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Method and device for presenting client-side image map

阅读:79发布:2020-07-20

专利汇可以提供Method and device for presenting client-side image map专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To expand an image map function by detecting a pre-selection condition for selectable areas of images and outputting the voices related to their attributes. SOLUTION: This method and device includes an input/output part 205, a CPU 207 and a memory part 209. When a browser can use the image display, the HTML(hypertext mark-up language) mark-up displays an image that is defined by 'navlbar.gif' and this display includes three selectable areas. If the browser cannot use the image display, the AT attribute of an element is displayed. If an area is included in a pre-selection condition, a function is secured to speak out a text included in the ATL attribute. The pre- selection condition is secured when a cursor is set on an image area for a sufficient period of time when the cursor is not started. The browser transfers an ALT text to a voice synthesis mechanism which produces the voices.,下面是Method and device for presenting client-side image map专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 人間対コンピュータの対話を強化するコンピュータ制御式方法であって、 (a)イメージの選択可能区域に関連づけられた音声属性を有する、前記イメージに関連づけられたイメージ・
    マップを検出するステップと、 (b)前記イメージ内の前記選択可能区域上の事前選択条件を検出するステップと、 (c)音声生成機構を介して前記音声属性に関連づけられた第1の音声を提示するステップとを含む方法。
  • 【請求項2】 人間対コンピュータの対話を強化する情報表示システムであって、 イメージの選択可能区域に関連づけられた音声属性を有する、前記イメージに関連づけられたイメージ・マップを検出するように構成されたイメージ・マップ検出機構と、 前記イメージ内の前記選択可能区域上の事前選択条件を検出するように構成された事前選択条件検出機構と、 前記事前選択条件を検出すると音声生成機構を介して前記音声属性に関連づけられた第1の音声を提示するように構成された音声提示機構とを備える情報表示システム。
  • 【請求項3】 中央処理装置(CPU)とメモリとを有する人間対コンピュータの対話を強化する情報表示装置であって、 イメージの選択可能区域に関連づけられた音声属性を有する、前記イメージに関連づけられたイメージ・マップを検出するように構成されたイメージ・マップ検出機構と、 前記イメージ内の前記選択可能区域上の事前選択条件を検出するように構成された事前選択条件検出機構と、 前記事前選択条件を検出すると、音声生成機構を介して前記音声属性に関連づけられた第1の音声を提示するように構成された音声提示機構とを備える情報表示装置。
  • 【請求項4】 中央処理装置(CPU)とメモリとを有するコンピュータに、コンピュータで制御される装置上にハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)データ・ストリームを提示させるプログラムを記録された記録媒体において、前記プログラムは、 イメージの選択可能区域に関連づけられた音声属性を有する前記イメージに関連づけられたイメージ・マップを検出するように構成されたイメージ・マップ検出機構を前記コンピュータに実行させるプログラムと、 前記イメージ内の前記選択可能区域上の事前選択条件を検出するように構成された事前選択条件検出機構を前記コンピュータに実行させるように構成されたプログラムと、 前記事前選択条件を検出すると音声生成機構を介して前記音声属性に関連づけられた第1の音声を提示するように構成された音声提示機構を前記コンピュータに実行させるように構成されたプログラムとを含む記録媒体。
  • 【請求項5】 人間対コンピュータの対話を強化するコンピュータ制御式方法であって、 (a)イメージ区域に関連づけられたイメージ・マップを検出するステップと、 (b)前記イメージ区域の高さ属性と幅属性を検出するステップと、 (c)前記イメージ・マップが前記イメージ区域内の少なくとも1つの選択可能区域を指定する、第1の状況表現を有する境界線を前記イメージ区域の周囲に表示するステップとを含む方法。
  • 【請求項6】 (d)少なくとも1つの選択可能区域がリンクを有し、第2の状況表現を有する少なくとも1つの選択可能区域を表示するステップをさらに含む、請求項5に記載のコンピュータ制御式方法。
  • 【請求項7】 人間対コンピュータの対話を強化する情報表示システムであって、 イメージ区域に関連づけられたイメージ・マップを検出するように構成されたイメージ・マップ検出機構と、 前記イメージ区域の高さ属性と幅属性を検出するように構成されたイメージ・サイズ検出機構と、 境界線が第1の状況表現を有し、イメージ・マップが前記イメージ区域内の少なくとも1つの選択可能区域を指定する、前記イメージの周囲に境界線を表示するように構成された境界線表示機構とを備える情報表示システム。
  • 【請求項8】 少なくとも1つの選択可能区域がリンクを有し、第2の状況表現を有する前記少なくとも1つの選択可能区域を前記イメージ内に表示するように構成された表示機構をさらに備える、請求項7に記載の情報表示システム。
  • 【請求項9】 中央処理装置(CPU)とメモリとを有する人間対コンピュータの対話を強化する情報表示装置であって、 イメージ区域に関連づけられたイメージ・マップを検出するように構成されたイメージ・マップ検出機構と、 前記イメージ区域の高さ属性および幅属性を検出するように構成されたイメージ・サイズ検出機構と、 境界線が第1の状況表現を有し、前記イメージ・マップが前記イメージ区域内の少なくとも1つの選択可能領域を指定する、前記イメージ区域の周囲に境界線を表示するように構成された境界線表示機構とを備える情報表示装置。
  • 【請求項10】 少なくとも1つの選択可能区域がリンクを有し、第2の状況表現を有する少なくとも1つの選択可能区域を前記イメージ区域内に表示するように構成された表示機構をさらに備える、請求項9に記載の情報表示装置。
  • 【請求項11】 中央処理装置(CPU)とメモリとを有するコンピュータに、コンピュータで制御される装置にハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)データ・ストリームを提示させるプログラムが記録された記録媒体において、前記プログラムは、 イメージ区域に関連づけられたイメージ・マップを検出するように構成されたイメージ・マップ検出機構を前記コンピュータに実行させるように構成されたプログラムと、 前記イメージ区域の高さ属性と幅属性を検出するように構成されたイメージ・サイズ検出機構を前記コンピュータに実行させるように構成されたプログラムと、 境界線が第1の状況表現を有し、前記イメージ・マップが前記イメージ区域内の少なくとも1つの選択可能区域を指定する、前記イメージ区域の周囲に境界線を表示するように構成された境界線表示機構を前コンピュータに実行させるように構成されたプログラムとを含む記録媒体。
  • 【請求項12】 少なくとも1つの選択可能区域がリンクを有し、第2の状況表現を有する前記少なくとも1つの選択可能区域を前記イメージ内に表示するように構成された表示機構を前記コンピュータに実行させるように構成されたプログラムをさらに含む請求項11に記載の記録媒体。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)を使用して構築されたデータ・ストリームを提示する分野に関する。 具体的には、本発明は、表示イメージを見ることができない人またはイメージをダウンロードしたくない人のためにクライアント側イメージ・マップの作成を強化する新規で有用な方法、装置、システム、およびコンピュータ・プログラム製品である。

    【0002】

    【従来の技術】目が見えるコンピュータ・ユーザに提供される情報の大部分は、コンピュータ・モニタ上に表示されるビジュアル情報であるため、視覚障害のあるコンピュータ・ユーザまたは盲目のコンピュータ・ユーザは、きわめて不利な条件の下で作業している。 これと同じ不利は、キーボードは使用するがビジュアル表示装置なしでコンピュータを遠隔操作するユーザにもある。 視覚障害者にとって、コンピュータ・モニタは、盲人が手触りの変化(ブライユ点字など)を便宜的に読み取ることができるように手触りの変化を示すことができる紙媒体とは異なり、ガラスまたはプラスチック製の特徴のない空間である。 スクリーン・リーダは、視覚障害を持つユーザに対するコンピュータ・アクセスを可能にする。
    スクリーン・リーダは当技術分野で公知であり、コンピュータ画面上に表示されたテキストを、発話を模した音に変換する。 言い換えると、コンピュータは表示テキストをユーザに読み聞かせる。 しかし、ユーザに提示される情報はテキスト形態でなければならない。 このような装置は、コンピュータ上にテキスト情報が提示される場合にはうまく機能する。 しかし、このような装置は、グラフィカル情報が提示される場合には非常に制約される。 モニタ上に表示されたイメージをコンピュータが説明することができるようにする技術はまだない。 最近まではコンピュータ・モニタ上に提示される大部分の情報がテキストベースであったため、従来はこの制約が視覚障害者に大きな影響を与えることはなかった。 しかし、
    ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)の急速な普及に伴い、情報内容を伝えるためにグラフィカル情報が広く使用されるようになっている。 したがって、視覚障害を持つコンピュータ・ユーザはWWWをナビゲートするのに困難を感じる。

    【0003】ワールド・ワイド・ウェブ WWWは、ユーザがコンピュータすなわち情報アクセス装置上で稼働するWWWブラウザ・アプリケーションを使用してアクセスする大規模なハイパーテキスト・システムである。 WWWブラウザ装置は、各サーバがクライアント・ブラウザ・アプリケーションと通信することができるサーバ・アプリケーションを実行しているサーバ・コンピュータなどの情報提供者装置と通信し、その情報提供者装置のクライアントである。 これらのクライアントは、サーバからウェブ・ページの形で情報やサービスを得る。 これらのウェブ・ページは固有のユニバーサル・リソース・ロケータ(URL)によって識別され、
    通常はマークアップ言語を使用して指定される。 この言語は一般にはハイパーテキスト・マークアップ言語(H
    TML)の一バージョンである。 HTML2.0については、RFC1866に記載され、WWW上の“htt
    p://www. cis. ohio−state. ed
    u/htbin/rfc/rfc1866. html”
    で閲覧することができ、従来の技術の例示として参照により本明細書に組み込まれる。 しかし、HTMLは進化し続けており、さまざまな変種が存在する。 たとえば、
    “http://www.w3.org/pub/WW
    W/MarkUP/Wilbur/features.
    html”にはHTML3.2提案が記載されており、
    “http://home.netscape.com
    /assist/net_sites/html_ex
    tensions_3. html”にはクライアント側イメージ・マップについて記述したHTML拡張案が記載され、“ftp://ds. internic. ne
    t/rfc/rfc1980. txt”にはRFC19
    80が記載されている。

    【0004】WWWの背景、WWWブラウザ・アプリケーション、およびURLについては、Instant
    HTML Web Pages(Wayne Aus
    e、Ziff−Davis Press、ISBN 1
    −56276ー363ー6、copyright 19
    95)の第1章(1〜15ページ)を参照すると詳述されている。 従来の技術の例示として参照により本明細書に組み込まれる。 URL仕様も、RFC1738に記載され、WWWの“http://www.cis.oh
    io−state. edu/htbin/rfc/rf
    c1738. html”で見ることができ、参照により本明細書に組み込まれる。簡単に言うと、URLにはプロトコル指定とパス指定が含まれる。プロトコル指定によって、リモート・サーバにアクセスするときにどのプロトコルを使用するかをブラウザに知らせる。パス指定は一般には、データ・サーバの指定の後に続けて、実際にブラウザに情報を提供するハイパーノード(ウェブ・
    ページなど)を指定する階層パスである。

    【0005】図1に、複数のコンピュータを使用して実現されたクライアント−サーバ情報アクセス・システムの例を示す。 情報クライアント・システム101はインターネット103などのネットワーク103を介して複数の情報サーバ・システム105と通信する。 クライアント・システム101は、サービスや情報を求める要求を、適切なインターネット・プロトコルの中にカプセル化し、カプセル化された情報を矢印107で示すようにインターネット103に渡す。 インターネット103
    は、複数の矢印109で示すように、これらの要求を要求内にアドレス指定されている複数の情報サーバ・システム105のそれぞれにルーティングする。 複数のアドレス指定された情報サーバ・システム105のそれぞれが、クライアント・システム101によって要求されたサービスまたは情報にとって適切な応答でクライアント・システム101に応答する。 クライアント・システム101はこの情報を受け取ると、クライアント・コンピュータ上で実行されているアプリケーション・プログラム(たとえばWWWブラウザ)を使用してそれを提示する。

    【0006】HTMLデータから成るハイパーテキスト文書をアプリケーションによってユーザに提示することができる。 このアプリケーションは、文書内に含まれるHTMLデータを処理し、コンピュータ表示装置または有形のページ上にユーザに対して表示することができるイメージを生成する。 PostScriptなどのページ記述言語とは異なり、HTML文書の「ページ」レイアウトはHTMLデータによって記述されたイメージを表示するために使用される描画区域に依存する。 したがって、HTMLを使用して、1つのコンピューティング・プラットフォームから別のコンピューティング・プラットフォームに移植可能であってWYSIWYG機能を必要としないハイパーテキスト文書を記述する。 HTM
    Lの概念は、ユーザの希望に応じてサイズ変更可能なスクローリング・ページの概念である。

    【0007】図2に、マップ・イメージを使用して他の情報へのハイパーリンクを示すウェブ・ページ151を示す。 このウェブ・ページ151は、背景153と、第1の選択可能制御区域(SCA)155と、第2のSC
    A157と、第3のSCA159とを有する。 当業者なら、SCA155、157、159は視覚的には明確に識別されるが、第1のSCA155と第2のSCA15
    7と第3のSCA159とは背景153から区別可能である必要はないことがわかるであろう。

    【0008】目の見えるユーザは、ポインティング・デバイスを操作してSCAの上にカーソルを配置し、ポインティング・デバイスを作動させてそれに関連するウェブ・ページを呼び出すことによって、このウェブ・ページをナビゲートする。 視覚障害ユーザはイメージ上のカーソルを配置すべき場所が見えないため、この情報選択手法は視覚障害ユーザには難しい。

    【0009】視覚障害ユーザは、リープ・キーを使用してカーソルを移動することによって、図2に示すようなウェブ・ページにアクセスする。 リープ・キーは、上下左右の矢印キーとして割り当てられることが多い。 これらのリープ・キーは多くの場合、次のような機能を持つ。 すなわち、上矢印キーによって、現在表示されているページの親ページが表示される。 下矢印キーによって、現在選択されているURLが起動され、一般には現行ページの子ページが表示される。 左矢印キーによってカーソルが現行ページ上の前のSCAに戻る。 右矢印キーによってカーソルが現行ページ上の次のSCAに進む。 これらのリープ・キーのそれぞれによって、ユーザに対し、ウェブ・ページ内のカーソルの位置に関する情報を提供する可聴メッセージが再生される。 この可聴メッセージはハイパーリンクのURLによって表示されるテキストであることが多い。 したがって、URLが“h
    ttp://www. sun. com/”であるとする場合、可聴メッセージは「エイチティーティーピー、コロン、スラッシュ、スラッシュ、ダブリュダブリュダブリュ、ドット、サン、ドット、コム、スラッシュ」という発語になる。

    【0010】WWWブラウザ・アプリケーションの他の態様は、最近アクセスされたハイパーリンクのデータベースを維持することが多いことである。 このような最近アクセスされたリンクは、まだアクセスされていないリンクとは異なる色で表示される。

    【0011】サーバ側イメージ・マップは、表示イメージに関する選択された座標を、URLによって識別されたプロセスに送ることによって機能する。 次にこのプロセスは、その選択された座標にどのようなアクションを関連づけるべきかを判断し、そのアクションを行う。 したがって、特定のイメージに複数の選択可能区域があることがあるが、クライアントはアクションを直接呼び出すのに必要な情報を持っておらず、区域が選択可能かどうかに関するフィードバックも受け取らない。

    【0012】クライアント側イメージ・マップは、イメージ・マップに区域のマップを関連づけることによって機能する。 このマップは、イメージの所与の座標に位置する形状を指定する機能を備える。 この区域は参照情報(URL)にも関連づけられ、それによってクライアントはユーザが区域を選択した場合に、その参照情報を直接呼び出すことができる。 区域は、収容区域を記述するテキストを含む「ALT」属性も含むこともできる。 このテキストは、イメージの区域の代用として、テキストのみのWWWブラウザ(またはイメージを自動的にはダウンロードしないブラウザ)と共に使用される。 ALT
    属性は、従来の技術でイメージを表示することができない場合にも使用される。 特にこの条件は、ブラウザのイメージ・ロード機能がオフになっている場合や、イメージをサーバから取り出すことができない場合、またはユーザがダウンロード中止コマンドを呼び出すことによって(通常はブラウザのダウンロード中止SCAを起動することによって)イメージのダウンロードを中止した場合など、WWWブラウザがイメージを入手することができない場合に発生する。

    【0013】アナログ電話回線を介してインターネットに接続するWWWブラウザ機構のユーザは、ウェブ・ページを表示するのに要する時間が短縮されるようにしばしばイメージ機能をオフにする(これはデータ量の多いイメージがアプリケーションに送信されないためである)。 この動作モードによって、イメージを表示したくない人は、WWWをより高速にナビゲートすることができる。 この動作モードの問題は、クライアント側イメージ・マップの構造も表示されないことである。 したがって、クライアント側イメージ・マップは、<AREA>
    要素内のALT属性(ある場合)しか表示せず、その際、<AREA>要素の形状、サイズ、配置に関する空間情報を何も示さない。

    【0014】クライアント側イメージ・マップの他の問題は、グラフィカル情報イメージをダウンロードするのに相当な時間がかかるため、WWWを閲覧するときに多くのユーザがグラフィカル情報の表示機能を使用不能にすることである。 この問題は、データ・リンクが低速の場合や、高速ディジタル接続を共用するユーザの数が多すぎる場合に、さらに大きくなる。 したがって、ユーザは関心のあるウェブ・ページに到達するまでイメージのロードを使用不能にした状態でWWWを閲覧することが多い。 WWWを閲覧するこの手法の問題は、クライアント側マップにユーザ選択可能制御区域(SCA)があることである。 イメージがないと、ハイパーリンクが表示されても、イメージに関連づけられたSCAの位置、形状、および構造は表示されない。

    【0015】音声合成および音声再生 DECtalk(登録商標)やMacintalk(登録商標)機能などの音声合成システムは、テキスト・ストリングを人間の発話を模した音に変換する。 これらの機能は当技術分野で公知である。 さらに、音声再生機能も当技術分野で公知であり、ディジタル形式で記憶された情報を音に再生する。

    【0016】

    【発明が解決しようとする課題】したがって、イメージ・マップに関連づけられたイメージを表示するために使用することができない場合に、よりうまく機能するようにイメージ・マップ機能を拡張する必要がある。

    【0017】

    【課題を解決するための手段】本発明は、クライアント側イメージ・マップのユーザに強化された機能を提供する経済的な装置、方法、およびコンピュータ・プログラムを提供する。 本発明の一態様は、人間対コンピュータの対話のためのコンピュータ制御された方法である。 この方法は、イメージに関連づけられたイメージ・マップを検出する。 このイメージ・マップは、イメージの選択可能区域に関連づけられた音声属性を持つ。 この方法は、イメージの選択可能区域上の事前選択条件も検出する。 次にこの方法は、音声属性に関連づけられた音声を音声生成機構を介して出する。

    【0018】本発明の他の態様では、人間対コンピュータの対話を強化する情報表示システムを開示する。 このシステムはイメージ・マップ検出機構を備える。 このイメージ・マップ検出機構はイメージに関連づけられたイメージ・マップを検出する。 イメージ・マップ検出機構は、イメージの選択可能区域に関連づけられた音声属性を有する。 このシステムは、イメージ内の選択可能区域上の事前選択条件を検出するように構成された事前選択条件検出機構も備える。 さらに、このシステムは、事前選択条件を検出すると音声生成機構を介して音声を出すように構成された音声提示機構を備える。 音声は選択可能区域の音声属性に関連づけられる。

    【0019】本発明の他の態様では人間対コンピュータの対話を強化する装置を開示する。 この装置はCPUとメモリを有する。 この装置は、上述のシステムと同じ機能を持つ、イメージ・マップ検出機構と、事前選択条件検出機構と、音声提示機構も有する。

    【0020】本発明の他の態様は、コンピュータに強化された人間対コンピュータの対話を実現させる、コンピュータ使用可能媒体上のコンピュータ・プログラム製品である。 コンピュータ可読コードは、コンピュータで実行されると、上述のシステムと同じ機能を有するイメージ・マップ検出機構と、事前選択条件検出機構と、音声提示機構とをコンピュータに実行させる。

    【0021】さらに、本発明の他の態様は、まず、イメージ区域に関連づけられたイメージ・マップを検出することによって人間対コンピュータの対話を強化するコンピュータ制御された方法である。 この方法は、イメージ区域の高さ属性と幅属性も検出する。 次にこの方法は、
    イメージ区域を囲む境界線を表示する。 この境界線は状況表現を有し、イメージ・マップはイメージ区域内の少なくとも1つの選択可能区域を指定する。

    【0022】本発明の説明では、人間対コンピュータの対話を強化する情報表示システムも開示する。 このシステムは、イメージ区域に関連づけられたイメージ・マップを検出するように構成されたイメージ・マップ検出機構を備える。 このシステムは、イメージ区域の高さ属性と幅属性を検出するように構成されたイメージ・サイズ検出機構も備える。 さらに、このシステムは、イメージ区域の周囲に境界線を表示するように構成された境界線表示機構を備える。 この境界線は、状況表現と、イメージ区域内の少なくとも1つの選択可能区域を指定するイメージ・マップとを有する。

    【0023】本発明の他の態様は、中央処理装置(CP
    U)とメモリとを有する人間対コンピュータの対話を強化する情報表示装置である。 本発明のこの態様は、イメージ区域に関連づけられたイメージ・マップを検出するように構成されたイメージ・マップ検出機構を備える。
    この装置は、イメージ区域の高さ属性と幅属性を検出するように構成されたイメージ・サイズ検出機構も備える。 さらに、この装置はイメージ区域の周囲に境界線を表示するように構成された境界線表示機構を備える。 この境界線は状況表現と、イメージ区域内の少なくとも1
    つの選択可能区域を指定するイメージ・マップを有する。

    【0024】本発明の他の態様は、コンピュータに強化された人間対コンピュータの対話を実現させるコンピュータ使用可能媒体に入れられたコンピュータ・プログラム製品である。 コンピュータ可読コードは、コンピュータで実行されると、コンピュータにイメージ区域に関連づけられたイメージ・マップを検出するように構成されたイメージ・マップ検出機構を実行させる。 このコンピュータ可読コードは、イメージ区域の高さ属性と幅属性を検出するように構成されたイメージ・サイズ検出機構もコンピュータに実行させる。 さらに、このコンピュータ可読コードは、イメージ区域の周囲に境界線を表示するように構成された境界線表示機構をコンピュータに実行させる。 この境界線は状況表現と、イメージ区域内の少なくとも1つの選択可能区域を指定するイメージ・マップとを有する。

    【0025】本発明の上記およびその他の多くの目的および利点は、当業者なら、様々な図面に図示されている好ましい実施形態に関する以下の詳細な説明を読めば疑いなく明らかになろう。

    【0026】

    【発明の実施の形態】

    表記および用語 本発明と本発明の好ましい実施形態の理解を助けるために、以下に「表記と用語」を示す。

    【0027】カーソル−−コンピュータ表示のどの部分がユーザの関心の対象であるかを示す、コンピュータ表示画面上の手段である。 カーソルは、ポインティング・
    デバイス、カーソル移動キーの操作、または当技術分野で周知の他の方法によって位置決めすることができる。
    カーソルは、活動化が適用される場所を示す。

    【0028】関係アクティブ区域−−イメージの区域内で、音声属性を含むイメージ・マップによって定義された区域である。

    【0029】提示条件−−指定された期間中、イメージ・マップによって定義された区域内にカーソルが連続的に置かれている条件。

    【0030】グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)−−ユーザが表示画面上の選択可能区域を指示し、選択可能制御区域に関連づけられたコマンドまたはコンピュータ操作を起動することによって、コンピュータ表示画面と対話することができるようにするユーザ・インタフェースである。 GUIは当技術分野で周知である。

    【0031】ポインティング・デバイス−−コンピュータ・ユーザの入力に応答し、コンピュータ表示画面上の標識(カーソルの形態)を移動させる装置。 このような標識はアクティブ・ポイントを有し、(たとえばマウス装置のボタン押下げによって)ポインティング・デバイスが起動された場合、アクティブ・ポイントによって覆われた選択可能制御区域に関連づけられたコマンドが呼び出されるようになっている。 ポインティング・デバイスは一般にグラフィカル・ユーザ・インタフェースと共に使用される。

    【0032】選択可能制御区域(SCA)−−ポインティング・デバイスの作動に反応するコンピュータ表示画面上の区域。 選択可能制御区域上でポインティング・デバイスを作動させると、選択可能制御区域に関連づけられたコマンドまたはコンピュータ操作が呼び出される。
    グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を備えたコンピュータ・システムは一般に、キーボードの機能キーやコマンド行など、このようなコマンドまたはコンピュータ操作を呼び出すためのその他の方法も備えている。

    【0033】プロシージャ−−所望の結果に至る自己矛盾のない一連のステップ。 これらのステップは、物理数量の物理的操作を必要とするステップである。 通常これらの数量は、記憶、転送、結合、比較、およびその他の操作を行うことができる電気信号または磁気信号の形態をとる。 これらの信号は、ビット、値、要素、記号、文字、項、数などと呼ばれる。 当業者なら、これらおよび同様の用語はすべて、該当する物理数量に関連づけられており、それらの数量に付けられた便宜上の符号に過ぎないことがわかるであろう。

    【0034】概要 命令コードを実行しているコンピュータによって実行される操作はしばしば、加算や比較など、通例人間の操作者が行う知的操作に関連づけられる。 本発明では、本明細書に記載のいずれの操作においてもそのような人間の能力を必要としない。 これらの操作は機械操作である。
    本発明の操作を行うための有用な機械には、プログラム式汎用ディジタル・コンピュータまたは同様の装置が含まれる。 いかなる場合も、計算の方法はコンピュータを操作する際の操作の方法とは区別される。 本発明は、電気信号またはその他の(たとえば機械的、化学的)物理信号を処理して他の所望の物理信号を生成する際にコンピュータを操作するための方法のステップに関する。

    【0035】本発明は、そのような操作を行う装置にも係わる。 この装置は、必要な目的のために特別に構成することもでき、コンピュータのメモリに記憶されたコンピュータ・プログラムによって選択的に起動または再構成される汎用コンピュータを含むこともできる。 本明細書に記載の手続きは、本質的に特定のコンピュータまたはその他の装置には関係しない。 具体的には、本明細書に記載の教示により作成されたプログラムと共に様々な汎用機を使用することができる。 あるいは必要な方法ステップを行うようにより特化された装置を構成した方がより好都合な場合もある。 そのような様々な機械の必要な構造は以下の説明を読めば明らかになろう。 また、本発明は、プログラムされた論理をコンピュータに実行させるプログラムを使用してコード化されたコンピュータ可読記憶媒体に実施することもできる。

    【0036】動作環境 本発明をサポートするように構成された、総合参照符号201で示されているコンピュータ・システムの要素の一部を図3に示す。 この図には、入出力(I/O)部2
    05と、中央処理装置(CPU)207と、メモリ部2
    09とを有するプロセッサ203が図示されている。 I
    /O部205は、キーボード211と、ディスク記憶装置213と、ネットワーク217へのアクセスを可能にするネットワーク・インタフェース215と、表示装置219と、ポインティング・デバイス221と、音声生成機構222と、CD−ROMドライブ装置223とに接続されている。 CD−ROM装置223は、典型的にはプログラムとデータ227が入ったCD−ROM媒体225を読み取ることができる。 (CD−ROM媒体2
    25を使用する)CD−ROM装置223とディスク記憶装置213は、ファイル記憶機構を含む。 このようなコンピュータ・システムは、本発明を実施する情報表示アプリケーションを実行することができる。

    【0037】ユーザに対して表示される情報は、情報にアクセスする同じコンピュータ上にあることが多いため、本明細書に記載の本発明は図1に図示されているもののようなクライアント−サーバ情報アクセス機構の存在には依存しないことが、当業者にはわかるであろう。
    同じ理由で、本発明はネットワーク・インタフェース2
    15またはネットワーク217へのアクセスを必要としない。 本発明は、情報源とは独立したコンピュータ制御表示装置のユーザに対して、HTML情報を提示することを目的としている。 図3に示すコンピュータ・システムは、本発明を実施するWWWブラウザ・アプリケーションを実行することができる。

    【0038】イメージ・マップ指定 クライアント−サーバ・イメージ・マップ機構によって、ウェブ・ページの作成者はイメージ上のSCAの定義と、その区域が選択された場合にブラウザが行うアクションの定義を与えることができる。 表1に、前掲のR
    FC1980仕様に準拠してそのようなイメージ・マップを記述するために使用するHTMLマークアップを示す。

    【0039】ウェブ・ページ作成者は、表1に示すようにイメージ・マップ内の選択可能区域を定義した後、以下のようなHTMLマークアップを使用してそのマップを特定のイメージに関連づける。 <IMG SRC=“/share/image/na
    vlbar. gif”USEMAP=“#navlba
    r”>

    【0040】ブラウザでイメージ表示が使用可能にされている場合、このHTMLマークアップは、navlb
    ar. gifで定義されたイメージを表示させる。 このイメージの表示は3つの選択可能区域を有する。 ブラウザでイメージ表示が使用可能にされていない場合、<A
    REA>要素のALT属性が表示される。 本発明は、イメージが表示されるかどうかにかかわらず、区域が事前選択条件内にある場合に、ALT属性に含まれているテキストを発話する機能を提供する。 事前選択条件は、カーソルが起動されずに(したがって区域がまだ選択されていない状態で)十分な時間の間カーソルがイメージの区域の上に配置されている場合に発生する。 たとえば、
    ユーザのカーソルが矩形0,0,60,30で区切られたイメージ・マップの区域内に入り、十分な時間の間その区域内に留まっていると、ブラウザは「Sun Mi
    crosystem's Home Page」というALTテキストを音声合成機構に渡し、音声合成機構が音声を発生する。 したがって、ユーザはカーソルの起動に関する言葉(この例の場合は「サン・マイクロシステムズ・ホーム・ページ」という言葉)を聞くことができる。

    【0041】音声イメージ・マップ − ALT操作 図4に、RFC1980で規定されているHTMLイメージ・マップ機構をサポートする、本発明の好ましい実施形態で使用するプロセスを示す。 WWWブラウザ・プログラムがクライアント側イメージ・マップのイメージ内でカーソルが移動したことを検出すると、「開始」端301でWWWブラウザ・プログラムはプロセスを呼び出す。 次に、「該当するアクティブ区域のヒットか」決定プロシージャ305で、このプロセスはカーソルがイメージ・マップによって定義されている選択可能区域内にあるかどうかと、その区域が音声属性に関連づけられているかどうかを判断する。 好ましい実施形態では、音声属性はALT属性である。 具体的には、カーソルの座標をイメージ・マップに従ってイメージのために定義された区域と比較する。 カーソルがイメージ・マップの定義された区域のうちの1つの区域内にある場合で、その区域が音声属性を含んでいる場合、該当するアクティブ区域でヒットが発生している。 カーソルがイメージ・マップの該当するアクティブ区域内に置かれていない場合、このプロセスは「終了」端307を通って完了し、
    WWWブラウザは通常の処理を続ける。

    【0042】しかし、「該当するアクティブ区域のヒットか」決定プロシージャ305でカーソルがイメージ・
    マップの該当するアクティブ区域内にあることが検出された場合、プロセスは、事前選択条件を生成するのに十分な時間(遅延時間)にわたってカーソルが該当アクティブ区域内に留まっていたかを検出する「遅延完了か」
    決定プロシージャ309に進む。 カーソルが十分な時間のあいだ該当アクティブ区域内に留まっていなかった場合、事前選択条件は満たされず、プロセスは「該当アクティブ区域のヒットか」決定プロシージャ305に進む。

    【0043】しかし、カーソルが十分な時間(この遅延時間はユーザ選好項目とすることができる)の間該当アクティブ区域内に留まっていた場合、事前選択条件は満たされ、プロセスは「ALTストリングの入手」プロシージャ311に進む。 このプロシージャ311は、イメージに関連づけられたイメージ・マップの該当アクティブ区域の<AREA>要素内のALT属性によって定義されたストリングを取り出す。 このストリングを入手すると、「音声合成機構にALTストリングを渡す」プロシージャ313がコンピュータの音声合成機構を呼出して、そのストリングをコンピュータによって出力される音声に変換する。 最後にプロセスは「終了」端307を通って戻る。

    【0044】盲目のユーザには、イメージの選択可能区域にカーソルがあり、次にその区域を選択することができることが通知される。 目の見えるユーザも、所望の場合、特にイメージがわかりにくい場合に、カーソルの下にある区域について説明する音声フィードバックを受け取ることで利便性が得られる。

    【0045】音声イメージ・マップ − SOUND操作 図5に本発明の他の実施形態を示す。 この実施形態は、
    <AREA>要素に追加の属性であるSOUND属性を加える。 SOUND属性を使用すると、音声合成機構を使用してテキストを音声に変換する代わりに、事前録音済みの音声データが再生される。 この機能は、<ARE
    A>要素にSOUND属性を加えることによって呼び出される。 SOUND属性は、ディジタル化音声データを返すURLを指定する。 このデータは、区域が事前選択済みになるとWWWブラウザによってアクセスされ、ユーザに対して再生される。 前掲の表1の<MAP>要素を、61,0,500,30にある矩形のためにSOU
    ND属性を使用するように修正すると、以下の表2の<
    MAP>要素になる。 当業者なら、この属性は同等の効果を持つ多くの文字ストリングによって定義することができることがわかるであろう。

    【0046】<AREA>要素のSOUND機能へのアクセスを初期設定するために使用するプロセス(総合参照符号400で示されているプロセス)は、ソースHT
    MLファイルとビジュアル関連サポート・データがダウンロードされた後でWWWブラウザによって初期設定される。 この初期設定は、「初期設定開始」端401を通して行われる。 次にこのプロセスは「音声データのロード開始」プロシージャ403に進む。 このプロシージャ403は、HTMLファイルの<AREA>要素内でS
    OUND属性を探し出し、音声データのメモリへのロードを開始し、それを適時にアクセスできるようにメモリに記憶する。 このロード・プロセスは一般に、音声ファイルをサーバ・コンピュータからクライアント・コンピュータにダウンロードする必要があり、かなりの時間を要することがある。 さらに、WWWブラウザ・アプリケーションは一般に、同時にダウンロードされる音声ファイルの数を制限して、サーバ・コンピュータとクライアント・コンピュータの間の使用可能帯域幅を管理する。
    このプロセスは次に「初期設定終了」端405を通って完了する。 応答可能な状態を維持するために、プロセスは音声ファイルを非同期方式でロードし、それによって音声ファイルを入手している間に他の初期設定やWWW
    ブラウザ・プログラム操作を行うことができる。

    【0047】SOUND属性を有するクライアント側イメージ・マップの表示内でカーソルが移動したことをW
    WWブラウザ・プログラムが検出すると、「開始」端4
    11で、WWWブラウザ・プログラムは総合参照符号4
    10で示されている音声再生プロセスを呼び出す。 次に、「該当アクティブ区域のヒットか」決定プロシージャ413で、プロセスはカーソルがイメージ・マップによって定義された区域内にあるかどうかと、その区域が音声属性(この例ではSOUND属性)に関連づけられているかどうかを判断する。 具体的には、カーソルの座標とイメージ・マップに従ってそのイメージのために定義された区域とを比較する。 カーソルがイメージ・マップの定義済み区域のうちの1つの区域内にあり、その区域が音声属性を含んでいる場合、該当するアクティブ区域でヒットが発生している。 カーソルがイメージ・マップの該当アクティブ区域内に置かれていない場合、プロセスは「終了」端415を通って完了し、WWWブラウザ・プログラムは通常の処理を続ける。

    【0048】しかし、「該当アクティブ区域のヒットか」決定プロシージャ413でカーソルがイメージ・マップの該当アクティブ区域内にあることが検出された場合、プロセスは「遅延完了か」決定プロシージャ417
    に進む。 このプロシージャ417は、事前選択条件を生成するのに十分な時間(遅延時間)の間、カーソルが該当アクティブ区域内にとどまっていたかを検出する。 カーソルが十分な時間の間該当区域内に置かれていなかった場合、事前選択条件は満たされず、プロセスは再び「該当アクティブ区域のヒットか」決定プロシージャ4
    13に戻る。

    【0049】しかし、カーソルが十分な時間(この遅延時間はユーザ選好項目とすることができる)にわたって該当アクティブ区域内に留まっていた場合、事前選択条件が満たされ、プロセスは図6に関連して後述する「音声データ処理」プロシージャ419に進む。 このプロシージャ419は該当アクティブ区域に関連づけられた音声データを再生することによって音声を出力する。 次に、プロセスは「終了」端415を通って完了する。

    【0050】図6に、図5の「音声データ処理」プロシージャ419で使用されるプロセスを示す。 このプロセスは「開始」端501を通して開始し、「音声データが使用可能か」決定プロシージャ503に進む。 この決定プロシージャ503は、ヒット<AREA>要素のSO
    UND属性によって指定された音声データがメモリに完全にロードされているかどうかを判断する。 完全にロードされている場合、プロセスはコンピュータの音声生成機構を介して音声データを再生する「音声データの再生」プロシージャ505に進み、「終了」端507で完了する。

    【0051】「音声データが使用可能か」決定プロシージャ503が、音声データが使用可能ではないと判断した場合、プロセスは「タイマの開始」プロシージャ50
    9に進む。 その音声ファイル全体がプロセスにとって使用可能でない場合、音声データを使用することはできない。 したがって、音声ファイルがまだメモリにロードされていない場合、またはファイルがメモリに完全に転送されていない場合、音声ファイルを使用することはできない。

    【0052】「タイマの開始」プロシージャ509はタイマ(典型的には5秒に設定されるが、好ましい実施形態はユーザ選好である)を開始する。 プロセスはタイマが満了するのを待たず、「音声ロードが開始されたか」
    決定プロシージャ511に進む。 このプロシージャ51
    1は<AREA>に関連づけられた音声ファイルのロードが開始されたかどうかを判断する。 音声ファイルのロードがまだ開始されていない場合、プロセスは音声データのメモリへのロードを開始する「音声データのロードの開始」プロシージャ513に進む。 いずれの場合も、
    プロセスは音声データが完全にメモリに入ったかどうかを判断する「音声ロード完了か」決定プロシージャ51
    5に進む。 音声データが完全にメモリに入っている場合、プロセスは「音声データの再生」プロシージャ50
    5に進み、「終了」端507を通って完了する。 「音声ロード完了か」決定プロシージャ515で、音声データがまだ完全にメモリにロードされていないと判断した場合、音声データを使用することができず、プロセスは「タイマの満了」決定プロシージャ517に進む。

    【0053】「タイマ満了か」決定プロシージャ517
    は、「タイマの開始」プロシージャ509で開始されたタイマが指定された遅延(期間)のあいだ作動したかどうかを判断する。 タイマがまだ満了していない場合、プロセスはループして「音声ロード完了か」決定プロシージャ515に戻る。 「タイマ満了か」決定プロシージャ517でタイマが満了している場合、プロセスは「エラー・メッセージ・データの再生開始...」プロシージャ519に進み、音声生成機構を介してエラー音声を出力する。

    【0054】「エラー・メッセージ・データの再生開始...」プロシージャ519は、コンピュータの音声生成機構を使用して音声エラー・メッセージを再生する。 好ましい実施形態では、この音声エラー・メッセージは「リンク定義を使用できません(link def
    inition not available)」という内容であるが、本発明ではエラー・メッセージに使用するのにどのような音声でも企図される。 このプロシージャ519は、Err_Stat変数をerr_inp
    rogressという値に設定して、エラー音声が再生中であることを示す。 最後に、プロセスは「終了」端5
    07を通って完了する。

    【0055】好ましい実施形態は、非同期プロセスを組み込む。 これらのプロセスを図7に示す。 総合参照符号600で示されている第1の非同期プロセスが「エラー・メッセージ・データの再生完了」条件601に応答して開始する。 次に、計算ブロック603で、プロセスはErr_Stat変数をno_errという値に設定して、エラー音声が完了したことを示す。 最後に、この非同期プロセスは「戻り」605で完了する。

    【0056】総合参照符号610で示されている第2の非同期プロセスが「音声データのロード完了」条件61
    1に応答して開始し、「カーソルが該当アクティブ区域にあるか」決定プロシージャ613に進む。 この決定プロシージャ613は、ロードを完了したばかりの音声を定義した同じ<AREA>にカーソルがあるかどうかを判断する。 カーソルが同じ<AREA>にない場合、この非同期プロセスは「戻り」615を通って完了する。
    しかし、カーソルが同じ<AREA>にある場合、プロセスはErr_Stat変数にerr_inprogr
    essという値が含まれているかどうかを判断する決定ブロック617に進む。 Err_stat変数に値er
    r_inprogressが入っていない場合、プロセスは「音声データの再生」プロシージャ619に進み、
    このプロシージャは新たにロードされた音声データを再生する。 次に、この非同期プロセスは「戻り」615を通って完了する。 しかし、決定ブロック617でErr
    _Stat変数に値err_inprogressが入っている場合、プロセスは「エラー・メッセージ・データの再生停止」プロシージャ621に進み、このプロシージャはエラー・メッセージの再生を終了する。 次に、
    計算ブロック623で、プロセスはErr_Stat変数をno_errという値に設定してエラー・メッセージがもはや再生されていないことを示す。 次にプロセスは、エラー・メッセージが中断されたことを示す警告音を再生する「ビープ音の再生」プロシージャ625に進む。 次に、プロセスは「音声データの再生」プロシージャ619に進み、このプロシージャはロードされたばかりの音声データを再生する。 最後に、この非同期プロセスは「戻り」615を通って完了する。

    【0057】図8に、「音声データの再生」プロシージャ505、619の動作を示す。 このプロセスは「開始」端641を通して開始する。 プロセスは、Audi
    o_time_pointer(ATP)をゼロに初期設定する計算プロシージャ643に進む。 次に、決定プロシージャ645で、ATPが再生中の音声データの長さより大きいかどうかを判断する。 ATPが再生中の音声データより長い場合、プロセスは「終了」端647を通って完了する。 そうでない場合、プロセスはカーソルが該当アクティブ区域の外に移動したかどうかを判断する決定プロシージャ649に進む。 (一般にはユーザによるコントロール装置の操作に応答して)カーソルが該当アクティブ区域の外に移動した場合、プロセスは「終了」端647を通して完了する。 カーソルがまだ該当アクティブ区域内にある場合、プロセスは操作ステップ6
    51に進み、次の音声間隔を再生する。 次に、プロセスは、ATPを次の音声間隔まで進める計算プロシージャ653に進み、決定ブロック645に戻って繰り返す。

    【0058】イメージ・マップ区域の表示とラベル付け 図9に、クライアント側イメージ・マップのもう一つの改良点を示す。 本発明の好ましい実施形態は、実際のイメージを表示することができない場合、イメージ・マップによって定義されたSCAを表示する。

    【0059】この機能は、WWWブラウザ・プログラムがイメージ情報を取り出すときに、WWWブラウザ・プログラムによって呼び出される。 このプロセスは「開始」端701から開始し、「イメージが使用可能か」決定ブロック703に進む。 このプロシージャ703は、
    イメージ・マップに関連づけられたイメージが使用可能かどうかを判断する。 イメージは、ブラウザがイメージを受け取った場合に使用可能である。 イメージが使用可能でないのは、イメージが見つからなかった場合や、ユーザがイメージのダウンロードを使用不能にした場合、
    ユーザがイメージのダウンロードを打ち切った場合、またはその他の理由による。 イメージが使用可能な場合は、「従来技術の処理」プロシージャ705を使用して処理され、ユーザに対して表示される。 次に、プロセスは「終了」端707を通して終了する。

    【0060】「イメージが使用可能か」決定ブロック7
    03でイメージが使用可能でない場合、プロセスは「イメージのHおよびWが入手可能か」プロシージャ709
    に進み、イメージ参照のHEIGHT属性とWIDTH
    属性があるかどうかを判断する。 これらの属性がない場合、「従来技術の処理」プロシージャ705を使用して参照を処理し、ユーザに対して欠落イメージ・アイコンを表示する。 次に、プロセスは「終了」端707を通って完了する。

    【0061】しかし、「イメージのHおよびWが入手可能か」プロシージャ709でHEIGHT属性とWID
    TH属性があると判断した場合、プロセスは「HおよびWの矩形描画」プロセス711に進み、以下で図10について説明するように矩形の色を判断し、表示画面上に矩形を表示する。 矩形を描画した後、プロセスは「矩形内に区域を描画」プロシージャ713に進む。 このプロシージャ713は、イメージ・マップ内の<AREA>
    要素で定義された矩形内の区域の着色、描画、およびラベル付けを行う。 このプロセスについては以下で図12
    を参照しながら詳述する。

    【0062】プロセスは次に、「SHAPE=デフォルトか」プロシージャ715で、イメージ・マップに「デフォルト」に設定されたSHAPE属性が含まれているかどうかを判断する。 イメージ・マップにこの属性が含まれていない場合、プロセスは「終了」端707を通って完了する。 決定プロシージャ715でデフォルト形状属性が見つかった場合、プロセスは、「デフォルト区域のラベル付け」プロシージャ717に進み、状況によってはデフォルト区域にラベル付けする。 このプロシージャ717については図9で詳述する。 プロセスは「終了」端707を通って完了する。

    【0063】図10に、使用不能イメージの範囲を示す矩形を描画するためのプロセスを示す。 このプロセスは「開始」端801から始まり、「SHAPE=デフォルトか」決定プロシージャ803に進む。 このプロシージャ803で、イメージ・マップのHTMLマークアップに、デフォルトを指定する<AREA>要素が含まれているかどうかを判断する。 プロシージャ803でそのような指定があると判断した場合、プロセスは「デフォルト閲覧か」決定プロシージャ805に進む。 「SHAP
    E=デフォルト」決定プロシージャ803で、イメージ・マップ内の<AREA>要素のいずれもデフォルトを指定していないと判断した場合、プロセスは「すべての区域が閲覧済みか」プロシージャ807に進む。

    【0064】「デフォルト閲覧か」決定プロシージャ8
    05では、デフォルトで指定されたリンクが閲覧されているかどうかを判断する。 この判断は、当技術分野で周知のように、前に閲覧したリンクのデータベースを調べることによって行う。 そのリンクがデータベースに入っていない場合、プロセスは、「未閲覧の色の設定」プロシージャ809に進む。 このプロシージャ809は、選択された色を使用して描画してまだ閲覧されていないハイパーリンクを表示するようにプロセスを調整する。 データベースにリンクが入っている場合、プロセスは「閲覧済みの色の設定」プロシージャ811に進む。 このプロシージャは、閲覧済みハイパーリンク色を使用して描画するようにプロセスを調整する。

    【0065】「すべての区域が閲覧済みか」決定プロシージャ807では、当技術分野で周知のように、前に閲覧したリンクのデータベースを調べる。 <AREA>要素に指定されているリンクのうちのまだ閲覧されていないリンクが少なくとも1つある場合、プロセスは「未閲覧の色の設定」プロシージャ809に進む。 このプロシージャ809は、選択された色を使用して描画してまだ閲覧されていないハイパーリンクを表示するようにプロセスを調整する。 しかし、<MAP>要素に含まれる<
    AREA>要素で指定されているすべてのリンクがすでに閲覧されている場合、プロセスは「閲覧済みの色の設定」プロシージャ811に進む。 このプロシージャ81
    1は閲覧済みハイパーリンクの色を使用して描画するようにプロセスを調整する。

    【0066】これらのプロシージャ809、811でどの色を設定するかに関係なく、プロセスは「矩形の描画」プロシージャ813に進み、このプロシージャ81
    3は欠落イメージで占められるはずだった区域の周囲に指定色の矩形を描画する。 最後に、このプロセスは「終了」端815を通って完了する。 上述のプロセスは、標準ハイパーリンクを表示する状況と同じようにして接続リンクのアクセス状況を示す欠落イメージの大きさの色付き矩形を表示する。 当業者なら、イメージが使用可能な場合、これと同じ方法を使用してイメージの周囲に境界線を配置することができることがわかるであろう。

    【0067】図11に、図10に関して説明したプロセスに従って描画された矩形内に区域を描画し、ラベルを付けるプロセスを示す。 以下では、図9の「矩形内に区域を描画」プロシージャ713の好ましい実施形態について説明する。 このプロセスは、「開始」端901から始まり、イメージ・マップで定義されている<AREA
    >要素を逆の順序で繰り返す反復プロシージャ903に進む。 したがって、最初に定義されている<AREA>
    要素が最後に描画され、場合によっては前に描画された<AREA>要素に重なることになる。 イメージ・マップに関連づけられたすべての<AREA>要素が表示された後、プロセスは「終了」端905を通って完了する。

    【0068】イメージ・マップ内の各<AREA>要素について、このプロセスは「形状の色の選択」プロシージャ907でまず、<AREA>要素を表す形状の色を選択する。 <AREA>要素に関連づけられたリンク要素が前に閲覧されている場合(したがって前に閲覧されたデータベースにそのリンクが入っている場合)、形状の色は前に閲覧されたハイパーリンクの形状色である。
    リンクが前に閲覧されていない場合(すなわち前に閲覧されたデータベースにそのリンクが入っていない場合)、形状色は閲覧されていないハイパーリンクの形状色である。

    【0069】次に、プロセスは「形状の描画」プロシージャ909で、<AREA>要素のSHAPE属性で指定されている形状を描画する。 <AREA>要素にSH
    APE属性が指定されていない場合、クライアント側イメージ・マップ指定で定義されているデフォルトの形状が使用される。 好ましい実施形態は、イメージ・マップ指定で定義されている標準形状(RECT、CIRCL
    E、RECTANGLE、およびPOLYGON)をサポートする。 <AREA>要素の形状は、欠落イメージを表す囲繞矩形に合わせてクリップされるようにして描画される。

    【0070】次に「形状のラベル付け」プロシージャ9
    11が、「形状の描画」プロシージャ909によって描画された形状に、選択された色を使用してラベルを付ける。 使用されるラベルはリンクの宛先の名前である。 宛先の名前は、<AREA>要素のALT属性がある場合はそのALT属性によって定義されているストリングになるように定義される。 ALT属性が定義されていない場合、宛先名はリンクを定義するURLである。 名前のテキストは形状の幾何学的中心に中心が合わせられ、形状の幅の範囲内に(可能な場合)1行で表示される。 必要な場合は、名前のテキストは形状内に収まるようにワードラップされる。 名前テキストが形状内に収まらない場合、名前テキストのフォント・サイズが縮小される。
    受容可能な最小のフォント・サイズでも名前テキストが収まらない場合、プロセスは表示テキストの量を減らす。 名前がALT属性によって定義されていた場合は、
    このストリングは名前の先頭の数文字を残して切り捨てられる。 名前がURLの場合、ストリングの先頭文字が除去されて、URLの最後の部分だけが表示名として残される。 ラベルを含む区域に他の区域が重ならないように、ラベルの位置とサイズがさらに調整される。

    【0071】次に、プロシージャ903で上述のプロシージャがイメージ・マップの次の<AREA>要素に適用される。

    【0072】図10に、図9の「デフォルト区域のラベル付け」プロシージャ717を実施するためのプロセスを示す。 このプロセスは「開始」端1001から開始し、「SHAPE=デフォルトか」決定プロシージャ1
    003に進む。 <MAP>要素にSHAPE属性がデフォルトに設定された<AREA>要素が含まれていない場合、プロセスは「終了」端1005を通って完了する。 含まれている場合、プロセスは「覆われていない最大領域の検出」プロシージャ1007に進む。 このプロシージャ1007の目標は、ラベルのために使用可能な矩形内の最大区域を判断することである。 この区域を見つけるために、プロシージャ1007は矩形内に含まれる区域からイメージ・マップの<AREA>要素で定義されている領域の区域を除く。 次にこのプロシージャ1
    007は、矩形内に残っている覆われていない最大区域を判断する。 覆われていない残りの2つの領域が同様の大きさの場合、一方を選択する。 「領域が見つかったか」決定プロシージャ1009で、このプロセスはプロシージャ1007によって適切な覆われていない領域が見つかったかどうかを調べる。 適切な領域が見つからなかった場合、このプロセスはデフォルト領域にラベルを付けずに「終了」端1005を通って完了する。 しかし、決定ブロック1009で適切な領域が見つかった場合、プロセスは「矩形色の選定」プロシージャ1011
    に進む。 このプロシージャ1011は、デフォルトと等しいSHAPE属性を含む<AREA>要素に関連づけられたリンクの状況に関するテキストのための色を選定する。 このリンクが前に閲覧されている場合(したがって前に閲覧されたデータベースにそのリンクが入っている場合)、ラベル色は前に閲覧されたハイパーリンクのラベル色である。 リンクが前に閲覧されていない場合(すなわち前に閲覧されたデータベースにそのリンクが入っていない場合)、ラベル色は未閲覧ハイパーテキストのラベル色である。

    【0073】次に、プロセスは「デフォルト区域のラベル付け」プロシージャ1013に進む。 このプロシージャ1013は、プロシージャ1007によって見つかった覆われていない領域内に、選択された色を使用してラベルを表示する。 使用されるラベルはリンクの宛先名である。 宛先名は、(デフォルトと等しいSHAPE属性を持つ)<AREA>要素のALT属性がある場合はそのALT属性によって定義されたストリングになるように定義される。 ALT属性が定義されていない場合、この名前はリンクを定義するURLである。 名前のテキストはプロシージャ1007によって見つかった領域の幾何学的中心に中心が合わせられ、その領域の幅の範囲内に1行(可能な場合)で表示される。 必要な場合は、名前のテキストは領域内に収まるようにワードラップされる。 名前のテキストが領域内に収まらない場合、名前テキストのフォント・サイズが縮小される。 受容可能な最小フォント・サイズでも名前のテキストが収まらない場合、このプロセスは表示テキストの両を減らす。 名前がALT属性によって定義されていた場合は、このストリングは名前の先頭数文字を残して切り捨てられる。 名前がURLの場合、ストリングの表示ラベルとしてURL
    の最後の部分だけを残して先頭文字が除去される。

    【0074】「デフォルト区域のラベル付け」プロシージャ1013の完了後、プロセスは「終了」端1005
    を通って完了する。

    【0075】図13に、イメージ・データを使用することができない場合の、図2のクライアント側イメージ・
    マップ上の本発明の表示結果を示す。 このイメージ・マップを作成するHTMLマークアップを表3に示す。 表3 <MAP NAME="nav2bar"> <AREA SHAPE="POLY" COORDS="144,187,224,236,221,332, 137,377,56,326,60,231,144,187" HREF="http://www.sun.com/" ALT="Area 1"> <AREA SHAPE="RECT" COORDS="148,156,348,247" HREF="/current/columns/alertbox" ALT="Area 2"> <AREA SHAPE="CIRCLE" COORDS="123,144,89" HREF="http://www.sunmicrosystem.com/eng/demo/sample.html"> <AREA SHAPE="DEFAULT" HREF="/index.html" ALT="Default Area"> </MAP> <IMG SRC="/share/images/nav2bar.gif" WIDTH=405 HEIGHT=405 USEMAP="nav2bar">

    【0076】表3の<IMG>要素内のHEIGHT属性とWIDTH属性から、矩形1101が作成される。
    矩形1101の空いている区域に描画されたストリング1103によって、デフォルト区域にラベルが付けられる。 円区域1105には、円区域1105を定義する<
    AREA>要素に指定されているURLの後部によってラベルが付けられ、円区域1105をアクティブにすると呼び出されるファイルを識別するテキストラベル11
    07になる。 矩形区域1109には、表3のそれに関連づけられた<AREA>要素内のALT属性によって定義されている「Area2」ストリング1111でラベル付けされている。 最後に、多形区域1113には、
    それに関連づけられた<AREA>要素内のALT属性によって定義されている「Area1」ストリング11
    15でラベル付けされている。

    【0077】当業者なら、上述の本発明がHTMLクライアント側イメージ・マップの強化機能を教示していることがわかるであろう。 これらの強化機能は、視覚障害者がイメージ・マップ内の区域に関連づけられたハイパーリンクにアクセスするのを支援する。 また、これらの強化機能は、イメージ自体を使用することができない場合にイメージ・マップによって定義された区域を提示する。

    【0078】上記実施形態は、コンピュータのハードウエアによって実施される。 そのハードウエアシステムで用いられるプログラムは当然のことながら記録媒体に記録された状態で提供される。 このプログラムを記憶させた媒体としては、例えばフレキシブルディスク、CD−
    ROM、メモリカードその他あらゆる媒体を使用できる。 媒体に記録されたプログラムは、ハードウエアに組み込まれている記憶装置、例えばハードディスクなどにインストールされることにより、プログラムが実行できるようになる。

    【0079】本発明について現在のところ好ましい実施形態に関して説明したが、当業者なら本発明の範囲から逸脱することなく様々な修正および変更を行うことができることがわかるであろう。 したがって、本発明の範囲は本明細書に記載の本発明の特定の実施形態には限定されず、特許請求の範囲およびそれと同等のものによってのみ規定される。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】複数のコンピュータを使用して実施されたクライアント−サーバ情報アクセス・システムの例を示す図である。

    【図2】他の情報へのハイパーリンクを示すマップ・イメージを使用したウェブ・ページ表示を示す図である。

    【図3】本発明の好ましい実施形態による、本発明に対応するように構成されたコンピュータを示す図である。

    【図4】好ましい実施形態によるALT属性を使用して本発明を実施するために使用するプロセスを示す図である。

    【図5】好ましい実施形態によるSOUND属性を使用して本発明を実施するために使用するプロセスを示す図である。

    【図6】好ましい実施形態による「音声データ処理」プロシージャで使用するプロセスを示す図である。

    【図7】好ましい実施形態による、音声メッセージの提示をサポートするために使用される非同期プロセスを示す図である。

    【図8】好ましい実施形態による、カーソルを領域から移動した後で音声メッセージの提示を停止するために使用するプロセスを示す図である。

    【図9】好ましい実施形態による、イメージ・マップによって定義されたアクティブ領域を表示するために使用するプロセスを示す図である。

    【図10】好ましい実施形態による、使用不能なイメージの範囲を示す矩形を描画するために使用するプロセスを示す図である。

    【図11】好ましい実施形態により、矩形内の領域を描画し、ラベル付けするプロセスを示す図である。

    【図12】好ましい実施形態により、イメージ・マップ内のデフォルト領域にラベル付けするために使用するプロセスを示す図である。

    【図13】好ましい実施形態により、矩形内の領域の表示結果を示す図である。

    【符号の説明】

    201 コンピュータ・システム 203 プロセッサ 205 入出力部 207 中央処理装置 209 メモリ部 211 キーボード 213 ディスク記憶装置 215 ネットワーク・インタフェース 217 ネットワーク 219 表示装置 221 ポインティング・デバイス 222 音声生成機構 223 CD−ROMドライブ装置 225 CD−ROM媒体

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591064003 901 SAN ANTONIO ROAD PALO ALTO,CA 94303,U. S. A.

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