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Pachinko machine

阅读:564发布:2021-05-25

专利汇可以提供Pachinko machine专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To give a strange impression to a player and attract him by showing a random display with dots on a pattern display section during a nongame in a pachinko machine allowing the player to play an advantageous special game when the display mode displayed on the pattern display section becomes a specific display mode.
SOLUTION: A pattern display section 6 is formed with dot matrix LEDs of 16 lines and 24 rows, for example, and a V-pocket is driven and displayed in the prescribed path of the pattern display section 6. The drive display of a pachinko ball related to the V-pocket is started in response to the detection signal of an entry ball detecting switch detecting the ball entering a display drive port 9, and vanes 3, 4 of a winning mechanism are continuously opened and closed when the V-pocket and the pachinko ball are set to the specific positional relation. The pattern display section 6 is set to the attraction mode during a nongame, and a random display with dots is shown on the pattern display section 6. A strange impression is given to a player when he sees this display, and the player is attracted to the pachinko machine.
COPYRIGHT: (C)1998,JPO,下面是Pachinko machine专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 図柄表示部において表示される表示態様が予め定められた特定の表示態様になったことを条件として遊技者に有利な特別遊技を行わせるパチンコ機であって、非遊技中に、前記図柄表示部においてドットを用いたランダム表示を行うものであることを特徴とすることを特徴とするパチンコ機。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、図柄表示装置を有するパチンコ機の改良に関する。

    【0002】

    【従来の技術】パチンコ機の図柄表示装置において、その表示態様が特定の表示態様となった時に可変入賞口を拡開し、拡開中の可変入賞口への入賞球数や可変入賞口の拡開回数を表示するものが、例えば、特開昭61−2
    09681号として知られている。

    【0003】また、特開平2−142580号(昭和6
    3年11月25日出願)には、可変表示部において、電源投入時から遊技者により遊技が始められるまで、文字等の移動表示や動的な図柄(おじきパターン)を表示するパチンコ機が記載されている。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、図柄表示部において表示される表示態様が予め定められた特定の表示態様になったことを条件として遊技者に有利な特別遊技を行わせるパチンコ機にあって、非遊技中、遊技を行おうとする者が奇異な印象を与えられることによって、遊技者を十分引き付けることができるパチンコ機を提供することにある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明のパチンコ機は、
    図柄表示部において表示される表示態様が予め定められた特定の表示態様になったことを条件として遊技者に有利な特別遊技を行わせるパチンコ機であって、非遊技中に、前記図柄表示部においてドットを用いたランダム表示を行うものであることを特徴とする。

    【0006】

    【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。

    【0007】図1は本発明の第1の実施形態におけるパチンコ機の入賞装置(以下、単に入賞装置という)を示す正面図、図2は図1の側断面図である。

    【0008】入賞装置1の中央上部には大入賞口2が設けられ、大入賞口2の左右には条件成立に基づいて羽根開閉用ソレノイドSOL1(図1,図2においては図示せず)で開閉作動される入賞機構としての羽根3,4が設けられると共に、更にその下方にはボックス状のフィールド5を介して、ドットマトリクスLED(16行2
    4列)等によって形成される図柄表示部6が設けられている(図1参照)。

    【0009】大入賞口2には、近接スイッチ等で構成される大入賞口入球検出スイッチ7が設けられ、また、フィールド5の下部を形成する底板8の流下側略中央部には特定入賞口となる表示駆動口9が形成されると共に、
    該表示駆動口9には特定入賞口(表示駆動口9)への入球を検出する入球検出手段としての表示駆動口入球検出スイッチ10が設けられ、底板8の流下側端部には球保留用ソレノイドSOL2の磁励によって駆動される球止め片11の突出するスリット12が形成されている(図2参照)。

    【0010】なお、図1において符号13はフィールド5内に設けられた羽根車、符号14,15,16は各種装飾灯である。

    【0011】図3は本実施形態の制御系要部を示すブロック図であり、大入賞口入球検出スイッチ7および表示駆動口入球検出スイッチ10はラッチ回路14に接続され、フリップフロップ等で構成されるラッチ回路14に各種検出信号が一時記憶されるようになっている。 ラッチ回路14はマイクロプロセッサ(以下、単にCPUという)15の入出回路16に接続され、該CPU15
    によって記憶情況の確認およびリセットが行われる。

    【0012】羽根開閉用ソレノイドSOL1および球保留用ソレノイドSOL2は共にソレノイド駆動回路17
    に接続され、入出力回路16を介して出力されるCPU
    15の指令により、独立して駆動制御されるようになっている。

    【0013】図柄表示部6を形成するドットマトリクスLEDは表示駆動回路18に接続され、入出力回路16
    を介して出力されるCPU15の指令により駆動制御される。

    【0014】CPU15には、更に、後述する表示駆動・判別処理を始めとする各種制御プログラムや図柄表示部6に表示すべき各種表示データ等を記憶したROM1
    9およびCPU15による演算結果やデータの一時記憶等に用いられるRAM20が接続されている。

    【0015】以下、CPU15が所定周期毎に実行する表示駆動・判別処理の要部を示す図4乃至図5のフローチャートを参照して本実施形態の作用を説明する。

    【0016】なお、本実施形態は図柄表示部6の所定径路にVポケット(図6(a)参照)を駆動表示すると共に、表示駆動口9への入球を検出する表示駆動口入球検出スイッチ10からの検出信号に応じて、Vポケットと関連するパチンコ球(図6(a)参照)の駆動表示を開始し、Vポケットとパチンコ球とが特定の位置関係となったとき、即ち、パチンコ球がVポケットに入球したとき、入賞機構となる羽根3,4に作動指令を出力して連続開閉動作を行わせるようにしたものである。

    【0017】表示駆動・判別処理において、CPU15
    は、まず、スキャニングカウンタSCが0であるか否か、即ち、今回の処理がVポケットの表示駆動処理に関するものであるか、あるいは、パチンコ球の表示駆動・
    判別処理に関するものであるかを判別する(ステップS
    1)。

    【0018】電源投入直後の第1回目の処理においては、スキャニングカウンタSCが初期化されて0となっているので、ステップS2に移行し、Vポケットの表示駆動処理を開始する。

    【0019】次に、図6(a)に示されるような図柄表示部6を形成する16行24列のドットマトリクスLE
    DにおいてVポケット表示列を示すカウンタjの値が0
    であるか否かを判別するが(ステップS2)、電源投入直後の第1回目の処理においては、Vポケット表示列を示すカウンタjの値が初期化されて0となっているので、Vポケット駆動インクリメント量αに1をセットし(ステップS3)、Vポケット表示列を示すカウンタj
    をインクリメント量αだけ歩進し(ステップS4)、パチンコ球の表示駆動・判別処理においてセットされるV
    ポケット表示中止フラグF1がセットされているか否かを判別する(ステッブS5)。

    【0020】電源投入直後の第1回目の処理においては、Vポケット表示中止フラグF1が初期化されて0となっているので、予めROM19に記憶されているVポケットデータを読込み、該データを図柄表示部6の16
    行j列に表示する(ステップS6)。

    【0021】なお、VポケットデータはROM19内に、 100001 100001 100001 100001 111111 として記憶され、データ上で1をセットされた位置のL
    EDが点灯されるようになっているが、以下説明の都合上、データの5行1列をVポケットの位置と定義する。

    【0022】現在、Vポケット表示列を示すカウンタj
    の値は1であるから、定義によりVポケットデータは図柄表示部6の16行1列に図6(a)において黒丸で示されるような状態に表示される。

    【0023】このようにして第1回目のVポケット表示駆動処理を終了した後、CPU15はスキャニングカウンタSCを歩進して(ステップS40)、この周期の処理を終了する。

    【0024】なお、スキャニングカウンタSCはオバーフローによるキャリアップを無視する1ビットのレジスタで構成されており、ステップS40の処理を終了した段階では交互に1と0の値を取る。 したがって次周期以降の処理で、CPU15は、ステップS1の判別結果に応じ、ステップS2に続くVポケット表示駆動処理とステップS10に続くパチンコ球表示駆動・判別処理とを交互に実行することとなる。

    【0025】現在、スキャニングカウンタSCの値は1
    となっているから、次周期ではステップS10に続くパチンコ球表示駆動・判別処理処理が実行されるのであるが、Vポケット表示駆動に関する処理を明確にするため、ここでは隔周期毎に実行されるVポケット表示駆動処理、即ち、スキャニングカウンタSCの値が0である場合についてのみ説明する。

    【0026】前述の様にして第1回目のVポケット表示駆動処理を終了したCPU15は次の隔周期において、
    Vポケット表示列を示すカウンタjの値が0であるか否かを判別するが(ステップS2)、該カウンタjの値は歩進されて1となっているため、ステップS7に移行してカウンタjの値が1であるか否かを判別する。 現在j
    =1であるからステップS3に移行し、Vポケット駆動インクリメント量αに1をセットし、Vポケット表示列を示すカウンタjの値をインクリメント量αだけ歩進し(ステップS4)、パチンコ球の表示駆動・判別処理においてセットされるVポケット表示中止フラグF1がセットされているか否かを判別し(ステッブS5)、セットされていなければVポケットデータを図柄表示部6の16行j列に切替表示する(ステップS6)。

    【0027】現在、Vポケット表示列を示すカウンタj
    の値は2であるから、Vポケットデータは図柄表示部6
    の16行2列に表示され、図6(a)において黒丸で示されるような状態から1ドット分右側に移動される。

    【0028】このようにして第2回目のVポケット表示駆動処理を終了したCPU15は次の隔周期において、
    Vポケット表示列を示すカウンタjの値が0であるか否かを判別するが(ステップS2)、この時カウンタjの値は歩進されて2となっているため、ステップS7に移行してカウンタjの値が1であるか否かを判別する。 現在j=2であるからステップS8に移行し、更に、カウンタjの値が19であるか否かを判別する。 j=2であるからステップS4に移行し、Vポケット表示列を示すカウンタjの値を既に設定されたインクリメント量α、
    即ち、1だけ歩進し、パチンコ球の表示駆動・判別処理においてセットされるVポケット表示中止フラグF1がセットされているか否かを判別し(ステップS5)、セットされていなければVポケットデータを図柄表示部6
    の16行j列、即ち、16行3列に切替表示する(ステップS6)。

    【0029】以降の隔周期で実行されるVポケット表示駆動処理では、このVポケット表示駆動処理と交互に実行されるパチンコ球の表示駆動・判別処理においてVポケット表示中止フラグF1がセットされない限り、また、Vポケット表示列を示すカウンタjの値が19にまで歩進されない限り、前述と同様、ステップS2−ステップS7−ステップS8−ステップS4−ステップS5
    −ステップS6−ステップS40の処理が繰返して実行され、この間、Vポケット表示列を示すカウンタjの値がインクリメント量α、即ち、1ずつ順次歩進されるので、Vポケットデータは図6(a)に示されるような図柄表示部6の16行j列において右側に1ドット分ずつ順次表示駆動されることとなる。

    【0030】このような処理が繰返し実行される間にステップS8においてVポケット表示列を示すカウンタj
    の値が19にまで歩進されたことが判別された場合、前回の隔周期で実行されたVポケット表示駆動処理のステップS4において、既に、カウンタjの値が19に達し、かつ、その周期のステップS6で表示切替処理が実行されているので、現在、Vポケットデータは図6
    (a)に示されるような図柄表示部6の16行19列、
    即ち、図柄表示部6の右端に表示されており、Vポケットデータをこれ以上右側に表示駆動させることはできない(図6(a)中斜線を付した丸で示す)。

    【0031】そこで、この周期のVポケット表示駆動処理では、ステップS8でVポケット示列を示すカウンタjの値が19に歩進されたことが判別された後、ステップS9に移行してVポケット駆動インクリント量αを−
    1に再セットし、Vポケット表示列を示すカウンタjの値をインクリメント量α、即ち、−1だけ歩進し(ステップS4)、パチンコ球の表示駆動・判別処理においてセットされるVポケット表示中止フラグF1がセットされているか否かを判別し(ステップS5)、セットされていなければVポケットデータを図柄表示部6の16行j列、即ち、16行18列に切替表示し、左側への移動を開始する(ステップS6)。

    【0032】以降の隔周期で実行されるVポケット表示駆動処理では、このVポケット表示駆動処理と交互に実行されるパチンコ球の表示駆動・判別処理においてVポケット表示中止フラグF1がセットされない限り、また、Vポケット表示列を示すカウンタjの値が1にまで歩進されない限り、前述と同様、ステップS2−ステップS7−ステップS8−ステップS4−ステップS5−
    ステップS6−ステップS40の処理が繰返して実行され、この間、Vポケット表示列を示すカウンタjの値がインクリメント量α、即ち、−1ずつ順次歩進されるので、Vポケットデータは図6(a)に示されるような図柄表示部6の16行j列において左側に1ドット分ずつ順次表示駆動されることとなる。

    【0033】このような処理が繰返し実行される間にステップS7においてVポケット表示列を示すカウンタj
    の値が1にまで歩進されたことが判別された場合、前回の隔周期で実行されたVポケット表示駆動処理のステップS4において、既に、カウンタjの値が1に達し、かつ、その周期のステップS6で表示切替処理が実行されているので、現在、Vポケットデータは図6(a)に示されるような図柄表示部6の16行1列、即ち、図柄表示部6の左端に表示されており、Vポケットデータをこれ以上左側に表示駆動させることはできない。

    【0034】そこで、この周期のVポケット表示駆動処理では、ステップS7でVポケット表示列を示すカウンタjの値が1に歩進されたことが判別された後、ステップS3に移行してVポケット駆動インクリント量αを1
    に再セットし、Vポケット表示列を示すカウンタjの値をインクリメント量α、即ち、1だけ歩進し(ステップS4)、パチンコ球の表示駆動・判別処理においてセットされるVポケット表示中止フラグF1がセットされているか否かを判別し(ステップS5)、セットされていなければVポケットデータを図柄表示部6の16行j
    列、即ち、16行2列に切替表示し右側への移動を開始する(ステップS6)。

    【0035】即ち、スキャニングカウンタSCの値が0
    となる隔周期で実行されるVポケット表示駆動処理は、
    第1図柄を構成するVポケットを図柄表示部6の左端から右端に至る所定径路で常時往復駆動させるものである。

    【0036】次に、スキャニングカウンタSCの値が1
    となる隔周期で実行されるパチンコ球表示駆動・判別処理について説明する。

    【0037】なお、ステップS10に続くパチンコ球表示駆動・判別処理は、表示駆動口9への入球を検出する表示駆動口入球検出スイッチ10からの検出信号に応じて第2図柄を構成するパチンコ球の駆動表示を開始する一方、パチンコ球の駆動終了時において該パチンコ球がVポケットに入球しているか否かを判別し、この判別結果に応じて入賞機構となる羽根3,4に作動指令を出力し、連続開閉動作を行わせるものである。

    【0038】表示駆動・判別処理のステップS1において、スキャニングカウンタSCの値が1であると判別された場合、即ち、パチンコ球表示駆動・判別処理を実行すべき周期であると判別された場合、CPU15はステップS10に移行してラッチ回路14に大入賞口入球記憶ラッチL1がセットされているか否かを判別するが、
    大入賞口入球記憶ラッチL1がセットされていなければ、ステップS12に移行して表示駆動口入球記憶ラッチL2がセットされているか否かを判別する。

    【0039】表示駆動口入球記憶ラッチL2がセットされていなければ、球データ駆動中フラグF2がセットされているか否かを判別し(ステップS16)、球データ駆動中フラグF2がセットされていなければ、更に、羽根連続開閉フラグF3がセットされているか否かを判別し(ステップS29)、羽根連続開閉フラグF3がセットされていなければ、ステップS40に移行してスキャニングカウンタSCを歩進した後この周期の処理を終了し、次周期において、前述したVポケット表示駆動処理を実行する。

    【0040】したがって、ステップS10,ステップS
    12,ステップS16,ステップS29の全てにおいてその判別結果が否である場合、パチンコ球表示駆動・判別処理で実行される処理はステップS40におけるスキャニングカウンタSCの歩進のみであり、このパチンコ球表示駆動・判別処理の合間を縫って隔周期毎に実行されるVポケット表示駆動処理によってVポケットの移動表示が行われるに過ぎない。

    【0041】このような処理が繰返して実行される間に、パチンコ遊技盤上に設けられた図示しない始動口への入賞が検出されると羽根開閉用ソレノイドSOL1が駆動されて羽根3,4が所定時間開放されるので、羽根3,4の開放中に打ち出された打球が大入賞口2に入球する場合がある。

    【0042】大入賞口2に入球した打球は大入賞口入球検出スイッチ7で検出され、該入球検出スイッチ7からの検出信号によってラッチ回路14に大入賞口入球記憶ラッチL1がセットされる。 また、大入賞口2に入球した打球は大入賞口入球検出スイッチ7を通過した後フィールド5に落下して底板8上を転動し、底板8の下流側略中央部に設けられた表示駆動口9に落入して表示駆動口入球検出スイッチ10を作動させ、該入球検出スイッチ10からの検出信号によってラッチ回路14に表示駆動口入球記憶ラッチL2がセットされる。

    【0043】すると、CPU15は、パチンコ球表示駆動・判別処理のステップS10で大入賞口入球記憶ラッチL1のセットを確認し、ステップS11に移行して大入賞口入球記憶ラッチL1をリセットすると共に大入賞口入球回数記憶カウンタC1に1を加えて大入賞口2への入球回数を記憶し、ステップS12に移行して表示駆動口入球記憶ラッチL2のセットを確認し、表示駆動口入球記憶ラッチL2をリセットすると共に球データ表示行を示すカウンタi(初期値0)の値を1歩進して(ステップS13)、予めROM19に記憶されているパチンコ球データを読込み、該データを図柄表示部6のi行12列に表示する(ステップS14)。

    【0044】なお、パチンコ球データはROM19内に、 0110 1111 1111 0110 として記憶され、データ上で1をセットされた位置のL
    EDが点灯されるようになっているが、以下説明の都合上、データの4行2列をパチンコ球データの位置と定義する。

    【0045】現在、パチンコ球表示行を示すカウンタi
    の値は1であるから、前記定義によりパチンコ球データは図柄表示部6の1行12列に表示される。

    【0046】このようにして第1回目のパチンコ球表示処理を実行した後、CPU15は球データ駆動中フラグF2に1をセットし(ステップS15)、スキャニングカウンタSCを歩進して(ステップS40)、この周期の処理を終了する。

    【0047】次の隔周期におけるパチンコ球表示駆動・
    判別処理においても、CPU15は前回と同様に、大入賞口入球記憶ラッチL1がセットされているか否かを判別し(ステップS10)、ラッチL1がセットされていれば、ステップS11に移行して大入賞口入球記憶ラッチL1をリセットすると共に大入賞口入球回数記憶カウンタC1に1を加えて大入賞口2への入球回数を更新記憶する。

    【0048】次に、表示駆動口入球記憶ラッチL2がセットされているか否かを判別するが(ステップS1
    2)、該ラッチL2は前回のパチンコ球表示駆動・判別処理のステップS13でリセットされているため、通常、現段階でセットされていることはなく、更に、ステップS16に移行して球データ駆動中フラグF2がセットされているか否かを判別する。

    【0049】球データ駆動中フラグF2は前回のパチンコ球表示駆動・判別処理のステップS15で既にセットされているので、CPU15はステップS17に移行し、球データ表示行を示すカウンタiの値を1歩進して、パチンコ球データを図柄表示部6のi行12列、即ち、2行12列に切替表示する(ステップS18)。

    【0050】次いで、カウンタiの値が15にまで歩進されているか否かを判別し(ステップS18)、達していなければステップS40に移行してスキャニングカウンタSCを歩進した後この周期の処理を終了する。

    【0051】以降の隔周期で実行されるパチンコ球表示駆動・判別処理では、前述と同様にして、ステップS1
    0−(ステップS11)−ステップS12−ステップS
    16−ステップS17−ステップS18−ステップS1
    9−ステップS40の処理が繰返し実行され、この間、
    球データ表示行を示すカウンタiの値が1ずつ順次歩進されるので、パチンコ球データは図6(a)に示されるような図柄表示部6のi行12列において上方から下方に向けて1ドット分ずつ順次落下表示されることとなる。 なお、図6(a)においては、球データ表示行を示すカウンタiの値が4となって、パチンコ球の全景が図柄表示部6上に表示された状態を黒丸にて示している。

    【0052】このようにして処理が繰返される間にステップS19において球データ表示行を示すカウンタiの値が15にまで歩進されたことが判別された場合、既に、球データはこの周期におけるステップS18の表示切替処理によって図柄表示部6の15行12列、即ち、
    図柄表示部6の下端部に表示されている。

    【0053】そこで、この周期のパチンコ球表示駆動・
    判別処理では、ステップS19で球データ表示行を示すカウンタiの値が15に歩進されたことが判別された後、球データ駆動中フラグF2をリセットし(ステップS20)、図柄表示部6への球データ表示出力をクリアしてパチンコ球の落下表示を停止し(ステップS2
    1)、Vポケットデータ表示列を示すカウンタjの現在値が10であるか否かを判別する(ステップS22)。

    【0054】このとき、Vポケットデータ表示列を示すカウンタjの現在値が10以外のものであれば、図柄表示部6に表示されたVポケットとパチンコ球とが合致する特定の位置関係が成立しないので、ステップ40に移行してスキャニングカウンタSCを歩進してこの周期の処理を終了する。

    【0055】一方、Vポケットデータ表示列を示すカウンタjの現在値が10であれば、Vポケットは図柄表示部6の16行10列に表示されており、15行12列に表示されたパチンコ球と合致した特定の位置関係、即ち、パチンコ球がVポケットに入球した状態を示しているので、ステップS23に移行して、羽根3,4の連続開閉のための処理を実行することとなる。 なお、パチンコ球がVポケットに入球した状態を図6(a)において、白抜きの丸で示す。

    【0056】ステップS23に移行したCPU15は図柄表示部6へのVポケットデータ表示出力をクリアしてVポケットの移動表示を停止した後、大当りを示す文字V(図6(b)参照)を図柄表示部6に表示し(ステップS24)、球保留用ソレノイドSOL2を励磁して底板8の流下側端部に設けられたスリット12から球止め片11を突出させ、後に説明する羽根3,4の連続開閉動作中に大入賞口2を介してフィールド5に落下した打球が連続的に表示駆動口9に落入して表示駆動口入球検出スイッチ10に検出ミスが生じたり、第2図柄であるパチンコ球データの表示処理の開始が入球に対応して実行できなくなったりすることを防止する(ステップS2
    5)。

    【0057】次に、Vポケットへの入賞回数を記憶するVポケット入賞回数記憶カウンタC2に1を加えてVポケットへの入賞が1回行われたことを記憶し(ステップS26)、Vポケット表示中止フラグF1および羽根連続開閉フラグF3に1をセットする(ステップS2
    7)。

    【0058】したがって、該パチンコ球表示駆動・判別処理と交互に実行されるVポケット表示駆動処理のステップS6、即ち、図柄表示部6へのVポケットデータの表示出力切替に関する処理は次周期以降非実行とされ、
    ステップS23でクリアされたVポケットが図柄表示部6上に再度表示されることはない。 次いで、羽根開閉用ソレノイドSOL1を磁励して羽根3,4を開放し大入賞口2への入球を容易な状態とし(ステップS28)、
    スキャニングカウンタSCを歩進した後(ステップS4
    0)、この周期の処理を終了する。

    【0059】以降の隔周期で実行されるパチンコ球表示駆動・判別処理では、ステップS10−(ステップS1
    1)の処理を実行した後、表示駆動口入球検出ラッチL
    2がセットされているか否かを判別するが、前回の隔周期で実行された入球保留処理(ステップS25)によって表示駆動口9への入球が防止されているため、羽根3,4の連続開閉中に表示駆動口9に打球が落入してラッチL2がセットされることはない。

    【0060】よって、CPU15はステップS16に移行して球データ駆動中フラグF2がセットされているか否かを判別する。 パチンコ球の落下表示が完了しVポケットへの入球が確認された現在においては、既に球データ駆動中フラグF2がリセットされているので、次いでステップS29に移行して羽根連続開閉フラグF3がセットされているか否かを判別する。 該フラグF3は前回の隔周期で実行されたパチンコ球表示駆動・判別処理のステップS27において既にセットされているので、C
    PU15はステップS30に移行する。

    【0061】ステップS30に移行したCPU15は羽根開閉用ソレノイドSOL1の磁励を解除して羽根3,
    4を閉じ、羽根開閉回数記憶カウンタC3に1を加えて羽根開閉動作が1回実行されたことを記憶した後(ステップS31)、羽根開閉回数記憶カウンタC3の現在値が8に達しているか否かを判別する(ステップS3
    2)。

    【0062】第1回目の羽根開放動作が完了した現時点においては、カウンタC3の値は1であるから、ステップS33に移行して大入賞口入球回数記憶カウンタC1
    の値が5に達しているか否かを判別する。 カウンタC1
    の値が5に満たなければ、即ち、羽根3,4の連続開閉動作中に大入賞口2に入球した打球の数が5に満たなければ、再度、羽根開閉用ソレノイドSOL1を磁励して羽根3,4を開放し(ステップS34)、スキャニングカウンタSCを歩進して(ステップS40)、この周期の処理を終了する。

    【0063】次の隔周期で実行されるパチンコ球表示駆動・判別処理では、ステップS10−(ステップS1
    1)−ステップS16−ステップS29の処理を実行した後、前回と同様、羽根開閉用ソレノイドSOL1の磁励を解除して羽根3,4を閉じ(ステップS30)、羽根開閉回数記憶カウンタC3に1を加えて羽根開閉動作が更に1回実行されたことを記憶した後(ステップS3
    1)、羽根開閉回数記憶カウンタC3の現在値が8に達しているか否かを判別し(ステップS32)、カウンタC3の値が8に満たなければ、更に、大入賞口入球回数記憶カウンタC1の値が5に達しているか否かを判別し(ステップS33)、カウンタC1の値が5に満たなければ、再度、羽根開閉用ソレノイドSOL1を磁励して羽根3,4を開放し(ステップS34)、スキャニングカウンタSCを歩進して(ステップS40)、この周期の処理を終了する。

    【0064】以降の隔周期では、ステップS32で羽根開閉回数記憶カウンタC3の現在値が8に達するか、もしくは、ステップS33で大入賞口入球回数記憶カウンタC1の値が5に達したことが判別されない限り前述と同様の処理が繰返され、隔周期毎に羽根34の開閉動作が実行されて羽根開閉回数記憶カウンタC3の値が1づつ歩進される。

    【0065】このような処理が繰返し実行される間に、
    ステップS32で羽根開閉回数記憶カウンタC3の現在値が8に達したことが判別された場合、即ち、羽根3,
    4の開閉動作が8回連続して実行された場合と、ステップS33で大入賞口入球回数記憶カウンタC1の値が5
    に達した場合、即ち、羽根3,4の連続開閉動作中に大入賞口2に入球した打球の数が5に達した場合には、ステップS35に移行して球保留用ソレノイドSOL2の磁励を解除してフィールド5の底板8の端部から球止め片11を退避させ、羽根3,4の連続開閉動作中に大入賞口2に入球してフィールド5内に保留されていた打球が表示駆動口9へ落入することを可能とする。 したがって、今回実行された羽根3,4の連続開閉動作中に大入賞口2への入球があった場合には、この時点で表示駆動口入球記憶ラッチL2が再度セットされることとなる。

    【0066】次いで、図柄表示部6へのVデータ表示出力(図6(b)参照)をクリアしてV表示を停止し(ステップS36)、Vポケット表示中止フラグF1をリセットして次周期以降のVポケット表示駆動処理でVポケットの駆動表示切替(ステップS6)を再開させると共に、羽根連続開閉フラグF3をリセットして1回のVポケット入賞による羽根3,4の連続開閉動作が完了したことを示し、羽根3,4の連続開閉動作中に大入賞口2
    に入球した打球数を記憶する大入賞口入球回数記憶カウンタC1をリセットして初期状態に復帰させ、羽根3,
    4の連続開閉動作時における羽根3,4の開閉回数を記憶する羽根開閉回数記憶カウンタC3をリセットして初期状態に復帰させ、表示駆動口9への入球によって図柄表示部6に落下表示される球データの表示行を示すカウンタiの値をリセットして初期状態に復帰させる(ステップS37)。

    【0067】次いで、Vポケットへの入賞回数を記憶するVポケット入賞回数記憶カウンタC2の現在値が8に達しているか否か、即ち、羽根3,4の連続開閉動作中に大入賞口2に入球してフィールド5内に保留された打球によって8回以上のVポケット入賞があったか否かを判別する(ステップS38)。

    【0068】Vポケット入賞回数記憶カウンタC2の現在値が8に達していなければ、スキャニングカウンタS
    Cを歩進して(ステップS40)、この周期の処理を終了する。 なお、前述したように、羽根3,4の連続開閉動作中に入球してフィールド5内に保留された打球があった場合には、ステップS35で球保留用ソレノイドS
    OL2の磁励を解除して球止め片11を退避させた時点でこの打球が表示駆動口9に落入して表示駆動口入球記憶ラッチL2が再セットされるので、次の隔周期におけるパチンコ球表示駆動・判別処理のステップS12で表示駆動口9への入球が検出され、前述したパチンコ球データの落下表示が再び開始されることとなる。

    【0069】一方、ステップS38においてVポケット入賞回数記憶カウンタC2の現在値が8に達している場合、即ち、羽根3,4の連続開閉動作中に入球して保留された打球によって既に8回以上のVポケット入賞があり、羽根3,4の連続開閉動作が8回以上行われた場合には、8回を越えた部分の入賞は無効とされる。 この場合、Vポケット入賞回数記憶カウンタC2をリセットして初期状態に復帰させると共に、ステップS35で球止め片11を退避させた時点で、保留されていた打球の落入によって再セットされた表示駆動口入球記憶ラッチL
    2をリセットし、次の隔周期でパチンコ球データの落下表示が再開されることを禁止し(ステップS39)、スキャニングカウンタSCを歩進してこの周期の処理を終了する。

    【0070】なお、羽根開閉回数記憶カウンタC3に記憶された開閉回数と大入賞口入球回数記憶カウンタC1
    に記憶された入球数は、パチンコ球およびVポケットのデータ表示と干渉しない図柄表示部6の左右位置に、図6(c)に示されるようにして適時可視表示されるようになっている。 図6(d)はドットのランダム表示、図6(e)は図柄表示部6の右から左へと移動表示されるネーミング表示「ミラクルエントランス」の一部を示すもので、共に非遊技中のアトラクトモードで表示される。

    【0071】以上、図柄表示部6の所定径路にVポケットを往復移動表示すると共に、表示駆動口9への入球を検出して、Vポケットと関連するパチンコ球の落下表示を開始し、落下表示されるパチンコ球がVポケットに入賞したとき、入賞機構となる羽根3,4に作動指令を出力して連続開閉動作を行わせるようにした第1の実施形態について説明したが、この実施形態においては図柄表示部6が打球の落入するフィールド5の直下に配設されているため、パチンコ球およびVポケットが単なる図柄表示であるにも関わらず、あたかも、フィールド5からVポケットに向けて実際の打球が落下してゆくような印象を与えることができる。

    【0072】また、第1図柄であるVポケットと第2図柄であるパチンコ球との関係は、パチンコ遊技における入賞口と打球との関係と同様であり、従来のスロットマシン型もしくはルーレット型の入賞装置のように、全く無関係な図柄を組合わせて表示するものに比べ、遊技の趣興がより増大され、遊技者はその表示過程自体をも興味を持って観察することができる。

    【0073】なお、球止め片11には、以下記載の構成,機能を具備させてもよい。 即ち、球止め片11には、羽根3,4の連続開放時の後半において(羽根開閉回数記憶カウンタの値が5以降となったとき)、球保留用ソレノイドSOL2の励磁によりスリット12から突出して、大入賞口に落入したパチンコ球を保留させる。
    この後、球保留用ソレノイドSOL2はタイマー手段により一定時間後非励磁となって、保留していたパチンコ球を解放する構成とする。

    【0074】これにより、大入賞口内に複数個以上のパチンコ球を保留させることが可能となり、この状態において、Vポケットとパチンコ球の図柄の合致した特定の位置関係の成立を遊技者に期待させ、また、更なる連続開閉動作の発生を、羽根の開閉動作終了近くまで遊技者に期待させる。

    【0075】次に、本発明の第2の実施形態について説明する。 図7は本発明の第2の実施形態におけるパチンコ機の入賞装置(以下、単に入賞装置という)を示す正面図、図8は図7の側断面図である。

    【0076】入賞装置100の中央上部には始動口10
    1が設けられ、始動口101の下方左右には、条件成立に基づいて羽根開閉用ソレノイドSOL100で開閉作動される入賞機構としての羽根102,103が備えられている。 符号104は、ドットマトリクスLED等によって形成される図柄表示部105を有するボックス状のフィールドであり、該フィールド104の下部を形成する底板106の流下側略中央部には特定入賞口となる表示駆動口107が形成されると共に、該表示駆動口1
    07の左右には各々入賞口108,109が設けられている(図7参照)。

    【0077】表示駆動口107には特定入賞口(表示駆動口107)への入球を検出する入球検出手段としての表示駆動口入球検出スイッチ110が設けられ、該入球検出スイッチ110の下流側には、表示駆動口107および入賞口108,109に入球した打球を検出する入球検出スイッチ111が設けられている。 また、底板1
    06の流下側端部と表示駆動口107との間には球保留用ソレノイドSOL200によって回転駆動される球止め片112が枢支して設けられている。 この球止め片1
    12は、切欠部113を有する扇状体であって、球保留用ソレノイドSOL200の駆動により、フィールド1
    04内に保留されている打球を1個毎に表示駆動口10
    7に投入するように構成されている(図8参照)。 なお、図7において符号114,115は装飾用の表示灯である。

    【0078】以下、本実施形態における動作の概略について説明する。 まず、パチンコ遊技によって始動口10
    1に打球が入球すると羽根開閉用ソレノイドSOL10
    0が磁励されて羽根102,103が所定時間(0.4
    秒もしくは0.7秒×2回)開放され、フィールド10
    4内への入球が容易な状態となる。

    【0079】この間にフィールド104に入球した打球は、フィールド104の下部を形成する底板106上に落下し、該底板106上を下流側端部に向けて無作為に転動し、表示駆動口107もしくは入賞口108,10
    9に落入する。

    【0080】入賞口108,109に入球した場合は通常の賞球払出し処理が行われる一方、表示駆動口107
    に入球した場合には、表示駆動口入球検出スイッチ11
    0が作動し、該入球検出スイッチ110からの検出信号が図示しない制御装置に入力される。

    【0081】検出信号を入力された制御装置は、ドットマトリクスLED等によって構成される図柄表示部10
    5に、第2図柄であるミサイル116の弾道の駆動表示を開始する(図9(a)参照)。 一方、図柄表示部10
    5上には右から左に向かう所定径路を移動する第1図柄であるUFO117が制御装置によって常時駆動表示されており、入球検出スイッチ110からの検出信号に応じて駆動開始されるミサイル116の弾道交叉点118
    と常時駆動されるUFO117の位置とが一致した場合には、UFO117の落下表示(図9(b)参照)もしくは大当りを示す文字Vの表示が開始される(図9
    (c)参照)。

    【0082】このようにして、第1図柄であるUFO1
    17と第2図柄であるミサイル116とが特定の位置関係となったことが判別されると、羽根開閉用ソレノイドSOL100が所定回数断続的に磁励されて、羽根10
    2,103の連続開閉動作が開始される。

    【0083】また、連続開閉動作中における羽根10
    2,103の開閉回数と、フィールド104への入球数、即ち、入球検出スイッチ111によって検出される入球数とが各々図柄表示部105の左右下方に可視表示される(図9(d)参照)。

    【0084】羽根102,103の開閉動作は最高18
    回連続して行われるが、連続開閉動作中にフィールド1
    04内に10回以上入球した場合には、10回目の入球が検出された時点で羽根102,103の開閉動作が停止される。

    【0085】連続開閉動作終了後、球止め片112によってフィールド104内に保留されていた打球119
    は、球保留用ソレノイドSOL200の磁励による球止め片112の回転動作に伴い、1個毎表示駆動口107
    に投入されて再度ミサイル116の駆動表示が開始され、前述と同様の処理が繰返し実行されることとなる。

    【0086】なお、フィールド104内に保留された打球によってミサイル116の駆動表示が実行されるのは最高8回までであり、保留された打球の数に関わりなくこれ以上の駆動表示は実行されない。

    【0087】図10(a)〜図10(d)は本実施形態において図柄表示部105に表示される第1図柄と第2
    図柄の別のバリエーションを示す図であり、第1図柄としては切れ間120を有する壁121を、また、第2図柄としては風船122を表示するようにしたものである。

    【0088】この場合、第1図柄である壁121が図柄表示部105上の所定径路を左から右に向けて常時駆動表示されると共に、特定の入賞口である表示駆動口10
    7に設けられた入球検出スイッチ110からの検出信号に応じ、図柄表示部105の下方から上方に向けて風船122の駆動表示が開始される(図10(a)参照)。

    【0089】そして、風船122が壁121の切れ間1
    20の間を潜り抜けて通過した場合には、図柄表示部1
    05の上方より大当りを示す文字Vを有する大きな風船123が現れて下方に向けて移動表示され(図10
    (b)参照)、羽根開閉用ソレノイドSOL100が所定回数断続的に励磁されて、羽根102,103の連続開閉動作が開始される。

    【0090】また、連続開閉動作中における羽根10
    2,103の開閉回数と、フィールド104への入球数、即ち、入球検出スイッチ111によって検出される入賞回数とが各々図柄表示部105の左右下方に可視表示される(図10(c)参照)。

    【0091】一方、第1図柄である壁121と第2図柄である風船122とが特定の位置関係とならず、風船1
    22が壁121に衝突した場合には図10(d)に示されるように風船122が破裂して四方に飛散り、特定の位置関係が成立しなかったことを遊技者に可視表示する。

    【0092】図11(a)〜図11(d)は本実施形態において図柄表示部105に表示される第1図柄と第2
    図柄の更に別のバリエーションを示す図であり、第1図柄としてはUFO124を、また、第2図柄としてはレーザー光線125を表示するようにしたものである。

    【0093】この場合、第1図柄であるUFO124が図柄表示部105上の所定径路を左から右に向けて常時駆動表示されると共に、特定の入賞口である表示駆動口107に設けられた入球検出スイッチ110からの検出信号に応じ、図柄表示部105の四方から中心に向けてレーザー光線125の駆動表示が開始される(図11
    (a)参照)。

    【0094】そして、常時駆動されるUFO124にレーザー光線125の照準126が一致した場合には、U
    FO124が四散して分裂し(図11(c)参照)、もしくは、UFO124の外部を構成する外側のLED4
    個が2回点滅し(図11(b)参照)、レーザー光線1
    25の命中を可視表示した後、羽根開閉用ソレノイドS
    OL100が所定回数断続的に磁励されて、羽根10
    2,103の連続開閉動作が開始される。

    【0095】また、連続開閉動作中における羽根10
    2,103の開閉回数と、フィールド104への入球数、即ち、入球検出スイッチ111によって検出される入賞回数とが各々図柄表示部105の左右下方に可視表示される(図11(d)参照)。

    【0096】以上に述べたように、これら第2の実施形態においては、図柄表示部105上の所定径路において常時駆動表示される第1図柄と、特定の入賞口である表示駆動口107に設けられた入球検出スイッチ110からの検出信号に応じて駆動開始される第2図柄との関係を、たとえば、UFOとミサイル等といったように互いに敵対する関係としたので、従来のスロットマシン型もしくはルーレット型の入賞装置のように、全く無関係な図柄を組合わせて表示するものに比べ、遊技の趣興がより増大され、遊技者はその表示過程自体をも興味を持って観察することができる。

    【0097】

    【発明の効果】本発明のパチンコ機によれば、非遊技中、図柄表示部においてドットを用いたランダム表示が行われ、これを視認することで遊技を行おうとする者は奇異な印象を与えられるので、遊技者を十分に引き付けることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の第1の実施形態におけるパチンコ機の入賞装置を示す正面図

    【図2】図1の側断面図

    【図3】第1の実施形態の制御系要部を示すブロック図

    【図4】第1の実施形態の表示駆動・判別処理の要部を示すフローチャート

    【図5】図4のフローチャートのつづき

    【図6】第1の実施形態の図柄表示を示す図

    【図7】本発明の第2の実施形態におけるパチンコ機の入賞装置を示す正面図

    【図8】図7の側断面図

    【図9】第2の実施形態の図柄表示を示す図

    【図10】第2の実施形態の図柄表示の別のバリエーションを示す図

    【図11】第2の実施形態の図柄表示の更に別のバリエーションを示す図

    【符号の説明】

    1 入賞装置 2 大入賞口 3 羽根 4 羽根 5 フィールド 6 図柄表示部 7 大入賞口入球検出スイッチ 8 底板 9 表示駆動口 10 表示駆動口入球検出スイッチ 11 球止め片 12 スリット 13 羽根車 14 ラッチ回路 15 マイクロプロセッサ 16 入出力回路 17 ソレノイド駆動回路 18 表示駆動回路 19 ROM 20 RAM 100 入賞装置 101 始動口 102 羽根 103 羽根 104 フィールド 105 図柄表示部 106 底板 107 表示駆動口 108 入賞口 109 入賞口 110 表示駆動口入球検出スイッチ 111 入球検出スイッチ 112 球止め片 113 切欠部 114 表示灯 115 表示灯 116 弾道 117 UFO 118 弾道交叉点 119 打球 120 切れ間 121 壁 122 風船 123 風船 124 UFO 125 レーザー光線 126 照準 SOL1 羽根開閉用ソレノイド SOL2 球保留用ソレノイド SC スキャニングカウンタ C1 大入賞口入球回数記憶カウンタ C2 Vポケット入賞回数記憶カウンタ C3 羽根開閉回数記憶カウンタ L1 大入賞口入球記憶ラッチ L2 表示駆動口入球記憶ラッチ F1 Vポケット表示中止フラグ F2 球データ駆動中フラグ F3 羽根連続開閉フラグ i 球データ表示行 j Vポケット表示列 α Vポケット駆動インクリメント量 SOL100 羽根開閉用ソレノイド SOL200 球保留用ソレノイド

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