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Storage and server provisioning for virtualized and geographically distributed data centers

阅读:901发布:2022-01-05

专利汇可以提供Storage and server provisioning for virtualized and geographically distributed data centers专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a storage and server provisioning for virtualized and geographically distributed data centers, for resource provisioning in a virtualized environment combining server and storage management. SOLUTION: Geographically distributed data centers each of which includes a server and a storage system are in communication with each other. An application is installed on a server at a first data center and accesses a logical unit on a storage system at the first data center. When migration of the application is initiated, it is judged whether or not any of the data centers has server resources and storage resources required to receive migration of the application and a destination data center is selected. The application and a guest operating system are migrated from the first data center to a second virtual machine set up on a second server at the destination data center. If a replica of a LU is not already present at the destination data center, the LU is also replicated. COPYRIGHT: (C)2009,JPO&INPIT,下面是Storage and server provisioning for virtualized and geographically distributed data centers专利的具体信息内容。

  • アプリケーションを移行させる方法であって、
    第1のデータセンタでゲストオペレーティングシステムを実行する第1の仮想マシンをセットアップすることによって第1のサーバにアプリケーションをインストールするステップであって、前記アプリケーションは前記第1のデータセンタで第1の記憶装置システム上の第1の論理ユニット(LU)とアクセスするステップと、
    複数の遠隔データセンタ内の利用可能なリソースを調査することによって移行を開始するするステップと、
    前記複数の遠隔データセンタの中から候補遠隔データセンタを特定するステップと、
    前記候補遠隔データセンタに配置された第2のサーバ上に設置された第2の仮想マシンに前記アプリケーションおよび前記ゲストオペレーティングシステムを移行させるステップと、を含む方法。
  • 前記候補遠隔データセンタを特定するステップは、前記複数の遠隔データセンタのいずれかに既に存在する前記第1のLUの複製があるかどうかを判断するステップと、
    複製がある場合、複製が存在する遠隔データセンタが、アプリケーションの移行のための要件を満たすサーバリソースを有するかどうかを判断するステップと、
    複製が存在する遠隔データセンタが、アプリケーションの移行のための要件を満たすサーバリソースを有する場合、複製が存在する遠隔データセンタを、移行を受けるための候補遠隔データセンタとして特定するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  • 前記候補遠隔データセンタを特定するステップは、前記複数の遠隔データセンタのいずれかに既に存在する前記第1のLUの複製があるかどうかを判断するステップと、
    複製がない場合、遠隔データセンタのいずれかが、アプリケーションの移行のための要件を満たす記憶装置リソースおよびサーバリソースを有するかどうかを判断するステップと、
    前記遠隔データセンタの1つが、アプリケーションの移行のための要件を満たす利用可能な記憶装置リソースおよびサーバリソースを有する場合、遠隔データセンタの1つを、移行を受けるための候補遠隔データセンタとして特定するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  • 前記第1のLUの複製がローカルデータセンタに存在し、アプリケーションの移行のための要件を満たす利用可能なサーバリソースによってアクセス可能であるかどうかを判断することによって、利用可能なリソースのために前記ローカルデータセンタを第1に調査して移行を開始させるステップと、
    第1のLUの複製がローカルデータセンタに存在していない場合、ローカルデータセンタがアプリケーションの移行のための要件を満たす記憶装置リソースおよびサーバリソースを有するかどうかを判断するステップと、
    第1のLUの複製がローカルデータセンタに存在していなく、ローカルデータセンタがアプリケーションの移行のための要件を満たす記憶装置リソースおよびサーバリソースを有していない場合、複数の遠隔データセンタ内の利用可能なリソースを調査するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  • 前記第1のLUを仮想LUとして作り出すステップであって、前記第1の記憶装置システム上の前記仮想LUに記憶されたデータが、前記第1の記憶装置システムによって仮想LUにマッピングする別の記憶装置システム内の実際のLUに記憶され、前記もう一方の記憶装置システムがローカルデータセンタに配置され、実際のLUがそこから構成される物理記憶デバイスにデータを記憶するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  • 前記候補遠隔データセンタを特定するステップは、候補遠隔データセンタの電力消費が特定の制限内にあるかどうかを判断するように、候補遠隔データセンタに対する電力消費情報を調べるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  • 第1のLUの複製が、遠隔コピー機能を使用して候補遠隔データセンタに既に存在していない場合に、第1のLUを候補遠隔データセンタに複製し、それによってアプリケーションがローカルデータセンタで一時停止され、遠隔データセンタで移行させたアプリケーションが一時停止したアプリケーションを引き継ぐために第1のLUの複製を使用することが可能である場合に候補遠隔データセンタでの第1のLUの複製が第1のLUと同期されるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  • 互いに地理的に離れて配置され、それぞれ1つまたは複数のサーバおよび1つまたは複数の記憶装置システムを含み、ネットワークを介して互いに通信している複数のデータセンタと、
    前記第1のデータセンタでその上にインストールされ、前記第1のデータセンタで第1の記憶装置システム上の第1の論理ユニット(LU)にアクセスするアプリケーションを備えたゲストオペレーティングシステムを有する第1のサーバ上で実行する第1の仮想マシンと、を備えた情報システムであって、
    前記アプリケーションの移行が開始すると、前記第1のデータセンタは、前記複数のデータセンタの1つがアプリケーションの移行を受けるのに必要なサーバリソースおよび記憶装置リソースを有するかどうかを判断するように構成され、
    目的地データセンタが、アプリケーションの移行のための要件を満たす1つまたは複数の候補データセンタから選択され、
    前記第1のデータセンタが、アプリケーションおよびゲストオペレーティングシステムを、目的地データセンタで第2のサーバ上にセットアップされた第2の仮想マシンに移行させるように構成された情報システム。
  • 第1のデータセンタは、前記複数のセンタのいずれかに既に存在する前記第1のLUの複製があるかどうかを判断するように構成され、
    複製がある場合、第1のデータセンタは複製が存在するデータセンタが、アプリケーションの移行のための要件を満たすサーバリソースを有するかどうかを判断し、
    複製が存在するデータセンタが、アプリケーションの移行のための要件を満たすサーバリソースを有する場合、第1のデータセンタは前記候補データセンタの1つとして複製が存在するデータセンタを移行を受けるための候補遠隔データセンタとして特定し、
    複製がない場合、第1のデータセンタは、遠隔データセンタのいずれかが、アプリケーションの移行のための要件を満たす記憶装置リソースおよびサーバリソースを有するかどうかを判断するように構成されており、
    前記データセンタの1つが、アプリケーションの移行のための要件を満たす利用可能な記憶装置リソースおよびサーバリソースを有する場合、データセンタの1つが移行を受けるための前記候補データセンタの1つとして特定される、請求項8に記載の情報システム。
  • 前記第1のデータセンタは、第1のデータセンタ上の負荷が第1のデータセンタに対して設定された所定の負荷閾値を超える場合に、アプリケーションの移行を開始するように構成された、請求項8に記載の情報システム。
  • 前記第1のデータセンタは、第1のデータセンタで消費される電力両が第1のデータセンタに対して設定された所定の電力消費閾値を超える場合に、アプリケーションの移行を開始するように構成された、請求項8に記載の情報システム。
  • 前記第1のLUは前記第1の記憶装置システム上に構成された仮想LUであり、前記仮想LUは前記データセンタで第2の記憶装置システム上の実際のLUにマッピングし、
    前記第1の記憶装置システム上の前記仮想LUに記憶されたデータは、前記第1の記憶装置システムによって、データを物理記憶デバイスに記憶する第1のデータセンタ内で第2の記憶システムの実際のLUに記憶される、請求項8に記載の情報システム。
  • 前記第1のデータセンタは、少なくとも部分的に、データセンタに対する電力消費情報を調べて、候補データセンタに対する電力消費が特定の閾値より下であるかどうかを判断することによって、アプリケーションの移行を受けるように候補データセンタを特定するように構成されている、請求項8に記載の情報システム。
  • 前記第1のデータセンタは、遠隔コピー機能を使用して、第1のLUの複製が目的地データセンタに既に存在していない場合に目的地データセンタに第1のLUを複製するように構成されており、それによって目的地データセンタでの第1のLUの複製が第1のLUと同期されて、アプリケーションがローカルデータセンタで一時停止した場合、目的地データセンタで移行されたアプリケーションが一時停止したアプリケーションを引き継ぐ、請求項8に記載の情報システム。
  • 1つまたは複数のローカル記憶装置システムと通信している1つまたは複数のローカルサーバを有するローカルデータセンタと、
    互いおよび前記ローカルデータセンタから地理的に離れて配置された複数の遠隔データセンタであって、それぞれ互いに通信する1つまたは複数の遠隔サーバおよび1つまたは複数の遠隔記憶装置システムを含む遠隔データセンタと、を含む情報システムであって、
    前記ローカルデータセンタおよび前記複数の遠隔データセンタは、ネットワークを介して互いに通信しているシステムであって、
    ゲストオペレーティングシステムが構成され、前記第1のローカルデータセンタで前記第1のローカルサーバ上でその上で動作するアプリケーションを有する第1の仮想マシンであって、前記アプリケーションは前記第1のデータセンタで前記第1のローカル記憶装置システム上の第1の論理ユニットに出入力(I/O)操作を行う第1の仮想マシンを備えたシステムであって、
    前記アプリケーションの移行が開始した場合、前記ローカルデータセンタは、前記ローカルデータセンタがアプリケーションの移行の要件を満たすサーバリソースを有するかどうかを判断するように構成されており、
    前記ローカルデータセンタがアプリケーションの移行の要件を満たすサーバリソースを有していない場合、ローカルデータセンタは、前記複数の遠隔データセンタの1つがアプリケーションの移行の要件を満たすサーバリソースを有するかどうかを判断するように構成され、
    目的地データセンタは、アプリケーションの移行のための要件を満たす1つまたは複数の候補データセンタから選択され、
    前記ローカルデータセンタは、アプリケーションおよびゲストオペレーティングシステムを、目的地データセンタ上に構成された第2の仮想マシンに移行させるように構成された情報システム。
  • ローカルデータセンタは、前記複数のセンタのいずれかに既に存在する前記第1のLUの複製があるかどうかを判断するように構成され、
    複製がある場合、ローカルデータセンタは複製が存在するデータセンタが、アプリケーションの移行のための要件を満たすサーバリソースを有するかどうかを判断し、
    複製が存在するデータセンタが、アプリケーションの移行のための要件を満たすサーバリソースを有する場合、ローカルデータセンタは前記候補データセンタの1つとして複製が存在するデータセンタを、移行を受けるための候補遠隔データセンタとして特定し、
    複製がない場合、ローカルデータセンタは、データセンタのいずれかが、アプリケーションの移行のための要件を満たす記憶装置リソースおよびサーバリソースを有するかどうかを判断するように構成されており、
    前記データセンタの1つが、アプリケーションの移行のための要件を満たす利用可能な記憶装置リソースおよびサーバリソースを有する場合、前記ローカルデータセンタの1つが移行を受けるための前記候補データセンタの1つとして特定する、請求項15に記載の情報システム。
  • ローカルデータセンタで消費される電力量が所定の電力消費閾値を超える場合、またはローカルデータセンタ上の負荷が所定の負荷閾値を超える場合に、前記ローカルデータセンタがアプリケーションの移行を開始するように構成されている、請求項15に記載の情報システム。
  • 前記第1のLUは前記第1の記憶装置システム上に構成された仮想LUであり、前記仮想LUは前記データセンタで第2の記憶装置システム上の実際のLUにマッピングし、
    前記第1のローカル記憶装置システム上の前記仮想LUに記憶されたデータは、データを物理記憶デバイスに記憶するローカルデータセンタ内の第2のローカル記憶装置システム内の実際のLUに前記第1の記憶装置システムによって伝送される、請求項15に記載の情報システム。
  • 前記ローカルデータセンタは、データセンタに対する電力消費情報を調べて、候補データセンタに対する電力消費が特定の閾値より下であるかどうかを判断することによって、アプリケーションの移行を受けるように候補データセンタを特定するように構成されている、請求項15に記載の情報システム。
  • 前記ローカルデータセンタは、遠隔コピー機能を使用して、第1のLUの複製が目的地データセンタに既に存在していない場合に目的地データセンタに第1のLUを複製するように構成されており、それによって目的地データセンタでの第1のLUの複製が第1のLUと同期されて、アプリケーションがローカルデータセンタで一時停止した場合、目的地データセンタで移行されたアプリケーションが一時停止したアプリケーションを引き継ぐように第1のLUの複製を使用する、請求項15に記載の情報システム。
  • 说明书全文

    [0002] 本発明は概して、記憶装置および情報システムに関する。

    [0004] 大企業および他の企業は、事業を行うのに使用する多数のデータセンタを有することができる。 例えば、電話およびインターネット関連サービスを提供するキャリヤは普通、そのサービスエリアをカバーする多数の地理的分散データセンタを有する。 これらの企業は、データセンタでサーバおよび記憶システムを使用して、音声伝送、eメール、インターネットアクセス、メッセージング、ビデオストリーミングなどを含む様々な異なるサービスを運営することができる。 したがって、これらのデータセンタ内のサーバおよび記憶システムなどのリソースの効果的および効率的使用は、これらの企業の上手い運営に必要である。

    [0005] サーバ仮想化は、単一の物理サーバが仮想マシンソフトウェアを使用して複数の仮想サーバ環境を提供することを可能にすることによって、データセンタなどの特定の情報システム配置内のサーバ統合を可能にする技術である。 この技術では、1つまたは複数の物理サーバを、それぞれ異なるサーバ環境で運転する多数の専用物理サーバを有する代わりに、多数の仮想サーバ環境に分割することができる。 サーバ仮想化は、データセンタ内に多数の異なる物理サーバを有する必要性をなくし、それによってサーバ利用可能性を改善しながら、サーバリソースのより効率的な使用を可能にするために使用することができる。 また、サーバ仮想化は、費用全体を減らし、電消費を減らし、サーバプロビジョニング時間を短くし、サーバ管理および運営を集中化し、迅速なサービス展開を助け、災害回復能力を改善させるのを助けることができる。 さらに、仮想化によるサーバ統合に加えて、仮想化によるサーバのクラスタ化はまた、負荷バランシング、高い利用可能性、および災害回復用のデータセンタで一般的になってきている。 クラスタ化により、サーバ上の負荷はより良く分配することができ、利用可能性を改善することができる。

    [0006] しかし、サーバ仮想化管理と記憶仮想化管理の間の調整の問題が現在、地理的に分散されたデータセンタを含む環境でのリソースプロビジョニングに対して存在する。 例えば、サーバ仮想化技術を使用して、ユーザは1つのデータセンタのサーバから別のデータセンタのサーバまでアプリケーションを移行させることができる。 これにより、アプリケーションの観点からの問題が引き起こされない。 というのは、1つのデータセンタのサーバのCPUリソースは普通、別のデータセンタのものと交換可能であるからである。 しかし、アプリケーションによって使用されるデータを含む記憶リソースはまた、移行させたアプリケーションに利用可能にする必要がある。

    [0007] 加えて、サーバ統合が進行するにつれて、データセンタでの特定体積毎の電力消費が大きくなってくる。 CUPチップおよび他の構成部品によって直接消費される電力が問題となってくるだけでなく、サーバ、記憶システムなどに対する冷却要件も問題となってきている。 したがって、電気の費用が、いくつかのデータセンタの運用の合計費用のかなりの部分となるように大きくなってきている。 さらに、許容電力消費率は時に電力供給者との契約によって制限されている。 このようなデータセンタは、特定の制限以上の電力量を使用することを契約では認められていなく、制限を上げることによりデータセンタの月額料金がより高くなることにつながる。 したがって、データセンタオペレータは、アプリケーション利用可能性と電力消費費用の間のトレードオフを監視する必要がある。

    [0008] 関連技術としては、「記憶装置をコンピュータに割り当てるコンピュータシステムおよび方法」という名称のKitamura他の米国特許第6,854,034号が挙げられ、その開示を参照として本明細書に援用する。 しかし、従来技術は、データ複製および電力消費の利用可能性を考慮した、サーバ仮想化管理および記憶仮想化管理を組み合わせたプロビジョニング方法を開示していない。

    [0009] 本発明の目的は、サーバおよび記憶装置管理を組み合わせた仮想化環境でのリソースプロビジョニングを行うことである。

    いくつかの実施形態では、本発明を改善した機能および効率のために地理的に分散させたデータセンタで適用することができる。 本発明のこれらおよび他の特徴および利点は、好ましい実施形態の以下の詳細な説明を鑑みて当業者に明らかになるだろう。

    [0010] 上に与えた一般的な説明、および以下に与える好ましい実施形態の詳細な説明と合わせて、添付の図面は、現時点で考えられる最良の形態の好ましい実施形態の原則を例示および説明するように働く。

    [0030] 本発明の以下の詳細な説明では、開示の一部を形成し、本発明を実施することができる特定の実施形態を限定ではなく、例として示した添付の図面に言及する。 図面では、同様の番号は、いくつかの図全体を通してほぼ同様の構成部品を説明している。 さらに、図面、前述の議論、および以下の説明は例示的および説明的なものであり、あらゆる方法で本発明または本出願の範囲を限定することを意図したものではない。

    [0031] いくつかの実施形態では、本発明はワイドエリアネットワーク(WAN)を介した通信のために動作可能に接続された地理的に分散されたデータセンタに適用される。 各データセンタは、サーバ仮想化技術を使用するサーバグループと、記憶装置仮想化技術を使用する記憶装置グループを備えることができる。 記憶領域ネットワーク(SAN)は、サーバと記憶装置間のデータ伝送、および異なる記憶装置間のデータ伝送を可能にするように各データセンタで実施することができる。 また、ローカルエリアネットワーク(LAN)は、リソース管理を含むあらゆるデータ伝送に使用することができる。 管理ソフトウェアは、構成管理、物理から論理マッピング、パフォーマンス管理、故障管理、および電力消費管理を含む、サーバ仮想化および記憶装置仮想化を管理するために実施される。 加えて、本発明のソフトウェアは、コンピュータ読取可能記憶媒体内で実現することができる。

    [0032] サーバ仮想化は、仮想マシンソフトウェアを使用して、本発明のサーバ内で実施することができる。 仮想マシンソフトウェアの例としては、カリフォルニア州Palo AltoのVMware,Inc. 、およびワシントン州RedmondのMicrosoft Corp. から市販されているMicrosoft Virtual Serverが挙げられる。 1つまたは複数の仮想マシンはホストサーバ上でセットアップすることができ、ゲストオペレーティングシステムは各仮想マシンにインストールすることができる。 サービスを顧客に提供するためなどのアプリケーションはその後、ゲストオペレーティングシステムを使用して、仮想マシン上で運用することができる。 アプリケーションはまた、以下にさらに論じるように、本発明による仮想化記憶装置を使用することもできる。

    [0033] 本発明は、1つのサーバから別のサーバまでの1つまたは複数のアプリケーションの自動および動的移行のための方法を含んでいる。 本発明によるアプリケーションの移行の際、アプリケーションソフトウェアは、好ましくは本サーバ上と同じ設定で運転するように、別個のサーバ上でセットアップされる。 例えば、アプリケーションおよびゲストオペレーティングシステムは、仮想マシンソフトウェアを使用して、遠隔データセンタで目的サーバ上にセットアップすることができる。 移行後のアプリケーションに対する設定は、移行前と同じであるように設定することができ、それによって移行させたアプリケーションを元のアプリケーションが停止した場所で取り上げる(すなわち、開始させる)ことができる。 また、移行を途切れなくするために、元のデータセンタでアプリケーションによって使用されるあらゆる論理ユニットを、目的データセンタに複製し、最新に保持する必要があり、それによって移行させたアプリケーションは、元のアプリケーションが停止された場合、または故障、災害回復などの間に、元のアプリケーションによって行われるサービスを保証することが可能である。

    [0034] いくつかの実施形態では、本発明はサーバ仮想化管理および記憶装置仮想化管理の組合せに適用される。 ゲストOS上でアプリケーションを移行させる場合、適当な候補サーバおよび記憶装置リソースが、データ複製利用可能性、適当なサーバリソース利用可能性、およびインパクト解析に基づき選択される。 記憶装置設定の変更は、サーバ設定の変更に同期される。 また、ゲストOS上でアプリケーションを移行させる場合、適当な候補サーバおよび記憶装置リソースは、電力消費を考慮しながら提供される。 例えば、特定のデータセンタに対する所定の制限内に電力消費が維持される。 さらに、インパクト解析は移行後に行うことができ、移行が電力消費制限を超える場合に通知を送ることができる。

    [0035] データセンタの例示的な構成
    [0036] 図1は、それぞれネットワークゲートウェイ(GW)310、320、330、340、350を介してワイドエリアネットワーク(WAN)210を通して互いに通信するために動作可能に接続された複数のデータセンタ110、120、130、140、150を含む、情報システムの例示的な構成を示している。 ゲートウェイ310、320、330、340、350は、WANネットワークプロトコルを、データセンタ内部での通信のために使用されるローカルエリアネットワーク(LAN)ネットワークプロトコルに変換する。 ゲートウェイ310、320、330、340、350は、WANの効果的な使用のためのデータ圧縮を含む、指定パケット形成および/またはWAN最適化の機能を含むことができる。 例として、WAN210はインターネットであってもよく、LANはローカルイーサネット(登録商標)ネットワークであってもよいが、本発明はあらゆる特定のネットワークタイプに限るものではない。

    [0037] 図2は、サーバ仮想化技術および記憶装置仮想化技術を使用する、データセンタ内部の一般的構成の例を示している。 データセンタ110が例示されており、データセンタ120、130、140、150は同じまたは同様の構成を有することができることが分かるが、データセンタ120、130、140、150の全てが図2に示す構成部品全てを有する必要があるわけではない。

    [0038] データセンタ110では、サーバ仮想化管理サーバ610は、サーバ仮想化マネージャソフトウェア620を使用して、物理サーバからゲストOSへのマッピングを含むサーバ仮想化を管理する。 記憶装置仮想化管理サーバ910は、仮想化マネージャソフトウェア920を使用して、物理記憶装置から論理容量マッピングを含む記憶装置仮想化を管理する。 サーバグループ510は、図3を参照して以下に論じるように、複数の仮想化サーバを備えており、記憶装置グループ810は、図4を参照して以下に論じるように、他の記憶装置システムおよび仮想化記憶装置システムを仮想化する記憶装置システムからなる。 記憶領域ネットワーク(SAN)710は、記憶装置グループ810内の記憶システム間、および/またはサーバグループ510内のサーバと記憶装置グループ810内の記憶装置システムの間でデータ伝送を行う。 ローカルエリアネットワーク(LAN)410は、データの記憶に限らないデータ伝送を行う。 普通の記憶装置システムは、管理の目的でLAN通信インターフェイスを備えている。 記憶装置仮想化マネージャ920は、記憶装置システムを管理および構成するために、LAN410を介して記憶装置グループ810内の記憶装置システムと通信することが可能である。 同様に、サーバ仮想化マネージャ620は、サーバグループ510内のサーバを管理および構成するために、LAN410を介してサーバグループ510と通信することが可能である。

    [0039] データセンタ110内のローカルリソースマネージャ650は、データセンタ内の仮想マシンまたは別のコンピュータまたはサーバ上で運用することができ、サーバリソースおよび記憶装置リソースなどのデータセンタ内部の全てのリソースのリストを維持し、これらのリソースの状態を追跡するプログラムである。 加えて、複数のデータセンタ110、120、130、140、150のうち少なくとも1つのデータセンタは、データセンタ内で仮想マシンまたは別のコンピュータまたはサーバ上で運用することができ、これらの他のデータセンタそれぞれからリソースおよびその状態のリストを収集して、全てのデータセンタ110、120、130、140、150の全てのリソースのリストを作成し、維持するように、各データセンタ110、120、130、140、150で各ローカルリソースマネージャ650と通信するプログラムであるグローバルリソースマネージャ670を備えている。 遠隔データセンタ内の利用可能なリソースの調査に必要な場合に、グローバルリソースマネージャ670にアクセスすることが可能な限り、全てのデータセンタがグローバルリソースマネージャ670を維持するのに必要なわけではない。

    [0040] 図3は、サーバ1000、1100、2000、2100などの複数の物理サーバからなるサーバグループ510の例示的な配置を示している。 各サーバ1000、1100、2000、2100は、サーバハードウェアの上部にあり、ゲストオペレーティングシステム(G−OS)1040、1041、1042、1140、1141、1142、2040用の専用サーバハードウェアをエミュレートする仮想マシン(VM)ハイパーバイザ1030を有する。 ゲストオペレーティングシステムは、様々な異なるアプリケーション(APP)1050、1051、1052、1150、1151、1152、2050がサーバ1000、1100、2000、2100上で同時におよび独立して運用することを可能にするように仮想マシンソフトウェアを通して同時におよびそれぞれ独立して機能することが可能である。 VMマネージャエージェント1060は、各サーバ1000、1100、2000、2100上で構成および状況情報を収集および維持する。 加えて、各サーバは、SAN710およびLANポート1020との通信を可能にしてLAN410との通信を可能にするSANポート1010を備えている。

    [0041] 図4は、記憶装置システム3000および4000などの1つまたは複数の記憶装置システムを備えた記憶装置グループ810を示している。 仮想化を備えた記憶装置システム3000は、1つまたは複数の記憶装置システム4000から物理記憶容量を仮想化する仮想化機能を含む記憶装置システムである。 このような仮想化システムでは、記憶装置システム3000は、仮想容量に対する物理記憶容量がRAIDコントローラ4090などによって記憶デバイス4071上に構成されたLUによって記憶装置システム4000に提供される場合に、これらの実際の容量3074が記憶装置システム3000に提供されているように、明らかな記憶装置リソースとして1つまたは複数の仮想記憶容量(仮想論理ユニット、VLU)3074を提示するように構成されている。 したがって、サーバの視点から、各仮想容量3074は、物理記憶容量が1つまたは複数の記憶装置システム4000で記憶デバイス4071上に実際に配置される場合に、記憶装置システム3000内に配置された物理容量から構成された記憶容量である。

    [0042] 記憶装置システム3000は、記憶装置グループ810内の全ての記憶装置システムの単点管理を行うことが可能であり、効果的な管理スキームを提供し、サーバは遠隔コピー機能および高パフォーマンスキャッシュなどの記憶装置システム3000によって提供される追加機能を使用することが可能である。 記憶装置システム3000は、SANポート3010を介してSAN710上でサーバと通信するホストアダプタ3030を備えている。 仮想化記憶装置アダプタ3075は、記憶装置システム4000との通信を行い、それによって仮想容量3074に記憶されたデータはSANポート3012を介して記憶システム4000上の論理ユニット4070に伝達される。 また、記憶システム3000は、ハードディスクドライブ、固体メモリ、光学ドライブなどの1つまたは複数の記憶デバイス3071を備えることができる。 この実施形態では、1つまたは複数のディスクアダプタ3060は、サーバにローカル論理容量(LU)3070を提供することができる。 しかし、他の実施形態では、記憶装置システム3000は、あらゆる物理記憶デバイス3071を備えておらず、仮想化装置としてのみ働く。

    [0043] LU3070および仮想LU3074は、SCSI(小型コンピュータシステムインターフェイス)プロトコルなどを使用して、サーバから特定される。 各LU3070、3074、4070は、固定バイトブロックで単一の論理連続メモリとして規定されている。 キャッシュ3050、4050は、より優れたパフォーマンスを提供し、また遠隔コピー、スナップショットなどを含む記憶機能にデータ伝送バッファを提供するように、それぞれ記憶デバイス3071、4071内のアクセス遅延から得られるアクセス待ち時間を補償するように提供される。 SAN710と通信するSANポート3012を有する遠隔コピーアダプタ3076は、以下にも論じるように、遠隔コピー機能を行うように記憶装置システム3000内に含まれている。 キャッシュスイッチ3040は、ホストアダプタ3030、キャッシュ3050、ディスクアダプタ3060、仮想化アダプタ3075、および遠隔コピーアダプタ3076を接続させる。 キャッシュスイッチ3040は、記憶装置システム3000に必要なパフォーマンス拡張性を提供する。 サービスプロセッサ(SVP)3080、4080は、それぞれ記憶装置システム3000、4000に管理機能を提供する。 SVP3080はLANポート3020を備えており、SVP4080は、記憶装置仮想化管理サーバ910およびローカルリソースマネージャ650との通信を可能にするようにLAN410に接続されたLANポート4020を備えている。 SVP3080は、それぞれ記憶装置システム3000のそれぞれの機構を管理する、構成マネージャ3500、記憶装置仮想化エージェント3510、遠隔コピーマネージャ3520、障害マネージャ3530、電力マネージャ3540、およびパフォーマンスマネージャ3550を含むいくつかの管理モジュールを実行するために使用される。 同様に、記憶装置システム4000上のSVP4080は、構成マネージャ4500、障害マネージャ4520、電力マネージャ4530、およびパフォーマンスマネージャ4540を実行する。

    [0044] 遠隔コピー(LU複製)
    [0045] 図5は、本発明による遠隔コピー構成の例を示している。 遠隔コピーは、企業記憶装置システム内に組み込まれた一般的な機構であり、第1のデータセンタ内の第1のLUと第2のデータセンタ内の第2のLUの間の複製ペアを作り出すことを必要とする。 正側容量として第1の記憶装置システム内で1つのLUに書き込まれたデータは、第2の容量としてもう一方の記憶装置システム内の第2のLUに複製される。 記憶装置システムは、サーバのいずれかを通してデータを送信する必要なく、遠隔コピー機能を自立的に行うことが可能である。 図5では、データセンタ110での記憶装置システム3000−1上の第1の容量のデータは、WAN210およびGW310、320を介して遠隔コピーアダプタ3076−1、3076−2を使用して、データセンタ120で記憶装置システム3000−2上の第2の容量に複製される。 データセンタ110での災害の場合、記憶装置システム3000−1上の容量3070−1を使用してサーバ1000−1上のアプリケーション1050−1によって行われるサービスは、容量3070−2を使用してサーバ1000−2上のアプリケーション1050−2によってデータセンタ120でサーバ1000−2によって引き継ぐことができる。 このような場合、サーバ仮想化管理サーバ610−1上のサーバ仮想化マネージャ620−1は、VMマネージャエージェント1060−1、1060−2を介したアプリケーション1050−1の移行を示している。 その結果、アプリケーション1050−2はデータセンタ120のサーバ1000−2上で開始される。 論理容量3070が図5で遠隔コピーに対して示されているが、いずれかのデータセンタでの仮想容量3074はまた遠隔コピーに対する複製ペアの一部とすることができることに留意すべきである。 加えて、安全かつ信頼性のある引継ぎのために、アプリケーション移行プロセスおよびデータ複製プロセスは同期すべきである。 この同期は、図13および14を参照して以下にさらに説明する。

    [0046] リソーステーブル
    [0047] いくつかのリソーステーブルは、図6〜12を参照して以下に説明するように、本発明により維持され、使用される。 図6は、情報システム内のサーバ上に情報を含む、サーバリソーステーブル1210の例示的なデータ構造を示している。 サーバリソーステーブル1210は、サーバ識別子(ID)12101、位置フィールド12102、CPUパフォーマンスフィールド12103、メインメモリ容量12104、インターフェイスに対するIPアドレスおよびMACアドレスなどのLAN I/Fパフォーマンスおよびアドレス12105、インターフェイス用WWNを含むSAN I/Fパフォーマンスおよびアドレス12106、接続可能記憶装置システムフィールド12107、およびサーバ用管理ポートのIPアドレス12108を含んでいる。

    [0048] 図7は、サーバ仮想化マネージャ620に使用され、サーバ上の仮想マシンおよびアプリケーションの情報を含む、サーバ仮想化テーブル1220の例示的なデータ構造を示している。 サーバ仮想化テーブル1220は、アプリケーションが使用する、サーバIDフィールド12201、VMハイパーバイザID12202、ハイパーバイザタイプフィールド12203、ゲストOS ID12204、ゲストOSタイプ12205、アプリケーションID12206、アプリケーションタイプ12207、サーバのLAN I/Fのアドレス12208、サーバのSAN I/Fのアドレス12209、およびLU IDフィールド12210を含んでいる。 サーバ仮想化テーブル1220は、ゲストOSをアプリケーションIDおよびLU IDに関連させるように、サーバ仮想化マネージャ620によって使用される。 例えば、ゲストOSが移行されると、正しいLUを接続可能にする、または移行させる必要がある。

    [0049] 図8は、情報システム内の記憶装置システム上に情報を含む記憶装置リソーステーブル1230の例示的なデータ構造を示している。 記憶装置リソーステーブル1230は、記憶装置ID12301、記憶装置システムの位置12302、どのLUがSAN I/Fに接続可能であるかを特定するSAN I/Fパフォーマンス、アドレスおよびパスID12303、キャッシュメモリの容量12304、いくつかのLU12305、合計使用可能容量12306、まだサーバに割り当てられていない合計容量の量である未割当容量12307、および記憶装置システムの管理ポートのIPアドレス12308を含んでいる。

    [0050] 図9は、情報システム内の論理ユニット上に情報を含む記憶装置LUテーブル1240の例示的なデータ構造を示している。 記憶装置LUテーブル1240は、記憶装置ID12401、特定の記憶装置システムによって内部で使用される容量IDであるLU ID12402、パスID12403、ターゲットID12404、SCSI命令内で使用され、LU ID12402とは異なっていてもよい論理ユニット番号(LUN)12405、LUの容量12406、RAIDタイプ、アプリケーション用途などを含むことができるLUタイプ12407、「オンライン」、「障害」または「未割当」などのLUステータス12408、およびLUが仮想化LUであるかどうかを示し、記憶装置IDおよびLU IDを特定することによって、記憶装置システム4000の1つの上のどのLU4070がLUに関連しているかを特定する仮想化LU情報12409を含んでいる。

    [0051] 図10は、データセンタで電力消費を管理するのに使用することができる電力消費管理テーブル1250の例示的データ構造を示している。 電力消費管理テーブル1250は、データセンタID12501、契約に基づいて認められた最大電力消費12502、上限閾値12503、下限閾値12504、およびある期間にわたって測定された平均消費である典型的電力消費12505を含んでいる。 上限閾値12503を超えると、アドミニストレータは電力消費を少なくするように測定を行うべきであり、それによって消費は下限閾値12504以下に落ちる。 例えば、電力消費が上限閾値12503を超えると、1つまたは複数のアプリケーションはローカルデータセンタでの電力消費を少なくするように他のデータセンタに移行させることができる。 また、各データセンタの電力消費レベルがどのデータセンタがアプリケーションの移行を受けるべきであるかを判断するための検討事項である場合に、図10の電力消費テーブル1250は、各データセンタでの十分な電力リソースが図18のステップ6320を行う場合に判断することができる移行アプリケーションに割り当てられるように利用可能であるかどうかを判断するように使用される。

    [0052] 図11は、複製ペアとして論理ユニットを管理するためにローカルおよび遠隔コピー構成を管理するために使用される複製テーブル1260の例示的データ構造を示している。 複製テーブル1260は、以下に論じるように、複製ペアを特定する複製ID12601の入力、正側記憶装置システムを示す正側記憶装置ID12602、正側記憶装置システム上の正側容量のIDを示す正側LU ID12603、副側記憶装置システムを示す副側記憶装置ID12604、正側容量で複製ペアを作り出す副側記憶装置システム上の副側容量を示す副側LU ID12605、および図13に示す段階に対応する複製ステータス12606を含んでいる。 したがって、複製ペアは同じデータセンタで2つの論理ユニット間、および/またはローカルデータセンタの論理ユニットと遠隔データセンタの論理ユニットの間で確立することができる。

    [0053] 図12は、アプリケーションの移行を管理するアプリケーション移行テーブル1270の例示的なデータ構造を示している。 アプリケーション移行テーブル1270は、以下に論じるように、アプリケーション移行ID12701、正側サーバ上で使用される正側アプリケーションID12702、正側サーバID12703、正側データセンタID12704、副側サーバ上で使用される副側アプリケーションID12705、副側サーバID1206、副側データセンタID12707、および図14に示す段階に対応する移行ステータス12708を含んでいる。 例えば、正側サーバがアプリケーションを実行しており、副側サーバがアプリケーションを実行していない場合、「ペア」ステータスは、副側サーバ上のアプリケーションを起動するための構成情報およびキーデータが副側サーバに移行され、それによってアプリケーションは正側サーバ上のアプリケーションの障害がある場合に副側サーバ上で適切に開始および運用することが保証されることを示している。

    [0054] 複製およびアプリケーション移行ステータス図
    [0055] 図13は、複製処理内のステータス遷移の概念図を示している。 遠隔コピーなどの複製は、普通は別の記憶装置システム上で、副側LUに1つの記憶装置システム上の正側LUのデータを複製するように記憶装置システムによって行われる機能である。 例えば、遠隔コピー関係が2つのLUの間で確立される前に、各LUのステータスが単純5000である。 遠隔コピーペアを作り出すために、ペアを形成する正側および副側LUを特定しなければならない。 遠隔コピー関係が2のLUの間で確立されると、初期データコピー5001が開始されて、現時点で正側LU内のデータ全てを副側LUにコピーする。 ペアステータス5002は初期コピー5001が終了した場合に確立され、データの全てのブロックは正側LUと副側LUの間で同一である。 ペアステータス5002の間に、正側LUへの全ての更新I/O操作(すなわち、書き込まれたあらゆる新規データ)は、2つのLUの内容を同一に保持するように副側LUにコピーされる(すなわち、ミラーペア)。 いくつかの場合では、ネットワークリンクがダウンした場合など、ペアステータス5002が一時停止され、複製ペアのステータスが一時停止ステータス5003になる。 一時停止ステータスは、正側LUへの更新I/O操作が副側LUにコピーされないが、差分ビットマップが正側記憶装置システム上で更新された正側LU内のブロックのトラックを保持するように維持されることを意味する。 その後、一時停止ステータス5003からペアステータス5002まで戻るように複製ペアを再同期させるために、差分ビットマップは、差分ビットマップ内に挙げられた更新ブロック全てが副側LUにコピーされた差分コピー段階5004の間に使用される。 差分コピー5004が終了すると、ステータスはペア5002になる。 これらのステータスは、アプリケーションまたは管理サーバから受けた命令に基づき、図5のSVP3080−1、3080−2によって管理されている。

    [0056] 図14は、遠隔コピーに対して上で論じたものと同様のステータスを含む、アプリケーション移行ステータス遷移を示す概念図を示している。 単純ステータス5010は、移行関係のないステータスである。 すなわち、1つのサーバから別のサーバまでのアプリケーションの移行がまだ開始されていない。 例えば、図5に示す構成を参照すると、アプリケーション1050−1がデータセンタ110のサーバ1000−1上で実行されている。 アプリケーション1050−1がデータセンタ120でサーバ1000−2に移行される場合、初期化段階5011の間に、サーバ仮想化マネージャ620−2は移行をサポートするのに必要なサーバリソースを得て、仮想マシンソフトウェアを使用してアプリケーションに対応するゲストOS1040−2をセットアップする。 ゲストOS1040−2がサーバ1000−2上にセットアップされると、ペアステータス5012はアプリケーション1050−2がゲストOS1042−2上に作り出され、操作を引き継ぐために準備されたことを示している。 データセンタ110からデータセンタ120へのデータの引継ぎを行うため、ステータスは一時停止5013に変更される。 副側アプリケーション1050−2は次に、一時アプリケーション1050−1の代わりにクライアントに対するサービスを開始する。 ステータスは、データセンタ110に戻るアプリケーションの移行を行う必要がない場合に、ペアセットアップ5014に変えることができる。

    [0057] サーバ移行および記憶装置遠隔コピー同期
    [0058] アプリケーションが別の位置に移行されると、関連LU内のデータはアプリケーションで複製する必要があり、それによってアプリケーションは移行の後に正確に機能し続けることが可能である。 アプリケーション移行は、サーバ仮想化マネージャ620によって管理され、遠隔コピーは記憶装置仮想化管理サーバ910などのサーバからの命令に基づき、SVP3080によって管理される。 アプリケーションの移行、およびLUのコピーは、データおよび信頼性のある事業連続性を保証するために同期させなければならない。 例えば、LUがペアステータス5002にあると、アプリケーション移行が初期化5011される。 アプリケーションがペアステータス5012になると、アプリケーションを静止させることができ、サービスまたは取引を一時的に停止させ、副側LUの上にあらゆる汚れたページを書き込むこと(差分コピー5004)を意味する。 その後、遠隔コピーは副側LUに対して一時停止5003される、またはLUはちょうど単純5000にされ、それによって副側サーバ(すなわち、目的地サーバ)上のアプリケーションは、一時LU上のあらゆる更新によって影響を受けることなく副側記憶装置上の副側LUのデータを使用することができる。 さらに、アプリケーション操作を元のデータセンタに戻して移行させる必要がある場合、逆複製ペアを確立することができ、それによって副側記憶装置システム上の副側LUは一時LUとなり、前に一時LUであったLUが遠隔コピーを受けるために副側LUとして使用され、それによって初期コピー5001に対する必要がなくなる。

    [0059] アプリケーションを移行させる場合のリソースプロビジョニングプロセス
    [0060] 図15は、1つのサーバから別のサーバまでアプリケーションおよびゲストオペレーティングシステムを移行させるためにリソースをプロビジョニングするプロセスのフローチャートを示している。 図15のプロセスは、1つのアドミニストレータによって手動でトリガすることができる、または自動でトリガすることができ、仮想化マネージャ620、またはデータセンタで実行している他のプログラムとして実行することができる。 例えば、プロセスはローカルデータセンタでの電力消費が電力消費テーブル1250内の上限閾値12503を超えた場合に、アプリケーションを自動的に移行させるようにトリガすることができる。 別のトリガは、アプリケーションのパフォーマンスが高い利用可能性またはミッションクリティカルアプリケーションに必要な所定のレベルより下になる場合であってもよく、それによって1つまたは複数のアプリケーションを遠隔データセンタに移行させることによって、ローカルデータセンタ上の負荷を少なくするために負荷バランシングまたは負荷分配が必要である。 プロセスは、ローカルデータセンタでの障害の場合、アプリケーションを引き継ぐ不測の事態として遠隔データセンタをセットアップするアドミニストレータによって手動でトリガすることができる。 また、ローカルデータセンタ内でのアプリケーションの移行は、新規機器の設置、既存の機器の間の負荷バランシング、電力消費の最適化などの場合に望ましい可能性がある。

    [0061] ステップ6010:図16を参照して以下にさらに説明するように、移行をプロビジョニングするのに必要なリソースが特定される。

    [0062] ステップ6015:必要なリソースが特定されると、図17を参照して以下に説明するように、プロセスはローカルデータセンタ内のリソースを調査する。

    [0063] ステップ6020:所要のリソースがLUの複製なしでローカルデータセンタ内において見つかると、プロセスはステップ6045にスキップする。 一方、LUを複製することなくローカルデータセンタ内に所要のリソースがない場合、プロセスはステップ6025に進む。 例えば、LU複製を避け、移行がローカルデータセンタ内で起こり、それによって移行が単純化されることが望ましい。 したがって、これらの要件を満たすことができるリソースは、アプリケーションを実行し、同じLUを使用することが可能な第2のローカルサーバである。 しかし、このような解決法は、例えば、移行の目的がデータセンタでの電力消費を少なくし、正側サイトの障害に対して保護するために第2のサイトでの冗長性を提供すること、または他のこのような検討事項である場合、特定のリソース要件を満たさない可能性がある。

    [0064] ステップ6025:プロセスは次に、LU複製が行われる場合に、所要のサーバリソースがローカルデータセンタ内で十分であるかどうかを判断する。 LU複製が要件を満たす場合、プロセスはステップ6045に進み、その後、LU複製はステップ6045内で選択された候補を使用して以下のステップ6060で行われる。 例えば、いくつかのデータセンタでは、サーバはその他ではなく、いくつかの記憶装置システム上のLUと通信することが可能である。 したがって、アプリケーションが、負荷バランシングのためなどに、別のサーバからこのサーバに移行される場合、LUを移行させる必要があり、他のサーバはこれらにアクセスすることが可能である。

    [0065] ステップ6030:ローカルデータセンタ内の所要のリソースの調査が、要件を満たすリソースを配置することができなかった場合、図18を参照して以下に説明するように、プロセスは遠隔データセンタ内の所要のリソースに対する調査を開始する。

    [0066] ステップ6035:LU複製(すなわち、遠隔コピー)がローカルデータセンタから1つまたは複数の他のデータセンタまで既に確立された場合、これらの複製LUを有するデータセンタは、アプリケーションの移行のための候補ターゲットである可能性がある。 というのは、LUは移行をサポートするために再び複製する必要がないからである。 したがって、遠隔データセンタがLUの複製を必要とすることなく所要のリソースを有する場合、遠隔データセンタを選択することができ、プロセスはステップ6045に進む。 一方、所要のLUの遠隔コピーがない場合、または遠隔コピーが行われたデータセンタが所要のリソースを有していない場合、プロセスはステップ6040に進む。

    [0067] ステップ6040:複製LUを備えたデータセンタで利用可能な所要のリソースがないが、いくつかの他の遠隔データセンタ上に十分なリソースがある場合、そのデータセンタは候補として選択され、所要のLUを複製する必要があるだろう。 一方、所要のリソースがいかなるデータセンタでも利用可能でない場合、プロセスは終了する。

    [0068] ステップ6045:リソース候補が、要件に従って、また上記検討事項を考慮して選択される。

    [0069] ステップ6050:移行に対する多数の候補がある場合、アドミニストレータはこれらの1つを選択することができる。

    [0070] ステップ6055:プロセスは、選択した候補がLU移行を必要としているかどうかを判断する。 そうである場合、プロセスはステップ6060に進み、ソース記憶装置システムから目的地記憶装置システムまでの移行を行う。 あるいは、プロセスはステップ6065にスキップする。

    [0071] ステップ6065:関連リソーステーブルが更新される。 例えば、サーバ仮想化テーブル1220は少なくとも、アプリケーションが移行された場合に更新する必要がある。 LUが移行された場合、記憶装置LUテーブル1240などの追加のテーブルを更新しなければならない。 移行の実際の状態によって、リソーステーブルのその他を更新する必要があるだろう。

    [0072] 図16は、図15のプロセスのステップ6010で移行を行うために、所要のリソースを特定するプロセスのフローチャートを示している。

    [0073] ステップ6110:プロセスは、移行する特定のアプリケーションを判断し、図7のサーバ仮想化テーブル1220に言及し、アプリケーションに対して入力を配置する。

    [0074] ステップ6115:プロセスは、サーバ仮想化テーブル1220内に挙げられた対応するLU IDを特定し、これらのLUの位置を判断する。

    [0075] 図17は、図15のステップ6015の間に行われるローカルデータセンタ内のリソースを調査するプロセスのフローチャートを示している。

    [0076] ステップ6210:プロセスは、ローカルリソースマネージャ650およびリソーステーブル1210、1220を参照することによって、アプリケーションで使用する必要があるLUの既存の複製があるかどうかをチェックする。

    [0077] ステップ6215:ローカルデータセンタ内に既存の複製LUがある場合、プロセスは図11の複製テーブル1260を使用して既存の複製LUを配置する。 この場合、複製テーブル1260内では、正側記憶装置ID入力12602および副側記憶装置ID入力12604は、ローカルデータセンタ内で両方である記憶装置システムに対するものであり、いくつかの実施形態では、同じ記憶装置システムであってもよい。

    [0078] ステップ6220:プロセスは、図6のサーバリソーステーブル1210、および図7のサーバ仮想化テーブル1220を使用して、ローカルデータセンタ内の複製LUに関連する十分なサーバリソースがあるかどうかをチェックする。 例えば、アプリケーションは特定のレベルのパフォーマンスを必要とし、特定の量の処理能力、メモリ、または他のサーバリソースを必要とする可能性がある。 十分な量のサーバリソースが既存の複製LUへの接続のためにローカルデータセンタ内で利用可能でない場合、プロセスはその後ステップ6225に進む、あるいは、プロセスはステップ6235に進む。

    [0079] ステップ6225:プロセスは、既存の複製LUに関連する十分なサーバリソースがないことを報告し、それによってアドミニストレータは既存の複製LUリソースを利用するように、サーバ構成を変更する機会を有する。 複製LUはかなりの量の時間をとる可能性があるので、いくつかの例では、アドミニストレータがサーバリソースを代わりに解放することが望ましい可能性がある。 アドミニストレータが十分なサーバリソースを解放することが可能である場合、プロセスはその後ステップ6235に進み、あるいはアドミニストレータが必要でない場合、またはアドミニストレータが十分なサーバリソースを解放することが可能でない場合、プロセスはステップ6230に続く。

    [0080] ステップ6230:プロセスは、ローカルデータセンタ内で十分な所要のサーバリソースに接続可能である十分な未割当LUリソースがあるかどうかをチェックする。 例えば、特定量の記憶容量は普通、アプリケーションがそのデータを実行および維持するのに必要である。 これらの要件は、アプリケーションによって変わる。

    [0081] ステップ6232:プロセスは、関連LUの複製を受けるのに使用することができるローカルデータセンタ内に候補未割当LUを配置する。

    [0082] ステップ6234:プロセスは、十分なサーバリソースがこれらの候補LUに接続可能であることをチェックする。

    [0083] ステップ6235:十分なサーバおよび記憶装置リソースがローカル記憶装置システム内に配置されている場合、プロセスは移行の候補ターゲットとして配置したリソースを報告する。

    [0084] ステップ6240:一方、十分なサーバまたは記憶装置リソースをローカルデータセンタ内に配置することができない場合、プロセスはローカルデータセンタ内に移行候補ターゲットがないことを報告する。

    [0085] 図18は、遠隔データセンタ内のリソースを調査するプロセスを示すフローチャートを示している。 いくつかの例では、移行の要件の1つは、ローカルデータセンタでの電力消費を少なくする、負荷バランシングをする、災害回復の準備をするためなどに、遠隔データセンタに対して移行を行うということである。 したがって、これらの状況では、プロセスはローカルデータセンタ内に要件を満たすあらゆるリソースを配置することが可能ではなく、遠隔データセンタ内の利用可能なリソースを調査するだろう。

    [0086] ステップ6310:プロセスは、グローバルリソースマネージャ670を参照することによって、遠隔データセンタのいずれかで定位置に既に移行されるアプリケーションが必要とするLUのあらゆる既存の複製があるかどうかをチェックする。

    [0087] ステップ6315:プロセスは、図11の遠隔コピーテーブル1260を使用して既存の複製LUを配置する。

    [0088] ステップ6320:プロセスは、図7のサーバ仮想化テーブル1220、および図6のサーバリソーステーブル1210を参照することによって、これらの既存の複製LUに接続可能である遠隔データセンタ内で利用可能な十分なサーバリソースがあるかどうかをチェックする。 十分なサーバリソースをチェックするこのステップの間、プロセスはまた、十分な処理能力およびメモリをチェックすることに加えて、電力消費および負荷バランシングを含む、移行の特定の要件をチェックすることができる。 例えば、ローカルデータセンタでの電力消費を少なくするように移行する場合、遠隔データセンタがその電力消費制限を超えさせないようにすることが望ましい。 したがって、プロセスは電力消費テーブル1250に言及して、既存の複数LUを有する遠隔データセンタに対する入力を配置することができる。 典型的な電力消費入力12505が下限閾値12504より下である場合、遠隔データセンタはアプリケーションの移行を受ける優れた候補である。 一方、典型的な電力消費12505が下限閾値12504の近く、またはそれ以上である場合、遠隔データセンタは移行を受ける優れた候補ではない。 さらに、別の国に配置されたデータセンタと比較した場合、電力は1つの国に配置されたデータセンタでかなり高価ではなくなる可能性がある。 したがって、利用可能なリソースを調査する場合に、電力費用の検討事項もサーバリソース要件に加えられる可能性がある。

    [0089] 同様に、負荷バランシングに関して、プロセスは遠隔データセンタが、アプリケーションに対する特定のパフォーマンス要件を満たすのに十分な利用可能な帯域幅および処理能力を有するかどうかを判断することができる。 所要の帯域幅および処理能力がその遠隔データセンタで利用可能でない場合、遠隔データセンタは移行させたアプリケーションを受けるための優れた候補である。 図19は、データセンタ間の負荷バランシングを管理するのに使用することができる例示的なサーバリソース消費テーブル1280を示している。 図示した例では、サーバリソース消費テーブル1280は、各データセンタ用のアイドルサーバの所定の閾値数を示している。 サーバリソース消費テーブル1280は、データセンタID12801に対する入力、アイドルサーバの上限閾値12802およびアイドルサーバの下限閾値12803、およびアイドルサーバの現在の割合12804を含んでいる。 下限CPU負荷を有するデータセンタ内のサーバは、「アイドル」と分類することができる。 例えば、特定の期間にわたって測定されるようにサーバのCPUが、5〜10パーセントなどの特定の割合の時間より少ない使用である場合、そのサーバはアイドルとして分類することができる。 多くのオペレーティングシステムは今日、サーバ上のCPU負荷を測定する機能を有する。 したがって、ローカルリソースマネージャ650は、データセンタ内でどれだけ多くのサーバがアイドルとして現在分類することができるかを判断し、これをグローバルリソースマネージャ670に報告することが可能である。 その後、サーバリソース消費テーブル1280を参照することによって、プロセスはデータセンタが十分なサーバリソースを有するかどうかを検討する場合に、サーバ負荷を考慮することが可能である。 さらに、アプリケーションは、現在のデータセンタ内のアイドルサーバの現在の割合が下限閾値12803より下になった場合に、上限閾値12802より大きいアイドルサーバ12804の現在の割合を有する別のデータセンタに移行することができる。 例えば図19では、データセンタ1内のアイドルサーバ12804の現在の割合は2パーセントであり、データセンタ2の割合は25パーセントである。 したがって、プロセスは、データセンタ1でのアイドルサーバの現在の割合が上限閾値12802を通過するまで、自動的にデータセンタ1からデータセンタ2までアプリケーションを移行させようと試みる可能性がある。

    [0090] これは、本発明によるデータセンタ間で起こる可能性がある負荷バランシングの一例である。 図6では、CPU負荷以外に、メモリ、LAN I/F(ネットワーク帯域幅)、SAN I/F(記憶装置アクセス帯域幅)などの他の規定されたサーバリソースがある。 これらのリソースはまた、統合したリソースのどの割合が特定のデータセンタで使用されているかを計算することなどにより、データセンタの負荷を判断する場合に考慮することもできる。

    [0091] ステップ6325:複製LUを既に有する遠隔データセンタのリソースが不十分である場合、プロセスは複製LUに関連するサーバリソースが不十分であり、それによってアドミニストレータが既存の複製LUリソースを利用するようにサーバ構成を変更する機会を有することを報告する。 複製LUはかなりの時間をとる可能性があるので、いくつかの例では、遠隔データセンタでアドミニストレータが代わりにサーバリソースを解放することが望ましい可能性がある。 アドミニストレータが十分なサーバリソースを解放することができない場合、プロセスはステップ6335に進み、あるいは、アドミニストレータが必要ない場合、またはアドミニストレータが十分なサーバリソースを解放することができない場合、プロセスはステップ6330に進む。

    [0092] ステップ6330:プロセスは、遠隔データセンタのいずれかで未割当LUリソースに関連する十分なサーバリソースがあるかどうかを判断する。 プロセスはまた、遠隔データセンタが、電力消費、負荷バランシング、パフォーマンスなどの、上に論じたような移行のための他の要件を満たすかどうかチェックする。

    [0093] ステップ6332:プロセスは、関連LUの複製を受けるのに使用することができる遠隔データセンタの1つまたは複数内に候補未割当LUを配置する。

    [0094] ステップ6334:プロセスは、適用可能なような、電力消費、負荷バランシングなどを含む、移行用の要件を考慮して、十分なサーバリソースがこれらの候補LUに接続可能であることをチェックする。

    [0095] ステップ6335:プロセスは、図15のステップ6040および6045内で移行ターゲット候補としてこれらのLUおよびサーバリソースを報告する。

    [0096] ステップ6340:一方、要件に一致するリソースが遠隔データセンタのいずれにも配置されていない場合、プロセスはアプリケーションの移行をサポートするのに利用可能なリソースが十分ない反応を戻す。

    [0097] 前述のことから、本発明はサーバ仮想化技術および記憶装置仮想化技術を使用して情報技術インフラで、特に地理的に分散させてデータセンタを組み込んだアーキテクチャで、使用することができることが明らかである。 本発明は、複数のデータセンタでの様々な状態を考慮するように、アプリケーションおよびゲストオペレーティングシステムを自動的および動的に移行させることが可能である。 本発明は、処理リソースおよびデータ容量リソースだけでなく、データ複製利用可能性、電力消費、パフォーマンス、負荷バランシングなどを考慮することが可能であり、それによって効果的および動的な情報システムインフラをローカルおよび遠隔データセンタ上で達成することができる。

    [0098] したがって、本発明は、様々な検討事項を満たすために、複数のデータセンタの間でアプリケーション、オペレーティングシステム、および関連データ容量を動的に移行させることが可能であることが分かるだろう。 さらに、特定の実施形態を本明細書で例示および記載したが、当業者は同じ目的を達成するために計算されるあらゆる配置を開示した特定の実施形態に置き換えることができることが分かるだろう。 本開示は、本発明のあらゆるおよび全ての応用形態または変更形態を含むことを意図しており、上の記載は制限的なものではなく、例示的なものとして行ったことを理解するものとする。 したがって、本発明の範囲は、頭記の特許請求の範囲を参照してこのような特許請求の範囲が与えられる相当物の全範囲と共に適切に判断させるべきものである。

    [0011]本発明で実行することができる、地理的に分散されたデータセンタの配置の例を示す図である。

    [0012]本発明で実行することができる、データセンタの例示的な構成を示す図である。

    [0013]サーバグループの例示的な構成を示す図である。

    [0014]記憶装置グループの例示的な構成を示す図である。

    [0015]2つのデータセンタ間の例示的な遠隔コピー構成を示す図である。

    [0016]本発明のサーバリソーステーブルの例示的なデータ構造を示す図である。

    [0017]本発明のサーバ仮想化テーブルの例示的なデータ構造を示す図である。

    [0018]本発明の記憶リソーステーブルの例示的なデータ構造を示す図である。

    [0019]本発明の記憶論理ユニットテーブルの例示的なデータ構造を示す図である。

    [0020]本発明の電力消費テーブルの例示的なデータ構造を示す図である。

    [0021]本発明の遠隔コピーテーブルの例示的なデータ構造を示す図である。

    [0022]本発明のアプリケーション移行テーブルの例示的なデータ構造を示す図である。

    [0023]遠隔コピー状態移行の例示的な構成を示す図である。

    [0024]アプリケーション移行状態移行の例示的な構成を示す図である。

    [0025]本発明によるリソースをプロビジョニングする例示的なプロセスを示す図である。

    [0026]プロビジョニングに必要なリソースを特定する例示的なプロセスを示す図である。

    [0027]ローカルデータセンタ内の所要のリソースの調査のための例示的なプロセスを示す図である。

    [0028]遠隔データセンタ内の所要のリソースの調査のための例示的なプロセスを示す図である。

    [0029]本発明のサーバリソース消費テーブルの例示的なデータ構造を示す図である。

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