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Display control device, transmitter and display device

阅读:470发布:2024-02-23

专利汇可以提供Display control device, transmitter and display device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To quickly update a display without inducing reduction in a frame rate.SOLUTION: A display control device 30 comprises: a storage area setting unit 36 that receives update data and information about a writing position in a writing buffer of the update data set on the basis of information about a type of image update processing and transmitted at a timing of transmitting a vertical synchronous signal, performs writing control of the update data to be written into the writing buffer of the update data on the basis of the received information, incorporates the writing buffer into which the update data is written into a reading buffer on the basis of the information about the type of the image update processing, and performs storage area setting control of incorporating an area where unnecessary image data resulting from update of the image data in the reading buffer is stored into the writing buffer; and a display control unit 35 that performs display control of an image on the basis of the image data and the update data stored in the reading buffer set resulting from the setting control.,下面是Display control device, transmitter and display device专利的具体信息内容。

  • 画像を表示する際に読み出される画像データを記憶する第1の記憶領域、および、前記画像データを更新する際に更新データが書き込まれる第2の記憶領域が設定されるバッファメモリを備える表示制御装置であって、
    前記更新データを受信するとともに、前記画像の更新処理の種別の情報に基づいて設定され、表示制御用の垂直同期信号が送信されるタイミングで送信された前記第2の記憶領域における前記更新データの書き込み位置の情報を受信し、前記書き込み位置の情報に基づいて前記更新データを前記第2の記憶領域に書き込む更新データの書き込み制御を実行するとともに、前記画像の更新処理の種別の情報に基づいて、前記更新データが書き込まれた前記第2の記憶領域を前記第1の記憶領域に組み入れ、該第1の記憶領域において前記画像データの更新により不要となった画像データを記憶している領域を前記第2の記憶領域に組み入れる記憶領域の設定制御を行う記憶領域設定部と、
    前記設定制御の結果設定された前記第1の記憶領域に記憶された画像データおよび更新データに基づいて前記画像の表示制御を行う表示制御部と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  • 前記画像の更新処理の種別は、前記画像の上下方向のスクロールによる更新、または、前記画像の左右方向のスクロールによる更新を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  • 前記画像の更新処理の種別は、前記画像の一部のみの更新を含み、前記記憶領域設定部は、前記画像データの更新箇所に応じて前記第1の記憶領域に含まれる各領域からの画像データの読み出しの順序を変更し、前記表示制御部は、変更された順序に基づいて、前記画像の表示制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  • 前記第1の記憶領域に含まれる各領域からの画像データの読み出しの順序が、該順序を変更する前の初期状態における各領域からの画像データの読み出しの順序と異なる場合に、前記第1の記憶領域に含まれる各領域からの画像データの読み出しの順序が、前記初期状態における各領域からの画像データの読み出しの順序と同じになるよう各領域に記憶された画像データを各領域間で入れ替えるグラフィックス更新部をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  • 画像を表示する際に読み出される画像データを記憶する第1の記憶領域、および、前記画像データを更新する際に更新データが書き込まれる第2の記憶領域が設定されるバッファメモリを備え、表示制御用の垂直同期信号、前記更新データ、および、前記第2の記憶領域における前記更新データの書き込み位置の情報を受信し、受信した更新データを前記書き込み位置の情報に基づいて前記第2の記憶領域に書き込んだ後、更新データが書き込まれた前記第2の記憶領域を前記第1の記憶領域に組み入れ、該第1の記憶領域に記憶された画像データおよび更新データを読み出した後、読み出した該画像データおよび該更新データに基づいて前記画像を表示し、前記第1の記憶領域において前記画像データの更新により不要となった画像データを記憶している領域を前記第2の記憶領域に組み入れる表示制御装置に対して前記更新データと前記垂直同期信号とを送信する送信装置であって、
    前記画像の更新処理の種別の情報に基づいて前記第2の記憶領域における前記書き込み位置の情報を生成し、生成した前記書き込み位置の情報を、前記垂直同期信号を送信するタイミングで前記表示制御装置に送信する設定情報生成部、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  • 前記画像の更新処理の種別は、前記画像の上下方向のスクロールによる更新、または、該画像の左右方向のスクロールによる更新を含むことを特徴とする請求項5に記載の送信装置。
  • 前記画像の更新処理の種別は、前記画像の一部のみの更新を含むことを特徴とする請求項5または6に記載の送信装置。
  • 請求項1に記載の表示制御装置と請求項5に記載の送信装置とを備えることを特徴とする表示装置。
  • 請求項2に記載の表示制御装置と請求項6に記載の送信装置とを備えることを特徴とする表示装置。
  • 請求項3に記載の表示制御装置と請求項7に記載の送信装置とを備えることを特徴とする表示装置。
  • 说明书全文

    本発明は、画像の表示を制御する表示制御装置、表示制御装置に画像の更新データを送信する送信装置、表示制御装置と送信装置とを備える表示装置に関する。

    近年、テレビ、パーソナルコンピュータ用モニタなどの表示装置では、4K2Kなどの高解像度の表示が可能となってきている。 4K2Kとは、例えば横3840ピクセル、横2160ピクセルなどのように、横4000ピクセル、縦2000ピクセル前後の解像度のことである。

    一方、テレビ放送やブルーレイディスクなどの映像ソースでは、2K1Kの解像度が主流であり、このような映像ソースからの映像が、4K2Kの解像度の表示装置により表示される場合には、スケーリングにより2K1Kの解像度が4K2Kの解像度に変換されて表示されるのが一般的である。 2K1Kとは、横1920ピクセル、縦1080ピクセルの解像度のことである。

    また、表示装置には、映像に重畳して、テレビ番組表やインターネットのブラウザ、表示装置の設定画面などの画像を表示可能なものがある。 それらの画像を高解像度の表示装置が表示する場合、映像と同様に画像をスケーリングすることが考えられるが、それらの画像は画素値が不連続に変化することが多いことからスケーリングに向いていない。 そのため、それらの画像は、はじめから4K2K等の高解像度で出し、スケーリング後の映像と重畳することが望ましい。

    また、画像を生成する装置と、生成された画像を表示する装置とがHDMIに対応した1本のケーブルで接続されている場合、現状では60Hzで伝送できる画像の解像度は最大で2K1Kであるので、解像度が2K1Kを超える画像を60Hzで伝送することができないという問題もある。

    このような問題を解決するため、特許文献1には、外部から映像信号を受信する受信装置が、4K2Kの静止画を2K1Kの4つの静止画に分割し、分割した静止画を表示装置に順次出力し、表示装置が静止画を復元して表示する技術が開示されている。

    また、特許文献2には、画像データを送信する送信装置が、画面上で変化が発生した領域を検出し、その検出結果に基づいて、画像データを表示する受信側モニタに送信する画像データのサイズを算出し、そのサイズが送信装置と受信側モニタとを接続するモニタケーブルの送信可能サイズを超えている場合に、画像データの分割処理を行う技術が開示されている。

    例えば、上述した従来技術では、テレビ番組表やインターネットのブラウザ、表示装置の設定画面などの画像がスクロールされる場合、スクロールにより更新される画像部分のデータが分割して送信される。

    図13は、表示装置が画像データを格納するために用いるバッファの左スクロール実行時の状態変化について説明する図である。 この表示装置は、読み込みバッファ1と、書き込みバッファ2を備える。 送信装置が画像を4つに分割して表示装置に順次送信する場合、表示装置は各画像データを受信し、受信した各画像データを書き込みバッファ2へ格納する。

    図13(A)に示す読み込みバッファ1には、現時点で表示されている4K2Kの解像度である画像の画像データA1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2が書き込まれている。 表示装置は、読み込みバッファ1から画像データA1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2を読み込み、読み込んだ画像データを用いて4K2Kの解像度の画像を表示する。

    表示装置は、上述した特許文献1、2の技術のように、画像を生成する装置から4K2Kの解像度である画像の一部である2K1Kの画像の画像データB1、C1を受信した場合に、画像データB1、C1を書き込みバッファ2に書き込む。 以降、図13(B)〜(D)に示すように、表示装置は、2K1Kの画像の画像データD1、E1、画像データB2、C2、画像データD2、E2をそれぞれ受信する度に、受信した画像データD1、E1、画像データB2、C2、画像データD2、E2を書き込みバッファ2に書き込む。

    そして、図13(D)に示すように、画像データB1、C1、画像データD1、E1、画像データB2、C2、画像データD2、E2の書き込みバッファ2に対する書き込みが完了した場合、図13(E)に示すように、表示装置は、書き込みバッファ2を読み込みバッファ1に変更し、読み込みバッファ1から画像データB1、B2、C1、C2、D1、D2、E1、E2を読み込み、読み込んだ画像データを用いて、左に1段階スクロールした4K2Kの解像度の画像を表示する。

    その後、表示装置は、画像を生成する装置から画像データC1、D1を受信した場合に、画像データC1、D1を書き込みバッファ2に書き込む。 以後同様の処理が繰り返される。

    特開2010−130544号公報

    特開2002−278526号公報

    しかしながら、上述した従来技術では、フレームレートが低下してしまうという問題がある。 すなわち、画像を生成する装置が60Hzのフレームレートで画像を生成することが可能であったとしても、その画像のデータを4回に分けて送信する必要があるため、フレームレートが15Hzに低下し、表示をすばやく更新することができない。

    本発明は、上記実情に鑑み、フレームレートの低下を引き起こすことなく、表示をすばやく更新することを可能とする表示制御装置、送信装置、表示装置を提供することを目的とする。

    上記課題を解決する為に、本発明の第1の技術手段は、画像を表示する際に読み出される画像データを記憶する第1の記憶領域、および、前記画像データを更新する際に更新データが書き込まれる第2の記憶領域が設定されるバッファメモリを備える表示制御装置であって、前記更新データを受信するとともに、前記画像の更新処理の種別の情報に基づいて設定され、表示制御用の垂直同期信号が送信されるタイミングで送信された前記第2の記憶領域における前記更新データの書き込み位置の情報を受信し、前記書き込み位置の情報に基づいて前記更新データを前記第2の記憶領域に書き込む更新データの書き込み制御を実行するとともに、前記画像の更新処理の種別の情報に基づいて、前記更新データが書き込まれた前記第2の記憶領域を前記第1の記憶領域に組み入れ、該第1の記憶領域において前記画像データの更新により不要となった画像データを記憶している領域を前記第2の記憶領域に組み入れる記憶領域の設定制御を行う記憶領域設定部と、前記設定制御の結果設定された前記第1の記憶領域に記憶された画像データおよび更新データに基づいて前記画像の表示制御を行う表示制御部と、を備えることを特徴とする。

    本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記画像の更新処理の種別は、前記画像の上下方向のスクロールによる更新、または、前記画像の左右方向のスクロールによる更新を含むことを特徴とする。

    本発明の第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記画像の更新処理の種別は、前記画像の一部のみの更新を含み、前記記憶領域設定部は、前記画像データの更新箇所に応じて前記第1の記憶領域に含まれる各領域からの画像データの読み出しの順序を変更し、前記表示制御部は、変更された順序に基づいて、前記画像の表示制御を行うことを特徴とする。

    本発明の第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記第1の記憶領域に含まれる各領域からの画像データの読み出しの順序が、該順序を変更する前の初期状態における各領域からの画像データの読み出しの順序と異なる場合に、前記第1の記憶領域に含まれる各領域からの画像データの読み出しの順序が、前記初期状態における各領域からの画像データの読み出しの順序と同じになるよう各領域に記憶された画像データを各領域間で入れ替えるグラフィックス更新部をさらに備えることを特徴とする。

    本発明の第5の技術手段は、画像を表示する際に読み出される画像データを記憶する第1の記憶領域、および、前記画像データを更新する際に更新データが書き込まれる第2の記憶領域が設定されるバッファメモリを備え、表示制御用の垂直同期信号、前記更新データ、および、前記第2の記憶領域における前記更新データの書き込み位置の情報を受信し、受信した更新データを前記書き込み位置の情報に基づいて前記第2の記憶領域に書き込んだ後、更新データが書き込まれた前記第2の記憶領域を前記第1の記憶領域に組み入れ、該第1の記憶領域に記憶された画像データおよび更新データを読み出した後、読み出した該画像データおよび該更新データに基づいて前記画像を表示し、前記第1の記憶領域において前記画像データの更新により不要となった画像データを記憶している領域を前記第2の記憶領域に組み入れる表示制御装置に対して前記更新データと前記垂直同期信号とを送信する送信装置であって、前記画像の更新処理の種別の情報に基づいて前記第2の記憶領域における前記書き込み位置の情報を生成し、生成した前記書き込み位置の情報を、前記垂直同期信号を送信するタイミングで前記表示制御装置に送信する設定情報生成部、を備えることを特徴とする。

    本発明の第6の技術手段は、第5の技術手段において、前記画像の更新処理の種別は、前記画像の上下方向のスクロールによる更新、または、該画像の左右方向のスクロールによる更新を含むことを特徴とする。

    本発明の第7の技術手段は、第5または第6の技術手段において、前記画像の更新処理の種別は、前記画像の一部のみの更新を含むことを特徴とする。

    本発明の第8の技術手段は、第1の技術手段における表示制御装置と、第5の技術手段における送信装置とを備えることを特徴とする表示装置である。

    本発明の第9の技術手段は、第2の技術手段における表示制御装置と第6の技術手段における送信装置とを備えることを特徴とする表示装置である。

    本発明の第10の技術手段は、第3の技術手段における表示制御装置と第7の技術手段における送信装置とを備えることを特徴とする表示装置である。

    本発明によれば、たとえ画像データを伝送する伝送路が1回に伝送することができるデータ量が制限されている場合でも、フレームレートの低下を引き起こすことなく、表示をすばやく更新することができる。

    本発明の実施形態に係る表示装置の構成の一例を示す図である。

    更新データの書き込み位置の情報および更新処理の種別の情報の送信タイミングについて説明する図である。

    表示データの読み込み、更新データの書き込みが行われるバッファメモリの領域設定の一例を示す図である。

    左スクロールが行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。

    右スクロールが行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。

    上スクロールが行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。

    下スクロールが行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。

    スクロール以外の画像更新処理が行われる場合の書き込み位置の設定処置について説明する図である。

    画像データの分割送信処理の一例について説明する図である。

    本発明の実施形態に係る表示処理の一例を示すフローチャートである。

    書き込み判定処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。

    データ更新処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。

    グラフィックスの表示品位の低下について説明する図である。

    グラフィックスの表示品位の低下について説明する図である。

    表示データの書き込み、更新データの書き込みが行われるバッファメモリの領域設定の一例を示す図である。

    左右方向および上下方向のスクロールが行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。

    スクロール以外の処理が行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。

    スクロール以外の処理が行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。

    スクロール以外の処理が行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。

    更新部分の領域判定について説明する図である。

    書き込みバッファにおける更新データの記憶位置を示す図である。

    図12のステップS410の処理の代わりに行われるデータ更新処理である。

    表示装置が画像データを格納するために用いるバッファの左スクロール実行時の状態変化について説明する図である。

    以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。 図1は、本発明の実施形態に係る表示装置10の構成の一例を示す図である。 表示装置10は、表示部11、入力部12、送信装置20、表示制御装置30を備える。

    表示部11は、表示制御装置30から出力された映像を表示するディスプレイである。 なお、以下では、表示部11が、4K2Kの高解像度のディスプレイである場合について説明するが、解像度はこれに限定されるものではない。 入力部12は、ユーザからの操作を受け付ける入力ボタン、あるいは、リモートコントロール装置(図示せず)からの操作指示を受け付ける入力デバイスである。

    送信装置20は、外部アンテナ等(図示せず)を用いて映像信号を受信し、受信した映像信号を表示制御装置30に送信する装置である。 送信装置20は、映像受信部21、映像処理部22、グラフィックス描画部23、グラフィックス記憶部24、グラフィックス切り取り部25、設定情報生成部26を備える。

    映像受信部21は、外部アンテナ等を用いて映像信号を受信し、その映像信号をデコードして映像処理部22に出力する処理部である。 また、この映像受信部21は、EPG(Electronic Program Guide)を作成するために必要な番組情報を抽出し、その番組情報をグラフィックス描画部23に出力するとともに、垂直同期信号をグラフィックス切り取り部25および設定情報生成部26に出力する。 垂直同期信号とは、表示部11に映像を表示する際のタイミング制御用の同期信号である。

    映像処理部22は、映像受信部21から入力される映像に対してインターレース/プログレッシブ変換(IP変換)等の変換処理を行い、変換処理後の映像を表示制御装置30に出力する処理部である。

    グラフィックス描画部23は、4K2Kのグラフィックスのデータを生成し、そのデータをグラフィックス記憶部24に記憶する処理部である。 例えば、グラフィックス描画部23は、映像受信部21から受信した番組情報を用いて、4K2Kの番組表のグラフィックスのデータを生成したり、後に説明する設定情報生成部26から取得した情報に基づいて、例えば、画面の右側1/4の領域に表示されるメニュー画面のグラフィックスデータを生成したりする。

    グラフィックス記憶部24は、グラフィックス描画部23により生成されたグラフィックスのデータを記憶するバッファメモリなどの記憶デバイスである。

    グラフィックス切り取り部25は、後に説明する設定情報生成部26からグラフィックスが更新される場合の更新領域の情報を取得し、その更新領域のグラフィックスのデータをグラフィックス記憶部24から読み出して、読み出したデータを更新データとして表示制御装置30に送信する処理部である。 このグラフィックス切り取り部25は、N番目のフレームに対する更新データを、N番目のフレームに対する垂直同期信号に同期させて送信する。

    設定情報生成部26は、入力部12がユーザからグラフィックスの更新操作を受け付けた場合に、更新処理の種別の情報に基づいて表示制御装置30のバッファにおける更新データの書き込み位置の情報を生成し、生成した書き込み位置の情報を更新処理の種別の情報とともに、垂直同期信号を表示制御装置30に送信するタイミングで表示制御装置30に送信する処理部である。 例えば、更新処理の種別には、表示を上下左右にスクロールさせる処理や、表示の一部を更新する処理などが含まれる。

    設定情報生成部26は、現在の表示状態と、ユーザによりなされた更新操作から、上述した更新処理の種別の情報を生成する。 例えば、入力部12がリモートコントロール装置であって、番組表を表示中に、リモートコントロール装置のカーソルボタンの右側がユーザにより押下された場合、番組表の表示を左方向にスクロールすることになるので、設定情報生成部26は、更新処理の種別を左スクロールに決定する。

    また、この設定情報生成部26は、入力部12がユーザからグラフィックスの更新操作を受け付けた場合に、更新処理の種別に応じたグラフィックスを描画するようグラフィックス描画部23に指示をする。

    また、設定情報生成部26は、更新処理により更新されるグラフィックスの領域を検出し、その領域の情報をグラフィックス切り取り部25に出力する。 この情報を取得したグラフィックス切り取り部25は、その領域に対応するグラフィックスのデータをグラフィックス記憶部24から読み出し、読み出したデータを更新データとして表示制御装置30に送信する。

    図2は、更新データの書き込み位置の情報および更新処理の種別の情報の送信タイミングについて説明する図である。 N番目のフレームの更新データの書き込み位置の情報および更新処理の種別の情報は、N番目のフレームの更新データよりも前に表示制御装置30が取得している必要がある。

    そのため、設定情報生成部26は、グラフィックス切り取り部25がN番目のフレーム用の垂直同期信号を表示制御装置30に送信するタイミングで、N番目のフレームの更新データの書き込み位置の情報および更新処理の種別の情報を表示制御装置30に送信する。 図2には、垂直同期信号が、例えば1/60[s]の周期で送信される場合が示されている。

    また、図3は、表示データの読み込み、更新データの書き込みが行われるバッファメモリの領域設定の一例を示す図である。 このバッファメモリは、後に説明する表示制御装置30に設けられるものである。 このバッファメモリには、読み込みバッファ40、左右スクロール用書き込みバッファ41、上下スクロール用書き込みバッファ42が設定されている。

    読み込みバッファ40は、表示用のグラフィックスのデータが記憶されるバッファである。 読み込みバッファ40は、表示部11の表示解像度に合わせて、各画素の画素値の情報を記憶することができるようにサイズが設定されている。 なお、この読み込みバッファ40には、グラフィックスの各領域の配置と同様の配置で、グラフィックスの各領域のデータが記憶されるものとする。 また、図3では、左右方向表示解像度を3840、上下方向表示解像度を2160としているが、左右方向表示解像度、上下方向表示解像度はそれらに限定されるものではない。

    左右スクロール用書き込みバッファ41は、左スクロールまたは右スクロールが行われる場合の更新用のグラフィックスデータが記憶されるバッファである。 左右スクロール用書き込みバッファ41は、そのサイズが、上下方向表示解像度(図3の例では、2160)と左右方向最大スクロール幅(図3の例では、960)により決定される。

    すなわち、左右スクロール用書き込みバッファ41は、上下方向の画素数が表示部11の上下方向表示解像度と同じで、左右方向の画素数が左右方向最大スクロール幅と同じであるグラフィックスのデータが記憶可能なサイズに決定される。

    また、上下スクロール用書き込みバッファ42は、上スクロールまたは下スクロールが行われる場合の更新用のグラフィックスデータが記憶されるバッファである。 上下スクロール用書き込みバッファ42は、そのサイズが、左右方向表示解像度(図3の例では、3840)と上下方向最大スクロール幅(図3の例では、540)により決定される。

    すなわち、上下スクロール用書き込みバッファ42は、左右方向の画素数が表示部11の左右方向表示解像度と同じで、上下方向の画素数が上下方向最大スクロール幅と同じであるグラフィックスのデータが記憶可能なサイズに決定される。

    ここで、送信装置20と表示制御装置30とを接続する伝送路が1回に伝送することができるデータ量が、表示部11が表示可能な画像のデータ量の1/Nであるとすると、左右方向最大スクロール幅は、左右方向表示解像度の1/N以下に制限され、上下方向最大スクロール幅は、上下方向表示解像度の1/N以下に制限される。

    ここで、左右方向または上下方向のスクロール幅は、それぞれ左右方向または上下方向の表示解像度の1/N以下という条件のもと、任意の幅に設定することができる。 スクロール幅を調整することにより、スクロールの速度を調整することができる。 すなわち、スクロールの速度を速くしたい場合は、スクロール幅を広くすればよく、スクロールの速度を遅くしたい場合は、スクロール幅を狭くすればよい。

    つぎに、設定情報生成部26が行う書き込み位置の設定処理について説明する。 図4は、左スクロールが行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。

    図4(A)に示す例では、読み込みバッファ40に表示用のグラフィックスの各領域のデータA〜Pが記憶されている。 そして、データの読み込み位置は、読み込みバッファ40の左上に設定され、その読み込み位置からデータA〜Pが読み出されて、表示部11に表示されることになる。 なお、前述のように、この読み込みバッファ40には、グラフィックスの各領域の配置と同様の配置で、グラフィックスの各領域のデータA〜Pが記憶されるものとする。

    また、図4の読み込みバッファ40ではデータを格納する各領域の大きさが均等となっているが、必ずしも均等である必要はなく、幅の広い領域や幅の狭い領域が混在するようにしてもよい。 このようにすることで、スクロールの速度が適宜変わるような効果を出すことができる。

    ここで、左スクロールが行われる場合、設定情報生成部26は、データの書き込み位置を左右スクロール用書き込みバッファ41の左上の位置に設定する。 設定情報生成部26は、この書き込み位置の情報を表示制御装置30に送信する。 そして、左右スクロール用書き込みバッファ41には、その書き込み位置から左スクロールにより新たに表示される部分のグラフィックスのデータQが書き込まれる。

    データQは、左スクロールにより新たに表示されるグラフィックスの領域のデータであり、グラフィックス切り取り部25によりグラフィックス記憶部24から更新データとして読み出されたデータである。

    そして、図4(B)に示すように、左スクロール後のフレームを表示する際には、本フレームにおけるスクロール用のデータQの幅の分だけ右側にずれた位置に読み込みバッファ40、および、左右スクロール用書き込みバッファ41が設定される。 なお、上下スクロール用書き込みバッファ42も、読み込みバッファ40、および、左右スクロール用書き込みバッファ41と同じ分だけ右側にずれた位置に設定される。

    また、データの読み込み位置は、読み込みバッファ40の左上に設定される。 その結果、図4(B)に示す読み込み位置から読み込みバッファ40内のデータB〜Qが読み込まれ、そのデータB〜Qを用いてグラフィックスが表示される。 これにより、左スクロールが実現される。

    なお、読み込みバッファ40の領域と左右スクロール用書き込みバッファ41の領域とを横につなげた領域の右端と左端とは仮想的に連結され、ループを形成している。 そのため、図4(B)では、左右スクロール用書き込みバッファ41が読み込みバッファ40により分断された図となっているが、左右スクロール用書き込みバッファ41は連続した1つの領域とみなされる。

    また、図4(B)の例に示すように、設定情報生成部26は、本フレームにおけるスクロール用のデータQの幅の分だけ、書き込み位置を右側にずれた位置に設定する。 そして、設定情報生成部26は、書き込み位置の情報を表示制御装置30に送信する。

    また、表示制御装置30においては、左スクロール処理により不要となったデータAは破棄され、データAを記憶していた読み込みバッファ40の領域は左右スクロール用書き込みバッファ41に組み入れられる。

    さらに、図4(B)に示すように、つぎにユーザにより左スクロールが指示された場合、送信装置20により送信された左スクロールの更新用のデータR、S、T、Uが、設定情報生成部26により設定された書き込み位置から左右スクロール用書き込みバッファ41に書き込まれる。

    データR、S、T、Uは、左スクロールにより新たに表示されるグラフィックスの領域のデータであり、グラフィックス切り取り部25によりグラフィックス記憶部24から更新データとして読み出されたデータである。

    そして、図4(C)に示すように、この左スクロール後のフレームを表示する際には、本フレームにおけるスクロール用のデータR、S、T、Uの幅の分だけ右側にずれた位置に読み込みバッファ40、および、左右スクロール用書き込みバッファ41が設定される。 なお、上下スクロール用書き込みバッファ42も、読み込みバッファ40、および、左右スクロール用書き込みバッファ41と同じ分だけ右側にずれた位置に設定される。

    また、データの読み込み位置は、読み込みバッファ40の左上に設定される。 その結果、図4(C)に示す読み込み位置から読み込みバッファ40内のデータF〜Uが読み込まれ、そのデータF〜Uを用いてグラフィックスが表示される。 これにより、左スクロールが実現される。

    また、図4(C)の例に示すように、設定情報生成部26は、本フレームにおけるスクロール用のデータR、S、T、Uの幅の分だけ、書き込み位置を右側にずれた位置に設定する。 そして、設定情報生成部26は、書き込み位置の情報を表示制御装置30に送信する。

    また、表示制御装置30においては、左スクロール処理により不要となったデータB、C、D、Eは破棄され、データB、C、D、Eを記憶していた読み込みバッファ40の領域は左右スクロール用書き込みバッファ41に組み入れられる。

    さらに、図4(C)に示すように、つぎにユーザにより左スクロールが指示された場合、送信装置20により送信された左スクロールの更新用のデータV、Wが、設定情報生成部26により設定された書き込み位置から左右スクロール用書き込みバッファ41に書き込まれる。 以後同様の処理が繰り返される。

    図5は、右スクロールが行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。 図5(A)に示す例では、読み込みバッファ40に表示用のグラフィックスのデータA〜Pが記憶されている。 そして、データの読み込み位置は、読み込みバッファ40の左上に設定され、その読み込み位置からデータA〜Pが読み出されて、表示部11に表示されることになる。

    また、右スクロールが行われる場合、設定情報生成部26は、データの書き込み位置を、つぎのフレームにおける右スクロール用のデータQの幅の分だけデータの読み込み位置から左にずれた位置に設定する。 設定情報生成部26は、この書き込み位置の情報を表示制御装置30に送信する。 そして、左右スクロール用書き込みバッファ41には、その書き込み位置から右スクロールにより新たに表示される部分のグラフィックスのデータQが書き込まれる。

    そして、図5(B)に示すように、右スクロール後のフレームを表示する際には、本フレームにおけるスクロール用のデータQの幅の分だけ左側にずれた位置に読み込みバッファ40、および、左右スクロール用書き込みバッファ41が設定される。 なお、上下スクロール用書き込みバッファ42も、読み込みバッファ40、および、左右スクロール用書き込みバッファ41と同じ分だけ左側にずれた位置に設定される。

    また、データの読み込み位置は、読み込みバッファ40の左上に設定される。 その結果、図5(B)に示す読み込み位置から読み込みバッファ40内のデータQ、A〜Oが読み込まれ、そのデータQ、A〜Oを用いてグラフィックスが表示される。 これにより、右スクロールが実現される。

    また、図5(B)の例に示すように、設定情報生成部26は、つぎにユーザにより右スクロールが指示された場合、書き込み位置を、つぎのフレームにおける右スクロール用のデータU、T、S、Rの幅の分だけデータの読み込み位置から左にずれた位置に設定する。 設定情報生成部26は、書き込み位置の情報を表示制御装置30に送信する。

    また、表示制御装置30においては、右スクロール処理により不要となったデータPは破棄され、データPを記憶していた読み込みバッファ40の領域は左右スクロール用書き込みバッファ41に組み入れられる。

    その後、図5(B)に示すように、表示制御装置30では、送信装置20により送信された右スクロールの更新用のデータU、T、S、Rが、設定情報生成部26により設定された書き込み位置から左右スクロール用書き込みバッファ41に書き込まれる。

    データU、T、S、Rは、右スクロールにより新たに表示されるグラフィックスの領域のデータであり、グラフィックス切り取り部25によりグラフィックス記憶部24から更新データとして読み出されたデータである。

    そして、図5(C)に示すように、右スクロール後のフレームを表示する際には、本フレームにおけるスクロール用のデータU、T、S、Rの幅の分だけ左側にずれた位置に読み込みバッファ40、および、左右スクロール用書き込みバッファ41が設定される。 なお、上下スクロール用書き込みバッファ42も、読み込みバッファ40、および、左右スクロール用書き込みバッファ41と同じ分だけ左側にずれた位置に設定される。

    また、データの読み込み位置は、読み込みバッファ40の左上に設定される。 その結果、図5(C)に示す読み込み位置から読み込みバッファ40内のデータU、T、S、R、Q、A〜Kが読み込まれ、そのデータU、T、S、R、Q、A〜Kを用いてグラフィックスが表示される。 これにより、右スクロールが実現される。

    また、図5(C)の例に示すように、設定情報生成部26は、つぎにユーザにより右スクロールが指示された場合、書き込み位置を、つぎのフレームにおける右スクロール用のデータW、Vの幅の分だけデータの読み込み位置から左側にずれた位置に設定する。 設定情報生成部26は、書き込み位置の情報を表示制御装置30に送信する。

    また、表示制御装置30においては、右スクロール処理により不要となったデータL〜Oは破棄され、データL〜Oを記憶していた読み込みバッファ40の領域は左右スクロール用書き込みバッファ41に組み入れられる。

    その後、図5(C)に示すように、表示制御装置30では、送信装置20により送信された右スクロールの更新用のデータW、Vが、設定情報生成部26により設定された書き込み位置から左右スクロール用書き込みバッファ41に書き込まれる。 以後同様の処理が繰り返される。

    図6は、上スクロールが行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。 図6(A)に示す例では、読み込みバッファ40に表示用のグラフィックスのデータA〜Hが記憶されている。 そして、データの読み込み位置は、読み込みバッファ40の左上に設定され、その読み込み位置からデータA〜Hが読み出されて、表示部11に表示されることになる。 この場合も、読み込みバッファ40には、グラフィックスの各領域の配置と同様の配置で、グラフィックスの各領域のデータA〜Hが記憶されるものとする。

    なお、図6の読み込みバッファ40ではデータを格納する各領域の大きさが均等となっているが、必ずしも均等である必要はなく、幅の広い領域や幅の狭い領域が混在するようにしてもよい。 このようにすることで、スクロールの速度が適宜変わるような効果を出すことができる。

    ここで、上スクロールが行われる場合、設定情報生成部26は、データの書き込み位置を上下スクロール用書き込みバッファ42の左上の位置に設定する。 設定情報生成部26は、この書き込み位置の情報を表示制御装置30に送信する。 そして、上下スクロール用書き込みバッファ42には、上スクロールにより新たに表示される部分のグラフィックスのデータIが書き込まれる。

    データIは、上スクロールにより新たに表示されるグラフィックスの領域のデータであり、グラフィックス切り取り部25によりグラフィックス記憶部24から更新データとして読み出されたデータである。

    そして、図6(B)に示すように、上スクロール後のフレームを表示する際には、本フレームにおけるスクロール用のデータIの幅の分だけ下側にずれた位置に読み込みバッファ40、および、上下スクロール用書き込みバッファ42が設定される。 なお、左右スクロール用書き込みバッファ41も、読み込みバッファ40、および、上下スクロール用書き込みバッファ42と同じ分だけ下側にずれた位置に設定される。

    また、データの読み込み位置は、読み込みバッファ40の左上に設定される。 その結果、図6(B)に示す読み込み位置から読み込みバッファ40内のデータB〜Iが読み込まれ、そのデータB〜Iを用いてグラフィックスが表示される。 これにより、上スクロールが実現される。

    なお、読み込みバッファ40の領域と上下スクロール用書き込みバッファ42の領域とを縦につなげた領域の上端と下端とは仮想的に連結され、ループを形成している。 そのため、図6(B)では、上下スクロール用書き込みバッファ42が読み込みバッファ40により分断された図となっているが、上下スクロール用書き込みバッファ42は連続した1つの領域とみなされる。

    また、図6(B)の例に示すように、設定情報生成部26は、本フレームにおけるスクロール用のデータIの幅の分だけ、書き込み位置を下側にずれた位置に設定する。 そして、設定情報生成部26は、書き込み位置の情報を表示制御装置30に送信する。

    また、表示制御装置30においては、上スクロール処理により不要となったデータAは破棄され、データAを記憶していた読み込みバッファ40の領域は上下スクロール用書き込みバッファ42に組み入れられる。

    さらに、図6(B)に示すように、つぎにユーザにより上スクロールが指示された場合、送信装置20により送信された上スクロールの更新用のデータJ、Kが、設定情報生成部26により設定された書き込み位置から上下スクロール用書き込みバッファ42に書き込まれる。

    データJ、Kは、上スクロールにより新たに表示されるグラフィックスの領域のデータであり、グラフィックス切り取り部25によりグラフィックス記憶部24から更新データとして読み出されたデータである。

    そして、図6(C)に示すように、この上スクロール後のフレームを表示する際には、本フレームにおけるスクロール用のデータJ、Kの幅の分だけ下側にずれた位置に読み込みバッファ40、および、上下スクロール用書き込みバッファ42が設定される。 なお、左右スクロール用書き込みバッファ41も、読み込みバッファ40、および、上下スクロール用書き込みバッファ42と同じ分だけ下側にずれた位置に設定される。

    また、データの読み込み位置は、読み込みバッファ40の左上に設定される。 その結果、図6(C)に示す読み込み位置から読み込みバッファ40内のデータD〜Kが読み込まれ、そのデータD〜Kを用いてグラフィックスが表示される。 これにより、上スクロールが実現される。

    また、図6(C)の例に示すように、設定情報生成部26は、本フレームにおけるスクロール用のデータJ、Kの幅の分だけ、書き込み位置を下側にずれた位置に設定する。 そして、設定情報生成部26は、書き込み位置の情報を表示制御装置30に送信する。

    また、表示制御装置30においては、上スクロール処理により不要となったデータB、Cは破棄され、データB、Cを記憶していた読み込みバッファ40の領域は上下スクロール用書き込みバッファ42に組み入れられる。

    さらに、図6(C)に示すように、つぎにユーザにより上スクロールが指示された場合、送信装置20により送信された上スクロールの更新用のデータLが、設定情報生成部26により設定された書き込み位置から上下スクロール用書き込みバッファ42に書き込まれる。 以後同様の処理が繰り返される。

    図7は、下スクロールが行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。 図7(A)に示す例では、読み込みバッファ40に表示用のグラフィックスのデータA〜Hが記憶されている。 そして、データの読み込み位置は、読み込みバッファ40の左上に設定され、その読み込み位置からデータA〜Hが読み出されて、表示部11に表示されることになる。

    また、下スクロールが行われる場合、設定情報生成部26は、データの書き込み位置を、つぎのフレームにおける下スクロール用のデータIの幅の分だけデータの読み込み位置から上にずれた位置に設定する。 設定情報生成部26は、この書き込み位置の情報を表示制御装置30に送信する。 そして、上下スクロール用書き込みバッファ42には、その書き込み位置から下スクロールにより新たに表示される部分のグラフィックスのデータIが書き込まれる。

    そして、図7(B)に示すように、下スクロール後のフレームを表示する際には、本フレームにおけるスクロール用のデータIの幅の分だけ上側にずれた位置に読み込みバッファ40、および、上下スクロール用書き込みバッファ42が設定される。 なお、左右スクロール用書き込みバッファ41も、読み込みバッファ40、および、上下スクロール用書き込みバッファ42と同じ分だけ上側にずれた位置に設定される。

    また、データの読み込み位置は、読み込みバッファ40の左上に設定される。 その結果、図7(B)に示す読み込み位置から読み込みバッファ40内のデータI、A〜Gが読み込まれ、そのデータI、A〜Gを用いてグラフィックスが表示される。 これにより、下スクロールが実現される。

    また、図7(B)の例に示すように、設定情報生成部26は、つぎにユーザにより下スクロールが指示された場合、書き込み位置を、つぎのフレームにおける下スクロール用のデータK、Jの幅の分だけデータの読み込み位置から上側にずれた位置に設定する。 設定情報生成部26は、書き込み位置の情報を表示制御装置30に送信する。

    また、表示制御装置30においては、下スクロール処理により不要となったデータHは破棄され、データHを記憶していた読み込みバッファ40の領域は上下スクロール用書き込みバッファ42に組み入れられる。

    その後、図7(B)に示すように、表示制御装置30では、送信装置20により送信された下スクロールの更新用のデータK、Jが、設定情報生成部26により設定された書き込み位置から上下スクロール用書き込みバッファ42に書き込まれる。

    データK、Jは、下スクロールにより新たに表示されるグラフィックスの領域のデータであり、グラフィックス切り取り部25によりグラフィックス記憶部24から更新データとして読み出されたデータである。

    そして、図7(C)に示すように、下スクロール後のフレームを表示する際には、本フレームにおけるスクロール用のデータK、Jの幅の分だけ上側にずれた位置に読み込みバッファ40、および、左右スクロール用書き込みバッファ41が設定される。 なお、左右スクロール用書き込みバッファ41も、読み込みバッファ40、および、上下スクロール用書き込みバッファ42と同じ分だけ上側にずれた位置に設定される。

    また、データの読み込み位置は、読み込みバッファ40の左上に設定される。 その結果、図7(C)に示す読み込み位置から読み込みバッファ40内のデータK、J、I、A〜Eが読み込まれ、そのデータK、J、I、A〜Eを用いてグラフィックスが表示される。 これにより、下スクロールが実現される。

    また、図7(C)の例に示すように、設定情報生成部26は、つぎにユーザにより下スクロールが指示された場合、書き込み位置を、つぎのフレームにおける下スクロール用のデータLの幅の分だけデータの読み込み位置から上側にずれた位置に設定する。 設定情報生成部26は、書き込み位置の情報を表示制御装置30に送信する。

    また、表示制御装置30においては、下スクロール処理により不要となったデータF、Gは破棄され、データF、Gを記憶していた読み込みバッファ40の領域は上下スクロール用書き込みバッファ42に組み入れられる。

    その後、図7(C)に示すように、表示制御装置30では、送信装置20により送信された下スクロールの更新用のデータLが、設定情報生成部26により設定された書き込み位置から上下スクロール用書き込みバッファ42に書き込まれる。 以後同様の処理が繰り返される。

    図8は、スクロール以外の画像更新処理が行われる場合の書き込み位置の設定処置について説明する図である。 この場合、データAの読み込み位置は、読み込みバッファ40の左上に設定され、その読み込み位置からデータAが読み出されて、表示部11に表示される。

    そして、スクロール以外の画像更新処理が行われた場合、設定情報生成部26は、更新されたデータBの書き込み位置を、更新されたデータ領域の左上に設定する。 そして、設定情報生成部26は、書き込み位置の情報を表示制御装置30に送信する。

    データBは、この更新処理により新たに表示されるグラフィックスの領域のデータであり、グラフィックス切り取り部25によりグラフィックス記憶部24から更新データとして読み出されたデータである。

    そして、更新後のフレームを表示する際には、読み込みバッファ40の読み込み位置から、データBにより更新されたデータAが読み出され、表示部11に表示されることになる。

    なお、4K2Kの解像度の画面全体が更新される場合などのように、更新データのデータ量が2K1Kのグラフィックスのデータ量を超える場合、設定情報生成部26は伝送路を介してデータを一度に表示制御装置30に送信することができない。

    そのため、設定情報生成部26は、データ量が2K1Kのグラフィックスのデータ量以下となるよう、4K2Kの画像データを複数の部分に分割し、各部分の画像データを順に表示制御装置30に送信する。 そして、表示制御装置30は、それらの画像データを再度組み合わせ、更新された画像データを生成する。

    図9は、画像データの分割送信処理の一例について説明する図である。 図9の例では、解像度が4K2Kである画像データが4つの画像データA〜Dに分割されている。 この場合、グラフィックス切り取り部25は、表示制御装置30に画像データA〜Dを順に図2で説明した垂直同期信号が送信されるタイミングで送信する。 また、更新部分が複数箇所ある場合には、特許文献2として挙げた特開2002−278526号公報の技術を用いて、更新データを送信することとしてもよい。

    図1の説明に戻ると、表示制御装置30は、表示部11における表示を制御する装置である。 表示制御装置30は、映像スケーリング部31、映像記憶部32、グラフィックス更新部33、グラフィックス記憶部34、表示制御部35、記憶領域設定部36を備える。

    映像スケーリング部31は、送信装置20から取得した映像をスケーリングして、4K2Kの解像度の映像を生成し、生成した映像のデータを映像記憶部32に記憶する処理部である。 映像記憶部32は、映像スケーリング部31が生成した映像のデータを記憶するバッファメモリなどの記憶デバイスである。

    グラフィックス更新部33は、送信装置20から取得した更新データを、つぎに説明するグラフィックス記憶部34の左右スクロール用書き込みバッファ41、または、上下スクロール用書き込みバッファ42に書き込む処理部である。 グラフィックス更新部33は、左右スクロール用書き込みバッファ41、または、上下スクロール用書き込みバッファ42内において更新データを書き込む位置の情報を、後に説明する記憶領域設定部36を介して送信装置20から取得する。

    グラフィックス記憶部34は、表示部11に表示するグラフィックスのデータを記憶するバッファメモリである。 具体的には、グラフィックス記憶部34は、図3に一例を示したバッファメモリであり、このバッファメモリには、読み込みバッファ40、左右スクロール用書き込みバッファ41、上下スクロール用書き込みバッファ42が設定される。

    表示制御部35は、映像記憶部32にデータが記憶されている解像度が4K2Kの映像に、グラフィックス記憶部34の読み込みバッファ40にデータが記憶されている解像度が4K2Kのグラフィックスを重畳した映像信号を生成し、その映像信号を垂直同期信号により指定されるタイミングで表示部11に出力する。 そして、この映像信号に基づいて表示部11によりグラフィックスが重畳された映像の表示が行われる。

    具体的には、表示制御部35は、後述する記憶領域設定部36から、グラフィックス記憶部34における読み込みバッファ40の読み込み位置の情報を取得する。 そして、グラフィックス重畳部35は、読み込みバッファ40の読み込み位置から解像度が4K2Kのグラフィックスのデータを読み込み、そのグラフィックスが重畳された映像信号を生成する。

    記憶領域設定部36は、グラフィックス記憶部34の読み込みバッファ40、左右スクロール用書き込みバッファ41、上下スクロール用書き込みバッファ42、書き込み位置、読み込み位置の設定を行う処理部である。

    具体的には、記憶領域設定部36は、送信装置20の設定情報生成部26から更新データの書き込み位置の情報をグラフィックス更新部33に出力することにより、更新データの書き込み位置の制御を行う。 グラフィックス更新部33は、指定された書き込み位置に、グラフィックス切り取り部25から受信した更新データの書き込みを行う。

    また、記憶領域設定部36は、読み込み位置の情報を表示制御部35に出力することにより、表示データの読み込み位置の制御を行う。 具体的には、記憶領域設定部36は、左スクロールが行われる場合、図4で説明したように、読み込みバッファ40および左右スクロール用書き込みバッファ41をスクロール用のデータ幅だけ右方向にずらし、その読み込みバッファ40の左上の位置を読み込み位置として設定する。

    記憶領域設定部36は、右スクロールが行われる場合、図5で説明したように、読み込みバッファ40および左右スクロール用書き込みバッファ41をスクロール用のデータ幅だけ左方向にずらし、その読み込みバッファ40の左上の位置を読み込み位置として設定する。

    また、記憶領域設定部36は、上スクロールが行われる場合、図6で説明したように、読み込みバッファ40および上下スクロール用書き込みバッファ42をスクロール用のデータ幅だけ下方向にずらし、その読み込みバッファ40の左上の位置を読み込み位置として設定する。

    さらに、記憶領域設定部36は、下スクロールが行われる場合、図7で説明したように、読み込みバッファ40および上下スクロール用書き込みバッファ42をスクロール用のデータ幅だけ上方向にずらし、その読み込みバッファ40の左上の位置を読み込み位置として設定する。

    そして、表示制御部35は、指定された読み込み位置からデータを読み込み、読み込んだデータを用いて、表示部11にグラフィックスを表示させる。

    つぎに、本発明の実施形態に係る表示処理の一例について説明する。 図10は、本発明の実施形態に係る表示処理の一例を示すフローチャートである。 まず、送信装置20の設定情報生成部26は、ユーザから受け付けた操作についての情報を入力部12から受け付ける(ステップS101)。

    続いて、図11で説明する書き込み判定処理が実行される(ステップS102)。 図11は、書き込み判定処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 まず、送信装置20の設定情報生成部26は、入力部12から受け付けた情報および現在の表示状態から、画像の更新処理の種別および描画内容を決定する(ステップS301)。 現在の表示状態とは、前述のように、例えば番組表などの画像が表示されている状態のことである。

    ここで、更新処理の種別には、左スクロールによる更新処理、右スクロールによる更新処理、上スクロールによる更新処理、下スクロールによる更新処理、スクロール以外の更新処理が含まれる。 また、描画内容は、更新処理の種別に応じて決定される。

    例えば、左スクロールによる更新処理の場合、描画内容は、左スクロールのスクロール幅の分だけ表示内容を左に移動させ、それまでは見えなかった右側の部分を見えるようにする描画に決定される。 右スクロール、上スクロール、下スクロールによる更新処理、スクロール以外の更新処理の場合も、各更新処理の種別に応じて適宜描画内容が決定される。

    そして、設定情報生成部26は、描画内容の情報をグラフィックス描画部23に出力し、グラフィックス描画部23は、その描画内容の情報に従い、描画処理を開始する(ステップS302)。

    例えば、左スクロールによる更新処理の場合、グラフィックス描画部23は、左スクロールの幅の分だけ表示内容を左に移動させ、それまでは見えなかった右側の部分を見えるようにしたグラフィックスを描画する。 右スクロール、上スクロール、下スクロールによる更新処理、スクロール以外の更新処理の場合も、グラフィックス描画部23は、各更新処理の種別に応じて適宜グラフィックスの描画を行う。

    その後、設定情報生成部26は、グラフィックス描画部23による描画が完了したか否かを判定する(ステップS303)。 描画が完了していない場合(ステップS303においてNOの場合)、設定情報生成部26は、描画が完了するまで、ステップS303の判定を繰り返す。

    描画が完了した場合(ステップS303においてYESの場合)、設定情報生成部26は、更新処理の種別が何であるかを判定する(ステップS304)。

    更新処理の種別が左スクロールである場合、設定情報生成部26は、グラフィックス描画部23により描画されたグラフィックスの右端からスクロール幅分の部分のデータを更新データとして選択する(ステップS305)。

    そして、設定情報生成部26は、図4で説明したようにして、書き込み位置を、本フレームにおけるスクロール用のデータの幅分右の位置に設定し(ステップS306)、この書き込み判定処理は終了する。

    例えば、図4(A)の状態では、左スクロールは行われないので、書き込み位置は移動しないが、図4(B)の状態では、データQにより左スクロールが行われるため、そのデータQの幅分だけ、書き込み位置が右側の位置に設定される。 また、図4(C)の状態では、データR、S、T、Uにより左スクロールが行われるため、そのデータR、S、T、Uの幅分だけ、書き込み位置が右側の位置に設定される。

    また、ステップS304において、更新処理の種別が右スクロールである場合、設定情報生成部26は、グラフィックス描画部23により描画されたグラフィックスの左端からスクロール幅分の部分のデータを更新データとして選択する(ステップS307)。

    そして、設定情報生成部26は、図5で説明したようにして、書き込み位置を、読み込み位置から次フレームにおけるスクロール用のデータの幅分左の位置に設定し(ステップS308)、この書き込み判定処理は終了する。

    例えば、図5(A)の状態では、書き込み位置は、読み込み位置から次フレームにおけるスクロール用のデータQの幅分左の位置に設定される。 また、図5(B)の状態では、書き込み位置は、読み込み位置から次フレームにおけるスクロール用のデータU、T、S、Rの幅分左の位置に設定される。 また、図5(C)の状態では、書き込み位置は、読み込み位置から次フレームにおけるスクロール用のデータW、Vの幅分左の位置に設定される。

    また、ステップS304において、更新処理の種別が上スクロールである場合、設定情報生成部26は、グラフィックス描画部23により描画されたグラフィックスの下端からスクロール幅分の部分のデータを更新データとして選択する(ステップS309)。

    そして、設定情報生成部26は、図6で説明したようにして、書き込み位置を、本フレームにおけるスクロール用のデータの幅分下の位置に設定し(ステップS310)、この書き込み判定処理は終了する。

    例えば、図6(A)の状態では、上スクロールは行われないので、書き込み位置は移動しないが、図6(B)の状態では、データIにより上スクロールが行われるため、そのデータIの幅分だけ、書き込み位置が下側の位置に設定される。 また、図6(C)の状態では、データJ、Kにより上スクロールが行われるため、そのデータJ、Kの幅分だけ、書き込み位置が下側の位置に設定される。

    また、ステップS304において、更新処理の種別が下スクロールである場合、設定情報生成部26は、グラフィックス描画部23により描画されたグラフィックスの上端からスクロール幅分の部分のデータを更新データとして選択する(ステップS311)。

    そして、設定情報生成部26は、図7で説明したようにして、書き込み位置を、読み込み位置から次フレームにおけるスクロール用のデータの幅分上の位置に設定し(ステップS312)、この書き込み判定処理は終了する。

    例えば、図7(A)の状態では、書き込み位置は、読み込み位置から次フレームにおけるスクロール用のデータIの幅分上の位置に設定される。 また、図7(B)の状態では、書き込み位置は、読み込み位置から次フレームにおけるスクロール用のデータK、Jの幅分上の位置に設定される。 また、図7(C)の状態では、書き込み位置は、読み込み位置から次フレームにおけるスクロール用のデータLの幅分上の位置に設定される。

    また、ステップS304において、更新処理の種別がスクロール以外のものである場合、設定情報生成部26は、グラフィックス描画部23により描画されたグラフィックスのうち、更新部分のデータを更新データとして選択する(ステップS313)。 そして、設定情報生成部26は、図8で説明したようにして、書き込み位置を、更新されたデータ領域の左上に設定し(ステップS314)、この書き込み判定処理は終了する。

    図10の説明に戻ると、ステップS102における書き込み判定処理の後、送信装置20のグラフィックス切り取り部25は、図2で説明したように、表示制御装置30に更新データを送信し、設定情報生成部26は、表示制御装置30に更新データの書き込み位置、更新処理の種別の情報を、垂直同期信号が送信されるタイミングで送信する(ステップS103)。

    その後、設定情報生成部26は、この表示処理を終了する指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS104)。 例えば、表示処理を終了する指示とは、グラフィックスの表示処理の終了指示などである。

    表示処理を終了する指示を受け付けた場合(ステップS104においてYESの場合)、この表示処理は終了する。 表示処理を終了する指示を受け付けていない場合(ステップS104においてNOの場合)、ステップS101に移行して、その後の処理が継続される。

    一方、表示制御装置30のグラフィックス更新部33は、ステップS103において、送信装置20のグラフィックス切り取り部25により送信された更新データを受信し、記憶領域設定部36は、送信装置20の設定情報生成部26により垂直同期信号を送信するタイミングで送信された書き込み位置、および、更新種別の情報を受信する(ステップS201)。

    続いて、表示制御装置30の表示制御部35は、読み込みバッファ40からデータを読み込むデータ読み込み処理、読み込んだデータを用いて表示部11にグラフィックスが重畳された映像を表示させる表示処理を実行し、記憶領域設定部36およびグラフィックス更新部33は、読み込みバッファ40や書き込みバッファ41、42に格納されたデータを更新するデータ更新処理を実行する(ステップS202)。 ここで、データ読み込み処理、表示処理、データ更新処理は並行して実行される。

    表示制御部35は、データ読み込み処理を、読み込み位置の情報に基づいて実行する。 ここで、読み込み位置の情報は、図4〜図7で説明したような方法で記憶領域設定部36により決定される。 また、表示制御部35は、読み込んだデータを用いて、グラフィックスが重畳された映像の信号を生成し、その信号により表示処理を実行する。

    さらに、記憶領域設定部36およびグラフィックス更新部33は、データ更新処理を、図12に示すような方法で実行する。 図12は、データ更新処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 まず、表示制御装置30の記憶領域設定部36は、送信装置20の設定情報生成部26から情報を受信した更新処理の種別が何であるかを判定する(ステップS401)。

    更新処理の種別が左スクロールまたは右スクロールである場合、グラフィックス更新部33は、左右スクロール用書き込みバッファ41の指定された書き込み位置に、更新データを書き込む(ステップS402)。

    その後、記憶領域設定部36は、更新処理の種別が左スクロールか否かを判定する(ステップS403)。 更新処理の種別が左スクロールである場合、図4で説明したように、読み込みバッファ40および左右スクロール用書き込みバッファ41を、スクロール用の更新データの幅分右方向にずらし(ステップS404)、このデータ更新処理は終了する。

    更新処理の種別が右スクロールである場合、図5で説明したように、読み込みバッファ40および左右スクロール用書き込みバッファ41を、スクロール用の更新データの幅分左方向にずらし(ステップS405)、このデータ更新処理は終了する。

    また、ステップS401において、更新処理の種別が上スクロールまたは下スクロールである場合、グラフィックス更新部33は、上下スクロール用書き込みバッファ42の指定された書き込み位置に、更新データを書き込む(ステップS406)。

    その後、記憶領域設定部36は、更新処理の種別が上スクロールか否かを判定する(ステップS407)。 更新処理の種別が上スクロールである場合、図6で説明したように、読み込みバッファ40および上下スクロール用書き込みバッファ42を、スクロール用の更新データの幅分下方向にずらし(ステップS408)、このデータ更新処理は終了する。

    更新処理の種別が下スクロールである場合、図7で説明したように、読み込みバッファ40および上下スクロール用書き込みバッファ42を、スクロール用の更新データの幅分上方向にずらし(ステップS409)、このデータ更新処理は終了する。

    また、ステップS401において、更新処理の種別がスクロール以外のものである場合、グラフィックス更新部33は、読み込みバッファ40の指定された書き込み位置に、更新データを書き込み(ステップS410)、このデータ更新処理は終了する。

    図10の説明に戻ると、ステップS202におけるデータ更新処理の後、記憶領域設定部36は、この表示処理を終了する指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS203)。 例えば、表示処理を終了する指示とは、グラフィックスの表示処理の終了指示などである。

    表示処理を終了する指示を受け付けた場合(ステップS203においてYESの場合)、この表示処理は終了する。 表示処理を終了する指示を受け付けていない場合(ステップS203においてNOの場合)、ステップS201に移行して、その後の処理が継続される。

    (上記実施形態の変形例)
    なお、上記実施形態で、更新処理の種別がスクロール以外の場合、グラフィックスの表示品位が低下する場合がある。 図13、図14は、グラフィックスの表示品位の低下について説明する図である。

    例えば、図13に示すように、表示制御装置30が、N+1番目のフレーム用のグラフィックスの更新データを受信すると(タイミング50)、その更新データがバッファに書き込まれる(タイミング51)。 一方、N番目のフレームの表示のためにN番目のフレーム用のデータがバッファから読み出され(タイミング52)、そのデータが表示される(タイミング53)。

    N番目のフレーム用のグラフィックスデータの読み出しが行われている間に(タイミング52)、N+1番目のフレーム用のグラフィックスの更新データの書き込みが行われる場合(タイミング51)、図14に示されるように、N番目のフレームの表示のためにN+1番目のフレーム表示用の更新データが一部で用いられることになり、グラフィックスの表示品位が低下することになる。

    このような問題を解決するためには、更新データを記憶するバッファを表示用のデータを記憶するバッファとは別に設け、グラフィックスを表示する際に、つぎのフレーム用の更新データが用いられないようにすればよい。 以下では、上記実施形態の変形例として、このような表示品質の低下の防止方法について説明する。

    図15は、表示データの書き込み、更新データの書き込みが行われるバッファメモリの領域設定の一例を示す図である。 このバッファメモリは、図3で説明したバッファメモリに対応するものである。 このバッファメモリには、読み込みバッファ60、書き込みバッファ61、62が設定されている。

    読み込みバッファ60は、表示用のグラフィックスのデータが記憶されるバッファである。 読み込みバッファ60は、表示部11の表示解像度に合わせて、各画素の画素値の情報を記憶することができるようにそのサイズが設定されている。 なお、この読み込みバッファ60には、グラフィックスの各領域の表示の配置と同様の配置で、グラフィックスの各領域のデータが記憶されるものとする。

    図15の例では、読み込みバッファ60は、16の領域R00〜R33に分割されるが、分割数はこれに限定されるものではない。 また、図15では、左右方向表示解像度を3840、上下方向表示解像度を2160としているが、左右方向表示解像度、上下方向表示解像度はそれらに限定されるものではない。

    書き込みバッファ61は、左スクロールまたは右スクロールが行われる場合の更新用のグラフィックスデータ、または、スクロール以外のグラフィックスの更新が行われる場合のグラフィックスデータが記憶されるバッファである。 書き込みバッファ61は、そのサイズが、上下方向表示解像度(図15の例では、2160)と左右方向最大スクロール幅(図15の例では、960)により決定される。 また、図15の例では、書き込みバッファ61は、4つの領域R04、R14、R24、R34に分割されるが、分割数はこれに限定されるものではない。

    また、書き込みバッファ62は、上スクロールまたは下スクロールが行われる場合の更新用のグラフィックスデータ、または、スクロール以外のグラフィックスの更新が行われる場合のグラフィックスデータが記憶されるバッファである。 書き込みバッファ62は、そのサイズが、左右方向表示解像度(図15の例では、3840)と上下方向最大スクロール幅(図15の例では、540)により決定される。 また、図15の例では、書き込みバッファ62は、4つの領域R40、R41、R42、R43に分割されるが、分割数はこれに限定されるものではない。

    左右方向および上下方向のスクロールが行われる場合の書き込み位置の設定処理は、図4〜図7で説明した処理と同様である。 図16は、左右方向および上下方向のスクロールが行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。

    具体的には、左右方向のスクロールが行われる場合、図16(A)に示すように、領域R00、R10、R20、R30、領域R01、R11、R21、R31、領域R02、R12、R22、R32、領域R03、R13、R23、R33、領域R04、R14、R24、R34がそれぞれ縦長の4つの領域に分割される(例えば、領域R00、R10、R20、R30は、データA〜Dを記憶する縦長の4つの領域に分割される。)。 そして、図4、図5で説明した処理と同様の処理が行われる。

    また、上下方向のスクロールが行われる場合、図16(B)に示すように、領域R00、R01、R02、R03、領域R10、R11、R12、R13、領域R20、R21、R22、R23、領域R30、R31、R32、R33、領域R40、R41、R42、R43がそれぞれ横長の2つの領域に分割される(例えば、領域R00、R01、R02、R03は、データA、Bを記憶する横長の2つの領域に分割される。)。 そして、図6、図7で説明した処理と同様の処理が行われる。

    つぎに、スクロール以外の処理が行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する。 図17、図18、図19は、スクロール以外の処理が行われる場合の書き込み位置の設定処理について説明する図である。

    図17(A)に示す例では、読み込みバッファ60の領域R00、R10、R20、R30(以下、領域60aと呼ぶ。)に表示用のグラフィックスのデータA〜Dが記憶され、領域R01、R11、R21、R31(以下、領域60bと呼ぶ。)に表示用のグラフィックスのデータE、F0、F1、G0、G1、Hが記憶され、領域R02、R12、R22、R32(以下、領域60cと呼ぶ。)に表示用のグラフィックスのデータI〜Lが記憶され、領域R03、R13、R23、R33(以下、領域60dと呼ぶ。)に表示用のグラフィックスのデータM〜Pが記憶されている。

    図17〜図19では、各領域60a〜60d、61と、各領域60a〜60d、61に記憶されるデータとの対応関係が番号0〜4で示されており、特に、領域60aとその領域60aに記憶されるデータの対応関係、および、書き込みバッファとして用いられる領域とその領域に記憶されるデータの対応関係が矢印で示されている。

    そして、各領域60a〜60dに記憶されたデータは、各領域60a〜60dの1ライン目からこの順(図17(A)の1番目から4番目までの順。5番目の領域61は書き込みバッファとして用いられる。)で読み出され、表示部11に表示されることになる。 なお、図17〜図19では、書き込みバッファとして用いられる領域には「w」の文字が、読み込みバッファとして用いられる領域には「r」の文字が示されている。

    ここで、表示の一部を更新する処理が行われる場合、具体的には、領域60bのデータF1、G1をデータQに更新する場合について考える。 この場合、図1に示した送信装置20の設定情報生成部26は、この更新位置の情報を表示制御装置30に送信する。 そして、表示制御装置30のグラフィックス更新部33は、その更新位置に対応する領域61の位置にデータQを書き込み、データが更新されないその他の部分に、領域60bに記憶されたデータE、F0、G0、Hを書き込む。

    また、表示制御装置30の記憶領域設定部36は、データが読み出される領域60a〜60d、61のアドレスおよび順序を管理する。 例えば、図17(A)の例では、領域60a、60b、60c、60dの順にデータが読み出されるが、図17(B)の例では、領域60a、61、60c、60dの順(図17(B)の1番目から4番目までの順)にデータが読み出される。 すなわち、ここでは、領域61が読み込みバッファに組み入れられ、読み込みバッファとして用いられる。 これにより、データF1、G1がデータQで更新されたグラフィックスが表示される。

    このような処理により、領域60bに記憶されているデータは不要なものとなるが、領域60bは、つぎの更新データを記憶するための書き込みバッファとして用いられる。 これについて説明するため、領域60cのデータI、J、K、LをデータR、S、T、Uに更新する場合について考える。

    この場合、送信装置20の設定情報生成部26は、この更新位置の情報を表示制御装置30に送信する。 そして、表示制御装置30のグラフィックス更新部33は、図17(B)に示すように、その更新位置に対応し、不要なデータが記憶されている領域60bに、データR、S、T、Uを書き込む。

    また、表示制御装置30の記憶領域設定部36は、図18(C)に示すように、領域60a、61、60b、60dの順(図18(C)の1番目から4番目までの順)にデータが読み出されるよう、データが読み出される領域60a〜60d、61のアドレスおよび順序を管理する。 これにより、データI、J、K、LがデータR、S、T、Uで更新されたグラフィックスが表示される。

    ここで、図18(C)の場合、領域60a、60b、60c、60dという物理的な記憶領域の並び順と、データが読み出される領域(領域60a、61、60b、60d)の順序が異なっているため、記憶領域のアドレス管理が複雑になる。 そのため、物理的な記憶領域の配置とデータを読み出す順序とを整合させる処理が行われる。

    具体的には、表示制御装置30のグラフィックス更新部33は、所定の期間送信装置20からデータの更新要求がない場合、不要なデータが記憶されている領域を利用して、データの記憶領域を入れ替える。

    図18(C)に示す例では、グラフィックス更新部33は、不要なデータが記憶されている領域60cに、物理的な記憶領域の並び順で各領域60a〜60d、61を並べた場合に記憶されるべきデータ、すなわち、領域60bに記憶されているデータR、S、T、Uをコピーする。

    さらに、図18(D)に示すように、グラフィックス更新部33は、その領域60bに、物理的な記憶領域の並び順で各領域60a〜60d、61を並べた場合に記憶されるべきデータ、すなわち、領域61に記憶されているデータE、F0、G0、Q、Hをコピーし、領域61に記憶されているデータを消去する。 このようにして、図19(E)に示すように、物理的な記憶領域の配置とデータを読み出す順序とを整合させる処理が行われる。

    なお、ここでは、図17〜図19に示したように、バッファを領域60a〜60d、61に分割し、領域60a〜60d、61に記憶されたデータを読み出す順序を領域60a〜60d、61単位で左右方向で入れ替えて表示を行うこととしたが、バッファを領域R00、R01、R02、R03、領域R10、R11、R12、R13、領域R20、R21、R22、R23、領域R30、R31、R32、R33、領域R40、R41、R42、R43に分割し、各領域に記憶されたデータを読み出す順序をそれらの領域単位で上下方向で入れ替えて表示を行うこととしてもよい。 この上下方向での読み出し順序の入れ替えは、図17〜図19で説明した左右方向での読み出し順序の入れ替えと方向だけが異なるので、図17〜図19で説明した方法と同様に容易に実現が可能である。

    つぎに、本変形例に係る表示処理について説明する。 本変形例に係る表示処理では、図10で説明した表示処理と同様の処理が行われるが、図10のステップS102の書き込み判定処理が上述した実施形態とはやや異なる。 この点について、この書き込み判定処理について説明している図11を用いて詳しく説明する。

    本変形例における書き込み判定処理の処理手順は、図11に示した処理手順をほぼ同様である。 ただし、ステップS301において、画像の更新処理の種別がスクロール以外の更新処理、すなわち、グラフィックスの一部の更新処理である場合、送信装置20の設定情報生成部26は、まず、図15に示したバッファと同様に領域分割された画面において、更新部分が横に並ぶ領域にまたがるか否かを判定する。

    図20は、更新部分の領域判定について説明する図である。 図20(A)〜図20(D)では、グラフィックスが表示される画面が、図15に示した読み込みバッファ60と同様に16の領域に分割されている。

    そして、図20(A)には、更新部分70aが横に並ぶ領域にまたがる場合が示されている。 このような更新の場合、設定情報生成部26は、更新処理の種別を、上下方向の順序入れ替え更新処理に設定する。 上下方向の順序入れ替え更新処理とは、図15に示した領域R00、R01、R02、R03、領域R10、R11、R12、R13、領域R20、R21、R22、R23、領域R30、R31、R32、R33、領域R40、R41、R42、R43単位でデータを読み出す順序を上下方向で入れ替える処理である。

    また、図20(B)には、更新部分70bが縦に並ぶ領域にまたがる場合が示されている。 このような更新の場合、設定情報生成部26は、更新処理の種別を、左右方向の順序入れ替え更新処理に設定する。 左右方向の順序入れ替え更新処理とは、図15に示した領域R00、R10、R20、R30、領域R01、R11、R21、R31、領域R02、R12、R22、R32、領域R03、R13、R23、R33、領域R04、R14、R24、R34単位でデータを読み出す順序を左右方向で入れ替える処理である。

    また、図20(C)には、更新部分70cが1つの領域に含まれる場合が示されている。 この場合、設定情報生成部26は、更新処理の種別を、左右方向の順序入れ替え更新処理に設定する。 ただし、設定情報生成部26は、更新処理の種別を、上下方向の順序入れ替え更新処理に設定してもよい。

    さらに、図20(D)には、更新部分70dが縦に並ぶ領域にまたがるとともに、横に並ぶ領域にもまたがる場合が示されている。 この場合、設定情報生成部26は、更新処理の種別を、左右方向の順序入れ替え更新処理に設定する。 図20(D)の場合、更新部分70dは、平方向に分割され、その結果得られた領域71a、71bに対して、更新処理の種別が左右方向の順序入れ替え更新処理に設定される。 なお、設定情報生成部26は、更新部分70dを垂直方向に分割し、その結果得られた領域に対して、更新処理の種別を、上下方向の順序入れ替え更新処理に設定することとしてもよい。

    そして、図11のステップS304において、更新処理の種別が左右方向の順序入れ替え更新処理、または、上下方向の順序入れ替え更新処理と判定された場合、図11のステップS313の処理が行われる。

    例えば、設定情報生成部26は、ステップS302においてグラフィックス描画部23により描画されたグラフィックスのうち、更新部分70a〜70dのデータを更新データとして選択する(図11のステップS313)。

    その後、ステップS314において、設定情報生成部26は、図20(A)〜図20(D)に示されるように、表示制御装置30の書き込みバッファにおける書き込み位置を、更新されたデータ領域の左上に設定する。

    ただし、図20(D)に示すような更新データ70dは、更新データ71a、71bに分割され、設定情報生成部26は、分割の結果得られたそれぞれの更新データ71a、71bの左上に、表示制御装置30の書き込みバッファにおける書き込み位置を設定する。

    図21は、書き込みバッファ61、62における更新データの記憶位置を示す図である。 例えば、図20(A)における更新データ70aは、書き込みバッファ62の領域R41、R42に記憶される。 図20(B)における更新データ70bは、書き込みバッファ61の領域R24、R34に記憶される。 図20(C)における更新データ70cは、書き込みバッファ61の領域R24に記憶される。

    図20(D)における更新データ71a、71bは、図9を用いて説明した方法と同様の方法で、垂直同期信号が送信されるタイミングで表示制御装置30に送信される。 そして、更新データ71aは、図21(D)に示すように、書き込みバッファ61の領域R14、R24に記憶される。 また、更新データ71bは、例えば、更新データ71aにより置き換えられる不要なデータを含む領域60bの領域R11、R21に記憶される。

    つぎに、本変形例におけるデータ更新処理の処理手順について説明する。 本変形例におけるデータ更新処理の処理手順は、図12に示した処理手順とほぼ同様であるが、ステップS410の処理が別の処理に置き換えられる。

    図22は、図12のステップS410の処理の代わりに行われるデータ更新処理である。 この場合、まず、表示制御装置30の記憶領域設定部36は、ステップS401において、更新処理の種別が、スクロール以外の縦方向の順序入れ替え更新処理、または、横方向の順序入れ替え更新処理であると判定された場合、スクロールを不可に設定し、送信装置20の設定情報生成部26に対して、スクロールが不可であることを通知する(ステップS501)。 この通知を受けた設定情報生成部26は、スクロール不可の設定が解除されるまで、スクロールの実行指示を表示制御装置30に送らない。

    つぎに、グラフィックス更新部33は、図17(A)、図17(B)、図18(C)で説明したようにして、書き込みバッファの指定された書き込み位置に更新データを書き込む(ステップS502)。

    さらに、記憶領域設定部36は、図17(A)、図17(B)、図18(C)で説明したようにして、更新データが書き込まれた書き込みバッファを読み込みバッファに組み入れるとともに、読み込みバッファに含まれる各領域からのデータの読み出し順序を更新する(ステップS503)。 グラフィックスの表示は、更新後の読み出し順序に基づいて、表示制御部35による制御により行われる。

    その後、記憶領域設定部36は、送信装置20から所定の時間内に再びデータの更新要求があったか否かを判定する(ステップS504)。 所定の時間内にデータの更新要求があった場合(ステップS504においてYESの場合)、ステップS502以降の処理が再度実行される。

    所定の時間内にデータの更新要求がなかった場合(ステップS504においてNOの場合)、図18(D)、図19(E)で説明したようにして、グラフィックス更新部33は、データの並べ替えを行う(ステップS505)。

    そして、記憶領域設定部36は、スクロール不可の設定を解除し、送信装置20の設定情報生成部26に対して、スクロール不可が解除されたことを通知する(ステップS506)。 この通知を受けた設定情報生成部26は、スクロールの操作をユーザから受け付けた場合に、スクロールの実行指示を表示制御装置30に送信する。

    さて、これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形、修正が可能である。

    10…表示装置、11…表示部、12…入力部、20…送信装置、21…映像受信部、22…映像処理部、23…グラフィックス描画部、24…グラフィックス記憶部、25…グラフィックス切り取り部、26…設定情報生成部、30…表示制御装置、31…映像スケーリング部、32…映像記憶部、33…グラフィックス更新部、34…グラフィックス記憶部、35…表示制御部、36…記憶領域設定部、40…読み込みバッファ、41…左右スクロール用書き込みバッファ、42…上下スクロール用書き込みバッファ。

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