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Immune ic, and card and computer using the ic

阅读:592发布:2021-01-31

专利汇可以提供Immune ic, and card and computer using the ic专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To prevent the reduction of using efficiency of a memory and also to secure the extremely high durability against the destruction by means of the virus by storing the software, etc., in a semiconductor IC to detect the undesired software or computer programs. CONSTITUTION: The software, a computer program or the data are stored in a ROM 10 for detection of the undesired software or computer programs. A CPU 2 exchanges the information read out of a communication circuit connection device 6 via an input/output controller 5 with the storage medium of a compact storage 9 to fetch the data or programs which are newly inputted into a computer RAM 4 through a bus 3. Then these data and programs are compared with the information on the undesired software or computer programs stored in the ROW area, so that the presence of computer virus can be detected.,下面是Immune ic, and card and computer using the ic专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータを記憶した半導体集積回路を少なくとも含んで構成された免疫I
    C。
  • 【請求項2】請求項1において,前記半導体集積回路は少なくとも読み出し専用メモリを含んで構成されたことを特徴とする免疫IC。
  • 【請求項3】請求項1および2において前記半導体集積回路は前記読み出し専用メモリに加えて書き込みと読み出しの両方が可能なランダムアクセスメモリを少なくとも含んで構成されたことを特徴とする免疫IC。
  • 【請求項4】請求項2および3において,前記の望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,前記のソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータは,前記読み出し専用メモリに記憶されていることを特徴とする免疫IC。
  • 【請求項5】請求項3および4において,コンピュータの動作中に,前記の望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,新たなソフトウエア,新たなコンピュータプログラム,もしくは新たなデータを,前記のランダムアクセスメモリに蓄積することを特徴とする免疫IC。
  • 【請求項6】請求項5において,前記の新たなソフトウエア,新たなコンピュータプログラム,もしくは新たなデータは,コンピュータの記憶装置上に設定された変更保護領域に対する変更あるいは情報の書き込み操作を行なおうとする命令もしくはその実行に必要な情報を少なくとも含んで構成された,前記の望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するために用いられることを特徴とする免疫IC。
  • 【請求項7】請求項6において,前記の新たなソフトウエア,新たなコンピュータプログラム,もしくは新たなデータは,コンピュータの動作時に外部から与えられるか,もしくはコンピュータそのものが,前記のコンピュータの記憶装置上に設定された変更保護領域に対する変更あるいは情報の書き込み操作を行なおうとする命令もしくはその実行に必要な情報を検出して,前記のランダムアクセスメモリに蓄積することを特徴とする免疫I
    C。
  • 【請求項8】請求項7において,前記免疫ICは,前記のコンピュータの記憶装置上に設定された変更保護領域に対する変更あるいは情報の書き込み操作を行なおうとする命令もしくはその実行に必要な情報が,コンピュータの外部との入出力バスを通過することを検出するための論理回路を伴って,コンピュータ中で使用されることを特徴とする免疫IC。
  • 【請求項9】請求項7において,前記免疫ICは,前記のコンピュータの記憶装置上に設定された変更保護領域に対する変更あるいは情報の書き込み操作を行なおうとする命令もしくはその実行に必要な情報が,コンピュータの命令バスを通過することを検出するための論理回路を伴って,コンピュータ中で使用されることを特徴とする免疫IC。
  • 【請求項10】請求項1ないし9において,前記の望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,前記ソフトウエア,前記コンピュータプログラム,もしくは前記データのうち,不必要なものが作動することをマスクする機能を有する免疫IC。
  • 【請求項11】請求項1ないし10において,前記半導体集積回路はカード状の形状を有し,コンピュータの本体から着脱可能であり,前記カード状の形状の免疫カードを交換することによって,前記の望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータを更新することができることを特徴とする免疫IC。
  • 【請求項12】望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータを記憶した半導体集積回路によって構成され,前記半導体集積回路は前記読み出し専用メモリと書き込みと読み出しの両方が可能なランダムアクセスメモリを少なくとも含んで構成され,前記の望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,前記のソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータは,前記読み出し専用メモリに記憶されており,かつ,コンピュータの動作中に,前記の望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,新たなソフトウエア,新たなコンピュータプログラム,もしくは新たなデータを,ランダムアクセスメモリに蓄積するとともに,カード状の形状を有することを特徴とする免疫ICカード。
  • 【請求項13】望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータを記憶した半導体集積回路によって構成され,前記半導体集積回路は読み出し専用メモリと書き込みと読み出しの両方が可能なランダムアクセスメモリを少なくとも含んで構成され,前記読み出し専用メモリに,前記の望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,前記のソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータは,前記読み出し専用メモリに記憶されており,コンピュータの動作中に,望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,新たなソフトウエア,新たなコンピュータプログラム,もしくは新たなデータを,ランダムアクセスメモリに蓄積するとともに,前記半導体集積回路はカード状の形状を有し,コンピュータの本体から着脱可能な免疫ICカードであり,前記免疫ICカードを交換することによって,前記の望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータを更新することができることを特徴とするコンピュータ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は,デジタル・コンピュータの計算における安全性を確保する方法に関し,コンピュータ・ウイルスおよび望ましくないソフトウエアもしくは望ましくないコンピュータプログラムの存在を検出するための方法および装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来,デジタル・コンピュータの計算における安全性を確保する方法,あるいはコンピュータ・
    ウイルスおよび望ましくないソフトウエアもしくは望ましくないコンピュータプログラムの存在を検出するための方法としては,ワクチンと呼ばれるソフトウエアが使用され,コンピュータが読み込むプログラムやデータを読み込み時に検査したり,あるいは,プログラムやデータが望ましくない働きをしようとした場合に,これを無効にしたり,使用者に警告を発したりしていた。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル・コンピュータの計算における安全性を確保する方法,あるいはコンピュータ・ウイルスおよび望ましくないソフトウエアもしくは望ましくないコンピュータプログラムの存在を検出するための方法においては,ワクチンをコンピュータのメモリに読み込んで動作させる。 このためコンピュータのメモリを占有するとともに,ワクチンの存在するメモリの領域がウイルスによって書き込みあるいは変更された場合,ワクチンは機能しなくなる。 このため,コンピュータのメモリの活用効率が低下するばかりでなく,ウイルスによる破壊に極めて弱かった。

    【0004】また,従来のワクチンは,あらかじめ前記のコンピュータ・ウイルスおよび望ましくないソフトウエアもしくは望ましくないコンピュータプログラムの一部分あるいはその特徴を記憶したデータを含んで構成されている。 しかし,記憶されていないウイルスや望ましくないプログラムに対しては,防御機能を発揮しなかった。

    【0005】さらに,従来のワクチンは,ウイルスの種類の変化に合わせて,定期的に入れ替えが必要であるが,操作が煩雑であるために,確実に新しいワクチンをメモリに読み込んで使用することは,コンピュータ使用者にとって大きな負担であった。

    【0006】本発明の目的は,上記の従来技術の問題点を解決し,コンピュータのメモリの活用効率の低下を招くことがなく,しかもウイルスによる破壊に対して極めて耐久性が高く,さらにあらかじめ記憶されていないウイルスや望ましくないプログラムに対しても防御機能を発揮をするとともに,コンピュータ使用者にとって大きな負担とならない,デジタル・コンピュータの計算における安全性を確保する方法,あるいはコンピュータ・ウイルスおよび望ましくないソフトウエアもしくは望ましくないコンピュータプログラムの存在を検出するための方法を提供することにある。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】前記本発明の目的は,望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータを半導体集積回路に記憶し,必要に応じて前記半導体集積回路は前記読み出し専用メモリに加えて書き込みと読み出しの両方が可能なランダムアクセスメモリを少なくとも含んで構成され,前記読み出し専用メモリに,前記の望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,前記のソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータは,前記読み出し専用メモリに記憶されていて,さらに,これをコンピュータ中に組み込んで,コンピュータの動作中に,前記の望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,新たなソフトウエア,新たなコンピュータプログラム,もしくは新たなデータを,ランダムアクセスメモリに蓄積することともに,必要に応じて前記半導体集積回路はカード状の形状を有し,コンピュータの本体から着脱可能な免疫ICカードであり,前記免疫IC
    カードを交換し,さらに,必要に応じて,望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータを更新することができる,免疫IC
    カードを有するコンピュータとしてコンピュータを構成することによって達することができる。

    【0008】

    【作用】本発明においては,望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータを半導体集積回路からなる免疫ICに記憶されている。 このため,これらのソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータはコンピュータが本来の計算の目的で使用しているメモリの活用効率の低下を招くことがない。

    【0009】さらに本発明では,前記半導体集積回路は前記読み出し専用メモリと,必要に応じて付加される書き込みと読み出しの両方が可能なランダムアクセスメモリを少なくとも含んで構成されるので,前記の望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,前記のソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータは,前記読み出し専用メモリに記憶することができる。 このため,ウイルスによる書き換えや情報の破壊が不可能であるため,ワクチンそのものを破壊する機能を持ったウイルスに対しても極めて耐久性が高い。

    【0010】さらに,これをコンピュータ中に組み込んで,コンピュータの動作中に,望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,新たなソフトウエア,新たなコンピュータプログラム,もしくは新たなデータを,ランダムアクセスメモリに蓄積するので,あらかじめ記憶されていないウイルスや望ましくないプログラムに対しても防御機能を発揮をすることができる。

    【0011】また,本発明の免疫ICを基板上に搭載してカード状の形状の免疫ICカードとすることができるので,コンピュータの本体から着脱可能となり,前記免疫ICカードを交換して,コンピュータ使用者にとって大きな負担となずに,望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータを更新することができる。 従って,本発明によれば,デジタル・コンピュータの計算における安全性を確保する方法を提供することができる。 さらに,コンピュータ・
    ウイルスおよび望ましくないソフトウエアもしくは望ましくないコンピュータプログラムの存在を検出することが容易な,免疫ICカードを有するコンピュータを実現することができる。

    【0012】

    【実施例】以下,実施例を用いて本発明を詳細に説明する。

    【0013】図1を用いて本発明の第1の実施例を説明する。 図1は本発明の免疫ICを含んで構成したコンピュータ・システムのブロック図である。 本実施例においては,本発明の免疫IC1はSi半導体のMOS(金属−酸化物−半導体)トランジスタによる論理回路、およびROM(読み出し専用メモリ)領域10を含んだ集積回路として構成されている。 この場合,集積回路はモノリシックであっても,またハイブリッドであっても本発明の思想を実現することができる。 本実施例においては,望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータはこのROMに記憶されている。 なお、本実施例ではROMを使用するが、ROMの代わりに電気的に書換え可能なRAM、E
    EPROM等の半導体メモリを使用することもできる。
    書換え可能な半導体メモリならば、いわゆるワクチンソフトを簡単に書き込むことができるからである。 ただし、電気的に書換え可能な半導体メモリの場合には、該半導体メモリをコンピュータに組み込む際に該コンピュータから該半導体メモリにデータ書き込みができないように該コンピュータ若しくは半導体メモリを構成する必要がある。 なぜならば、いわゆるコンピュータウィルスによって該半導体メモリの内容が書き替えられる恐れがあるからである。 データ書き込みができないようにするには、コンピュータと半導体メモリのインタフェースにおいて、半導体メモリのR/Wピンの電圧をREAD側に固定すればよい。 これは、コンピュータ側のインタフェース基板で電圧固定を行ってもよく、もちろん、半導体メモリのR/WピンをVcc端子に接続しておいてもよい。 なお、ワクチンソフトを書き込む際には、上記半導体メモリをコンピュータから取りだして書き替える方法と、コンピュータ側のインタフェース基板での電圧固定を解除して該コンピュータを介して書き替える方法とが考えられる。

    【0014】CPU2は,入出制御装置5を介して通信回線接続装置6から読み込んだ情報,および小型記憶装置8の記憶媒体を交換することによって新規に入力されるデータやプログラムを,バス3を通して計算用RA
    M4に取り込んだ後に,ROM領域10に記憶されている望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムに関する情報と比較し,コンピュータ・ウイルスの存在を検出する。

    【0015】コンピュータ・ウイルスが存在することが確認された場合は,表示装置7に警告のメッセ−ジを表示し,コンピュータの使用者にコンピュータ・ウイルスの存在を知らせて,コンピュータの動作を停止する。

    【0016】本発明では,ROM領域10に望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムに関する情報が記憶されているため,これらの情報がコンピュータが本来の計算の目的で使用している計算RAMの活用効率の低下を招くことがない。 また,ROM領域10
    に記憶されていない,新たな種類のウイルスが存在するプログラムやデータが存在しても,これらが実行された結果として免疫チップ1に記憶された内容が破壊されたり,消失することがない。

    【0017】さらに本発明では,前記半導体集積回路は読み出し専用メモリと,必要に応じて付加される書き込みと読み出しの両方が可能なランダムアクセスメモリを少なくとも含んで構成されるので,前記の望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータは,読み出し専用メモリに記憶することができる。 このため,ウイルスによる書き換えや情報の破壊が不可能であるため,ワクチンそのものを破壊する機能を持ったウイルスに対しても極めて耐久性が高い。

    【0018】さらに,これをコンピュータ中に組み込んで,コンピュータの動作中に,望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,新たなソフトウエア,新たなコンピュータプログラム,もしくは新たなデータを,ランダムアクセスメモリに蓄積するので,あらかじめ記憶されていないウイルスや望ましくないプログラムに対しても防御機能を発揮をすることができる。

    【0019】また,本発明の免疫ICを基板上に搭載してカ−ド状の形状の免疫ICカ−ドとすることができるので,コンピュータの本体から着脱可能となり,前記免疫ICカ−ドを交換して,コンピュータ使用者にとって大きな負担とならずに,望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,
    ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータを更新することができる。 従って,本発明によれば,
    デジタル・コンピュータの計算における安全性を確保する方法を提供することができる。 さらに,コンピュータ・ウイルスおよび望ましくないソフトウエアもしくは望ましくないコンピュータプログラムの存在を検出することが容易な,免疫ICカ−ドを有するコンピュータを実現することができる。

    【0020】次に,図2を用いて別の実施例を説明する。 図2は本実施例におけるランダムアクセスメモリ(RAM)を含んで構成した本発明の免疫ICの上面図である。 この実施例では,免疫IC1はSi半導体回路によって構成されたROM領域21とRAM領域22とから構成され,両者は同一のSiチップ上に集積化されている。 ROM領域21に望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムに関する情報が記憶されている。 また,ROM領域10にはその情報が予め記憶されていない,新たな種類のウイルスが存在するプログラムやデータが存在しても,これらが実行された結果として免疫チップ1に記憶された内容が破壊されたり,消失することがない。

    【0021】さらに本発明実施例では,免疫IC1はR
    OM領域21と,RAM領域22の両方を含んで構成される。 ソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータは,ROM領域21に記憶されており,ウイルスによる書き換えや情報の破壊が不可能である。 さらに,上記のソフトウエア,コンピュータプログラムによって検出した新たな望ましくないソフトウエアやコンピュータウイルスに関する情報は,RAM
    領域22に保存し,初めにROM領域21にあった情報と共に,その後,コンピュータウイルスを検出するために使用される。 従って,免疫IC1は学習期機能を有しており,新種のコンピュータウイルスやウイルスの変種に対しても対応することができる。

    【0022】さらに,本実施例では,コンピュータの管理ソフト,いわゆるオペレ−ティングシステムの根幹部分,あるいはその全部を免疫IC1のROM領域21に保存しているので,万一,新種のコンピュータウイルスやウイルスの変種がコンピュータシステムに侵入し,システムを動作させるためのソフトウエアが破壊された場合にも,容易にシステムを復旧することができる。

    【0023】次に,図3を用いて別の実施例を説明する。 図3は本実施例におけるランダムアクセスメモリ(RAM)を外付けとしてを含んで構成した本発明の免疫ICの上面図である。 この実施例では,免疫IC1は外部にRAM31(ランダムアクセスメモリ31)を伴って,プリント基板32上にハイブリッドに集積化され,両者は配線34によって結ばれている。

    【0024】この実施例では,このハイブリッド集積回路はICカ−ドとして構成されており,電極33を介してコンピュータシステムのハ−ドウエアに接続できる。
    このように,本発明の免疫ICを用いて免疫ICカ−ドを構成すると,免疫ICのROM領域に保存されている,望ましくないソフトウエアやコンピュータウイルスに関する情報を容易に更新することができ,しかも破壊に対して耐久性がある。 また,従来のようにワクチンをフロッピ−ディスク等から,コンピュータのメモリや外部記憶装置に読み込んで使用する場合に比べ,使用者の手間が格段に軽減される。 このため,ワクチンの更新の忘れやミスを防ぐことがでる利点がある。

    【0025】また本実施例の免疫ICカ−ドは小型かつ軽量であるため,郵便等で配送することも容易であり,
    またそのコストも少ない。 従って,ユ−ザに対して,定期的に最新の望ましくないソフトウエアやコンピュータウイルスに関する情報を含んだ免疫ICカ−ドを提供することができる。 例えば,ユ−ザから一定の年間会費を徴収し,一定期間毎に最新の情報の入った免疫ICカ−
    ドをユ−ザに配布すれば,コンピュータの安全性を容易に,かつ飛躍的に向上させることができる。

    【0026】これまでに説明した3つの実施例に使用する,望ましくないソフトウエアやコンピュータウイルスの検出手順の流れ図を図4に示す。 この検出手順では,
    コンピュータは,この先ず免疫ICから望ましくないソフトウエアやコンピュータウイルスに関する情報を読み出し,コンピュータのメモリ上のプログラムあるいはデータと比較する。 もし,同一あるいは共通の命令群を含んでいればそのプログラムの実効を停止し,さらにウイルスの存在を表示装置に示してユ−ザに知らせる。

    【0027】第5図は,本発明の免疫ICがRAM領域を使って,学習期機能を果たす際の手順を示す流れ図である。 免疫ICが新しく望ましくないソフトウエアやウイルスに関する情報を獲得するには2つの方法があり,
    第1はコンピュータシステムへのウイルスの侵入を検出しその際の情報をRAM領域に追加書き込みして情報を増やす方法である。 これは生体の免疫系との対応で言えば自然感染に対応する。 これに対して,外部から新しく望ましくないソフトウエアやウイルスに関する情報をR
    AM領域に書き込む方法があり,こちらは予防接種に対応する。 どちらの場合も,ひとたび情報を獲得すれば,
    図4に示した手順と同様にして望ましくないソフトウエアやコンピュータウイルスを検出できるようになる。

    【0028】図6を用いて,本発明の別の実施例を説明する。 図6は本発明の免疫ICカ−ドを用いたコンピュータの外観図である。 免疫ICカ−ドは図6に示したように着脱が容易であり,従って望ましくないソフトウエアやコンピュータウイルスに関する情報を容易に更新することができ,しかも破壊にたいして耐久性がある。 また,従来のようにワクチンをフロッピ−ディスク等から,コンピュータのメモリや外部記憶装置に読み込んで使用する場合に比べ,使用者の手間が格段に軽減される。 このため,ワクチンの更新の忘れやミスを防ぐことがでる利点がある。

    【0029】次に,図7を用いて本発明の別の実施例を説明する。 図7は外部からデータを読み込む際に望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータ・プロブラムを検出するためのコンピュータのブロック図である。

    【0030】本実施例においては,本発明の免疫IC1
    はSi半導体のMOS(金属−酸化物−半導体)トランジスタによる論理回路、およびROM(読み出し専用メモリ)領域を含んだ集積回路として構成されている。 この場合,集積回路はモノリシックであっても,またハイブリッドであっても本発明の思想を実現することができる。 本実施例においては,望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータはこのROMに記憶されている。

    【0031】図8は本実施例において,外部から情報を読み込む際に,望ましくないソフトウエアやコンピュタウイルスを検出する手順を示した流れ図である。 この実施例では入出力制御装置5自身が,望ましくないソフトウエアやコンピュータ・ウイルスの検出機能を有しており,免疫IC1に格納されている情報は入出力制御装置5に読み出され,入出力制御装置5を介して通信回線接続装置6から読み込んだ情報に含まれる望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムに関する情報と比較し,コンピュータ・ウイルスの存在を検出する。 この場合には,プログラムに含まれるデータ列を比較照合して望ましくないソフトウエアやコンピュータウイルスを検出することに加えて,入出力制御装置5の中で読み込んだプログラムを一度模擬的に動作させ,怪しい動作をしないかどうか確認することができる。

    【0032】この場合には,コンピュータ本体のCPU
    2や計算用RAM4をウイルスの検出に使うことがないので,コンピュータ本体の性能を低下させることなく,
    効率良く好ましくないソフトウエアやコンピュータウイルスを検出することができる。

    【0033】コンピュータ・ウイルスが存在することが確認された場合は,表示装置7に警告のメッセ−ジを表示し,コンピュータの使用者にコンピュータ・ウイルスの存在を知らせて,コンピュータの動作を停止する。

    【0034】つぎに,図9と図10を用いて本発明の別の実施例を説明する。 図9はコンピュータ内部でプログラムやデータを転送する際に望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータ・プログラムを検出するためのコンピュータのブロック図である。 本実施例においては,
    本発明の免疫IC1はSi半導体のMOS(金属−酸化物−半導体)トランジスタによる論理回路、およびRO
    M(読み出し専用メモリ)領域を含んだ集積回路として構成されている。 この場合,集積回路はモノリシックであっても,またハイブリッドであっても本発明の思想を実現することができる。 本実施例においては,望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムの存在を検出するための,ソフトウエア,コンピュータプログラム,もしくはデータはこのROMに記憶されている。

    【0035】図8は本実施例において,コンピュータ内部でプログラムやデータを転送する際に望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータ・プロブラムを検出するための手順の流れ図である。 この実施例ではバス監視装置90が設けられており,それ自身が,望ましくないソフトウエアやコンピュタウイルスの検出機能を有している。 免疫IC1はバス監視装置90に接続されている。 免疫IC1に格納されている情報はバス監視装置9
    0に読み出され,バス3を介して転送される情報に含まれる望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータプログラムに関する情報と比較し,コンピュータ・ウイルスの存在を検出する。 この場合には,プログラムに含まれるデータ列を比較照合して望ましくないソフトウエアやコンピュータウイルスを検出することに加えて,バス監視装置90の中で読み込んだプログラムを一度模擬的に動作させ,怪しい動作をしないかどうか確認することができる。

    【0036】この場合には,コンピュータ本体のCPU
    2や計算用RAM4をウイルスの検出に使うことがないので,コンピュータ本体の性能を低下させることなく,
    効率良く好ましくないソフトウエアやコンピュータウイルスを検出することができる。

    【0037】コンピュータ・ウイルスが存在することが確認された場合は,表示装置7に警告のメッセ−ジを表示し,コンピュータの使用者にコンピュータ・ウイルスの存在を知らせて,コンピュータの動作を停止する。

    【0038】

    【発明の効果】以上のべたように,本発明によれば,コンピュータのメモリの活用効率の低下を招くことがなしに,しかもウイルスによる破壊に対して極めて耐久性が高く,さらにあらかじめ記憶されてはいないウイルスや望ましくないプログラムに対しても防御機能を発揮をするとともに,コンピュータの使用者にとっての負担の小さい,デジタル・コンピュータの計算における安全性を確保する方法,あるいはコンピュータ・ウイルスおよび望ましくないソフトウエアもしくは望ましくないコンピュータプログラムの存在を検出するための方法を提供するができる。

    【0039】

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の免疫ICを含んで構成したコンピュータ・システムのブロック図。

    【図2】ランダムアクセスメモリ(RAM)を含んで構成した本発明の免疫ICの上面図。

    【図3】免疫ICをランダムアクセスメモリ(RAM)
    と一緒に基板上に集積した本発明の免疫ICカ−ドの上面図。

    【図4】望ましくないソフトウエアの検出手中の流れ図。

    【図5】学習機能により望ましくないソフトウエアを検出する能力を高める手順の流れ図。

    【図6】本発明の実施例による免疫ICカ−ドを用いたコンピュータの外観図。

    【図7】外部からデータを読み込む際に望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータ・プロブラムを検出するためのコンピュータのブロック図。

    【図8】外部から情報を読み込む際に望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータ・プロブラムを検出するための手順の流れ図。

    【図9】コンピュータ内部でプログラムやデータを転送する際に望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータ・プログラムを検出するためのコンピュータのブロック図。

    【図10】コンピュータ内部でプログラムやデータを転送する際に望ましくないソフトウエアもしくはコンピュータ・プロブラムを検出するための手順の流れ図。

    【符号の説明】

    1 免疫IC 2 CPU 3 バス 4 計算用RAM 5 入出力制御装置 6 通信回線接続装置 7 表示装置および入出力装置 8 大容量記憶装置 9 小型記憶装置 10,21 ROM領域 22 RAM領域 31 RAM 32 プリント基板 33 電極 34 配線 60 コンピュータ本体 61 免疫ICカ−ド 90 バス監視回路。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中込 儀延 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

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