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Method, apparatus, and program for transmitting information for pseudo visit, and method, apparatus, and program for reproducing information for pseudo visit

阅读:254发布:2021-02-27

专利汇可以提供Method, apparatus, and program for transmitting information for pseudo visit, and method, apparatus, and program for reproducing information for pseudo visit专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method, apparatus, and program for transmitting information for pseudo business trip, and a method, apparatus, and program for reproducing information for pseudo business trip whereby a dynamic program can be produced for performers billed on the program and viewers viewing the program. SOLUTION: The method employs: the transmission apparatus 3 for information for pseudo visit for transmitting pseudo visit information used to allow a person located at a photographing place wherein the program is photographed to virtually make a visit to a viewing location wherein a person for viewing the program resides or to allow the person for viewing the program to virtually make a visit to the photographing place; and the apparatus 5 for reproducing the pseudo visit information, the transmission apparatus 3 for information for pseudo visit includes: an input section 7; an analysis section 9; an encoding section 11; and a transmission section 13, and the apparatus 5 for reproducing the pseudo visit information includes: a reception section 17; a decoding section 19; a composite section 21; and an output section 23. COPYRIGHT: (C)2004,JPO,下面是Method, apparatus, and program for transmitting information for pseudo visit, and method, apparatus, and program for reproducing information for pseudo visit专利的具体信息内容。

  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 番組を撮影している撮影場所にいる人物を、当該番組を視聴している人物がいる視聴場所に、または、前記番組を視聴している人物を前記撮影場所に、
    擬似的に出張させる情報である擬似出張用情報を送信し、前記撮影場所または前記視聴場所に備えられている制御信号を受信可能な周辺機器を、前記擬似出張用情報に基づいて制御させることで、前記人物を擬似的に出張させる擬似出張用情報送信方法であって、 前記人物の映像、音声、ジェスチャに関する基本人物情報を入力する入力ステップと、 この入力ステップにおいて入力された基本人物情報を分析して擬似出張用情報を生成する分析ステップと、 この分析ステップにおいて分析された擬似出張用情報を符号化する符号化ステップと、 この符号化ステップにおいて符号化された擬似出張用情報を送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする擬似出張用情報送信方法。 【請求項2】 番組を撮影している撮影場所にいる人物を、当該番組を視聴している人物がいる視聴場所に、または、前記番組を視聴している人物を前記撮影場所に、
    擬似的に出張させる情報である擬似出張用情報を送信し、前記撮影場所または前記視聴場所に備えられている制御信号を受信可能な周辺機器を、前記擬似出張用情報に基づいて制御させることで、前記人物を擬似的に出張させる擬似出張用情報送信装置であって、 前記人物の映像、音声、ジェスチャに関する基本人物情報を入力する入力手段と、 この入力手段で入力された基本人物情報を分析して擬似出張用情報を生成する分析手段と、 この分析手段で分析された擬似出張用情報を符号化する符号化手段と、 この符号化手段で符号化された擬似出張用情報を送信する送信手段と、を備えることを特徴とする擬似出張用情報送信装置。 【請求項3】 前記入力手段に、体温、心拍数等の生理データ、前記人物の感情を類推可能な感性データの少なくとも一方のデータである関連人物情報を入力し、前記分析手段で、前記関連人物情報を分析して擬似出張用情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の擬似出張用情報送信装置。 【請求項4】 前記分析手段には、前記人物の映像を分析する三次元分析手段と、前記人物の音声を分析する声質分析手段と、前記人物のジェスチャを分析する表情動作分析手段とを備え、さらに、前記生理データを分析する生理データ分析手段と前記感性データを分析する感性情報分析手段との少なくとも一方を備えたことを特徴とする請求項3に記載の擬似出張用情報送信装置。 【請求項5】 番組を撮影している撮影場所にいる人物を、当該番組を視聴している人物がいる視聴場所に、または、前記番組を視聴している人物を前記撮影場所に、
    擬似的に出張させる情報である擬似出張用情報を送信し、前記撮影場所または前記視聴場所に備えられている制御信号を受信可能な周辺機器を、前記擬似出張用情報に基づいて制御させることで、前記人物を擬似的に出張させる装置を、 前記人物の映像、音声、ジェスチャに関する基本人物情報を入力する入力手段、 この入力手段で入力された基本人物情報を分析して擬似出張用情報を生成する分析手段、 この分析手段で分析された擬似出張用情報を符号化する符号化手段、 この符号化手段で符号化された擬似出張用情報を送信する送信手段、として機能させることを特徴とする擬似出張用情報送信プログラム。 【請求項6】 請求項1に記載の擬似出張用情報送信方法によって送信された擬似出張用情報に基づいて、制御信号を受信可能な周辺機器を制御することで、前記人物を擬似的に出張させる擬似出張情報再生方法であって、 前記擬似出張用情報を受信する受信ステップと、 この受信ステップにおいて受信した擬似出張用情報を復号する復号ステップと、 この復号ステップにおいて復号された擬似出張用情報に基づいて、前記周辺機器を制御する制御信号を合成する合成ステップと、 この合成ステップにおいて合成された制御信号を前記周辺機器に出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする擬似出張用情報再生方法。 【請求項7】 請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の擬似出張用情報送信装置によって送信された擬似出張用情報に基づいて、制御信号を受信可能な周辺機器を制御することで、前記人物を擬似的に出張させる擬似出張情報再生装置であって、 前記擬似出張用情報を受信する受信手段と、 この受信手段で受信した擬似出張用情報を復号する復号手段と、 この復号手段で復号された擬似出張用情報に基づいて、
    前記周辺機器を制御する制御信号を合成する合成手段と、 この合成手段で合成された制御信号を前記周辺機器に出力する出力手段と、を備えることを特徴とする擬似出張用情報再生装置。 【請求項8】 前記合成手段には、前記人物の映像を合成する三次元合成手段と、前記人物の音声を合成する声質合成手段と、前記人物のジェスチャを分析する表情動作合成手段とを備え、さらに、前記生理データを合成する生理データ合成手段と前記感性データを合成する感性情報合成手段との少なくとも一方を備えたことを特徴とする請求項7に記載の擬似出張用情報再生装置。 【請求項9】 前記周辺機器が、前記制御信号に基づいて生成されるCGキャラクタを表示させる表示装置、または、前記制御信号に基づいて動作する人型ロボットであることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の擬似出張用情報再生装置。 【請求項10】 請求項5に記載の擬似出張用情報送信プログラムによって送信された擬似出張用情報に基づいて、制御信号を受信可能な周辺機器を制御することで、
    前記人物を擬似的に出張させる装置を、 前記擬似出張用情報を受信する受信手段、 この受信手段で受信した擬似出張用情報を復号する復号手段、 この復号手段で復号された擬似出張用情報に基づいて、
    前記周辺機器を制御する制御信号を合成する合成手段、 この合成手段で合成された制御信号を前記周辺機器に出力する出力手段、として機能させることを特徴とする擬似出張用情報再生プログラム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、番組に出演している出演者、或いは、番組を視聴している視聴者等の人物を擬似的に出張させる情報を送信する擬似出張用情報送信方法、擬似出張用情報送信装置、擬似出張用情報送信プログラムおよび当該人物を擬似的に出張させる情報を再生する擬似出張用情報再生方法、擬似出張用情報再生装置、擬似出張用情報再生プログラムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、視聴者を参加させる視聴者参加型番組では、当該番組を視聴している視聴者に対し、以下に示す手法が取られ、当該番組に出演している出演者と一緒になって番組を制作している(番組に参加している)という臨場感を視聴者に持たせる工夫がなされていた。 【0003】例えば、(1)この番組に出演している出演者が、予め葉書等で自身の電話番号を知らせてきた視聴者に対し、電話(テレビ電話を含む)をして話をすることや、視聴者から当該番組内で指定された電話番号に電話して話をする。 (2)当該番組内で指定されたFAX番号に、番組を視聴している視聴者がFAX送信することで、リアルタイムに当該番組に意見を述べたりする。 【0004】(3)番組を制作している制作者側からデータ放送等を利用してクイズが出題され、インターネット等の双方向の通信回線網を介して視聴者がクイズの解答をすること等の手法が挙げられる。 また、より大がかりなものでは、(4)番組に参加してもらう視聴者の家庭に、番組制作者側から中継クルーを派遣して、この家庭と番組を撮影しているスタジオとを結んで、視聴者が番組に参加するといった手法が用いられている。 【0005】さらに、(5)番組に出演している出演者と、視聴者とが対話する場合、視聴者が番組を撮影している撮影現場であるスタジオに赴き出演する手法や、出演者がレポーターとなって、視聴者宅を訪問する手法がとられている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の視聴者参加型番組では、以下に示す問題点がある。 (1)視聴者参加型番組に視聴者が電話によって参加する場合には、番組を視聴している他の視聴者(電話している視聴者以外の者)にとっては、電話をしている視聴者の表情や、姿が見えないため、臨場感の再現には限界がある。 【0007】(2)FAXによって参加する場合には、
    視聴者の表情や、姿が見えないことと併せて、番組中の出演者がリアルタイムに反応することも困難である。 (3)データ放送による方式では、インターネット等の双方向の通信回線網を介して参加している視聴者のアイデンティティ(どんな視聴者なのか)が、番組を視聴している他の視聴者には解りづらい。 【0008】(4)中継クルーを視聴者の家庭(視聴者宅)に派遣することは、撮影装置の移動等コストがかかる。 (5)番組の出演者が視聴者宅を訪問する場合、一人のレポーターが訪問できる視聴者宅は、生番組の場合、せいぜい一カ所であって、多くの視聴者に参加してもらうことを想定すると、複数のレポーターを用いるか、予め収録しておくしかない。 また、視聴者が番組を撮影している撮影現場であるスタジオに出向く場合も、当該スタジオが、視聴者の住んでいる場所から近くならばいいが、遠方にある場合、視聴者にとって大変な負担となる。 【0009】さらに、従来の視聴者参加型番組では、番組に参加している参加者(出演者、視聴者)の姿(動作)や音声を、番組制作者である放送局から送信する方式では、当該参加者の肌の暖かさや緊張感のような感性、感覚情報をより直接的に一般の視聴者に伝えることができないという問題がある。 【0010】そこで、本発明の目的は前記した従来の技術が有する課題を解消し、番組に出演している出演者と、当該番組を視聴している視聴者とによって臨場感のある番組を生成することができる擬似出張用情報送信方法、擬似出張用情報送信装置、擬似出張用情報送信プログラムおよび擬似出張用情報再生方法、擬似出張用情報再生装置、擬似出張用情報再生プログラムを提供することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記した目的を達成するため、以下に示す構成とした。 請求項1記載の擬似出張用情報送信方法は、番組を撮影している撮影場所にいる人物を、当該番組を視聴している人物がいる視聴場所に、または、前記番組を視聴している人物を前記撮影場所に、擬似的に出張させる情報である擬似出張用情報を送信し、前記撮影場所または前記視聴場所に備えられている制御信号を受信可能な周辺機器を、前記擬似出張用情報に基づいて制御させることで、前記人物を擬似的に出張させる擬似出張用情報送信方法であって、
    前記人物の映像、音声、ジェスチャに関する基本人物情報を入する入力ステップと、この入力ステップにおいて入力された基本人物情報を分析して擬似出張用情報を生成する分析ステップと、この分析ステップにおいて分析された擬似出張用情報を符号化する符号化ステップと、この符号化ステップにおいて符号化された擬似出張用情報を送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする。 【0012】この方法によれば、入力ステップにおいて、人物の映像、音声、ジェスチャに関する基本人物情報が得られる。 人物の映像によって、人物の肌の色、髪の毛等のカラー情報や、人物の身長、体型等の形状情報が得られる。 そして、分析ステップにおいて、入力ステップで得られた基本人物情報が分析されて擬似出張用情報が生成される。 続いて、符号化ステップにおいて、擬似出張用情報が符号化される。 その後、符号化された擬似出張用情報が、送信ステップにおいて、送信する経路(放送波、通信回線網)に応じて変調され、送信される。 【0013】また、請求項2記載の擬似出張用情報送信装置は、番組を撮影している撮影場所にいる人物を、当該番組を視聴している人物がいる視聴場所に、または、
    前記番組を視聴している人物を前記撮影場所に、擬似的に出張させる情報である擬似出張用情報を送信し、前記撮影場所または前記視聴場所に備えられている制御信号を受信可能な周辺機器を、前記擬似出張用情報に基づいて制御させることで、前記人物を擬似的に出張させる擬似出張用情報送信装置であって、前記人物の映像、音声、ジェスチャに関する基本人物情報を入力する入力手段と、この入力手段で入力された基本人物情報を分析して擬似出張用情報を生成する分析手段と、この分析手段で分析された擬似出張用情報を符号化する符号化手段と、この符号化手段で符号化された擬似出張用情報を送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。 【0014】かかる構成によれば、入力手段で、人物の映像、音声、ジェスチャに関する基本人物情報が得られる。 そして、分析手段では、入力手段で得られた基本人物情報が分析されて、擬似出張用情報が生成される。 続いて、符号化手段で、擬似出張用情報が符号化される。
    その後、符号化された擬似出張用情報が、送信手段で、
    送信する経路(放送波、通信回線網)に応じて変調され、送信される。 【0015】請求項3記載の擬似出張用情報送信装置は、請求項2に記載の擬似出張用情報送信装置において、前記入力手段に、体温、心拍数等の生理データ、前記人物の感情を類推可能な感性データの少なくとも一方のデータである関連人物情報を入力し、前記分析手段で、前記関連人物情報を分析して擬似出張用情報を生成するることを特徴とする。 【0016】かかる構成によれば、入力手段に、体温、
    心拍数等の生理データと人物の感情を類推可能な感性データの少なくとも一方のデータである関連人物情報が入力される。 そして、分析手段で、関連人物情報が分析され、擬似出張用情報が生成される。 なお、感性データは、前記した顔の表情分析、人物を撮像した映像の周波数分析等によって得られる。 【0017】感性を表す感性データとは、人物を撮像した結果、当該人物の顔の表情分析に基づいて、人物が楽しんでいる様子や、リラックスしている様子や、うれしがっている様子から、「楽しさ」、「心地よさ」、「うれしさ」の程度を数値化して抽出したものである。 より具体的には、感性データは、人物の顔に着目して得られるもので、顔の表情解析として、マユの動き、目の動き、口元の動き、額のしわ、鼻唇部のしわ、顔面の温度変化等が解析される。 この解析では、主に多変量解析によって行われ、さらに、撮像した顔画像を周波数分析して、垂直方向の周波数成分が増加している場合には、当該人物は怒っていると類推され、平方向の解像度が増加している場合には、当該人物は笑っていると類推される。 【0018】或いは、擬似出張用情報を受信する受信側に備えられている周辺機器が既知の場合であって、当該周辺機器で表現できる擬似的な人物(例えば、表示装置で表示されるCGキャラクタ、人物ロボット)の表情が決まっている場合には、当該人物を撮影した者の主観評価によって、人物の感性データを統計的に決定してもよい。 【0019】請求項4記載の擬似出張用情報送信装置は、請求項3に記載の擬似出張用情報送信装置において、前記分析手段には、前記人物の映像を分析する三次元分析手段と、前記人物の音声を分析する声質分析手段と、前記人物のジェスチャを分析する表情動作分析手段とを備え、さらに、前記生理データを分析する生理データ分析手段と前記感性データを分析する感性情報分析手段との少なくとも一方を備えたことを特徴とする。 【0020】かかる構成によれば、分析手段には、基本人物情報を分析する三次元分析手段、声質分析手段および表情動作分析手段が備えられており、関連人物情報を分析する生理データ分析手段または感性情報分析手段が備えられているので、一方の場所にいる人物の状況が過不足なく隅々まで分析される。 【0021】さらに、請求項5記載の擬似出張用情報送信プログラムは、番組を撮影している撮影場所にいる人物を、当該番組を視聴している人物がいる視聴場所に、
    または、前記番組を視聴している人物を前記撮影場所に、擬似的に出張させる情報である擬似出張用情報を送信し、前記撮影場所または前記視聴場所に備えられている制御信号を受信可能な周辺機器を、前記擬似出張用情報に基づいて制御させることで、前記人物を擬似的に出張させる装置を、以下に示す手段として機能させることを特徴とする。 当該装置を機能させる手段は、前記人物の映像、音声、ジェスチャに関する基本人物情報を入力する入力手段、この入力手段で入力された基本人物情報を分析して擬似出張用情報を生成する分析手段、この分析手段で分析された擬似出張用情報を符号化する符号化手段、この符号化手段で符号化された擬似出張用情報を送信する送信手段、である。 【0022】かかる構成によれば、入力手段で、人物の映像、音声、ジェスチャに関する基本人物情報が得られる。 そして、分析手段では、入力手段で得られた基本人物情報が分析されて、擬似出張用情報が生成される。 続いて、符号化手段で、擬似出張用情報が符号化される。
    その後、符号化された擬似出張用情報が、送信手段で、
    送信する経路(放送波、通信回線網)に応じて変調され、送信される。 【0023】請求項6記載の擬似出張用再生方法は、請求項1に記載の擬似出張用情報送信方法によって送信された擬似出張用情報に基づいて、制御信号を受信可能な周辺機器を制御することで、前記人物を擬似的に出張させる擬似出張情報再生方法であって、前記擬似出張用情報を受信する受信ステップと、この受信ステップにおいて受信した擬似出張用情報を復号する復号ステップと、
    この復号ステップにおいて復号された擬似出張用情報に基づいて、前記周辺機器を制御する制御信号を合成する合成ステップと、この合成ステップにおいて合成された制御信号を前記周辺機器に出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする。 【0024】この方法によれば、まず、受信ステップにおいて、符号化された擬似出張用情報が受信される。 そして、復号ステップにおいて、符号化された擬似出張用情報が復号される。 続いて、合成ステップにおいて、復号された擬似出張用情報に基づいて、周辺機器を制御するための制御信号が合成される。 出力ステップにおいて、合成された制御信号が周辺機器に出力される。 【0025】また、請求項7記載の擬似出張用再生装置は、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の擬似出張用情報送信装置によって送信された擬似出張用情報に基づいて、制御信号を受信可能な周辺機器を制御することで、前記人物を擬似的に出張させる擬似出張情報再生装置であって、前記擬似出張用情報を受信する受信手段と、この受信手段で受信した擬似出張用情報を復号する復号手段と、この復号手段で復号された擬似出張用情報に基づいて、前記周辺機器を制御する制御信号を合成する合成手段と、この合成手段で合成された制御信号を前記周辺機器に出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。 【0026】かかる構成によれば、受信手段で、符号化された擬似出張用情報が受信される。 そして、復号手段で、符号化された擬似出張用情報が復号される。 続いて、合成手段で、復号された擬似出張用情報に基づいて、周辺機器を制御するための制御信号が合成される。
    出力手段で、合成された制御信号が周辺機器に出力される。 【0027】請求項8記載の擬似出張用再生装置は、請求項7に記載の擬似出張用情報再生装置において、前記合成手段には、前記人物の映像を合成する三次元合成手段と、前記人物の音声を合成する声質合成手段と、前記人物のジェスチャを分析する表情動作合成手段とを備え、さらに、前記生理データを合成する生理データ合成手段と前記感性データを合成する感性情報合成手段との少なくとも一方を備えたことを特徴とする。 【0028】かかる構成によれば、合成手段には、基本人物情報を合成する三次元合成手段、声質合成手段および表情動作合成手段が備えられており、関連人物情報を合成する生理データ合成手段または感性情報合成手段が備えられているので、一方の場所にいる人物の状況が十分に再現される。 【0029】請求項9記載の擬似出張用再生装置は、請求項7または請求項8に記載の擬似出張用情報再生装置において、前記周辺機器が、前記制御信号に基づいて生成されるCGキャラクタを表示させる表示装置、または、前記制御信号に基づいて動作する人型ロボットであることを特徴とする。 【0030】かかる構成によれば、合成手段で生成された制御信号によって制御される周辺機器が表示装置か人型ロボットとされる。 この場合、合成手段では、擬似出張用情報が表示装置に表示されるCGキャラクタを生成可能な情報(映像音声情報)に合成される。 或いは、擬似出張用情報が人型ロボットを制御可能な制御信号に合成される。 【0031】請求項10記載の擬似出張用再生プログラムは、請求項5に記載の擬似出張用情報送信プログラムによって送信された擬似出張用情報に基づいて、制御信号を受信可能な周辺機器を制御することで、前記人物を擬似的に出張させる装置を、以下に示す手段として機能させることを特徴とする。 当該装置を機能させる手段は、前記擬似出張用情報を受信する受信手段、この受信手段で受信した擬似出張用情報を復号する復号手段、この復号手段で復号された擬似出張用情報に基づいて、前記周辺機器を制御する制御信号を合成する合成手段、この合成手段で合成された制御信号を前記周辺機器に出力する出力手段、である。 【0032】かかる構成によれば、受信手段で、符号化された擬似出張用情報が受信される。 そして、復号手段で、符号化された擬似出張用情報が復号される。 続いて、合成手段で、復号された擬似出張用情報に基づいて、周辺機器を制御するための制御信号が合成される。
    出力手段で、合成された制御信号が周辺機器に出力される。 【0033】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。 この実施の形態の説明では、まず、擬似出張用情報送信再生システム(擬似出張用情報送信装置と擬似出張用情報再生装置とを包含)の構成を説明し、続いて、擬似出張用情報送信装置の動作、擬似出張用情報再生装置の動作を説明し、
    最後に、擬似出張用情報送信再生システムの具体的な使用例1[視聴者→スタジオ]、使用例2[出演者→視聴者宅]を説明する。 【0034】(擬似出張用情報送信再生システム)図1
    は、擬似出張用情報送信再生システムのブロック図である。 この図1に示すように、擬似出張用情報送信再生システム1は、擬似出張用情報送信装置3と擬似出張用情報再生装置5とを備えている。 そして、この擬似出張用情報送信装置3には、擬似的に出張させる人物の様々な情報を取得する人物情報入手用外部装置27が接続されている。 この人物情報入手用外部装置27には、撮影カメラ、集音用のマイク、赤外線カメラ、体温検出センサ、脈拍数検出センサ、血圧測定センサ等が挙げられる。 また、擬似出張用情報再生装置5には、擬似出張用情報送信装置3から送信された擬似出張用情報を再現する周辺機器29が接続されている。 この周辺機器29には、表示装置、人型ロボット等が挙げられる。 【0035】この擬似出張用情報送信再生システム1
    は、ある場所にいる人物を、別の場所に擬似的に移動させる(出張させる)擬似出張用情報を送信側(擬似出張用情報送信装置3)で生成して送信し、当該情報を受信した受信側(擬似出張用情報再生装置5)で当該擬似出張用情報を合成し、周辺機器29である表示装置に当該人物を模したCGキャラクタとして表示させたり、また、周辺機器29である人型ロボットを動作させたりすることで、送信側にいる人物をあたかも受信側にいるように感じさせるものである。 【0036】(擬似出張用情報送信装置の構成)擬似出張用情報送信装置3は、擬似出張用情報を生成して送信するものであって、入力部7と、分析部9と、符号化部11と、送信部13と、記憶部15とを備えている。 【0037】入力部7は、撮影カメラ、集音用のマイク、赤外線カメラ、体温検出センサ、脈拍数検出センサ、血圧測定センサ等の人物情報入手用外部装置27から得られた基本人物情報と関連人物情報と、各種センサ(図示せず)から得られた人物がいる周辺の温度、湿度、照度、風向き、臭い等の環境データが入力されるものである。 この入力部7に入力されるデータを具体的に列記すると、基本人物情報として、擬似出張用情報に符号化したい人物の映像データ、音声データがあり、関連人物情報として、体温、脈拍数、血圧等の生理データ、
    人物の感性を表す感性データがある。 なお、この入力部7が請求項に記載した入力手段に相当するものである。 【0038】分析部9は、入力部7に入力された基本人物情報と関連人物情報とを分析し、擬似出張用情報として、符号化部11に出力するものであって、三次元分析手段9aと、声質分析手段9bと、表情分析手段9c
    と、動作分析手段9dと、生理データ分析手段9eと、
    感性情報分析手段9fと、環境情報分析手段9gとを備えている。 なお、この分析部9が請求項に記載した分析手段に相当するものである。 【0039】三次元分析手段9aは、入力部7で得られた映像データを分析するものであって、当該映像データから、人物の顔・毛髪の色、人物が着ている服装、人物の体格等の三次元形状に関わる特性を分析した三次元分析結果を算出するものである。 【0040】声質分析手段9bは、入力部7で得られた音声データを分析するものであって、当該音声データから、人物の声の高さ、抑揚、周波数特性等の声質に関わる特性を分析した声質分析結果を算出するものである。 【0041】表情分析手段9cは、入力部7で得られた映像データを分析するものであって、当該映像データから、人物の顔面部分の画像を抽出し、人物の表情、例えば、楽しそう、悲しそう、怒っている、冷淡、無表情等を分析して、数値化し、客観的なデータとした表情分析結果を算出するものである。 なお、この表情分析手段9
    cでは、マユの動き、目の動き、口元の動き、額のしわ、鼻唇部のしわ、人物情報入手用外部装置27である赤外線カメラで検出された顔面の表面温度等に基づいて、多変量解析により人物の表情が分析される。 また、
    映像データから人物の顔面部分の画像を周波数分析して垂直方向の周波数成分が増加していれば怒っていると、
    水平方向の解像度が増加していれば笑っていると人物の表情が分析される。 【0042】動作分析手段9dは、入力部7で得られた映像データを分析するものであって、当該映像データから、人物の動作(人物のジェスチャ)、例えば、人物の手や足の動きや、首を振ったり頷いたりするジェスチャ等を分析した動作分析結果を算出するものである。 【0043】生理データ分析手段9eは、入力部7で得られた映像データおよび生理データを分析するものであって、当該映像データおよび生理データから、人物の目の動き、瞬き、体温、脈拍数、血圧、呼吸数、顔の表面温度(人物情報入手用外部装置27である赤外線カメラで検出された)等を分析した生理データ分析結果を算出するものである。 【0044】感性情報分析手段9fは、入力部7で得られた生理データを分析するもの(映像データと音声データと参照して)であって、当該生理データから、擬似出張用情報に符号化する人物の表情に表れない感性、例えば、現在快適に感じているか、当該人物が視聴しているものに共鳴しているかどうか等を分析した感性情報分析結果を算出するものである。 【0045】環境情報分析手段9gは、入力部7で得られた環境データを分析するものでああって、当該環境データから、人物の周辺温度、湿度、照度等を分析した環境情報分析結果を算出するものである。 【0046】符号化部11は、分析部9の各手段9a〜
    9gで分析された分析結果(三次元分析結果、声質分析結果、表情分析結果、動作分析結果、生理データ分析結果、感性情報分析結果、環境情報分析結果)である擬似出張用情報を符号化するものである。 なお、この符号化部11では、例えば、MPEG−2等の圧縮符号化技術が採用されている。 また、この符号化部11が請求項に記載した符号化手段に相当するものである。 【0047】送信部13は、符号化部11で符号化された擬似出張用情報を伝送する伝送路(放送波またはインターネット等の通信回線網)に応じて変調して送信するものである。 なお、この送信部13が請求項に記載した送信手段に相当するものである。 【0048】記憶部15は、一般的なハードディスク等で構成され、人物情報入手用外部装置27で得られた映像データ、音声データ、生理データ、感性データおよび環境データと、分析部9の各手段9a〜9gの分析結果とを記憶するものである。 【0049】この擬似出張用情報送信装置3によれば、
    入力部7で、擬似出張用情報に符号化される人物の映像、音声、ジェスチャに関する基本人物情報と、体温、
    心拍数等の生理データと人物の感性を表す感性データの少なくとも一方のデータが関連人物情報とが得られる。
    そして、分析部9では、入力部7で得られた基本人物情報と関連人物情報とが分析されて、擬似出張用情報が生成される。 続いて、符号化部11で、擬似出張用情報が符号化される。 その後、符号化された擬似出張用情報が、送信部13で、送信する経路(放送波、通信回線網)に応じて変調され、送信される。 このため、一方の場所にいる人物を他方の場所に擬似的に出張させる擬似出張用情報として生成して送信することができる。 【0050】また、この擬似出張用情報送信装置3によれば、分析部9には、基本人物情報を分析する三次元分析手段9a、声質分析手段9b、表情分析手段9cおよび動作分析手段9dが備えられており、関連人物情報を分析する生理データ分析手段9eと感性情報分析手段9
    fが備えられているので、一方の場所にいる人物の状況を映像データ、音声データ、生理データ等に基づいて過不足なく隅々まで分析することができる。 【0051】(擬似出張用情報再生装置の構成)擬似出張用情報再生装置5は、受信した擬似出張用情報(変調擬似出張用情報)を再生するものであって、受信部17
    と、復号部19と、合成部21と、出力部23と、記憶部25とを備えている。 【0052】受信部17は、送信側の擬似出張用情報送信装置3から送信された変調擬似出張用情報を受信し復調するものである。 この受信部17は、変調擬似出張用情報が放送波、通信回線網のどちらの伝送路から送信されても受信できるように構成されている。 なお、この受信部17が請求項に記載した受信手段に相当するものである。 【0053】復号部19は、受信部17で受信された変調擬似出張用情報を擬似出張用情報に復号するものである。 なお、この復号部19では、例えば、MPEG−2
    等の圧縮復号技術が採用されている。 また、この復号部19が請求項に記載した復号手段に相当するものである。 【0054】合成部21は、復号部19で復号された擬似出張用情報に基づいて、周辺機器29を制御するための制御信号を合成するものであって、三次元合成手段2
    1aと、声質合成手段21bと、表情合成手段21c
    と、動作合成手段21dと、生理データ合成手段21e
    と、感性情報合成手段21fと、環境情報合成手段21
    gとを備えている。 なお、この合成部21では、多変量解析の逆ルーチンによる手法が用いられている。 【0055】三次元合成手段21aは、復号部19で復号された擬似出張用情報に含まれている三次元分析結果に基づいて、送信側(擬似出張用情報送信装置3側)に存在している人物の顔の形状、体格、顔・毛髪の色、着ている服装等の三次元形状、色彩に関わる特性を再現する映像再現信号を合成するものである。 周辺機器29に表示装置が含まれている場合、この三次元合成手段21
    aでは、送信側にいる人物を擬似的に表現したCGキャラクタを表示させる映像再現信号が合成される。 【0056】声質合成手段21bは、復号部19で復号された擬似出張用情報に含まれている声質分析結果に基づいて、送信側(擬似出張用情報送信装置3側)に存在している人物の声を再現する音声再現信号を合成するものである。 【0057】表情合成手段21cは、復号部19で復号された擬似出張用情報に含まれている表情分析結果に基づいて、送信側(擬似出張用情報送信装置3側)に存在している人物の表情を再現する表情再現信号を合成するものである。 周辺機器29に人型ロボットが含まれている場合、この表情合成手段21cでは、送信側にいる人物の表情、例えば、楽しそうな顔、悲しそうな顔、怒っている顔、冷淡な顔、無表情な顔を擬似的に表現させる表情再現信号が合成される。 【0058】動作合成手段21dは、復号部19で復号された擬似出張用情報に含まれている動作分析結果に基づいて、送信側(擬似出張用情報送信装置3側)に存在している人物の動作を再現する動作再現信号を合成するものである。 周辺機器29に人型ロボットが含まれている場合、この動作合成手段21dでは、送信側にいる人物の動作、例えば、手や足の動き、首を振ったり頷いたりするジェスチャを擬似的に表現させる動作再現信号が合成される。 【0059】生理データ合成手段21eは、復号部19
    で復号された擬似出張用情報に含まれている生理データ分析結果に基づいて、送信側(擬似出張用情報送信装置3側)に存在している人物の目の動き、瞬き、体温、脈拍数、呼吸数、顔面の温度等の特性を再現する生理データ再現信号を合成するものである。 【0060】周辺機器29に人型ロボットが含まれている場合であって、この人型ロボットの皮膚(手のひら等)に相当する部分に温度センサ、ペルチェ素子等および発光素子等が内蔵されている場合、生理データ合成手段21eでは、ペルチェ素子等によって体温や顔面の温度を制御させると共に、発光素子等によって皮膚の色を色彩変化させる生理データ再現信号が合成される。 【0061】また、周辺機器29に人型ロボットが含まれている場合であって、当該人型ロボットの胸部や腕部にアクチュエーターが内蔵されている場合、生理データ合成手段21eでは、このアクチュエーターの振動によって脈拍数の増減を表現させる生理データ再現信号が合成される。 【0062】或いは、周辺機器29に人型ロボットが含まれている場合であって、当該人型ロボットの腹部にアクチュエーターが内蔵されている場合や、当該人型ロボットの頭部に鼻部(空気孔)が備えられている場合、このアクチュエーターの振動によって呼吸数の増減を表現させる生理データ再現信号や、鼻部から排出される空気量の増減によって呼吸数の増減を表現させる生理データ再現信号が合成される。 【0063】さらに、周辺機器29に表示装置が含まれている場合、この生理データ合成手段21eでは、送信側にいる人物を擬似的に表現したCGキャラクタに、ハート形状をしたオブジェクト映像を付加して脈拍数の増減を表現させる生理データ再現信号が合成される。 或いは、この生理データ合成手段21eでは、送信側にいる人物を擬似的に表現したCGキャラクタに、当該CGキャラクタの腹部に相当する箇所をデフォルメしたオブジェクト映像や、当該CGキャラクタの口部に相当する箇所に吹き出し等のオブジェクト映像を付加して呼吸数の増減を表現させる生理データ再現信号が合成される。 【0064】感性情報合成手段21fは、復号部19で復号された擬似出張用情報に含まれている感性情報分析結果に基づいて、送信側(擬似出張用情報送信装置3
    側)に存在している人物の感性を再現する感性情報再現信号を合成するものである。 【0065】環境情報合成手段21gは、復号部19で復号された擬似出張用情報に含まれている環境情報分析結果に基づいて、送信側(擬似出張用情報送信装置3
    側)に存在している人物の周辺の環境を再現する周辺情報再現信号を合成するものである。 【0066】出力部23は、合成部21の各手段21a
    〜21gで合成された再現信号(映像再現信号、音声再現信号、表情再現信号、動作再現信号、生理データ再現信号、感性情報再現信号、環境情報再現信号)を周辺機器29に出力するものである。 【0067】記憶部25は、擬似出張用情報と合成部2
    1の各手段21a〜21gで合成された再現信号(映像再現信号、音声再現信号、表情再現信号、動作再現信号、生理データ再現信号、感性情報再現信号、環境情報再現信号)とを記憶するものである。 【0068】この擬似出張用情報再生装置5によれば、
    受信部17で、変調擬似出張用情報が受信される。 そして、復号部19で、符号化されている擬似出張用情報が復号される。 続いて、合成部21で、復号された擬似出張用情報に基づいて、周辺機器29を制御するための再現信号が合成される。 出力部23で、合成された再現信号が周辺機器29に出力される。 このため、周辺機器2
    9が再現信号に基づいて動作することで、送信側に存在している人物を擬似的に出張させることができる。 【0069】また、擬似出張用情報再生装置5の合成部21には、基本人物情報を合成する三次元合成手段21
    a、声質合成手段21b、表情合成手段21cおよび動作合成手段21dが備えられており、関連人物情報を合成する生理データ合成手段21eまたは感性情報合成手段21fが備えられているので、一方の場所にいる人物の状況を十分に再現することができる。 【0070】さらに、擬似出張用情報再生装置5の合成部21で生成された制御信号によって制御される周辺機器29が表示装置か人型ロボットとされる。 この場合、
    合成部21では、擬似出張用情報が表示装置に表示されるCGキャラクタを生成可能な情報(映像音声情報)に合成される。 或いは、擬似出張用情報が人型ロボットを制御可能な制御信号に合成される。 このため、周辺機器29が表示装置である場合には、送信側に存在している人物を擬似的なCGキャラクタとして表示することで、
    擬似的に(仮想的に)出張させることができるし、周辺機器29が人型ロボットである場合、送信側に存在している人物の表情や動作を当該人型ロボットに表現させることで、当該人物を擬似的に(仮想的に)出張させることができる。 【0071】(擬似出張用情報送信装置の動作)次に、
    図2に示すフローチャートを参照して、擬似出張用情報送信装置3の動作について説明する(適宜、図1参照)。 まず、擬似出張用情報送信装置3の入力部7に、
    人物の映像、音声、ジェスチャに関する基本人物情報が入力されたかどうかが判断される(S1)。 入力されるまで待機され(S1、No)、入力されたと判断された場合(S1、Yes)、擬似出張用送信装置3の主制御部(図示せず)によって、体温、心拍数等の生理データ、前記人物の感性を表す感性データの少なくとも一方のデータである関連人物情報を必要とするかが判断される(S2)。 関連人物情報を必要としないと判断された場合(S2、No)、分析部9に基本人物情報が入力され、この分析部9の三次元分析手段9a、声質分析手段9b、表情分析手段9c、動作分析手段9dで分析され、擬似出張用情報が生成され、符号化部11に出力される(S3)。 【0072】また、S2にて、関連人物情報を必要とすると判断された場合(S2、Yes)、入力部7に関連人物情報が入力されたかどうかが判断される(S4)。
    入力部7に関連人物情報が入力されるまで待機され(S
    4、No)、関連人物情報が入力されたと判断された場合(S4、Yes)には、分析部9に基本人物情報および関連人物情報が入力され、この分析部9の三次元分析手段9a、声質分析手段9b、表情分析手段9c、動作分析手段9d、生理データ分析手段9e、感性情報分析手段9f、環境情報分析手段9gで分析され、擬似出張用情報が生成され、符号化部11に出力される(S
    5)。 【0073】すると、符号化部11で、入力された擬似出張用情報が符号化され送信部13に出力される(S
    6)。 その後、送信部13で、擬似出張用情報が変調されて送信される(S7)。 【0074】(擬似出張用情報再生装置の動作)次に、
    図3に示すフローチャートを参照して、擬似出張用情報再生装置5の動作について説明する(適宜、図1参照)。 【0075】まず、擬似出張用情報再生装置5の受信部17で、擬似出張用情報が受信されたかどうかが判断される(S11)。 擬似出張用情報が受信されたと判断されるまで待機され(S11、No)、擬似出張用情報(変調擬似出張用情報)が受信されたと判断された場合(S11、Yes)には、復号部19に変調擬似出張用情報が出力され、復号部19で変調擬似出張用情報が復調され、合成部21に出力される(S12)。 【0076】合成部21では、入力された擬似出張用情報が、三次元合成手段21a、声質合成手段21b、表情合成手段21c、動作合成手段21d、生理データ合成手段21e、感性情報合成手段21fおよび環境情報合成手段21gで適宜合成され、合成された再現信号が出力部23に出力される(S13)。 【0077】すると、擬似出張用情報再生装置5の主制御部(図示せず)によって、再現信号が入力された出力部23に接続されている周辺機器29に出力可能な再現信号であるかどうかが判断される(S14)。 周辺機器29に出力可能な再現信号があると判断されない場合(S14、No)、合成部21で再現信号を変換してから出力部23で出力するかどうかが判断される(S1
    5)。 【0078】そして、再現信号を変換してから出力すると判断されない場合(S15、No)には、擬似出張用情報再生装置5の使用者に対し、エラー表示がなされ(S16)、再現信号を変換してから出力すると判断された場合(S15、Yes)には、合成部21で再現信号を変換した後、出力部23から周辺機器29に出力される(S17)。 【0079】また、S14にて、周辺機器29に出力可能な再現信号があると判断された場合(S14、Ye
    s)には、出力部23から再現信号が周辺機器29に出力される(S18)。 再現信号を受信した周辺機器29
    は、この再現信号に基づいて動作する。 【0080】(擬似出張用情報送信再生システムの具体的な使用例1[視聴者→スタジオ])次に、擬似出張用情報送信再生システム1の具体的な使用例1として、視聴者がスタジオに出張する場合について図4を参照して説明する。 このスタジオでは、番組を制作しながら放送する、いわゆる生番組が制作されており、この図4は、
    当該生番組を視聴している視聴者の部屋を概略的に図示したものである。 【0081】この図4に示すように、視聴者の部屋には、擬似出張用情報送信再生システム1の擬似出張用情報送信装置3と、生番組を放映しているテレビ31(テレビ画面31a、31b、31c)とが設置されており、スタジオ側に擬似出張用情報再生装置5が設置されている。 擬似出張用情報送信装置3には、人物情報入手用外部装置27として、当該生番組を視聴している視聴者を撮影するカラーカメラ27a、この視聴者の発した音声を集音するマイク27b、視聴者の生理データを採取する体温・脈拍数・血圧センサー27c、視聴者の顔面の温度を測定する赤外線カメラ27dが接続されている。 【0082】また、擬似出張用情報再生装置5には、周辺機器29として、別のテレビ29a(テレビ画面29
    a)と、人型ロボット29b(視聴者アバター)とが接続されている。 そして、テレビ画面31aに映っているスタジオでは、出演者が人型ロボット29bを一視聴者とみなして、会話することで、当該生番組の進行をしている。 或いは、テレビ画面31bに映っているスタジオでは、出演者が別のテレビ29aに映っているCGキャラクタを一視聴者とみなして、会話することで、当該生番組の進行をしている。 【0083】さらに、テレビ画面31cに映っているスタジオでは、出演者が人型ロボット29bまたは別のテレビ29aに映っているCGキャラクタを一視聴者とみなして会話して当該生番組を進行しつつ、テレビ画面3
    1cには、当該人型ロボット29bまたは別のテレビ2
    9aが消去されると共に、当該視聴者をCGキャラクタにした映像と出演者とが画像処理(合成処理)された映像が表示されている。 【0084】つまり、擬似出張用情報送信装置3によれば、擬似出張用情報に符号化される対象となる人物が、
    当該番組を視聴している視聴者であるので、スタジオ等の番組撮影場所と視聴者宅との間で、視聴者を擬似的に出張させることができ、番組制作時の臨場感や、出演者と視聴者との人間的な触れ合い感を、擬似的ながら再現することができる。 【0085】また、擬似出張用情報再生装置5によれば、当該擬似出張用情報再生装置5によって生成される制御信号で制御される周辺機器29が人型ロボット29
    bであって、この人型ロボット29bが擬似出張用情報に基づいて動作するので、あたかも視聴者が生番組に参加しているような臨場感を得ることができる。 【0086】(擬似出張用情報送信再生システムの具体的な使用例2[出演者→視聴者宅])次に、擬似出張用情報送信再生システム1の具体的な使用例2として、出演者が視聴者宅に出張する場合について図5を参照して説明する。 この出演者が出演している番組は、リアルタイムでスタジオにて制作している生番組であって、この図5は、当該生番組を視聴している視聴者の部屋を概略的に図示したものである。 【0087】この図5に示すように、視聴者の部屋には、擬似出張用情報送信再生システム1の擬似出張用情報再生装置5と、生番組を放映しているテレビ31(テレビ画面31)とが設置されており、スタジオ側に擬似出張用情報送信装置3が設置されている。 擬似出張用情報再生装置5には、周辺機器29として、別のテレビ2
    9a(テレビ画面29a)と、人型ロボット29b(出演者アバター)が接続されている。 【0088】また、擬似出張用情報送信装置3には、人物情報入手用外部装置27として、当該生番組に出演している出演者のみを撮影するカラーカメラ27a、この出演者の発した音声を集音するマイク27b、出演者の生理データを採取する体温・脈拍数・血圧センサー27
    c、出演者の顔面の温度を測定する赤外線カメラ27d
    が接続されている。 そして、スタジオには、複数の人型ロボット29bが視聴者アバターとして、当該生番組に出演している。 【0089】つまり、擬似出張用情報再生装置5によれば、当該擬似出張用情報再生装置5によって生成される制御信号によって制御される周辺機器29がテレビ画面29aと人型ロボット29bであって、テレビ画面29
    aには、擬似出張用情報に基づいて、出演者の特徴がデフォルメされたCGキャラクタが表示され、人型ロボット29bが擬似出張用情報に基づいて動作するので、あたかも出演者が視聴者宅に出張しているような臨場感を得ることができる。 【0090】また、擬似出張用情報送信装置3によれば、擬似出張用情報に符号化される対象となる人物が、
    番組に出演している出演者であるので、スタジオ等の番組撮影場所と視聴者宅との間で、出演者を擬似的に出張させることができ、番組制作時の臨場感や、出演者と視聴者との人間的な触れ合い感を、擬似的ながら再現することができる。 【0091】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。 擬似出張用情報送信装置3または擬似出張用情報再生装置5
    の各構成を一つずつのステップと捉え、擬似出張用情報送信方法または擬似出張用情報再生方法とみなすことも可能であり、擬似出張用情報送信装置3または擬似出張用情報再生装置5の各構成を汎用的なコンピュータ言語で記述した擬似出張用情報送信プログラムまたは擬似出張用情報再生プログラムとみなすことも可能である。 これらの場合、擬似出張用情報送信装置3、擬似出張用情報再生装置5と同様の効果を得ることができる。 【0092】 【発明の効果】請求項1、2、5記載の発明によれば、
    人物の映像、音声、ジェスチャに関する基本人物情報が得られる。 基本人物情報が分析されて、擬似出張用情報が生成され符号化される。 その後、符号化された擬似出張用情報が送信される。 このため、撮影場所にいる人物を視聴場所に、または、視聴場所にいる人物を撮影場所に擬似的に出張させる擬似出張用情報として生成し送信することができる。 また、擬似出張用情報に符号化される対象となる人物が、番組に出演している出演者、または、当該番組を視聴している視聴者ということになるので、スタジオ等の番組撮影場所と視聴者宅との間で、出演者または視聴者を擬似的に出張させることができ、番組制作時の臨場感や、出演者と視聴者との人間的な触れ合い感を、擬似的ながら再現することができる。 【0093】請求項3記載の発明によれば、体温、心拍数等の生理データと人物の感情を類推可能な感性データの少なくとも一方のデータである関連人物情報が得られ、この関連人物情報が分析され擬似出張用情報が生成される。 このため、撮影場所にいる人物を視聴場所に、
    または、視聴場所にいる人物を撮影場所に擬似的に出張させる擬似出張用情報として生成し送信することができる。 【0094】請求項4記載の発明によれば、分析手段には、基本人物情報を分析する三次元分析手段、声質分析手段、表情動作分析手段が備えられており、関連人物情報を分析する生理データ分析手段と感性情報分析手段が備えられているので、一方の場所にいる人物の状況を映像データ、音声データ、生理データ等に基づいて過不足なく隅々まで分析することができる。 【0095】請求項6、7、10記載の発明によれば、
    擬似出張用情報が受信され、復号される。 続いて、復号された擬似出張用情報に基づいて、周辺機器を制御するための制御信号が合成され周辺機器に出力される。 このため、周辺機器が制御信号に基づいて動作することで、
    送信側に存在している人物を擬似的に出張させることができる。 【0096】請求項8記載の発明によれば、合成手段には、基本人物情報を合成する三次元合成手段、声質合成手段、表情動作合成手段が備えられており、関連人物情報を合成する生理データ合成手段または感性情報合成手段が備えられているので、一方の場所にいる人物の状況を十分に再現することができる。 【0097】請求項9記載の発明によれば、合成手段で生成された制御信号によって制御される周辺機器が表示装置か人型ロボットとされる。 この場合、合成手部では、擬似出張用情報が表示装置に表示されるCGキャラクタを生成可能な情報(映像音声情報)に合成される。
    或いは、擬似出張用情報が人型ロボットを制御可能な制御信号に合成される。 このため、周辺機器が表示装置である場合には、送信側に存在している人物を擬似的なC
    Gキャラクタとして表示することで、擬似的に(仮想的に)出張させることができるし、周辺機器が人型ロボットである場合、送信側に存在している人物の表情や動作を当該人型ロボットに表現させることで、当該人物を擬似的に(仮想的に)出張させることができる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による一実施の形態である擬似出張用情報送信再生システム(擬似出張用情報送信装置、擬似出張用情報再生装置)のブロック図である。 【図2】図1に示した擬似出張用情報送信装置の動作を説明したフローチャートである。 【図3】図1に示した擬似出張用情報再生装置の動作を説明したフローチャートである。 【図4】擬似出張用情報送信再生システムの具体的な使用例1[視聴者→スタジオ]を概略的に説明した説明図である。 【図5】擬似出張用情報送信再生システムの具体的な使用例2[出演者→視聴者宅]を概略的に説明した説明図である。 【符号の説明】 1 擬似出張用情報送信再生システム3 擬似出張用情報送信装置5 擬似出張用情報再生装置7 入力部9 分析部9a 三次元分析手段9b 声質分析手段9c 表情分析手段9d 動作分析手段9e 生理データ分析手段9f 感性情報分析手段11 符号化部13 送信部17 受信部19 復号部21 合成部21a 三次元合成手段21b 声質合成手段21c 表情合成手段21d 動作合成手段21e 生理データ合成手段21f 感性情報合成手段23 出力部

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 7識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 11/00 H04N 7/08 Z 5L096 19/00 G10L 3/00 N H04N 7/08 9/18 A 7/081 9/00 A (72)発明者 清水 俊宏 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内(72)発明者 大谷 明 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内Fターム(参考) 5B050 AA10 BA09 BA12 EA04 EA10 5B057 AA05 CA12 CB13 CG01 CH01 CH11 DA16 DC30 5C063 AB03 AC01 AC05 CA11 CA23 DA07 DA13 DB10 5C064 BA01 BB10 BC16 BC23 BC24 BC27 BD05 BD08 BD14 5D045 AB26 DA20 5L096 BA20 CA02 DA04 EA24 JA11

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