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Method and equipment for information communication

阅读:774发布:2021-01-11

专利汇可以提供Method and equipment for information communication专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To eliminate the need of handling the large volume of data at one time at the time of designing a server side, a client computer or a virtual real world, to smoothly shift a place within a virtual real space and to easily select and operate an object. CONSTITUTION: On the display of the monitoring device 1 of the client computer 2 connected through a communication channel (an ATM network 3 or the like) to the server sides 12-14, the virtual real space based on information supplied from the server side is displayed and service is provided corresponding to the operation of the client computer 2 on the virtual real space. In this case, the virtual real space is divided into each set of worlds, the server side transmits data for each world corresponding to a request from the client computer 2 and the client computer 2 handles the data for each world. Also, to the data of the respective worlds respectively adjacent on the virtual real space, the respectively mutually related data are added.,下面是Method and equipment for information communication专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 通信回線を介してサーバコンピュータと接続されたオンライン端末の表示手段上に、上記サーバコンピュータから供給される情報に基づいた仮想現実空間を表示し、上記仮想現実空間上でのオンライン端末の操作に応じてサービスの提供及び享受を行う情報通信方法において、 仮想現実空間を一まとまりの所定単位毎に分割し、 上記所定単位毎にデータの管理を行うことを特徴とする情報通信方法。
  • 【請求項2】 仮想現実空間上で各々隣接する各所定単位のデータには、当該隣接する境界部分で共通するオブジェクトのデータを重複して付加することを特徴とする請求項1記載の情報通信方法。
  • 【請求項3】 異なる所定単位内の表現上同一のオブジェクトに対して、それぞれ所定単位毎に異なる機能を割り当てることを特徴とする請求項1記載の情報通信方法。
  • 【請求項4】 上記オンライン端末は、複数の所定単位のデータを蓄積することを特徴とする請求項1記載の情報通信方法。
  • 【請求項5】 通信回線を介して接続されたオンライン端末の表示手段上に、送出した情報に基づく仮想現実空間を表示し、上記仮想現実空間上でのオンライン端末の操作に応じてサービスを提供する情報通信装置において、 少なくとも仮想現実空間を一まとまりの所定単位毎に分割したデータを保持する保持手段と、 上記所定単位毎にデータの管理を行い、上記オンライン端末からの送信要求に応じて上記所定単位毎にデータを送出するデータ送出制御手段とを有することを特徴とする情報通信装置。
  • 【請求項6】 仮想現実空間上で各々隣接する各所定単位のデータは、当該隣接する境界部分で共通するオブジェクトのデータを重複して含むことを特徴とする請求項5記載の情報通信装置。
  • 【請求項7】 異なる所定単位内の表現上同一のオブジェクトは、それぞれ所定単位毎に異なる機能を備えることを特徴とする請求項5記載の情報通信装置。
  • 【請求項8】 上記データ送出制御手段は、上記オンライン端末からの送信要求に応じて、複数の所定単位のデータを送出することを特徴とする請求項5記載の情報通信装置。
  • 【請求項9】 映像を表示する表示手段と、 通信回線を介してサーバコンピュータと接続される接続手段と、 上記サーバコンピュータとの間でデータの送受を行うと共に上記サーバコンピュータから供給されたデータに基づいて少なくとも仮想現実空間の映像情報を形成する情報処理手段とを有し、 上記情報処理手段は、仮想現実空間を一まとまりの所定単位毎に分割した当該所定単位毎にデータの管理を行うことを特徴とする情報通信装置。
  • 【請求項10】 仮想現実空間上で各々隣接する各所定単位のデータは、当該隣接する境界部分で共通するオブジェクトのデータを重複して含むことを特徴とする請求項9記載の情報通信装置。
  • 【請求項11】 異なる所定単位内の表現上同一のオブジェクトは、それぞれ所定単位毎に異なる機能を備えることを特徴とする請求項9記載の情報通信装置。
  • 【請求項12】 上記情報処理手段は、上記サーバコンピュータに対して、複数の所定単位のデータの送出を要求することを特徴とする請求項9記載の情報通信装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、ユーザがクライアントコンピュータを操作し、通信回線を使ってサーバコンピュータに接続し、例えば情報提供やビデオ視聴や商品注文などのサービスを行う情報通信方法及び装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】近年、ケーブル、電話線、又はネットワーク等を使用して、中央の情報処理装置であるサーバコンピュータと、例えば家庭等のユーザの端末の情報処理装置であるクライアントコンピュータとを繋ぎ、例えば情報提供やビデオ視聴や商品注文などのサービスを行うオンラインのネットワークサービスシステムが実用化されつつある。

    【0003】また、最近は、上記ネットワークサービスシステムにおいて、クライアントコンピュータに接続されたモニタ装置のディスプレイ上に、例えば3次元グラフィックを用いてサービス内容を美しく表現したり立体的に実世界に近く表現したりすることより、ユーザへの概念モデル,メタファの提示を行うことが一般化してきている。

    【0004】例えば、一般的に、3次元の仮想現実空間表現を利用した情報ナビゲーションシステムでは、2次元空間表現と比較して、実世界に似せたかたちに、サービス内容や構成物を立体的に表現することができるので、ユーザが、この情報ナビゲーションシステムにアクセスしたときに、ユーザに対して友好的な印象を与えることが優位点として挙げられる。

    【0005】具体的には、3次元の仮想現実空間の中には、例えば机や商品棚やテレビやドア等の種々の物体や設備がオブジェクトとして存在しており、ユーザは、マウス、トラックボール、及びキーパッド等のポインティングデバイスを操作デバイスとして用いることにより、
    3次元の仮想現実空間内での移動方向等を指示して、クライアントコンピュータに表現された3次元の仮想現実空間の内部を動き回り、3次元の仮想現実空間の内部のオブジェクトへの働きかけを行う。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のように3次元の仮想現実空間内でユーザが移動したり、当該仮想現実空間内のオブジェクトへユーザが働きかけを行うような場合には、以下のような問題点がある。

    【0007】例えば、サーバコンピュータやクライアントコンピュータが一度に大量のデータを取り扱わなければならなくなることや、仮想現実世界を設計者が構築する際に一度に大量のデータを取り扱わなければならないこと等の問題が発生する。

    【0008】また、ユーザが、仮想現実空間内のある一つの場所から別の場所(例えば隣の場所)へ移るような場合には、場所を移る前後での移行の際に滑らかに見えないことが起こる。

    【0009】さらに、仮想現実空間内のオブジェクトをポインティングデバイスでクリックすることで当該オブジェクトに対する働きかけを行うようにしている場合は、当該クリックする位置の選択が煩雑で複雑になり、
    また、オブジェクトが仮想現実空間上で例えば遠距離にあって鮮明に見えないような場合にはその操作がし難い。

    【0010】そこで、本発明はこの様な実情に鑑みてなされたものであり、サーバコンピュータやクライアントコンピュータ或いは仮想現実世界の設計の際に一度に大量のデータを取り扱わなくても済み、また、仮想現実空間内での場所の移行が滑らかに見え、オブジェクトの選択や操作を容易にすることができる情報通信方法及び装置を提供することを目的とする。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】本発明は、通信回線を介してサーバコンピュータと接続されたオンライン端末の表示手段上に、上記サーバコンピュータから供給される情報に基づいた仮想現実空間を表示し、上記仮想現実空間上でのオンライン端末の操作に応じてサービスの提供及び享受を行う情報通信方法において、仮想現実空間を一まとまりの所定単位毎に分割し、上記所定単位毎にデータの管理を行うことにより、上述の課題を解決する。

    【0012】また、本発明は、通信回線を介して接続されたオンライン端末の表示手段上に、送出した情報に基づく仮想現実空間を表示し、上記仮想現実空間上でのオンライン端末の操作に応じてサービスを提供する情報通信装置において、少なくとも仮想現実空間を一まとまりの所定単位毎に分割したデータを保持する保持手段と、
    上記所定単位毎にデータの管理を行い、上記オンライン端末からの送信要求に応じて上記所定単位毎にデータを送出するデータ送出制御手段とを有することにより、上述の課題を解決する。

    【0013】さらに、本発明は、映像を表示する表示手段と、通信回線を介してサーバコンピュータと接続される接続手段と、上記サーバコンピュータとの間でデータの送受を行うと共に上記サーバコンピュータから供給されたデータに基づいて少なくとも仮想現実空間の映像情報を形成する情報処理手段とを有し、上記情報処理手段は、仮想現実空間を一まとまりの所定単位毎に分割した当該所定単位毎にデータの管理を行うことにより、上述の課題を解決する。

    【0014】

    【作用】本発明によれば、仮想現実空間を一まとまりの所定単位毎に分割し、この所定単位毎のデータを扱うことにより、サーバコンピュータやオンライン端末は一度に大量のデータを取り扱わなくても済む。

    【0015】

    【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図面を参照にしながら説明する。

    【0016】先ず、本発明の具体的内容を述べる前に、
    本発明実施例の全体的なシステムについて、図1及び図2を用いて説明する。

    【0017】図1において、クライアントコンピュータ2は、大規模なATM網3及び転送会話装置4,FDD
    I(Fiber Distribution Data Interface)インターフェイス5を介して、サービス供給側の例えばサービス管理サーバ13、ビデオサーバ12,サービスAPサーバ14に接続されている。 なお、上記ATMとは非同期転送モードのことであり、当該ATMでは、データの種類によらず48バイト単位の固定長データに分け、この固定長データに5バイトのヘッダを付加して、53バイトのセルを作り、セル単位でスイッチングが実行される。
    このATM網3は、音声や動画、コンピュータデータを混在して転送できることを特徴とする。 また、上記FD
    DIは、光ファイバを用いた100Mビット/秒のトークンパッシング方式の媒体アクセス方式である。

    【0018】上記ビデオサーバ12は、サーバコンピュータ7及び例えばハードディスクや光ディスク等からなるデータ格納装置6からなり、当該データ格納装置6に例えば後述するMPEG等のフォーマットに加工されたディジタルビデオデータが格納されている。 当該ビデオサーバ12のデータ格納装置6から、クライアントコンピュータ2からのリクエストに応じた上記ディジタルビデオデータが読み出されて、転送されることになる。

    【0019】上記サービスAPサーバ14も同じくサーバコンピュータ11及び保持手段であるデータ格納装置10からなり、データ格納装置10にアプリケーション(AP)プログラムデータとしての3次元の画像の基になるデータやスクリプトを格納している。 当該サービスAPサーバ14のデータ格納装置10から、クライアントコンピュータ2からのリクエストに応じた上記アプリケーションプログラムデータが読み出されて、転送されることになる。

    【0020】上記サービス管理サーバ13も同じくサーバコンピュータ9及びデータ格納装置8からなるが、このサービス管理サーバ13は、クライアントコンピュータ2との対応を行うと共に、各ビデオサーバ7やサービスAPサーバ11の管理を行う。

    【0021】なお、本発明にいうデータ送出制御手段はサーバコンピュータと対応しており、上記ビデオサーバ12やサービスAPサーバ14は、それぞれ複数設けることも可能であり、また、各サーバ12,13,14を1台のサーバにまとめることも可能である。

    【0022】ATM網3を通って転送されたクライアントコンピュータ2からのリクエストは、転送会話装置4
    と呼ばれるプロトコル変換及びデータの自動振り分け,
    データ転送速度変換等を行う装置と、FDDIインターフェイス5とを介して、上記サーバ側に伝えられる。

    【0023】上記クライアントコンピュータ2からのリクエストに応じて、サーバ側から送出されたデータは、
    クライアントコンピュータ2によって表示用の処理がなされるモニタ装置1のディスプレイ上に表示され、これによりグラフィック表示を用いたユーザインターフェイス(グラフィカル・ユーザ・インターフェイス、以下G
    UIと呼ぶ)が構築される。 したがって、ユーザは、当該モニタ1のディスプレイ上の表示を見ながら操作を行ったり、サービスの提供を受けることが可能となる。

    【0024】次に、上記図1に示したクライアントコンピュータ2の自体の構成は、例えば図2に示すようなものとなる。

    【0025】この図2において、接続手段であるEIS
    Aボード36は、当該クライアントコンピュータ2とA
    TM網3とを接続する通信用のボードであり、当該AT
    M網3を介してEISAボード36に供給された信号は、処理部41により記録/再生が制御されるハードディスク43に一旦格納された後、データの種類に応じて読み出されて、それぞれ対応する3次元レンダリングエンジン34、MPEG2デコーダ35、PCオーディオデコーダ39、MPEG2オーディオデコーダ40等へ送られる。

    【0026】上記3Dレンダリングエンジン34は、3
    次元の物体の3次元座標データをモニタ装置1のディスプレイ20上に表示するためのデータ(3次元による仮想現実空間の画像データ)に変換する座標変換器であり、アプリケーションに応じたGUI(グラフィカル・
    ユーザ・インターフェイス)の構築を行うためのものである。

    【0027】MPEG2デコーダ35は、MPEG2の規格により圧縮されているデータを伸長するデコーダである。 なお、MPEG(Moving Picture Image Coding
    Experts Group :蓄積用動画像符号化の検討組織)2
    は、動画像の圧縮・伸長技術の国際標準規格である。

    【0028】RGBミキサ33は、上記3Dレンダリングエンジン34からのデータとMPEG2デコーダ35
    からのデータが、ともに光3原色のR(赤),G
    (緑),B(青)からなるデータであるため、これらR,G,Bをミックスしたデータを生成する。

    【0029】NTSCエンコーダ32は、上記RGBミキサ33からのデータをNTSCのテレビジョン標準規格の信号に変換する。 このNTSCエンコーダ32からの映像信号がモニタ装置1のディスプレイ20上に表示される。 なお、この図2の例でのディスプレイ20上には、ポインティングデバイスによるポインタ(カーソル)22と、MPEG2をデコードして得た画像23
    と、3Dレンダリングエンジン34による前記GUIのための画像(例えば3次元または2次元の画像21)とが表示されている。 上記MPEG2の画像と前記GUI
    のための画像は合成して表示することも可能である。

    【0030】一方、PCオーディオデコーダ39は、A
    DPCM音源を用いて例えば効果音を生成する。 また、
    MPEG2オーディオデコーダ40は、MPEG2の圧縮されたオーディオデータを伸長する。 これらPCオーディオデコーダ39からのデータ及びMPEG2オーディオデコーダ40からのデータは、オーディオミキサ3
    8によりミックスされてオーディオ信号となされ、当該オーディオ信号がスピーカ30に送られる。 なお、このスピーカ30からの音声の出に関しては、ステレオ音声または多チャンネル音声が望ましい。 最近ではステレオ音声でも、音の位相差などをコントロールして立体的に音像を定位できるシステムも登場してきているので、
    これらを利用することもできる。

    【0031】また、上記ディスプレイ20上でのGUI
    を用いた操作は、ポインティングデバイスの一例としてのワイヤレスマウス31から送信されるポイント情報に基づいて行われる。 上記ワイヤレスマウス31から送信された上記ポイント情報は、ワイヤレス用チューナ37
    にて受信され、当該受信されたポインタ情報が処理部4
    1に送られる。 なお、上記ポインティングデバイスは、
    上記ワイヤレスマウス31に限らず、通常のマウスやトラックボール,ジョイスティック、さらにディスプレイ20と座標位置が対応しているタッチパネル等の各種のものを使用することができる。

    【0032】処理部41はCPU(中央処理装置)を備えてなり、プログラムROM及びワークRAMとしての機能を有するメモリ42の上記プログラムROMに保持しているプログラムデータに基づきバスを介して各構成要素を制御すると共に、上記ワイヤレスマウス31からのポイント情報に基づいて、GUIへの制御を行い、また、必要に応じてサーバコンピュータとの交信を行う。
    なお、この図2の例では、上記3Dレンダリングエンジン34やMPEG2デコーダ35等はそれぞれ独立したチップとして設けられている例を示しているが、これらによる各種信号処理を上記処理部41がソフトウェア的に行うことも可能である。 当該処理部41と、当該処理部41が制御する3Dレンダリングエンジン34等により本発明にいう情報処理手段が実現されている。

    【0033】上述したような図1及び図2のシステムを使用した場合のユーザに対するオンラインによるサービス提供の具体的な動作を、以下に説明する。

    【0034】先ず、ユーザは、クライアントコンピュータ2のポインティングデバイスを使って、クライアントコンピュータ2とサーバ側のコンピュータ(この場合はサービス管理サーバ13のコンピュータ9)とのネットワーク上での接続を指示する。

    【0035】サーバ側のサービス管理サーバ13のコンピュータ9は、上記ネットワーク上での接続がなされてクライアントコンピュータ2からリクエストが供給されると、当該リクエストに応じてビデオサーバ12やサービスAPサーバ14を制御することにより、上記クライアントコンピュータ2に対して以下のデータ及びソフトウェアを転送する。 すなわち、後述するような仮想現実表現によるサービス提供を実現するために、例えば、仮想現実世界の振る舞いを記述するスクリプト、仮想現実世界の3次元座標データ、仮想現実世界の音声データ、
    クライアントコンピュータ2からユーザに対して指示する選択肢などを記述するスクリプト、その他、処理に必要な各種のデータを転送する。

    【0036】クライアントコンピュータ2は、上記サーバコンピュータから受け取ったデータを一旦ハードディスク43に記録し、その後モニタ1のディスプレイ20
    の画面や必要に応じてスピーカ等を使用して、上記サーバ側から受け取ったデータ及びソフトウェアを基にした仮想現実世界を、ユーザに対して提示する。

    【0037】ユーザは、クライアントコンピュータ2により提示された仮想現実世界を視聴しつつ、ポインティングデバイスを使って、移動方向などを指示して仮想現実世界内部を徘徊し、操作ボタンなどを操作して仮想現実世界内部の物体または施設に働きかけを行うことにより、サービスの提供を受ける。

    【0038】すなわち、クライアントコンピュータ2
    は、スクリプトに従い、ユーザの操作に対して、視点位置,視線方向,音声、及び仮想現実世界内部の物体の働きまたは振る舞いを以て反応し、ユーザが仮想現実世界内部に入り込んでいるかのように、モニタ1のディスプレイ20及びスピーカを使用して仮想現実世界をユーザに対して提示する。 また、スクリプトの記述に応じて、
    ユーザに種々の情報の提供や発言や物品の注文などを行う。

    【0039】サーバコンピュータは上記ユーザの操作に応じたクライアントコンピュータ2からのリクエストに応じたサービス内容のデータを、当該クライアントコンピュータ2に返送する。 これにより、ユーザはサービスの提供を受けることが可能となる。

    【0040】上述したようなオンラインによるサービス提供において、本実施例のシステムでは、ユーザがクライアントコンピュータ2を操作して、ケーブル,通信回線,ネットワーク等を使ってサーバコンピュータに接続し、例えば情報提供やビデオ視聴や商品注文などのサービスを受ける際に、クライアントコンピュータ2に接続されたモニタ1のディスプレイ20上に、ユーザへの概念モデル,メタファ表現として仮想都市空間を3次元グラフィック表示し、実世界に近い形でサービス内容を提供することにより、ユーザの直接操作に近いインターフェイスを実現するようにしている。

    【0041】ここで、本実施例のシステムにおいては、
    オンラインサービス上で、ネットワーク上のユーザとサーバの関係を3次元立体表現の仮想都市空間のメタファを用い、家(自宅)と町、或いはそこに建造されたビルという形で表現し、空間そのものにインターフェイスとしての意味性を持たせ、ユーザに対して概念としての判り易さと楽しさの提供と、サービス側ではより特化したサービス内容を実現させるように、仮想現実空間を設計している。

    【0042】より具体的な例を挙げて説明する。 図3の仮想都市(家と町、ビル)の構成に示すように、本実施例のシステムにおいては、仮想現実空間上でのホームタウンHTに存在する家(ホーム)MHや町DT,OT
    が、各々現実のサービス提供会社のサーバと接続されており、ユーザはオンライン端末装置であるクライアントコンピュータ2のディスプレイ20上に表示された3次元の上記仮想現実空間上で前記ポインティングデバイスによる指示によって、家から町、町から町、町から家へと自由に行き来してサービスを享受するようになっている。

    【0043】また、図3の仮想現実空間内の町DT,O
    TにはビルDSやOS 1 〜OS 4が存在し、これらビルD
    SやOS 1 〜OS 4のメタファの構成は図4に示すビルB
    Dのようになされている。 すなわち、当該図4の仮想現実空間上のビルBDにおいては、図4のF1〜F5のように仮想的に階(フロア)が分かれており、サービスの内容や階層に応じて、このフロアを分けるようにしている。

    【0044】これら3次元で表現されたビルや家等のオブジェクトは、立体的なアイコンとして機能するようにしており、家にいたとしても、サーバと接続がなされており、ユーザは意識しないがサービスを享受することができるようになる。

    【0045】すなわち、本発明実施例のシステムにおいては、ユーザの家と町にあるビル(建造物)を3次元表示して仮想都市を形成し、各々のビルを各々のサービス提供会社のサーバに対応させるように設計することで、
    サービス提供会社の特徴をビルの構造やデザイン、色彩などにて表現することが可能なばかりでなく、ビルの階(フロア)によって異なるサービスまたはサービスの階層分けを実現可能としている。 したがって、ユーザは自分の家からこの仮想の町に出かけ、町を移動し、ビルの各階を巡ることで、まるで現実世界のようにそこで行われているサービスを享受することが可能となる。 なお、
    従来のオンラインサービスにおいては、階層的に構築されたサービスを文字入力を主体としたユーザインターフェイスを使い、目的のサービスをたどりつくものが主であったが、本発明のユーザインターフェイスでは、町を移り、ビルの階(フロア)をエレベータやエスカレータ,階段などのメタファを使用し、上下することで階層構造を意識することなく目的のサービスへ導くだけでなく、たどりつく過程もサービスと捉え、楽しさや使いやすさの提供を実現している。

    【0046】一方、家(ホーム)においては、ユーザの個人別のサービス内容(例えば、電子メール、ビデオオンデマンド視聴、ユーザカスタマイズなど)を部屋や部屋に置かれている機器など実世界に近い概念モデル/メタファに対応させることで、なじみ易い形でサービスを実現できるような設計がなされている。 したがって、ユーザは町で購入或いは借りてきたビデオソフトを家のオーディオ・ビジュアル機器(AV機器)のメタファを利用して楽しんだり、書斎の机で電子メールを書いたり読んだりすることができる。 また、家にいても、バックグラウンドでサーバと接続している(または接続可能にする)ことで、例えば、ビデオオンデマンドなどは、店にビデオテープを借りに行き、借りたビデオテープを家に帰ってから自分の好きなときに観る、等のように実世界の人間活動に近い、なじみ易い形でサービスを実現し、
    かつ時間差を設けるなど、従来のビデオオンデマンドでは実現し難かった新しいサービス形態に適用可能となっている。

    【0047】ところで、上述のような仮想現実空間上でのサービスの提供ということを行う場合において、ユーザはサーバコンピュータ内の情報などを検索することになるが、このとき、クライアントコンピュータ2はディスプレイ20及びスピーカ30などを使って3次元仮想現実世界をユーザに提示し、ユーザは、ポインティングデバイスで移動方向などを指示して、仮想現実世界内部を徘徊し、ポインティングデバイスで操作ボタンなどを操作して仮想現実世界内部の物体/設備に働きかけをすることになる。

    【0048】ここで、本実施例のシステムでは、サービス管理サーバ13やクライアントコンピュータ2において、上記3次元の仮想現実空間を、所定単位毎に分割(ある程度のひとまとまり(ワールドと呼ぶ)毎に分割)し、当該ワールド毎に3次元座標データやスクリプトなどのデータを管理するようにしている。

    【0049】より具体的に、図4に示すビルBDを例に挙げて説明すると、当該ビルBDの各階F1〜F5毎やエレベータEL,エスカレータESをワールドとして扱い、これらワールド毎にデータを管理するようにしている。 。

    【0050】これには以下の利点がある。

    【0051】すなわち、このようにワールド毎に分割してデータ等の管理を行うようにすることで、サーバコンピュータやクライアントコンピュータ2は、ワールド毎のデータを扱えばよく、したがって従来のように一度に大量のデータを取り扱わなくても済むようになる。 また、このような仮想現実世界を設計者が構築する際にも、一度に大量のデータを取り扱わなくても済むようになる。

    【0052】このような各ワールドのデータは、クライアントコンピュータ2が必要としたとき(すなわち必要とするワールドのデータをクライアントコンピュータ2
    がリクエストしたときに)にサーバコンピュータから転送されることになる。 なお、クライアントコンピュータ2は、このワールド毎のデータをある程度の数、ハードディスク43やメモリ42に蓄積して、サーバコンピュータとの間の転送の回数を減らすようにしてもよい。

    【0053】以下に、本実施例システムにおけるワールド単位の情報処理について、より具体的な例を挙げて説明する。

    【0054】例えば、図4に示すビルBDのエントランスホール(F1)のワールドからエレベータELのワールドへユーザが乗り込むといったように、一つのワールドから隣のワールドへ移る場合には、その移行が滑らかであるようにユーザに提示する必要がある。

    【0055】このように滑らかな移行を実現するために、本実施例のシステムでは、各ワールド毎に、あるワールドとこれに隣接するワールドとの間で、相互に関連のある3次元モデル(すなわち隣接するワールドの境界部分で共通するオブジェクト)のデータを、それぞれのワールド毎のデータに含める(重複して付加する)ようにしている。

    【0056】すなわち、図4及び図4のビルBDの1階(エントランスホール)の映像がディスプレイ20に表示されている様子を示す図5を用いて、より具体的に説明すると、本実施例のシステムでは、例えばエントランスホール(F1)のワールドには、当該エントランスホールのワールドに隣接するエレベータELのドアの外側の3次元モデル(外側のドアDR O )のデータまで含めておき、エレベータELのワールドには、当該エレベータELの内側だけでなく、このエレベータELのドアの外側の3次元モデル(外側のドアDR C )のデータまで含めておくようにする。

    【0057】このように各ワールドのデータを設定しておき、ユーザがエントランスホールF1からエレベータELへ移行するときには、仮想現実空間上でのユーザの動き及びユーザの視点を以下のように制御する。

    【0058】先ず、ユーザが、仮想現実空間上でエントランスホールF1からエレベータELへ移行するときには、必ず、エレベータのドアの正面から乗り込むようにする。 これは、視点の位置移動を記述するスクリプト等で規定できる。 この位置の視点に立ったときに、ワールドをエントランスホールF1からエレベータELへと切り換えるようにする。 このようにワールドをエレベータELに切り換えたとしても、当該エレベータELのワールドには当該エレベータELのドアの外側(DR O )の3次元モデル(オブジェクト)が含まれており、また、
    当該エレベータELに乗り込む直前に見えているのと全く同じ視界が得られる位置があるはずなので、その位置へユーザの視点を置くようにすれば、ユーザの視界には当該エレベータELのワールドに移る直前に見えていたもの(すなわちエレベータELのドアの外側)と同じものが見えるようになる。

    【0059】このようにすれば、ワールドの切り換えがなされたとしても、ユーザから見える視界には変化がなく、ユーザはワールドの切り換えを違和感なく受けとめることができる。 逆に、エレベータのワールドからエントランスホールのワールドへ移るような場合も、上述同様にすることで、ユーザはワールドの切り換えを違和感なく受けとめることができる。

    【0060】その後は、エレベータELのワールドの中のドアを開き、ユーザの視点をエレベータELの内部へと移動させればよい。 このときの、ユーザの視界を示すディスプレイ20の表示としては、例えば、図6に示すようなエレベータ内部の仮想現実空間が表示される。

    【0061】なお、図4及び図5には、エントランスホール内のオブジェクトとしてインフォメーションカウンタIFとエスカレータESも表示されており、図5及び図6にはヘルプ機能を備える操作ボタンであるガイドブック54も表示されている。

    【0062】また、本実施例データは、上述したような仮想現実空間内部をユーザが徘徊したり、仮想現実世界内部の物体や設備に働きかけをする場合には、ポインティングデバイスで移動方向を指示したり、操作ボタンを操作したりすることになるが、ここで、ユーザは、ポインティングデバイスによって、移動方向や移動目的地、
    設備を操作するボタン等を指示することになる。

    【0063】このとき、仮想現実空間内のオブジェクトをポインティングデバイスでクリックすることで当該オブジェクトに対する働きかけを行うようにする場合は、
    当該クリックする位置の選択が煩雑で複雑になり、また、オブジェクトが仮想現実空間上で例えば遠距離にあって鮮明に見えないような場合にはその操作がし難い。

    【0064】したがって、本実施例では、異なるワールド内のオブジェクトが、それぞれ見かけ上同じオブジェクトであったとしても、当該オブジェクトをポインティングデバイスによってクリックすることにより起動される機能を、それぞれ対応するワールド毎に異ならせるようにしている。

    【0065】このようなオブジェクトに対応する機能をワールド毎に異ならせる例について、図7及び図8に示すように、ディスプレイ20に表示された仮想現実空間上の部屋を用いて説明する。

    【0066】図7において、ディスプレイ20上に部屋のワールドの表示がなされている状態で、ユーザが例えば遠距離或いは中距離にあるテレビ52を見たいような場合、先ず、ユーザはポインティングデバイスを操作して遠距離或いは中距離にあるテレビ52上にポインタ2
    2を移動させ、その後ポインティングデバイスにてクリックする。 このとき、テレビのオブジェクトは当該図7
    の部屋のワールド内のオブジェクトであり、したがって上述のような状態でポインティングデバイスをクリックすると、ユーザ自身が概ねその方向へ移動し、これにより、図8に示すようにユーザの視界には正面にテレビ5
    2がきた状態となる。

    【0067】ここで、この図8の状態となったときには、上記部屋のワールドからテレビのワールドに移行する。 このときの部屋のワールドとテレビのワールドは、
    前述したように、それぞれが相互に関連のある3次元モデルのデータ(この場合にはテレビの外観のデータ)を含んでいるので、図7のワールドから図8のワールドへの移行は見かけ上滑らかになされる。

    【0068】図8のワールド(テレビがユーザの正面かつ近距離にある場合のテレビのワールド)に移行した後は、当該テレビのオブジェクトに対応する機能は、図7
    の場合と異なるものとなる。

    【0069】すなわち、当該テレビのワールドにおいては、ユーザがポインティングデバイスを操作してポインタ22をテレビの操作ボタン55上に移動させ、ここでクリックを行うと、ポインタ22が位置する操作ボタンに応じたテレビの操作が可能となる。

    【0070】このように、異なるワールドにおいて見かけ上同一のオブジェクトであっても、それぞれワールド毎に異なる機能を対応付けておくことにより、例えば図7の部屋のワールドのようにテレビ52が遠距離又は中距離にある場合には、ポインティングデバイスでのクリックによって当該テレビ52にユーザが近づくだけの動作(遠くにあって鮮明に見えない物体の近くに移動して鮮明に見えるようにする)となり、当該テレビ52のオブジェクトのクリックによっていきなりテレビにおける映像の表示がなされてしまうような不都合が発生せず、
    一方、図8のようなテレビのワールドの状態となっているときに、テレビ52の例えば操作ボタン55をポインティングデバイスによりクリックしたときには、当該ビデオ52による映像の表示がなされるようになる。 これは実世界の動きに対応しているため、ユーザにとっては非常に使い易いものとなる。

    【0071】なお、この図7及び図8においては、ディスプレイ20の下部に、複数の操作ボタンが表示される領域であるナビゲーションパレット58が表示されており、このナビゲーションパレット58上には、ヘルプ機能を備える操作ボタンであるガイドブック54も表示されている。

    【0072】上述したようなことを実現する場合の、各ワールドの仮想現実世界の中において物体や設備毎に一塊のデータ群として分けて管理される当該オブジェクトには、以下のようなデータ等が付加されることになる。

    【0073】すなわち、当該オブジェクトのデータは、
    3次元モデルの座標値データと、表面の色や模様のデータと、オブジェクトが生成された時に参照され起動するスクリプトと、クリックされた時に参照され起動するスクリプト等からなるものであるが、例えば上記テレビのオブジェクトを例に挙げると、さらに上述した異なる機能を実現するために付加されるデータとして、視点までの距離が大ならば視点をある程度までテレビへ引き寄せ、視点までの距離が中ならば視点をテレビの正面へ移動させ、視点までの距離が小ならばテレビの操作ボタンが働くようにするようなスクリプトを設けている。 なお、上述の例では、ユーザとオブジェクトとの距離によって動作を変えるようにしているが、オブジェクトからの方位によって動作を変えるようなことも可能である。

    【0074】上述のように、本実施例によれば、オブジェクト毎に記述できるので、考え易いことが利点となる。

    【0075】

    【発明の効果】本発明においては、仮想現実空間を一まとまりの所定単位毎に分割し、サーバコンピュータ及びオンライン端末はこの所定単位毎のデータを扱うことにより、サーバコンピュータやクライアントコンピュータ或いは仮想現実世界の設計の際に一度に大量のデータを取り扱わなくても済み、また、仮想現実空間内での場所の移行が滑らかに見え、オブジェクトの選択や操作を容易にすることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明実施例のシステムの全体構成を示す図である。

    【図2】実施例のクライアントコンピュータの具体的構成を示すブロック回路図である。

    【図3】仮想都市空間について説明するための図である。

    【図4】仮想現実空間上のビルとワールドの対応を説明するための図である。

    【図5】ディスプレイ上に表示された仮想現実空間のビルのエントランスホール内を示す図である。

    【図6】ディスプレイ上に表示された仮想現実空間のビルのエレベータ内を示す図である。

    【図7】仮想現実空間内の部屋のワールドについて説明するための図である。

    【図8】仮想現実空間内のテレビのワールドについて説明するための図である。

    【符号の説明】

    1 モニタ装置 2 クライアントコンピュータ 3 ATM網 4 転送会話装置 5 FDDIネットワーク 12 ビデオサーバ 13 サービス管理サーバ 14 サービスAPサーバ

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