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Traversal design support system in screen layout

阅读:288发布:2024-02-25

专利汇可以提供Traversal design support system in screen layout专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To efficiently design a screen layout which application software displays by simultaneously setting the primary display specification of plural layout constitution elements and secondary and subsequent shift specification and freely displaying a temporary screen layout in the middle of design.
SOLUTION: An operation event control part 6 sets the plural groups of attribute elements being the primary display specification of the layout constitution elements. A shift group editing part 8 sets the order of the groups of the attribute elements being secondary shift specification and a chance. Thus, attribute information of the plural layout constitution elements are set by the operation event control part 6 and the shift group editing part 8, and a screen control part 7 displays the plural layout constitution elements by using attribute information in the middle of design so as to simulatively shift the state. Then, the shift group editing part 8 changes the content of attribute information in accordance with the result of the simulative display and state shift.
COPYRIGHT: (C)1997,JPO,下面是Traversal design support system in screen layout专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 アプリケーションソフトウェアが表示する画面レイアウトの設計を支援する画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、 レイアウト構成要素の1次的な表示仕様である属性要素の組を複数設定する操作イベント制御部と、2次的な遷移仕様である前記属性要素の組の状態遷移の順序及び契機を設定する遷移組編集部と、前記操作イベント制御部及び前記遷移組編集部によって設定された属性情報を読み出してレイアウト構成要素を表示する画面制御部とを備え、 前記操作イベント制御部により複数のレイアウト構成要素の複数の属性要素の組を設定して属性情報配列格納テーブルに格納し、前記遷移組編集部により前記複数の属性要素の組の状態遷移の順序と契機を設定して前記属性情報配列格納テーブルに格納し、前記画面制御部により前記属性情報配列格納テーブルに設定した設計途上の属性情報を用いて前記複数のレイアウト構成要素を表示させて状態遷移を模擬的に実行し、前記模擬的な表示及び状態遷移の結果に応じて前記遷移組編集部により前記属性情報配列格納テーブル中の属性情報の内容を変更することを特徴とする画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システム。
  • 【請求項2】 前記遷移組編集部により前記複数の属性要素の組に複数の状態遷移の契機を設定する際に、前記状態遷移の契機の数が前記属性要素の組の数よりも多い場合には、前記複数の状態遷移の契機の中に属性要素の組を対応付けない契機を設定し、前記画面制御部により設計途上の属性情報を用いて前記複数のレイアウト構成要素を表示させて状態遷移を模擬的に実行させたときの契機が、前記属性要素の組を対応付けない契機のときには状態遷移を抑止することを特徴とする請求項1に記載された画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システム。
  • 【請求項3】 前記操作イベント制御部により、複数のレイアウト構成要素の中の特定のレイアウト構成要素の特定の属性要素の組を表示範囲として選択し、前記選択された表示範囲中の属性要素の組に任意の状態遷移の順序を設定し、前記設定された状態遷移の順序に従って前記表示範囲中の属性要素の組を前記画面制御部により表示することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載された画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーションソフトウェアが表示する画面レイアウトの設計を支援する画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムに関し、特に、アプリケーションソフトウェアの画面レイアウトの設計を、画面レイアウトを構成する複数のレイアウト構成要素の1次的な表示仕様と2次的な遷移仕様とを一元化した属性情報を用いて行う画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムに適用して有効な技術に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来の商品在庫の管理を行う商品管理システムや列車の座席を予約する鉄道予約システム等のコンピュータシステムでは、オペレータの指示により特定の処理を実行する対話型のアプリケーションソフトウェアが稼働している。

    【0003】前記の対話型のアプリケーションソフトウェアを実行しているコンピュータシステムでは、前記コンピュータシステムに備えられた入装置を使用して種々の入力操作を行うことにより、前記コンピュータシステムの操作が行われる。

    【0004】前記従来のコンピュータシステムへの入力操作に用いられるユーザインタフェースとしては、ディスプレイ装置の表示画面上に表示された入力行に、キーボード装置を使用してコマンドやデータの入力を行うユーザインタフェースが挙げられる。

    【0005】また、近年では、前記キーボード装置からコマンドやデータを入力するユーザインタフェースを用いるだけでなく、前記表示画面上に表示された特定の領域をパネルまたはウィンドウの様に扱って、前記入力操作の手順や入力する各データの優先性を加味して前記表示画面上に前記パネルまたはウィンドウを配置し、視覚及び操作の上で効果的な画面レイアウトを構成することで、より操作性の高いユーザインタフェースを構築することが多くなっている。

    【0006】前記の様なGUI(Graphical
    User Interface)を備えた、視覚及び操作の上で効果的な画面レイアウトを設計する場合には、
    前記画面レイアウトの設計を支援する画面レイアウトの設計支援システムが用いられるが、前記画面レイアウトの設計支援システムにおいても、その操作性を重視し、
    利用者の設計手順等の傾向を考察すると共に対話性を重視した操作性の高いインタフェースを提供することが望ましい。

    【0007】従来の画面レイアウトの設計支援システムとしては、ディスプレイ装置の表示画面上に表示されるレイアウト構成要素の1次的な表示仕様の設計を支援する表示仕様の設計支援モジュールと、オペレータによる操作或いは当該アプリケーションソフトウェアの動作に伴う2次以降の遷移仕様の設計を支援する遷移仕様の設計支援モジュールとがある。

    【0008】ここで、ディスプレイ装置の表示画面上に表示されるレイアウト構成要素とは、設計しようとするアプリケーションソフトウェアのGUIを構成するウィンドウ、テキスト、ボタン等のオブジェクトである。

    【0009】また、レイアウト構成要素の1次的な表示仕様とは、レイアウト構成要素の形状、配置座標、色または点滅の有無等の、レイアウト構成要素の個々の状態における静的な仕様であり、レイアウト構成要素の2次以降の遷移仕様とは、レイアウト構成要素の形状、配置座標、色または点滅の有無等が、オペレータの操作或いはアプリケーションソフトウェアの動作等に伴って、どの様に変化するかを示す動的な仕様であり、特定の表示仕様から他の表示仕様に変化する状態遷移(トラバーサル)の順序や状態遷移が発生する契機を示すものである。

    【0010】前記従来の画面レイアウトの設計支援システムにおいて、表示仕様の設計支援モジュールは、アプリケーションソフトウェアのインタフェースとなる画面レイアウトの表示仕様を、レイアウト設定画面と呼ばれる画面を用いて決定し、前記決定した表示仕様を模擬動作確認モジュールに移行して表示することにより、設定した表示仕様の視覚上の確認を行っている。

    【0011】また、前記従来の画面レイアウトの設計支援システムにおいて、遷移仕様の設計支援モジュールによって設定された遷移仕様を確認する場合には、遷移仕様の設定完了後に遷移仕様の設計支援モジュールからプロトタイプ確認モジュールへ操作モードを移行して、表示仕様及び遷移仕様の設計支援モジュールにより設定済みの表示仕様と遷移仕様とを連動させて、画面レイアウトの状態遷移である画面レイアウト内トラバーサルの確認を行っている。

    【0012】この様に、前記従来の画面レイアウトの設計支援システムにおいては、1次的な表示仕様と2次以降の遷移仕様とを異なる範疇の仕様として位置付けており、前記従来の画面レイアウトの設計支援システムでは、両者の設定機能を個別の設計支援モジュールとして提供し、設計者はそれぞれの段階で個別に設計を遂行している。

    【0013】また、GUIの総合的な動作のプロトタイピングを柔軟かつ詳細に行い、GUIを持つアプリケーションソフトウェアの設計支援を効率良く行うGUIアプリケーションソフトウェアの設計支援システムについては、特開平6−202863号に記載されている。

    【0014】その概要は、ウィンドウの表示切り替えの設定を行う第1の事象設定オブジェクトと、アプリケーションソフトウェアのプロトタイピング時の模擬ウィンドウを作成する模擬環境設定オブジェクトと、アプリケーションソフトウェアの操作内容と各ウィンドウの動作との設定を行う手順設定オブジェクトと、ウィンドウの強調表示の設定を行う第2の事象設定オブジェクトとを備えるものである。

    【0015】

    【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の画面レイアウトの設計支援システムでは、表示仕様と遷移仕様とが異なる設計支援モジュールによって設定されている為、設計者は画面レイアウトを設計する一連の作業の途中で表示仕様と遷移仕様とを同時に確認することができず、画面レイアウトの設計途上での表示仕様及び遷移仕様の総合的な統一性を把握することが困難であるという問題があった。

    【0016】また、前記従来の画面レイアウトの設計支援システムでは、表示仕様及び遷移仕様の模擬的な確認を行うプロトタイプ確認モジュールが、表示仕様及び遷移仕様の設計支援モジュールとは異なるモジュールとなっており、異なる設計支援モジュールで設定した表示仕様及び遷移仕様を統合して画面レイアウトの状態遷移の確認を行う為、前記模擬的な確認を行おうとする場合には、統合が可能となる程度に表示仕様及び遷移仕様の誤りを正しく修正しておく必要があり、表示仕様及び遷移仕様の完成度が相当程度に達するまで統合による模擬確認が行えないという問題があった。

    【0017】前記従来の画面レイアウトの設計支援システムにおける画面レイアウトの設計処理の初期段階では、多くの場合、前記の完成度を満たせない為、設計の序盤から終盤を通して各段階での逐次的な模擬確認を行って表示仕様及び遷移仕様を変更する等の柔軟な対応を行うことが困難である。

    【0018】また、前記従来の画面レイアウトの設計支援システムにおいて、複数のレイアウト構成要素を持つ画面レイアウトの模擬的な確認を行った場合には、全てのレイアウト構成要素が模擬的に表示される為、レイアウト構成要素の数によっては、模擬的な確認に時間を要することがあるという問題があった。

    【0019】本発明の目的は、複数のレイアウト構成要素の1次的な表示仕様及び2次以降の遷移仕様を同時に設定すると共に、設計途上の暫定的な画面レイアウトを随意に表示することにより、画面レイアウトの設計を効率良く行うことが可能な技術を提供することにある。

    【0020】本発明の他の目的は、設計中のレイアウト構成要素の属性情報の完成度が低い場合であっても、その属性情報の模擬的な確認を行うことが可能な技術を提供することにある。

    【0021】本発明の他の目的は、画面レイアウトを構成する複数のレイアウト構成要素の特定のレイアウト構成要素の設定及び変更を行う部分的な設計処理を効率良く行うことが可能な技術を提供することにある。

    【0022】本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明かになるであろう。

    【0023】

    【課題を解決するための手段】本願によって開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
    下記のとおりである。

    【0024】(1)アプリケーションソフトウェアが表示する画面レイアウトの設計を支援する画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、レイアウト構成要素の1次的な表示仕様である属性要素の組を複数設定する操作イベント制御部と、2次的な遷移仕様である前記属性要素の組の状態遷移の順序及び契機を設定する遷移組編集部と、前記操作イベント制御部及び前記遷移組編集部によって設定された属性情報を読み出してレイアウト構成要素を表示する画面制御部とを備え、前記操作イベント制御部により複数のレイアウト構成要素の複数の属性要素の組を設定して属性情報配列格納テーブルに格納し、前記遷移組編集部により前記複数の属性要素の組の状態遷移の順序と契機を設定して前記属性情報配列格納テーブルに格納し、前記画面制御部により前記属性情報配列格納テーブルに設定した設計途上の属性情報を用いて前記複数のレイアウト構成要素を表示させて状態遷移を模擬的に実行し、前記模擬的な表示及び状態遷移の結果に応じて前記遷移組編集部により前記属性情報配列格納テーブル中の属性情報の内容を変更するものである。

    【0025】前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、画面レイアウトを構成する複数のレイアウト構成要素の設計を行う場合には、まず、操作イベント制御部により、前記複数のレイアウト構成要素の1次的な表示仕様である複数の属性要素を1つの組とする属性要素の組を複数設定して属性情報配列格納テーブルに格納する。

    【0026】例えば、レイアウト構成要素の1つであるウィンドウのボタンを設計する場合では、操作イベント制御部により、前記ウィンドウのボタンの配置位置を設定し、色や点滅の有無等の複数の属性要素を1つの組とする属性要素の組を、状態遷移の数に応じて複数設定して属性情報配列格納テーブルに格納する。

    【0027】次に、前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの遷移組編集部により、前記設定した複数の属性要素の組に、2次的な遷移仕様である状態遷移の順序と契機への対応付けを行う。

    【0028】例えば、前記遷移組編集部により、前記属性情報配列格納テーブルに格納した、色や点滅の有無等の複数の属性要素の組の順序を前記属性情報配列格納テーブル内で入れ替えて、前記複数の属性要素の組の状態遷移の順序を設定する。

    【0029】或いは、前記属性情報配列格納テーブルに格納した複数の属性要素の組のデータを前記属性情報配列格納テーブル内で入れ替えることはせずに、前記遷移組編集部により、複数の属性要素の組のポインタを格納した遷移順序を示すデータを別に作成しても良い。

    【0030】また、前記遷移組編集部により、前記状態遷移の順序を設定した複数の属性要素の組の各々の属性要素の組に、マウスのクリックやキーボード装置のリターンキー等の特定の入力操作を対応付けて、状態遷移の契機を設定する。

    【0031】次に、前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの画面制御部により、前記設定した属性情報配列格納テーブルの内容を読み出して、前記の様に設定した複数のレイアウト構成要素の1次的な表示仕様及び2次的な遷移仕様を一元化した属性情報を模擬的に確認する。

    【0032】例えば、まず、前記属性情報配列格納テーブルに格納されている前記ウィンドウのボタンに設定された色及び点滅の有無等の複数の属性要素の組の内の最初の属性要素の組を、前記画面制御部により読み出して、前記ウィンドウのボタンを表示する。

    【0033】次に、前記最初の属性要素の組に対応付けられた状態遷移を生じる契機である入力操作(例えば、
    マウスの右ボタンのクリック等)を行い、状態遷移を発生させ、前記画面制御部により、次の属性要素の組を読み出して、前記ウィンドウのボタンの色及び点滅の状態を遷移させる。

    【0034】前記の様に、前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの画面制御部により、前記設定した属性情報配列格納テーブルの内容を読み出して、
    前記の様に設定した複数のレイアウト構成要素の1次的な表示仕様及び2次的な遷移仕様を一元化した属性情報を模擬的に確認した結果、前記属性情報を変更する必要がある場合には、前記遷移組編集部により、前記属性情報配列格納テーブルの内容を変更する。

    【0035】前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて前記属性情報配列格納テーブルの状態遷移の内容を変更する場合には、前記遷移組編集部により、前記属性情報配列格納テーブル中の複数の属性要素の組を任意に組み替えたり、削除または追加することにより、当該レイアウト構成要素の状態遷移の変更を行う。

    【0036】また、前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて前記属性情報配列格納テーブルの属性要素の組の内容を変更する場合には、前記遷移組編集部により、前記属性情報配列格納テーブル中の属性要素の組内に所属する任意の属性要素を、他の属性要素の組内の対応する属性要素と入れ替えたり、削除または追加することにより、当該レイアウト構成要素の属性要素の組の内容の変更を行う。

    【0037】前記の様に、前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムでは、各レイアウト構成要素の1次的な表示仕様及び2次以降の遷移仕様を一元化して設定するので、1次的な表示仕様の設計結果と2次的な遷移仕様の設計結果とを統合した後に模擬動作確認モジュールを起動するといった従来の処理を行うことなく、画面レイアウトを設計する一連の作業の途中で表示仕様と遷移仕様とを同時に確認し、画面レイアウトの設計途上での表示仕様及び遷移仕様の総合的な統一性を把握することが可能である。

    【0038】また、前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムでは、操作イベント制御部と遷移組制御部と画面制御部とが同一のシステム内にあるので、
    前記画面制御部により、あるレイアウト構成要素を表示している間に、前記操作イベント制御部及び前記遷移組編集部により、前記表示中のレイアウト構成要素または他のレイアウト構成要素の属性情報の新規追加、削除または変更を行うことが可能である。

    【0039】以上の様に、前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムによれば、1次的な表示仕様及び2次的な遷移仕様を一元化した属性情報を用いて複数のレイアウト構成要素の設計を行うので、複数のレイアウト構成要素の1次的な表示仕様及び2次以降の遷移仕様を同時に設定すると共に、設計途上の暫定的な画面レイアウトを随意に表示することにより、画面レイアウトの設計を効率良く行うことが可能である。

    【0040】(2)前記(1)に記載された画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、前記遷移組編集部により前記複数の属性要素の組に複数の状態遷移の契機を設定する際に、前記状態遷移の契機の数が前記属性要素の組の数よりも多い場合には、前記複数の状態遷移の契機の中に属性要素の組を対応付けない契機を設定し、前記画面制御部により設計途上の属性情報を用いて前記複数のレイアウト構成要素を表示させて状態遷移を模擬的に実行させたときの契機が、前記属性要素の組を対応付けない契機のときには状態遷移を抑止するものである。

    【0041】前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムでは、画面レイアウトの設計処理の途中で設計途上の属性情報を使用してレイアウト構成要素の属性情報を確認するので、遷移組編集部によりレイアウト構成要素の複数の属性要素の組に複数の状態遷移の契機を対応付ける際に、前記属性要素の組の設定数が充分ではなく、前記状態遷移の契機の数が前記属性要素の組の数よりも多いことがある。

    【0042】前記の様に、状態遷移の契機の数が前記属性要素の組の数よりも多い場合には、前記複数の状態遷移の契機の中の特定の契機をブランクに対応付けることによって、属性要素の組を対応付けない契機を設定する。

    【0043】前記画面制御部により、設計途上の属性情報を用いて前記複数のレイアウト構成要素を表示させて状態遷移を模擬的に実行させた際に、前記属性要素の組を対応付けない契機に相当する入力操作が行われたときには、状態遷移を抑止して、前記属性要素の組を対応付けない契機に相当する入力操作が行われる前のレイアウト構成要素の状態を保持する。

    【0044】以上の様に、前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムによれば、状態遷移の契機の数が属性要素の組の数よりも多い場合には、複数の状態遷移の契機の中の特定の契機をブランクに対応付けることによって属性要素の組を対応付けない契機を設定するので、設計中のレイアウト構成要素の属性情報の完成度が低い場合であっても、その属性情報の模擬的な確認を行うことが可能である。

    【0045】(3)前記(1)または(2)に記載された画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、前記操作イベント制御部により、複数のレイアウト構成要素の中の特定のレイアウト構成要素の特定の属性要素の組を表示範囲として選択し、前記選択された表示範囲中の属性要素の組に任意の状態遷移の順序を設定し、前記設定された状態遷移の順序に従って前記表示範囲中の属性要素の組を前記画面制御部により表示するものである。

    【0046】前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムでは、まず、操作イベント制御部により、
    設計途中の複数のレイアウト構成要素の中の特定のレイアウト構成要素を選択し、前記選択されたレイアウト構成要素の属性情報配列格納テーブル中の特定の属性要素の組を表示範囲として選択する。

    【0047】次に、前記選択された表示範囲中の属性要素の組に対して任意の状態遷移の順序を設定し、前記設定された状態遷移の順序に従って前記画面制御部により前記表示範囲中の属性要素の組を表示する。

    【0048】従来の画面レイアウトの設計支援システムでは、複数のレイアウト構成要素を持つ画面レイアウトの模擬的な確認を行った場合には、全てのレイアウト構成要素が模擬的に表示される為、レイアウト構成要素の数によっては、模擬的な確認に時間を要することがあるという問題があった。

    【0049】これに対し、前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムでは、複数のレイアウト構成要素を持つ画面レイアウトの模擬的な確認を行う場合に、特定のレイアウト構成要素の特定の属性要素の組を選択し、その状態遷移の順序を任意に設定して、前記選択された表示範囲中の属性要素の組の模擬的な確認を前記画面制御部により表示して行うことにより、画面レイアウトを部分的に設計やその修正を行う場合に、その処理を効率良く行うことが可能である。

    【0050】また、前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムでは、前記選択された表示範囲中の属性要素の組に対して任意の状態遷移の順序を設定して、前記設定された状態遷移の順序に従って前記属性要素の組の模擬的な確認を行うので、状態遷移の順序を変更する必要が生じた場合に、前記属性情報配列格納テーブル中の属性要素の組のデータを実際に変更する前に、
    変更後の状態遷移の順序を模擬的に確認することが可能である。

    【0051】以上の様に、前記画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムによれば、特定のレイアウト構成要素の特定の属性要素の組を選択して任意の状態遷移の順序で表示するので、画面レイアウトを構成する複数のレイアウト構成要素の特定のレイアウト構成要素の設定及び変更を行う部分的な設計処理を効率良く行うことが可能である。

    【0052】

    【発明の実施の形態】以下に、本発明の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、アプリケーションソフトウェアが表示する画面レイアウトを構成する複数のレイアウト構成要素の1次的な表示仕様と2
    次的な遷移仕様とを一元化した属性情報を使用して、画面レイアウトの設定及び変更を行う一実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムについて説明する。

    【0053】図1は、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの概略構成を示す図である。 図1において、1は設定処理制御装置、2はディスプレイ装置、3はキーボード装置、4はデバイスポインタ、5は設定情報格納メモリ、6は操作イベント制御部、7は画面制御部、8は遷移組編集部、9は遷移属性設定情報整形部、10はパーツ属性設定情報整形部である。

    【0054】図1に示す様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムは、設定処理制御装置1と、ディスプレイ装置2と、キーボード装置3
    と、デバイスポインタ4と、設定情報格納メモリ5と、
    操作イベント制御部6と、画面制御部7と、遷移組編集部8と、遷移属性設定情報整形部9と、パーツ属性設定情報整形部10とを有している。

    【0055】また、図1に示す様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムでは、画面レイアウトのレイアウト構成要素や属性情報の編集を行う設定処理制御装置1と、作成された画面レイアウトを表示するディスプレイ装置2と、ディスプレイ装置2
    に表示された画面レイアウトに対して各種の操作イベントを与えるキーボード装置3及びデバイスポインタ4
    と、設定処理制御装置1により設定された属性情報を保持する設定情報格納メモリ5とを接続している。

    【0056】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの設定処理制御装置1は、操作イベント制御部6と、画面制御部7と、遷移組編集部8
    と、遷移属性設定情報整形部9と、パーツ属性設定情報整形部10とから構成されている。

    【0057】設定処理制御装置1の操作イベント制御部6は、ディスプレイ装置2へ画面レイアウトを表示し、
    キーボード装置3とデバイスポインタ4より与えられた操作イベント及び入力された情報に従って、設定処理制御装置1内の各制御部への動作を指示制御し、複数のレイアウト構成要素の属性情報を設定して設定情報格納メモリ5に対してデータ読み書きのアクセスを行うものである。

    【0058】設定処理制御装置1の画面制御部7は、設定情報格納メモリ5に格納された特定の表示領域の属性要素の組を読み出し、特定の状態遷移の順序に従って画面レイアウトを作成し、ディスプレイ装置2へ表示するものである。

    【0059】設定処理制御装置1の遷移組編集部8は、
    操作イベント制御部6の動作により設定情報格納メモリ5に設定された属性要素の組に対して、状態遷移の順序の設定または変更を行うと共に、キーボード装置3やデバイスポインタ4からの特定の入力操作である状態遷移を生じる契機への対応付けを行うものである。

    【0060】設定処理制御装置1の遷移属性設定情報整形部9は、キーボード装置3とデバイスポインタ4によって入力された属性情報の遷移属性である状態遷移の順序及び契機への対応付けを設定情報格納メモリ5に格納するときに、前記遷移情報をメモリ格納用の形式に整形し、また、前記遷移属性を設定情報格納メモリ5からの取り出すときには、前記遷移属性を画面レイアウト作成用の形式に変換する処理を行うものである。

    【0061】設定処理制御装置1のパーツ属性設定情報整形部10は、パーツである各レイアウト構成要素について、キーボード装置3とデバイスポインタ4よって入力された属性情報の属性要素を設定情報格納メモリ5に格納するときに、前記属性情報の属性要素をメモリ格納用の形式に整形し、また、前記属性情報の属性要素を設定情報格納メモリ5からの取り出すときには、前記属性情報の属性要素を画面レイアウト作成用の形式に変換する処理を行うものである。

    【0062】図2は、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムのレイアウト構成要素の属性情報の設定処理の概要を示す図である。 図2において、11は属性情報配列格納テーブル、12は画面レイアウト、13及び14は処理内容である。

    【0063】図2に示す様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムのレイアウト構成要素の属性情報の設定処理では、操作イベント制御部6、画面制御部7及び遷移組編集部8によって、画面レイアウト12の表示及び各レイアウト構成要素の属性情報の統合等の処理を行う処理内容13や、属性情報の追加、削除及び変更、属性情報の読み込み、並びに、属性要素の並び変え・複製を行う処理内容14を実行して、
    設定情報格納メモリ5内の属性情報配列格納テーブル1
    1にアクセスし、ディスプレイ装置2に画面レイアウト12を表示する処理を行う。

    【0064】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの属性情報配列格納テーブル11
    には、「レイアウト構成要素1」、「レイアウト構成要素2」、・・・、「レイアウト構成要素n」で示される複数のレイアウト構成要素の属性情報が格納されており、各属性情報は組番号で示される複数の属性要素の組と、複数の属性要素の組の状態遷移の順序及び状態遷移を発生する契機への対応付けを示す遷移属性とで構成され、各属性要素の組は、「属性1」、「属性2」、・・
    ・、「属性n」等で示される複数の属性要素から成っている。

    【0065】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの属性情報配列格納テーブル11
    では、各属性要素の組における複数の属性要素が、当該レイアウト構成要素の特定の時点における1次的な表示仕様を示しており、また、複数の属性要素の組の各属性要素の組の並びが、当該レイアウト構成要素を状態遷移させたときの2次的な遷移仕様を示している。

    【0066】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、複数の属性要素の組を最初に設定する段階では、前記複数の属性要素の組は、
    追加された順序で属性情報配列格納テーブル11に格納され、前記複数の属性要素の組の状態遷移の順序は、属性情報配列格納テーブル11に格納された順序となる。

    【0067】図3は、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムのレイアウト構成要素の属性情報を新規追加する処理の概要を示す図である。 図3において、11aは新規追加時の配列形態、15は操作メニュー、16は属性設定メニュー、17は変化・契機設定ダイアログ、18は属性設定ダイアログ、19はレイアウト設定画面、19a及び19bはレイアウト構成要素である。

    【0068】図3に示す様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムのレイアウト構成要素の属性情報を新規追加する処理では、設定操作内容を選択する操作メニュー15と、属性設定の種類を選択する属性設定メニュー16と、変化・契機設定ダイアログ17と、属性設定ダイアログ18と、レイアウト設定画面19とが表示されており、レイアウト設定画面1
    9には、レイアウト構成要素19a及び19bである矩形及びその状態遷移が示される。

    【0069】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの操作メニュー15には、「属性設定」、「変化順設定」及び「契機設定」を選択するメニューが表示されており、キーボード装置3またはデバイスポインタ4により「属性設定」を選択すると、属性設定メニュー16が表示され、また、「変化順設定」または「契機設定」を選択すると、変化・契機設定ダイアログ17が表示される。

    【0070】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの属性設定メニュー16には、属性設定の種類を示すメニューが表示されており、前記表示されたメニューの中から「新規追加」、「削除」または「変更」を選択すると、属性設定ダイアログ18として設定情報格納メモリ5に格納されている属性情報配列格納テーブル11の内容が表示される。

    【0071】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの属性情報配列格納テーブル11
    は、レイアウト構成要素19aである「X」及びレイアウト構成要素19bである「Y」の属性情報保持領域が確保されている状態を示しており、属性情報配列格納テーブル11には、レイアウト構成要素19a及び19b
    の属性情報が格納されている。

    【0072】属性情報配列格納テーブル11のレイアウト構成要素19aであるXの属性情報保持領域には、組番号1〜3の属性要素の組が格納されており、レイアウト構成要素19aが組番号1の属性要素の組で示される状態にあるときは、その表示色は黒であり、点滅しない状態であることが判る。

    【0073】以下に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、画面レイアウト12を構成するレイアウト構成要素19a及び19b
    の属性情報を新規に設定する処理について説明する。

    【0074】図3に示す様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、レイアウト構成要素19a及び19bの属性情報を新規に設定する場合には、まず、キーボード装置3またはデバイスポインタ4を用いてレイアウト構成要素19a及び1
    9bに対応する矩形領域を作成することにより、レイアウト構成要素19a及び19bをレイアウト設定画面1
    9中の特定の位置に配置する。

    【0075】前記の様にレイアウト設定画面19中に配置されたレイアウト構成要素19a及び19bの数は操作イベント制御部6に送られ、前記送られたレイアウト構成要素19a及び19bの数に応じて、レイアウト構成要素19a及び19bの属性情報を格納する為の属性情報保持領域が、設定情報格納メモリ5上の属性情報配列格納テーブル11に確保される。

    【0076】次に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、操作メニュー1
    5中の「属性設定」を選択した後、選択メニュー16中の「新規追加」を選択し、レイアウト構成要素19a及び19bに対して属性情報の新規追加を行う。

    【0077】前記の属性情報の新規追加の処理では、個々のレイアウト構成要素19a及び19bに対して、設定しようとする状態遷移の数に応じて複数の属性要素の組を設定することが可能であり、前記設定された属性要素の組は、設定された順序で操作イベント制御部6に送られ、設定情報格納メモリ5上の属性情報配列格納テーブル11に新規追加時の配列形態11aの様に格納される。

    【0078】図4は、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムのレイアウト構成要素の属性情報の状態遷移の順序を変更する処理の概要を示す図である。 図4において、11bは遷移順序変更時の配列形態である。

    【0079】図4に示す様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムのレイアウト構成要素の属性情報の状態遷移の順序を変更する処理では、操作メニュー15中の「変化順設定」を選択すると、変化・契機設定ダイアログ17上にレイアウト構成要素19a及び19bの属性情報を格納した属性情報配列格納テーブル11の内容が表示される。

    【0080】前記のレイアウト構成要素19a及び19
    bの属性要素の組の状態遷移の順序は、新規追加された段階では属性要素の組が新規追加された順序と等しくなっており、これを変更する場合には、デバイスポインタ4によるドラッグ等の処理を行って、新規追加時の配列形態11aの特定の属性要素の組を移動する。

    【0081】前記のレイアウト構成要素19a及び19
    bの属性要素の組の状態遷移の順序を変更する指示は、
    操作イベント制御部6を通じて遷移組編集部8へ送られた後、属性情報配列格納テーブル11内の属性情報の配列は、遷移順序変更時の配列形態11bの様に変更される。

    【0082】図4に示す様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムでは、レイアウト構成要素19aの属性情報では、組番号3の属性要素の組が状態遷移の先頭に移動されており、また、レイアウト構成要素19bの属性情報では、状態遷移の順序は新規追加時と同じ順序になっている。

    【0083】図5は、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムのレイアウト構成要素の属性要素の組を特定の契機に対応付ける処理の概要を示す図である。 図5において、11cは契機への対応付け時の配列形態である。

    【0084】図5に示す様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムのレイアウト構成要素の属性要素の組を特定の契機に対応付ける処理では、操作メニュー15中の「契機設定」を選択すると、
    変化・契機設定ダイアログ17上に複数の契機と、レイアウト構成要素19a及び19bの属性情報が表示される。

    【0085】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの変化・契機設定ダイアログ17
    には、キーボード装置3及びデバイスポインタ4による特定の入力操作を、レイアウト構成要素19a及び19
    bの状態遷移の契機となる特定の番号に割り当てており、契機番号1にはマウスの右ボタン、契機番号2にはマウスの左ボタン、契機番号3にはマウスのダブルクリック、契機番号4にはリターンキーが設定されている。

    【0086】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、遷移順序が設定された複数の属性要素の組に契機を割り付ける場合には、デバイスポインタ4により特定の契機番号をドラッグして特定の属性要素の組と関連付ける等の操作を行って、レイアウト構成要素19a及び19bの各々の属性要素の組を特定の契機に対応付ける。

    【0087】前記のレイアウト構成要素19a及び19
    bの属性要素の組を特定の契機に対応付ける指示は、操作イベント制御部6を通じて遷移組編集部8へ送られ、
    前記送られた指示の内容に従って、属性情報配列格納テーブル11内の属性情報の配列は、契機への対応付け時の配列形態11cの様に変更される。

    【0088】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、複数の属性要素の組の各々の属性要素の組を複数の契機に対応付ける際に、属性要素の組の数が契機の数よりも少ない場合には、特定の契機への対応付けをブランクとし、当該契機に対応する入力操作が行われたときには状態遷移が発生しないものとする。

    【0089】例えば、図5に示す様に、レイアウト構成要素19aの属性要素の組の契機への対応付け時の配列形態11cでは、契機番号3に対応する属性要素の組がブランクとなっており、契機番号3に対応する入力操作が行われても、レイアウト構成要素19aの状態遷移が起こらないことを示している。

    【0090】また、レイアウト構成要素19bの属性要素の組の契機への対応付け時の配列形態11cでは、契機番号2及び契機番号4に対応する属性要素の組がブランクとなっており、契機番号2及び契機番号4に対応する入力操作時には、レイアウト構成要素19bの状態遷移は発生しない。

    【0091】前記の様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、属性要素の組の数が契機の数よりも少ない場合に特定の契機への対応付けをブランクとするので、あるレイアウト構成要素の属性情報の設計途上で未定義の属性要素の組がある場合であっても、当該レイアウト構成要素の状態遷移の確認が可能である。

    【0092】以下に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、単一または複数のレイアウト構成要素を選択して状態遷移させ、その属性情報の確認または変更を行う処理について説明する。

    【0093】図6は、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの単一のレイアウト構成要素の属性情報を確認する処理の概要を示す図である。
    図6において、19c〜19eはレイアウト構成要素、
    20aは表示範囲、21aは状態遷移順序である。

    【0094】図6に示す様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの単一のレイアウト構成要素の属性情報を確認する処理では、ディスプレイ装置2のレイアウト設定画面19にレイアウト構成要素19c〜19eが表示されており、強調された矩形で示されたレイアウト構成要素19dである「K」が、
    属性情報の確認または変更を行う対象となっている。

    【0095】属性情報配列格納テーブル11中の表示範囲20aは、特定の契機に対応する入力操作が行われたときに、レイアウト設定画面19上に状態遷移を生じる属性要素の組の範囲を示しており、また、状態遷移順序21aは、表示範囲20a中の属性要素の組の状態遷移の順序を示している。

    【0096】属性情報配列格納テーブル11中の表示範囲20bは、レイアウト設定画面19上に状態遷移を生じる属性要素の組の範囲が、レイアウト構成要素19d
    の組番号1、2及び3の属性要素の組であることを示している。

    【0097】また、属性情報配列格納テーブル11中の状態遷移順序21bは、属性要素の組の状態遷移の順序が、レイアウト構成要素19dの組番号1、2及び3の属性要素の組の順序であることを示している。

    【0098】図7は、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの2つのレイアウト構成要素の属性情報を確認する処理の概要を示す図である。
    図7において、20bは表示範囲、21bは状態遷移順序である。

    【0099】図7に示す様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの2つのレイアウト構成要素の属性情報を確認する処理では、レイアウト構成要素19dである「K」及びレイアウト構成要素19eである「L」が強調された矩形で示され、属性情報の確認または変更を行う対象となっている。

    【0100】属性情報配列格納テーブル11中の表示範囲20bは、レイアウト設定画面19上に状態遷移を生じる属性要素の組の範囲が、レイアウト構成要素19d
    の組番号3及び4の属性要素の組と、レイアウト構成要素19eの組番号4の属性要素の組であることを示している。

    【0101】また、属性情報配列格納テーブル11中の状態遷移順序21bは、属性要素の組の状態遷移の順序が、レイアウト構成要素19dの組番号3の属性要素の組からレイアウト構成要素19d及び19eの組番号4
    の属性要素の組への順序であることを示している。

    【0102】図8は、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの3つのレイアウト構成要素の属性情報を確認する処理の概要を示す図である。
    図8において、20cは表示範囲、21cは状態遷移順序である。

    【0103】図8に示す様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの3つのレイアウト構成要素の属性情報を確認する処理では、レイアウト構成要素19dである「K」、レイアウト構成要素1
    9eである「L」及びレイアウト構成要素19cである「J」が強調された矩形で示され、属性情報の確認または変更を行う対象となっている。

    【0104】属性情報配列格納テーブル11中の表示範囲20cは、レイアウト設定画面19上に状態遷移を生じる属性要素の組の範囲が、レイアウト構成要素19d
    及び19eの組番号4、5及び6の属性要素の組と、レイアウト構成要素19cの組番号5及び6の属性要素の組であることを示している。

    【0105】また、属性情報配列格納テーブル11中の状態遷移順序21cは、属性要素の組の状態遷移の順序が、レイアウト構成要素19d及び19eの組番号4の属性要素の組からレイアウト構成要素19c、19d及び19eの組番号6の属性要素の組へ移った後、レイアウト構成要素19c、19d及び19eの組番号5の属性要素の組への順序となっていることを示している。

    【0106】以下に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、1つ以上の特定のレイアウト構成要素を選択してその属性情報を確認する処理について説明する。

    【0107】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、デバイスポインタ4を使用して、レイアウト構成要素19dの組番号1、2及び3の属性要素の組を選択すると、図6に示す様に、状態遷移を確認する範囲として表示範囲20aが設定される。

    【0108】次に、前記の様に設定された表示範囲20
    a中の属性要素の組を1組づつ指定して、表示範囲20
    a中の属性要素の組の状態遷移順序21aを設定する。

    【0109】前記状態遷移順序21aの設定では、例えば、前記の様に設定された表示範囲20a中の属性要素の組を1組づつ指定して、表示範囲20a中の属性要素の組のポインタを状態遷移の順序で並べたデータを作成することによって、状態遷移順序21aの設定を行う。

    【0110】前記の様に、特定のレイアウト構成要素を選択すると、前記選択の指示は、操作イベント制御部6
    を通じて画面制御部7へ送られ、画面制御部7は、表示範囲20aにより選択されたレイアウト構成要素19d
    の属性要素の組だけを用いて状態遷移を表示する。

    【0111】また、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、設定された表示範囲に属性要素の組を追加する場合には、表示範囲外の追加したい属性要素の組を選択することによって既存の表示範囲への属性要素の組の追加を行い、特定の属性要素の組に設定されている表示範囲を解除する場合には、
    表示範囲内の前記特定の属性要素の組を再度選択することによって前記特定の属性要素の組を表示範囲から取り除く。

    【0112】すなわち、前記の様に設定された表示範囲20a中の組番号1及び2の属性要素の組を再度選択すると、前記の再度選択された組番号1及び2の属性要素の組は表示範囲20aから除かれ、次に、レイアウト構成要素19d及び19eの組番号4の属性要素の組を選択すると、前記の再度の選択で選択されずに残っていたレイアウト構成要素19dの組番号3の属性要素の組にレイアウト構成要素19d及び19eの組番号4の属性要素の組が追加され、図7に示す様に、表示範囲20b
    が設定される。

    【0113】次に、表示範囲20b中のレイアウト構成要素19dの組番号3の属性要素の組を再度選択した後に、レイアウト構成要素19c〜19eの組番号5及び6の属性要素の組を選択すると、図8に示す様に、表示範囲20cが設定される。

    【0114】また、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、前記の様に、表示範囲20a、20bまたは20cを設定している状態で、キーボード装置3またはデバイスポインタ4を使用して状態遷移の契機となるマウスボタンのクリックやリターンキーの入力等の特定の入力操作を行うと、画面制御部7は、表示範囲20a、20bまたは20cで選択された属性要素の組を属性情報配列格納テーブル11から読み込み、状態遷移順序21a、21bまたは21c
    に示された状態遷移の順序に従って、レイアウト構成要素19c〜19eの状態を遷移させる。

    【0115】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムにおいて、表示する範囲を設定することなく状態遷移を生じる特定の契機を与えた場合には、前記特定の契機に対応付けられた全てのレイアウト構成要素の状態遷移が発生してしまい、設計中のレイアウト構成要素の数によっては再表示にある程度の時間を要することが考えられるが、前記の様に、表示範囲20
    a、20bまたは20cを設定することにより、特定のレイアウト構成要素の状態遷移を効率良く確認することが可能である。

    【0116】また、前記の様に特定のレイアウト構成要素の状態遷移を確認した結果、その属性要素の組の遷移順序を入れ替える必要が生じることがあるが、前記の様に、状態遷移順序21a、21bまたは21cを設定することによって、実際に当該属性要素の組のデータを入れ替える前に、当該属性要素の組を入れ替えた場合の状態遷移の様子を確認することが可能である。

    【0117】この様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムでは、模擬的な表示上で状態遷移を視覚的に認識しつつ、レイアウト設定画面19にレイアウト構成要素を表示した状態で、属性要素の組の追加、削除または変更を行うので、適宜の変更や試行的な画面レイアウト12の作成に対して、その都度素早く対応でき、開発工数の省力化が可能となる。

    【0118】以上説明した様に、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムによれば、1
    次的な表示仕様及び2次的な遷移仕様を一元化した属性情報を用いて複数のレイアウト構成要素の設計を行うので、複数のレイアウト構成要素の1次的な表示仕様及び2次以降の遷移仕様を同時に設定すると共に、設計途上の暫定的な画面レイアウトを随意に表示することにより、画面レイアウトの設計を効率良く行うことが可能である。

    【0119】また、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムによれば、状態遷移の契機の数が属性要素の組の数よりも多い場合には、複数の状態遷移の契機の中の特定の契機をブランクに対応付けることによって属性要素の組を対応付けない契機を設定するので、設計中のレイアウト構成要素の属性情報の完成度が低い場合であっても、その属性情報の模擬的な確認を行うことが可能である。

    【0120】また、本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムによれば、特定のレイアウト構成要素の特定の属性要素の組を選択して任意の状態遷移の順序で表示するので、画面レイアウトを構成する複数のレイアウト構成要素の特定のレイアウト構成要素の設定及び変更を行う部分的な設計処理を効率良く行うことが可能である。

    【0121】以上、本発明を前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。

    【0122】

    【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。

    【0123】(1)1次的な表示仕様及び2次的な遷移仕様を一元化した属性情報を用いて複数のレイアウト構成要素の設計を行うので、複数のレイアウト構成要素の1次的な表示仕様及び2次以降の遷移仕様を同時に設定すると共に、設計途上の暫定的な画面レイアウトを随意に表示することにより、画面レイアウトの設計を効率良く行うことが可能である。

    【0124】(2)状態遷移の契機の数が属性要素の組の数よりも多い場合には、複数の状態遷移の契機の中の特定の契機をブランクに対応付けることによって属性要素の組を対応付けない契機を設定するので、設計中のレイアウト構成要素の属性情報の完成度が低い場合であっても、その属性情報の模擬的な確認を行うことが可能である。

    【0125】(3)特定のレイアウト構成要素の特定の属性要素の組を選択して任意の状態遷移の順序で表示するので、画面レイアウトを構成する複数のレイアウト構成要素の特定のレイアウト構成要素の設定及び変更を行う部分的な設計処理を効率良く行うことが可能である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの概略構成を示す図である。

    【図2】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムのレイアウト構成要素の属性情報の設定処理の概要を示す図である。

    【図3】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムのレイアウト構成要素の属性情報を新規追加する処理の概要を示す図である。

    【図4】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムのレイアウト構成要素の属性情報の状態遷移の順序を変更する処理の概要を示す図である。

    【図5】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムのレイアウト構成要素の属性要素の組を特定の契機に対応付ける処理の概要を示す図である。

    【図6】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの単一のレイアウト構成要素の属性情報を確認する処理の概要を示す図である。

    【図7】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの2つのレイアウト構成要素の属性情報を確認する処理の概要を示す図である。

    【図8】本実施形態の画面レイアウト内トラバーサルの設計支援システムの3つのレイアウト構成要素の属性情報を確認する処理の概要を示す図である。

    【符号の説明】

    1…設定処理制御装置、2…ディスプレイ装置、3…キーボード装置、4…デバイスポインタ、5…設定情報格納メモリ、6…操作イベント制御部、7…画面制御部、
    8…遷移組編集部、9…遷移属性設定情報整形部、10
    …パーツ属性設定情報整形部、11…属性情報配列格納テーブル、12…画面レイアウト、13及び14…処理内容、11a…新規追加時の配列形態、15…操作メニュー、16…属性設定メニュー、17…変化・契機設定ダイアログ、18…属性設定ダイアログ、19…レイアウト設定画面、19a及び19b…レイアウト構成要素、11b…遷移順序変更時の配列形態、11c…契機への対応付け時の配列形態、19c〜19e…レイアウト構成要素、20a…表示範囲、21a…状態遷移順序、20b…表示範囲、21b…状態遷移順序、20c
    …表示範囲、21c…状態遷移順序。

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