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Semiconductor device

阅读:134发布:2024-02-20

专利汇可以提供Semiconductor device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To eliminate a problem that the conventional lateral high voltage high-current semiconductor device needs an increased device area when the breakdown voltage is made higher.
SOLUTION: An edge of an n-type buffer layer 13 is semi-circular in shape in a plan view and the radius of curvature is set longer than 1/2 the transverse length of the layer 13. When the device is in a turn-on state, if a voltage is applied between the source and the drain, the concentration of an electric field in the edge of the n-type buffer layer 13 can be reduced than in the conventional method. The width of the middle 13c of a stripe pattern of the n-type buffer layer 13 is the same as the conventional one and a source layer 16 is disposed as to correspond to the middle 13c. Due to this structure, if the radius of curvature of the edge of the buffer layer 13 is increased, increase in a device area can be prevented.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO,下面是Semiconductor device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 表面部に第1導電型高抵抗層を持つ半導体基板と、 前記高抵抗層にストライプ状のパターンにより形成され、前記高抵抗層よりも不純物濃度が高い第1導電型バッファ層と、 前記バッファ層内に形成された第2導電型ドレイン層と、 前記高抵抗層内で前記バッファ層から所定距離離間され、前記バッファ層を取り囲むように形成された第2導電型ベース層と、 前記第2導電型ベース層内に形成された第1導電型ソース層と、 前記高抵抗層と前記ソース層の間に位置する前記ベース層の表面に絶縁膜を介して形成されたゲート電極とを具備し、 前記バッファ層の長手方向エッジは、平面から見た形状が半円状で、その曲率半径が、直線状の中間部の短手方向の長さの1/2より長く設定されていることを特徴とする半導体装置。
  • 【請求項2】 表面部に第1導電型高抵抗層を持つ半導体基板と、 前記高抵抗層にストライプ状のパターンにより形成され、前記高抵抗層よりも不純物濃度が高い第1導電型バッファ層と、 前記バッファ層内に形成され、前記バッファ層よりも不純物濃度が高い第1導電型ドレイン層と、 前記高抵抗層内で前記バッファ層から所定距離離間され、前記バッファ層を取り囲むように形成された第2導電型ベース層と、 前記第2導電型ベース層内に形成された第1導電型ソース層と、 前記高抵抗層と前記ソース層の間に位置する前記ベース層の表面に絶縁膜を介して形成されたゲート電極とを具備し、 前記バッファ層の長手方向エッジは、平面から見た形状が半円状で、その曲率半径が、直線状の中間部の短手方向の長さの1/2より長く設定されていることを特徴とする半導体装置。
  • 【請求項3】 表面部に第1導電型高抵抗層を持つ半導体基板と、 前記高抵抗層にストライプ状のパターンにより形成され、前記高抵抗層よりも不純物濃度が高い第1導電型バッファ層と、 前記バッファ層内に形成され前記バッファ層よりも不純物濃度が高い第1導電型コレクタ層と、 前記高抵抗層内で前記バッファ層から所定距離離間され、前記バッファ層を取り囲むように形成された第2導電型ベース層と、 前記ベース層内に形成された第1導電型エミッタ層とを具備し、 前記バッファ層の長手方向エッジは、平面から見た形状が半円状で、その曲率半径が、直線状の中間部の短手方向の長さの1/2より長く設定されていることを特徴とする半導体装置。
  • 【請求項4】 表面部に第1導電型高抵抗層を持つ半導体基板と、 前記高抵抗層にストライプ状のパターンにより形成され、前記高抵抗層よりも不純物濃度が高い第1導電型バッファ層と、 前記バッファ層内に形成された第1導電型カソード層と、 前記高抵抗層内で前記バッファ層から所定距離離間され、前記バッファ層を取り囲むように形成された第2導電型アノード層とを具備し、 前記バッファ層の長手方向エッジは、平面から見た形状が半円状で、その曲率半径が、直線状の中間部の短手方向の長さの1/2より長く設定されていることを特徴とする半導体装置。
  • 【請求項5】 前記ソース層は、前記バッファ層の直線状の中間部に沿って配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  • 【請求項6】 前記エミッタ層は、前記バッファ層の直線状の中間部に沿って配置されていることを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  • 【請求項7】 前記半導体装置は、前記半導体基板に複数個並列に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体装置。
  • 【請求項8】 前記半導体基板は、前記高抵抗層と他の半導体基板の間に絶縁膜を埋め込んだ誘電体分離ウエハであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパワーデバイスに係り、特に、主電極が半導体ウエハの一方面に形成された半導体装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】近年、例えば小型モーターを駆動するインバータ装置等の電変換装置は、ワンチップIC化されつつある。 このようなICはパワーICと呼ばれている。 このパワーICにおいて、複数の高耐圧高電流の出力素子は制御回路と共に同一半導体ウエハ上に搭載され、これらの出力素子及び制御回路は同一面上で結線がなされる。 このため、出力素子の電極は半導体ウエハの一方面に形成される。 このようなパワーICに用いられる出力素子としては、IGBT、MOSFET、バイポーラトランジスタ、ダイオード等があり、用途によって使い分けたり併用される。 このような出力素子に共通して求められる特性は高耐圧と高電流である。

    【0003】図17乃至図19は、パワーICとして代表的な出力素子であるIGBTを示している。 図17は平面図であり、図18、図19はそれぞれ図17のXVI
    II−XVIII線、XIX−XIX線に沿った断面図である。

    【0004】この例において、図18、図19に示す半導体基板1は、支持シリコン基板10とn 型高抵抗層11の相互間に酸化膜12を埋め込んだ誘電体分離基板(SOI基板)を用いている。 n 型高抵抗層11の表面には、n型バッファ層13が形成され、このn型バッファ層13の内部にp 型ドレイン層14が形成されている。 n 型高抵抗層11の表面には、n型バッファ層13から所定距離離間してp型ベース層15が形成されている。 このベース層15はバッファ層13を取り囲んで形成されている。 このp型ベース層15の内部にはn
    型ソース層16が形成されている。 n 型ソース層1
    6とn 型高抵抗層11に挟まれたp型ベース層15はチャネル領域とされ、このチャネル領域上にゲート絶縁膜17を介してゲート電極(G)18が形成されている。 ソース電極(S)21はソース層16とp 拡散層20にコンタクトされ、ドレイン電極(D)24はドレイン層14にコンタクトされている。

    【0005】IGBTを大電流用スイッチング素子として構成するためには、長いチャネル幅が必要である。 このため、図17に示すように、n型バッファ層13及びその中のp 型ドレイン層14は、ストライプ状のパターンとして複数個に分割されて配置されている。 これらバッファ層13及びドレイン層14を取り囲むようにp
    型ベース層15が形成されている。 また、ゲート電極1
    8は、複数のリング状のパターンとして形成され、これらリング状のゲート電極18は、長手方向の一端において共通に接続され、ゲート電極パッド(G)に接続されている。 各ドレイン層14にコンタクトされたドレイン電極24は、ゲート電極18と反対側に引出されて共通接続され、ドレイン電極パッド(D)に接続されている。 ソース層16は、ドレイン電極18と噛み合うように配設され、ソース電極パッド(S)に接続されている。 図17は、3個のIGBTユニットを並列接続したものとみなすことができる。

    【0006】上記構成のIGBTの動作は次の通りである。

    【0007】ゲート電極18をソース電極21に対して正にバイアスする。 すると、ゲート電極18下のチャネル領域に反転層が形成され、ソース層16から高抵抗層11に電子が注入される。 この電子電流はn型バッファ層13を通ってp 型ドレイン層14に流れ、IGBT
    はターンオンする。 このときドレイン接合が順バイアスされる。 この結果、p 型ドレイン層14からn型バッファ層13を通して高抵抗層11に正孔が注入される。
    これによりn 型高抵抗層11には電子と正孔が蓄積されて導電変調が起こる。 この導電変調の効果により、オン時にはn 型高抵抗層11の抵抗が実質的に小さくなり、オン電圧の小さくなる。 一方、ゲート電極18をソース電極21に対して負又は零にバイアスすると、チャネル領域の反転層が消失して、IGBTはターンオフする。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来のIGBTは、次のような問題を有している。

    【0009】ストライプ状のパターンを持つバッファ層13の長手方向両端のエッジ部は、図17に示すように、半円形状とされている。 この形状は素子がターンオフしている状態でドレイン・ソース間に電圧を印加した場合、このエッジ部に電界が集中することを防止するためである。 したがって、より高耐圧化する場合、このバッファ層13のエッジ部の平面から見た半円の曲率半径(図19に示す長さLa)を大きくする必要がある。 しかし、この曲率半径を大きくすると、ストライプ状のパターンにおいて、直線状の中間部の短手方向の長さ(図18に示す長さLb、Lb=La)も大きくなる。 このため、素子面積が増大する結果となる。

    【0010】以上のように、IGBTのような従来の横型高耐圧高電流半導体装置は、より高耐圧化すると素子面積が増大するという問題を有していた。

    【0011】本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、素子面積の大幅な増大を抑えて高耐圧化することが可能な半導体装置を提供しようとするものである。

    【0012】

    【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
    上記課題を解決するため、高抵抗層内にストライプ状のパターンにより形成されたバッファ層を有している。 このバッファ層の長手方向エッジは、平面から見た形状が半円状で、その曲率半径が、直線状の中間部の短手方向の長さの1/2より長く設定されている。

    【0013】本発明によれば、ストライプ状のパターンのエッジ部での曲率半径を大きくしている。 このため、
    このエッジ部での電界集中を抑制することができ高耐圧化が可能である。 また、バッファ層の直線上の中間部における短手方向の長さは、ストライプ状のパターンのエッジ部での曲率半径の2倍の長さより短く設定されている。 この中間部に沿って、ソース層や、エミッタ層を配置することにより、素子面積の大幅な増大を防止できる。

    【0014】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

    【0015】図1乃至図4は、本発明の第1の実施例に係る横型高耐圧高電流半導体装置を示すものであり、本発明を横型IGBTに適用した場合を示している。 図1
    は3個の横型IGBTユニットを並列接続した状態を示す平面図であり、図2は、図1に示す1つのIGBTユニットの要部を拡大して示す平面図である。 図3は、図2のIII−III線に沿った断面図を示し、図4は、図2の
    IV−IV線に沿った断面図を示している。 図1乃至図4において、図17乃至図19と同一部分には同一符号を付す。

    【0016】図3、図4に示すように、誘電体分離基板としての半導体基板1において、支持シリコン基板10
    とn 型高抵抗層11の間には酸化膜12が埋め込まれている。 n 型高抵抗層11の表面には、n 型高抵抗層11より低抵抗のn型バッファ層13が形成されている。 このn型バッファ層13は図2に示すように、島状に形成されている。 n型バッファ層13の表面領域にはp 型ドレイン層14が形成されている。

    【0017】高抵抗層11の表面領域には、n型バッファ層13から所定距離離間してp型ベース層15が形成されている。 このp型ベース層15はn型バッファ層1
    3及びp 型ドレイン層14を取り囲んでいる。 このベース層15の内部にはn 型ソース層16が形成されている。 さらに、p型ベース層15の内部には、横方向の抵抗を下げるため、深いp型拡散層19が形成されている。 また、この拡散層19の表面領域にはコンタクト抵抗を下げるために、p 型拡散層20が形成されている。 この拡散層20とソース層16の境界部はオーバーラップされている。

    【0018】n 型ソース層16とn 型高抵抗層11
    に挟まれたp型ベース層15はチャネル領域とされる。
    このチャネル領域上にはゲート絶縁膜17を介して多結晶シリコンからなるゲート電極18が形成されている。
    型ソース層16及び拡散層20には、ソース電極2
    1がコンタクトされ、p 型ドレイン層14には、ドレイン電極24がコンタクトされている。

    【0019】図1に示すように、前記各ソース電極21
    はソース電極パッド(S)に共通接続され、ドレイン電極24はドレイン電極パッド(D)に共通接続されている。 さらに、ゲート電極18はゲート電極パッド(G)
    に共通接続されている。 したがって、第1の実施例に示す半導体装置は、3つのIGBTが並列接続されているとみなせる。

    【0020】図2に示す1つのIGBTユニットにおいて、n型バッファ層13は、ストライプ状のパターンとして配置されている。 すなわち、このn型バッファ層1
    3は、長手方向両端に位置するエッジ部13a、13b
    と、これらエッジ部13a、13bの相互間で直線状の中間部13cとから構成されている。 n型バッファ層1
    3の前記エッジ部13a、13bは、平面から見た形状が半円状で、その曲率半径が、n型バッファ層13の中間部13cの短手方向の長さの1/2より長く設定されている。 すなわち、図3に示す中間部13cでのn型バッファ層13の長さLaに対して、図4に示すエッジ部13bでのn型バッファ層13の曲率半径Lbが、Lb
    >Laに設定されている。

    【0021】尚、p 型ドレイン層14もn型バッファ層13と同様の構成とされている。 しかし、ドレイン層14の形状は、従来と同様の形状としても耐圧に影響はない。

    【0022】また、ゲート電極18は、図2に破線で示すように、細長いリング状とされ、且つ、n型バッファ層13と同様に、長手方向両端部が半円とされ、中間部が直線状とされている。 さらに、ソース層16は、n型バッファ層13のストライプ・パターンの中間部13c
    に沿って配置されている。

    【0023】上記第1の実施例によれば、n型バッファ層13のエッジ部13a、13bは、平面から見た形状が半円状で、その曲率半径がn型バッファ層13の中間部13cの短手方向の長さの1/2より長く設定されている。 したがって、素子がターンオフしている状態において、ソース・ドレイン間に電圧を印加した場合、バッファ層13のエッジ部13a、13bでの電界集中を従来に比べて一層防止することができる。

    【0024】しかも、n型バッファ層13のストライプ・パターンの中間部13cの幅は、エッジ部13a、1
    3bより狭く、ソース層16は、この中間部13cに対応して配置されている。 このため、バッファ層13のエッジ部13a、13bの曲率半径を大きくした場合においても、素子の相互間隔を広げることなくソース層16
    を配置することができる。 したがって、高耐圧でしかも素子面積が小さな高電流のIGBTを得ることができる。

    【0025】(第2の実施例)図5乃至図8は、本発明の第2の実施例を示すものであり、本発明を横型MOS
    FETに適応した例を示している。 図5乃至図8において、図1乃至図4と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。

    【0026】図7、図8において、n型バッファ層13
    の表面領域にはn 型ドレイン層31が形成されている。 図6に示すように、n型バッファ層13は、ストライプ状のパターンとして配置されている。 n型バッファ層13のエッジ部13a、13bは、平面から見た形状が半円状で、その曲率半径がn型バッファ層13の中間部13cの短手方向の長さの1/2より長く設定されている。 すなわち、図7に示す中間部13cでのn型バッファ層13の長さLaに対して、図8に示すエッジ部1
    3bでのn型バッファ層13の曲率半径Lbが、Lb>
    Laに設定されている。

    【0027】尚、n 型ドレイン層31もn型バッファ層13と同様の構成とされている。 しかし、ドレイン層31の形状は、従来と同様の形状としても耐圧に影響はない。 その他の構成は第1の実施例と同様である。

    【0028】第2の実施例によれば、n型バッファ層1
    3のエッジ部13a、13bは、平面から見た形状が半円状で、その曲率半径がn型バッファ層13の中間部1
    3cの短手方向の長さの1/2より長く設定されている。 このため、従来に比べて一層高耐圧で、面積の増大を抑えることが可能なMOSトランジスタを形成できる。

    【0029】(第3の実施例)図9乃至図12は、本発明の第3の実施例を示すものであり、本発明をバイポーラトランジスタに適応した例を示している。 図9乃至図12において、図1乃至図4と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。

    【0030】図11、図12において、n型バッファ層13の表面領域にはn 型コレクタ層41が形成されている。 また、p型ベース層15の内部にはn 型エミッタ層42が形成されている。 さらに、深いp型拡散層1
    9の表面領域には、p 型ベース層43が形成されている。

    【0031】前記n 型コレクタ層41には、例えば第1層のアルミニウム配線(1Al)からなる埋め込みコンタクト44がコンタクトされる。 n 型エミッタ層1
    6及びベース層43には、第1層のアルミニウム配線(1Al)からなる埋め込みコンタクト45及びベース電極46(B)がそれぞれコンタクトされる。 さらに、
    これら埋め込みコンタクト44、45、及びベース電極46の上には絶縁膜47が形成されている。 この絶縁膜47には前記埋め込みコンタクト45を露出する開口4
    7a、及び埋め込みコンタクト44を露出する開口47
    bが形成されている。 絶縁膜47の上には第2層のアルミニウム配線(2Al)からなるエミッタ電極48
    (E)、及びコレクタ電極49(C)が形成される。 このエミッタ電極48は開口47aを介して前記埋め込みコンタクト45に接続され、コレクタ電極49(C)は開口47bを介して前記埋め込みコンタクト44に接続される。

    【0032】図10に示すように、n型バッファ層13
    は、ストライプ状のパターンとして配置されている。 n
    型バッファ層13のエッジ部13a、13bは、平面から見た形状が半円状で、その曲率半径がn型バッファ層13の中間部13cの短手方向の長さの1/2より長く設定されている。 すなわち、図11に示す中間部13c
    でのn型バッファ層13の長さLaに対して、図12に示すエッジ部13bでのn型バッファ層13の曲率半径Lbは、Lb>Laに設定されている。

    【0033】尚、n 型コレクタ層41もn型バッファ層13と同様の構成とされている。 しかし、コレクタ層41の形状は、従来と同様の形状としても耐圧に影響はない。

    【0034】また、図10に示すように、前記エミッタ層42は、前記n型バッファ層13の中間部13cに沿って配置されている。 さらに、図9、図10に示すように、各トランジスタのベース電極46はエミッタ層42
    に沿って形成され、各ベース電極46はベース電極パッドBに共通接続されている。

    【0035】上記第3の実施例によっても、n型バッファ層13のエッジ部は、平面から見た形状が半円状で、
    その曲率半径がn型バッファ層13の中間部13cの短手方向の長さの1/2より長く設定されている。 このため、従来に比べて一層高耐圧で、面積の増大を抑えることが可能なバイポーラトランジスタを形成できる。

    【0036】(第4の実施例)図13乃至図16は本発明の第2の実施例を示すものであり、本発明をダイオードに適応した例を示している。 図13乃至図16において、図1乃至図4と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。

    【0037】図15、図16において、n型バッファ層13の表面領域にはn 型カソード層51が形成されている。 また、p型ベース層15の内部にはp 型アノード層52が形成されている。

    【0038】前記n 型カソード層51には、カソード電極53(C)がコンタクトされる。 また、p 型アノード層52には、アノード電極54(A)がコンタクトされる。

    【0039】図14に示すように、n型バッファ層13
    は、ストライプ状のパターンとして配置されている。 n
    型バッファ層13のエッジ部13a、13bは、平面から見た形状が半円状で、その曲率半径がn型バッファ層13の中間部13cの短手方向の長さの1/2より長く設定されている。 すなわち、図15に示す中間部13c
    でのn型バッファ層13の長さLaに対して、図16に示すエッジ部13bでのn型バッファ層13の曲率半径Lbが、Lb>Laに設定されている。

    【0040】尚、n 型カソード層51もn型バッファ層13と同様の構成とされている。 しかし、カソード層51の形状は、従来と同様の形状としても耐圧に影響はない。

    【0041】第4の実施例によれば、n型バッファ層1
    3のエッジ部13a、13bは、平面から見た形状が半円状で、その曲率半径がn型バッファ層13の中間部1
    3cの短手方向の長さの1/2より長く設定されている。 このため、従来に比べて一層高耐圧で、面積の増大を抑えることが可能なダイオードを形成できる。

    【0042】尚、本発明は、上記第1乃至第4の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において種々変形実施可能なことは勿論である。

    【0043】

    【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
    素子面積の大幅な増大を抑えて高耐圧化することが可能な半導体装置を提供できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の第1の実施例に係り、本発明をIGB
    Tに適用した場合を示す平面図。

    【図2】図1の要部を拡大して示す平面図。

    【図3】図2のIII−III線に沿った断面図。

    【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図。

    【図5】本発明の第2の実施例に係り、本発明をMOS
    FETに適用した場合を示す平面図。

    【図6】図1の要部を拡大して示す平面図。

    【図7】図6のVII−VII線に沿った断面図。

    【図8】図6のVIII−VIII線に沿った断面図。

    【図9】本発明の第3の実施例に係り、本発明をバイポーラトランジスタに適用した場合を示す平面図。

    【図10】図9の要部を拡大して示す平面図。

    【図11】図10のXI−XI線に沿った断面図。

    【図12】図10のXII−XII線に沿った断面図。

    【図13】本発明の第4の実施例に係り、本発明をダイオードに適用した場合を示す平面図。

    【図14】図13の要部を拡大して示す平面図。

    【図15】図14のXV−XV線に沿った断面図。

    【図16】図14のXVI−XVI線に沿った断面図。

    【図17】従来のIGBTを示す平面図。

    【図18】図17のXVIII−XVIII線に沿った断面図。

    【図19】図17のXIX−XIX線に沿った断面図。

    【符号の説明】

    1…誘電体分離基板、 10…支持シリコン基板、 11…n 型高抵抗層、 12…酸化膜、 13…n型バッファ層、 13a、13b…エッジ部、 13c…中間部、 14…p 型ドレイン層、 15…p型ベース層、 16…n 型ソース層、 17…ゲート絶縁膜、 18…ゲート電極、 31…n 型ドレイン層、 41…n 型コレクタ層、 42…n 型エミッタ層、 43…p 型ベース層、 51…n 型カソード層、 52…p 型アノード層。

    フロントページの続き (72)発明者 鈴木 史人 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 5F003 AP01 BA96 BC01 BC02 BC90 5F110 AA04 AA13 BB12 CC02 DD05 DD13 HL03 HM02 HM04 HM12 HM13

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