。 このアセチレングリコールは、強な界面活性剤で、澱粉中のOH基に配向し有機の部分が樹脂に向かう形となるため、樹脂中への均一分散及び相互作用が生じることにより物性低下が小さくなると考えられる。 このように有機充填剤である澱粉質の粉末を樹脂中に均一に分散させるということは、通常の表面処理剤には期待できないものであり、アセチレングリコールの大きな効果である。

    【0019】これら充填剤の表面処理の方法については、湿式法(加水分解による方法)、乾式法、ミキシングロール上でのインテグラルブレンド等、いずれの方法で処理しても差しつかえない。 この場合の表面処理剤の添加量は、0.5〜5PHRの範囲内であることが好ましく、添加量が0.5PHR未満では表面処理剤としての効果があまり期待できず、逆に5PHRを超えると表面処理剤が高価であるため、低価格化が不可能となり、
    経済性に劣ってしまう。

    【0020】本発明は、これらの表面処理された充填剤の添加量が、前記生分解性脂肪族ポリエステル樹脂10
    0重量部に対し、10〜150重量部の範囲内で必要な特性に応じて添加されるもので、この添加量が10重量部未満では充填剤の添加による粘度調整、強度、流動性等に及ぼす効果が少なくなってしまい、逆に150重量部を超えると粘度が上がり過ぎて、成形性、物性の低下が著しくなって実用性がなくなってしまう。

    【0021】表面処理された充填剤を添加した生分解性脂肪族ポリエステル樹脂は、通常使用時に光劣化を起こしてはならないものであるため、例えば紫外線吸収剤、
    酸化防止剤等を添加してもよく、また着色のための顔料や柔軟性を付与するための可塑剤等を添加してもよい。
    さらに、生分解性脂肪族ポリエステル樹脂は、通常発熱量がポリエチレン等の約1/2であるが、表面処理された充填剤を添加した生分解性脂肪族ポリエステル樹脂は、発熱量がさらに少なく、ポリエチレン等の1/3〜
    1/4となり、焼却炉での焼却処理も全く問題ない。 また無機充填剤の種類によってはpHが8以上のアルカリ性のものがあり、これらは土壌中で樹脂の加水分解を促進させ、生物による分解速度を速めることができる。
    さらに、有機充填剤である澱粉質等の添加は、微生物による樹脂の分解をし易くするため、分解がより促進されるという効果も期待できる。

    【0022】本発明は、生分解性脂肪族ポリエステル樹脂に対して、上記で例示した特定量の表面処理された充填剤を添加してなる樹脂材料を、紙または不織布にラミネートすることにより生分解性シートが得られる。 この紙または不織布は、上記生分解性の樹脂材料と押出しラミネートされたときに、紙または不織布の目の間に十分に入り込んで樹脂との結合を強固にする目的で使用される。 このため、目の比較的粗い、具体的にはその秤量が5〜50g/m 2の範囲内のものを用いるのが強度上より好ましい。 ラミネートされる紙としては、生分解性を有するものであればよく、何ら表面処理されていない天然セルロースまたは再生セルロースであるレーヨン等からなる未塗工のもの、あるいはセロハン等が挙げられる。 また、不織布としては、湿式法または乾式法のいずれで製造されたものでもよく、繊維が生分解性を有するものであればよい。 特に、乾式法で製造された不織布の場合は、これに使用されるバインダーも生分解性を有することが必要である。

    【0023】本発明の農業用生分解性シートを製造するには、上記の表面処理された充填剤を所定量配合した生分解性脂肪族ポリエステル樹脂からなる樹脂材料を、T
    −ダイ等を用いた成形により、紙または不織布と押出しラミネートあるいはドライラミネートして、農業用生分解性シートに作製される。

    【0024】

    【実施例】以下、本発明を実施例に基づき具体的に説明するが、本発明はこれらの記載にのみ限定されるものではない。 [実施例1]脂肪族ポリエステル樹脂:ビオノーレ10
    01(昭和高分子社製、商品名、1,4−ブタンジオールとコハク酸の縮重合物)100重量部、チタネートカップリング剤としてのテトライソプロピルビス(ジオクチルホスファイト)チタネート1重量部を添加した平均粒径2μmの重質炭酸カルシウム120重量部、ステアリン酸2重量部及びアルキルベンゼンスルホン酸カルシウム:7764(昭島化学工業社製、商品名)3重量部を120℃のミキシングロールで樹脂の溶融後5分間混練した。 これをシート状として取り出し、厚さ2mmの型枠に入れ140℃で5分間プレスして厚さ2mmのシートとした。 このシートからJIS規定の2号ダンベルで打抜き試験サンプルを作製し、200mm/minの速度で引張試験を行い、引張強度、100%モジュラス、伸びを測定し、その結果を表5に示した。

    【0025】次に、前記シートを室温まで冷却した後、
    粉砕してペレットを作製した。 これをスクリュー径65
    mmの押出機を用いて、シリンダー温度140〜230
    ℃、ダイス温度235℃の条件で、厚さ40μmに押し出すとともに、ラミネート用の坪量20g/m 2 、厚さ50μm、幅700mmの回収古紙からなるパルプとラミネートして、総厚70μmのラミネートシートを得た。 (ただし、樹脂が紙の繊維中に入り込んでいるため、ラミネートシートの総厚は単純な総和にはならなかった。) 得られたラミネートシートについて、JIS K673
    4に基づいて上記と同様の条件で引張試験を行なったところ、農業用シートとして十分満足できる強度のものであった。

    【0026】[実施例2]脂肪族ポリエステル樹脂:ビオノーレ1001(前出)100重量部、アセチレングリコールの酸化エチレン付加体:サーフィノール440
    (日信化学工業社製、商品名)1重量部を添加したコーンスターチY100重量部(日本食品化工社製)を12
    0℃のミキシングロールで樹脂の溶融後5分間混練した。 これをシート状として取り出し、実施例1と同様にして打抜き試験用サンプルを作製し、同様の測定を行い、その結果を表5に示した。 次に、上記シート状物を室温まで冷却した後、粉砕してペレットを作製した。 これを実施例1と同様に厚さ40μmに押し出すとともに、ラミネート用の坪量12g/m 2 、厚さ30μm、
    幅700mmの回収古紙からなるパルプとラミネートして、総厚50μmのラミネートシートを得た。 (ただし、樹脂が紙の繊維中に入り込んでいるため、ラミネートシートの総厚は単純な総和にはならなかった。) 得られたラミネートシートについて、JIS K673
    4に基づいて上記と同様の条件で引張試験を行なったところ、農業用シートとして十分満足できる強度のものであった。

    【0027】[実施例3]脂肪族ポリエステル樹脂:ビオノーレ3010(昭和高分子社製、商品名、1,4−
    ブタンジオールとコハク酸及びアジピン酸の共重合体)
    100重量部、高分子量エポキシ系シランカップリング剤:MAC2101(日本ユニカー社製、商品名)1重量部を添加したガラスバルーン:X−39(旭硝子社製、商品名)60重量部、ステアリン酸2重量部、アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム:7764(前出)
    3重量部を100℃のミキシングロールで樹脂の溶融後5分間混練した。 これをシート状として取り出し、実施例1と同様にして打抜き試験用サンプルを作製し、同様の測定を行い、その結果を表5に示した。

    【0028】次に、上記シート状物を室温まで冷却した後、粉砕してペレットを作製した。 これを実施例1と同様に厚さ120μmに押し出すとともに、ラミネート用の坪量12g/m 2 、厚さ30μm、幅700mmの回収古紙からなるパルプとラミネートして、総厚120μ
    mのラミネートシートを得た。 (ただし、樹脂が紙の繊維中に入り込んでいるため、ラミネートシートの総厚は単純な総和にはならなかった。) 得られたラミネートシートについて、JIS K673
    4に基づいて上記と同様の条件で引張試験を行なったところ、農業用シートとして十分満足できる強度のものであった。

    【0029】

    【表5】

    【0030】なお、上記実施例1〜3で得られたラミネートシートを20cmに切り、腐葉土中に埋設し33
    ℃×75%RHの恒温室中に放置したところ、3ケ月後において、若干紙の繊維分は残っていたが、分解はかなり進行していた。

    【0031】

    【発明の効果】本発明の農業用生分解性シートによれば、表面処理された充填剤を生分解性ポリエステル樹脂中に多量に添加しても物性の低下が抑えられ、さらにこの樹脂を紙または不織布でラミネートすることにより、
    安価で、しかも樹脂層を薄くしても十分な強度が得られる。 また、農業用生分解性シートを構成する樹脂層、紙または不織布の厚さは必要最小限でよいため、土中埋設した場合の分解速度は速く、アルカリ性の充填剤を添加してあれば、土壌中での加水分解を促進するので微生物による分解がより速くなり、澱粉質の充填剤を添加してあれば微生物による分解をさらに速くすることができる。 さらに、本発明の農業用生分解性シートは、紙のみの場合と比較すると、樹脂がラミネートされているので、雨に濡れても強度低下を起こさず使用時に破れることがない。 また、焼却したときの発熱量も通常の生分解性樹脂の1/2程度と焼却炉を痛めることがなく、使用後の処理が容易である。

    フロントページの続き (72)発明者 権田 貴司 埼玉県大宮市吉野町1丁目406番地1 信 越ポリマー株式会社東京工場内

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