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Dam structure and method for increasing a quantity of water storage

阅读:22发布:2021-03-15

专利汇可以提供Dam structure and method for increasing a quantity of water storage专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To contrive to increase a quantity of water storage as an amount of evaporation is reduced. SOLUTION: Dam structure has a water collection tunnel 12 provided on the circumference of a dam water storage part 10. The water collection tunnel 12 is provided with a vertical shaft 14, a first tunnel part 16, a horizontal tunnel part 18 and an opening and closing gate 20. The base of a mountain on the circumference of a higher position than a high water level(HWL) of flooding of the dam water storage part 10 is removed, a substantial horizontal working base 22 is provided, and the vertical shaft 14 is substantially vertically constructed from the base 22 to a specified depth. The first horizontal tunnel part 16 is extended so as to penetrate a side wall part 14b from the lower part side of the vertical shaft 14 to the opposite side of the dam water storage part 10, and the edge of the extended part is closed by an end board 16a. The second horizontal tunnel part 18 reaches the dam water storage part 10 from the vertical shaft 14, and is constructed so as to communicate therewith.,下面是Dam structure and method for increasing a quantity of water storage专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ダム貯水部の周辺に、一端側が閉止され、渇水期の低水位と堪水期の高水位との間で前記ダム貯水部に他端側が連通し、概略水平方向に延びる単数または複数の集水用トンネルを設けたことを特徴とするダム構造。
  • 【請求項2】 前記集水用トンネルは、前記ダム貯水部の近傍に設けられる立坑と、 前記立坑の下部側から前記ダム貯水部の反対側に延設され、端部が閉止された第1水平トンネル部と、 前記立坑から前記ダム貯水部に到達する第2水平トンネル部と、 前記第1水平トンネル部の下部に設けられた湧水取り入れ用の集水路と、 前記集水路に設けられ、前記第1水平トンネル部への湧水の流出入を制御する逆止弁と、 前記第2水平トンネル部と前記立坑との接続部分に設けられた開閉ゲートとを有することを特徴とする請求項1
    記載のダム構造。
  • 【請求項3】 ダム貯水部の近傍に立坑を構築した後に、 前記立坑の下部側から前記ダム貯水部の反対側に延設され、端部が閉止された第1水平トンネル部を構築し、前記ダム貯水部の渇水期に前記立坑から前記ダム貯水部に到達する第2水平トンネル部を構築することを特徴とするダムの貯水量増加工法。
  • 【請求項4】 前記第1水平トンネル部を構築する際に、その下部に長手軸方向に沿って延びる湧水取り入れ用の集水路と、湧水の流出入を制御する逆止弁とを設け、前記第2水平トンネル部と前記立坑との接続部分に開閉ゲートを設置することを特徴とする請求項3記載のダムの貯水量増加工法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】この発明は、ダム構造およびダムの貯量増加工法に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】良く知られているように、新規にダムを建設することは、調査,計画から施工,完成に至るまでに多大な年月と費用とを要する事業である。 このため、
    既存のダムを有効に利用することは、新規ダムの建設以上に重要な技術的課題である。 ところで、ダムは、長期間使用していると貯水部の底に、流入水や湧水に含まれていた土砂や泥土が堆積して、貯水部の実質的な貯水量が低下する。

    【0003】そこで、従来は、ダムの有効な貯水量を確保するために、以下に説明する貯水量増加方法が採用されていた。 堤内に堆積した土砂や泥土を排除し、有効貯水量を増加させる方法。 ダム本体の嵩上げにより絶対貯水量を増加させる方法。 しかしながら、このような従来の貯水量増加方法には、以下に説明する問題があった。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】すなわち、堆積した土砂の除去やダム本体の嵩上げには、多大な手間と費用がかかるだけでなく、夏期の日照による蒸発散量を抑制することができなかった。 本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ダム本体になんら手を加えることなく、既存ダムの貯水量を増加することができ、しかも、日照による蒸発散量も抑制することができるダム構造およびダム貯水量の増加工法を提供することにある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、ダム貯水部の周辺に、一端側が閉止され、渇水期の低水位と堪水期の高水位との間で前記ダム貯水部に他端が連通し、概略水平方向に延びる単数または複数の集水用トンネルを設けた。 この構成によれば、
    ダム貯水部の周辺に、一端側が閉止され、渇水期の低水位と堪水期の高水位との間で他端側が連通し、概略水平方向に延びる単数または複数の集水用トンネルを設けているので、渇水期以外の時期には、集水用トンネル内に水が貯留され、既存のダムにおいても、集水用トンネルの断面積と長さとを乗算した分だけ貯水量が増加する。
    この場合、集水用トンネルは、大気に開放していないので、夏期の日照による蒸発散量を抑制できる。 前記集水用トンネルは、前記ダム貯水部の近傍に設けられる立坑と、前記立坑の下部側から前記ダム貯水部の反対側に延設され、端部が閉止された第1水平トンネル部と、前記立坑から前記ダム貯水部に到達する第2水平トンネル部と、前記第1水平トンネル部の下部に設けられた湧水取り入れ用の集水路と、前記集水路に設けられ、前記第1
    水平トンネル部への湧水の流出入を制御する逆止弁と、
    前記第2水平トンネル部と前記立坑との接続部分に設けられた開閉ゲートとで構成することができる。 上記構成のダム構造によれば、湧水を第1水平トンネル部に貯水することができるので、例えば、この湧水が飲料に耐える程度の上質なものであれば、水平トンネル部に貯水して飲料水として使用することができる。 また、渇水期においては、開閉ゲートを開くことにより、第1水平トンネル部に貯水した湧水をダムの貯水部に放流することができる。 また、本発明は、ダム貯水量の増加工法において、ダム貯水部の近傍に立坑を構築した後に、前記立坑の下部側から前記ダム貯水部の反対側に延設され、端部が閉止された第1水平トンネル部を構築し、前記ダム貯水部の渇水期に前記立坑から前記ダム貯水部に到達する第2水平トンネル部を構築するようにした。 この構成によれば、既設のダムの周辺に貯水量を増加させる第1および第2水平トンネル部および立坑を構築することができる。 さらに、このダム貯水量増加工法においては、前記第1水平トンネル部を構築する際に、その下部に長手軸方向に沿って延びる湧水取り入れ用の集水路と、湧水の流出入を制御する逆止弁とを設け、前記第2水平トンネル部と前記立坑との接続部分に開閉ゲートを設置することができる。 この構成によれば、湧水を第1水平トンネル部に貯留することができ、渇水期においては、開閉ゲートを開くことにより、第1水平トンネル部に貯水した湧水をダムの貯水部に放流することができる。

    【0006】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。 図1および図2は、発明にかかるダム構造およびダム貯水量の増加工法の一実施例を示している。 同図に示すダム構造は、ダム貯水部10の周辺に設けられた集水用トンネル12を有している。 集水用トンネル12は、立坑14と、第1
    および水平トンネル部16,18と、開閉ゲート20とを備えている。

    【0007】立坑14は、ダム貯水部10の堪水期の高水位(HWL)よりも高い位置の周辺の山裾を切除して、ほぼ水平な作業基盤22を設け、この基盤22からほぼ鉛直に所定深度まで構築され、下端側を閉塞する底版14aと、断面が円形,形などの側壁部14bとを有している。 第1水平トンネル部16は、立坑14の下部側からダム貯水部10の反対側に側壁部14bを貫通するようにして延設され、延設された部分の先端は、端版16aにより端部が閉止されている。 この第1水平トンネル部16は、図2にその断面を示すように、例えば、中空な馬形に形成されていて、吹付けコンクリート層16bと、この吹付けコンクリート層16bに埋設されたアーチ支保工16cと、底版16dとから構成されている。

    【0008】第2水平トンネル部18は、立坑14からダム貯水部10に到達し、先端側がダム貯水部10に連通するように構築される。 この連通位置は、渇水期の低水位(LWL)と堪水期の高水位(HWL)との間に設けられ、望ましくは、できるだけ渇水期の低水位(LW
    L)に近い位置に設定する。 この第2水平トンネル部1
    8は、図示は省略しているが、第1水平トンネル部16
    と同様に、例えば、中空な馬蹄形に形成されていて、吹付けコンクリート層と、この吹付けコンクリート層に埋設されたアーチ支保工と、底版とから構成されている。

    【0009】第1および第2水平トンネル部16,18
    は、この実施例では、同一軸線上に位置していて、ダム貯水部10側に向けて下がるように若干傾斜している。
    開閉ゲート20は、立坑14と第2水平トンネル部18
    との接続部分に設けられたゲート板20aと、一端がこのゲート板20aに連結され、立坑14の側壁部14b
    に沿って上方に延び、作業基盤22上に支持された操作ロッド20bと、操作ロッド20bの先端に設けられたハンドル20cとを備えている。

    【0010】このように構成された開閉ゲート20では、ハンドル20cを操作することにより、ゲート板2
    0aで第2水平トンネル部18の開閉を行うことができる。 次に、上記構成のダム構造の構築工法に付いて説明する。 図1,2に示したダム構造を構築する際には、まず、ダム貯水部10の堪水期の高水位(HWL)よりも高い位置の周辺の山裾を切除して、ほぼ水平な作業基盤22が形成される。

    【0011】作業基盤22の形成が終了すると、この基盤22の面から下方をほぼ垂直に掘削して、立坑14の側壁部14bが形成される。 この側壁部14bの形成では、例えば、鉄筋コンクリート壁を上方から下方に向けて順次形成する逆巻工法を採用することができ、所定深度まで側壁部14bが形成されると、その下端に鉄筋コンクリート製の底版14aが側壁部14aと一体に形成される。

    【0012】このようにして立坑14が構築されると、
    その後に、ダム貯水部10と反端側の側壁部14bを貫通するようにして、第1水平トンネル部16が構築される。 この第1水平トンネル部16の構築では、手掘りないしは機械堀により地山を掘削して、アーチ支保工16
    cを設置し、掘削された壁面に順次コンクリートを吹き付けて、吹付けコンクリート層16bを形成する方法により行われ、所定長さの第1水平トンネル部16が形成されると、その切羽面にコンクリートを吹付けて端版1
    6aを形成し、しかる後に、底版16dをコンクリートを打設して形成する。

    【0013】第1水平トンネル部16の構築の終了すると、ダム貯水部10の渇水期において水位が低水位(L
    WL)以下になるときを選んで、立坑14からダム貯水部10に到達する第2水平トンネル部18の構築が行われる。 この第2水平トンネル部18の構築工法は、第1
    水平トンネル部16の構築工法と同じ方法が採用される。

    【0014】なお、この場合、ダムの渇水期に集水用トンネル12を構築すれば、第1および第2水平トンネル部16,18を同時進行的に構築することもできる。 第2水平トンネル部18の構築が終了し、開閉ゲート20
    を所定の位置に設置すると、図1,2に示したダム構造が得られる。 さて、以上のように構成されたダム構造によれば、ダム貯水部10の周辺に、一端側が閉止され、
    渇水期の低水位と堪水期の高水位との間で他端側がダム貯水部10に連通し、概略水平方向に延びる集水用トンネル12を設けているので、渇水期以外の時期に、開閉ゲート20を開放しておけば、集水用トンネル12内(立坑14の一部と、第1および第2水平トンネル部1
    6,18)に水が貯留され、既存のダムにおいても、ダム本体に何ら手を加えることなく、集水用トンネル12
    の断面積と長さとを乗算した分だけ貯水量が増加する。

    【0015】この場合、集水用トンネル12は、大気に開放していないので、夏期の日照による蒸発散量を抑制できる。 また、渇水期にダム貯水部10の水位が低水位(LWL)以下に低下した場合に、開閉ゲート20を開放すると、集水用トンネル12内に貯留されている水を放流することができ、開閉ゲート20により放流の時期を制御することもできる。 なお、放流時期を制御する必要がない場合には、開閉ゲート20を必ずしも設ける必要はない。

    【0016】また、上記構成の貯水量増加工法によれば、ダム貯水部10の近傍に立坑14を構築した後に、
    立坑14の下部側からダム貯水部10の反対側に延設され、端部が閉止された第1水平トンネル部16を構築し、ダム貯水部10の渇水期に立坑14からダム貯水部10に到達する第2水平トンネル部18を構築するので、ダムの貯水に影響を受けることなく、既存のダムの貯水量を増加させることができる。

    【0017】図3および図4は、本発明にかかるダム構造およびダム貯水量の増加工法の一実施例を示しており、上記実施例と同一若しくは相当する部分には、同符号を付して、その説明を省略するとともに、以下にその特徴点についてのみ説明する。 同図に示すダム構造は、
    ダム貯水部10の周辺に設けられた集水用トンネル12
    を有している。

    【0018】集水用トンネル12は、上記実施例と同様に、立坑14と、第1および水平トンネル部16,18
    と、開閉ゲート20とを備えている。 そして、第1水平トンネル部16の下部側に長手軸方向に沿って延びる湧水取り入れ用の集水路30と、この集水路30の上部側に設けられ、湧水の流出入を制御する逆止弁32とが設けられている。

    【0019】集水路30は、この実施例では、水平トンネル部16とほぼ同じ長さを有する中空円筒状の有孔管30aと、この有孔管30aの外周に充填された砕石3
    0bとから構成されている。 逆止弁32は、第1水平トンネル部16の立坑14側に位置し、底版16dを貫通するように設けられており、集水路30に集められた湧水の水圧で開弁して、湧水を第1水平トンネル部16内に流入させるとともに、第1水平トンネル部16内の水圧が、集水路30に集められた湧水の水圧よりも大きくなると閉弁するように作動する。

    【0020】なお、本実施例の場合には、第1および第2水平トンネル部16,18が、立坑14の側壁部14
    bに対して、底版14aの上方で接続されていて、これらの接続部と底版14aとの間に間隔があり、この間隔部は、第1水平トンネル16内に貯留される湧水内に含まれている土砂の泥溜部となっている。 このような構成のダム構造を構築する際には、上記実施例で示した第1
    水平トンネル18を構築する際に、その下部に長手軸方向に沿って延びる湧水取り入れ用の集水路30と、湧水の流出入を制御する逆止弁32とを設け、その後に、底版16dを構築するようにすればよい。 なお、本実施例の場合には、湧水を第1水平トンネル部16内に貯留するので、第1水平トンネル部16を構築する際には、その延長方向に湧水の多い地層34が存在する箇所を選択することが望ましい。

    【0021】さて、以上のように構成されたダム構造および貯水量増加工法によれば、開閉ゲート20を閉止しておくと、集水路30に集められた湧水が逆止弁32を介して、第1水平トンネル部16内に流入するので、湧水を第1水平トンネル部16に貯水することができ、これにより既存ダムの貯水量を増加させることができる。

    【0022】この場合、例えば、湧水が飲料に耐える程度の上質なものであれば、水平トンネル部16に貯水して飲料水として使用することができる。 また、渇水期においては、開閉ゲート20を開くことにより、第1水平トンネル部16に貯水した湧水をダムの貯水部10に放流することができる。 なお、上記実施例では、ダム貯水部10の周辺に単数の集水用トンネル12を構築する場合を例示したが、本発明の実施は、これに限定されることはなく、複数の集水用トンネル12を設けてもよいし、複数のトンネルを設けた場合には、これらを相互に連通させてもよい。

    【0023】

    【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
    本発明にかかるダム構造およびダム貯水量の増加工法によれば、ダム本体になんら手を加えることなく、夏期の日照により蒸発散量を低減しつつ、ダム貯水量の増加を図ることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明にかかるダム構造の一実施例を示す縦断面説明図である。

    【図2】図1の要部横断面図である。

    【図3】本発明にかかるダム構造の他の実施例を示す縦断面説明図である。

    【図4】図3の要部横断面図である。

    【符号の説明】

    10 ダム貯水部 12 集水用トンネル 14 立坑 16 第1水平トンネル部 18 第2水平トンネル部 20 開閉ゲート 22 作業基盤 30 集水路 32 逆止弁

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