Fuel assembly

阅读:755发布:2020-06-02

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SOLUTION: On a periphery near gap water in a fuel assembly 1, a state in which neutron deceleration is locally good occurs because of unboiled gap water, and a neutron spectrum becomes softened. Therefore, when plutonium fuel is used in a thermal neutron reactor, a larger output peak is likely to occur in the fuel rods located on the periphery near the gap water in the fuel assembly than if uranium fuel is used. In such a region, fuel rods 3, 4 loaded with plutonium requiring a long cooling period before reclaiming are used to reduce the contribution of that part to reactivity at the early stage of burning.
COPYRIGHT: (C)1998,JPO,下面是Fuel assembly专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】軽水を冷却材兼減速材とする原子炉の炉心部に装荷され、使用済燃料から再処理して得られたプルトニウムを燃料の全部または一部として装荷し、複数の燃料棒から構成される燃料集合体において、上記燃料集合体内を複数の領域に分けたとき、再処理までの冷却期間が長い燃料から再処理したプルトニウムを装荷した燃料棒を、運転時に水素対燃料原子数比が大きい領域に配置したことを特徴とする燃料集合体。
  • 【請求項2】請求項1において、上記燃料集合体内の燃料棒を外側から1層目の燃料棒とその他の燃料棒とに分けたとき、燃料棒に装荷するプルトニウムを再処理するまでの平均の冷却期間が、外側で長くなるように構成した燃料集合体。
  • 【請求項3】請求項1において、上記燃料集合体内の燃料棒をチャンネルボックス外側のギャップ水、あるいは水ロッドに隣接する燃料棒とその他の燃料棒とに分けたとき、燃料棒に装荷するプルトニウムを再処理するまでの平均の冷却期間が、チャンネルボックス外側のギャップ水、あるいは水ロッドに隣接する燃料棒で長くなるように構成した燃料集合体。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は燃料集合体に関する。

    【0002】

    【従来の技術】一般に、沸騰原子炉では、チャンネルボックスの中に複数の燃料棒が配置され、チャンネルボックスの外には、沸騰していないギャップ水が存在する。 従って、このギャップ水の周辺では、局所的に中性子減速の良い状態が生じ、中性子スペクトルが軟らかくなっている。

    【0003】一方、核分裂性プルトニウム、例えば、
    239 Puは、熱エネルギ領域(1eV以下)の核分裂断面積が、 235 Uに比べて2倍以上大きい。 しかも、 239 Pu
    は、図2に示すように、熱エネルギ領域の核分裂断面積の、それよりエネルギの高い領域における核分裂断面積の比が、図3に示した235 Uに比べて大きい。 従って、
    現行の熱中性子炉にプルトニウム燃料を用いた場合、ウラン燃料を用いた場合に比べ、ギャップ水に近い周辺部の燃料棒の出が大きくなり易い。

    【0004】本発明は、この問題を解決し、出力分布平坦化を実現する従来の手段として、例えば、特開昭60−
    147685号公報を挙げられる。 これは、出力のピークが生じ易い周辺部の燃料棒の核分裂性プルトニウム富化度を他の領域の燃料棒より低くし、出力分布の平坦化を図る。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術は、
    中性子スペクトルが硬い燃料集合体の中央部分に相対的に核分裂性プルトニウム富化度の高い燃料棒を用いているため、次のような課題が生じる。 すなわち、中央部分では、中性子スペクトルが硬いため燃焼が進みにくく、
    燃焼末期では、核分裂性物質が周辺部より多く残存しており、また、親物質(例えば238 U)の転換により、核分裂性物質(例えば239 Pu)が多く生成している。 このように、中央部には周辺部より多くの核分裂性物質が存在するため、燃焼末期では、出力は中央部分にピークを有する分布となる。 また、中央部分に多くの核分裂性物質が燃え残ることになり、燃料経済性という観点からは好ましくない。

    【0006】本発明の目的は、燃料経済性を低下させることなく、燃料集合体内の出力分布の平坦化を図ることにある。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明は中性子スペクトルが軟らかく、燃焼初期に出力の高くなる周辺部に、他の領域の燃料棒に比べて、
    再処理するまでの冷却期間が長いプルトニウムを装荷した燃料棒を用いる。

    【0008】以下、本発明の作用を説明する。

    【0009】一般に、水素対燃料原子数比が大きくなると、燃料原子1個当りの水素原子の割合が大きくなるため、中性子は減速され易くなり、結果として中性子スペクトルが軟らかくなる。 図2,図3に示したように、核分裂性核種は、熱エネルギ領域で大きな核分裂断面積をもつので、一般に中性子スペクトルが軟らかくなると燃焼初期での中性子無限増倍率は増大する。

    【0010】一方、プルトニウムは、使用済燃料を再処理して得られる。 再処理までの時間が長いと、他のプルトニウム同位体に比べ半減期の短い241 Pu が241A
    mへと崩壊するため、再処理までの時間が短いプルトニウムに比べ、相対的に他のプルトニウム同位体の割合が大きくなる。 特に、 241 Pu は核分裂性核種であるため、 240 Puや242 Puなどの核分裂をおこしにくい核種の割合が増大する。 しかし、それらの核種のうち、 240
    Puは、中性子を吸収して核分裂性核種である241 Pu
    へと変換する親物質である。 また、代表的な親物質である238 Uの熱中性子に対する中性子捕獲断面積が2.7バーンであるのに対して、 240 Puのそれは290バーンであり、 238 U より2桁大きい。 このため、再処理までの時間が長いプルトニウムを装荷した燃料は、再処理までの時間が短いプルトニウムを装荷した燃料に比べ、同じ富化度であっても、中性子無限増倍率が小さくなり、
    転換比が大きくなる。

    【0011】具体例として、図4に、プルトニウム燃料における再処理までの冷却期間と中性子無限増倍率との関係を示す。 なお、中性子無限増倍率は、再処理までの冷却期間が2年の場合との差を示している。 また、核分裂性プルトニウム富化度は、3.5w/o である。 燃焼初期では、同じ核分裂性プルトニウム富化度でも、例えば冷却期間が9年の場合で、中性子無限増倍率が約1.
    2%Δk 小さくなる。 しかし、平均の取出燃焼度である30GWd/tでは、その差がほとんどなくなる。

    【0012】従って、中性子スペクトルの軟らかい、ギャップ水に近い周辺部に、他の領域に比べ、再処理までの冷却期間が長いプルトニウムを装荷した燃料棒を用いることにより、燃焼を通して出力分布の平坦化を図ることができる。 つまり、燃焼初期で出力が高くなり、燃焼末期には低くなる傾向のあるギャップ水に近い周辺部の出力を、その領域の核分裂性プルトニウム富化度を低くすることなく、燃焼初期で低め、かつ燃焼末期で高めることが可能となる。 また、相対的に中央部の燃料棒の核分裂性プルトニウム富化度を高くしないので、上述のように、燃料経済性を低下させないですむ。

    【0013】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の燃料集合体を実施例を用いて説明する。

    【0014】図1は、本発明になる燃料集合体の第1の実施例を示した。 本実施例では、燃料集合体1は四形状をしており、チャンネルボックス2,28本の燃料棒3,32本の燃料棒4と1本の水ロッド5とからなっている。 また、本燃料集合体の水対燃料体積比は約3.2
    で、中性子スペクトルの軟らかい体系である。 燃料棒3
    は、再処理までの冷却期間が9年のプルトニウム燃料を装荷したもの、燃料棒4は、再処理までの冷却期間が2
    年のプルトニウム燃料を装荷したものである。 なお、燃料棒3,4とも、核分裂性プルトニウム富化度は3.5
    w/o で、天然ウランに富化している。

    【0015】本実施例では、ギャップ水に近く、出力が高くなり易い周辺部の燃料棒に、他の領域に比べ、再処理までの冷却期間が長いプルトニウムを装荷した燃料棒を用いることにより、出力を低減している。 その結果、
    再処理までの冷却期間が一定のプルトニウムを用いた燃料に比べ、燃料集合体内の出力ピーキングが約1.0%
    小さくなり、出力分布を改善する効果がある。 また、中央部の核分裂性プルトニウム富化度を高めないので、燃料経済性を低下させることがない。

    【0016】図5は、本発明になる燃料集合体の第2の実施例を示す説明図である。 本実施例の燃料集合体は、
    40本の燃料棒3と20本の燃料棒4で構成されている。

    【0017】ところで、水ロッドの中の水は、ギャップ水同様沸騰していないので、水ロッドの周辺では、局所的に中性子減速の良い状態が生じている。 この点を考慮して、本実施例では、ギャップ水及び水ロッドの周辺には、再処理までの冷却期間が長いプルトニウムを装荷した燃料棒を用いた。 その結果、再処理までの冷却期間が一定のプルトニウムを用いた燃料に比べ、燃料集合体内の出力ピーキングが約1.5% 小さくなり、出力分布を改善する効果がある。 また、中央部の核分裂性プルトニウム富化度を高めないので、燃料経済性を低下させることがない。

    【0018】図6は、本発明になる燃料集合体の第3の実施例を示す説明図である。 本実施例の燃料集合体は、
    4本の燃料棒6,24本の燃料棒7,12本の燃料棒8
    と20本の燃料棒9で構成されている。 燃料棒6は、濃縮度2.0w/o のウラン燃料を装荷したもの、燃料棒7は、再処理までの冷却期間が9年で核分裂性プルトニウム富化度が2.0w/o のプルトニウム燃料を装荷したもの、燃料棒8は、再処理までの冷却期間が9年で核分裂性プルトニウム富化度が4.5w/o のプルトニウム燃料を装荷したもの、燃料棒9は、再処理までの冷却期間が2年で核分裂性プルトニウム富化度が4.5w/
    o のプルトニウム燃料を装荷したものである。 なお、
    プルトニウムは、天然ウランに富化している。

    【0019】本実施例では、出力ピーキング低減のために、ギャップ水に近い周辺部の燃料棒の核分裂性プルトニウム富化度を下げ、特に出力のピークが生じ易いコーナ部には、ウラン燃料を用いた。 これにより、周辺部及び水ロッドに隣接する部分に再処理までの冷却期間が長いプルトニウムを装荷した燃料棒を用いている効果と併せて、燃料集合体内の出力分布をより平坦化できる。

    【0020】

    【発明の効果】本発明によれば、中性子スペクトルの軟らかい、ギャップ水に近い周辺部、あるいは、水ロッドに近い部分に、他の領域の燃料棒に比べて、再処理までの冷却期間が長いプルトニウムを装荷した燃料棒を用いることにより、燃料経済性を低下させることなく、燃料集合体内の出力分布の平坦化を図ることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の燃料集合体の第1の実施例を示す説明図。

    【図2】中性子エネルギと239 Puの核分裂断面積との関係を示す特性図。

    【図3】中性子エネルギと235 Uの核分裂断面積との関係を示す特性図。

    【図4】プルトニウム燃料の再処理までの冷却期間と中性子無限増倍率との関係を示す特性図。

    【図5】本発明の燃料集合体の第2の実施例を示す説明図。

    【図6】本発明の燃料集合体の第3の実施例を示す説明図。

    【符号の説明】

    1…燃料集合体、2…チャンネルボックス、3,4…燃料棒、5…水ロッド。

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