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Virtual path shaping device

阅读:452发布:2021-08-08

专利汇可以提供Virtual path shaping device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To supress the loss of the virtual path band by reducing the cell delay shake and to make an efficient use of a network by setting the priority order according to the speed and outputting it in the priority order. CONSTITUTION:At the time of setting the virtual channel VC, the average speed of the VC is classified into the high-speed VC and the low-speed VC is registered in a table 12. A part 34 deciding the high-speed VC continuous output number calculates the maximum continuous output number (n) from a high-speed buffer 21. When the cell is inputted to the virtual path VP shaving device, a VC separation part 10 identifies the VC identifier VCI and distributes the high-speed and the low-speed VC cells based on the table 12. Then they are stored in the high-speed and low-speed buffers 21 and 22. A VP shaving control part 30 outputs cells at the prescribed intervals on the VP. Thus, the increase of the maximum waiting delay in the low-speed buffer is suppressed and the VP band loss is suppressed by reducing the delay shake of the high- speed VC.,下面是Virtual path shaping device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 相異なる2種類の優先度を有する複数のバーチャルチャネルが存在するATM転送方式において用いられ、到着するセルの出力を制御してバーチャルパスのセル間隔を再生するバーチャルパスシェーピング装置において、 優先度ごとにバーチャルチャネルのセルを蓄積する複数のバッファと、 到着するセルのバーチャルチャネル識別子を識別して対応するバッファに振り分ける手段と、 優先度の高いバーチャルチャネルのセル出力数を計測する手段と、 前記優先度の高いバーチャルチャネルの最大連続出力数を定めて前記バッファの出力を制御する手段とを備えたことを特徴とするバーチャルパスシェーピング装置。
  • 【請求項2】 セル出力数を計測する手段として高速のバーチャルチャネルの最大連続出力数を計数するカウンタを設け、このカウンタが設定された値に達するまで、
    低速のバーチャルチャネルの出力を抑止する出力制御手段が設けられた請求項1記載のバーチャルパスシェーピング装置。
  • 【請求項3】 高速のバーチャルチャネルの最大連続出力数を計数する第一のカウンタと、低速のバーチャルチャネルの最大連続出力数を計数する第二のカウンタとが設けられ、 前記第一のカウンタの値が設定された値nになるまで、
    高速のバーチルチャネルのセルを蓄積するバッファのセルを優先的に出力し、この第一のカウンタの値がnになると、前記第二のカウンタの値が設定された値mになるまで、低速のバーチャルチャネルのセルを蓄積するバッファのセルを優先的に出力する制御を行う制御手段を備えた 請求項1記載のバーチャルパスシェーピング装置。
  • 【請求項4】 第一のカウンタの値が設定された値nに達せずに高速のバーチャルチャネルのセルを蓄積するバッファにセルがない場合に、低速のバーチャルチャネルのセルを蓄積するバッファのセルを出力し、または空セルを出力し前記第一のカウンタの値をカウントアップする手段を含む請求項3記載のバーチャルパスシェーピング装置。
  • 【請求項5】 第二のカウンタの値が設定された値mに達せずに低速のバーチャルチャネルのセルを蓄積するバッファにセルが蓄積されていない場合に、高速のバーチャルチャネルのセルを蓄積するバッファのセルを出力し、または空セルを出力し第二のカウンタの値をカウントアップする手段を含む請求項4記載のバーチャルパスシェーピング装置。
  • 【請求項6】 相異なる優先度を有する複数のバーチャルチャネルが存在するATM転送方式において用いられ、到来するセルの出力を制御してバーチャルパスのセル間隔を再生するバーチャルパスシェーピング装置において、 優先度ごとにバーチャルチャネルのセルを蓄積する複数のバッファと、 到着するセルのバーチャルチャネル識別子を識別して対応するバッファに振り分ける手段と、 前記優先度ごとのバーチャルチャネルのセル出力数を計測する手段と、 優先度ごとのバーチャルチャネルの最大連続出力数を定めて前記バッファの出力を制御する手段とを備えたことを特徴とするバーチャルパスシェーピング装置。
  • 【請求項7】 相異なる優先度を有する複数のバーチャルチャネルが存在するATM転送方式において用いられ、到着するセルの出力を制御してバーチャルパスのセル間隔を再生するバーチャルパスシェーピング装置において、 優先度ごとにバーチャルチャネルのセルを蓄積する複数のバッファと、 到着するセルのバーチャルチャネル識別子を識別して対応するバッファに振り分ける手段と、 前記優先度ごとのバーチャルチャネルの待ちセル数を計測する手段と、 優先度ごとのバーチャルチャネルの最大待ちセル数を定めて前記バッファの出力を制御する手段とを備えたことを特徴とするバーチャルパスシェーピング装置。
  • 【請求項8】 バーチャルチャネルの速度が速い順に高い優先度を与える請求項6または7記載のバーチャルパスシェーピング装置。
  • 【請求項9】 要求されるセル遅延ゆらぎが小さい順に高い優先度を与える請求項6または7記載のバーチャルパスシェーピング装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、ATM(非同期転送モード)網において、バーチャルパス(以下VPという)、バーチャルチャネル(以下VCという)におけるセル遅延ゆらぎを吸収するためのトラヒック制御装置に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】ATM転送方式では、セルと呼ばれる固定長のパケットを転送する。 ATM網においては、VC
    上のセルは、VPに多重化して転送されるが、ATM転送方式における多重化は非同期で行うため、多重化装置やスイッチ等を経由すると、バッファ内での待ち時間の相違によりセル遅延ゆらぎが発生する。 セル遅延ゆらぎにより間隔の小さくなるセルが発生し、VP上でバーストトラヒックとなり、網資源の使用効率が低下する。

    【0003】この問題を解決する手段としてバーチャルパスシェーピング装置(以下VPシェーピング装置という)が提案されている。 この従来のVPシェーピング装置の概要を図10を用いて説明する。

    【0004】この図10で、#1、#2、#3はセルを表し、セルは図の左から右へ進行するものとする。 この図10で、符号1はVPシェーピング装置を示し、このVPシェーピング装置1は、セルを蓄積するバッファ2
    と、このバッファ2からのセル出タイミングを制御するセル出力制御部3を備える。 符号4はVP多重装置であり、到来するVCを多重化してVPとしてVPシェーピング装置1に入力する。

    【0005】このVPシェーピング装置1の動作を説明する。

    【0006】VP多重装置4で多重化されたセルは、#
    1、#2、#3の順序で、VPシェーピング装置1に到着し、バッファ2に格納される。 セル出力制御部3があらかじめ定めた一定間隔でバッファ2からセルを読み出すことにより、セルをVP上で一定間隔になるように制御する。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、このVPシェーピング装置1では、VP上のセル間隔があらかじめ定めた特定値より小さいセルに、相対的に大きな遅延を与えることによって、セル間隔を一定にするために、個々のVCに着目した場合、VCのセル遅延ゆらぎが大きくなる可能性がある。

    【0008】このVPシェーピング装置によるVCの遅延ゆらぎの増加の事例を図11を用いて説明する。 この図11で、符号1はVPシェーピング装置であり、符号2はVP多重装置を示す。 セルは上向きの矢印で示し、
    図の左から右に移動するものとして説明する。

    【0009】VC1とVC2のセルはそれぞれ一定のセル間隔T 0でVP多重装置2に到着する。 しかし、VP
    多重装置2内での待ち合わせにより、セル遅延ゆらぎ(CDV)が生じ、VC1のセル間隔は例えばT 0 +C
    DV 1 、VC2のセル間隔はT 0 −CDV 2となる。 V
    Pシェーピング装置1では、VP上のセル間隔に基づき間隔を大きくするため、この場合VC1の局所的なセル間隔はT 0 +CDV 1 ′(CDV 1 <CDV 1 ′)と大きくなり、VC2の局所的なセル間隔はT 0 −CD
    2 ′(CDV 2 <CDV 2 ′)と小さくなる場合がある。

    【0010】このように、従来のVPシェーピング装置では、個々のVCに着目した場合、VCのセル遅延ゆらぎは増加する可能性がある。 特に高速VCは、同一の大きさの遅延でも、平均セル間隔に対する相対的な割合が大きくなるため、網資源の使用率に大きな影響を与えることになる。 図12は、155MbpsのVPシェーピングによる帯域の損失をVPの負荷を一定として計算した結果である。 64KbpsのVCは数100セルのセル遅延ゆらぎを受けても、セル遅延ゆらぎがない場合に比べて帯域の使用率がほとんど低下しないが、1.5M
    bpsのVCはセル遅延ゆらぎが50セルを越えると帯域の使用率が半分以下となる。

    【0011】このように遅延ゆらぎを受けた高速VC
    は、網資源の使用効率に与える影響が大きい。

    【0012】本発明の目的は、VPシェーピングが原因で生ずる高速VCのセル遅延ゆらぎを減少させることにより、VPの帯域損失を抑制し、網資源の効率的な利用を可能とするVPシェーピング装置を提供することにある。

    【0013】本発明の他の目的は、高い優先度のVCのセルを優先して連続的に出力してセル遅延ゆらぎを減少させることにより、小さいセル遅延ゆらぎに対するVC
    に対する有効なトラヒック制御を行うことができるVP
    シェーピング装置を提供することにある。

    【0014】

    【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点は、
    相異なる2種類の優先度を有する複数のバーチャルチャネルが存在するATM転送方式において用いられ、到着するセルの出力を制御してバーチャルパスのセル間隔を再生するバーチャルパスシェーピング装置において、優先度ごとにバーチャルチャネルのセルを蓄積する複数のバッファと、到着するセルのバーチャルチャネル識別子を識別して対応するバッファに振り分ける手段と、優先度の高いバーチャルチャネルのセル出力数を計測する手段と、前記優先度の高いバーチャルチャネルの最大連続出力数を定めて前記バッファの出力を制御する手段とを備えたことを特徴とする。 この構成により優先度の高いバーチャルチャネルのセルを連続して出力することができるため、優先度の混在するバーチャルチャネルの優先度が異なるものについて、セル遅延ゆらぎを小さくしたバーチャルパスシェーピングが可能となる。

    【0015】また、この第一の観点では、セル出力数を計測する手段として高速のバーチャルチャネルの最大連続出力数を計数するカウンタを設け、このカウンタが設定された値に達するまで、低速のバーチャルチャネルの出力を抑止する出力制御手段が設けられることができる。

    【0016】また、高速のバーチャルチャネルの最大連続出力数を計数する第一のカウンタと、低速のバーチャルチャネルの最大連続出力数を計数する第二のカウンタとが設けられ、前記第一のカウンタの値が設定された値nになるまで、高速のバーチルチャネルのセルを蓄積するバッファのセルを優先的に出力し、この第一のカウンタの値がnになると、前記第二のカウンタの値が設定された値mになるまで、低速のバーチャルチャネルのセルを蓄積するバッファのセルを優先的に出力する制御を行う制御手段を備えることができる。

    【0017】また、第一のカウンタの値が設定された値nに達せずに高速のバーチャルチャネルのセルを蓄積するバッファにセルがない場合に、低速のバーチャルチャネルのセルの蓄積するバッファのセルを出力し、または空セルを出力し前記第一のカウンタの値をカウントアップする手段を含むことができる。

    【0018】また、第二のカウンタの値が設定された値mに達せずに低速のバーチャルチャネルのセルを蓄積するバッファにセルが格納されていない場合に、高速のバーチャルチャネルのセルを蓄積するバッファのセルを出力し、または空セルを出力し第二のカウンタの値をカウントアップする手段を含むことができる。

    【0019】これらの構成により、優先出力期間中の他の優先度のバーチャルチャネルのセルの待ち合わせ遅延を小さくできる。

    【0020】本発明の第二の観点は、上記第一の観点を一般化して、優先度に対応して複数m個のクラス分けを行うもので、優先度ごとにバーチャルチャネルのセルを蓄積する複数のバッファと、到着するセルのバーチャルチャネル識別子を識別して対応するバッファに振り分ける手段と、前記優先度ごとのバーチャルチャネルのセル出力数を計測する手段と、優先度ごとのバーチャルチャネルの最大連続出力数を定めて前記バッファの出力を制御する手段とを備えたことを特徴とする。

    【0021】本発明の第三の観点は、優先度ごとのバッファからの出力制御を待ちセル数に基づいて行うもので、優先度ごとにバーチャルチャネルのセルを蓄積する複数のバッファと、到着するセルのバーチャルチャネル識別子を識別して対応するバッファに振り分ける手段と、前記優先度ごとのバーチャルチャネルの待ちセル数を計測する手段と、優先度ごとのバーチャルチャネルの最大待ちセル数を定めて前記バッファの出力を制御する手段とを備えたことを特徴とする。

    【0022】なお、これらの第二および第三の観点の発明は、バーチャルチャネルの速度が速い順に高い優先度を与えることができ、また要求されるセル遅延ゆらぎが小さい順に高い優先度を与えることができる。

    【0023】

    【作用】異なる優先度のVCセルを蓄積してそのセル出力間隔を再生するVPシェーピング装置において、優先度に対応してセル遅延ゆらぎを抑制できる。

    【0024】例えば速度によって優先度が異なるVCセルについては高速VCセルを優先して出力することで、
    VPシェーピングによって高速VCのセル遅延ゆらぎを抑制でき、網資源の使用率を向上させることができる。

    【0025】この場合、優先度ごとに到着するVCセルのVC識別子(VCI)を識別してそれぞれの優先度のバッファに格納しておき、優先度ごとに異なる連続出力数を設定して、優先度の高い順に、バッファに格納されたセルを読み出してそのセル間隔を再生して出力する。
    これにより、高速のVCセルはその優先的に出力できる期間に連続して出力されるから、高速VCのセル遅延ゆらぎを抑制できる。

    【0026】また、優先度ごとにバッファの待ちセル数を設定し、優先度の高い順にバッファに格納されたセルを出力することでも、優先度の高いVCのセル遅延ゆらぎを抑制できる。

    【0027】また、到着するVCについて、高速VCと低速VCとで優先度が異なり、高速VCに高い優先度が与えられて優先的に出力する場合に、高速VCの連続出力セル数を制限することにより、低速VCのセルの出力間隔を維持し、出力競合による低速VCの遅延ゆらぎの増加を小さくすることができる。

    【0028】また、高速VCのセルを優先的に出力する期間と低速VCのセルを優先的に出力する期間を交互に設け、高速VCのセルを優先的に出力する期間を長く設定することにより、高速VCのセル出力を優先し、一方低速VCのセルを優先的に出力する期間により、高速V
    Cのセルを優先的に出力する際に生ずる低速VCのセルの待ち合わせ遅延を小さくすることもできる。

    【0029】上述の優先度によって複数m個の優先度に対応して、m個にクラス分けしてそれぞれのクラスのバッファにVCのセルを蓄積し、その優先度、例えば遅延クラス順にそのクラスの優先度に対応してバッファから読み出すことで、遅延クラスに対応してセル遅延ゆらぎを小さくすることができる。

    【0030】この優先度のクラスごとにバッファにVC
    セルを蓄積してVPシェーピングを行う場合に、優先度ごとに最大連続出力数を設定し、これに基づいて優先度ごとの連続出力数を計測して、優先度の高い順にセルを出力することもできるし、また優先度ごとに最大待ちセル数を設定し、これに基づいて優先度ごとの待ちセル数を計測して優先度の高い順にセルを出力することもできる。

    【0031】

    【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。

    【0032】(第1実施例)図1は、本発明の第一の観点によるVPシェーピング装置の構成を示す図である。
    この図1に示すVPシェーピング装置は、到着するVC
    のVC識別子(以下VCIという)を識別してその識別子に基づいてVCを分離するVC分離部10、VC識別部10で識別された高速VCのセルをまとめて蓄積する高速用バッファ21、低速VCのセルをまとめて蓄積する低速用バッファ22、到着するセルの速度の比率に基づいて設定された高速VCセルの最大出力期間と低速V
    Cセルの最大出力期間の値に基づいて、高速用バッファ21、低速用バッファ22の読み出し制御を行ってVP
    シェーピング制御を行うVPシェーピング制御部30を備える。 なお、高速用バッファ21、低速用バッファ2
    2へのセルの格蓄積、VC分離部10でのVCI識別により、それぞれのバッファへ多重分離部を介して振り分けられ、また、それぞれのバッファからの出力は多重化部を介してVP上に多重化される。

    【0033】ここで、VC識別部10は、到着するVC
    セルの識別子(VCI)を識別して、そのVCの速度を識別するVCI識別部11と、各VCの速度を登録しておくテーブル12とを備える。

    【0034】また、VPシェーピング制御部30は、テーブル12に登録されたVCの速度の比率によって、高速VCの連続出力数、すなわち、高速VCの連続出力期間と低速VCの連続出力期間とを決定する高速VC連続出力数決定部34と、全体の制御を行う中央制御部(C
    PU)31と、設定された高速VC連続出力数により、
    高速用バッファ21からの最大連続出力数nを計数する高速用カウンタ32と、中央制御部31および高速用カウンタ32のカウント数に基づいて高速用バッファ21
    および低速用バッファ22の読み出し制御を行って、セル間隔を再生して出力させる出力許可部33とを備える。

    【0035】ここにおいて、本実施例の特徴として、優先度ごとにバーチャルチャネルのセルを蓄積する複数のバッファとして高速用バッファ21、低速用バッファ2
    2と、到着するセルのバーチャルチャネル識別子を識別して対応するバッファに振り分ける手段であるVC分離部10とをそなえ、VPシェーピング制御部30に、優先度の高いバーチャルチャネルのセル出力数を計測する手段として高速用カウンタ32と、前記優先度の高いバーチャルチャネルの最大連続出力数を定めて前記バッファの出力を制御する手段として出力許可部33、高速V
    C連続出力数決定部34、中央制御部31とを備える。

    【0036】次に本実施例装置の動作を説明する。

    【0037】あらかじめVCを設定する時にVCの平均速度をテーブル12に登録するとともに、高速VCと低速VCとに分類してテーブル12に記憶させておく。 これは例えば1.5Mbps以下は低速VC、これより上の速度は高速VCというように分類するものである。 高速VC連続出力数決定部34は、テーブル12の書き換えを受けて、全高速VCの速度と全低速VCの速度の比率から、高速用バッファ21からの最大連続出力数nを計算する。

    【0038】セルがVPシェーピング装置に到着すると、VC分離部10は、VCI識別部11で、VCI
    (バーチャルチャネル識別子)を識別し、テーブル12
    の記憶内容を基に高速VCのセルと低速VCのセルに振り分け、それぞれ高速用バッファ21と、低速用バッファ22とに蓄積する。 そして、VPシェーピング制御部30がある一定の間隔でセルをVP上に出力するように制御する。

    【0039】このセルの出力制御を図2にフローチャートとして示しVPシェーピング制御部30の動作を説明する。

    【0040】高速用バッファ21にセルが格納されている場合、高速用カウンタ32の値を読み、高速用カウンタ32が最大連続出力数n以下である場合は、出力許可部33が高速用バッファ21に出力許可を出してセルを出力し、高速用カウンタ32の値に「1」を加算する。
    高速用バッファ21にセルが蓄積されていない場合、または高速用カウンタ32の値がnを越えている場合に、
    低速用バッファ22にセルが蓄積されていれば、出力許可部33は低速用バッファ21に出力許可を出し、または低速用バッファ22にセルが蓄積されていなければ空セルを出力し、高速用カウンタ32をリセットする。

    【0041】このようにして、VCシェーピング装置において、高速VCのセルを優先的に出力できる。 このとき高速VCの最大連続出力数nを全高速VCの速度と全低速VCの速度の比率に基づいて定めることで、低速用バッファにおける最大待ち合わせ遅延の増加が抑制できる。

    【0042】(第2実施例)図3に本発明の第2実施例のVPシェーピング装置の構成を示す。 この第2実施例は、高速VCと低速VCとにそれぞれ優先出力期間を設定し、連続出力期間の比率を高速VCと低速VCとの速度の比率の割合に基づいて決定して、それぞれの連続出力数n、mをカウントして、セル出力を制御するところに特徴がある。 すなわち、本第2実施例は、第1実施例に比べると、高速VCの連続出力数nと低速VCの連続出力数mとを決定する優先期間決定部35と、決定された低速VCの連続出力数mをカウントする低速用カウンタ36とが設けられている点が相違する。

    【0043】この第2実施例の動作を説明する。 あらかじめVCの設定時に、VCの平均速度をテーブル12に登録するとともに、例えば1.5Mbps以下は低速V
    Cというように、高速VCと低速VCに分類し、テーブル12に記憶しておく。 またVC優先期間決定部35
    は、テーブル12の書き換えを受けて、全高速VCの速度と全低速VCの速度の比率に基づいて、高速VC優先出力期間(連続出力数)nと低速VC優先出力期間(連続出力数)mを計算する。 セルが、VPシェーピング装置に到着すると、VCI識別部11によってセルのVC
    Iを識別し、テーブル12をもとに高速用バッファ21
    と低速用バッファのどちらかにセルを蓄積し、VPシェーピング制御部30の制御によりある一定の間隔でセルをVP上に出力する。

    【0044】VPシェーピング制御部30の動作例を図4のフローチャートを参照して説明する。

    【0045】この場合、高速VCが低速VCに優先し、
    高速用カウンタ32が高速VC連続出力数n以下の場合には、高速VC優先期間となる。 なお、このとき、低速用カウンタ36のカウント数がmを越えていれば低速用カウンタ36をリセットする。 この高速VC優先期間において、高速用バッファ21にセルが蓄積されていれば、高速用バッファ21に出力許可を出す。 高速用バッファ21にセルが蓄積されていなければ、空セルを出力する。 なお、図4の点線で囲む部分のようにこの高速V
    C優先期間において高速用バッファ21にセルが蓄積されていない場合、低速用バッファ22を調べ、セルが蓄積されていれば低速用バッファ22に出力許可を出し、
    高速用バッファ21、低速用バッファ22のどちらにもセルが蓄積されていなければ空セルを出力することもできる。 その後、いずれの場合も高速用カウンタ32に「1」を加算する。 このように高速VC優先期間でも高速VCが到着していない場合には低速VCセルを出力して高速用バッファを歩進することで、高速VC優先期間内の低速VCセルの待ち合わせ遅延を小さくできる。

    【0046】次に高速用カウンタ32の値がnを越えている場合は、低速用カウンタ36を調べm以下の場合であれば、低速優先期間となる。 このとき低速用バッファ22にセルが蓄積されていれば、低速用バッファ22に出力許可を出し、低速用バッファ22にセルがなければ空セルを出力する。 なお、図4の点線で囲む部分のように低速用バッファ22にセルが蓄積されていなければ、
    高速用バッファ21を調べ、セルが蓄積されていれば高速用バッファ21に出力許可を出し、低速用バッファ2
    2、高速用バッファ21のどちらにもセルが蓄積されていなければ空セルを出力することもできる。 その後、いずれの場合も低速用カウンタ36に「1」を加算する。
    この場合、低速優先期間でも低速VCが到着しなければ高速VCを出力して低速用カウンタを歩進することができるため、低速VC優先期間内での高速VCの待ち合わせ遅延を小さくできる。

    【0047】なお、高速VC優先期間を低速VCに対する高速VCの速度比よりも大きく設定することにより、
    高速VCのセルを優先的に出力することも可能である。
    この場合にも低速VC優先期間を定めていることにより、低速VCの待ち合わせ遅延を小さくすることができる。

    【0048】なお、上述の第1実施例および第2実施例では、VC分離部10において、高速VCと低速VCをそれぞれのバッファに振り分ける動作で説明したが、優先順位の決め方は、セル遅延ゆらぎの増加を許容しないVCとセル遅延ゆらぎの増加を許容するVCという振り分け方式も可能である。

    【0049】(第3実施例)次に第3実施例を図5ないし図9に基づいて説明する。

    【0050】この第3実施例は、VCの優先度ごとにクラス分けを行ってそれぞれのクラス用のバッファに到着したセルを蓄積し、出力制御を行う一例であり、その優先度として遅延の許容量ごとに遅延クラスを設けたものである。

    【0051】図5において、VC分離部10は、VCI
    識別部と、VCごとに遅延クラスを登録しておく遅延クラス記憶メモリ13とを備える。 またセルを蓄積するバッファは、遅延クラスごとにm個設けられ、遅延の許容値の小さい順に遅延クラス番号i(1≦i≦m)を付与されている。 VPシェーピング制御部30は遅延クラスの小さいセルを優先的に出力するように上記m個のバッファを制御する。

    【0052】この図5のVPシェーピング装置の動作を説明すると、セルがVPシェーピング装置に到着すると、VCI識別部11によりVCIを識別し、遅延クラス記憶メモリ13を参照して、遅延クラス別に設けられたバッファ(クラス1用〜クラスm用)に蓄積する。 このバッファに蓄積されたセルはVPシェーピング制御部30によりある一定の間隔でVP上に出力される。

    【0053】この図5に示したVPシェーピング制御の第1の例を示すVPシェーピング制御部30の構成を図6に、その動作例を図7にフローチャートを示して説明する。 この例は、遅延クラスごとにその連続出力数を決定してその連続出力数をカウントしてセル出力を制御する例である。

    【0054】すなわち、あらかじめ遅延クラスiの連続出力数をNi個に制限し、Niを図6の連続出力数記憶メモリ37に記憶しておく。 クラス1の連続出力数がN
    1個以下であれば、クラス1用バッファを調べ、セルが蓄積されていれば先頭セルを出力し、クラス1連続出力数カウンタを「0」にする。 次にクラス2の連続出力数がN2以下なら、クラス2用バッファを調べ、セルが蓄積されていれば先頭セルを出力し、クラス2連続出力数に「1」を加算する。 クラス2のカウンタの値がN2を越えていればクラス2連続出力数カウンタを「0」にし、クラス3において同様の動作を行う。 以下遅延クラスの順序にクラスmまで同様の動作を繰り返す。 最後のクラスmにおいてもセルの出力がなければ空セルを出力する。

    【0055】このように、要求される遅延ゆらぎが小さいVCの順に高い優先度を与えてセル間隔を再生して出力するので、セル遅延ゆらぎに対する高い品質要求のV
    Cのセル遅延ゆらぎを小さくできる。

    【0056】次に図8および図9に基づいて図5に示したVPシェーピング制御の第2の例を説明する。 この第2のVPシェーピング制御は、遅延クラスごとの待ちセル数をカウントして出力制御を行う例である。

    【0057】この制御例では、VPシェーピング制御部30に待ちセル数記憶メモリ38をもけ、遅延クラスi
    の最大待ちセル数(Qi個)をあらかじめ記憶させておく。 またバッファにセルが到着した場合には、該当する遅延クラスの待ちセルカウンタに「1」を加算する。 クラス1の待ちセルカウンタがq1未満ならクラス1のセルを出力し、クラス1の待ちセルカウンタから「1」を減算する。 クラス1の待ちセルカウンタがq1以上ならクラス2の待ちセルカウンタを調べる。 以下出力可能なクラスがなければ、クラスmまで同様の動作を繰り返す。 クラスmのセルを出力できなければ、クラス1の待ちセルカウンタを調べ、セルがあれば出力してクラス1
    の待ちセルカウンタから「1」を減算する。 このときクラス1の待ちセル数がQ1以上の場合の出力が行われる。 以下同様の動作をクラスmまで繰り返し、クラスm
    のセルも無ければ空セルを出力する。

    【0058】この制御例では、遅延クラスごとに待ちセル数をカウントすることで、遅延ゆらぎに対する要求の高いクラスから順にセル間隔を再生して出力することができる。

    【0059】なお、この遅延クラス分けは、VCの速度によって遅延クラス分けを行い高速VCについては優先度の高いクラスに、低速のVCについては優先度の低いクラスに分類することができる。

    【0060】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明は、次の効果がある。 (1)高速のVCのセルを優先的に出力して高速VCの遅延ゆらぎを減少させることができるため、VPの帯域損失を抑制し、網資源の効率的な使用が可能となる。 (2)高速のVCのセルの連続出力数を制限し、あるいは低速VCを優先的に出力する期間を設けているため、
    高速VCの出力を優先した場合に生ずる低速のVCの待ち合わせ遅延の増加を抑制することができる。 (3)優先して出力しているVCについてバッファに待ち合わせセルがない場合は優先度の低いVCのセルを出力することができるため、優先出力期間中の他の優先度のVCセルの待ち合わせ遅延の増加を低減することが可能である。 (4)異なる優先度のVCについて、優先度の高いものから所定のセルを連続して出力してセル間隔を再生することができるため、優先度の異なるVCセルが混在するVPのシェーピングにおいて、優先度の異なるVPセルの混在により生ずるセル遅延の増加を抑制することができる。 (5)セル遅延ゆらぎに対する要求の高いVCから順にクラス分けして優先して出力するように制御するため、
    セル遅延ゆらぎを小さくして出力することができて網資源を効率的に使用することができ、品質要求に応じたトラヒック制御ができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】第1実施例のVPシェーピング装置の構成を示す図。

    【図2】第1実施例の動作を説明するフローチャート。

    【図3】第2実施例のVPシェーピング装置の構成を示す図。

    【図4】第2実施例の動作を説明するフローチャート。

    【図5】第3実施例のVPシェーピング装置の構成を示す図。

    【図6】第3実施例の第1のVPシェーピング制御部の構成を示す図。

    【図7】第3実施例の第1のシェーピング制御の動作を説明するフローチャート。

    【図8】第3実施例の第2のVPシェーピング制御部の構成を示す図。

    【図9】第3実施例の第2のシェーピング制御部の動作を説明するフローチャート。

    【図10】従来のVPシェーピング装置の構成を示す図。

    【図11】従来のVPシェーピング装置によってセル遅延ゆらぎが増加する事例を説明する図。

    【図12】セル遅延ゆらぎの増加による帯域損失の例を説明する図。

    【符号の説明】

    1 VPシェーピング装置 2 バッファ 3 セル出力制御部 4 VP多重装置 10 VC分離部 11 VCI識別部 12 テーブル 13 遅延クラス記憶メモリ 21 高速用バッファ 22 低速用バッファ 30 VPシェーピング制御部 31 中央制御部(CPU) 32 高速用カウンタ 33 出力許可部 34 高速VC連続出力数決定部 35 優先期間決定部 36 低速用カウンタ 37 連続出力数記憶メモリ 38 待ちセル数記憶メモリ

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