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Method for suppressing event propagation in virtual shared space, and recording medium storing event propagation suppressing program

阅读:548发布:2022-01-02

专利汇可以提供Method for suppressing event propagation in virtual shared space, and recording medium storing event propagation suppressing program专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a virtual shared space event propagation suppressing method capable of propagating an event generated relatively to an object selectively only to a necessary client and attaining high service, and to provide a recording medium in which an event propagation suppressing program is stored. SOLUTION: When a client operates an object 7 generate an event in the object 7, the event is temporarily transmitted to respective clients 3a to 3e. Each client calculates the distance between the object 7 generating the event and the position of his (or her) own avatar 5 (out of plural avatars 5a to 5e), and when the calculated distance is shorter than a prescribed event propagation distance, the event is transmitted only to the clients 3a, 3b having their avatars in an event transmission range 9.,下面是Method for suppressing event propagation in virtual shared space, and recording medium storing event propagation suppressing program专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 通信網に接続された第1の仮想共有空間閲覧用クライアントが同様に前記通信網に接続された第2のまたは複数の仮想共有空間閲覧用クライアントとイベントを交換することにより2次元または3次元での仮想共有空間を構成し得るシステムであって、前記複数のクライアント間で仮想共有空間内に配置された仮想共有オブジェクトに操作を加えることができ、かつ仮想共有空間内でクライアントのアイコンであるアバタを表示することができる時、前記オブジェクトの操作時にイベントを共有することができるシステムにおいて、 前記クライアントが前記オブジェクトに操作を加えて、
    仮想共有空間内で共有されるべきイベントが発生した場合に、前記オブジェクトの属性に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを特徴とする仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法。
  • 【請求項2】 前記オブジェクトの属性は、操作対象となる前記オブジェクトから各クライアントのアバタまでの距離または仮想共有空間を写し出しているカメラまでの距離であり、該距離に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを特徴とする請求項1記載の仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法。
  • 【請求項3】 通信網に接続された第1の仮想共有空間閲覧用クライアントが同様に前記通信網に接続された第2のまたは複数の仮想共有空間閲覧用クライアントとイベントを交換することにより2次元または3次元での仮想共有空間を構成し得るシステムであって、前記複数のクライアント間で仮想共有空間内に配置された仮想共有オブジェクトに操作を加えることができ、かつ仮想共有空間内でクライアントのアイコンであるアバタを表示することができる時、前記オブジェクトの操作時にイベントを共有することができるシステムにおいて、 前記クライアントが前記オブジェクトに操作を加えて、
    仮想共有空間内で共有されるべきイベントが発生した場合に、該発生したイベントの種類に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを特徴とする仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法。
  • 【請求項4】 通信網に接続された第1の仮想共有空間閲覧用クライアントが同様に前記通信網に接続された第2のまたは複数の仮想共有空間閲覧用クライアントとイベントを交換することにより2次元または3次元での仮想共有空間を構成し得るシステムであって、前記複数のクライアント間で仮想共有空間内に配置された仮想共有オブジェクトに操作を加えることができ、かつ仮想共有空間内でクライアントのアイコンであるアバタを表示することができる時、前記オブジェクトの操作時にイベントを共有することができるシステムにおいて、 前記クライアントが前記オブジェクトに操作を加えて、
    仮想共有空間内で共有されるべきイベントが発生した場合に、前記オブジェクトの属性と前記発生したイベントの種類に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを特徴とする仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法。
  • 【請求項5】 前記オブジェクトの属性と前記発生したイベントの関係を前記オブジェクト毎に設定したイベントと伝播条件との対応表を設け、該対応表を参照してイベントを伝達するクライアントを選択することを特徴とする請求項4記載の仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法。
  • 【請求項6】 通信網に接続された第1の仮想共有空間閲覧用クライアントが同様に前記通信網に接続された第2のまたは複数の仮想共有空間閲覧用クライアントとイベントを交換することにより2次元または3次元での仮想共有空間を構成し得るシステムであって、前記複数のクライアント間で仮想共有空間内に配置された仮想共有オブジェクトに操作を加えることができ、かつ仮想共有空間内でクライアントのアイコンであるアバタを表示することができる時、前記オブジェクトの操作時にイベントを共有することができるシステムにおいて、 前記クライアントが前記オブジェクトに操作を加えて、
    仮想共有空間内で共有されるべきイベントが発生した場合に、前記オブジェクトの属性に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを特徴とする仮想共有空間におけるイベント伝播抑制プログラムを格納した記録媒体。
  • 【請求項7】 前記オブジェクトの属性は、操作対象となる前記オブジェクトから各クライアントのアバタまでの距離または仮想共有空間を写し出しているカメラまでの距離であり、該距離に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを特徴とする請求項6記載の仮想共有空間におけるイベント伝播抑制プログラムを格納した記録媒体。
  • 【請求項8】 通信網に接続された第1の仮想共有空間閲覧用クライアントが同様に前記通信網に接続された第2のまたは複数の仮想共有空間閲覧用クライアントとイベントを交換することにより2次元または3次元での仮想共有空間を構成し得るシステムであって、前記複数のクライアント間で仮想共有空間内に配置された仮想共有オブジェクトに操作を加えることができ、かつ仮想共有空間内でクライアントのアイコンであるアバタを表示することができる時、前記オブジェクトの操作時にイベントを共有することができるシステムにおいて、 前記クライアントが前記オブジェクトに操作を加えて、
    仮想共有空間内で共有されるべきイベントが発生した場合に、該発生したイベントの種類に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを特徴とする仮想共有空間におけるイベント伝播抑制プログラムを格納した記録媒体。
  • 【請求項9】 通信網に接続された第1の仮想共有空間閲覧用クライアントが同様に前記通信網に接続された第2のまたは複数の仮想共有空間閲覧用クライアントとイベントを交換することにより2次元または3次元での仮想共有空間を構成し得るシステムであって、前記複数のクライアント間で仮想共有空間内に配置された仮想共有オブジェクトに操作を加えることができ、かつ仮想共有空間内でクライアントのアイコンであるアバタを表示することができる時、前記オブジェクトの操作時にイベントを共有することができるシステムにおいて、 前記クライアントが前記オブジェクトに操作を加えて、
    仮想共有空間内で共有されるべきイベントが発生した場合に、前記オブジェクトの属性と前記発生したイベントの種類に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを特徴とする仮想共有空間におけるイベント伝播抑制プログラムを格納した記録媒体。
  • 【請求項10】 前記オブジェクトの属性と前記発生したイベントの関係を前記オブジェクト毎に設定したイベントと伝播条件との対応表を設け、該対応表を参照してイベントを伝達するクライアントを選択することを特徴とする請求項9記載の仮想共有空間におけるイベント伝播抑制プログラムを格納した記録媒体。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、仮想共有空間を利用した共同作業や共同学習システム等に適用し得る仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法に関し、特に仮想共有空間を利用したテレエデュケーション等のアプリケーションを実現する際に利用される仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法に関する。 更に具体的には、
    本発明は、分散型の共有空間のユーザインタフェースにグラフィクスを利用したアプリケーションにおいて例えば学習者個人またはグループの状態に依存した学習制御を自動的に行うよりインテリジェントなシステムを構築することを可能にする仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法およびイベント伝播抑制プログラムを格納した記録媒体に関する。

    【0002】

    【従来の技術】仮想共有空間における従来のイベント伝播抑制方法について図5を参照して説明する。 図5において、1は仮想共有空間であり、3a〜3eは仮想共有空間1にアクセスしているクライアント、すなわちユーザであり、5a〜5eはそれぞれ仮想共有空間1内に表示されている各クライアント3a〜3eのアイコンであるアバタであり、7は仮想共有空間1内の操作対象物であるオブジェクトである。

    【0003】従来のイベント伝播抑制方法では、図5に示すように、仮想共有空間1内にあるオブジェクト7に対してあるクライアントが操作を加えて、例えば図示のように爆発というイベントを発生したとすると、このイベントは該オブジェクト7から各クライアント3a〜3
    eに向けた矢印で示すようにすべてのクライアント3a
    〜3eに伝播される。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来のイベント伝播抑制方法では、仮想共有空間1内で起こったイベントはすべてのクライアント3a〜3eに伝播され、必要のないクライアントにも伝播されてしまうという問題がある。

    【0005】従って、従来のイベント伝播抑制方法では、仮想共有空間1内で起こるイベントをフィルタリングして高度なサービスを実現することが困難であるという問題がある。

    【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
    その目的とするところは、オブジェクトに関連して発生するイベントを選択的に必要なクライアントのみに伝播し、高度なサービスを実現し得る仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法およびイベント伝播抑制プログラムを格納した記録媒体を提供することにある。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、通信網に接続された第1
    の仮想共有空間閲覧用クライアントが同様に前記通信網に接続された第2のまたは複数の仮想共有空間閲覧用クライアントとイベントを交換することにより2次元または3次元での仮想共有空間を構成し得るシステムであって、前記複数のクライアント間で仮想共有空間内に配置された仮想共有オブジェクトに操作を加えることができ、かつ仮想共有空間内でクライアントのアイコンであるアバタを表示することができる時、前記オブジェクトの操作時にイベントを共有することができるシステムにおいて、前記クライアントが前記オブジェクトに操作を加えて、仮想共有空間内で共有されるべきイベントが発生した場合に、前記オブジェクトの属性に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを要旨とする。

    【0008】請求項1記載の本発明にあっては、クライアントがオブジェクトに操作を加えて、イベントが発生した場合、オブジェクトの属性に基づいてイベントを伝達するクライアントを選択するため、従来のように必要のないクライアントにまでイベントが伝播されることがない。

    【0009】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
    記載の発明において、前記オブジェクトの属性が、操作対象となる前記オブジェクトから各クライアントのアバタまでの距離または仮想共有空間を写し出しているカメラまでの距離であり、該距離に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを要旨とする。

    【0010】請求項2記載の本発明にあっては、オブジェクトから各クライアントのアバタまでの距離または仮想共有空間を写し出しているカメラまでの距離に基づいてイベントを伝達するクライアントを選択するため、従来のようにすべてのクライアントにイベントが伝播されるということがない。

    【0011】更に、請求項3記載の本発明は、通信網に接続された第1の仮想共有空間閲覧用クライアントが同様に前記通信網に接続された第2のまたは複数の仮想共有空間閲覧用クライアントとイベントを交換することにより2次元または3次元での仮想共有空間を構成し得るシステムであって、前記複数のクライアント間で仮想共有空間内に配置された仮想共有オブジェクトに操作を加えることができ、かつ仮想共有空間内でクライアントのアイコンであるアバタを表示することができる時、前記オブジェクトの操作時にイベントを共有することができるシステムにおいて、前記クライアントが前記オブジェクトに操作を加えて、仮想共有空間内で共有されるべきイベントが発生した場合に、該発生したイベントの種類に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを要旨とする。

    【0012】請求項3記載の本発明にあっては、クライアントがオブジェクトに操作を加えて、イベントが発生した場合、該イベントの種類に基づいてイベントを伝達するクライアントを選択するため、従来のようにすべてのクライアントにイベントが伝播されるということがない。

    【0013】請求項4記載の本発明は、通信網に接続された第1の仮想共有空間閲覧用クライアントが同様に前記通信網に接続された第2のまたは複数の仮想共有空間閲覧用クライアントとイベントを交換することにより2
    次元または3次元での仮想共有空間を構成し得るシステムであって、前記複数のクライアント間で仮想共有空間内に配置された仮想共有オブジェクトに操作を加えることができ、かつ仮想共有空間内でクライアントのアイコンであるアバタを表示することができる時、前記オブジェクトの操作時にイベントを共有することができるシステムにおいて、前記クライアントが前記オブジェクトに操作を加えて、仮想共有空間内で共有されるべきイベントが発生した場合に、前記オブジェクトの属性と前記発生したイベントの種類に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを要旨とする。

    【0014】請求項4記載の本発明にあっては、クライアントがオブジェクトに操作を加えて、イベントが発生した場合、オブジェクトの属性とイベントの種類に基づいてイベントを伝達するクライアントを選択するため、
    従来のようにすべてのクライアントにイベントが伝播されるということがない。

    【0015】また、請求項5記載の本発明は、請求項4
    記載の発明において、前記オブジェクトの属性と前記発生したイベントの関係を前記オブジェクト毎に設定したイベントと伝播条件との対応表を設け、該対応表を参照してイベントを伝達するクライアントを選択することを要旨とする。

    【0016】請求項5記載の本発明にあっては、オブジェクトの属性とイベントの関係をオブジェクト毎に設定したイベントと伝播条件との対応表を設け、該対応表を参照してイベントを伝達するクライアントを選択するため、従来のようにすべてのクライアントにイベントが伝播されるということがない。

    【0017】更に、請求項6記載の本発明は、通信網に接続された第1の仮想共有空間閲覧用クライアントが同様に前記通信網に接続された第2のまたは複数の仮想共有空間閲覧用クライアントとイベントを交換することにより2次元または3次元での仮想共有空間を構成し得るシステムであって、前記複数のクライアント間で仮想共有空間内に配置された仮想共有オブジェクトに操作を加えることができ、かつ仮想共有空間内でクライアントのアイコンであるアバタを表示することができる時、前記オブジェクトの操作時にイベントを共有することができるシステムにおいて、前記クライアントが前記オブジェクトに操作を加えて、仮想共有空間内で共有されるべきイベントが発生した場合に、前記オブジェクトの属性に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを要旨とする。

    【0018】請求項6記載の本発明にあっては、クライアントがオブジェクトに操作を加えて、イベントが発生した場合、オブジェクトの属性に基づいてイベントを伝達するクライアントを選択するイベント伝播抑制プログラムを記録媒体として格納しているため、該記録媒体を利用して、イベント伝播抑制プログラムの流通性を高めることができる。

    【0019】請求項7記載の本発明は、請求項6記載の発明において、前記オブジェクトの属性が、操作対象となる前記オブジェクトから各クライアントのアバタまでの距離または仮想共有空間を写し出しているカメラまでの距離であり、該距離に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを要旨とする。

    【0020】請求項7記載の本発明にあっては、オブジェクトから各クライアントのアバタまでの距離または仮想共有空間を写し出しているカメラまでの距離に基づいてイベントを伝達するクライアントを選択するため、記録媒体を利用して、イベント伝播抑制プログラムの流通性を高めることができる。

    【0021】また、請求項8記載の本発明は、通信網に接続された第1の仮想共有空間閲覧用クライアントが同様に前記通信網に接続された第2のまたは複数の仮想共有空間閲覧用クライアントとイベントを交換することにより2次元または3次元での仮想共有空間を構成し得るシステムであって、前記複数のクライアント間で仮想共有空間内に配置された仮想共有オブジェクトに操作を加えることができ、かつ仮想共有空間内でクライアントのアイコンであるアバタを表示することができる時、前記オブジェクトの操作時にイベントを共有することができるシステムにおいて、前記クライアントが前記オブジェクトに操作を加えて、仮想共有空間内で共有されるべきイベントが発生した場合に、該発生したイベントの種類に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを要旨とする。

    【0022】請求項8記載の本発明にあっては、クライアントがオブジェクトに操作を加えて、イベントが発生した場合、該イベントの種類に基づいてイベントを伝達するクライアントを選択するため、記録媒体を利用して、イベント伝播抑制プログラムの流通性を高めることができる。

    【0023】更に、請求項9記載の本発明は、通信網に接続された第1の仮想共有空間閲覧用クライアントが同様に前記通信網に接続された第2のまたは複数の仮想共有空間閲覧用クライアントとイベントを交換することにより2次元または3次元での仮想共有空間を構成し得るシステムであって、前記複数のクライアント間で仮想共有空間内に配置された仮想共有オブジェクトに操作を加えることができ、かつ仮想共有空間内でクライアントのアイコンであるアバタを表示することができる時、前記オブジェクトの操作時にイベントを共有することができるシステムにおいて、前記クライアントが前記オブジェクトに操作を加えて、仮想共有空間内で共有されるべきイベントが発生した場合に、前記オブジェクトの属性と前記発生したイベントの種類に基づいて前記イベントを伝達するクライアントを選択することを要旨とする。

    【0024】請求項9記載の本発明にあっては、クライアントがオブジェクトに操作を加えて、イベントが発生した場合、オブジェクトの属性とイベントの種類に基づいてイベントを伝達するクライアントを選択するため、
    記録媒体を利用して、イベント伝播抑制プログラムの流通性を高めることができる。

    【0025】請求項10記載の本発明は、請求項9記載の発明において、前記オブジェクトの属性と前記発生したイベントの関係を前記オブジェクト毎に設定したイベントと伝播条件との対応表を設け、該対応表を参照してイベントを伝達するクライアントを選択することを要旨とする。

    【0026】請求項10記載の本発明にあっては、オブジェクトの属性とイベントの関係をオブジェクト毎に設定したイベントと伝播条件との対応表を設け、該対応表を参照してイベントを伝達するクライアントを選択するため、記録媒体を利用して、イベント伝播抑制プログラムの流通性を高めることができる。

    【0027】

    【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。

    【0028】図1は、本発明の一実施形態に係る仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法を説明するための図である。 同図において、1,3a〜3e,5a〜5
    e,7は図5で説明したものと同じであって、それぞれ仮想共有空間1、仮想共有空間1にアクセスしているクライアント3a〜3e、各クライアント3a〜3eを表すアバタ5a〜5e、オブジェクト7であり、新たに追加された符号9はオブジェクト7を中心とした所定の距離範囲であるイベント伝達範囲9を示している。

    【0029】このような本実施形態のイベント伝播抑制方法では、仮想共有空間1内にあるオブジェクト7に対してあるクライアントが操作を加えて、例えば図示のように爆発というイベントを発生させたとすると、このイベントは該オブジェクト7から一旦各クライアント3a
    〜3eに伝送され、各クライアント3a〜3eにおいてイベントを起こしたオブジェクト7と自クライアントとの間の距離が計算される。 そして、この計算した距離がオブジェクト7に格納されている所定の距離より小さい場合には、すなわち自クライアントを表すアバタがオブジェクト7を中心とした前記所定の距離範囲であるイベント伝達範囲9内にある場合には、前記イベントを自クライアントに伝達させる。 すなわち、図1の例では、オブジェクト7を中心とした所定の距離範囲であるイベント伝達範囲9内にクライアント3a,3bのアバタ5
    a,5bが存在しているので、このアバタ5a,5bに対応するクライアント3a,3bに前記イベントが伝達されることになる。

    【0030】次に、上記実施形態の作用について図2に示すフローチャートを参照して説明する。

    【0031】図2において、あるクライアントがオブジェクト7に対して操作を加えて、図示のように例えば爆発というイベントを発生させると(ステップS11)、
    このイベントは各クライアント3a〜3eに一旦伝送され(ステップS13)、各クライアント3a〜3eは該イベントを起こしたオブジェクト7の位置と自分のアバタ5a〜5eの位置との間の距離を計算する(ステップS15)。

    【0032】そして、この計算した距離がオブジェクト7に属性として格納されている所定の距離であるイベント伝播距離より小さいかどうかを、すなわち各クライアント3a〜3eは自分のアバタ5a〜5eが前記所定の距離範囲であるイベント伝達範囲9内に存在しているかどうかをチェックする(ステップS17)。

    【0033】そして、この計算した距離がイベント伝播距離より小さい場合、すなわち各クライアント3a〜3
    eは自分のアバタ5a〜5eがイベント伝達範囲9内に存在する場合には、このイベント伝達範囲9内に存在するクライアント(図1の例では、クライアント3a,3
    b)のみに対してオブジェクト7に起こったイベントを伝達する(ステップS19)。 また、計算した距離がイベント伝播距離より大きいクライアントに対しては、前記イベントは伝達されない(ステップS21)。

    【0034】このように本実施形態では、オブジェクト7にイベントが発生した場合、該オブジェクト7に近いクライアントのみにイベントを伝達し、従来のようにすべてのクライアントには伝達するわけではないので、仮想共有空間1内で伝播されるイベントを低減することができ、高度なサービスを実現することができるようになる。

    【0035】次に、本発明の他の実施形態に係る仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法について図3を参照して説明する。 図3において、1,3a〜3e,5a
    〜5e,7,9は図1で説明したものと同じであるので、その説明は省略する。

    【0036】図3に示す実施形態では、オブジェクト7
    に発生したイベントは該オブジェクト7から伸びている2本の矢印でわかるようにクライアント3a,3dに伝達されているが、本実施形態では、イベントを伝達する先のクライアントをイベントを起こしたオブジェクト7
    からアバタまでの距離で決めるのでなく、各オブジェクト毎にオブジェクトのコードに格納されているイベントの内容と伝播条件を設定した次に示す対応表に基づいてイベントを伝達する先のクライアントを決めるようにしているものである。

    【0037】

    【表1】

    この対応表では、爆発というイベントが発生した場合には、伝播条件として「アバタにがある」とあるように耳のあるアバタで表されているクライアントにイベントが伝達されることを示している。 従って、図3では、耳のあるアバタ5a,5dで表されているクライアント3


    a,3dにオブジェクト7から矢印が伸びているようにイベントが伝達されるようになっている。

    【0038】次に、上記実施形態の作用について図4に示すフローチャートを参照して説明する。

    【0039】図4において、あるクライアントがオブジェクト7に対して操作を加えて、図示のように例えば爆発というイベントを発生させると(ステップS31)、
    このイベントは各クライアント3a〜3eに一旦伝送され(ステップS33)、各クライアント3a〜3eは該イベントを起こしたオブジェクト7のコードに格納されているイベントと伝播条件の前記対応表を参照する(ステップS35)。

    【0040】そして、この対応表に設定されている伝播条件に該当するか否かをチェックする(ステップS3
    7)。 すなわち、オブジェクト7に発生したイベントが爆発であるということに対して、対応表では「アバタに耳がある」という伝播条件が設定されているので、各クライアントは自分を表しているアバタに耳があるか否かをチェックする。

    【0041】この結果、耳のあるアバタが表示されているクライアント3a,3dは、前記伝播条件に該当するので、オブジェクト7に起こったイベントは該クライアント3a,3dに伝達されるが(ステップS39)、その他のクライアントのアバタには耳がないので、伝播条件に該当しないため、イベントは伝達されない(ステップS41)。

    【0042】このように本実施形態では、オブジェクト7にイベントが発生した場合、該オブジェクト7に登録されているイベントと伝播条件に該当するクライアントのみにイベントを伝達し、従来のようにすべてのクライアントには伝達するわけではないので、仮想共有空間1
    内で伝播されるイベントを低減することができ、高度なサービスを実現することができるようになる。

    【0043】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
    クライアントがオブジェクトに操作を加えて、イベントが発生した場合、オブジェクトとアバタとの距離のようなオブジェクトの属性、イベントの種類、またはオブジェクトの属性とイベントの種類に基づいてイベントを伝達するクライアントを選択するので、従来のように必要のないクライアントにまでイベントが伝播されることがなく、仮想共有空間内で伝播されるイベントを低減することができ、高度なサービスを実現し易くなる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施形態に係る仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法を説明するための図である。

    【図2】図1に示す実施形態の作用を示すフローチャートである。

    【図3】本発明の他の実施形態に係る仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法を説明するための図である。

    【図4】図3に示す実施形態の作用を示すフローチャートである。

    【図5】従来の仮想共有空間におけるイベント伝播抑制方法を説明するための図である。

    【符号の説明】

    1 仮想共有空間 3a〜3e クライアント 5a〜5e アバタ 7 オブジェクト 9 イベント伝達範囲

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