首页 / 专利库 / 软件 / 通配符 / Information registering method and information retrieving method

Information registering method and information retrieving method

阅读:304发布:2021-06-01

专利汇可以提供Information registering method and information retrieving method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To enable flexible retrieval such as wild card retrieval in hash method by performing the retrieval to all hash values belonging to a limited value zone while using a hash function for limiting the value zone of hash values corresponding to the information of keys. SOLUTION: One bit of hash value is allocated to keys A-D as hash function and the function is used for turning a bit field A into '1' when there is A in the key but turning the bit field A into '0' when there is no A. In the case of data registration and completely coincident retrieval, this arithmetic is used for bit fields A-D. Besides, AB* expresses a partial key and a value containing A at one part of key and containing B at one part of key is retrieved. Namely, when A exists, the hash value is from '8' to '15' without fail and when B exists, the hash value is from '4' to '7' or from '12' to '15' without fail. Values '12', '13', '14' and '15' are found by arithmetic for finding the hash values and retrieved from a hash table.,下面是Information registering method and information retrieving method专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】登録語を入力し、 入力された登録語の各文字の出現している位置をハッシュ値として表すハッシュ関数により、入力された登録後の格納すべき位置を算出し、 その算出された位置に入力された登録語を格納することを特徴とする情報登録方法。
  • 【請求項2】前記ハッシュ関数は、入力された登録語の1文字づつを、ハッシユ値の部分領域であるフィールドに対応させて、それぞれ変換することにより、入力された登録語の各文字の出現している位置をハッシユ値として表すことを特徴とする請求項1記載の情報登録方法。
  • 【請求項3】検索すべき語である検索キーを入力し、 入力された検索キーの各文字の出現している位置をハッシュ値として表すハッシュ関数により、入力された検索キーを検索すべき位置を算出し、 その算出された位置に基づいて入力された検索キーを検索することを特徴とする情報検索方法。
  • 【請求項4】前記ハッシュ関数は、入力された検索キーの1文字づつを、ハッシュ値の部分領域であるフィールドに対応させて、それぞれ変換することにより、入力された検索キーの各文字の出現している位置をハッシュ値として表すことを特徴とする請求項3記載の情報検索方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、キーに基づいた検索を行なう検索方法に関し、特にワイルドカード検索、
    部分一致検索等の柔軟な検索の可能な情報登録方法および情報検索方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】キーに基づいた完全一致検索における高速な検索方法としてハッシュ法が良く知られている。 しかし、ハッシュ法では、データ構造上、ワイルドカード検索などの柔軟な検索が困難であるとされ、ハッシュ法に関しては、衝突による検索速度の低下を抑えるために提案されたもの(例えば特開昭63−271525号公報、特開平04−358266号公報など)、ハッシュ法を適用することによって装置の高速化を行うために提案されたもの(例えば特開平05−061910号公報)などが見受けられるものの、部分一致検索に関する提案は全くなされておらず、これまでは、ハッシュ法を用いた検索装置で柔軟な検索を行うためには、全文検索などの他の方法を併用しなければならなかった。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】ハッシュ法では実データの他に、少なくともハッシュ表を必要とする。 ハッシュ表は、キーワードの異なり語数をNとして、おおよそポインタ長*Nの大きさになる。 ここで、部分一致検索のために他の検索方法を併用すると、さらに別途インデックスデータを持つ必要があり、データサイズが非常に大きくなるという欠点がある。 また、実データを直接参照する全文検索方法を併用すれば、余分のインデックスデータは必要ないものの、全データを参照するため、実データのサイズが大きくなると検索速度が非常に遅くなり、実用的な速度が出せないという欠点がある。

    【0004】本発明は、これらの問題を解決するため、
    ハッシュ法において、データ構造の追加や全データの参照を行なわずに、ワイルドカード検索などの柔軟な検索が可能な検索装置を提供することを目的とする。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明に係わる情報登録方法および情報検索方法では、部分一致検索の検索キーを構成する各要素の情報によってハッシュ値の値域を限定するハッシュ関数を用いるようにし、限定された値域に属する全てのハッシュ値に対して検索を行う手段を設ける。 複数のハッシュ値に対する検索は、繰り返し検索を行なうように構成してもよいし、並列計算によって検索を行なうように構成してもよい。

    【0006】

    【作用】データの登録の際に、ハッシュ値がキーを構成する要素に対応した値域内に入ることを保証するハッシュ関数を用いる。 そして、部分一致検索において、部分キーが与えられると、ハッシュ関数が部分キーの構成要素に対応する値域を求める。 続いて、この値域内の全てのハッシュ値を使用して検索する。 この値域外には、与えられた部分キーを含むキーが登録されていないため、
    余分なデータに対して検索を行なう必要がなく、さらにデータ構造の追加も必要としない。 このようにしてハッシュ法において、完全一致検索のみならず、部分一致検索をも実現することが可能になる。

    【0007】すなわち、検索を行なう際にハッシュ表を参照するためのハッシュ値が、たとえば、0〜15であるとき、0〜15の全ての数について検索すれば全レコードが検索できるが、ここで、ハッシュ値の値域をたとえば奇数に限定すれば検索量は半分となる。 このようにハッシュ関数を工夫することにより部分一致検索が可能となる。

    【0008】

    【発明の実施の形態】図1に、本発明のハッシュ検索方法の原理を説明するための簡略化したハッシュ関数の例を示す。 また、図2に、図1のハッシュ関数を用いて検索を行なう例を示す。

    【0009】図1の例では、検索キーを構成する要素がA,B,C,Dからなるものとする。 ハッシュ関数として、A,B,C,Dのそれぞれに対して、ハッシュ値の1ビットを割り当て、キーの要素に「A」がある場合には、ビットフィールドAを1にし、キーの要素に「A」
    がない場合には、ビットフィールドAを0にする関数を用いる。 これは、「A」が存在する場合のハッシュ値が8から15の間の値になり、「A」が存在しない場合のハッシュ値が0から7の間の値に限定されることを意味しており、0と1は逆転していても同様の効果がある。
    また、同様なハッシュ値の値域の限定ができればビット操作である必要はない。 データの登録および完全一致検索では、ビットフィールドA,B,C,Dの全てにこの演算を行い、例えば「ABC」に対するハッシュ値は、
    2進数で1110すなわち14とする。 続いて、図2に示すように、ハッシュ表を参照し、ハッシュ値14に対応する「さしすせそ・・・」というデータが検索される。

    【0010】図1の例で「AB*」は部分キーを表し、
    キーの一部にAが含まれ、かつ、キーの一部にBが含まれるもの全てを検索することを示している。 これは、
    「A」が検索キーに存在し、かつ、「B」が検索キーに存在するという条件であり、図1のハッシュ関数の例では、「A」が存在する場合のハッシュ値が、必ず8から15の間の値になり、「B」が存在する場合のハッシュ値が、必ず4から7の間の値か12から15の間の値のどちらかになるという性質が利用できる。 この2つの条件の論理積をとると、「AB*」に対応するハッシュ値は、12,13,14,15の4つであることがわかる。

    【0011】実際のハッシュ値を求める演算は、確定した「A」および「B」に対するビットフィールド、すなわちビットフィールドAとビットフィールドBを1とし、確定しない要素に対するビットフィールドは0と1
    の全ての組み合わせをとればよい。 この結果、12,1
    3,14,15の4つが求められる。 それぞれについて、図2に示すように、ハッシュ表を参照し、「あいうえお・・・」「かきくけこ・・・」「さしすせそ・・
    ・」「たちつてと・・・」というデータが検索される。

    【0012】以下に、本発明のハッシュ検索方法を電子辞書に適用する実施例を用いた動作を説明する。 図3
    は、本発明のハッシュ検索方法を適用した電子辞書の構成例である。 図4は、本発明のハッシュ検索方法を電子辞書に適用するためのデータ構造の構成例である。 また図5は、動作の概略のフローを示す。

    【0013】図3に示す電子辞書は、表示画面上に各種のデータなどを表示するCRT2lと、前記CRT21
    での表示を制御するCRTドライバ22と、コマンドや文字列、数値などの入を行うキーボード23と、ポインティングデバイスであるマウス24と、ユーザーによるキーボード23やマウス24の操作によって、各種のデータを出力するキーボード/マウスドライバ25と、
    ディスク装置26、ディスク装置ドライバ27、主記憶装置28、CPU(中央処理装置)29とから構成されている。

    【0014】ディスク装置26は、大量のデータを格納するための二次記憶装置であり、後述するチェイン付きインデックスや実データファイルなどが格納されている。 また、ディスク装置26のデータの入出力は、ディスク装置ドライバ27で制御されている。

    【0015】主記憶装置28は、アプリケーションプログラム、及びキーボード23やマウス24から入力された文字や数値などのデータのほか、後述するハッシュ表を格納している。 また、後述するフローチャートを実現するプログラムも格納されている。

    【0016】CPU29は、システム全体の制御を行うと共に、各種の命令に基づいて所定のデータに対する演算処理を行う回路であり、後述のフローチャートに基づいてデータの検索処理を実行する。 実際には、主記憶装置28に格納されているプログラムに従って、CPU2
    9がフローチャートの処理を実行する。 なお、この検索処理を実現するための基本的な構成及び動作は、特開平05−028194号公報などに開示されているものと同様なものである。

    【0017】上記電子辞書におけるデータ構造の概要を図4に示す。 図4のデータ構造は、基本的には、ハッシュ表11、チェイン付きインデックス12、実データファイル13の3つから構成されている。

    【0018】本実施例の電子辞書においては、図4に示すように、通常の見出し語(「a」,「A」など)からの検索に加え、転置キーの設定により単語の語義(「ひとつの」、「イ音」など)や発音のカタカナ表記(「エ」、「ア」など)からの検索を行えるようになっており、このため、キー/レコード数ともに非常に多く、またあるキーに対するレコードも一意ではない。

    【0019】最初に上記電子辞書におけるチェイン付きハッシュ法による検索の基本的な動作について説明する。

    【0020】まず、ハッシュ表11は、検索キーkのハッシュ値h(k)が指すアドレスよりチェイン付きインデックス12へのポインタを、たとえば、3バイトで保持する。 対応するキーが未登録の場合、FFFFFFH
    を保持する。 但し、Hは16進表示を意味する。 つまり、FFFFFFHとは、24ビット全てが“1”であることを表している。

    【0021】次に、チェイン付きインデックス12の詳細を説明する。 チェイン付きインデックス12は、データレコードに一対一で対応する情報を持つインデックスレコードの集合である。 インデックスレコードの構造を図6に示す。 インデックスレコードは、レコードに設定された全てのキーに関するチェインポインタl〜n(C
    ln )と、キー識別子1〜n(KD ln )のペアの並び、及びデータファイルヘのポインタ(データポインタ(DP))を保持している。 なお、キー識別子とは、登録語そのもののコピーである。

    【0022】チェインポインタは、対応するキーに関する次のインデックスレコードへのポインタであり、衝突により同じハッシュ値を持つ登録キーのリスト(データのつながり)が構成される。

    【0023】ここで衝突とは、異なる検索キーがハッシュ関数により同じハッシュ値を持つことを意味する。 この場合の解決策として、本実施例ではチェインポインタを採用している。

    【0024】各リストの先頭はハッシュ表11から直接指されており、衝突がある場合、各ポインタは図7に示すように、次のチェインポインタのアドレスを保持し、
    リストの終端の場合にはnilとして000000Hが格納される。 チェインポインタは、たとえば、3バイトで表現され、000000Hから7FFFFFHの値を取り得る。

    【0025】キ一識別子は、チェインポインタの直後に存在し、入力キーが登録キーに対応するか否か、すなわちハッシュ値の衝突の検出に用いられる。 この実施例におけるキ一識別子の記述ルールを以下に示す。

    【0026】(i)通常の検索キーにおいては、キ一識別子の開始を示す81Hに続いて登録キーの文字列を格納し、続いてキ一識別子の終了を示す82Hを格納する。

    【0027】(ii)登録キーがチェインの直前と同じである場合は省略する。 省略された場合は、キ一識別子のあるべき位置に、次のチェインポインタまたはデリミタが格納されている。 チェインポインタの1バイト目は最大で7FHであり、デリミタはFFHであるため、省略された場合でも、キ一識別子がある場合の81Hとは明白に区別が可能である。

    【0028】このようにキ一識別子を導入することにより、衝突のチェックのために実データを参照する必要がなくなる。 なお、実データにキーワードを格納するフィールドを設け、実データのキーワードフィールドを参照して、衝突のチェックを行うように構成しても構わない。

    【0029】データポインタには、実データにおける実際のデータレコードの先頭を指すアドレスが、デリミタFFHに続けて3バイトで格納されている。 データポインタがFFFFFFHである場合は、データレコードが削除されていることを示す。

    【0030】実データファイル13はデータレコードの集合であり、データレコードは次の形式を持つ。

    【0031】(見出し語)(見出し区切り[NUL
    L])(内容部)(レコード区切り[LF:Line
    Feed]) キー識別子に前述のように80Hが用いられた場合、このデータレコードの見出し語を参照することでキーの識別を行う。 チェイン付インデックスファイルのキー識別子80Hが使用されている場合のみ実データファイルを参照する。

    【0032】実データファイル13(内容部)は、実際の辞書記述部分であるが、この実施例ではキー識別子により検索キーの情報を含まないため、この内部にフィールドなどの概念は不要であり、内容はフラットなテキス卜でよい。 ここでフラットとは、フィールド区切りの記号を含まない文字コードだけからなるデータを意味する。 データレコードは全体でーつのテキストファイルとなる。

    【0033】次に、上述した電子辞書によるデータ検索のアルゴリズムを、図8のフローチヤートを用いて詳細に説明する。

    【0034】まず、初期化(ステップ101)の後、検索キーのハッシュ値hを求め、ハッシュ表の位置hの内容をインデックスポジションipとして読み込む(ステップ102)。 なお、ここで初期化とは、内部で使用するフラグ等を初期化し、また、キー識別子のバッファもクリアすることを意味する。 次に、ip=FFFFFF
    Hであるかどうかを判定する(ステップ103)。 ここで、ip=FFFFFFHであれば未登録キーとわかるので処理を終了する。 また、ip=FFFFFFHでないときは、チェイン付きインデックス12上の位置ip
    から3バイトをチェインポジションcpとしてチェイン付インデックスのファイルから読み込み(ステップ10
    4)、チェインポジションcpの次のバイトの値(キー識別子の格納位置)≧80Hかどうかを判定する(ステップl05)。

    【0035】80H未満またはFFHの場合には、チェインの前のものと同じであるので前のものを使用する。
    また、80H以上の場合には、キーワードを読み込む(ステップ106)。 このようにして衝突の判別を行なう。 次に、krに基づいて現在のインデックスレコードがキーに対応するか否かを判定し(ステップ107)、
    対応するときはチェイン付きインデックス12上のFF
    Hまでスキップし、続く3バイトをデータポインタdp
    として読み込む(ステップ108)。 なお、ステップ1
    07における判定は、ハッシュ値を求めた入力文字列の下位バイトと80Hの論理和を求め、キー識別子と一致するか否かを判別することにより行なう。 続いて、dp
    =FFFFFFHであるかどうかを判定する(ステップl09)。 ここで、dp=FFFFFFHでなければデータレコードは存在するので、データファイル上の位置dpから、データレコードのフォーマットに従い、0A
    H(=LF)までを結果のリストに追加する(ステップ110)。 次に、cp=0かどうかを判定し(ステップ11l)、cp=0であるなら終了、そうでなければチェインが続いているので、ipにcpを代入して(ステップ112)、ステップ104へ戻る。

    【0036】次に上述したようなチェイン付きハッシュ法による検索を行なう電子辞書において、部分一致検索を行なう場合の動作について説明する。

    【0037】本実施例では、キーワードを構成する文字の出現位置(1文字目,2文字目,...)を3で割ったときの剰余と、キーワードを構成する文字のコード(キャラクタコード)を5で割ったときの剰余からハッシュ値を求めるものとする。 具体的には、15ビットのハッシュ値を、nを0以上の整数とした場合の、(3n
    +1)文字目、(3n+2)文字目、(3n+3)文字目の5ビットづつのフィールドに区切り、文字コードをxとして、各5ビットの値を、2を(xmod5)乗したもの(2 xmod5 )の論理和とする。 なお、xmod5
    は、xの5で割ったときの剰余を表すものとする。

    【0038】図9は、この方法によって、文字列「ab
    cd」のハッシュ値を求める例を示す。 完全一致検索およびデータ登録においては、この値をそのままハッシュ値として利用する。

    【0039】図9に示す例においては、1文字目の'
    a'のキャラクタコード61H(16進数)(10進数では97)を5で割った余りが2であるので、2 2 =4
    である。 従って、フィールド1は、00100(2進数)(10進数では4)と元のフィールド1の値000
    00(2進数)との論理和をとり、00100(2進数)となる。 同様に、4文字目の'd'のキャラクタコードが64H(10進数では100)、これを5で割った余りが0であるので2 0 =1である。 従って、000
    01(2進数)とフィールド1(00100)との論理和をとる。 この結果、フィールド1は2進数で0010
    1となる。

    【0040】なお、本実施例では、先に説明したように、図4のチェイン付きインデックス内のチェインポインタに、キーに関する情報を示す識別子を付加し、このキー識別子によって衝突時のチェックを行うものとする。

    【0041】部分一致検索においては、ビットが1になっている部分を1のまま固定し、ビットが0になっている部分を0と1の両方の場合の組合せとして、ハッシュ値の集合を求めて全てについて検索を行う。 文字の出現位置を用いる際には、文字列の開始位置に注意する必要がある。 例えば「*abcd*」という場合には、aの出現位置が、「abcde」などのように(3n+1)
    文字目、「zabcd」などのように(3n+2)文字目、「yzabcd」のように(3n+3)文字目の全ての場合が存在するので、1文字づつずらした3通りのパターンが必要である。

    【0042】ハッシュ関数を用いて部分一致検索を行う場合の、概略フローを図5に示す。

    【0043】先ず、与えられた検索キーのハッシュ値を求め(ステップ151)、ハッシュ表の該当する位置の内容を読み込む(ステップ152)。 ここで、チェインポインタにキー識別子が付加されているときは、このキー識別子に基づいて衝突を検出し (ステップ15
    3)、検索結果を格納する(ステップ154)。 全ハッシュ値の検索が完了するまで、上記ステップ152〜1
    54を繰り返し(ステップ155)、全ハッシュ値の検索が完了したら検索結果を出力表示する(ステップ15
    6)。

    【0044】次に、ハッシュ関数を用いて部分一致検索を行う場合の、詳細なフローを図10に示す。 部分キーが、図9に示すように、「abcd」である場合を例に取り、動作を説明する。 なお、ここでは、ビットが1になっている部分を「固定ビット」、ビットが0になっている部分を「不定ビット」と呼んでいる。

    【0045】S1:まず、部分キーが与えられると、部分キーの文字開始位置を初期化する。 すなわち、文字開始位置をまず(3n+1)文字目とする。 ハッシュ値はnに無関係であるので、n=0,開始位置=1とする。

    【0046】S2:続いて、部分キーにより固定されるビットを算出する。 開始位置が1である場合は、図9に示されるように、フィールド1のビット2、フィールド1のビット0、フィールド2のビット3、フィールド3
    のビット4が固定されるビットである。

    【0047】S3:次に、この固定ビットの列を、固定ビット列リストとして保存する。 これは、文字の開始位置をずらして検索する際に、固定ビットと不定ビットを組み合わせると、既に検索したハッシュ値と同じになる場合があるため、以前に検索した固定ビットの列と比較することによって2度検索する手間を省くためである。

    【0048】S4:次に、不定ビットを初期値として全て1にする。 すなわち、フィールド1のビット2、フィールド1のビット0、フィールド2のビット3、フィールド3のビット4を除く全てのビットを1にする。 以下、不定ビットを、固定ビットのビット数を除いたビット数の一つの数として扱う。 これによって、例えば、1
    5ビットから固定ビットである4ビットを除いた11ビットの0と1の組合せは、0から2047(10進数)
    までの2進数で網羅することができる。

    【0049】S5:不定ビットと固定ビットを連結する。 すなわち、不定ビットを表す2進数に、固定ビットを挟みこむ。 図11に、不定ビットと固定ビットを連結する例を示す。 すなわち、S4または後述するS7bで作成された不定ビット数を、本来のビット位置に置き、
    固定ビットを挿入したものである。

    【0050】S6:連結によって生成されたハッシュ値が、最小値以下になったらS12に飛ぶ。 ここで、検索キーが1文字もないということはあり得ないので、1文字目のフィールドに一つも1になるビットがない状況はあり得ない。 したがって、大きな数値から検索を始めて、1文字目のフィールドが0になった時点を最小値、
    すなわち、ハッシュ値を求める終了条件としている。

    【0051】S7:S3において保存されている一つ前の文字開始位置までの固定ビットリストとハッシュ値を比較し、固定ビットリストの固定ビットと同じビット位置にあるハッシュ値のビットが全て1の場合は、以前に検索したハッシュ値のパターンに含まれるので(S7
    a)、次の不定ビットを求め(S7b)、S5に戻る。
    なお、S7aの判定は、不定ビットの0,1の組合せにより、既に検索した組合せが出現する可能性が有るので、重複して検索しないようにするための判定である。
    またS7bでは、不定ビット列が表す数値から1を減じた値を新たに不定ビット列とする。

    【0052】S8:求めたハッシュ値によりハッシュ表を読み出す。

    【0053】S9:インデックス内に登録語がなければ(S9)、該当するデータレコードがないので、S7b
    と同じ処理で不定ビットを変更して次の不定ビットを求め(S7b)、S5に戻る。

    【0054】S10:キー識別子により、部分キーが含まれるかどうかを比較し、部分文字列が含まれる場合は、検索結果のリストに登録する(S10a)。

    【0055】S11:次のインデックス内の次のチェインポインタヘスキップし、S9へ戻る。

    【0056】S12:文字開始位置を1つずらす。

    【0057】S13:文字開始位置が3以下であれば、
    S2に戻る。 これは、文字開始位置が1,2,3の場合の全てを検索するためである。

    【0058】S14:結果リストに登録された検索結果を表示する。

    【0059】以上の手順で、ハッシュ法においても、部分一致検索が可能になる。 さらに、前方一致検索の場合は、文字開始位置が1の場合のみを検索すればよい。 また、後方一致検索の場合は、図12に示すように、キー識別子による判別を行う際に、後方の文字から行うようにすればよい。 また、前後方一致の場合は、前方一致の部分キーを文字開始位置を1とし、後方一致の部分キーをずらしてハッシュ値を求め、検索すればよい。 同様にしてワイルドカードを*として、「*A*B*」のような柔軟な検索も容易に実現できる。

    【0060】なお、本実施例では、1つ1つのハッシュ値に対して、繰り返し検索を行うように構成しているが、各ハッシュ値を並列計算の可能な計算機を用いて、
    並列に検索しても構わない。

    【0061】

    【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、高速な検索方法でありながら、完全一致検索のみでワイルドカード検索などの柔軟な検索が不可能であったハッシュ法において、データ構造の追加も全データの参照をも行うことなく、部分一致検索が可能になる。 さらに、本発明の検索方法では、前方一致、後方一致、前後方一致、中間一致等の全ての部分一致検索がデータ構造の追加なしに実現できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 部分一致検索の可能なハッシュ関数の例を示す説明図である。

    【図2】 ハッシュ法における部分一致検索の原理を示す例である。

    【図3】 本発明のハッシュ検索方法を適用した電子辞書の構成例を示すブロック図である。

    【図4】 本発明のハッシュ検索方法を電子辞書に適用するためのデータ構造成例を示す説明図である。

    【図5】 本発明のハッシュ検索方法を適用した電子辞書の部分一致検索の概略のフローチャートである。

    【図6】 インデックスレコードの構造を示す図である。

    【図7】 インデックスレコードにおけるチェインポインタのリストを示す図である。

    【図8】 電子辞書によるデータ検索のアルゴリズムを示すフローチャートである。

    【図9】 部分一致検索の可能なハッシュ関数の例を用いてハッシュ値を求める例を示す説明図である。

    【図10】 部分一致検索の実現例を示す詳細なフローチャートである。

    【図11】 部分キーに対応する複数のハッシュ値の中の1つを求める例を示す説明図である。

    【図12】 後方一致検索におけるキー識別方法の例を示す説明図である。

    【符号の説明】

    l1…ハッシュ表、12…チェイン付きインデックス、
    l3…実データファイル、21…CRT、22…CRT
    ドライバ、22…キーボード、24…マウス、15…キーボード/マウスドライバ、26…ディスク装置、27
    …ディスク装置ドライバ、28…主記憶装置、29…C
    PU

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈