专利汇可以提供Method and device for inspecting computer-mounted product专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To securely and efficiently inspect the shipping of a product on which a computer is mounted.
SOLUTION: A CPU 7a writes a program for inspection in a flash memory 2a. Then the CPU 7a inputs a signal indicating dummy environment to the microcomputer-mounted product 1 through an input bus cable and an input port 5. An input circuit 3 performs specific signal processing for the said dummy environment signal and the microcomputer 2 performs control processing according to the program for inspection stored in the flash memory 2a. An output circuit 4 outputs a signal corresponding to a control signal of the microcomputer 2. The CPU 7a judges whether or not the microcomputer-mounted product 1 is normal according to the said output signal. When there is no abnormality, the CPU 7a writes a program to be shipped in the flash memory 2a.
COPYRIGHT: (C)1997,JPO,下面是Method and device for inspecting computer-mounted product专利的具体信息内容。
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータ搭載製品の検査方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロコンピュータとメモリとを搭載している製品(以下、マイクロコンピュータ搭載製品と称する)の出荷検査を行う場合、該マイクロコンピュータを用いて、該メモリ内に組み込まれたプログラムを実際に実行し、その制御の下において、該マイクロコンピュータ搭載製品の各部が正常に動作するか否かの動作チェックを行っていた。 この場合、上記メモリ内のプログラムは、実際の出荷製品に組み込まれるプログラム(以下、出荷用プログラムと称する)であり、検査部門の検査ライン作成者が、該出荷用プログラムを利用した検査手順を作成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従来の検査方法においては、上記出荷用プログラムは、本来、検査用にプログラミングされたものではないので、
該出荷用プログラムを利用した出荷検査は検査効率が非常に悪い、という欠点があった。 例えば、出荷用プログラムにおいて「あるスイッチがONになると、マイクロコンピュータは、このON信号の入力により、タイマーにて時間を計測し、10分経過したら所定のリレーをO
Nにする」というようにプログラミングされている場合には、該リレーが正常に動作するか否かを検査するためには10分も待たなくてはならないことになる。 また、
上記コンピュータ搭載品が自動車のエンジン制御装置であって、上記出荷用プログラムにおいて「エンジン冷却水がある温度に達した後、エンジン回転数がある回転量になった場合にのみ所定の制御を行う」というようにプログラミングされている場合には、該制御が正確に行われるか否かを検査するためには、該エンジン制御装置を実際にエンジンに取り付けて検査しなくてはならず、検査装置全体の構成が大型化してしまう。
【0004】さらに、通常、出荷用プログラムの作成者(出荷品の開発者)と、検査部門における検査手順の作成者とは別の技術者である場合が多く、また、出荷用プログラムは製品の性能向上を優先して作成されているため、検査ライン作成者が、該出荷用プログラムを解析・
利用して検査手順を作成する場合、多大な手間と時間がかかる、という欠点があった。
【0005】また、上記問題に対して、出荷用プログラムに検査専用のプログラムルーチンを追加し、該検査用ルーチンを用いて効率的に検査を行う、という手法も考えられる。 しかし、この場合、プログラムを格納するメモリの記憶容量が該検査ルーチンの分だけ大きなものとなってしまい、その分、製品のコストが増大する、という欠点があった。
【0006】この発明は、このような背景の下になされたもので、コンピュータを搭載した製品の出荷検査を確実かつ効率良く行うことができる検査方法および装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたプログラムを実行するマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータの制御下で、外部からの入力信号の受信処理と外部への出力信号の生成処理とを行う周辺回路とからなるコンピュータ搭載製品の検査方法において、前記記憶手段は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであり、検査手順としては、まず、検査用に作成されたプログラムを前記記憶手段に書き込み、次に、前記コンピュータ搭載製品に所定の入力信号を与え、該入力信号に対するコンピュータ搭載製品の出力信号に基づいて、該コンピュータ搭載製品の各部が正常に動作しているか否かを判断し、正常ならば、前記記憶手段に対して、出荷用に作成されたプログラムを書き込むことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のコンピュータ搭載製品の検査方法において、コンピュータ搭載製品の各部が正常に動作しているか否かの判断は、
前記入力信号に対する該コンピュータ搭載製品の出力信号と、該入力信号に対する出力として予め予想した出力信号とを比較することにより行われることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載のコンピュータ搭載製品の検査方法において、前記記憶手段は、前記マイクロコンピュータに内蔵されたフラッシュメモリであることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコンピュータ搭載製品の検査方法において、前記マイクロコンピュータ搭載製品は、
その形式および出荷地等により、複数種類に分類され、
予め、前記マイクロコンピュータ搭載製品の種類に応じた複数種類の出荷用プログラムが格納されたプログラム格納手段を用意し、前記マイクロコンピュータ搭載製品が正常ならば、前記プログラム格納手段に格納された複数種類の出荷用プログラムの中から、該マイクロコンピュータ搭載製品の種類に応じた出荷用プログラムを選択し、選択された出荷用プログラムを、該マイクロコンピュータ搭載製品の前記記憶手段に書き込むことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたプログラムを実行するマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータの制御下で、
外部からの入力信号の受信処理と外部への出力信号の生成処理とを行う周辺回路とからなるコンピュータ搭載製品の検査を行う検査装置において、前記記憶手段は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであり、前記検査装置は、検査用に作成されたプログラムを前記記憶手段に書き込む検査用プログラム書き込み手段と、前記コンピュータ搭載製品に所定の入力信号を与える供給手段と、該入力信号に対するコンピュータ搭載製品の出力信号に基づいて、該コンピュータ搭載製品の各部が正常に動作しているか否かを判断する判断手段と、正常ならば、前記記憶手段に対して、出荷用に作成されたプログラムを書き込む出荷用プログラム書き込み手段とを具備することを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載のコンピュータ搭載製品の検査装置において、前記判断手段は、前記入力信号に対するコンピュータ搭載製品の出力信号と、該入力信号に対する出力として予め予想した出力信号とを比較することにより、該コンピュータ搭載製品の各部が正常に動作しているか否かを判断することを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項5または請求項6記載のコンピュータ搭載製品の検査装置において、前記記憶手段は、前記マイクロコンピュータに内蔵されたフラッシュメモリであることを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項5ないし請求項7のいずれかに記載のコンピュータ搭載製品の検査装置において、前記マイクロコンピュータ搭載製品は、
その形式および出荷地等により、複数種類に分類され、
前記マイクロコンピュータ搭載製品の種類に応じた複数種類の出荷用プログラムが格納されたプログラム格納手段を具備し、前記出荷用プログラム書き込み手段は、前記マイクロコンピュータ搭載製品が正常ならば、前記プログラム格納手段に格納された複数種類の出荷用プログラムの中から、該マイクロコンピュータ搭載製品の種類に応じた出荷用プログラムを選択し、選択された出荷用プログラムを、該マイクロコンピュータ搭載製品の前記記憶手段に書き込むことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。 図1は、この発明の一実施形態によるコンピュータ搭載製品の検査装置の構成例を示すブロック図である。
【0016】この図において、マイクロコンピュータ搭載製品1は、マイクロコンピュータ2,入力回路3,出力回路4,入力ポート5,出力ポート6から構成される。 また、このマイクロコンピュータ搭載製品1は、本発明における検査対象であり、製造不良(マイクロコンピュータ2のチップ不良,入力回路3または出力回路4
構成部品の不良・実装ミス等)が無く、検査に合格すると出荷される。 なお、本実施形態では具体的一例として、上記マイクロコンピュータ搭載製品1は、自動車のエンジンにおける燃料噴射制御装置であるとする。
【0017】マイクロコンピュータ2は、同じチップ内にフラッシュメモリ2aが内蔵されたCPU(中央処理装置)であり、該フラッシュメモリ2aに格納されたプログラムに従って、マイクロコンピュータ搭載製品1の各部を制御する。 マイクロコンピュータ2は、上記フラッシュメモリ2aに直接接続されたプログラムバスおよびコネクタが設けられており、該プログラムバスを介して、外部から該フラッシュメモリ2aに対して直接リード/ライトが可能である。
【0018】なお、フラッシュメモリ2aは、上記プログラムとして、出荷時には出荷用プログラムが書き込まれ、検査時には検査用プログラムが書き込まれる。 ここで、出荷用プログラムとは、実際の出荷製品に書き込まれるプログラムであり、検査用プログラムとは、出荷検査において、マイクロコンピュータ搭載製品1の各部(マイクロコンピュータ2,入力回路3,出力回路4)
の製造ミスを検査するために、上記各部の全ての機能を、短時間で順次連続的に効率良く動かすためのプログラムである。
【0019】入力回路3は、レシーバ,A/D変換器,
OPアンプ等からなるアナログ回路であり、入力ポート5を介して供給される外部入力信号を、マイクロコンピュータ2が処理可能なデジタル信号に変換する。 本実施形態では、具体例として、上記外部入力信号は、エンジンに対する動作指令(アクセル,ブレーキの踏み込み量等)およびエンジンの動作状態(エンジン回転数,水温,燃料噴射量等のフィードバック)等であるとする。
【0020】出力回路4は、ドライバ,D/A変換器,
OPアンプ等からなるアナログ回路であり、マイクロコンピュータ2の制御信号を駆動信号に変換して、出力ポート6より出力する。 本実施形態では、具体例として、
上記駆動信号は、自動車のエンジンにおける燃料噴射口開閉弁の開閉駆動信号であるとする。
【0021】検査装置7は、マイクロコンピュータ搭載製品1に対して、実際の環境を模した疑似環境入力を与え、これに対する応答を監視することにより、該マイクロコンピュータ搭載製品1が正常に動作しているか否かを検査する装置(検査用シミュレーション装置)である。 例えば、上記マイクロコンピュータ搭載製品1が燃料噴射制御装置である場合、検査装置7は、該燃料噴射制御装置を取り巻く疑似環境として、エンジンに対する動作指令(アクセル,ブレーキの踏み込み量等)およびエンジンの動作状態(エンジン回転数,水温,燃料噴射量等のフィードバック)を示す信号(疑似環境信号)を供給する。 そして、検査装置7は、燃料噴射制御装置の出力信号(燃料噴射口開閉弁の駆動信号)が、上記疑似環境信号に対する正しい応答として予期した通りの値であるか否かをチェックする。
【0022】また、検査装置7は、マイクロコンピュータ2に内蔵されたフラッシュメモリ2aに対して、プログラムバスケーブルを介して、直接リード/ライトすることができる。 そこで、本実施形態では、検査装置7
は、上記プログラムバスケーブルを介して、出荷用プログラムおよび検査用プログラムの書き込みを行う。
【0023】なお、検査装置7は、CPU・7a,RO
M(リードオンリメモリ)7b,RAM(ランダムアクセスメモリ)7c,大容量記憶装置7d,ディスプレイ7e,キーボード7f等から構成されるコンピュータシステムである。 ここで、CPU・7aは検査装置7各部を制御し、ROM・7bにはCPU・7aにおいて用いられる制御用プログラムが格納されており、RAM・7
cは各制御用プログラムをロードしたり、該制御用プログラムの実行中にデータを一時的に記憶する。 大容量記憶装置7d内には、検査用プログラムおよび出荷用プログラムのファイルが格納してあり、CPU・7aは、ここから検査用プログラムまたは出荷用プログラムを読み出して、フラッシュメモリ2aに書き込む。
【0024】次に、上記構成によるコンピュータ搭載製品の検査方法の動作を説明する。 オペレータは、検査装置7より引き出されている入力バスケーブルを入力ポート5に、同じく出力バスケーブルを出力ポート6に、同じくプログラムバスケーブルをフラッシュメモリ2a
(から配線が引き出されたコネクタ)に接続する。 オペレータは、検査装置7のメインスイッチ(図示略)をO
Nにして電源を投入する。 オペレータが、検査装置7に電源を投入すると、該電源は、入力バスケーブルを介して、マイクロコンピュータ搭載製品1にも供給される。
【0025】電源投入後、オペレータは、キーボード7
fを用いて、検査用プログラム書き込み指示を行う。 これにより、CPU・7aは、検査用プログラムのファイルを大容量記憶装置7dから読み出し、該検査用プログラムを、プログラムバスケーブルを介して、マイクロコンピュータ2の内蔵フラッシュメモリ2aに書き込む。
検査用プログラムの書き込みが終了すると、CPU・7
aは、ディスプレイ7eを用いて、その旨をオペレータに通知する。
【0026】次に、オペレータは、キーボード7fを用いて、検査シミュレーションの開始を指示する。 これにより、CPU・7aは、ROM・7bに記憶されたシミュレーションプログラムを実行する。 ここで、具体的一例として、検査対象となるマイクロコンピュータ搭載製品1は燃料噴射制御装置であるので、検査装置7は、該マイクロコンピュータ搭載製品1を取り巻く疑似環境として、エンジンに対する動作指令(アクセル,ブレーキの踏み込み量等)およびエンジンの動作状態(エンジン回転数,水温,燃料噴射量等のフィードバック)を示す信号(疑似環境信号)を、入力ポート5を介して、該マイクロコンピュータ搭載製品1に与える。
【0027】該疑似環境信号は、入力バスケーブルおよび入力ポート5を介して、マイクロコンピュータ搭載製品1の入力回路3に供給される。 入力回路3は、上記疑似環境信号に対して、所定の信号処理(バス調停,信号レベル変換,A/D変換等)を行う。 具体的一例として、検査装置7より与えられたエンジンに対する動作指令(アクセル,ブレーキの踏み込み量等)およびエンジンの動作状態(エンジン回転数,水温,燃料噴射量等のフィードバック)は、マイクロコンピュータ2が認識可能なデジタル信号に変換される。
【0028】マイクロコンピュータ2は、フラッシュメモリ2aに記憶された検査用プログラムに従って、上記入力回路3から各種信号を読み込み、これにより上記疑似環境を把握して、これに対する制御処理を行う。 ここで、上記検査用プログラムは、出荷用プログラムとは異なり、入力回路3および出力回路4の全ての機能を手際よく、順次連続的にチェックするために必要な制御シーケンスより構成されている。 具体的一例を上げると、マイクロコンピュータ2は、検査装置7より与えられたエンジンに対する動作指令(アクセル,ブレーキの踏み込み量等)およびエンジンの動作状態(エンジン回転数,
水温,燃料噴射量等のフィードバック)に基づき、該状況下における適切な燃料噴射量を計算する。
【0029】出力回路4は、マイクロコンピュータ2の制御信号に対して、所定の信号処理(バス調停,信号レベル変換,D/A変換等)を行う。 具体的一例を上げると、出力回路4は、上記マイクロコンピュータ2の制御信号に基づき、燃料噴射口開閉弁の駆動信号を出力する。 但し、検査時においては、実際に上記開閉弁を駆動するわけではなく、出力回路4の出力信号は、出力ポート6および出力バスケーブルを介して、検査装置7に送信される。 これに対して、CPU・7aは、上記入力信号(疑似環境信号)に対する正しい応答として予期した出力信号が、マイクロコンピュータ搭載製品1より得られたか否かを判断する。
【0030】そして、予期した通りの出力信号が得られたならば、CPU・7aは、ディスプレイ7eを用いて、マイクロコンピュータ搭載製品1が正常であることを示す。 次に、オペレータが、キーボード7fを用いて、出荷用プログラムの書き込み指示を行うと、CPU
・7aは、出荷用プログラムのファイルを大容量記憶装置7dから読み出し、該出荷用プログラムを、プログラムバスケーブルを介して、マイクロコンピュータ2の内蔵フラッシュメモリ2aに書き込む。 このとき、上記出荷用プログラムを、先に書き込んである検査用プログラムを一旦消去してから書き込む。 出荷用プログラムの書き込みが終了すると、CPU・7aは、ディスプレイ7
eを用いて、その旨をオペレータに通知する。 そこで、
オペレータは電源を落とした後、入力バスケーブル,出力バスケーブル,プログラムバスケーブルを外し、マイクロコンピュータ搭載製品1を出荷する。
【0031】一方、上記入力信号(疑似環境信号)に対して、マイクロコンピュータ搭載製品1より予期した通りの出力信号が得られなかったならば、CPU・7a
は、ディスプレイ7eを用いて、上記マイクロコンピュータ搭載製品1に異常があることを示す。 このとき、R
OM・7bに記憶された診断プログラムにより、入力した疑似環境信号とそれに対する実際の出力信号とから、
異常箇所を判断または推測できる場合には、該診断内容をディスプレイ7eに表示する。 オペレータは、上記診断内容に従ってマイクロコンピュータ搭載製品1をチェックし、不良箇所(部品の不良・破損,部品の実装ミス等)を修理する。 修理完了後、オペレータは上述した検査シミュレーションを再度行い、異常がなければ該マイクロコンピュータ搭載製品1を出荷する。 以上で、コンピュータ搭載製品の検査装置の動作説明を終了する。
【0032】次に、請求項記載の発明と本実施形態との対応関係を説明する。 記憶手段……フラッシュメモリ2a マイクロコンピュータ……マイクロコンピュータ2 周辺回路……入力回路3,出力回路4 検査装置……検査装置7 検査用プログラム書き込み手段……CPU・7a 供給手段……CPU・7a 判断手段……CPU・7a 出荷用プログラム書き込み手段……CPU・7a
【0033】以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。 たとえば、上述した一実施形態においては、検査用プログラムまたは出荷用プログラムの格納場所として、マイクロコンピュータ内蔵のフラッシュメモリを用いる例を示したが、この他にもE 2 PROMのように、装置に搭載したまま外部から直接リード/ライトが可能であり、かつ、
電源を落としても保持内容が失われないメモリICであれば、どのようなものでも用いることができる。
【0034】また、同実施形態においては、オペレータがキーボードを用いて、CPU・7aに対して各種指示(プログラムの書き込み,検査開始等)を与えていたが、これらの指示をバッチ処理で与えることにより、オペレータの指示を必要とせず、自動的に検査を進めることも考えられる。
【0035】また、同実施形態においては、本装置を出荷検査における検査装置として利用したが、この他にも、製品開発時において、本装置による検査結果を、マイクロコンピュータ搭載製品各部のパラメータ(抵抗値,容量値,マイクロコンピュータの制御判断値等)の補正に利用することも考えられる。
【0036】また、同実施形態において、検査装置7内の大容量記憶装置7dには、検査の対象となるマイクロコンピュータ搭載製品の種類(燃料噴射制御装置の場合には、該装置搭載車両の機種および仕向地等)に応じて分類された複数種類の出荷用プログラムが格納してあり、検査用プログラムによる上記検査に合格した後、キーボード7fを用いて、上記複数種類の出荷用プログラムの中から、該マイクロコンピュータ搭載製品の種類に応じた出荷用プログラムを選択し、該選択された出荷用プログラムを、マイクロコンピュータ2の内蔵フラッシュメモリ2aに書き込み、出荷することも考えられる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、検査時には、検査用に作成されたプログラムを用いて効率よく出荷検査を行うことができる。 また、記憶手段には、出荷用プログラムか検査用プログラムかのどちらか一方しか書き込まれないので、該記憶手段が必要とする記憶容量を小さく抑えることができる。
【図1】この発明の一実施形態によるコンピュータ搭載製品の検査装置の構成例を示すブロック図である。
1……マイクロコンピュータ搭載製品、 2……マイクロコンピュータ、2a……フラッシュメモリ、 3……
入力回路、 4……出力回路、5……入力ポート、 6
……出力ポート、 7……検査装置
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