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携帯通信端末、および携帯通信端末を制御するためのプログラム

阅读:0发布:2020-10-07

专利汇可以提供携帯通信端末、および携帯通信端末を制御するためのプログラム专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】自動決済時において、ユーザの利便性を向上することが可能な携帯通信端末を提供する。 【解決手段】スマートフォン100は、決済サービスを受けることが可能な場所を示す 位置 情報を格納する記憶装置を備える。位置情報は、当該位置情報で特定される場所でスマートフォン100が受けることが可能な決済サービスに対応付けられている。スマートフォン100は、自端末を制御するCPU2を備える。CPU2は、スマートフォン100の現在位置を示す位置情報を取得する取得部210と、記憶装置20に格納されている位置情報が取得部210によって取得された位置情報に対応する場合には決済サービスを有効にすると共に、当該位置情報に対応しない場合には決済サービスを無効にする設定部230と、決済サービスを受ける決済指示に基づいて、有効な決済サービスを受ける決済機能を実行する実行部250とを含む。 【選択図】図3,下面是携帯通信端末、および携帯通信端末を制御するためのプログラム专利的具体信息内容。

携帯通信端末であって、 決済サービスを受けることが可能な場所を示す位置情報を格納するための記憶装置を備え、前記位置情報は、当該位置情報で特定される場所で前記携帯通信端末が受けることが可能な決済サービスに対応付けられており、 前記携帯通信端末を制御するための制御装置を備え、 前記制御装置は、 前記携帯通信端末の現在位置を示す位置情報を取得するための取得手段と、 前記記憶装置に格納されている位置情報が前記取得手段によって取得された位置情報に対応する場合には前記決済サービスを有効にすると共に、前記記憶装置に格納されている位置情報が前記取得手段によって取得された位置情報に対応しない場合には前記決済サービスを無効にするための設定手段と、 決済サービスを受けるための決済指示に基づいて、有効な決済サービスを受けるための決済機能を実行するための実行手段とを含む、携帯通信端末。前記記憶装置は、決済サービスを受けることが可能な場所を示す複数の前記位置情報を格納するための記憶装置を備え、複数の前記位置情報のそれぞれは、複数の前記決済サービスのそれぞれに対応付けられており、 前記設定手段は、複数の前記決済サービスのうちに、前記取得手段によって取得された位置情報に対応する決済サービスが1つも無い場合には、複数の前記決済サービスを全て有効にする、請求項1に記載の携帯通信端末。前記設定手段は、前記携帯通信端末が移動されることで、有効な決済サービスに対応する位置情報で特定される場所に、前記携帯通信端末の現在位置が含まれなくなったことに基づいて、無効にした決済サービスを有効にする、請求項1または2に記載の携帯通信端末。前記設定手段は、決済機能の実行による自動決済が完了したことに基づいて、無効にした決済サービスを有効にするための手段を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯通信端末。携帯通信端末を制御するためのプログラムであって、 前記携帯通信端末は、決済サービスを受けることが可能な場所を示す位置情報を格納するための記憶装置を備え、前記位置情報は、当該位置情報で特定される場所で前記携帯通信端末が受けることが可能な決済サービスに対応付けられており、 前記携帯通信端末は、前記携帯通信端末を制御するためのプロセッサを備え、 前記プログラムは、前記プロセッサに、 前記携帯通信端末の現在位置を示す位置情報を取得するステップと、 前記記憶装置に格納されている位置情報が前記取得するステップで取得された位置情報に対応する場合には前記決済サービスを有効にすると共に、前記記憶装置に格納されている位置情報が前記取得するステップで取得された位置情報に対応しない場合には前記決済サービスを無効にするステップと、 決済サービスを受けるための決済指示に基づいて、有効な決済サービスを受けるための決済機能を実行するステップとを実行させる、プログラム。

说明书全文

本開示は、携帯通信端末の制御に関し、特に、決済サービスを利用することが可能な携帯通信端末の制御に関する。

近年、他の通信機器と無線通信することで自動決済サービスを利用することが可能な、スマートフォン、タブレット端末などの携帯通信端末が普及している。当該携帯通信端末は、FeliCa(登録商標)などの非接触IC(Integrated Circuit)カード(ICチップ)を搭載しており、読み取り機にかざすだけで決済サービスを自動的に利用することができる。また、近年では、ICOCA(登録商標)、おサイフケータイ(登録商標)など、自動決済の種類が増大しており、1つの携帯通信端末で複数の決済サービスに対応することが求められている。すなわち、携帯通信端末は、自動決済の種類に応じた特定の決済サービスを受けるための決済機能を実行しなければならない。

このような技術として、たとえば、特許文献1は、「複数のサービスに対応する非接触ICカードを搭載する携帯端末装置において、非接触ICカードの使用禁止をサービス毎に制御できる携帯端末装置」を開示している。当該携帯端末装置は、複数のサービスのうちから手動でユーザがロックするサービスを選択し、ロックされていないサービスを受ける。

特開2007−317076号公報

特許文献1に開示される携帯端末装置は、ロックする決済サービスをユーザが手動で設定する必要があり利便性に欠ける。このため、自動決済の種類に合わせて、携帯端末装置のユーザが決済サービスを適切に受けるための技術が必要とされている。

本開示は上述のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、自動決済時において、ユーザの利便性を向上することが可能な携帯通信端末を提供することである。

一実施の形態に従うと、携帯通信端末は、決済サービスを受けることが可能な場所を示す位置情報を格納するための記憶装置を備える。位置情報は、当該位置情報で特定される場所で携帯通信端末が受けることが可能な決済サービスに対応付けられている。携帯通信端末は、当該携帯通信端末を制御するための制御装置を備える。制御装置は、携帯通信端末の現在位置を示す位置情報を取得するための取得手段と、記憶装置に格納されている位置情報が取得手段によって取得された位置情報に対応する場合には決済サービスを有効にすると共に、記憶装置に格納されている位置情報が取得手段によって取得された位置情報に対応しない場合には決済サービスを無効にするための設定手段と、決済サービスを受けるための決済指示に基づいて、有効な決済サービスを受けるための決済機能を実行するための実行手段とを含む。

ある局面において、自動決済時において、ユーザの利便性を向上することができる。 本発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解される本発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。

第1の実施の形態に従うスマートフォンが読み取り機と無線通信している様子を示す図である。

第1の実施の形態に従うスマートフォンの主要なハードウェア構成を示すブロック図である。

第1の実施の形態に従うスマートフォンの機能構成を示すブロック図である。

第1の実施の形態に従うスマートフォンのユーザがサービステーブルの登録を行なっている様子を時系列で表した図である。

ユーザが店外から店A〜Cに順に移動した場合における、決済サービスの有効/無効を時系列で表した図である。

ユーザが店Aで自動決済を行なった場合における、決済サービスの有効/無効を時系列で表した図である。

第1の実施の形態に従うスマートフォンが実行する処理の一部を表わすフローチャートである。

第1の実施の形態に従うスマートフォンが実行する処理の一部を表わすフローチャートである。

第1の実施の形態に従うスマートフォンが実行する処理の一部を表わすフローチャートである。

以下、図面を参照しつつ、本実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。

なお、以下では、携帯通信端末の一例として機能するスマートフォンの詳細について説明するが、携帯通信端末は、スマートフォンに限定されるものではない。たとえば、携帯通信端末は、タブレット端末、デジタルカメラ、電子辞書、ノート型パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、決済サービスを利用できるその他の電子機器も含み得る。また、以下で説明される各実施の形態は、選択的に組み合わされてもよい。

<第1の実施の形態> [概要] 図1を参照して、第1の実施の形態に従うスマートフォン100の概要について説明する。図1は、第1の実施の形態に従うスマートフォン100が読み取り機110Aまたは読み取り機110Bと無線通信している様子を示す図である。スマートフォン100には、後述するICチップが組み込まれている。読み取り機110Aおよび読み取り機110Bは、ICチップ(図示しない)と、当該ICチップを制御するための制御部(図示しない)とを含む。スマートフォン100のICチップと読み取り機のICチップとが無線通信を行うことにより、スマートフォン100のユーザは、買い物時、電車の乗車時などに電子マネーによる自動決済を利用することができる。

本実施の形態に従うスマートフォン100は、自端末の現在位置で示される場所に応じて、自端末が利用可能な決済サービスのうち、当該場所で利用可能な決済サービスを有効にし、当該場所で利用不可能な決済サービスを無効にする。すなわち、スマートフォン100は、自端末の現在位置で示される場所に応じて、利用する決済サービスを適宜切り替える。

たとえば、図1(A)に示されるように、スマートフォン100は、店Aでは、おサイフケータイによる自動決済が可能である。スマートフォン100は、取得した現在位置情報により示される場所が店Aである場合には、店Aで利用可能なおサイフケータイによる決済サービスを有効にし、他の決済サービスを無効にする。スマートフォン100は、店Aにおいて、読み取り機から決済命令を受けると、おサイフケータイによる決済サービスを受けるための決済機能を実行する。

また、図1(B)に示されるように、スマートフォン100は、たとえば、店Bでは、ICOCAによる自動決済が可能である。スマートフォン100は、取得した現在位置情報により示される場所が店Bである場合には、店Bで利用可能なICOCAによる決済サービスを有効にし、他の決済サービスを無効にする。スマートフォン100は、店Bにおいて、読み取り機から決済命令を受けると、ICOCAによる決済サービスを受けるための決済機能を実行する。

このように、スマートフォン100は、取得した現在位置に応じて、決済サービスの有効および無効を自動的に切り替えるため、スマートフォン100に対して決済サービスを選択するというユーザ操作が必要なくなる。すなわち、自動決済時において、スマートフォン100のユーザの利便性を向上する。また、読み取り機が複数の種類の決済サービスに対応している場合であっても、スマートフォン100は、自端末側で1つの有効な決済サービスを選択するため、読み取り機に対して決済サービスを選択するというユーザ(店員)の操作が必要無くなる。すなわち、自動決済時において、読み取り機のユーザの利便性も向上する。

[ハードウェア構成] 図2を参照して、第1の実施の形態に従うスマートフォン100のハードウェア構成の一例について説明する。図2は、スマートフォン100の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示されるように、スマートフォン100は、ROM(Read Only Memory)1と、CPU(Central Processing Unit)2と、RAM(Random Access Memory)3と、モニタ4と、GPS(Global Positioning System)コントローラ5と、ICチップ6と、ネットワークインタフェース(I/F)7と、記憶装置20とを備える。

ROM1は、オペレーティングシステム(OS:Operating System)、スマートフォン100の起動時に実行される初期プログラム(ブートプログラム)などを格納する。CPU2は、ROM1や記憶装置20などに格納された、オペレーティングシステムやスマートフォン100の制御プログラムなどの各種プログラムを実行することで、スマートフォン100の動作を制御する。RAM3は、CPU2でプログラムを実行するためのワーキングメモリとして機能し、プログラムの実行に必要な各種データを一時的に格納する。

モニタ4は、たとえば、自動決済が実行中であることを示す画面、自動決済が完了したことを示す画面などを表示する。また、モニタ4は、タッチセンサ(図示しない)と組み合わされてタッチパネルとして構成されてもよい。GPSコントローラ5は、アンテナ5Aを介して、GPS信号または基地局からの位置信号(測位信号)を受信する。GPSコントローラ5は、受信したGPS信号または位置信号からスマートフォン100の現在位置を示す位置情報を算出する。GPSコントローラ5は、算出した位置情報をCPU2に出する。

ICチップ6は、アンテナ6Aを介して、読み取り機のICチップと、電磁界や電波などを用いた近距離の無線通信を行ない、自動決済サービスを受けるための決済機能を実行する。より具体的には、ユーザがスマートフォン100を読み取り機に近付けると、スマートフォン100のICチップ6と読み取り機のICチップとが無線通信を開始する。この無線通信は、たとえば、近距離無線通信(NFC(Near Field Communication))により実現される。近距離無線通信は、たとえば、数センチ〜約1メートル程度の短距離で行う通信である。スマートフォン100は、決済の金額の入力を読み取り機から受け付ける。スマートフォン100は、ICチップ6からユーザの個人情報(たとえば、ユーザのID(Identification)および口座番号等)などを読み取る。スマートフォン100は、当該個人情報を基にネットワークに接続されている決済処理サーバ(図示しない)と通信を行なう。決済処理サーバは、スマートフォン100から受信したデータを用いて決済処理を行なう。

ネットワークI/F7は、アンテナ7Aを介して、他の通信機器とデータの送受信を行なう。他の通信機器は、たとえば、スマートフォン、パソコン、サーバ装置、その他通信機能を有する電子機器などである。スマートフォン100は、他の通信機器と通信する際に、無線LANにおけるアクセスポイントの識別子(SSID:Service Set Identifier)を取得する。

記憶装置20は、たとえば、eMMC(Embedded MultiMediaCard)などの記憶媒体を含む。eMMCは、NANDフラッシュメモリと、制御回路とを含む。記憶装置20は、本実施の形態に従う各種の処理を実現するためのプログラムなどを格納する。また、記憶装置20は、オペレーティングシステムなどのプログラムを格納していてもよい。記憶装置20は、サービステーブル30を格納する。サービステーブル30の詳細については、後述する。

[機能構成] 図3を参照して、スマートフォン100の機能構成の一例について説明する。図3は、スマートフォン100の機能構成を示すブロック図である。スマートフォン100は、自端末を制御するためのCPU2と、記憶装置20とを備える。CPU2は、取得部210と、登録部220と、設定部230と、実行部250とを含む。記憶装置20は、サービステーブル30を格納する。サービステーブル30の詳細については、後述する。

取得部210は、スマートフォン100の現在位置を示す位置情報を受信信号から取得する。取得部210は、たとえば、GPS信号または基地局からの位置信号(測位信号)からスマートフォン100の現在位置を算出することで、スマートフォン100の現在地を示す位置情報(以下では、「現在位置情報」ともいう)を取得する。現在位置情報は、たとえば、緯度情報および経度情報を含む。ある局面において、取得部210は、無線LANにおけるアクセスポイントの識別子(SSID)からスマートフォン100の現在位置情報を取得する。取得部210は、現在位置情報を登録部220および設定部230に出力する。

登録部220は、自動決済を受けることが可能な場所を示す位置情報と、当該位置情報で特定される場所でスマートフォン100が受けることが可能な決済サービスとを対応付けてサービステーブル30に登録する。登録部220における登録処理の詳細については後述する。

設定部230は、現在位置情報に基づいて、現在位置で特定される場所で受けることが可能な決済サービスを有効にし、当該場所で受けることが不可能な決済サービスを無効にする。より具体的には、設定部230は、サービステーブル30を参照して、複数の決済サービスのうち、現在位置情報に対応する決済サービスを有効にすると共に、現在位置情報に対応しない決済サービスを無効にする。設定部230による決済サービスの有効/無効の設定方法の詳細については後述する。実行部250は、自動決済を行なうための決済指示を読み取り機から受信したことに基づいて、サービステーブル30に規定される有効な決済サービスを実行するための決済機能を実行する。

[登録処理の具体例] 図4を参照して、登録部220によるサービステーブル30の登録処理の詳細について説明する。図4は、スマートフォン100のユーザ40がサービステーブル30の登録を行なっている様子を時系列で表した図である。

ユーザ40は、GPS信号およびSSIDの少なくとも一方から特定した現在位置で特定される場所と、当該場所で受けることが可能な決済サービスとを対応付けて登録することができる。たとえば、ユーザ40は、店Aに入ると、スマートフォン100が受けることが可能な決済サービス(すなわち、ICチップに格納されているサービスa、b、c、x)のうちから店Aで受けることが可能なサービスaを選択し、店Aとサービスaとを対応付けて登録する。これにより、登録部220は、現在位置情報(店A)とサービスaとを互いに対応付けてサービステーブル30に格納する。登録部220は、たとえば、経度および緯度、座標、または位置を特定できるその他の情報を現在位置情報として登録してもよい。また、登録部220は、決済サービスの1つである電子マネーサービスが各店で一つだけ登録可能なように構成されてもよい。

また、スマートフォン100は、各店に対して複数のサービスを登録できるように構成されてもよい。たとえば、ユーザ40は、店Bに入ると、スマートフォン100が受けることが可能な決済サービス(すなわち、サービスa、b、c、x)のうちから店Bで受けることが可能なサービスbを選択し、店Bとサービスbとを互いに対応付けて登録する。これにより、登録部220は、現在位置情報(店B)とサービスbとを互いに対応付けてサービステーブル30に格納する。さらに、ユーザ40は、店Bで受けることが可能なサービスxを選択し、店Bとサービスxとを互いに対応付けて登録することもできる。登録部220は、現在位置情報(店B)とサービスxとを互いに対応付けてサービステーブル30に格納する。

なお、上記では、ユーザがサービステーブル30を登録する例を挙げたが、サービステーブル30は、外部サーバ装置などからスマートフォン100に配信されてもよい。また、ユーザは、決済サービスを登録するために必ずしも店に移動する必要は無い。たとえば、スマートフォン100は、店の位置情報を外部サーバ装置などから受信し、その位置情報と決済サービスとを互いに対応付けて登録してもよい。

また、スマートフォン100は、位置情報と決済サービスとの対応付けを、設定画面などを利用して手動で設定できるように構成されてもよい。さらに、スマートフォン100のサービステーブル30に登録すべき決済サービスは、必ずしも複数である必要は無く、1つ以上であればよい。さらに、上記では、サービスa、サービスb、サービスc、およびサービスxがICチップ6に格納されている例を挙げて説明したが、これらの決済サービスは、記憶装置20、ICチップ6が組み込まれるICカードなどに格納されてもよい。

[設定処理の詳細] (設定処理の具体例1) 図5を参照して、決済サービスの有効/無効の設定方法の具体例について説明する。図5は、ユーザ40が店外から店A〜Cに順に移動した場合における、決済サービスの有効/無効を時系列で表した図である。

サービステーブル30には、店Aとサービスaとが互いに対応付けられており、店Bとサービスbとが互いに対応付けられおり、店Bとサービスxとが互いに対応付けられている。ICチップ6には、サービスaとサービスbとサービスcとサービスxとが格納されている。スマートフォン100は、これらの決済サービスから、現在位置で特定される場所で受けることが可能な決済サービスを受ける。

たとえば、ユーザ40が店Aに入ると、設定部230は、店Aで利用可能な決済サービスを有効にする。より具体的には、設定部230は、サービステーブル30を参照して、現在位置情報で特定された店Aに一致するサービスaを有効にする。ここで、サービスを有効にするとは、読み取り機からサービスを読み取れる状態にすることをいう。すなわち、ユーザがサービスaを利用できるようにする。

また、設定部230は、現在位置情報で特定された店Aで利用不可能な決済サービスを無効にする。より具体的には、設定部230は、現在位置情報で特定された店Aに一致しない、サービスb、サービスc、およびサービスxを無効にする。ここで、サービスを無効にするとは、読み取り機からサービスを読み取れない状態にすることをいう。すなわち、ユーザが、サービスb、サービスc、およびサービスxを利用できないようにする。スマートフォン100は、読み取り機からの決済指示を受けた場合には、サービステーブル30を参照して、有効なサービスaを受けるための決済機能を実行する。

ユーザ40が店Aを退店すると、ユーザ40が他の店で自動決済を利用できるように、設定部230は、無効にしたサービスb、サービスc、およびサービスxを有効にする。より具体的には、設定部230は、スマートフォン100がユーザ40により移動されることで、有効な決済サービス(サービスa)に対応する位置情報で特定される場所(店A)からスマートフォン100の現在位置が含まれなくなったことに基づいて、無効にした決済サービス(サービスb、サービスc、およびサービスx)を有効に戻す。別の言い方をすれば、設定部230は、現在位置情報に対応する場所がサービステーブル30において登録されていない位置情報になった場合に、無効にした決済サービスを有効にする。

ユーザ40が店Bに入ると、設定部230は、店Bで利用可能な決済サービスを有効にする。より具体的には、設定部230は、サービステーブル30を参照して、現在位置情報で特定された店Bに一致するサービスbおよびサービスxを有効にする。また、設定部230は、現在位置情報で特定された店Bに一致しない、サービスaおよびサービスcを無効にする。スマートフォン100は、読み取り機からの決済指示を受けた場合には、有効なサービスbまたはサービスxを受けるための決済機能を実行する。

設定部230は、サービステーブル30に規定される複数の決済サービスの中に、現在位置情報に対応する決済サービスが1つも無い場合には、複数の決済サービスを全て有効にする。たとえば、ユーザ40が店Cに入ると、設定部230は、サービステーブル30を参照して、現在位置情報で特定された店Cに一致する決済サービスを検索する。設定部230は、店Cに対応する決済サービスが登録されていないため、サービステーブル30に登録されている全てのサービスを有効にする。

なお、上記では、サービスa、サービスb、サービスc、およびサービスxがICチップ6に格納されている例を挙げて説明したが、これらの決済サービスは、記憶装置20、ICチップ6が組み込まれるICカードなどに格納されてもよい。また、上記では、スマートフォン100が無効な決済サービスを自動で有効に戻しているが、スマートフォン100は、無効な決済サービスをユーザ操作により有効に戻せるように構成されてもよい。

(設定処理の具体例2) 図6を参照して、決済サービスの有効/無効の設定方法の具体例についてさらに説明する。図6は、ユーザ40が店Aで自動決済を行なった場合における、決済サービスの有効/無効を時系列で表した図である。

設定部230は、ユーザが別の店(特に未登録の店)で自動決済を利用できるように、決済機能を実行することで行なわれた自動決済が完了したことに基づいて、無効にした決済サービスを有効にする。たとえば、ユーザ40が店Aにおいてサービスaによる自動決済を完了すると、店Aの入店時に無効にしたサービスb、サービスc、およびサービスxを有効にする。

設定部230は、たとえば、読み取り機からの決済完了の通知を受信したことに基づいて自動決済が完了したと判断する。また、設定部230は、ICカードにおける残高が変化したことに基づいて、自動決済が完了したと判断してもよい。さらに、設定部230は、スマートフォン100と読み取り機との距離が予め定められた値よりも小さくなった後(圏内検出)、当該距離が予め定められた値よりも大きくなったこと(圏外検出)に基づいて、自動決済が完了したと判断してもよい。スマートフォン100と読み取り機との距離は、たとえば、読み取り機から受信する信号強度に応じて決定される。

[制御構造] 図7〜図9を参照して、スマートフォン100の制御構造について説明する。図7〜図9は、スマートフォン100が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。図7〜図9の処理は、CPU2がプログラムを実行することにより実現される。他の局面において、処理の一部又は全部が、回路素子その他のハードウェアによって実行されてもよい。

ステップS510において、CPU2は、登録部220として、位置情報と決済サービスとを対応付けてサービステーブル30に登録する。ステップS520において、CPU2は、設定部230として、サービステーブル30に規定される情報に基づいて、現在位置情報に対応する位置情報が登録されている否かを判断する。CPU2は、たとえば、サービステーブル30に規定される位置情報のうち現在位置情報と一致するものがある場合に、現在位置情報に対応する位置情報が登録されていると判断する。CPU2は、現在位置情報に対応する位置情報が登録されていると判断した場合には(ステップS520においてYES)、制御をステップS530に切り替える。そうでない場合には(ステップS520においてNO)、CPU2は、ステップS520の処理を再び実行する。

ステップS530において、CPU2は、設定部230として、現在位置情報に対応しない決済サービスを無効にする。たとえば、CPU2は、サービステーブル30に規定される位置情報のうち、現在位置情報に一致しない位置情報に対応付けられている決済サービスを無効にし、現在位置情報に一致する位置情報に対応付けられている決済サービスを有効にする。

続いて、図8に示されるフローチャートについて説明する。図8に示される各ステップは、たとえば、図7に示されるステップ520が実行された後に、図7に示される各ステップと並行して実行される。

ステップS540において、CPU2は、設定部230として、現在位置情報が前回の位置情報と異なるか否かを判断する。CPU2は、現在位置情報が前回の位置情報と異なると判断した場合には(ステップS540においてYES)、制御をステップS550に切り替える。そうでない場合には(ステップS540においてNO)、CPU2は、ステップS540の処理を再び実行する。

ステップS550において、CPU2は、設定部230として、新たな現在位置情報と同一の位置情報がサービステーブル30に規定されているか否かを判断する。CPU2は、新たな現在位置情報と同一の位置情報がサービステーブル30に規定されていない場合には、スマートフォン100が店外に存在する、またはスマートフォン100が未登録の店に存在すると判断する。CPU2は、新たな現在位置情報と同一の位置情報がサービステーブル30に規定されていないと判断した場合には(ステップS550においてYES)、制御をステップS552に切り替える。そうでない場合には(ステップS550においてNO)、CPU2は、制御をステップS530に切り替える。ステップS552において、CPU2は、設定部230として、無効にした決済サービスを有効にする。

続いて、図9に示されるフローチャートについて説明する。図9に示される各ステップは、たとえば、図7に示されるステップ520が実行された後に、図7に示される各ステップと並行して実行される。

ステップS560において、CPU2は、自動決済が完了したか否かを判断する。CPU2は、自動決済が完了したと判断した場合には(ステップS560においてYES)、制御をステップS562に切り替える。そうでない場合には(ステップS560においてNO)、CPU2は、ステップS560の処理を再び実行する。ステップS562において、CPU2は、設定部230として、無効にした決済サービスを有効にする。

[利点] 本実施の形態に従うスマートフォン100によれば、現在位置情報で特定される場所に応じて決済サービスを適切に切り替えることができる。すなわち、スマートフォン100および読み取り機に対して有効な決済サービスをユーザが選択する必要がないためユーザの利便性が向上する。また、スマートフォン100側で決済サービスの有効/無効が自動的に設定され、読み取り機の設計が変更される必要が無いので、スマートフォン100は汎用性に優れる。

<第2の実施の形態> [概要] 第2の実施の形態に従うスマートフォン100Aの概要について説明する。スマートフォン100Aは、自動決済時に、複数の有効な決済サービスがサービステーブル30に規定されている場合に、優先度の高い決済サービスを利用する点で、第1の実施の形態に従うスマートフォン100とは異なる。ハードウェア構成などのその他の点については第1の実施の形態に従うスマートフォン100と同じであるので、説明を繰り返さない。

スマートフォン100Aは、サービステーブル30に登録される決済サービスの各々に優先度を設定可能なように構成される。たとえば、スマートフォン100Aは、決済サービスの各々に優先度を設定するための画面を表示する。スマートフォン100Aは、設定部230が決済サービスの有効/無効を設定する時、または自動決済の実行時に、優先度が1番高い決済サービスを有効にし、それ以外の有効な決済サービスを無効にする。すなわち、スマートフォン100Aは、優先度が1番高い1つの決済サービスを受ける。

ある局面において、スマートフォン100Aは、決済サービスの各々についての使用履歴から当該決済サービスの使用頻度を算出し、使用頻度が高い決済サービスを優先度の高い決済サービスとして設定する。スマートフォン100Aは、自動決済時に、複数の有効な決済サービスがサービステーブル30に規定されている場合には、1番優先度の高い決済サービスを有効にし、それ以外の決済サービスを無効にする。

[利点] 本実施の形態に従うスマートフォン100Aは、自動決済時に、複数の有効な決済サービスがある場合であっても、優先度の高い1つの決済サービスを受けるための決済機能を実行する。このため、スマートフォン100Aは、ユーザの操作無しに決済サービスを自動的に実行することができ、ユーザの利便性が向上する。

<第3の実施の形態> 第3の実施の形態に従うスマートフォン100Bの概要について説明する。スマートフォン100Bは、自動決済時に、複数の有効な決済サービスがサービステーブル30に規定されている場合に、1つの決済サービスを選択するための画面を表示する点で、第1の実施の形態に従うスマートフォン100とは異なる。ユーザは、表示された複数の決済サービスから1つの決済サービスを選択する。スマートフォン100Bは、ユーザによる決済サービスの選択を受けたことにもとづいて、選択された決済サービスを受けるための決済機能を実行する。なお、スマートフォン100Bのハードウェア構成などのその他の点については第1の実施の形態に従うスマートフォン100と同じであるので、説明を繰り返さない。

[利点] 本実施の形態に従うスマートフォン100Bは、自動決済時に、複数の有効な決済サービスから1つの決済サービスを選択するための画面を表示することにより、ユーザの意図する決済サービスを確実に利用できるようになる。また、スマートフォン100Bは、有効な決済サービスが1つの場合には、ユーザの操作無しに適切な決済サービスを自動的に受けることができるので、ユーザの利便性が向上する。

今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

1 ROM、2 CPU、3 RAM、4 モニタ、5 コントローラ、5A,6A,7A アンテナ、6 ICチップ、7 ネットワークI/F、20 記憶装置、30 サービステーブル、40 ユーザ、100,100A,100B スマートフォン、210 取得部、220 登録部、230 設定部、250 実行部。

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