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画像読取装置、画像処理方法、および、プログラム

阅读:1发布:2021-04-06

专利汇可以提供画像読取装置、画像処理方法、および、プログラム专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】複数枚原稿の効率的な同時読み取りを可能とする画像読取装置、画像処理方法、および、プログラムを提供することを課題とする。 【解決手段】本発明は、一枚以上の原稿を読み取らせ、読取画像を取得し、複数の特定方向に、読取画像の外縁から最近にある原稿画像のエッジ座標を検出し、エッジ座標が検出されなかった読取画像の領域、および/または、検出された原稿画像のエッジ端のエッジ座標に基づいて、特定方向で読取画像を領域分割する。 【選択図】図2,下面是画像読取装置、画像処理方法、および、プログラム专利的具体信息内容。

一枚以上の原稿を画像読取部にて読み取らせ、読取画像を取得する画像取得手段と、 複数の特定方向に、前記読取画像の外縁から最近にある原稿画像のエッジ座標を検出するエッジ検出手段と、 前記エッジ検出手段により前記エッジ座標が検出されなかった前記読取画像の領域、および/または、前記エッジ検出手段により検出された前記原稿画像のエッジ端の前記エッジ座標に基づいて、前記特定方向で前記読取画像を領域分割し、領域分割した分割領域を切出す分割手段と、 を備えたことを特徴とする、画像読取装置。前記原稿の読取状態を検出する用紙センサ検出部、 を備え、 前記画像取得手段は、 一枚以上の前記原稿を前記画像読取部にて読み取らせ、前記用紙センサ検出部にて前記原稿が搬送入口に無いことが検出された場合、前記読取画像を取得する、請求項1に記載の画像読取装置。前記分割手段は、 前記エッジ検出手段により前記エッジ座標が検出されなかった前記読取画像の領域、および/または、前記エッジ検出手段により検出された前記原稿画像のエッジ端、を通る前記特定方向の座標群の交差位置を検出することで前記読取画像を領域分割し、領域分割した前記分割領域を切出す、請求項1または2に記載の画像読取装置。前記画像取得手段は、 前記分割手段により領域分割された前記分割領域に前記原稿画像が含まれる場合、前記分割領域を除く前記読取画像を、新たな読取画像として取得する、請求項1乃至3のいずれか一つに記載の画像読取装置。前記エッジ検出手段は、 前記新たな読取画像において、前記特定方向に前記分割領域の前記外縁から最近にある前記原稿画像の前記エッジ座標を検出する、請求項4に記載の画像読取装置。前記原稿画像の前記エッジ座標が、前記読取画像の前記外縁上にある場合、原稿はみ出しを検出する原稿はみ出し検出手段、 を更に備えた、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の画像読取装置。前記用紙センサ検出部にて搬送入口に前記原稿が検出された場合、画像欠けと判断する画像欠判断手段、 を更に備えた、請求項2に記載の画像読取装置。前記原稿はみ出し検出手段により前記原稿はみ出しが検出された場合、前記原稿はみ出しに対応する警告メッセージを出させるメッセージ出力手段、 を更に備えた、請求項6に記載の画像読取装置。前記画像欠判断手段により前記画像欠けと判断された場合、前記画像欠けに対応する警告メッセージを出力させるメッセージ出力手段、 を更に備えた、請求項7に記載の画像読取装置。前記用紙センサ検出部にて前記原稿の搬送ミスが検出された場合、前記搬送ミスに対応する警告メッセージを出力させるメッセージ出力手段、 を更に備えた、請求項2に記載の画像読取装置。前記画像取得手段は、 前記原稿はみ出し検出手段により前記原稿はみ出しが検出された場合、前記外縁上にある前記エッジ座標を含む前記原稿画像が含まれる前記読取画像の端領域を、前記画像取得手段により次に取得される前記読取画像とつなぎ合わせて、新たな読取画像として取得する、請求項6に記載の画像読取装置。前記分割手段により領域分割された前記分割領域に含まれる前記原稿画像を、デスキュー、および/または、前記分割領域からクロップするデスキュークロップ手段、 を更に備えた、請求項1乃至11のいずれか一つに記載の画像読取装置。画像読取装置で実行される、 一枚以上の原稿を画像読取部にて読み取らせ、読取画像を取得する画像取得ステップと、 複数の特定方向に、前記読取画像の外縁から最近にある原稿画像のエッジ座標を検出するエッジ検出ステップと、 前記エッジ検出ステップにて前記エッジ座標が検出されなかった前記読取画像の領域、および/または、前記エッジ検出ステップにて検出された前記原稿画像のエッジ端の前記エッジ座標に基づいて、前記特定方向で前記読取画像を領域分割し、領域分割した分割領域を切出す分割ステップと、 を含むことを特徴とする画像処理方法。画像読取装置に実行させるための、 一枚以上の原稿を画像読取部にて読み取らせ、読取画像を取得する画像取得ステップと、 複数の特定方向に、前記読取画像の外縁から最近にある原稿画像のエッジ座標を検出するエッジ検出ステップと、 前記エッジ検出ステップにて前記エッジ座標が検出されなかった前記読取画像の領域、および/または、前記エッジ検出ステップにて検出された前記原稿画像のエッジ端の前記エッジ座標に基づいて、前記特定方向で前記読取画像を領域分割し、領域分割した分割領域を切出す分割ステップと、 を含むことを特徴とするプログラム。

说明书全文

本発明は、画像読取装置、画像処理方法、および、プログラムに関する。

従来から、読取画像から原稿位置を検出する技術が開示されている。

ここで、読取した画像の上下左右からエッジ検出を行い、そのエッジの直線性を求めることで、原稿位置を特定する画像読取装置が開示されている(特許文献1を参照)。

また、画像中の全てのエッジを検出し、エッジから直線性を求め、矩形らしさを検出する画像処理装置が開示されている(特許文献2を参照)。

また、平および垂直スキャンを画像全体にて行い、エッジ追跡法やラベリング法で複数の原稿の領域を判別する画像処理装置が開示されている(特許文献3を参照)。

特開2007−88654号公報

特開2013−106160号公報

特開2002−10059号公報

しかしながら、従来の画像処理装置(特許文献1等)においては、読取長(画像長)が大きくなった場合に、計算上多くのメモリが必要となり、計算量が増えるという問題点を有していた。

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、複数枚原稿の効率的な同時読み取りを可能とする画像読取装置、画像処理方法、および、プログラムを提供することを目的とする。

このような目的を達成するため、本発明に係る画像読取装置は、一枚以上の原稿を画像読取部にて読み取らせ、読取画像を取得する画像取得手段と、複数の特定方向に、前記読取画像の外縁から最近にある原稿画像のエッジ座標を検出するエッジ検出手段と、前記エッジ検出手段により前記エッジ座標が検出されなかった前記読取画像の領域、および/または、前記エッジ検出手段により検出された前記原稿画像のエッジ端の前記エッジ座標に基づいて、前記特定方向で前記読取画像を領域分割する分割手段と、を備える。

また、本発明に係る画像処理方法は、画像読取装置で実行される、一枚以上の原稿を画像読取部にて読み取らせ、読取画像を取得する画像取得ステップと、複数の特定方向に、前記読取画像の外縁から最近にある原稿画像のエッジ座標を検出するエッジ検出ステップと、前記エッジ検出ステップにて前記エッジ座標が検出されなかった前記読取画像の領域、および/または、前記エッジ検出ステップにて検出された前記原稿画像のエッジ端の前記エッジ座標に基づいて、前記特定方向で前記読取画像を領域分割する分割ステップと、を含む。

また、本発明に係るプログラムは、画像読取装置に実行させるための、一枚以上の原稿を画像読取部にて読み取らせ、読取画像を取得する画像取得ステップと、複数の特定方向に、前記読取画像の外縁から最近にある原稿画像のエッジ座標を検出するエッジ検出ステップと、前記エッジ検出ステップにて前記エッジ座標が検出されなかった前記読取画像の領域、および/または、前記エッジ検出ステップにて検出された前記原稿画像のエッジ端の前記エッジ座標に基づいて、前記特定方向で前記読取画像を領域分割する分割ステップと、を含む。

この発明によれば、メモリ効率が高く計算量が少ない方法で、読取画像から複数の原稿領域を検出できる。

図1は、画像読取装置の構成の一例を示すハードウェア構成図である。

図2は、本実施形態の画像読取装置における処理の一例を示すフローチャートである。

図3は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示すフローチャートである。

図4は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図5は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図6は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図7は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図8は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図9は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図10は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図11は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図12は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図13は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図14は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図15は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図16は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図17は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図18は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図19は、本実施形態における読取長を無制限にする処理の一例を示す図である。

図20は、本実施形態におけるメッセージ表示処理の一例を示すフローチャートである。

図21は、本実施形態における読取状態一例を示す図である。

図22は、本実施形態における読取状態一例を示す図である。

図23は、本実施形態における読取状態一例を示す図である。

以下に、本発明に係る画像読取装置、画像処理方法、および、プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、本実施形態においては、画像読取装置を手挿入給紙方式(連送給紙機構(CDF)方式)のドキュメントスキャナ装置などとして説明することがあるが、これに限られず、自動給紙機構方式(ADF方式)のドキュメントスキャナ装置、フラットベッド式のドキュメントスキャナ装置、または、オーバーヘッド型画像読取装置等であってもよい。特に、本実施形態における画像処理方法については、CDF方式のドキュメントスキャナ装置、ADF方式のドキュメントスキャナ装置、フラットベッド式のドキュメントスキャナ装置、または、オーバーヘッド型画像読取装置等のあらゆる画像読取装置にて取得される画像に適用可能である。

[1.本実施形態の構成] 以下、本発明の実施形態に係る画像読取装置100の構成の一例について図1を参照して説明し、その後、本実施形態の処理等について詳細に説明する。図1は、画像読取装置100の構成の一例を示すハードウェア構成図である。

図1に示すように、画像読取装置100は、概略的に、カメラ等の画像読取部110、用紙センサ検出部114、用紙搬送部116、および、制御部102(読取長検出部102a、画像取得部102b、原稿位置認識部102c、画像欠判断部102g、および、画像メッセージ表示部102i)を備えて構成される。ここで、図1では省略しているが、本実施形態において、画像読取装置100は、メモリ等を含む記憶部106、および、入出部(I/O部)112等を更に備えていてもよい。また、画像読取装置100は、全面搬送ローラーを更に備えていてもよい。また、これら各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。なお、制御部102は、画像読取部110、入出力部(I/O部)112、用紙センサ検出部114、および、用紙搬送部116を制御してもよい。

ここで、記憶部106は、各種のデータベース、テーブル、および/または、ファイルなどを格納する。記憶部106は、ストレージ手段であり、例えばRAM・ROM等のメモリ、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および/または、光ディスク等を用いることができる。記憶部106には、CPU(Central Processing Unit)に命令を与え各種処理を行うためのコンピュータプログラム等が記録されている。ここで、記憶部106は、読取画像、読取画像の分割領域、原稿画像、または、読取画像の端領域等の画像を記憶していてもよい。

また、画像読取部110は、原稿をスキャンして原稿の画像を読み取る。ここで、画像読取部110は、一枚以上の原稿をスキャンして原稿の画像を読み取ってもよい。また、画像読取部110は、同時に複数枚の原稿をスキャンして原稿の画像を読み取ってもよい。ここで、画像読取部110は、搬送路への用紙搬送が開始されると同時に画像の読み取りを開始してもよい。また、本実施形態において、画像読取部110は、密着型イメージセンサ(CIS)等のイメージセンサを備えてもよい。また、画像読取部110は、RGB3色LED等の光源を備えていてもよい。また、イメージセンサは、一次元に配列された受光素子の信号をシリアルな出力信号に変換してもよい。これにより、ラインごとに一次元の画像が出力され、制御部102は、これらを合成することにより二次元の画像を生成する。

また、入出力部112は、データの入出力(I/O)を行う。ここで、入出力部112は、例えば、キー入力部、タッチパネル、コントロールパッド(例えば、タッチパッド、および、ゲームパッド等)、マウス、キーボード、および、マイク等であってもよい。また、入出力部112は、アプリケーション等の表示画面を表示する表示部(例えば、液晶または有機EL等から構成されるディスプレイ、モニタ、および、タッチパネル等)であってもよい。また、入出力部112は、音声情報を音声として出力する音声出力部(例えば、スピーカ等)であってもよい。

また、用紙センサ検出部114は、用紙(原稿)の読取状態を検出する。ここで、用紙センサ検出部114は、用紙(原稿)が搬送入口、または、搬送路にあることを検出する。また、用紙センサ検出部114は、用紙(原稿)が搬送入口に挿入されたことを検出する。また、用紙センサ検出部114は、用紙(原稿)の画像読取部110における読取状態を判別してもよい。なお、用紙センサ検出部114は、全面用紙検出センサ等であってもよい。

また、用紙搬送部116は、用紙(原稿)を搬送路に搬送する。ここで、用紙搬送部116は、用紙センサ検出部114にて用紙(原稿)が搬送入口に挿入されたことが検出された場合、搬送路への用紙搬送を開始してもよい。

また、制御部102は、画像読取装置100を統括的に制御するCPU等からなる。制御部102は、制御プログラムと各種の処理手順等を規定したプログラムと所要データとを格納するための内部メモリを有し、これらプログラムに基づいて種々の処理を実行するための情報処理を行う。

ここで、制御部102は、大別して、読取長検出部102a、画像取得部102b、原稿位置認識部102c、画像欠判断部102g、および、画像メッセージ表示部102iを備える。

読取長検出部102aは、用紙センサ検出部114にて検出される用紙(原稿)の読取状態(用紙センサ検出状態)に基づいて、読取の長さ、すなわち、読取長(画像長)を検出する。ここで、読取長に制限がある場合、読取可能な長さの最大値(読取最大長)は、メモリ(記憶部106)容量に対応する値であってもよい。

画像取得部102bは、原稿を画像読取部110にて読取らせ、画像を取得する。ここで、画像取得部102bは、一枚以上の原稿を画像読取部110にて読み取らせ、読取画像を取得してもよい。また、画像取得部102bは、同時に複数枚の原稿を画像読取部110にて読み取らせ、読取画像を取得してもよい。また、画像取得部102bは、一枚以上の原稿を画像読取部110にて読み取らせ、用紙センサ検出部114にて原稿が搬送入口に無いことが検出された場合、読取画像を取得してもよい。また、画像取得部102bは、原稿位置認識部102cにより領域分割された分割領域に原稿画像が含まれる場合、分割領域を除く読取画像を、新たな読取画像として取得してもよい。また、画像取得部102bは、原稿はみ出し検出部102hにより原稿はみ出しが検出された場合、外縁上にあるエッジ座標を含む原稿画像が含まれる読取画像の端領域を、画像取得部102bにより次に取得される読取画像とつなぎ合わせて、新たな読取画像として取得(画像合成)してもよい。なお、画像取得部102bは、所定の読取長(例えば、読取最大長、または、ユーザ指定読取長等)以下の読取画像を取得してもよい。また、画像取得部102bは、画像読取部110にて読取られた画像等を記憶部106に格納してもよい。すなわち、画像取得部102bは、画像読取部110を制御して、画像を取得してもよい。例えば、画像取得部102bは、画像読取部110を制御して、イメージセンサにて出力されるラインごとの一次元画像を合成することにより、二次元の画像を取得して、記憶部106に格納してもよい。また、画像取得部102bは、画像読取部110にて読取られた画像を、射影変換(例えば、正面方向から撮影したように射影変換)してもよい。

原稿位置認識部102cは、原稿の位置を認識し、原稿画像を取得する。ここで、原稿位置認識部102cは、複数枚の原稿位置を検出してもよい。また、原稿位置認識部102cは、読取画像の領域を分割してもよい。例えば、原稿位置認識部102cは、読取画像を使用して、原稿の位置を認識し、読取画像から原稿画像の切出しを行ってもよい。また、原稿位置認識部102cは、用紙センサ検出部114にて搬送入口への用紙(原稿)の挿入が検出された場合、処理を繰り返すことで、複数枚の原稿位置を効率的に認識してもよい。ここで、原稿位置認識部102cは、機能概念的に、エッジ検出部102d、分割部102e、および、デスキュークロップ部102fを備える。

エッジ検出部102dは、複数の特定方向に、読取画像の外縁から最近にある原稿画像のエッジ座標を検出する。ここで、エッジ検出部102dは、新たな読取画像において、特定方向に分割領域の外縁から最近にある原稿画像のエッジ座標を検出してもよい。また、エッジ検出部102dは、複数の特定方向(例えば、水平方向、および/または、垂直方向等)に、読取画像の外縁から最近にある原稿画像の特定のエッジ(例えば、上側、および/または、左側等)のエッジ座標を検出してもよい。

分割部102eは、特定方向で読取画像を領域分割する。ここで、分割部102eは、エッジ検出部102dによりエッジ座標が検出されなかった読取画像の領域、および/または、エッジ検出部102dにより検出された原稿画像のエッジ端のエッジ座標に基づいて、特定方向で読取画像を領域分割してもよい。また、分割部102eは、エッジ検出部102dによりエッジ座標が検出されなかった読取画像の領域、および/または、エッジ検出部102dにより検出された原稿画像のエッジ端、を通る特定方向の座標群の交差位置を検出することで読取画像を領域分割してもよい。また、分割部102eは、エッジ検出部102dによりエッジ座標が検出されなかった読取画像の領域、および/または、エッジ検出部102dにより検出された原稿画像のエッジ座標の中で、不連続な変化が検出される座標に基づいて、特定方向で読取画像を領域分割してもよい。また、分割部102eは、分割領域を記憶部106に格納してもよい。

デスキュークロップ部102fは、原稿画像を、デスキュー、および/または、クロップする。ここで、デスキュークロップ部102fは、分割部102eにより領域分割された分割領域に含まれる原稿画像を、デスキュー、および/または、分割領域からクロップしてもよい。また、デスキュークロップ部102fは、原稿画像を記憶部106に格納してもよい。

画像欠判断部102gは、画像欠け(用紙欠け)を判断(検出)する。ここで、画像欠判断部102gは、用紙センサ検出部114にて搬送入口に原稿が検出された場合、画像欠けと判断してもよい。例えば、画像欠判断部102gは、用紙センサ検出部114にて搬送入口に原稿が検出された場合、未読の原稿があると判断してもよい。また、画像欠判断部102gは、用紙センサ検出部114にて原稿の搬送ミスが検出された場合、搬送ミスによる画像欠けと判断してもよい。ここで、画像欠判断部102gは、機能概念的に、原稿はみ出し検出部102hを備える。

原稿はみ出し検出部102hは、原稿画像のエッジ座標が、読取画像の外縁上にある場合、原稿はみ出しを検出する。すなわち、原稿はみ出し検出部102hは、用紙(原稿)が読取画像終端に存在するかを判断してもよい。

画像メッセージ表示部102iは、画像、および/または、メッセージを出力させる。ここで、画像メッセージ表示部102iは、原稿はみ出し検出部102hにより原稿はみ出しが検出された場合、原稿はみ出しに対応する警告メッセージを出力させてもよい。また、画像メッセージ表示部102iは、画像欠判断部102gにより画像欠けと判断された場合、画像欠けに対応する警告メッセージを出力させてもよい。また、画像メッセージ表示部102iは、用紙センサ検出部114にて原稿の搬送ミスが検出された場合、搬送ミスに対応する警告メッセージを出力させてもよい。ここで、画像メッセージ表示部102iは、画像欠判断部102gにより原稿の搬送ミスによる画像欠けと判断された場合、搬送ミスに対応する警告メッセージを出力させてもよい。なお、画像メッセージ表示部102iは、画像(読取画像、分割領域、原稿画像、または、メッセージ画像等)、および/または、メッセージを入出力部112を介して出力(表示、および/または、音声出力)させてもよい。

[2.本実施形態の処理] 上述した構成の画像読取装置100で実行される処理の一例について、図2乃至図23を参照して説明する。図2は、本実施形態の画像読取装置100における処理の一例を示すフローチャートである。

図2に示すように、まず、用紙センサ検出部114は、用紙(原稿)が搬送入口に挿入されたこと、または、搬送路にあることを検出する(ステップSA−1)。

そして、用紙搬送部116は、用紙(原稿)搬送を開始する(ステップSA−2)。

そして、画像取得部102bは、画像読取部110にて一枚以上の用紙(原稿)の画像読み取りを開始させる(ステップSA−3)。

そして、読取長検出部102aは、用紙センサ検出部114にて検出される用紙(原稿)の読取状態に基づいて、用紙終端(読取長)を検出し、画像取得部102bは、読取長検出部102aにより検出された読取長の読取画像を取得する(ステップSA−4)。

そして、原稿位置認識部102cは、画像取得部102bにより取得された読取画像より、原稿位置を検出する(ステップSA−5)。

そして、原稿位置認識部102cは、読取画像から原稿画像の切出しを行う(ステップSA−6)。

ここで、図3乃至図9を参照して、本実施形態における原稿位置認識処理(複数領域検出アルゴリズム)の一例について説明する。図3は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示すフローチャートである。図4乃至図9は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

図3に示すように、まず、エッジ検出部102dは、読取画像の左輪郭から右(水平)方向、および、読取画像の上輪郭から下(垂直)方向に、読取画像の外縁から最近にある原稿画像のエッジ座標を検出する(ステップSB−1)。

例えば、図4に示すように、本実施形態においては、読取画像の左側、および、上側からエッジ検出してもよい。

図3に戻り、分割部102eは、左と上とのエッジ位置の交差点(エッジ検出部102dによりエッジ座標が検出されなかった読取画像の領域、および/または、エッジ検出部102dにより検出された原稿画像のエッジ端を通る、読取画像の左輪郭から右(水平)方向の座標群(直線)と、読取画像の上輪郭から下(垂直)方向の座標群(直線)と、の交差点)を検出する(ステップSB−2)。

例えば、図5に示すように、本実施形態においては、左側からのエッジ検出と上側からのエッジ検出との交差位置を検出してもよい。

図3に戻り、分割部102eは、交差点より左上にある全てのエッジを含む点(交差点より左上にある原稿画像を含む分割領域)を求める(ステップSB−3)。

そして、分割部102eは、矩形の検出位置(分割領域)として設定(領域分割)する(ステップSB−4)。更に、デスキュークロップ部102fは、分割部102eにより領域分割された分割領域に含まれる原稿画像を、デスキュー、および/または、分割領域からクロップしてもよい。

例えば、図6に示すように、本実施形態においては、交差位置から左上にあるエッジ位置を見つけ矩形を確定してもよい。すなわち、本実施形態においては、読取画像において2方向(垂直・水平)からのエッジ検出を行い、エッジ検出ができなかった座標、または、その2方向のエッジ検出された位置座標が交差するようにエッジ座標の組み合わせを求め、その領域を分割してもよい。

図3に戻り、エッジ検出部102dは、検出した矩形の検出位置(分割領域)の右側および下側のエッジ(分割領域を除く読取画像である新たな読取画像において、分割領域の右輪郭から右(水平)方向、および、分割領域の下輪郭から下(垂直)方向に、分割領域の外縁から最近にある原稿画像のエッジ座標)を検出する(ステップSB−5)。

例えば、図7に示すように、本実施形態においては、検出矩形の右側を左側からエッジ再検出し、検出矩形の下側を上側からエッジ再検出してもよい。

図3に戻り、エッジ検出部102dは、ステップSB−5にて検出したエッジ座標だけ更新(ステップSB−1にて検出したエッジ座標に、ステップSB−5にて検出したエッジ座標を追加して、検出済みのエッジ座標として更新)する(ステップSB−6)。

例えば、図8に示すように、本実施形態においては、検出したエッジ座標だけ更新してもよい。

図3に戻り、分割部102eは、左と上とのエッジ位置の交差点(エッジ検出部102dによりエッジ座標が検出されなかった新たな読取画像の領域、および/または、エッジ検出部102dにより検出された原稿画像のエッジ端を通る、新たな読取画像の左輪郭から右(水平)方向の座標群(直線)と、新たな読取画像の上輪郭から下(垂直)方向の座標群(直線)と、の交差点)を検出する(ステップSB−7)。

例えば、図9に示すように、本実施形態においては、左側からのエッジ検出と上側からのエッジ検出との交差位置を検出してもよい。すなわち、本実施形態においては、分割された領域に対して矩形情報(右上・左下)を求めることで、原稿領域を検出してもよい。このように、原稿領域の2方向(垂直・水平)にエッジ検出を行い、再度、エッジ座標位置を更新してもよい。そして、その2方向のエッジ検出された位置座標が交差するようにエッジ座標の組み合わせを求め、その領域を分割することを繰り返し行うことで、領域を分割してもよい。ここで、本実施形態において、エッジ検出は、2方向以上で行ってもよい。

図3に戻り、分割部102eは、交差点より左上にある原稿画像を含む分割領域を検出したか否か判定する(ステップSB−8)。

そして、分割部102eは、交差点より左上にある原稿画像を含む分割領域を検出したと判定した場合(ステップSB−8:Yes)、処理をステップSB−3に移行させる。このように、本実施形態においては、矩形が検出できなくなる、または、エッジが無くなるまでこれらの処理を繰り返す。

一方、分割部102eは、交差点より左上にある原稿画像を含む分割領域を検出しなかったと判定した場合(ステップSB−8:No)、処理を終了する。このように、本実施形態の手法を使用することで、左・上からのエッジ検出のみで対応できる。そのため、画像読取しながらエッジ検出し、原稿画像を切り出すことが可能になり、原稿画像を切り出して不要になった画像メモリを画像読取メモリとして再利用することで、無限に読み続けることができる。

なお、本実施形態においては、読取画像の左側と上側からエッジを検出したが、右側と上側、下側と左側、または、下側と右側のいずれからエッジを検出してもよい。また、本実施形態において、複数領域を検出するための計算は、単純なエッジ検出と位置の比較で行ってもよい。また、本実施形態において、複数領域を検出するために必要なメモリは、エッジ検出した位置座標分のメモリが必要となる。

更に、図10乃至図18を参照して、本実施形態における原稿位置認識処理(複数領域検出アルゴリズム)の一例について説明する。図10乃至図18は、本実施形態における原稿位置認識処理の一例を示す図である。

まず、図10乃至図12に示すように、本実施形態においては、読取画像の左側、および、上側からエッジ検出し(図10)、左側からのエッジ検出によりエッジ座標が検出されなかった位置(領域)で分断(分割)し(図11)、上側からのエッジ検出により、エッジ座標が検出されなかった位置(領域)で分断(分割)することで(図12)、読取画像を領域分割してもよい。すなわち、エッジ検出できなかった箇所で領域分割してもよい。

また、図13乃至図15に示すように、本実施形態においては、読取画像の左側、および、上側からエッジ検出し(図13)、横(左側と右側と)に領域分割できる場合に、上側からのエッジ検出によりエッジ座標が検出されなかった領域で横に領域分割(分離)し(図14)、更に分割領域の左側、および、上側からエッジ検出し、縦(上側と下側と)に領域分割できる場合に、左側からのエッジ検出によりエッジ座標が検出されなかった領域で縦に領域分割(分離)することで(図15)、読取画像を領域分割してもよい。すなわち、エッジ検出できなかった箇所で領域分割し、さらに分割された領域で、エッジ検出を行い、エッジが検出できなかった箇所で分割してもよい。

また、図16乃至図18に示すように、本実施形態においては、読取画像の左側、右側、および、上側からエッジ検出し(図16)、横(左側と右側と)に領域分割できる場合に、上側からのエッジ検出によりエッジ座標が検出されなかった領域で横に領域分割(分離)し(図17)、縦(上側と下側と)に領域分割できる場合に、右側からのエッジ検出によりエッジ座標が検出されなかった領域で縦に領域分割(分離)することで(図18)、読取画像を領域分割してもよい。すなわち、3方向からエッジ検出し領域分割してもよい。

図2に戻り、制御部102は、画像欠判断部102gによる画像欠けの判断に基づいて、読取継続するか否か判定する(ステップSA−7)。

そして、制御部102は、読取継続すると判定した場合(ステップSA−7:Yes)、処理をステップSA−1に移行させる。

ここで、図19を参照して、本実施形態における読取長を無制限にする処理の一例について説明する。図19は、本実施形態における読取長を無制限にする処理の一例を示す図である。

図19に示すように、本実施形態においては、1回目の読取画像において、原稿画像のエッジ座標が、当該読取画像の外縁上にある場合、外縁上にあるエッジ座標を含む原稿画像が含まれる読取画像の端領域(図中の点線領域)を、次に取得される読取画像(2回目の読取画像)とつなぎ合わせて、新たな読取画像として取得(画像合成)してもよい。すなわち、原稿エッジが読取画像の終端にある場合に、その部分を次の読取画像とつなぎ合わせる。

このように、画像読み取りと同時に原稿位置の検出を行うことで、無限に読み出すことが可能となる。なお、1回目の読取画像において、端領域を除く領域は、原稿位置認識処理により領域分割され、原稿画像が取得される。すなわち、本実施形態においては、1回目の読取画像の用紙欠けしていない画像以外は切り出しを行い、その後、2回目の読取画像と合成を行い、再度原稿検出を行う。したがって、本実施形態においては、エラー発生時に、エラー発生前までに読取った原稿画像は正常に出力し、用紙欠け画像のみをつなぎ合わせる。これにより、無限に読み出すことが可能となる。また、用紙(画像)欠け判断方法は、読取した原稿に対して、原稿エッジが画像下端にある場合、または、読取画像の状態と用紙センサの状態(用紙の搬送状態)に基づいて、画像欠けと判断してもよい。

図2に戻り、画像メッセージ表示部102iは、制御部102により読取継続しないと判定された場合(ステップSA−7:No)、画像、および/または、メッセージを入出力部112を介して表示させ(ステップSA−8)、処理を終了する。ここで、画像メッセージ表示部102iは、画像欠判断部102gによる画像欠け無し(すなわち、正常読取完了)と判断された場合、原稿画像を入出力部112を介して表示させてもよい。

ここで、図20乃至図23を参照して、本実施形態におけるメッセージ表示処理の一例について説明する。図20は、本実施形態におけるメッセージ表示処理の一例を示すフローチャートである。図21乃至図23は、本実施形態における読取状態一例を示す図である。

図20に示すように、制御部102は、用紙センサ検出部114にて検出される原稿の読取状態に基づいて、原稿(画像取得部102bにより取得された読取長(読取最大長)の読取画像に原稿画像)が1枚か否か判定する(ステップSC−1)。

そして、画像メッセージ表示部102iは、制御部102により原稿が1枚であると判定された場合(ステップSC−1:Yes)、従来のメッセージを入出力部112に表示させ(ステップSC−2)、処理を終了する。例えば、画像メッセージ表示部102iは、最後まで読み取りができた場合、メッセージを表示させなくてもよい。また、画像メッセージ表示部102iは、エラーが発生した場合、エラーメッセージを表示させてもよい。

一方、用紙センサ検出部114は、制御部102により原稿が1枚でないと判定された場合(ステップSC−1:No)、搬送路に用紙(原稿)が有る場合、検出する(ステップSC−3)。

そして、画像メッセージ表示部102iは、用紙センサ検出部114にて搬送路に用紙(原稿)が検出された場合(ステップSC−3:Yes)、エラーメッセージを入出力部112に表示させ(ステップSC−4)、処理を終了する。

例えば、図21に示すように、搬送路の途中に原稿が残っており、再読取が必要(センサON状態で画処理が異常)な場合、画像メッセージ表示部102iは、エラーメッセージを入出力部112に表示させてもよい。

図20に戻り、用紙センサ検出部114は、搬送路に用紙(原稿)が検出されなかった場合(ステップSC−3:No)、搬送入口に用紙(原稿)が有る場合、検出する(ステップSC−5)。

そして、画像メッセージ表示部102iは、用紙センサ検出部114にて搬送入口に用紙(原稿)が検出された場合(ステップSC−5:Yes)、警告メッセージを入出力部112に表示させ(ステップSC−6)、処理を終了する。

例えば、図22に示すように、搬送入口に原稿が残っており、連続スキャン終了後、次の読取を行う必要がある(センサON状態で画処理が正常な)場合、画像メッセージ表示部102iは、警告メッセージを入出力部112に表示させてもよい。

図20に戻り、画像メッセージ表示部102iは、用紙センサ検出部114にて搬送入口に用紙(原稿)が検出されなかった場合(ステップSC−5:No)、メッセージを表示させず(ステップSC−7)、処理を終了する。

例えば、図23に示すように、読取最大長になったが最後まで原稿を読み取りできた場合(正常時)、画像メッセージ表示部102iは、メッセージを表示させなくてもよい(メッセージ無し)。このように、読取長が最大になった際に、用紙検出センサ(用紙センサ検出部114)の状態、および、画像読取部110の状態により、ユーザに通知するメッセージを変更してもよい。また、メッセージを切り替えることで、ユーザが容易に、再読み取りが可能か判断できるようになる。

このように、本実施形態においては、ドキュメントスキャナ装置において、名刺、レシート、はがき等の媒体を複数枚スキャンする場合、複数枚の原稿位置を自動的に検出するため、1枚ずつスキャンするよりも、同時に複数枚を挿入することで、スキャン時間を減らすことができる。また、従来、エラー状態となった場合は、読取った画像全て破棄していたが、本実施形態においては、エラー状態になっても、読み取りできた原稿については出力可能となる。

そのため、本実施形態においては、すでに読取った用紙は、再度スキャンする必要がない。また、本実施形態においては、読取長を無制限にすることができるため、読取長の制限なく読み取りが可能となる。また、本実施形態においては、用紙の搬送状態により、メッセージを切り替えることができる。また、本実施形態においては、読取長が最大になったときに適切なメッセージが表示されるため、よりユーザが簡単に使用できる。

それにより、本実施形態においては、ドキュメントスキャナにて同時に複数枚の原稿を読取る際に、効率的に複数枚の原稿位置を検出でき、読取長が長い場合でも画像出力でき、画像長に制限されない。また、本実施形態においては、ユーザの原稿の入れ方によって読取長が長くなった場合でも、計算上多くのメモリが必要なく、計算量が増えないために、ハイスペックおよびハイコストなハードウェアでなくても実装可能である。また、本実施形態においては、複数枚原稿の読取方、または、原稿の入れ方によっては、読取長(画像長)が無限に長くなってしまうが、画像長の長さに制限されず、原稿画像の出力が可能である。

また、本実施形態においては、原稿画像の出力に読取画像全面の特徴量が必要ないため、画像長の終端までに含まれる複数枚原稿の位置を検出してからそれぞれの原稿を切り出さなくても、原稿画像の出力が可能である。また、本実施形態においては、画像の終端、または、JAM等のエラー発生時でも、用紙の搬送状態によって、ユーザに再操作を促すメッセージを通知することができる。また、本実施形態においては、JAM等のエラー発生時でも、エラーとなった読取画像の一部(原稿画像)を出力することができる。

[3.他の実施形態] さて、これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。

例えば、画像読取装置100は、スタンドアローンの形態で処理を行ってもよく、クライアント端末(画像読取装置100とは別筐体である)からの要求に応じて処理を行い、その処理結果を当該クライアント端末に返却するようにしてもよい。

また、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。

このほか、明細書中および図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データもしくは検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、または、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。

また、画像読取装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。

例えば、画像読取装置100の各装置が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、後述する、コンピュータに本発明に係る方法を実行させるためのプログラム化された命令を含む、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて画像読取装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部106などには、OS(Operating System)と協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。

また、このコンピュータプログラムは、画像読取装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。

また、本発明に係るプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USBメモリ、SDカード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。

また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OS(Operating System)に代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。

記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAMもしくはROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および/または、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および/または、ウェブページ用ファイル等を格納してもよい。

また、画像読取装置100は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、該情報処理装置に任意の周辺装置を接続して構成してもよい。また、画像読取装置100は、該情報処理装置に本発明の方法を実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実装することにより実現してもよい。

更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じて、または、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。

以上のように、本発明に係る画像読取装置、画像処理方法、および、プログラムは、産業上の多くの分野、特にスキャナで読み取った画像を扱う画像処理分野で実施することができ、極めて有用である。

100 画像読取装置 102 制御部 102a 読取長検出部 102b 画像取得部 102c 原稿位置認識部 102d エッジ検出部 102e 分割部 102f デスキュークロップ部 102g 画像欠判断部 102h 原稿はみ出し検出部 102i 画像メッセージ表示部 106 記憶部 110 画像読取部 112 入出力部 114 用紙センサ検出部 116 用紙搬送部

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