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Multiplex data ring transmitter and its method

阅读:858发布:2021-06-20

专利汇可以提供Multiplex data ring transmitter and its method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To select traffic paths more flexibly and to eliminate the need for partial duplicate device functions in the case of simultaneous transmission on a ring in both directions (both paths).
CONSTITUTION: The transmitter is provided with an add-drop multiplexer that has a switch switching a data stream consisting of multiplexed data generated according to synchronization digital layers between multiplexers in pairs. Re- justifier circuits 10, 18 are provided to each input and output for the data stream switched by the switch and a timing for the output re-justifier circuit 18 is extracted (19) from the opposite side of the switch.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO,下面是Multiplex data ring transmitter and its method专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】多重化データが同期ディジタル階層に従って生成される、データストリームを一組のマルチプレクサの間で切り換えるスイッチを有するアッド―ドロップマルチプレクスを具備したデータ伝送装置において、スイッチにより切り換えられるデータストリームのための各入力及び出力がリジャスティファイヤ回路を有し、各出力リジャスティファイヤ回路用のタイミングをスイッチの反対側から抽出することを特徴とするデータ伝送装置。
  • 【請求項2】システムの出力にリジャスティファイヤ回路を付加している請求項1記載の装置。
  • 【請求項3】上記の付加された各リジャスティファイヤ回路の入力にタイミング抽出回路を接続している請求項2記載の装置。
  • 【請求項4】スイッチの一方側のタイミング抽出回路をスイッチの反対側の出力リジャスティファイヤ回路に接続してタイミング基準を確立するためのタイミングを転送する請求項3記載の装置。
  • 【請求項5】出力側に付加したリジャスティファイヤ回路がスイッチの入力側の入力リジャスティファイヤ回路より簡単な性質のものである請求項2、3または4のいずれか1項に記載の装置。
  • 【請求項6】データが同期ディジタル階層に従って生成されるリングを介して多重化データを伝送する方法において、一組のマルチプレクサの間でデータストリームを切り換えるスイッチよりなるアッド―ドロップマルチプレクサを具備すると共に、スイッチにより切り換えられるデータストリームための各入力及び出力がリジャスティファイヤ回路を有し、各出力リジャスティファイヤ回路のタイミングをスイッチの反対側から抽出することを特徴とする方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、データ伝送に関し、特に、CCITT勧告G707、G708及びG709に記載されているような同期ディジタル階層(SDH)に従い生成された多重化されたデータをリングを介して伝送する技術に関するが、排他的な意味においてこれに限定されるものではない。 本願の記載は、CCITT S
    DH標準及び北米SONET標準に同等に適用される。
    これらの標準は、同期多重化の相互に密接に関連した変形態様であり、用語/術語が一部異なっているだけである。

    【0002】

    【従来の技術】リングの利点の1つは、伝送経路におけるブレークの問題を克服するために地理的多様性に対処することができ、リングを回る2つのルートのどちらによっても伝送を行うことができるということである。 トラフィックをどちらの方向にも送り、宛先レシーバで適切な方向を選択することによって保護を図ることができる。

    【0003】この選択は、ブレークが検出された後、管理コマンドによるか、あるいは自動的に行うことができる。 いずれの場合も、伝送は、一時に1つの方向でも、
    同時に両方向でも行うことが可能である。 後者は、レシーバの簡単な切換スイッチを最初に受信されたトラフィック上の障害の検出によって起動することができるので、レシーバは、トランスミッタまたは共通管理センターと制御目的のためのメッセージをやり取りする間回線切換え等の保護措置を遅らす必要がないという長所がある。

    【0004】この点で、上記の保護機構は、有線及び無線システムの保護のために広く用いられる周知の「ツインパス」または「1+1」保護と類似している。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、トラフィックの経路選択をさらに柔軟に行うことができるようにすると共に、リング上の両方向(両経路)における同時伝送の場合において一部の装置機能を重複させる必要性を除くことを目的としたものである。 この重複の必要性は、タイミング情報は、リングを回わる対向方式で送るべきであるという一部の通信行政機関による特定の要求の結果生じたものである。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明は、SDHデータ伝送用のアッド―ドロップマルチプレクサにおいて、一組のマルチプレクサの間でデータストリームを切り換えるスイッチを具備し、切り換え対象のデータストリームの各入及び出力毎にそれぞれリジャスティファイヤ回路を設け、各出力リジャスティファイヤ回路のタイミングをスイッチの反対側から抽出するようにしたものである。

    【0007】

    【実施例】以下、本発明を、添付図面を参照しつつその実施例及び従来技術との対比により詳細に説明する:

    【0008】本発明を説明する前に、SDH環境におけるデータ伝送の背景及び用語について簡単に説明する。

    【0009】TDMデータを伝送する基本単位はフレームとして知られている。 SDHは、周期125マイクロ秒の繰り返しフレーム構造を有し、このフレームは、各々の始めにオーバーヘッドバイトのバーストを有する等しい長さの9つのセグメントから成る。 残りのバイトは、伝送されるトラフィックの種類に応じて、トラフィックと上記以外のオーバーヘッドを混合したものより成る。 全長は2430バイトであり、各オーバーヘッドバーストの長さは9バイトである。 このようなフレームを図1の(a)の部分に示す。

    【0010】ビットインターリービングを用いる独立同期ディジタル階層に対して、SDHではバイトインターリービングを用いて64kbit/sクロス接続をサポートする。

    【0011】図1の(b)の部分は、このフレームを、
    図1の(a)の部分の自明の表現に基づき従来の方法で表わしたものである。 この図においで、長さの等しい9
    つのセグメントは行と呼ばれ、マルチプレクサに接続された個別の各従属局は、通常、それぞれ多数の完全な列を占有する独自のペイロードエリアを有する。 最初の9
    列は、移送フレーム用の共通オーバーヘッドエリアである。

    【0012】従属局信号は通常連続状をなし、行が次々に発生するので、1従属局により占有される列は、記憶及びこれに伴う遅延をできるだけ小さくするために、フレーム全体を通して比較的等間隔で配置される。

    【0013】各列は、各行1バイトずつ9バイトを含み、各バイトは64kbit/sの容量を表し、1列全体では576kbit/sの容量を表す。 これから、この標準が、北米及び欧州の双方のビットレートをサポートするためにどのように作られているかをかなり理解することができる。 3本の列、すなわち27バイトは、2
    4のタイムスロット(すなわち24x64kbit/
    s)により北米方式の1.5Mbit/sのpcm信号を若干のオーバーヘッドと共に伝送することができ、一方4本の列、すなわち36バイトは、同様にして、32
    のタイムスロットにより欧州方式の2Mbit/sのp
    cm信号を伝送することができる。

    【0014】独立同期の入来従属局信号がSDHマルチプレクサに達すると、その信号は、同期マルチプレクサのビットレートに合わせるために、独立同期多重と同様のやり方で、「スタッフ同期」または「パルス挿入同期」の処理が行われ、コンテナ(C)と呼ばれる合成信号となる。 SDHにおいては、この処理はマッピングと呼ばれる。 ネットワーク管理のために、パス(経路)オーバーヘッド(POH)と呼ばれるオーバーヘッドが付加され、その新しい合成信号は仮想コンテナ(VC)と呼ばれる。 この信号は、完全パッケージとして、多重分離が行われる点までネットワークを通じて運ばれる。

    【0015】VCは、いったん組み立てられた後は、次の伝送における遅延ができるだけ小さいことが重要であり、従ってVCがマルチプレクサまたはクロス接続スイッチで合流する時には、異なる遅延を与えることにより一列に並べるべきではない。

    【0016】その代りに、各VCの開始点は、各VC独特のポインタによって指示され、入来VCがまとめて多重化されるとき、新しいポインタ値が計算される。 これらのポインタは、フレーム内の既知の場所にあり、従ってフレームが見つかればクロックパルスをカウントすることによって簡単に探し出すことができる。

    【0017】VCは、再多重化され、ネットワークでのタイミング変動を受けながらネットワークを縦横に移動するので、各VCは、常時その最初のフレームでのポインタによって追跡されつつ、2つのフレーム間に浮動するかまたは広がるにまかされる。 これらのタイミング変化は、ジッタの結果、そしてウォンダ及び偶発的な同期損失の結果生じ、同期損失は偶然または独立したネットワーク間での伝送によって発生する。

    【0018】独立同期階層は、各局間の同期関係がなく、高次フレーム内で浮動する低次フレームを探し出さなければならなず、この操作はネストにされたフレームアラインメントワードを用いることによって行われる。
    フレームアラインメントワードは、SDHにおいてVC
    を追跡するのに用いようと思えば用いることができるが、SDHでは、多数のペイロードサイズをよりサポートし易いため、ポインタ方式が特徴となっている。

    【0019】ポインタ値の変化が起こると、VCは実際上その移送フレームとの関係でスリップするが、しかしエラーは発生しない。 このスリップは、フレームを見失うまたは反復することによってデータ・ビットは失われるが、フレームアラインメントは保たれる交換機のフレームバッファに関連する周知のフレームスリップとは異なる。 SDHにおいては、各ポインタ値変化は、そのために割り当てられたペイロードエリアへの追加のデータバイトの挿入、あるいは設定された位置からのデータバイトの省略のいずれかに関係する。 適切なメッセージバイトによって、宛先デマルチプレクサでのオリジナル信号の復元が可能である。 このプロセスは、パルス挿入同期と同等であり、独立同期信号をSDHコンテナにマップする際に用いられる方法の変形である。

    【0020】VCとそのポインタは、SONETにおいて仮想従属局単位(VT)として知られている従属局単位(TU)を構成する。 各TUは、ペイロードエリアにおける整数本の列に対応する量のバイトから成る。 各T
    Uは、生成されると、多数の完全列を名目上占有するが、しかしTUのVC部分がネットワークを縦横に移動するにつれて、2つのフレーム間に広がる傾向がある。
    TUのポインタ部分は、最初のフレームの既知のエリアにあり、その値は、VCを追跡するために各クロス接続スイッチまたはアッド―ドロップマルチプレクサで計算し直される。

    【0021】仮想コンテナは、サポートされる従属局ビットレートに応じて、基底次及び高次の2種類が用いられる。 あるいは、高次VCを多数の同じ低次VCによって満たすやり方も用いることが可能である。 各高次VC
    は、例えばトラフィックにその優先順位に従って障害を迂回する代替経路選択が与えられる接続保護の等のためにその成分TUトラフィックの再集成が必要となるまで、ネットワークを横断しての移動する間、最初の状態のまま保持される。 しかしながら、保護切換え及び幹線トラフィック容量の供給のような多くのネットワーク管理機能については、トラフィックはその高次VCの形に留まることができる。

    【0022】前述したように、伝送遅延はできるだけ小さくしなければならない。 したがって、各高次VCの初めを示すためにはポインタが用いられる。 各高次VC
    は、そのポインタと共にやはりTUを構成する。

    【0023】高次VCの大きさは、VCの2つの異なるサイズが名目上移送フレームのペイロードエリアの1/
    3あるいは全体を占有することができるように設定される。 これらのオプションは、3次の多重トラフィック(欧州方式の34Mbit/sまたは北米方式の45M
    bit/s)及び140Mbit/sの4次の多重トラフィックを伝送するよう設計がなされているため、VC
    −3、VC−4として知られている。

    【0024】SDHと対照的に、SONETは高次VC
    を持たないが、VC−3と同等のVCで、同期ペイロードエンベロープ(SPE)と呼ばれるもっぱら45Mb
    it/sの単一ストリームのみを伝送するために用いられるVCを有する。 SONETでは、34Mbit/s
    はサポートされていない。

    【0025】高次VCは、そのポインタと結合してTU
    のスペースを満たすのではなく、新しいエンティティ、
    管理単位、すなわちAUを占有するよう、異なる場所にあるポインタと結合することもできる。 TUとAUの主要な違いは、AUがそのポインタを移送フレーム中の一定場所に持つのに対し、TUは、そのポインタを、それ自体AUの一部としてフレーム間を浮動するより大きいVC中に有するということである。

    【0026】この違いは、クロス接続スイッチ及びアッド―ドロップマルチプレクサの動作において重要な意味を持つ。 比較的高いネットワーク管理レベルにおいては、高次VCの内容にアクセスする必要はないが、クロス接続スイッチまたはアッド―ドロップマルチプレクサにおいてそのポインタ値を計算し直す必要がある。 そのプロセスは、ポインタを移送フレーム中の一定場所にまとめることにより単純化することができる。

    【0027】SDHトラフィックをリングを回る対向方式で送ることが必要な場合は、タイミングの問題が生じる。 そのようなリングが図2に示されており、図中符号1は基本リング経路を示し、2はアッド―ドロップマルチプレクサを示し、ソース側(送信側)方向はスイッチ3によって選択される。 図3は、リング1を回って異なる方向にタイミング情報を送る方法を示し、それらのタイミング経路が符号4及び5で示されている。 このようなやり方が必要なのは、SDHが、SDHネットワークを介して伝送されるトラフィックはまずネットワークのタイミング基準と同期した形式に変換されるという特性を有するためである。 この同期化は、前に述べた「パルス挿入同期」と呼ばれるプロセスによって行われる。 このプロセスは、最大2つのレベルで行うことができ、その一つは「低次仮想コンテナ(VC)レベル」と呼ばれ、もう一つは「高次仮想コンテナ(VC)レベル」と呼ばれる。 高次VCは、いくつかの低次VCを含む場合もあり、いったんネットワークと同期化されると、既に述べた「管理単位」、すなわちAUになる。

    【0028】送信側マルチプレクサでこのパルス挿入同期プロセスを(これに対するレシーバでの相補プロセスと共に)実行することができないと、受信トラフィック中にディジタルエラーが生じる。 対向回りタイミング方式は、ネットワークタイミングをリング上の全ての装置が利用できる確率を最大にする方法であり、従って同期損失によってエラーが生じる確率を最小限にする。 各々の場合のタイミングは、通常トラフィック信号の成分として伝送され、スクランブルまたはラインコーディングのような従来の伝送手段によってそのトラフィックに埋め込まれる。

    【0029】リング上で多重化、多重分離、送信及び受信を行う装置は、典型的にはアッド―ドロップマルチプレクサ、すなわちADMである。 ADMは、そこを通過するトラフィックのある割合の部分に対するアクセスを可能にするものであり、スルートラフィック全体を完全に同期分離し、再多重化する装置の安価な代替装置として用いられる。 図4は、フルマルチプレクサ/デマルチプレクサを示し、図中符号6は集合スルートラフィックラインを示し、7はマルチプレクサ、8は従属局回路をそれぞれ示す。 図5は、典型的なADMを示し、図示のように、ADMにおいてはスルートラフィックの一部のみがアクセスされるように選択をすることが可能である。 ADMは、通常、「従属局」用の可変数のプラグインカードと共に中央スイッチを具備して、アクセスの柔軟性が得られるようにすることによりその機能を果す。
    これらのカード及びスイッチによって、アクセスされるトラフィックの割合を変えることが可能になる。 従来、
    ADMにおいては、スイッチによって、スルートラフィックのコンポーネントを通過させる、あるいは従属局を介してアクセスする以外のことができるようにする必要はない。

    【0030】しかしながら、いくつかの用途においては、スイッチをクロス接続スイッチにし、従って集合スルートラフィックの成分をそれらの成分が来た方向へ送り返すことができるようにすることによって、トラフィックの更に柔軟な経路選択を可能にすることは、貴重である。 同期システムにおける全てのトラフィックは、同期スイッチに出入する時同期していなければならないということは自明であるから、スイッチに対して両方向から出入するトラフィックのタイミング成分は同じであることが必要である。

    【0031】実際には、スイッチに対して両方向から出入するトラフィックのタイミング成分が同じになるようにすることは困難である。 実際に伝送障害が起こると、
    2つのトラフィック信号の名目上同じタイミング成分が、短期及び長期の詳細な位相ずれの点で差を生じることがある。 そのような差を生じる原因としては、例えば伝播遅延の温度誘発性変化がある。 全ての入力を同期させる必要を満たしつつこのような差に対処するためには、各入力信号毎に、スイッチ内の共通タイミング基準へ信号を転送するよう、「リジャスティファイヤ」が用いられる。 図6は、そのための周知のシステムを示す。
    図中9は主スイッチを示し、スイッチの入/出力がS
    1. . . . SNで示されている。 各入力には、各々対応する入力リジャスティファイヤ10が設けられており、
    スイッチ9及びリジャスティファイヤ10は、マスタークロック11によって制御される。

    【0032】SDHにおける「リジャスティファイヤ」
    の機能は、SDHで用いられるポインタ値を、トラフィック信号をそのタイミング基準と関係づけるよう適合させることにある。 トラフィック信号は、SDHクロス接続スイッチに入って、リジャスティファイヤを通常の如く通過し、リジャスティファイヤによって低次VC及び高次VCのポインタ値が調節される。 タイミング変動は温度等によって発生するので、これらの調節は動的に行われ、ネットワークを横断してこのスイッチに至るおそらくは独自であろうと考えられる各VCの経路を考慮するよう、各VCに一意的に適用される。 その結果は、全てのトラフィック信号はスイッチタイミングに同期されることになる。

    【0033】従来、クロス接続スイッチにおいては、出線のトラフィックは、全てそのクロス接続スイッチのローカルなタイミング基準に同期する。 (このローカルなタイミングは、名目上ネットワークにおける他のクロス接続スイッチのタイミングと同じであるが、温度、ネットワーク妨害等の結果、ネットワーク中の他の要素のタイミングとの関係において位相ずれを生じることがある。)

    【0034】ADMの場合、2つの潜在的に異なるタイミング成分のために逆回りタイミングをサポートする必要性は、両方向の伝送に単一のタイミング基準を用いることはできないということを意味する。 その結果、提案されていることが周知のSDH ADMは、単一のスイッチにまたがるクロス接続機能を持たないか、または、
    このような機能を持つ場合には、逆回りタイミングをサポートすることができないかのいずれかである。 周知のSDH ADMは、図7に示されており、集合スルートラフィックパス14、15を接続するマルチプレクサ1
    2及び13よりなる。 図から明らかなように、従属局トラフィック16及び17はクロス接続することができない。

    【0035】本発明は、このジレンマを解消することを提案するもので、図8に本発明の一実施例を示す。 さらに、ネットワークの出力側には、タイミング信号をクロス接続スイッチを迂回して効果的に伝送することができるよう、タイミングアダプタまたはリジャスティファイヤ18が設けられている。 このように付加された各出力リジャスティファイヤ18には、スイッチ9のもう一方側の対応入力リジャスティファイヤ10に接続されたタイミング抽出回路19からタイミング信号が転送される。 ADMにおいては、通常東行きトラフィック用と西行き用にそれぞれ1つずつ、このような追加のリジャスティファイヤが少なくとも2つ設けられる。 その結果、
    どちらかの方向から入来するトラフィックでもスイッチにタイミング基準を与えることができ、リング回りの伝送混乱に対して保護を講じることが可能となる。 図から明らかなように、他の回路構成要素は図6のものと同じである。

    【0036】これらの出力リジャスティファイヤ18
    は、その中の全てのVCが1つのタイミング基準から他のタイミング基準適応させられるので、入力リジャスティファイヤよりはるかに簡単化することができる。 実際、このことは、通常、出力リジャスティファイヤの機能はAUレベルでのみ必要であり、調節されるポインタが入力リジャスティファイヤの場合よりはるかに少ないということを意味する。

    【0037】この構成は、さらに、全ての従属局がスイッチタイミング基準と同期し、従って各従属局カードは、各VC毎に1回だけパルス挿入同期のみを行えばよいという利点を有する。 そして、スイッチは、各VCをリング回りの両方向に通過させることができる。 出力リジャスティファイヤがない場合、各VCを両方向に同時に送る代替方法は、例えば各方向毎に各VCを別々にパルス挿入同期させるやり方になり、パルス挿入同期回路の数量が倍加する。

    【0038】本発明の方法は、宛先局で受信される名目上同じ2つの低次VCの間で選択を行い、その選択を各VCペアに対して独自に行い、また例えば各VCに埋め込まれたオーバーヘッドに基づいて伝送品質を監視するようにした周知の構成と共に用いることも可能である。
    この構成によれば、リング回りの伝送において個々のV
    Cに影響する可能性のある多くのタイプの故障に対して保護が講じられ、他のVCを妨害することなく1つのV
    Cの保護選択を行うことが可能である。

    【0039】

    【発明の効果】本発明によれば、トラフィックの経路選択を従来より柔軟に行うことができ、リング上の両方向の同時伝送において一部の装置機能を重複させる必要なく、タイミング情報は、リングを回わる対向方式で送るべきであるという一部の通信行政機関による特定の要求をみたすことができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】SDHフレーム及びその行列による表現形式を示す説明図である。

    【図2】簡単なリング伝送システムを示す説明図である。

    【図3】対向回りリングを示す同様の説明図である。

    【図4】従属局を図2に示すような種類のリングに接続する方法を示す説明図である。

    【図5】従属局を図3に示すような種類のリングに接続する方法を示す説明図である。

    【図6】両側の入力にリジャスティファイヤを設けた周知のスイッチを示すブロック図である。

    【図7】クロス接続機能のない単一スイッチを示す説明図である。

    【図8】本発明の一実施例によるクロス接続スイッチを示すブロック図である。

    フロントページの続き (51)Int.Cl. 5識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/42 12/48 H04Q 11/04 304 A 8843−5K

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