Picture output device

阅读:281发布:2021-05-30

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  • 外部機器に接続し、前記外部機器に映像信号を出力する映像出力装置であって、
    前記映像信号を出力する映像信号出力手段と、
    直流定電圧を出力する直流定電圧出力手段と、
    前記直流定電圧出力手段からの前記直流定電圧出力のオン/オフ切り替えを制御する直流定電圧出力制御スイッチと、
    前記外部機器を制御する接続機器制御手段と、
    前記接続機器制御手段を介した信号の有/無により、前記直流定電圧出力制御スイッチの制御を行う制御手段とを有する映像出力装置。
  • 前記制御手段は、前記接続機器制御手段を介して発行したコマンドに対する応答の有/無により、前記直流定電圧出力制御スイッチの制御を行う請求項1記載の映像出力装置。
  • 前記接続機器制御手段を介して接続された機器が、
    前記接続機器制御手段を介した機器接続ツリー上のルート機器である請求項1記載の映像出力装置。
  • 外部機器に接続し、前記外部機器に映像信号を出力する映像出力装置であって、
    前記映像信号を出力する映像信号出力手段と、
    直流定電圧を出力する直流定電圧出力手段と、
    前記直流定電圧出力手段からの前記直流定電圧出力のオン/オフ切り替えを制御する直流定電圧出力制御スイッチと、
    ユーザ操作のためのユーザインタフェースと、
    前記ユーザインタフェース操作により、前記直流定電圧出力制御スイッチの制御を行う制御手段とを有する映像出力装置。
  • 前記外部機器と通信し、前記外部機器がサポートする映像信号フォーマットを取得するデータ通信チャンネルと、
    前記外部機器が、前記直流定電圧を検知し、かつ前記映像信号フォーマットを取得すべき状態に遷移したことを通知する接続検知信号を、前記外部機器より受信する接続検知信号入力手段とを有し、
    前記制御手段は、前記接続検知信号入力手段に前記接続検知信号が入力されている間は、前記ユーザインタフェース操作による、前記直流定電圧出力制御スイッチの制御を行わない請求項4記載の映像出力装置。
  • 前記ユーザインタフェースが、前記直流定電圧出力手段からの前記直流定電圧出力を常時オンとする設定を有する請求項4記載の映像出力装置。
  • ユーザが前記常時オンとする設定を選択した時は、前記ユーザインタフェースを介して警告を発する請求項6記載の映像出力装置。
  • 外部機器に接続し、前記外部機器に映像信号を出力する映像出力装置であって、
    前記映像信号を出力する映像信号出力手段と、
    直流定電圧を出力する直流定電圧出力手段と、
    前記直流定電圧出力手段からの前記直流定電圧出力のオン/オフ切り替えを制御する直流定電圧出力制御スイッチと、
    装置の駆動源たるバッテリ入力手段と、
    外部電源入力手段と、
    前記バッテリ入力手段及び前記外部電源入力手段への電源入力状態を検知する電源入力検知手段と、
    前記電源入力検知手段が前記外部電源入力手段への電源入力を検知している間は、前記直流定電圧出力制御スイッチによる前記直流定電圧出力をオンとする制御手段とを有する映像出力装置。
  • ユーザ操作のためのユーザインタフェースを有し、
    前記直流定電圧出力がオンである間、もしくは前記直流定電圧出力がオフからオン、もしくはオンからオフに遷移した際に、前記ユーザインタフェースを介して警告を発する請求項8記載の映像出力装置。
  • 外部機器に接続し、前記外部機器に映像信号を出力する映像出力装置であって、
    前記映像信号を出力する映像信号出力手段と、
    直流定電圧を出力する直流定電圧出力手段と、
    前記直流定電圧出力手段からの前記直流定電圧出力のオン/オフ切り替えを制御する直流定電圧出力制御スイッチと、
    前記外部機器と通信し、前記外部機器がサポートする映像信号フォーマットを取得するデータ通信チャンネルと、
    前記外部機器が、前記直流定電圧を検知し、かつ前記映像信号フォーマットを取得すべき状態に遷移したことを通知する接続検知信号を、前記外部機器より受信する接続検知信号入力手段と、
    前記映像信号出力手段と前記直流定電圧出力手段と前記データ通信チャンネルと前記接続検知信号入力手段とが一体化されたコネクタと、
    前記コネクタに対する接続ケーブルの物理的接続の有/無を検知する物理的ケーブル接続検知手段と、
    前記物理的ケーブル接続検知手段が前記接続ケーブルの物理的接続を検知している間は、前記直流定電圧出力制御スイッチによる前記直流定電圧出力をオンとする制御手段とを有する映像出力装置。
  • ユーザ操作のためのユーザインタフェースを有し、
    前記物理的ケーブル接続検知手段が前記接続ケーブルの物理的接続を検知している間、もしくは前記物理的ケーブル接続検知手段が前記接続ケーブルの装着を検知した際、もしくは前記物理的ケーブル接続検知手段が前記接続ケーブルの排出を検知した際に、前記ユーザインタフェースを介して警告を発する請求項10記載の映像出力装置。
  • 前記映像信号出力手段は、HDMI(ハイ−ディフィニション・マルチメディア・インタフェース)規格、もしくはDVI(デジタル・ヴィジュアル・インタフェース)規格のTMDS(トランジション・ミニマイズド・ディファレンシャル・シグナリング)出力であり、
    前記直流定電圧出力手段は、+5V電源出力であり、
    前記データ通信チャンネルは、DDC(ディスプレイ・データ・チャンネル)であり、
    前記接続検知信号入力手段は、HPD(ホット・プラグ・ディテクト)入力である請求項1から11のいずれか記載の映像出力装置。
  • 前記接続機器制御手段が、HDMI(ハイ−ディフィニション・マルチメディア・インタフェース)規格のCEC(コンシューマ・エレクトロニクス・コントロール)ラインである請求項1、2、3、12のいずれか記載の映像出力装置。
  • 前記機器接続ツリー上のルート機器が、HDMI(ハイ−ディフィニション・マルチメディア・インタフェース)規格のCEC(コンシューマ・エレクトロニクス・コントロール)接続ツリー上のCEC対応テレビ、もしくは前記CEC対応テレビに相当する機能を有するシンク機器である請求項3、12、13のいずれか記載の映像出力装置。
  • 说明书全文

    本発明は、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)対応ソース機器、特に、HDMI対応デジタルビデオカメラのような持ち運び可能な映像出装置に関するものである。

    デジタルHD(High−Definition)放送の開始、及びHD対応薄型テレビの低価格化を背景に、一般家庭においても、高画質なHD映像の視聴環境が、本格的な普及期に入ってきたと言える。

    テレビのHD化の波を受けて、一般ユーザが自ら撮りたい映像を撮影する民生デジタルビデオカメラの世界においても、HD化に対するニーズは確実に高まってきており、HD記録、再生に対応したデジタルビデオカメラも市場に登場し始めている。

    また、デジタルHD信号の非圧縮デジタル伝送フォーマットに関しては、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)規格(非特許文献1参照)が規格化されている。 HDMI規格は、HD信号の非圧縮デジタル伝送フォーマットにおける業界標準であり、今日では、デジタルテレビ、DVD/HDDレコーダ等の宅内据置機器を中心に、多くのデジタルHD入出力対応機器がHDMI入出力を搭載している。

    HDMI規格は、前述の通りデジタルHD信号の非圧縮デジタル伝送に関する規格であるが、別途、HDMI規格のオプションとして、CEC(Consumer Electronics Control)規格(非特許文献1参照)が定義されている。

    CEC規格は、HDMI端子にある1本の端子(CEC端子)を介して、HDMI接続機器の制御を相互に行うことができるシリアル通信プロトコルである。 CEC規格は、特に、他のHDMI接続機器に対する電源操作、再生操作等の上位ユーザインタフェースに関する機器間通信にフォーカスしたプロトコルであり、CEC規格に対応したHDMI機器を相互に接続することによって、HDMI機器同士の連携動作が可能となり、ユーザに対して、より一層便利で分かりやすい操作系を提供できる。

    これらの背景を鑑みると、従来、HDMI伝送機能は宅内据置機器を中心に普及してきたが、今後は、HD対応デジタルビデオカメラのような宅外ポータブル機器においても、HDMI出力機能を搭載する機種が増えてくるものと予想される。 また、操作系の向上を目的として、CEC機能をサポートするHDMI機器も、今後は増える可能性がある。
    「High−Definition Multimedia Interface Specification Version 1.2」 Hitachi,Ltd. /Matsushita Electric Industrial Co. ,Ltd. /Philips Consumer Electronics,International B. V. /Silicon Image,Inc. /Sony Corporation/Thomson Inc. /Toshiba Corporation August 22,2005

    HDMI出力機器は、HDMI出力の所定の端子に+5Vの定電圧源を有することが規格で定められており、少なくともHDMI出力に関する一連の処理を実行している間は、HDMI入力機器に対して、常に+5V出力を供給しなければならない。

    宅内据置機器の場合、ACコンセントからの電源供給が前提である。 また、HDMI端子は背面パネルに実装されていることが多く、機器設置時にHDMIケーブルを一旦接続した後は、取り外すことなく常時接続した状態で使用するという形態が一般的である。

    従って、この場合、HDMI出力端子から+5Vを出力することに関しては、消費電力、及び安全性の面で開発の障害となるような特筆すべき課題はないと言える。

    一方、宅外ポータブル機器に対して、同様にHDMI出力機能を搭載することを考えた場合、いくつかの課題が浮かび上がってくる。

    まず、電源供給に関しては、自由に宅外へ持ち出して使用することが前提の機器であることから、二次電池等のDC電源駆動を主たる電源供給手段として考慮する必要がある。 電池駆動機器の場合、消費電力が機器の連続使用時間に直接影響を及ぼすため、宅内据置機器以上に消費電力に対する要求は厳しい。 不要な電力消費は極限まで抑えて、少しでも使用時間を長くすることが求められる。

    また、安全性の面で言えば、テレビ台の下、オーディオラックの中といった安定な場所に常設される宅内据置機器と異なり、電源を入れた状態のままカバンの中に入れて持ち運ぶといった不安定な使用条件も考慮する必要がある。 従って、金属片が誤ってHDMI端子の+5V−GND間に接触してショートするような危険性も想定した上で、実使用においてそのような事故が発生することのないように、HDMI出力を使用しない時は+5V出力を停止する制御を実装することが望ましい。

    一方、HDMI伝送における概略シーケンスは下記の通りである。
    (1)HDMI出力(ソース)機器が+5V出力する。
    (2)HDMI入力(シンク)機器は+5Vを検知し、かつ、E−EDID(Enhansed Extended Display Identification Data)情報を出力可能な状態に遷移すると、HPD(Hot Plug Detect)信号をアサートする。
    (3)HDMI出力機器はDDC(Display Data Channel)を介してE−EDID情報を読み出し、入力機器がサポートする信号フォーマットを得る。
    (4)HDMI出力機器は適切な信号フォーマットで、TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)出力を開始する。

    つまり、一連のシーケンスにおける最初のトリガは出力機器からの+5V出力であり、HDMI出力機器とHDMI入力機器がHDMIケーブルを介して相互に接続された状態にも関わらず、HDMI出力機器が+5Vを出力できなければ、以降のHDMI伝送シーケンスを実行することはできない。 従って、適応的に+5V出力を停止する場合、HDMI端子の接続状態を正しく認識できなければ、不適切な+5V出力停止処理によってHDMI出力不具合が発生する。

    以上より、解決しようとする問題点は、HDMI出力端子のような定電圧源端子を含む映像音声伝送インタフェースを有するポータブル機器における、消費電力の低減及び安全性の確保と伝送インタフェース機能に関する不具合の回避との両立を実現することである。

    本発明の映像出力装置は、外部機器に接続し、前記外部機器に映像信号を出力する映像出力装置であって、前記映像信号を出力する映像信号出力手段と、直流定電圧を出力する直流定電圧出力手段と、前記直流定電圧出力手段からの前記直流定電圧出力のオン/オフ切り替えを制御する直流定電圧出力制御スイッチと、前記外部機器を制御する接続機器制御手段と、前記接続機器制御手段を介した信号の有/無により、前記直流定電圧出力制御スイッチの制御を行う制御手段とを有する。

    本発明は、映像音声伝送インタフェースと機能的に独立な機器制御信号を利用して接続対象機器の有無を確認することで、直流定電圧入力の検知をトリガとして上記映像音声伝送インタフェースをスタンバイ状態から通常動作に遷移するような構成の機器、あるいは入力として選択されていない端子の上記映像音声伝送インタフェースを非アクティブとするような構成の機器との接続においても接続状態を正しく認識することが可能となる。 すなわち、上記映像音声伝送インタフェースの構成に依存することなく入力機器の接続の有無を確認することによって適応的な直流定電圧出力制御が可能となり、消費電力の低減及び安全性の確保を図ることができる、という利点がある。

    本発明の映像出力装置は、外部機器に接続し、前記外部機器に映像信号を出力する映像出力装置であって、前記映像信号を出力する映像信号出力手段と、直流定電圧を出力する直流定電圧出力手段と、前記直流定電圧出力手段からの前記直流定電圧出力のオン/オフ切り替えを制御する直流定電圧出力制御スイッチと、前記外部機器を制御する接続機器制御手段と、前記接続機器制御手段を介した信号の有/無により、前記直流定電圧出力制御スイッチの制御を行う制御手段とを有することにより、接続機器制御手段を介した信号をモニタすることで、接続状態を認識することができ、直流定電圧の出力制御が可能となり、消費電力の低減及び安全性の確保を図ることができる。

    上記の構成にかかる映像出力装置において、前記制御手段は、前記接続機器制御手段を介して発行したコマンドに対する応答の有/無により、前記直流定電圧出力制御スイッチの制御を行うとしてもよい。

    また、上記の構成にかかる映像出力装置において、前記接続機器制御手段を介して接続された機器が、前記接続機器制御手段を介した機器接続ツリー上のルート機器であるとしてもよい。

    本発明の映像出力装置は、外部機器に接続し、前記外部機器に映像信号を出力する映像出力装置であって、前記映像信号を出力する映像信号出力手段と、直流定電圧を出力する直流定電圧出力手段と、前記直流定電圧出力手段からの前記直流定電圧出力のオン/オフ切り替えを制御する直流定電圧出力制御スイッチと、ユーザ操作のためのユーザインタフェースと、前記ユーザインタフェース操作により、前記直流定電圧出力制御スイッチの制御を行う制御手段とを有することにより、ユーザ設定による直流定電圧の出力制御が可能となり、消費電力の低減及び安全性の確保を図ることができる。

    上記の構成にかかる映像出力装置において、前記外部機器と通信し、前記外部機器がサポートする映像信号フォーマットを取得するデータ通信チャンネルと、前記外部機器が、前記直流定電圧を検知し、かつ前記映像信号フォーマットを取得すべき状態に遷移したことを通知する接続検知信号を、前記外部機器より受信する接続検知信号入力手段とを有し、
    前記制御手段は、前記接続検知信号入力手段に前記接続検知信号が入力されている間は、前記ユーザインタフェース操作による、前記直流定電圧出力制御スイッチの制御を行わないとしてもよい。

    上記の構成にかかる映像出力装置において、前記ユーザインタフェースが、前記直流定電圧出力手段からの前記直流定電圧出力を常時オンとする設定を有するとしてもよい。

    上記の構成にかかる映像出力装置において、ユーザが前記常時オンとする設定を選択した時は、前記ユーザインタフェースを介して警告を発するとしてもよい。

    本発明の映像出力装置は、外部機器に接続し、前記外部機器に映像信号を出力する映像出力装置であって、前記映像信号を出力する映像信号出力手段と、直流定電圧を出力する直流定電圧出力手段と、前記直流定電圧出力手段からの前記直流定電圧出力のオン/オフ切り替えを制御する直流定電圧出力制御スイッチと、装置の駆動源たるバッテリ入力手段と、外部電源入力手段と、前記バッテリ入力手段及び前記外部電源入力手段への電源入力状態を検知する電源入力検知手段と、前記電源入力検知手段が前記外部電源入力手段への電源入力を検知している間は、前記直流定電圧出力制御スイッチによる前記直流定電圧出力をオンとする制御手段とを有することにより、バッテリの接続/入力状態による直流定電圧の出力制御が可能となり、消費電力の低減及び安全性の確保を図ることができる。

    上記の構成にかかる映像出力装置において、ユーザ操作のためのユーザインタフェースを有し、前記直流定電圧出力がオンである間、もしくは前記直流定電圧出力がオフからオン、もしくはオンからオフに遷移した際に、前記ユーザインタフェースを介して警告を発するとしてもよい。

    本発明の映像出力装置は、外部機器に接続し、前記外部機器に映像信号を出力する映像出力装置であって、前記映像信号を出力する映像信号出力手段と、直流定電圧を出力する直流定電圧出力手段と、前記直流定電圧出力手段からの前記直流定電圧出力のオン/オフ切り替えを制御する直流定電圧出力制御スイッチと、前記外部機器と通信し、前記外部機器がサポートする映像信号フォーマットを取得するデータ通信チャンネルと、前記外部機器が、前記直流定電圧を検知し、かつ前記映像信号フォーマットを取得すべき状態に遷移したことを通知する接続検知信号を、前記外部機器より受信する接続検知信号入力手段と、前記映像信号出力手段と前記直流定電圧出力手段と前記データ通信チャンネルと前記接続検知信号入力手段とが一体化されたコネクタと、前記コネクタに対する接続ケーブルの物理的接続の有/無を検知する物理的ケーブル接続検知手段と、前記物理的ケーブル接続検知手段が前記接続ケーブルの物理的接続を検知している間は、前記直流定電圧出力制御スイッチによる前記直流定電圧出力をオンとする制御部とを有することにより、物理的ケーブル接続状態の検知による直流定電圧の出力制御が可能となり、消費電力の低減及び安全性の確保を図ることができる。

    上記の構成にかかる映像出力装置において、ユーザ操作のためのユーザインタフェースを有し、前記物理的ケーブル接続検知手段が前記接続ケーブルの物理的接続を検知している間、もしくは前記物理的ケーブル接続検知手段が前記接続ケーブルの装着を検知した際、もしくは前記物理的ケーブル接続検知手段が前記接続ケーブルの排出を検知した際に、前記ユーザインタフェースを介して警告を発するとしてもよい。

    上記の構成にかかる映像出力装置において、前記映像信号出力手段は、HDMI(ハイ−ディフィニション・マルチメディア・インタフェース)規格、もしくはDVI(デジタル・ヴィジュアル・インタフェース)規格のTMDS(トランジション・ミニマイズド・ディファレンシャル・シグナリング)出力であり、前記直流定電圧出力手段は、+5V電源出力であり、前記データ通信チャンネルは、DDC(ディスプレイ・データ・チャンネル)であり、前記接続検知信号入力手段は、HPD(ホット・プラグ・ディテクト)入力であるとしてもよい。

    上記の構成にかかる映像出力装置において、前記接続機器制御手段が、HDMI(ハイ−ディフィニション・マルチメディア・インタフェース)規格のCEC(コンシューマ・エレクトロニクス・コントロール)ラインであるとしてもよい。

    上記の構成にかかる映像出力装置において、前記機器接続ツリー上のルート機器が、HDMI(ハイ−ディフィニション・マルチメディア・インタフェース)規格のCEC(コンシューマ・エレクトロニクス・コントロール)接続ツリー上のCEC対応テレビ、もしくは前記CEC対応テレビに相当する機能を有するシンク機器であるとしてもよい。

    以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。

    (実施の形態1)
    図1は、本発明の実施の形態1における映像出力装置のシステム構成を示すブロック図である。

    図1において、本システム、すなわち映像出力装置100は、デジタル映像出力手段101、デジタル音声出力手段102を有し、デジタル映像出力手段101からEIA/CEA−861Bフォーマットデータ103、デジタル音声出力手段102からIEC60958フォーマットデータ104をそれぞれ出力する。 EIA/CEA−861Bフォーマットデータ103、及びIEC60958フォーマットデータ104はTMDS回路105に入力される。 TMDS回路105はAV入力I/F106、TMDSトランスミッタ107より構成されており、AV入力I/F106に入力されたEIA/CEA−861Bフォーマットデータ103、IEC60958フォーマットデータ104はフォーマット変換処理されてTMDSトランスミッタ107に送られる。 TMDSトランスミッタ107でエンコード処理、及びシリアル化処理された後、TMDSトランスミッタ107のTMDS差動ドライバを介してTMDS信号108が出力される。

    HDMIシンク機器がサポートするビデオ/オーディオフォーマット等が記述されたE−EDIDデータの取得、及びHDMI出力制御に関してのシンク機器との通信は、I2Cコントローラ109を介して接続されたDDCバス110上で行われる。

    シンク機器への+5V出力111は定電圧出力手段112から供給される。 +5V出力111は、オン/オフ制御のため、制御スイッチ113を介して出力される。

    シンク機器からのHPD信号114、HDMI接続機器間の操作系制御を司るCEC信号115、及び制御スイッチ113の制御信号はI/Oポート116を介して制御される。 HPD信号114はI/Oポート116の入力ポートに、制御スイッチ113の制御信号はI/Oポート116の出力ポートに、CEC信号115はI/Oポート116の入出力(双方向)ポートにそれぞれ接続される。

    TMDS信号108、DDCバス110、+5V出力111、HPD信号114、CEC信号115はHDMIレセプタクル117に接続される。 システム全体の制御はCPU118とメモリ119を有するシステムコントローラ120がCPUバス121を介して行う。

    HDMIレセプタクル117には着脱可能なHDMIケーブル122が装着されており、HDMIケーブル122の他方の端子はCEC対応HDMIシンク機器123のHDMIレセプタクル124に同じく着脱可能な形態において装着されている。

    以下、本発明の実施の形態1において、ユーザ操作によってHDMIケーブル122の接続状態が変化する場合の動作について説明する。 図2は本発明の実施の形態1におけるシステムの動作を示すシーケンス図である。 図2において、ソース機器は本システムであり、接続対象となるCEC対応HDMIシンク機器123はCEC対応TVである。

    本システムは、CEC対応HDMIシンク機器123の接続状態を確認するために、CEC信号115、I/Oポート116を制御し、一定の周期で、CEC対応HDMIシンク機器123を宛先として<Polling Message>CECコマンドを発行する。 図2の初期状態において、HDMIケーブル122は非接続であるので、本システムからの<Polling Message>CECコマンドに対してCEC対応HDMIシンク機器123が応答することはない。 すなわち、<Polling Message>CECコマンドに対するACK応答がないという結果によって、本システムのシステムコントローラ120はHDMI非接続状態であると判定し、制御スイッチ113、I/Oポート116を制御して定電圧出力手段112の+5V出力111への出力をオフする。

    次に、ユーザ操作によってHDMIケーブル122が接続された時の動作について説明する。 HDMIケーブル122が接続されることにより、本システムより周期的に発行している<Polling Message>CECコマンドに対して、CEC対応HDMIシンク機器123はACK応答を返す。 本システムのシステムコントローラ120はCEC信号115、I/Oポート116を介してCEC対応HDMIシンク機器123のACK応答を検知し、HDMI接続状態に遷移したと判定する。 そして、制御スイッチ113、I/Oポート116を制御して定電圧出力手段112の+5V出力111への出力をオンする。

    CEC対応HDMIシンク機器123は本システムから出力された+5Vを検知すると、E−EDID情報の設定を行い、E−EDID情報が読み出し可能になった時点で、本システムにHPD信号をアサートする。 この時、CEC対応HDMIシンク機器123から本システムにアサートされるHPD信号は、+5V出力111を入力とするリターン信号として生成される。

    本システムのシステムコントローラ120は、HPD信号114、I/Oポート116を介して、HPD信号が“H”に遷移したことを検知する。 そして、HPD信号のアサートを受けて、CEC対応HDMIシンク機器123のE−EDID情報を読み出し可能な状態に遷移したことを認識し、I2Cコントローラ109、DDCバス110を介してCEC対応HDMIシンク機器123のE−EDID情報を読み出す。

    本システムのシステムコントローラ120は、CEC対応HDMIシンク機器123のE−EDID情報から、CEC対応HDMIシンク機器123がサポートする映像フォーマット、音声フォーマットを認識し、CEC対応HDMIシンク機器123がサポートするフォーマットに基づいて、デジタル映像出力手段101、デジタル音声出力手段102、TMDS回路105の設定を行う。 設定が完了すると、TMDS信号108が出力され、CEC対応HDMIシンク機器123は出画/出音を開始する。

    そして、この間も並行して、本システムのシステムコントローラ120は、CEC対応HDMIシンク機器123に対する<Polling Message>CECコマンドを周期的に発行することによって、HDMI接続状態の確認を継続する。

    さらに、上記の出画/出音状態において、ユーザ操作によってHDMIケーブル122が抜かれた時の動作について説明する。 HDMIケーブル122が排出されることによって、CEC対応HDMIシンク機器123は出画/出音を終了してHPD信号を“L”に遷移させる。 本システムのシステムコントローラ120も、HPD信号114、I/Oポート116を介して、HPD信号が“L”に遷移したことを検知すると、デジタル映像出力手段101、デジタル音声出力手段102、TMDS回路105を制御してTMDS信号108の出力を停止する。

    ここで、本システムのシステムコントローラ120は、CEC対応HDMIシンク機器123に対する<Polling Message>CECコマンドを周期的に発行している。 HDMIケーブル122の排出後は、<Polling Message>CECコマンドに対するCEC対応HDMIシンク機器123からのACK応答がなくなることから、本システムのシステムコントローラ120はHDMI非接続状態に遷移したことを認識し、制御スイッチ113、I/Oポート116を制御して定電圧出力手段112の+5V出力111への出力をオフする。

    このように、発行したCECコマンドに対する応答の有/無に基づいて、HDMI接続状態を認識することにより、適応的な+5V出力制御が可能となり、HDMI出力機能に関する不具合を回避しつつ消費電力の低減及び安全性の確保を図ることができる。

    (実施の形態2)
    次に、本発明の実施の形態2における、本システムの動作について説明する。 本発明の実施の形態2における、本システム、すなわち映像出力装置100の構成は本発明の実施の形態1と同一であり、説明を省略する。

    図3は、本発明の実施の形態2における、HDMI機器の接続形態を示す図である。 図3において、本システム、すなわち、すなわち映像出力装置100は、HDMIケーブル122を介してCEC対応HDMIシンク機器123と接続されている。 また、CEC対応HDMIシンク機器123の他方のHDMI入力は、HDMIケーブル126を介してCEC対応HDMIリピータ機器139のHDMI出力に接続されており、CEC対応HDMIリピータ機器139のHDMI入力は、HDMIケーブル127を介してCEC対応HDMIソース機器125のHDMI出力に接続されている。

    図3に示す接続形態において、ユーザ操作によってHDMIケーブル122の接続状態が変化した場合の動作について以下に示す。 図4は、本発明の実施の形態2におけるシステムの動作を示すシーケンス図である。 +5V出力〜HPDアサート〜DDC通信〜TMDS出力〜TMDS出力停止〜+5V出力停止に関する一連の処理は本発明の実施の形態1と同一であり、説明は省略する。 ここでは、本発明の実施の形態2における、+5V出力制御処理に着目して説明する。

    図4において、HDMIケーブル122が非接続の状態においては、本システムのCEC信号115には一切の通信データが流れない。 本システムのシステムコントローラ120は、I/Oポート116を介してCEC信号115の状態をモニタすることにより、通信データが一切流れていないことを認識する。 CEC信号115のモニタ結果に基づき、本システムのシステムコントローラ120は、HDMI非接続状態であると判定し、制御スイッチ113、I/Oポート116を制御して定電圧出力手段112の+5V出力111への出力をオフする。

    ユーザ操作によって、HDMIケーブル122が接続状態に遷移すると、CEC信号が導通するため、本システムのCEC信号115にCEC通信データのトラフィックが発生する。 つまり、CEC信号はHDMI接続機器間を全て一本の信号線で結ぶシリアルバスであり、HDMIトポロジ上に自機器が接続されている間は、自機器宛ではない通信を含め、全てのCEC通信をモニタすることができる。

    従って、本システムのシステムコントローラ120は、I/Oポート116を介してCEC信号115の状態をモニタすることにより、CEC通信データのトラフィックを認識する。 この結果、本システムのシステムコントローラ120は、HDMI接続状態に遷移したと判定し、制御スイッチ113、I/Oポート116を制御して定電圧出力手段112の+5V出力111への出力をオンする。

    その後、ユーザ操作によって、HDMIケーブル122が、再度非接続状態に遷移すると、CEC信号115の通信データが途絶えることから、本システムのシステムコントローラ120は、HDMI非接続状態に遷移したと判定し、制御スイッチ113、I/Oポート116を制御して定電圧出力手段112の+5V出力111への出力をオフする。

    このように、CEC信号のモニタ結果に基づき、HDMI接続状態を認識することにより、適応的な+5V出力制御が可能となり、HDMI出力機能に関する不具合を回避しつつ消費電力の低減及び安全性の確保を図ることができる。

    (実施の形態3)
    次に、本発明の実施の形態3における、本システムの動作について説明する。 図5は、本発明の実施の形態3における、本システム、すなわち映像出力装置128の構成を示すブロック図であり、ユーザI/F129を有する点を除き、本発明の実施の形態1の映像出力装置100と同一であり、同一の構成要素に関しては同一の番号を付与し、説明を省略する。

    図6は、本発明の実施の形態3における、ユーザインタフェース表示の一例である。 ここでは、「HDMI+5V出力設定」メニューとして、「自動制御」と「常時オン」のいずれかの設定値が選択できる構成になっている。 左右のカーソルキーを操作して、フォーカスを移動し、決定キーを押下すると、フォーカスが当たっている設定値が有効となり、網掛け表示に切り替わる。 図6では、「常時オン」が有効な設定値であり、「自動制御」にフォーカスが当たっている状態を示している。 これら一連のGUI表示、キー入力、及び有効な設定値の取得、保存処理は、ユーザI/F129、システムコントローラ120によって制御される。

    図7は、本発明の実施の形態3におけるシステムの動作を示すシーケンス図である。 ここでは、HDMIケーブルの接続状態の検知手段として、本発明の実施の形態1と同じくCEC対応HDMIシンク機器123に対する<Polling Message>CECコマンドのACK応答を確認する方法を用いている。

    本発明の実施の形態3においては、本システムのシステムコントローラ120が、「HDMI+5V出力設定」メニューの設定値をモニタしており、設定値が「常時オン」に変化すると、HDMIケーブル122の接続状態によらず、制御スイッチ113、I/Oポート116を制御して定電圧出力手段112の+5V出力111への出力をオンする。

    その後、ユーザ操作によるケーブル挿入、排出動作が行われると、CEC対応HDMIシンク機器123に対する<Polling Message>CECコマンドのACK応答が変化するため、本システムのシステムコントローラ120は、HDMIケーブル122の接続状態の変化を認識する。 しかしながら、本発明の実施の形態3においては、「HDMI+5V出力設定」メニューの設定値が「常時オン」であることから、HDMIケーブル122の接続状態の変化によらず、+5V出力111への出力はオン状態を維持する。

    そして、「HDMI+5V出力設定」メニューの設定値が「自動制御」に変化すると、本システムのシステムコントローラ120は、HDMIケーブル122の接続状態に応じて、制御スイッチ113、I/Oポート116を制御して定電圧出力手段112の+5V出力111のオン/オフ設定を行う。 今回は、HDMI非接続状態であり、オフ設定を行う。

    一方、本発明の実施の形態3における「HDMI+5V出力設定」メニュー設定値「自動制御」時のシステム動作は、本発明の実施の形態1におけるシステム動作と同一である。 従って、「HDMI+5V出力設定」メニュー設定値「自動制御」時のシステム動作の説明は省略する。

    このように、ユーザ設定と発行したCECコマンドに対する応答の有/無により認識したHDMI接続状態とに基づいて、適応的な+5V出力制御が可能となり、HDMI出力機能に関する不具合を回避しつつ消費電力の低減及び安全性の確保を図ることができる。

    ところで、HDMI通信中に「HDMI+5V出力設定」メニューの操作を許すことは、システムの操作体系として好ましくない形態であると言える。 つまり、HDMI通信中である以上、+5V出力は必ずオンでなければならず、「HDMI+5V出力設定」メニュー操作を行うべきではない。 従って、本発明の実施の形態3では、HPD“H”の区間において「HDMI+5V出力設定」メニューが表示されないように、システムコントローラ120において制御を行う。 また、本発明の実施の形態3では、+5V出力が「常時オン」状態である間、もしくは、「常時オン」への状態遷移が発生した際には、ユーザに明示的に通知すべく、ユーザI/F129を介して、状態、もしくは状態遷移の表示処理を行う。

    (実施の形態4)
    次に、本発明の実施の形態4における、本システムの動作について説明する。 図8は、本発明の実施の形態4における、本システム、すなわち映像出力装置130の構成を示すブロック図であり、DCバッテリ端子132へのDCバッテリ134の接続/入力状態、及びACアダプタ端子133へのACアダプタ135の接続/入力状態を検知する電源入力検知手段131を有する。 電源入力検知手段131の検知信号はI/Oポート116に入力されており、本システムのシステムコントローラ120は、I/Oポート116を介してDCバッテリ134及びACアダプタ135の接続/入力状態をモニタする。 なお、ACアダプタ135の電源は、AC電源136より供給されている。 その他のブロックの構成は、本発明の実施の形態1の映像出力装置100と同一であり、説明を省略する。

    図9は、本発明の実施の形態4におけるシステムの動作を示すシーケンス図である。 ここでは、HDMIケーブルの接続状態の検知手段として、本発明の実施の形態1と同じくCEC対応HDMIシンク機器123に対する<Polling Message>CECコマンドのACK応答を確認する方法を用いている。

    本発明の実施の形態4においては、電源入力検知手段131を用いてDCバッテリ端子132へのDCバッテリ134の接続/入力状態、及びACアダプタ端子133へのACアダプタ135の接続/入力状態を検知しており、ACアダプタ端子133へのACアダプタ135の接続/入力を検知した時点で、HDMIケーブル122の接続状態によらず、制御スイッチ113、I/Oポート116を制御して定電圧出力手段112の+5V出力111への出力をオンする。

    その後、ユーザ操作によるケーブル挿入、排出動作が行われると、CEC対応HDMIシンク機器123に対する<Polling Message>CECコマンドのACK応答が変化するため、本システムのシステムコントローラ120は、HDMIケーブル122の接続状態の変化を認識する。 しかしながら、本発明の実施の形態4においては、電源入力検知手段131がACアダプタ端子133へのACアダプタ135の接続/入力を検知した状態であることから、HDMIケーブル122の接続状態の変化によらず、+5V出力111への出力はオン状態を維持する。

    そして、ユーザ操作によってACアダプタ135が排出されると、電源入力検知手段131のACアダプタ端子133へのACアダプタ135の接続/入力状態が非検知状態に変化するため、本システムのシステムコントローラ120は、HDMIケーブル122の接続状態に応じて、制御スイッチ113、I/Oポート116を制御して定電圧出力手段112の+5V出力111のオン/オフ設定を行う。 このときはHDMI非接続状態であるので、オフ設定を行う。

    このように、バッテリの接続/入力状態に基づいて、適応的な+5V出力制御が可能となり、HDMI出力機能に関する不具合を回避しつつ消費電力の低減及び安全性の確保を図ることができる。

    (実施の形態5)
    次に、本発明の実施の形態5における、本システムの動作について説明する。 図10は、本発明の実施の形態5における、本システム、すなわち映像出力装置137の構成を示すブロック図であり、HDMIレセプタクル117へのHDMIケーブル122の物理的接続状態を検知する物理的ケーブル接続検知手段138を有する。 物理的ケーブル接続検知手段138の検知信号はI/Oポート116に入力されており、本システムのシステムコントローラ120は、I/Oポート116を介してHDMIレセプタクル117へのHDMIケーブル122の物理的接続状態をモニタする。 その他のブロックの構成は、本発明の実施の形態1の映像出力装置100と同一であり、説明を省略する。

    図11は、本発明の実施の形態5におけるシステムの動作を示すシーケンス図である。 ここでは、HDMIケーブルの電気的接続状態の検知手段として、本発明の実施の形態1と同じくCEC対応HDMIシンク機器123に対する<Polling Message>CECコマンドのACK応答を確認する方法を用いている。

    図11において、HDMIケーブル122の一方の端子だけがHDMIレセプタクル117に接続された場合を考える。 このとき、HDMIの電気的接続は確立していないので、CEC対応HDMIシンク機器123に対する<Polling Message>CECコマンドのACK応答はない。 従って、本システムのシステムコントローラ120は、HDMIの電気的接続状態は非接続状態であると判断する。

    しかしながら、HDMIレセプタクル117にHDMIケーブル122が接続されているため、物理的ケーブル接続検知手段138の検知信号がI/Oポート116に入力される。 本発明の実施の形態5においては、本システムのシステムコントローラ120は、物理的ケーブル接続検知手段138がHDMIレセプタクル117へのHDMIケーブル122の物理的接続を検知した時点でHDMIの電気的接続状態によらず、制御スイッチ113、I/Oポート116を制御して定電圧出力手段112の+5V出力111への出力をオンする。

    その後、ユーザ操作によって、CEC対応HDMIシンク機器123側へのHDMIケーブル122の挿入、排出動作が行われると、CEC対応HDMIシンク機器123に対する<Polling Message>CECコマンドのACK応答が変化するため、本システムのシステムコントローラ120は、HDMIケーブル122の電気的接続状態の変化を認識する。 しかしながら、本発明の実施の形態5においては、物理的ケーブル接続検知手段138がHDMIレセプタクル117へのHDMIケーブル122の物理的接続を検知した状態であることから、HDMIケーブル122の電気的接続状態の変化によらず、+5V出力111への出力はオン状態を維持する。

    そして、ユーザ操作によってHDMIレセプタクル117からHDMIケーブル122が排出されると、物理的ケーブル接続検知手段138の接続検知状態が非検知状態に変化するため、本システムのシステムコントローラ120は、制御スイッチ113、I/Oポート116を制御して定電圧出力手段112の+5V出力111のオフ設定を行う。

    このように、物理的ケーブル接続状態を検知することで、適応的な+5V出力制御が可能となり、HDMI出力機能に関する不具合を回避しつつ消費電力の低減及び安全性の確保を図ることができる。

    なお、本発明の実施の形態3〜5において、HDMIケーブルの電気的接続状態を検知する手段として本発明の実施の形態1において開示した方法、すなわち、CEC対応HDMIシンク機器に対する<Polling Message>CECコマンドのACK応答をモニタする方法を適用したが、これは本発明の実施の形態2において開示した方法、すなわち、CECライン上に流れるCEC通信データのトラフィックの有無をモニタする方法であっても構わない。 さらに、上記以外の電気的接続状態検知手段が用いられていた場合、あるいは電気的接続状態検知を用いない場合においても本発明は有効である。

    また、本発明の実施の形態1〜5はそれぞれ個別の制御手段として開示したが、それぞれの手段を、任意の組み合わせにおいて、同一の装置の中に併せて適用しても、本発明の有効性が損なわれるものではない。

    更に、本発明の実施の形態1、3、4、5はHDMIシンク機器とHDMIソース機器が1台ずつ接続された接続トポロジ、本発明の実施の形態2はHDMIシンク機器が1台、HDMIリピータ機器が1台、HDMIソース機器が2台接続された接続トポロジを有する場合について説明したが、本発明の実施の形態1は、シンク機器がCEC対応機器であれば、それ以外のHDMI機器の接続トポロジは問わない。 また、本発明の実施の形態2は、HDMI接続ツリー上に自システム以外のCEC対応機器が最低1台接続されていれば、同様にそれ以外のHDMI機器の接続トポロジには依存しない。 そして、本発明の実施の形態1においても、<Polling Message>CECコマンドの発行先を可変とすることによって、HDMI接続ツリー上に自システム以外のCEC対応機器が最低1台接続されている条件において本発明を適用することが可能となる。

    また、本発明の実施の形態3、4、5においては、自システム内で+5V出力制御を行うことが可能であり、本発明の有効性とHDMI機器の接続トポロジとは一切無関係である。

    更に、本発明の実施の形態1〜6においては、HDMIを対象として説明したが、HDMIに限らず、対象となるインタフェース機器が本発明の実施の形態に相当する構成要件を満たしていれば、件のインタフェース機器に対しても、本発明の有効性は適用されるべきものである。

    本発明にかかる映像出力装置は、映像音声伝送インタフェースと機能的に独立な機器制御信号を利用して接続対象機器の有無を確認することから、映像音声伝送インタフェースの構成、及び動作状態に依存しない形で、適応的な直流電源出力制御が可能となり、HDMI出力機能を有する宅外ポータブル機器のように、接続互換性を保ちつつ消費電力の低減及び安全性の確保が求められる用途にも適用できる。

    本発明の実施の形態1、2における映像出力装置の構成を示すブロック図

    本発明の実施の形態1における映像出力装置の動作を示すシーケンス図

    本発明の実施の形態2におけるHDMI機器の接続形態を示す図

    本発明の実施の形態2における映像出力装置の動作を示すシーケンス図

    本発明の実施の形態3における映像出力装置の構成を示すブロック図

    本発明の実施の形態3におけるユーザインタフェース表示画面を示す図

    本発明の実施の形態3における映像出力装置の動作を示すシーケンス図

    本発明の実施の形態4における映像出力装置の構成を示すブロック図

    本発明の実施の形態4における映像出力装置の動作を示すシーケンス図

    本発明の実施の形態5における映像出力装置の構成を示すブロック図

    本発明の実施の形態5における映像出力装置の動作を示すシーケンス図

    符号の説明

    100、128、130、137 映像出力装置 101 デジタル映像出力手段 102 デジタル音声出力手段 103 EIA/CEA−861Bフォーマットデータ 104 IEC60958フォーマットデータ 105 TMDS回路 106 AV入力I/F
    107 TMDSトランスミッタ 108 TMDS信号 109 I2Cコントローラ 110 DDCバス 111 +5V出力 112 定電圧出力手段 113 制御スイッチ 114 HPD信号 115 CEC信号 116 I/Oポート 117、124 HDMIレセプタクル 118 CPU
    119 メモリ 120 システムコントローラ 121 CPUバス 122、126、127 HDMIケーブル 123 CEC対応HDMIシンク機器 125 CEC対応HDMIソース機器 129 ユーザI/F
    131 電源入力検知手段 132 DCバッテリ端子 133 ACアダプタ端子 134 DCバッテリ 135 ACアダプタ 136 AC電源 138 物理的ケーブル接続検知手段 139 CEC対応HDMIリピータ機器

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