首页 / 专利库 / 换热器 / 急冷锅炉 / Cement waste heat power generating method

Cement waste heat power generating method

阅读:128发布:2021-03-18

专利汇可以提供Cement waste heat power generating method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To increase a power generation amount by increasing the steam generation amount of a waste heat boiler without modificating an already installed facility sharply, in a cement plant having a power generating facility.
CONSTITUTION: Cooling air at nearly 450 to 500°C which is discharged from the medium temperature part of an air quenching cooler AQC 2 is led into a waste heat boiler 4 for the AQC, and the whole or a part of cooling air at nearly 300 to 120°C which is discharged from the low temperature part of the AQC is led into the coal combustion part of a SP tower inlet. And then, a part of cooling air discharged from the low temperature part of the AQC is led into the waste heat boiler 4 for the AQC.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Cement waste heat power generating method专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 セメントキルンに投入するセメント原料を予熱するサスペンション・プレヒータ(以下、SPタワーと言う。)と、セメントキルンから排出されるクリンカを冷却するエア・クエンチング・クーラ(以下、A
    QCと言う。 )と、SPタワーから排出される燃焼ガス用廃熱ボイラ(以下、SPタワー用廃熱ボイラと言う。)と、AQCから排出される冷却空気用廃熱ボイラ(以下、AQC用廃熱ボイラと言う。)と、蒸気タービンおよび発電機からなる発電設備を有するセメントプラントにおいて、AQCの中温部から排出される冷却空気をAQC用廃熱ボイラに導入し、AQCの低温部から排出される冷却空気の全部又は一部をSPタワーの石炭燃焼部に導入し、上記AQCの低温部から排出される冷却空気の一部をAQC用廃熱ボイラに導入することを特徴とするセメント廃熱発電方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、SPタワー用廃熱ボイラとAQC用廃熱ボイラを有し、各廃熱ボイラから発生する蒸気の熱量を利用して発電を行うセメントプラントにおいて、既設設備の大幅な改造を行うことなく、廃熱ボイラの蒸気発生量を増大させて、発電量を増加させるセメント廃熱発電方法に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】図2は、第1の従来技術の例を示す図で、図2において51はキルン、52はAQC、53はSPタワー、54はAQC用廃熱ボイラ、55はSPタワー用廃熱ボイラ、56はタービン、57は発電機、5
    8は電気集塵機、59はファン、60は煙突、61はファン、62はプロセス、63は予燃焼室、64は中温空気、65は低温空気、66は高温空気、67,68はバーナ、69はファン、70は原料である。

    【0003】SPタワー53に投入された石灰石と粘土等からなる原料70は、SPタワー53内において複数のサイクロン中を順次降下し、その間下部から送入される高温の石炭燃焼ガスと熱交換を行って乾燥、昇温した状態でキルン51内に導入される。

    【0004】キルン51内に導入された原料70はバーナ68によって燃焼された石炭の燃焼ガスによって焼成され、高温のクリンカ状でAQC52内に送入される。
    AQCないに送入されたクリンカはファン69から送入される冷空気によって冷却されて排出される。

    【0005】他方、AQC52内においてクリンカを冷却した空気は、キルン51に近い部分は約800℃の高温空気の状態で石炭燃焼用空気としてバーナ67に送入され、またクリンカ出口部に近い部分は約200〜25
    0℃の低温空気の状態でAQC用廃熱ボイラ54に送入されて熱交換を行って蒸気を発生させ、空気自体は約1
    00℃に温度を降下させて電気集塵機58、ファン59
    を経由し、煙突60から大気中に放出される。

    【0006】SPタワー53内において原料70と接触した石炭燃焼ガスは約300〜400℃でSPタワー5
    3から排出され、SPタワー用廃熱ボイラ55内において熱交換を行って蒸気を発生させ、燃焼ガス自体は約2
    50℃でファン61を経由してプロセス62に送出される。

    【0007】図3は第2の従来技術の例で、AQC及びAQC用廃熱ボイラ周辺のクリンカ冷却用空気の系統を示す図で、図における符号は図と同一である。 該従来技術例は、プラント全体の系統は第1の従来技術例と同様であるが、AQC52におけるクリンカ冷却用空気の系統に工夫がある。 すなわち、AQC52の低温部でクリンカを冷却して排出された空気を再びファン69を通じてAQC52内に送入し、再びクリンカと接触させたのち低温空気65としてAQC用廃熱ボイラ54に送入する。 これによってAQC用廃熱ボイラ54入口の空気温度を上昇させてAQC用廃熱ボイラ54における収熱を高め、蒸気発生量を増加させてタービン56、発電機5
    7による発電量の増大を図っている。

    【0008】図4は第3の従来技術の例で、プラント全体の系統は第1の従来技術例と同様であるが、AQC用廃熱ボイラ54にバーナ71等の石炭燃焼設備を具設し、石炭を燃焼することによってAQC用廃熱ボイラ5
    4における蒸気発生量を増し、それによって発電量の増大を図っている点に特徴がある。 図4における符号はバーナ71以外は図2と同様である。

    【0009】

    【発明が解決しようとする課題】このように上記従来の技術においても、セメントプラントから排出されるクリンカ冷却用空気あるいはSPタワーから排出されるガスの余熱を回収して蒸気を発生させ、蒸気タービンおよび発電機によって電気に変換することによってエネルギーの有効利用を行うことが可能であった。 しかしながら上記各従来技術は、それぞれ下記の点において不具合を有するものであった。

    【0010】すなわち、第1の従来技術例においては、
    AQC用廃熱ボイラに送入される空気の温度が低いために、該廃熱ボイラから発生する蒸気量が中型の3,00
    0トン/日(クリンカ生産量)クラスのセメントプラントの場合で約4,000〜5,000KW程度と少なく、それに伴ってプラント全体で発生する電量が低いために設備費の回収効率が低いこと。

    【0011】また第2の従来技術例においては、一度A
    QCでクリンカを冷却し、温度を上昇させた空気を再びAQC内に送入してクリンカ冷却用空気として使用するために冷却効率が低く、AQC自体に容量的に余裕が無い場合にはAQC自体を改造して大きくする必要があること。

    【0012】更に第3の従来技術例においては、新たに石炭を燃焼させることにより、バーナ、送風機、制御機器等のほか、従来のプラントにおいては石炭燃焼ガスは総てSPタワー内においてセメント原料と十分に接触するため、この過程において燃焼ガスの脱硫が行われていたが、AQC用廃熱ボイラで新たに石炭の燃焼をおこなった場合にはその燃焼ガスが直接煙突から排出されるために、該廃熱ボイラ出口部に新たに公害防止のための脱硫設備等を具設する必要があり、その費用が莫大になって発電コストを著しく上昇させていた。

    【0013】本発明はこのような不具合を解消し、低廉な改造費と簡潔な構成によってセメントプラントにおける発電量を著しく増大させるセメント廃熱発電方法を提供することを目的としている。

    【0014】

    【課題を解決するための手段】上記の目的は前記は前記特許請求の範囲に記載されたセメントプラント廃熱発電方法によって達成される。 すなわち、SPタワーと、A
    QCと、SPタワー用廃熱ボイラと、AQC用廃熱ボイラと、蒸気タービンおよび発電機からなる発電設備を有するセメントプラントにおいて、AQCの中温部から排出される冷却空気をAQC用廃熱ボイラに導入し、AQ
    Cの低温部から排出される冷却空気の全部又は一部をS
    Pタワーの石炭燃焼部に導入し、上記AQCの低温部から排出される冷却空気の一部をAQC用廃熱ボイラに導入するセメント廃熱発電方法である。 以下、本発明の作用等について実施例に基づいて説明する。

    【0015】

    【実施例】図1は、本発明の実施例を示す図で、図1において1はキルン、2はAQC、3はSPタワー、4はAQC用廃熱ボイラ、5はSPタワー用廃熱ボイラ、6
    はタービン、7は発電機、8は電気集塵機、9はファン、10は煙突、11はファン、12はプロセス、13
    は予燃焼室、14は中温空気、15は低温空気、16は高温空気、17,18はバーナ、19はファン、20は原料である。

    【0016】SPタワー3に投入された石灰石と粘土等からなる原料10は、SPタワー3内に配設された複数のサイクロン中を旋回しながら順次降下し、その間下部から送入されキルン1から排出れた高温のガスとバーナ17を有する予燃焼室13において燃焼された石炭の燃焼ガスとの混合ガスによって乾燥、昇温されたのちキルン1内に導入される。

    【0017】キルン1の出口部にはバーナ18が具設され、AQC2の高温部から流入する約800℃の空気を燃焼用空気として石炭を燃焼し、約1,400℃の高温ガスを発生してSPタワー3側に送出している。 キルン1内に導入された原料20は上記高温の燃焼ガスと接触して焼成され、高温のクリンカとなってAQC2内に送出される。 AQC2内に送入されたクリンカは金属製のコンベア上でファン19から送入される冷空気によって冷却されながら下流側に移動して外部に排出される。

    【0018】一方、ファン19から送出されAQC2内においてクリンカを冷却した空気の内、まずキルン1に近い部分から抽出された約800℃の空気は燃焼用の高温空気16としてバーナ18から送入される石炭の燃焼用に使用され、AQC2の中間部付近から抽出された約450〜500℃の中温空気14は全量AQC用廃熱ボイラ4に送入される。 またAQC2のクリンカ出口部に近い部分から抽出された約300〜120℃の低温空気15は主として予燃焼室13における石炭燃焼用空気として使用されるが、そのうちの一部はAQC用廃熱ボイラ4に導かれ、補助熱源とて使用される。

    【0019】AQC用廃熱ボイラ4内に送入され、熱交換を行って蒸気を発生させたクリンカ冷却用空気は約1
    00℃に温度を降下させて電気集塵機8、ファン9を経由し、煙突10から大気中に放出される。

    【0020】他方、SPタワー3内において原料20と接触した石炭燃焼ガスは約320〜400℃でSPタワー3から排出され、SPタワー用廃熱ボイラ5内において熱交換を行って蒸気を発生させ、燃焼ガス自体は約2
    80〜230℃でファン11を経由して石炭ミル、原料ミルあるいは原料ドライヤ等のプロセス12に送出される。

    【0021】本発明に基づくセメントプラントにおける発電量は、SPタワー用廃熱ボイラ5から発生する蒸気によるものが約4,000KWで、この値は前記第1の従来技術における場合と同様であるが、AQC用廃熱ボイラ4から発生する蒸気によるものが約4,000〜
    6,000KWで、前記第1の従来技術における場合に較べて数倍に増加しており、タービン6および発電機7
    によって発電される電力量は合計約8,000〜10,
    000KWに達する。

    【発明の効果】このように本発明によれば上記実施例において明らかなように、下記に示す効果を奏する。 予燃焼室に於ける石炭燃焼量が、燃焼用空気の温度の低下分だけ増加するが、セメントプラントにおける各燃焼設備は十分な余裕を有していることにより、特に改造を行う必要がなく、AQCにおけるクリンカ冷却用空気の出口側の系統を変更するのみであるから、極めて低い改造費によって大幅な発電量の増加を達成し得る。 プラント内発生熱量の増加に係わらず、各廃熱ボイラから排出される空気あるいはガスの温度が、発生熱量増加前と同一であることにより、増加した熱量をほぼ1
    00%有効に利用し得る。 既設設備を利用して安価な燃料である石炭を燃焼して発電を行うことにより、低廉な電力を得ることが可能になる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に基づくセメント廃熱発電方法の全体系統図である。

    【図2】第1の従来技術例のセメント廃熱発電方法の全体系統図である。

    【図3】第2の従来技術例のセメント廃熱発電方法の、
    AQCおよびAQC用廃熱ボイラ付近部分系統図である。

    【図4】第3の従来技術例のセメント廃熱発電方法の、
    AQCおよびAQC用廃熱ボイラ付近部分系統図である。

    【符号の説明】

    1 キルン 2 AQC 3 SPタワー 4 AQC用廃熱ボイラ 5 SPタワー用廃熱ボイラ 6 タービン 7 発電機 8 電気集塵機 9,11,19 ファン 10 煙突 12 プロセス 13 予燃焼室 14 中温空気 15 低温空気 16 高温空気 17,18 バーナ 20 原料 51 キルン 52 AQC 53 SPタワー 54 AQC用廃熱ボイラ 55 SPタワー用廃熱ボイラ 56 タービン 57 発電機 58 電気集塵機 59,61,69 ファン 60 煙突 62 プロセス 63 予燃焼室 64 中温空気 65 低温空気 66 高温空気 67,68,71 バーナ 70 原料

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈