【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、仮想空間における参加者の移動方法及びシステムに係り、特に、三次元仮想空間に参加した参加者が互いに仮想空間内でコミュニケーションをとる場合において、参加者の分身（以下、
アバタと記す）を移動させる、及び当該アバタを表示する仮想空間における参加者の移動方法及びシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、三次元仮想空間に参加した参加者が互いに仮想空間内でコミュニケーションをとる場合に、それぞれの参加者は自分自身で自分のアバタを操作している。 この場合、参加者の中でホスト役が複数のゲスト役の参加者を連れて移動しようとした場合、各々の参加者は、ホスト役の参加者についていくために、自らのアバタを操作する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、参加者の中でホスト役が複数のゲスト役を連れて移動するとき、当該ゲストである参加者は、ホスト役の参加者に付いていくためにアバタを操作しなければならないが、三次元仮想空間内での移動には、ある程度慣れが必要であり、操作に慣れていない参加者にとっては、自分自身のアバタを思う通りに移動させることは容易ではないため、ホスト役の参加者についていくことは困難である。

【０００４】また、従来は、同じ三次元仮想空間内での情報は、当該三次元仮想空間に参加している参加者全てで共有しているため、このホスト役とゲスト役の参加者の間だけで同じ情報を共有することができない。 また、
参加者の中のホスト役が複数のゲストを連れて移動しようとした場合、三次元仮想空間では、各々の参加者は、
進行方向と同じ方向に向いてしまうため、お互いの分身の正面や顔画像等のお互いの様子を知ることができないという問題がある。

【０００５】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、三次元仮想空間内で参加者が容易に連れ立って移動することができる仮想空間における参加者の移動方法及びシステムを提供することを目的とする。 更なる本発明の目的は、一緒に連れ立って移動している参加者の間だけで情報の共有を可能とする仮想空間における参加者の移動方法及びシステムを提供することである。

【０００６】更なる本発明の目的は、一緒に連れ立って移動している参加者の互いの様子を知ることが可能な仮想空間における参加者の移動方法及びシステムを提供することである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】図１は、本発明の原理を説明するための図（その１）である。 本発明は、三次元仮想空間に参加した参加者が互いに該三次元仮想空間内でコミュニケーションをとる場合において、該参加者が自分の分身（以下、アバタと記す）を移動させる仮想空間における参加者の移動方法において、参加者端末において、三次元仮想空間内において、参加者が他の参加者を選択し、選択した情報及び自端末の位置情報をサーバに転送し（ステップ１）、サーバは、選択された参加者（子）の参加者端末に選択した参加者（親）の位置情報を伝送し（ステップ２）、選択された参加者（子）の参加者端末では、選択した参加者（親）の参加者端末から伝送された位置情報により三次元仮想空間内の移動を行う（ステップ３）。

【０００８】また、本発明は、サーバが選択した参加者（親）の端末から選択した情報を取得すると、選択した参加者（親）の端末の位置情報の値を、選択された参加者（子）の端末に伝送する位置情報に設定する。 また、
本発明は、サーバから位置情報を伝送する際に、サーバと選択された参加者（子）の間に伝送用のパスを設定する。

【０００９】また、本発明は、選択した参加者（親）
は、選択された参加者（子）に対してサーバを介してデータを伝送し、選択された参加者（子）は、選択した参加者（親）から伝送されたデータに基づいて参加者端末のアプリケーションを起動または、データを表示する。
また、本発明は、選択された参加者（子）が、選択した参加者（親）からサーバを介して伝送された位置情報により三次元仮想空間内の移動を行うと共に、選択された参加者（子）は、選択した参加者（親）から伝送されたデータに基づいて参加者端末のアプリケーションを起動または、データの表示を同時に行う。

【００１０】また、本発明は、選択された参加者（子）
が移動する際に、選択した参加者（親）と、選択された参加者（子）から構成されるグループに属する参加者の顔画像または互いのアバタの正面を、自端末に表示する。 図２は、本発明の原理を説明するための図（その２）である。 本発明は、三次元仮想空間に参加した参加者が互いに該三次元仮想空間内でコミュニケーションをとる場合において、該参加者が自分の分身（以下、アバタと記す）を移動させる仮想空間における参加者の移動方法において、参加者端末において、三次元仮想空間内において、参加者が他の参加者を選択し（ステップ１
０）、選択された参加者（子）の参加者端末に、選択した参加者（親）の位置情報を伝送し（ステップ１１）、
選択された参加者（子）の参加者端末では、選択した参加者（親）の参加者端末から伝送された位置情報に基づいて、三次元仮想空間内においてアバタを移動をさせる（ステップ１２）。

【００１１】また、本発明は、選択した参加者（親）の参加者端末では、自端末の位置情報の値を、選択された参加者（子）の端末に伝送する位置情報に設定する。 また、本発明は、参加者（親）から位置情報を伝送する際に、選択した参加者（親）の参加者端末と選択された参加者（子）の参加者端末間に伝送用のパスを設定する。

【００１２】また、本発明は、選択した参加者（親）の参加者端末では、選択された参加者（子）の参加者端末に対してデータを伝送し、選択された参加者（子）の参加者端末は、選択した参加者（親）から伝送されたデータに基づいて該参加者端末のアプリケーションを起動または、データを表示する。 また、本発明は、選択された参加者（子）の参加者端末が、選択した参加者（親）の参加者端末から伝送された位置情報により、三次元仮想空間内においてアバタを移動させる共に、該選択した参加者（親）の参加者端末から伝送されたデータに基づいて、自端末のアプリケーションを起動または、データの表示を同時に行う。

【００１３】また、本発明は、選択された参加者（子）
の参加者端末において、該参加者の選択された参加者（子）のアバタが移動する際に、選択した参加者（親）
と、選択された参加者（子）から構成されるグループに属する参加者の顔画像または互いのアバタの正面を、自端末に表示する。 図３は、本発明の原理構成図（その１）である。

【００１４】本発明は、三次元仮想空間に参加した参加者が有する参加者端末が互いに通信し、該三次元仮想空間内でコミュニケーションをとる仮想空間における参加者の移動システムであって、各参加者端末１００の位置情報を含むデータを管理し、該参加者端末（親）１００
Ａが他の参加者の参加者端末（子）１００Ｂを選択した情報を、選択された該参加者端末（子）に伝送する位置情報伝送手段３１０を有する管理サーバ３００を有し、
参加者端末１００は、三次元仮想空間内で自分のアバタを移動させる移動手段１１０と、三次元仮想空間内において、他の参加者端末１００Ｂを選択する移動参加者選択手段１２０と、移動参加者選択手段１２０により選択された参加者端末１００Ｂの情報を管理サーバに通知する位置情報通知手段１３０と、管理サーバ１００から伝送された位置情報に基づいて、三次元仮想空間内においてアバタを移動させる従属移動手段１４０を有する． また、上記の位置情報伝送手段３１０は、参加者端末（親）１００Ａから選択された該参加者端末（子）１０
０Ｂの情報を取得すると、該選択した参加者端末（親）
１００Ａの位置情報と同じ値を、該選択した参加者端末（子）１００Ｂに伝送する位置情報に設定する位置情報設定手段３１１を含む。

【００１５】また、上記の位置情報伝送手段３１０は、
選択された参加者端末（子）１００Ｂ間に伝送用のパスを設定するパス設定手段３１２を含む． また、上記の管理サーバ３００の位置情報伝送手段３１０は、選択された参加者端末（子）に対してデータを伝送するデータ伝送手段３１３を含み、選択された参加者端末（子）１０
０Ｂは、管理サーバ３００から伝送されたデータに基づいて自端末のアプリケーションを起動または、データを表示する起動・表示手段１５０を含む。

【００１６】また、上記の選択された参加者端末（子）
１００Ｂは、管理サーバ３００から伝送された位置情報に基づいて従属移動手段１４０により三次元仮想空間内においてアバタの移動を行うと共に、管理サーバのデータ伝送手段により伝送されたデータに基づいて自端末のアプリケーションを起動または、データの表示を同時に行う同時起動手段１６０を含む。

【００１７】また、上記の参加者端末１００及び管理サーバ３００は、管理サーバ３００と、選択された全ての参加者端末（子）から構成されるグループに属する参加者の顔画像または互いのアバタの正面を、表示する顔画像表示手段３２０、１８０を含む。 図４は、本発明の原理構成図（その２）である。

【００１８】本発明は、三次元仮想空間に参加した参加者が有する参加者端末が互いに通信し、該三次元仮想空間内でコミュニケーションをとる仮想空間における参加者の移動システムであって、参加者端末１００Ａ，１０
０Ｂは、各参加者端末の位置情報を含むデータを管理するデータ管理手段１１５と、三次元仮想空間内で自分のアバタを移動させる移動手段１１０と、三次元仮想空間内において、他の参加者端末を選択する移動参加者選択手段１０５と、移動参加者選択手段１０５により選択された参加者端末（子）１００Ｂに伝送する位置情報に自端末の位置情報の値を設定する位置情報設定手段１２５
と、位置情報設定手段１２５により設定された位置情報を選択された参加者端末（子）１００Ｂに伝送する位置情報伝送手段１３５と、選択した参加者端末（親）１０
０Ａから伝送された位置情報により三次元仮想空間内の移動を行う従属移動手段１４０を有する． また、上記の位置情報伝送手段１２５は、選択された参加者端末（子）１００Ｂと自端末１００Ａ間に伝送用のパスを設定するパス設定手段１２６を含む。

【００１９】また、上記の選択した参加者端末（親）１
００Ａは、選択した参加者端末（子）１００Ｂに対してデータを伝送するデータ伝送手段１４５を有し、選択された参加者端末（子）１００Ｂは、選択した参加者端末（親）１００Ａから伝送されたデータに基づいて自端末のアプリケーションを起動または、データを表示する起動・表示手段１５０を含む。

【００２０】また、選択された参加者端末（子）１００
Ｂは、選択した参加者端末（親）１００Ａから伝送された位置情報に基づいて従属移動手段１４０により三次元仮想空間内の移動を行うと共に、データ伝送手段１４５
により伝送されたデータに基づいて自端末のアプリケーションを起動または、データの表示を同時に行う同時起動手段１６０を含む。

【００２１】また、参加者端末１００は、選択した参加者端末（親）１００Ａと、全ての選択された参加者端末（子）１００Ｂから構成されるグループに属する参加者の顔画像または互いのアバタの正面を、表示する顔画像表示手段１８０を含む。 上記のように、本発明では、三次元仮想空間内で他の参加者を選択することが可能であり、選択された参加者（子）に選択した参加者（親）の位置情報を、当該参加者（親）または、管理サーバから伝送し、選択された参加者（子）は、選択した参加者（親）から伝送された位置情報により３次元仮想空間内の移動を行うために、操作に慣れていないゲスト役の参加者（子）にも容易に三次元仮想空間内をホスト役の参加者（親）の操作による位置情報に基づいて容易に移動することが可能となる。

【００２２】また、本発明では、選択した参加者（親）
または、当該参加者（親）から転送されたデータを取得した管理サーバと、選択された参加者（子）の間でデータを伝送することが可能であるため、選択された参加者（子）は、選択した参加者（親）または、管理サーバから伝送されたデータにより３次元仮想空間内のアプリケーションなどを起動することにより、選択した参加者（親）と選択された参加者（子）で構成されるグループに属する参加者の間だけで情報を共有することが可能となる。

【００２３】さらに、本発明では、選択された参加者（子）と選択した参加者（親）により構成されるグループに属する参加者の顔画像やアバタの正面等を画面の一部に表示することにより、お互いの様子を知りながら移動やコミュニケーションが可能となる。

【００２４】

【発明の実施の形態】図５は、参加者が参加する三次元仮想空間の例を示す。 同図において、端末に表示される参加者が参加する三次元仮想空間１０１があり、この仮想空間１０１内に参加者が操作する当該参加者の分身（アバタ）１０２がある。 この三次元仮想空間に参加するためには、端末１００が必要となり、当該端末１００
を操作するための操作入力装置１０４がある。 操作入力装置１０４は、ジョイスティックやマウス等が考えられる。

【００２５】ここで、三次元仮想空間で示される各参加者のアバタの顔の部分には、端末１００で撮影された参加者の顔画像が表示されているものとする。 また、各参加者端末１００の画面に映し出される画像は、参加者が操作している分身（アバタ）から見た仮想空間内の画像であるとする。 そのため、参加者は分身の目を通して三次元仮想空間を見ているものとする。

【００２６】図６は、本発明の三次元仮想空間における参加者の移動を説明するための図である。 同図では、説明の簡単化のために、３人の参加者が三次元仮想空間に参加しているものとして説明する。 それぞれの参加者のアバタと参加者が操作する端末１００の対応を同図において点線の矢印で示す。 それぞれの参加者は、各々の端末１００から自分自身のアバタを操作し、三次元仮想空間１０１を散策している。

【００２７】ここで、参加者Ａが参加者Ｂ、参加者Ｃと連れ立って移動したい場合、参加者Ａは一緒に移動したい参加者Ｂ、参加者Ｃを選択する。 このとき、選択した参加者Ａ（親）と選択された参加者Ｂ（子）、参加者Ｃ
（子）の間に位置情報を伝送するためのパスを設定する。 次に、参加者Ａ（親）のアバタの位置情報を参加者Ｂ（子）、参加者Ｃ（子）に伝送する。 参加者Ｂ（子）
と参加者Ｃ（子）のアバタは、この伝送された位置情報により、三次元仮想空間内の位置と視線の向きを参加者Ａのアバタと同じ位置、向きに変更する。 これにより、
参加者Ａ、参加者Ｂ、参加者Ｃは同じ位置、同じ視線方向から三次元仮想空間内の見た映像を共有することができる。

【００２８】ここで、参加者Ａ（親）のアバタが移動し、参加者Ａの位置情報が変化すると、この値が参加者Ｂ、参加者Ｃのアバタにも伝えられ、参加者Ｂ、参加者Ｃのアバタの位置を変更する。 これにより、参加者Ａ，
参加者Ｂ，参加者Ｃの各アバタは、連れ立って三次元仮想空間内を移動することが可能となる。 また、この位置情報を伝送するパスに、位置情報のみならず、それぞれの端末１００のアプリケーションを実行するためのコマンドやデータを伝達することにより、選択された参加者（子）と選択した参加者（親）は、同一のアプリケーションを起動したり、同一のデータを共有することができる。

【００２９】例えば、Web のＵＲＬなどを伝送すれば、
同一の情報を共有することができる。

【００３０】

【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明する。 図７は、本発明の一実施例の三次元仮想空間における移動システムの構成図である。 同図に示す移動システムは、複数の参加者端末１００と、当該参加者端末１０
０における参加者の位置情報等の管理データ蓄積部３５
０を有し、参加者端末１００を管理する管理サーバ３０
０から構成される。

【００３１】各々の参加者端末１００は、管理サーバ３
００に操作情報を伝達する。 これにより、管理サーバ３
００は、各々の参加者端末１００から集まった操作情報に基づいて、三次元仮想空間内で各々の参加者端末１０
０の参加者のアバタの位置情報等を作成し、管理データ蓄積部３５０に格納すると共に各々の参加者端末１００
の間にパスを設定し、当該位置情報を配信する。

【００３２】各参加者端末１００では、管理サーバ３０
０から受け取った位置情報に基づいてアバタから見た三次元仮想空間の画像を生成し、表示する。 表示されている三次元仮想空間において、参加者Ａが参加者Ｂ、参加者Ｃを選択した場合に、当該参加者Ａの参加者端末１０
０Ａは、選択した参加者端末１００Ｂ，参加者端末１０
０Ｃの端末識別子を管理サーバ３００に送信する。 これにより、サーバ３００は、参加者端末１００Ｂ、参加者端末１００Ｃに対して、それぞれの参加者Ｂ、参加者Ｃ
のアバタの位置情報を参加者Ａのアバタの位置情報と同じ値に変更して、各々の参加者端末１００Ｂ、参加者端末１００Ｃに伝送する。

【００３３】勿論、これ以外にも参加者端末１００が直接情報のやり取りを行うことも考えられる。 これは、図７に示す管理サーバ３００を用いずに、図８に示すように、参加者端末１００間のみで位置情報やデータの伝送を行うものである。 図８は、本発明の他の実施例の参加者端末間のみで伝送を行う例を示す。 例えば、参加者Ａ
が他の参加者Ｂ、参加者Ｃを選択するような場合、参加者端末１００Ａは、参加者Ｂと参加者Ｃを選択すると、
自端末１００Ａと参加者端末１００Ｂと参加者端末１０
０Ｃに対して伝送用のパスを設定し、自端末１００Ａで有している自端末１００Ａの位置情報の値を、参加者端末１００Ｂと参加者端末１００Ｃに伝送する伝送情報に設定して、伝送する。

【００３４】また、データについても同様に、参加者端末１００Ａは、参加者Ｂと参加者Ｃを選択すると、自端末１００Ａで有しているデータを参加者端末１００Ｂと参加者端末１００Ｃに伝送する。 また、図７及び図８に示す構成において、選択した参加者端末１００Ａ（親）
と選択された参加者端末１００Ｂ，１００Ｃ（子）が一緒に移動する場合に、三次元仮想空間内で同じ位置、同じ向きになるため、互いの様子が分からないので、図９
に示すように、画面の一部に一緒に移動する参加者（参加者Ａ，Ｂ，Ｃ）の顔画像を表示する。 これにより、一緒に移動するそれぞれの参加者の様子が分かるようになる。

【００３５】ここで、図９に示す画面には参加者の画面４０１、各参加者の顔画像などの様子を表示するための領域４０２が設定されている。 ここでは、一例として、
一緒に行動する参加者の顔が移っても不自然でないバックミラーのメタファを用いている。 勿論、他のメタファも考えられる。 領域４０２には、一緒に行動している参加者の顔画像４０３を表示する。 勿論、ここでも、お互いの様子がわかる他の情報も考えられる。 同図中、画像４０４、４０５は一緒に行動していない他の参加者（参加者Ａにより選択されなかった参加者）の画像である。

【００３６】なお、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能である。

【００３７】

【発明の効果】上述のように、本発明によれば、他の参加者を選択する機能をもち、選択された参加者（子）に選択した参加者（親）の位置情報を伝送し、選択された参加者（子）は選択した参加者（親）から伝送された位置情報により３次元仮想空間内の移動を行うことにより、三次元仮想空間内で参加者が容易に連れ立って移動することができる。

【００３８】さらに、一緒に連れ立って移動している参加者の間で情報を伝達することにより、一緒に移動する参加者の間だけで情報の共有をすることができる。 さらに、画面の一部に一緒に移動する参加者の顔画像などを表示することにより、一緒に連れ立って移動している参加者の互いの様子を知ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理を説明するための図（その１）である。

【図２】本発明の原理を説明するための図（その２）である。

【図３】本発明の原理構成図（その１）である。

【図４】本発明の原理構成図（その２）である。

【図５】参加者が参加する三次元仮想空間の例である。

【図６】本発明の三次元仮想空間における参加者の移動を説明するための図である。

【図７】本発明の一実施例の三次元仮想空間における移動システムの構成図である。

【図８】本発明の他の実施例の参加者端末間のみで伝送を行う例を示す図である。

【図９】本発明の一実施例の顔画像を表示する例である。

【符号の説明】

１００ 参加者端末 １０１ 三次元仮想空間 １０２ アバタ １０４ 操作入力装置 １０５ 移動参加者選択手段 １１０ 移動手段 １１５ データ管理手段 １２０ 移動参加者選択手段 １２５ 位置情報設定手段 １２６ パス設定手段 １３０ 位置情報通知手段 １３５ 位置情報伝送手段 １４０ 従属移動手段 １４５ データ伝送手段 １５０ 起動・表示手段 １６０ 同時起動手段 １８０ 顔画像表示手段 ３００ 管理サーバ ３１０ 位置情報伝送手段 ３１１ 位置情報設定手段 ３１２ パス設定手段 ３１３ データ伝送手段 ３２０ 顔画像表示手段 ３５０ 管理データ蓄積部 ４０１ 参加者の画面 ４０２ 顔画像表示領域 ４０３ 一緒に行動している参加者の顔画像 ４０４，４０５ 一緒に行動していない参加者の顔画像