专利汇可以提供Production of strained rope for reinforcement专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain the rope facilitating an end portion-fixing treatment at a site, having high reliability, capable of enhancing transportation efficiency and useful as a reinforcing material for civil engineering structures, construction structures, etc., by immersing a fiber rope having ring portions at both the ends with a thermosetting resin and subsequently curing the resin.
SOLUTION: This method for producing a strained rope for reinforcement comprises folding back both the end portions of a fiber rope 1 formed from aramide fibers and/or carbon fibers to form ring portions 2, respectively, immersing the fiber rope 1 with a thermosetting resin such as an epoxy resin or an epoxy polyester resin and subsequently curing the resin. After the fiber rope is immersed with the thermosetting resin, jigs 4 for strain are preferably fit into the ring portions 2, followed by curing the resin.
COPYRIGHT: (C)1999,JPO,下面是Production of strained rope for reinforcement专利的具体信息内容。
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木・建築構造物などの補強材として使用される樹脂含浸補強用緊張ロープの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、土木や建築などの分野においては、鉄筋や長繊維補強複合材に緊張を付与し、これをコンクリート製の桁材やスラブなどの補強材として用いる技術が広く採用されている。
【0003】そして、なかでも長繊維補強複合材、具体的には繊維ロープに樹脂を含浸・硬化させた複合材料は、軽量で、耐食性、非電導性および非磁性などのすぐれた特性を有することから、高価格にも係わらず鉄筋に代わる補強材として注目されている。
【0004】しかるに、長繊維補強複合材を使用する場合には、例えば「コンクリートライブラリー」(土木学会発行)第88号、第203頁に記載されているように、使用に先立って、長繊維補強複合材の端部にくさび付きの金具を取付けるか、あるいは樹脂または膨脹セメントにより金具を接合固定して、この金具部分を引っ張ることにより、長繊維補強複合材に対し緊張力を付与する必要がある。 したがって、長繊維補強複合材の使用は、その緊張処理時の端部への金具の定着処理に費用がかかるため、経済的とはいえないのが実情であった。
【0005】また、長大な長繊維補強複合材を現場合わせで使用する場合には、長繊維補強複合材をコイル状に巻いた状態で工場から現場へと輸送する必要があった。
この場合に、熱硬化性樹脂を含浸させた長繊維補強複合材は、樹脂で固定され、硬いものであるため、これをコイル状に巻くことは、複合材自体に欠陥を付与することになり、その結果複合材の引張強度が低下するという不具合が招かれることになる。 そればかりか、長繊維補強複合材をコイル状に巻くためには多大の費用がかかり、
そのコイル状の直径も大きくなるので工場から現場への輸送効率が悪いなどの問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従来技術における問題点の解決を課題として検討した結果達成されたものである。
【0007】したがって、本発明の目的は、柔軟な繊維ロープの状態で現場に運び、現場で端部処理を行うことができ、端部定着処理が容易で信頼性が高く、かつ工場から現場までの輸送が容易な補強用緊張ロープの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明の補強用緊張ロープの製造方法は、繊維ロープの両端部を折り返してそれぞれにリング部を形成し、この繊維ロープに熱硬化性樹脂を含浸後、硬化させることを特徴とする。
【0009】また、本発明の補強用緊張ロープの製造方法においては、熱硬化性樹脂を含浸後、リング部に緊張用治具を取り付け、その後硬化すること、繊維ロープがアラミド繊維および/または炭素繊維から形成されること、繊維ロープが繊維からなる組み紐または撚線から形成されること、リング部を繊維ロープの両端部を折り返して金具でかしめるかまたは薩摩仕上げにより形成すること、および熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂または不飽和ポリエステル樹脂を用いることが好ましい条件であり、これらの条件を採用することにより、一層すぐれた効果の取得を期待することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明の構成について詳述する。
【0011】図1は、本発明の方法により得られた補強用緊張ロープの説明図であり、1は熱硬化性樹脂を含浸・硬化させた繊維ロープ本体、2はこの繊維ロープ1の両端に形成したリング部、3はこのリング部2を形成するための接合部、4は前記リング部2に取付けた緊張用金具(シンプル)、5は引張試験機の金具である。
【0012】この補強用緊張ロープは、まず繊維ロープ1の両端部を折り返して接合部3およびリング部2を形成し、この繊維ロープ1に熱硬化性樹脂を含浸させた後、リング部2に緊張用金具4を取付け、次いで前記熱硬化性樹脂を硬化させることにより、容易に製造することができる。
【0013】すなわち、繊維ロープ1の両端へのリング部2の形成、熱硬化性樹脂の含浸・硬化を現場で行えることから、従来のくさび付き金具の定着や接合による金具の定着などに比較して、現場での端部定着処理が容易で信頼性が高く、かつ繊維ロープ1を熱硬化性樹脂を含浸していない状態、つまり柔軟な繊維ロープをコイル状に巻いて現場まで容易に輸送することが可能となる。
【0014】本発明で使用する繊維ロープを形成する繊維としては、高強度で高弾性率のものが好ましく、具体的にはアラミド繊維、炭素繊維、ガラス繊維、ポリエチレン繊維、結晶性ポリエステル繊維およびPBO繊維などの単独または混合使用が挙げられるが、なかでも耐候・耐熱性にすぐれたアラミド繊維および/または炭素繊維の使用が推奨される。
【0015】これらの繊維からなる繊維ロープの形態としては、この繊維ロープの両端を折り返すことにより安定した形状のリング構造を形成できるものが好ましく、
具体例としては組み紐や撚線などの形態が挙げられる。
【0016】また、繊維ロープの両端部へのリング部の形成方法としては、両端部を折り返して金具でかしめる方法、および組み紐を構成する糸束を互いに差し込むことからなるいわゆる薩摩仕上げ法を挙げることができ、
これにより緊張に十分に耐え得る接合部およびリング部を形成することができる。
【0017】繊維ロープに含浸させる熱硬化性樹脂としては、常温硬化型の樹脂が好ましく使用され、その具体例としてはエポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂およびアクリル系樹脂などが挙げられるが、なかでもエポキシ樹脂または不飽和ポリエステル樹脂の使用が推奨される。
【0018】これら熱硬化性樹脂の繊維ロープに対する含浸量は、繊維ロープ重量の0.5〜5倍程度で十分である。
【0019】繊維ロープのリング部に取付ける緊張用治具の形態としては、シンプルなどが挙げられる。
【0020】熱硬化性樹脂を硬化させる手段としては、
公知の手段を採用することができるが、現場合わせを考慮すると、なかでも室温硬化が好ましい。
【0021】また、熱硬化性樹脂を含浸後、緊張用治具を取り付け、その後硬化することが好ましく、特に、硬化時には繊維ロープに対し軽い緊張を与えながら熱硬化性樹脂を硬化させることが望ましい。
【0022】緊張用治具を介して繊維ロープに必要な緊張力を付与する手段としては、リング部に金属棒を通して引張る方法およびリング部に取付けたシンプルを引張る方法などが挙げられる。
【0023】本発明によれば、繊維ロープの両端へのリング部の形成、熱硬化性樹脂の含浸・硬化をすべて現場合わせで行うことができ、従来のくさび付き金具の定着や接合による金具の定着などに比較して、現場での端部定着処理を容易にかつ高い信頼性のもとで遂行することが可能である。
【0024】また、繊維ロープを熱硬化性樹脂を含浸していない状態で、つまり柔軟でかつ繊維ロープ自体に欠陥を付与する惧れがない状態で、工場から現場まで容易に輸送することが可能であることから、従来に比し輸送効率を著しく高めることができる。
【0025】かくして、本発明の方法により得られた補強用緊張ロープは、土木や建築などの分野におけるコンクリート製の桁材やスラブなどの補強材として有用である。
【0026】
【実施例】以下に実施例により、本発明の効果をさらに説明する。
【0027】アラミド繊維(東レ・デュポン社製“ケブラー129”)の1500d−1000フィラメントを1×7型に組み付けることにより、直径15mm、保証引張強さ14.8トンの組み紐状ロープを作成した。
【0028】このロープ(長さ10m)の両端からそれぞれ10cmの部分を折り返して、同じく長さ20cm
の部分に組み紐を構成する糸束を互いに差し込む薩摩仕上げにより、リング部を形成した。
【0029】このロープについて、引張試験機により引張強さを測定したところ、16.5トンであった。
【0030】一方、上記と同じ仕様のロープの両端に、
上記と同様にリング部を形成し、このロープに対し常温硬化型不飽和ポリエステル樹脂(ダウケミカル社製 #
470−86)100重量部に対し硬化剤(メチルエチルケトンパーオキサイド)1重量部および助触媒(ナフテン酸コバルト)0.5重量部を配合した樹脂組成物を、ロープ重量の2倍量含浸させた。
【0031】次いで、リング部にシンプルを挿入し、ロープに軽く張力を付与した状態で室温にて硬化させた。
【0032】このようにして得られたロープについて、
上記と同様に引張試験機により引張強さを測定したところ、17.2トンであり、破断は両端部の間の母材破壊であった。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の補強用緊張ロープの製造方法は、繊維ロープの両端部を折り返してリング部を形成し、この繊維ロープに熱硬化性樹脂を含浸・硬化する方法であるため、現場での端部定着処理が容易で信頼性が高く、かつ工場から現場までの輸送が容易で輸送効率を高めることができる。
【図1】図1は本発明の方法により得られた補強用緊張ロープの説明図である。
1 熱硬化性樹脂を含浸・硬化させた繊維ロープ本体 2 リング部 3 接合部 4 緊張用治具(シンプル) 5 引張試験機の金具
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