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Interactive game device, method for controlling the same and recording medium in which its program is recorded

阅读:258发布:2021-12-07

专利汇可以提供Interactive game device, method for controlling the same and recording medium in which its program is recorded专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an interactive game device, a method for controlling the same and a recording medium in which its program is recorded, wherein a mental state of an answerer included in voices expressed by the answerer is analyzed and his true intention is disclosed by controlling a question pattern so as not to be constant and amusement obtained by a player is able to be increased. SOLUTION: A control part 1 selects nine pieces of question advice on sorts and themes for questions input from a control part 7. The questions according to the question advice to the answerer are implemented by a questioner through a questioner side receiver 2 and the answerer is allowed to answer the questions through an answerer side receiver 3. When the answerer answers the questions, a voice analyzing unit 100 analyzes the voices of the answerer, confirming four emotional values output as analyzed results. The question advice of core questions is obtained for each of the emotional values more than each of predetermined thresholds among each of the emotional values and replaced with the question advice for a question plan as next questions.,下面是Interactive game device, method for controlling the same and recording medium in which its program is recorded专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 遊技者が質問者と回答者に別れて、質問と回答による対話を行うための通話システムを備えた対話型遊技装置であって、 前記質問者が前記回答者に対して出題するための複数の質問事項を、該質問事項の選択基準と共に予め記録している質問データベースと、 前記質問者が前記回答者に質問する前記質問事項に対して回答された前記回答者の音声を、前記通話システムを介して取得する音声取得手段と、 前記音声取得手段により取得された前記回答者の音声から、前記回答者の心理状態を分析する音声分析手段と、 前記音声分析手段から得られた心理分析結果と該質問事項の選択基準とを照らし合わせて、前記質問データベースから質問事項を選択する質問選択手段と、 前記質問選択手段により選択された質問事項を少なくとも前記質問者に提供するガイダンス手段と、 を設けたことを特徴とする対話型遊技装置。
  • 【請求項2】 前記質問データベースは、記録されている質問事項を、質問者の性別、回答者の性別、質問者と回答者の関係、質問ジャンル及び質問テーマの少なくともいずれか1つに関連づけて記録し、 前記質問選択手段は、前記音声分析手段から得られた心理分析結果と、前記遊技者が入力した質問者の性別、回答者の性別、質問者と回答者の関係、質問ジャンル、及び質問テーマの少なくともいずれか1つに基づき質問事項を選択することを特徴とする請求項1に記載の対話型遊技装置。
  • 【請求項3】 前記ガイダンス手段は、音声により質問事項の提供を行う音声ガイダンス装置であることを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の対話型遊技装置。
  • 【請求項4】 遊技者が質問者と回答者に別れて、質問と回答による対話を行うための通話システムと、前記遊技者に対して音声による情報提供を行う音声ガイダンス装置を備えた対話型遊技装置であって、 前記質問者が前記回答者に対して出題するための複数の質問事項を、該質問事項の属する質問ジャンルや質問テーマに関連づけて、該質問事項の選択基準と共に予め記録している質問データベースと、 前記質問データベースから、前記質問者、または前記回答者が希望する質問ジャンルや質問テーマの質問事項を複数個選択し、前記音声ガイダンス装置を介して、前記質問者へ順次提供する質問提供手段と、 前記質問者が前記回答者に質問する前記質問事項に対して回答された前記回答者の音声を、前記通話システムを介して取得する音声取得手段と、 前記音声取得手段により取得された前記回答者の音声から、前記回答者の心理状態を分析する音声分析手段と、 前記音声分析手段から得られた前記回答者の心理分析結果と該質問事項の選択基準とを照らし合わせて、前記回答者の心理状態にふさわしい新たな質問事項を前記質問データベースから選択し、前記質問提供手段により選択された質問事項と差し替える質問差し替え手段と、 を設けたことを特徴とする対話型遊技装置。
  • 【請求項5】 前記回答者の映像を取得する撮像手段と、 前記撮像手段により取得された前記回答者の映像に対して、前記音声分析手段から得られた前記回答者の心理分析結果に基づいて、映像の伸縮、拡大、縮小、色変更、
    入れ替え等を含む映像の処理を行う映像演出処理手段と、 前記撮像手段により取得された前記回答者の映像や、映像演出処理手段により処理された前記回答者の映像を表示する表示手段と、 を更に設けたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の対話型遊技装置。
  • 【請求項6】 前記通話システムにより、前記回答者から前記質問者に対して送信される前記回答者の音声に対して、前記音声分析手段から得られた前記回答者の心理分析結果に基づいて、音声の音程変更、音量変更、音質変更、入れ替え等を含む音声の処理を行う音声演出処理手段を更に設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の対話型遊技装置。
  • 【請求項7】 前記音声分析手段から得られた前記回答者の心理分析結果に基づいて、回答者の心理状態や意志を表す言葉を表示する心理状態表示手段を更に設けたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の対話型遊技装置。
  • 【請求項8】 遊技を終了する際に、前記音声分析手段から得られた最終的な前記回答者の心理分析結果に基づいて、前記回答者の本心をより深く知るために有効な調査テーマを、前記質問データベースから選択して前記質問者、または前記回答者に提供する継続質問テーマ提供手段を更に設けたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の対話型遊技装置。
  • 【請求項9】 前記継続質問テーマ提供手段は、前記回答者の本心をより深く知るために有効な調査テーマを、
    コード番号により提供することを特徴とする請求項8に記載の対話型遊技装置。
  • 【請求項10】 遊技者が質問者と回答者に別れて、質問と回答による対話を行うための通話システムを備えた対話型遊技装置の制御方法であって、 前記質問者が前記回答者に質問する前記質問事項に対して回答された前記回答者の音声を、前記通話システムを介して取得する音声取得処理と、 前記音声取得処理により取得された前記回答者の音声から、前記回答者の心理状態を分析する音声分析処理と、 前記質問者が前記回答者に対して出題するための複数の質問事項が、該質問事項の選択基準と共に予め記録されている質問データベースから、前記音声分析処理により得られた心理分析結果と該質問事項の選択基準とを照らし合わせて質問事項を選択する質問選択処理と、 前記質問選択処理により選択された質問事項を少なくとも前記質問者に提供するガイダンス処理と、 を含むことを特徴とする対話型遊技装置の制御方法。
  • 【請求項11】 遊技者が質問者と回答者に別れて、質問と回答による対話を行うための通話システムと、前記遊技者に対して音声による情報提供を行う音声ガイダンス装置を備えた対話型遊技装置の制御方法であって、 前記質問者が前記回答者に対して出題するための複数の質問事項を、該質問事項の属する質問ジャンルや質問テーマに関連づけて、該質問事項の選択基準と共に予め記録している質問データベースから、前記質問者、または前記回答者が希望する質問ジャンルや質問テーマの質問事項を複数個選択し、前記音声ガイダンス装置を介して、前記質問者へ順次提供する質問提供処理と、 前記質問者が前記回答者に質問する前記質問事項に対して回答された前記回答者の音声を、前記通話システムを介して取得する音声取得処理と、 前記音声取得処理により取得された前記回答者の音声から、前記回答者の心理状態を分析する音声分析処理と、 前記音声分析処理から得られた前記回答者の心理分析結果と該質問事項の選択基準とを照らし合わせて、前記回答者の心理状態にふさわしい新たな質問事項を前記質問データベースから選択し、前記質問提供処理により選択された質問事項と差し替える質問差し替え処理と、 を含むことを特徴とする対話型遊技装置の制御方法。
  • 【請求項12】 遊技者が質問者と回答者に別れて、質問と回答による対話を行うための通話システムを備えた対話型遊技装置の制御方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記プログラムは、 前記質問者が前記回答者に質問する質問事項に対して回答された前記回答者の音声を、前記通話システムを介して取得する音声取得処理と、 前記音声取得処理により取得された前記回答者の音声から、前記回答者の心理状態を分析する音声分析処理と、 前記質問者が前記回答者に対して出題するための複数の質問事項が、該質問事項の選択基準と共に予め記録されている質問データベースから、前記音声分析処理により得られた心理分析結果と該質問事項の選択基準とを照らし合わせて質問事項を選択する質問選択処理と、 前記質問選択処理により選択された質問事項を少なくとも前記質問者に提供するガイダンス処理と、 をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  • 【請求項13】 遊技者が質問者と回答者に別れて、質問と回答による対話を行うための通話システムと、前記遊技者に対して音声による情報提供を行う音声ガイダンス装置を備えた対話型遊技装置の質問情報と制御方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記質問情報は、前記質問者が前記回答者に対して出題するための複数の質問事項を、該質問事項の属する質問ジャンルや質問テーマに関連づけて、該質問事項の選択基準と共に構成した情報であることを特徴とし、 前記プログラムは、 前記質問情報から、前記質問者、または前記回答者が希望する質問ジャンルや質問テーマの質問事項を複数個選択し、前記音声ガイダンス装置を介して、前記質問者へ順次提供する質問提供処理と、 前記質問者が前記回答者に質問する前記質問事項に対して回答された前記回答者の音声を、前記通話システムを介して取得する音声取得処理と、 前記音声取得処理により取得された前記回答者の音声から、前記回答者の心理状態を分析する音声分析処理と、 前記音声分析処理から得られた前記回答者の心理分析結果と該質問事項の選択基準とを照らし合わせて、前記回答者の心理状態にふさわしい新たな質問事項を前記質問データベースから選択し、前記質問提供処理により選択された質問事項と差し替える質問差し替え処理と、 をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、一方の遊技者(質問者)が他方の遊技者(回答者)に質問した際に得られる回答の裏に隠された真実や本音を分析して表示することにより、回答者の表情と回答者の回答内容を楽しむ対話型遊技装置、対話型遊技装置の制御方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、例えば回答者に対して決められた質問を行い、回答者から得られた”はい”、または”いいえ”という回答によりそれぞれ次の別の質問へ進行し、これを複数回繰り返すことで、回答者の性格や意識等を数種類のパターンに分類して示す遊技装置がある。
    また、2人の遊技者による模擬会話により、回答者の性格や意識を分析する模擬会話システムがある。 更に、特開平8−339446号公報や、特開平9−16800
    号公報には、コンピュータと人間との対話装置の技術が記述されている。 この特開平8−339446号公報には、発話者の顔の表情や動作、行動から発話者の感情を判定し、この発話者の感情に基づいてコンピュータ側が応答する情報を生成する技術が開示されている。 また、
    特開平9−16800号公報には、人間の発話に対応する応答内容を、応答内容の感情を表す感情情報とともにテーブルに記録し、コンピュータ画面に表示する顔画像の表情等を制御する技術が開示されている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの遊技装置、模擬会話システムでは、回答者に出題する質問は例えば、回答が”はい”ならばこの質問、”いいえ”ならばこの質問というように固定的な場合が多く、また回答者の言葉を認識して次に出題する質問を選択するような装置でも、回答の内容が同じであれば必ず選択される次の質問が決定するように固定的なパターンによる回答選択が行われていた。 従って、遊技者の得られる面白みは限られているため、1回遊んでしまえば飽きてしまうという問題があった。 また、質問から得られる回答が、
    回答者の本音を明らかにしきれないという問題もあった。 一方、特開平8−339446号公報に開示された技術では、どんな場合でも平静を装い、本心を表情や行動に表さない発話者からは、その感情や心理状態を得ることができないという問題があった。 特に、一方の遊技者(質問者)が他方の遊技者(回答者)に質問した際に得られる回答の裏に隠された真実や本音を分析して楽しむ遊技装置では、使用することができなかった。 また、
    特開平9−16800号公報に開示された技術では、発話者の感情を表す情報を、応答内容に関連づけて固定的にテーブルに記録しているので、同じ応答内容を回答した回答者が持つ微妙な心理状態の変化を、固定的な感情情報で表すことができないという問題があった。

    【0004】この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、回答者の発する音声に含まれた回答者の心理状態を分析し、質問のパターンが一定にならないように制御することで回答者の本音を明らかにし、かつ回答者の心理状態を表示することで、遊技者の得られる面白みを増すことができる対話型遊技装置、対話型遊技装置の制御方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、遊技者が質問者と回答者に別れて、質問と回答による対話を行うための通話システム(例えば実施の形態の質問者側受話器2、回答者側受話器3、音声通話装置4)を備えた対話型遊技装置であって、質問者が回答者に対して出題するための複数の質問事項を、該質問事項の選択基準と共に予め記録している質問データベース(例えば実施の形態の質問データベース8)と、質問者が回答者に質問する質問事項に対して回答された回答者の音声を、通話システムを介して取得する音声取得手段(例えば実施の形態のステップS41、ステップS42)と、音声取得手段により取得された回答者の音声から、回答者の心理状態を分析する音声分析手段(例えば実施の形態の音声分析ユニット1
    00)と、音声分析手段から得られた心理分析結果と該質問事項の選択基準とを照らし合わせて、質問データベースから質問事項を選択する質問選択手段(例えば実施の形態のステップS27からステップS29、またはステップS57からステップS61)と、質問選択手段により選択された質問事項を少なくとも質問者に提供するガイダンス手段(例えば実施の形態の音声ガイダンス装置9)とを設けたことを特徴とする。 以上の構成により、回答者の心理状態に基づいて次の質問事項を選択し、質問パターンの固定化の防止を可能とする。

    【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の対話型遊技装置において、質問データベースは、記録されている質問事項を、質問者の性別、回答者の性別、
    質問者と回答者の関係、質問ジャンル及び質問テーマの少なくともいずれか1つに関連づけて記録し、質問選択手段は、音声分析手段から得られた心理分析結果と、遊技者が入した質問者の性別、回答者の性別、質問者と回答者の関係、質問ジャンル、及び質問テーマの少なくともいずれか1つに基づき質問事項を選択することを特徴とする。 以上の構成により、心理分析結果が得られない初回質問においても、遊技者の希望に添った質問事項の選択を可能とすると共に、心理分析結果が参照される場合、回答者の心理状態によりふさわしい質問事項の選択を可能とする。

    【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1、または請求項2に記載の対話型遊技装置において、ガイダンス手段は、音声により質問事項の提供を行う音声ガイダンス装置であることを特徴とする。 以上の構成により、
    質問者、回答者のいずれか一方、もしくは双方に音声による質問事項の提供を可能とする。

    【0008】請求項4に記載の発明は、遊技者が質問者と回答者に別れて、質問と回答による対話を行うための通話システム(例えば実施の形態の質問者側受話器2、
    回答者側受話器3、音声通話装置4)と、遊技者に対して音声による情報提供を行う音声ガイダンス装置(例えば実施の形態の音声ガイダンス装置9)を備えた対話型遊技装置であって、質問者が回答者に対して出題するための複数の質問事項を、該質問事項の属する質問ジャンルや質問テーマに関連づけて、該質問事項の選択基準と共に予め記録している質問データベース(例えば実施の形態の質問データベース8)と、質問データベースから、質問者、または回答者が希望する質問ジャンルや質問テーマの質問事項を複数個選択し、音声ガイダンス装置を介して、質問者へ順次提供する質問提供手段(例えば実施の形態のステップS23、またはステップS5
    3)と、質問者が回答者に質問する質問事項に対して回答された回答者の音声を、通話システムを介して取得する音声取得手段(例えば実施の形態のステップS41、
    ステップS42)と、音声取得手段により取得された回答者の音声から、回答者の心理状態を分析する音声分析手段(例えば実施の形態の音声分析ユニット100)
    と、音声分析手段から得られた回答者の心理分析結果と該質問事項の選択基準とを照らし合わせて、回答者の心理状態にふさわしい新たな質問事項を質問データベースから選択し、質問提供手段により選択された質問事項と差し替える質問差し替え手段(例えば実施の形態のステップS27〜ステップS29、またはステップS57〜
    ステップS61)とを設けたことを特徴とする。 以上の構成により、質問者から質問された質問事項に答えた回答者の音声から、回答者の心理状態を分析し、心理分析結果に基づいて、続けて質問者が回答者に質問する質問事項を、回答者の心理状態にふさわしい質問事項に変更することを可能とする。

    【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の対話型遊技装置において、回答者の映像を取得する撮像手段(例えば実施の形態のカメラ5)と、撮像手段により取得された回答者の映像に対して、音声分析手段から得られた回答者の心理分析結果に基づいて、映像の伸縮、拡大、縮小、色変更、入れ替え等を含む映像の処理を行う映像演出処理手段(例えば実施の形態のステップS44、ステップS45)と、
    撮像手段により取得された回答者の映像や、映像演出処理手段により処理された回答者の映像を表示する表示手段(例えば実施の形態のモニタ6やプリンタ10)とを更に設けたことを特徴とする。 以上の構成により、質問によって変化する回答者の心理状態を、回答者の意志に反して、回答者の映像として質問者が認識することを可能とする。

    【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の対話型遊技装置において、通話システムにより、回答者から質問者に対して送信される回答者の音声に対して、音声分析手段から得られた回答者の心理分析結果に基づいて、音声の音程変更、音量変更、音質変更、入れ替え等を含む音声の処理を行う音声演出処理手段(例えば実施の形態のステップS48)
    を更に設けたことを特徴とする。 以上の構成により、質問によって変化する回答者の心理状態を、回答者の意志に反して、回答者の音声として質問者が認識することを可能とする。

    【0011】請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の対話型遊技装置において、音声分析手段から得られた回答者の心理分析結果に基づいて、回答者の心理状態や意志を表す言葉を表示する心理状態表示手段(例えば実施の形態のステップS46、ステップS47)を更に設けたことを特徴とする。 以上の構成により、質問によって変化する回答者の心理状態を、回答者の意志に反して、回答者の心理状態や意志を表す言葉として質問者が認識することを可能とする。

    【0012】請求項8に記載の発明は、請求項1から請求項7のいずれかに記載の対話型遊技装置において、遊技を終了する際に、音声分析手段から得られた最終的な回答者の心理分析結果に基づいて、回答者の本心をより深く知るために有効な調査テーマを、質問データベースから選択して質問者、または回答者に提供する継続質問テーマ提供手段(例えば実施の形態のステップS32、
    またはステップS64)を更に設けたことを特徴とする。 以上の構成により、遊技者が本発明の対話型遊技装置に更に興味を示すように、回答者の本心を知るための質問テーマを、遊び方のアドバイスとして遊技者に提供することを可能とする。

    【0013】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の対話型遊技装置において、継続質問テーマ提供手段は、回答者の本心をより深く知るために有効な調査テーマを、コード番号により提供することを特徴とする。 以上の構成により、遊技者は提供された遊び方のアドバイスである質問テーマを、回答者に内容を知られることなく簡単に対話型遊技装置へ入力することを可能とする。

    【0014】請求項10に記載の発明は、遊技者が質問者と回答者に別れて、質問と回答による対話を行うための通話システムを備えた対話型遊技装置の制御方法であって、質問者が回答者に質問する質問事項に対して回答された回答者の音声を、通話システムを介して取得する音声取得処理と、音声取得処理により取得された回答者の音声から、回答者の心理状態を分析する音声分析処理と、質問者が回答者に対して出題するための複数の質問事項が、該質問事項の選択基準と共に予め記録されている質問データベースから、音声分析処理により得られた心理分析結果と該質問事項の選択基準とを照らし合わせて質問事項を選択する質問選択処理と、質問選択処理により選択された質問事項を少なくとも質問者に提供するガイダンス処理とを含むことを特徴とする。

    【0015】請求項11に記載の発明は、遊技者が質問者と回答者に別れて、質問と回答による対話を行うための通話システムと、遊技者に対して音声による情報提供を行う音声ガイダンス装置を備えた対話型遊技装置の制御方法であって、質問者が回答者に対して出題するための複数の質問事項を、該質問事項の属する質問ジャンルや質問テーマに関連づけて、該質問事項の選択基準と共に予め記録している質問データベースから、質問者、または回答者が希望する質問ジャンルや質問テーマの質問事項を複数個選択し、音声ガイダンス装置を介して、質問者へ順次提供する質問提供処理と、質問者が回答者に質問する質問事項に対して回答された回答者の音声を、
    通話システムを介して取得する音声取得処理と、音声取得処理により取得された回答者の音声から、回答者の心理状態を分析する音声分析処理と、音声分析処理から得られた回答者の心理分析結果と該質問事項の選択基準とを照らし合わせて、回答者の心理状態にふさわしい新たな質問事項を質問データベースから選択し、質問提供処理により選択された質問事項と差し替える質問差し替え処理とを含むことを特徴とする。

    【0016】請求項12に記載の発明は、遊技者が質問者と回答者に別れて、質問と回答による対話を行うための通話システムを備えた対話型遊技装置の制御方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、プログラムは、質問者が回答者に質問する質問事項に対して回答された回答者の音声を、
    通話システムを介して取得する音声取得処理と、音声取得処理により取得された回答者の音声から、回答者の心理状態を分析する音声分析処理と、質問者が回答者に対して出題するための複数の質問事項が、該質問事項の選択基準と共に予め記録されている質問データベースから、音声分析処理により得られた心理分析結果と該質問事項の選択基準とを照らし合わせて質問事項を選択する質問選択処理と、質問選択処理により選択された質問事項を少なくとも質問者に提供するガイダンス処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。

    【0017】請求項13に記載の発明は、遊技者が質問者と回答者に別れて、質問と回答による対話を行うための通話システムと、遊技者に対して音声による情報提供を行う音声ガイダンス装置を備えた対話型遊技装置の質問情報と制御方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、質問情報は、質問者が回答者に対して出題するための複数の質問事項を、該質問事項の属する質問ジャンルや質問テーマに関連づけて、該質問事項の選択基準と共に構成した情報であることを特徴とし、プログラムは、質問情報から、質問者、または回答者が希望する質問ジャンルや質問テーマの質問事項を複数個選択し、音声ガイダンス装置を介して、質問者へ順次提供する質問提供処理と、質問者が回答者に質問する質問事項に対して回答された回答者の音声を、通話システムを介して取得する音声取得処理と、音声分析処理から得られた回答者の心理分析結果と該質問事項の選択基準とを照らし合わせて、回答者の心理状態にふさわしい新たな質問事項を質問データベースから選択し、質問提供処理により選択された質問事項と差し替える質問差し替え処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。

    【0018】

    【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。 図1は、本発明の第1の実施の形態による対話型遊技装置の構成を示すブロック図である。 図1において、
    制御部1は、対話型遊技装置制御プログラムを実行することにより、質問者に音声信号を送受する質問者側受話器2と、回答者に音声信号を送受する回答者側受話器3
    との間で取り交わされる質問者と回答者の会話から、回答者の心理状態を分析する。 質問者側受話器2と回答者側受話器3の間で取り交わされる会話による音声信号は、音声通話装置4を介して送受信され、特に回答者側受話器3から入力された回答者の音声は制御部1へ1度取り込まれて、制御部1による演出が施された後に質問者側受話器2へ送出される。 また、カメラ5は、回答者の映像を制御部1に取り込む撮像手段で、制御部1へ取り込まれた回答者の映像は、音声と同様に制御部1による演出が施された後、モニタ6へ表示される。 一方、遊技の開始に先立ち質問者は、操作部7を介して回答者に質問したいテーマやジャンルを質問データベース8に記録されている内容から選択する。 選択されたジャンルやテーマに基づいて、制御部1が質問データベース8に記録された具体的質問事項を選択し、音声ガイダンス装置9を介して、音声による遊技の説明と質問に対するアドバイスを質問者側受話器2へ送信する。 同時に音声ガイダンス装置9は、回答者側受話器3に対して音声による遊技の説明を送信し、これにより質問者と回答者の間の会話による遊技が始まり、質問者は複数の質問による回答者の微妙な心理の変化を、質問者受話器2を通して聞こえる回答者の音声や、モニタ6に表示された回答者の映像に対する制御部1の演出を見て楽しむ。 なお、質問が全問終了した後、心理分析の最終結果として、質問者側受話器2と回答者側受話器3の間で取り交わされる会話やカメラ5により撮影された映像を含んだ調査報告書がプリンタ10により印刷される。 なお、質問データベース8は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、
    フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−RO
    M等の読み出しのみが可能な記録媒体、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されても良い。 また、遊技の説明と質問に対するアドバイスを遊技者に提供するガイダンス段は、上述した音声ガイダンス装置9に限らず、例えばモニタ6に説明やアドバイスを表示する画像生成手段を用いても良い。

    【0019】また、制御部1には、音声を取り込むためのA/D変換器を備えた音声分析ユニット100が含まれており、音声分析ユニット100は回答者の音声の抑揚の情報からその心理状態を分析し、複数のパターンに分類した分析結果と、回答が虚偽であるかどうかの度合いを示した虚偽レベルや、回答者の興奮度、困惑度、更には受けているストレスの度合いを表す数値(以下、感情値と呼ぶ)を出力する。 図2は、音声分析ユニット1
    00が出力する信号の一例を示す図であり、図2(a)
    のように、音声分析ユニット100が出力する分析結果は、”真実を話している”、”嘘をついている”、”不正確な回答である”、”興奮している”、”ごまかそうとしている”等々、10種類の分析結果に対応した0から9までの出力値が出力される。 また、図2(b)のように、虚偽レベルや、回答者の興奮度、困惑度、更には受けているストレスの度合いを表す数値が一番低い値を示す”0”から一番高い値を示す”9”まで、10段階に評価されて出力される。 制御部1は、この音声分析ユニット100の出力に基づいて、上述の音声や映像に演出を加える。 なお、音声分析ユニットに用いられるような音声の抑揚の情報から、音声の発話者の心理状態を分析する音声分析方法には、例えばPCT公報” WO 99/3
    1653:APPARATUS AND METHODS FOR DETECTING EMOTION
    S”に記載の技術がある。”WO99/31653:APPARATUS AND
    METHODS FOR DETECTING EMOTIONS ”には、平常時の状態の音声の抑揚とその後の音声の抑揚との変化の激しい部分(トゲの部分)と変化の穏やかな部分(台地の部分)の変動を分析することで、音声の発声者の感情の変動が分かると記述されている。

    【0020】また、図3、及び図4は、質問データベース8に記録されている質問の一覧を示した図であり、質問は”恋愛”、”結婚”、”浮気”、”お金”等々の「質問ジャンル」毎にコード番号が付与され、更に、”
    恋人の秘密調査”、”目的は何? 金? 財産? ・・
    ・”、”隠し口座疑惑”等々、質問ジャンル毎に細分化された「質問テーマ」毎にコード番号が付与されて管理される。 それぞれの質問には、最終的に何を対象に調査するかを記載した「最終調査対象内容」が関連づけられており、質問者は遊技の開始にあたり、これによりどのジャンルとテーマを選択するかを決定する。 更に、図5
    は、本実施の形態の遊技装置の外観を示した一例で、図5(a)によると、対話型遊技装置は、筐体20の前面の両端に質問者側受話器2と回答者側受話器3が配置され、前面中央にカメラ5とモニタ6が配置される。 また、モニタ6の近傍には操作部7が、質問者と回答者のどちらからでも操作しやすい場所に配置される。 また、
    筐体20の前面下部には、調査結果出力用のプリンタ1
    0が配置される。 また、図5(b)によると、筐体20
    の前面に遊技者が入れる程度の距離をおいて、カメラ5
    による撮影用のカーテン11が配置される。 遊技者は、
    カーテン11により仕切られた空間において、質問者と回答者に別れ、モニタ6を見ながら質問者側受話器2と回答者側受話器3により会話を行う。 モニタ6の近傍に配置されたカメラ5により撮影された遊戯中の回答者の映像は、上述のように制御部1により演出が加えられた後、モニタ6に映される。 質問者は、質問者側受話器2
    から聞こえる、同様に制御部1に演出された回答者の音声とモニタ6に映された回答者の映像を見て、回答者が質問の内容に苦労して回答する様子を楽しむ。

    【0021】次に、図面を参照して、本実施の形態の動作について説明する。 まず、図6のシーケンス図を用いて遊技者の行う動作から説明する。 まず、遊技者は質問者と回答者に別れて、質問者と回答者のどちらか、または双方で協力して質問者の性別、回答者の性別、2人の関係等、対話型遊技装置が質問者に対するアドバイスを選択するための検索条件を入力する(ステップS1)。
    次に、質問者が質問ジャンルと質問テーマを選択する(ステップS2)。 なお、回答者が質問ジャンルや質問テーマを選択しても良いが、この場合、遊技の面白さが半減すると考えられる。 質問ジャンルや質問テーマが決定したら、回答者は平常時の音声を対話型遊技装置の音声分析ユニット100へ登録するためのキャリブレーションを行う(ステップS3)。 音声分析ユニット100
    は、このキャリブレーション時の回答者の音声の抑揚と回答時の回答者の音声の抑揚を比較して、回答者の心理分析を行う。 次に、質問者、回答者とも遊技の説明を行う対話型遊技装置によるナレーションを受ける(ステップS4、及びステップS5)。 ここで、質問者には、対話型遊技装置のアドバイスに従って質問すること等の質問に対する注意、回答者には、例えば全て「いいえ」で答えてください等の回答に対する注意が説明される。 対話型遊技装置によるナレーションが終了したら、質問者は、続けて対話型遊技装置から、質問者側受話器2を介して質問のアドバイスを受ける(ステップS6)。 一方、回答者は、対話型遊技装置によるナレーションが終了したら待機する(ステップS7)。 そして、対話型遊技装置から質問のアドバイスを受けた質問者は、回答者に対して質問を行い(ステップS8)、待機する(ステップS9)。 回答者は、質問者からの質問が来たら、この質問に回答する(ステップS10)。 回答者が回答すると、対話型遊技装置の制御部1が回答者の音声から回答者の心理状態を分析して、回答者の音声と映像に演出を加えるので、質問者と回答者は分析結果を確認する(ステップS11、及びステップS12)。 ただし、ここで回答者が確認できる分析結果は、モニタ6に映された自分の映像だけである。

    【0022】次に、図7、及び図8のフローチャート、
    更に図9から図15の図面を用いて、第1の実施の形態の対話型遊技装置の動作を説明する。 図7において、まず制御部1は、質問者と回答者のどちらか、または双方で協力して質問者の性別、回答者の性別、2人の関係等、対話型遊技装置が質問者に対するアドバイスを選択するための検索条件を入力させ、更に質問者に質問ジャンルと質問テーマを選択させる(ステップS21)。 図9は、検索条件、及び質問ジャンルと質問テーマの入力画面の一例を示した図であり、最初に”コンソール1”
    の質問者の性別を入力する画面が開いており、番号入力を促す。 左からコード番号を入力すると次(右)の桁に対応したコンソール画面が開き、番号入力を促す。 上述の入力は、全ての検索条件、及び質問ジャンルと質問テーマを入力し終わると、1つのコード番号として認識される。

    【0023】図10は、質問テーマ毎に付与された質問テーマのパラメータを示す図であり、質問テーマ名に関連づけて、特殊顔演出セット番号や心吹き出しセット番号、参照質問ジャンル等が記録されている。 ここで、特殊顔演出セット番号とは、制御部1がカメラ5により取得した回答者の顔の映像に、演出を行う場合に使用する特殊顔演出の内容を記録した複数の特殊顔演出セットを区別する番号のことである。 特殊顔演出セットは、音声分析ユニット100が出力する0から9までの分析結果に関連づけて、特殊顔演出の内容とそれに付随した音響効果(サウンドエフェクト)と背景画像を記録した質問データベース8に含まれるデータベースで、例えば特殊顔演出セット番号”0”は、図11に示すように、”分析結果0は、笑い顔にする”、”分析結果2は、顔にダーツが刺さる”、”分析結果4は、頭からが伸びる顔”等々と指定されている。 なお、特殊顔演出セットは区別する特殊顔演出セット番号が違えば、音声分析ユニット100が出力する0から9までの分析結果に関連づけられる特殊顔演出の内容も異なる。 また、質問テーマに含まれる全ての質問アドバイスには、該当する質問テーマのパラメータで指定された特殊顔演出セット番号の特殊顔演出が適用される。

    【0024】同様に、心の吹き出しセット番号とは、特殊顔演出された回答者の表情を補う回答者の本音を、”
    心の吹き出し”として表示する場合に、使用する吹き出しの内容を記録した複数の心の吹き出しセットを区別する番号のことである。心の吹き出しセットは、音声分析ユニット100が出力する0から9までの分析結果に関連づけて、吹き出しの内容を記録した質問データベース8に含まれるデータベースで、例えば心の吹き出しセット番号”0”は、図12に示すように、”分析結果0
    は、ホントです”、”分析結果1は、ウソです”、”分析結果7は、ごまかしちゃえ”等々と指定されている。
    なお、心の吹き出しセットは区別する心の吹き出しセット番号が違えば、音声分析ユニット100が出力する0
    から9までの分析結果に関連づけられる吹き出しの内容も異なる。 また、質問テーマに含まれる全ての質問アドバイスには、質問テーマで指定された心の吹き出しセット番号の吹き出しの内容が適用される。

    【0025】検索条件と質問のジャンル、テーマが決定したら、制御部1は、回答者に平常時の音声を対話型遊技装置の音声分析ユニット100へ登録するためのキャリブレーションを行わせる(ステップS22)。 なお、
    上述の2つの動作は、図6の遊技者の動作を対話型遊技装置側から表したものである。 次に、制御部1は、該当質問ジャンル、テーマに対する質問アドバイスを9個選出する(ステップS23)。 なお、9個というのは、説明を簡易化するための一例であって、質問の数と質問に対する質問アドバイスの数は同一であれば、何個であっても良い。 図13は、第1の実施の形態における質問アドバイス毎に付与された質問アドバイスのパラメータを示す図であり、質問ジャンルと核心テーマに関連づけて、爆弾度、質問テキスト、回答者声演出の他、虚偽レベル、興奮度、困惑度、ストレスの4個の感情値におけるしきい値が記録されている。 更に、第1の実施の形態では、分析結果に含まれる感情値が、パラメータで指定されたしきい値を越えた場合、次に選択される核心質問の質問アドバイス番号が戻り値として、感情値毎に記録されている。 なお、ここで、爆弾度とは、この質問アドバイスがどれだけ核心に迫った質問であるかを示す度合いであり、質問テキストは実際に質問者に発声させる質問そのものを記述しているパラメータである。 また、回答者声演出は、回答者の声を演出する演出内容に一意に付与された番号で示される回答者の声の演出方法であり、演出内容に一意に付与された番号の一例を図14に示す。 また、虚偽レベル、興奮度、困惑度、ストレスの4個の感情値におけるしきい値は、分析結果の感情値により、各感情値の下段に示した戻り値を返すか否かを決めるしきい値である。

    【0026】次に、ステップS23において、9個の質問アドバイスを選出したら、質問者に、回答者に対する質問アドバイスに従った質問を行わせ(ステップS2
    4)、回答者に回答させる(ステップS25)。 回答者の回答を得られたら、音声分析ユニット100による回答者の音声の分析を行い、分析結果による回答者の演出後の顔表示と心の吹き出し表示をモニタ6上に表示し、
    更に、質問者側受話器2に対する演出後の音声出力を行う(ステップS26)。 回答者の音声の分析結果を得られたら、分析結果として出力される4個の感情値を確認し(ステップS27)、各感情値の中で、質問アドバイスのパラメータに記録されているしきい値を越えたもの(条件を満たすもの)があるか否かをチェックする(ステップS28)。 ステップS28において、各感情値の中で、質問アドバイスのパラメータに記録されているしきい値を越えたものがある場合(ステップS28のYE
    S)、条件を満たした感情値の中で優先順位の高い感情値の核心質問の質問アドバイスを取得し、次の質問として質問予定の質問アドバイスと入れ替えを行う(ステップS29)。 ここで、各感情値の優先順位は、優先順位の高い順に虚偽レベル、興奮度、困惑度、ストレスの順で並び、ステップS28において条件を満たすものが複数ある場合、その中で一番優先順位の高い感情値により核心質問が決定されるものとする。 分析結果の感情値が条件を満たした場合に選択される核心質問は、図13の質問アドバイスのパラメータの中に記録された感情値がしきい値を越えた場合の戻り値として各感情値毎に定義されている。 次に、ステップS24において1問質問したことにより、ステップS29において次の質問が決定したら、全問質問したか否かを判定する(ステップS3
    0)。 ここで、”全問”を指す問題の数とは、ステップS23において取得した該当質問ジャンル、テーマに対するアドバイスの数のことであり、この例では9問である。

    【0027】ステップS30において、全問質問していない場合(ステップS30のNO)、ステップS24へ戻り、質問者に、回答者に対する質問アドバイスに従った質問を行わせ(ステップS24)、上述の動作を繰り返す。 また、ステップS30において、全問質問している場合(ステップS30のYES)、10問目として質問アドバイスなしの自由質問を1問行う(ステップS3
    1)。 そして、10問の質問に対する回答者の心理分析から得られた調査結果出力と遊技の継続を促すための遊び方の提案を行う(ステップS32)。 ここで、調査結果の出力は、回答者の写真映像や心理分析結果の質問毎に変化する4個の感情値の遷移を表したグラフ、更に質問者への一言と回答者への一言等を含み、また、遊び方の提案は、次の遊技の足がかりとして質問者に対する質問の”お勧めテーマ”とその”コード番号”を出力するものとする。 ここで、”お勧めテーマ”とは、更に調査対象者の本心を知るために、回答者の心理分析から得られた調査結果により決定される、有効な調査テーマのことである。 なお、この”コード番号”とは、図9で説明したコンソール画面に入力する番号のことであり、遊技を行う質問者と回答者は、このコード番号を入力するのみで、上述の”お勧めテーマ”による対話遊技を実行することができる。 ただし、”お勧めテーマ”は、直接文字で表示しても良い。 また、これらの調査結果や遊び方の提案は、モニタ6に表示しても良いし、プリンタ10
    により印刷しても良い。 このようにして調査結果と遊び方の提案を出力したら、制御部1は遊技を終了する(ステップS33)。 一方、ステップS28において、各感情値の中で、質問アドバイスのパラメータに記録されているしきい値を越えたものがない場合(ステップS28
    のNO)、何もせずに次のステップS30へ進み、上述の動作を行う。

    【0028】次に、図8のフローチャートを用いて、音声分析と表示の動作の詳細を説明すると、まず、制御部1は、音声通話装置4から回答者の音声を取り込み(ステップS41)、音声分析ユニット100へ回答者音声を入力する(ステップS42)。 そして、音声分析ユニット100が分析結果を出力したら、制御部1はこれを取得する(ステップS43)。 次に、該当する質問テーマにより選択された特殊顔演出セットから、得られた分析結果に対応する演出内容を取得し(ステップS4
    4)、カメラ5により取得された回答者の顔の映像に対して、顔演出を行いモニタ6に表示する(ステップS4
    5)。 同様に、該当する質問テーマにより選択された心の吹き出しセットから、得られた分析結果に対応する吹き出し内容を取得し(ステップS46)、ステップS4
    5による顔演出の表示とともにモニタ6に吹き出しを表示する(ステップS47)。 そして、回答者が回答した音声に対して、該当する質問アドバイスにより指定された声演出を行い、質問者側受話器2へ出力する(ステップS48)。 図15は、ステップS45とステップS4
    6による回答者の顔演出後の映像と吹き出しの表示画面の一例で、回答者の特殊顔演出映像51に吹き出し52
    を添えて表示を行っている。 図15の例は、音声の分析結果が”7:ごまかそうとしている”であって、これに対応して顔演出は図11の特殊顔演出セットより、舌を出した演出となり、吹き出しの内容は図12の心の吹き出しセットより、「ごまかしちゃえ」となっている。 なお、図15に示すように、分析結果の感情値の値を感情表示メータ53として表示しても良い。

    【0029】(第2の実施の形態)次に、図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。 本発明の第2の実施の形態による対話型遊技装置の構成は、第1の実施の形態と同一であるので、ここでは説明を省略する。 従って、図16のフローチャート、及び図17の図面を用いて、第2の実施の形態の対話型遊技装置の動作を説明する。 図16において、まず制御部1は、質問者と回答者のどちらか、または双方で協力して質問者の性別、回答者の性別、2人の関係等、対話型遊技装置が質問者に対するアドバイスを選択するための検索条件を入力させ、更に質問者に質問ジャンルと質問テーマを選択させる(ステップS51)。 検索条件と質問のジャンル、テーマが決定したら、制御部1は、回答者に平常時の音声を対話型遊技装置の音声分析ユニット100へ登録するためのキャリブレーションを行わせる(ステップS52)。 なお、上述の2つの動作は、第1の実施の形態で説明した図6の遊技者の動作を対話型遊技装置側から表したものである。 次に、制御部1は、該当質問ジャンル、テーマに対する質問アドバイスを9個選出する(ステップS53)。 なお、ここでも9個というのは、
    説明を簡易化するための一例である。 図17は、第2の実施の形態における質問アドバイス毎に付与された質問アドバイスのパラメータを示す図であり、第1の実施の形態における質問アドバイスのパラメータと同様に、質問ジャンルと核心テーマに関連づけて、特別出題条件や質問テキスト、回答者声演出の他、虚偽レベル、興奮度、困惑度、ストレスの4個の感情値におけるしきい値が記録されている。 ここで、特別出題条件とは、この質問アドバイスが選択される条件を「怪しさポイント」と呼ぶ数値により規定したもので、第2の実施の形態では、分析結果に含まれる感情値が、パラメータで指定されたしきい値を越えた場合、この怪しさポイントに対する処置が戻り値として、感情値毎に記録されている。 怪しさポイントと質問アドバイスの関係は、詳細を後述する。

    【0030】次に、ステップS53において、9個の質問アドバイスを選出したら、質問者に、回答者に対する質問アドバイスに従った質問を行わせ(ステップS5
    4)、回答者に回答させる(ステップS55)。 回答者の回答を得られたら、音声分析ユニット100による回答者の音声の分析を行い、モニタ6に対する分析結果による回答者の演出後の顔表示と心の吹き出し表示、及び質問者側受話器2に対する演出後の音声出力を行う(ステップS56)。 なお、音声の分析と表示の動作の詳細は、第1の実施の形態で図8のフローチャートを用いて説明した動作と同一であるので、ここでは説明を省略する。 回答者の音声の分析結果を得られたら、分析結果として出力される4個の感情値を確認し(ステップS5
    7)、各感情値の中で、質問アドバイスのパラメータに記録されているしきい値を越えたもの(条件を満たすもの)があるか否かをチェックする(ステップS58)。
    ステップS58において、各感情値の中で、質問アドバイスのパラメータに記録されているしきい値を越えたものがある場合(ステップS58のYES)、条件を満たした感情値の中で優先順位の高い感情値の怪しさポイントに対する処置を取得し、特別出題条件パラメータの計算(怪しさポイントの計算)を行う(ステップS5
    9)。 ここで、各感情値の優先順位は、第1の実施の形態と同様に、優先順位の高い順に虚偽レベル、興奮度、
    困惑度、ストレスの順で並び、ステップS58において条件を満たすものが複数ある場合、その中で一番優先順位の高い感情値により怪しさポイントに対する処置が決定されるものとする。 分析結果の感情値が条件を満たした場合に選択される怪しさポイントに対する処置は、図17の質問アドバイスのパラメータの中に記録された感情値がしきい値を越えた場合の戻り値として各感情値毎に定義されている。 次に、ステップS59において特別出題条件パラメータの怪しさポイントを計算したら、計算した怪しさポイントが特別出題条件を満たす質問アドバイスがあるか否かを判定する(ステップS60)。

    【0031】ステップS60において、計算した怪しさポイントが特別出題条件を満たす質問アドバイスがある場合(ステップS60のYES)、該当する特別出題条件の質問アドバイスを取得し、次の質問として質問予定の質問アドバイスと入れ替えを行う(ステップS6
    1)。 ステップS61において、次の質問が決定したら、全問質問したか否かを判定する(ステップS6
    2)。 ここで、”全問”を指す問題の数とは、ステップS53において取得した該当質問ジャンル、テーマに対する質問アドバイスの数のことであり、この例でも9問である。 ステップS62において、全問質問していない場合(ステップS62のNO)、ステップS54へ戻り、質問者に、回答者に対する質問アドバイスに従った質問を行わせ(ステップS54)、上述の動作を繰り返す。 また、ステップS62において、全問質問している場合(ステップS62のYES)、10問目として質問アドバイスなしの自由質問を1問行う(ステップS6
    3)。 そして、10問の質問に対する回答者の心理分析から得られた調査結果出力と遊技の継続を促すための遊び方の提案を行う(ステップS64)。 なお、調査結果の出力と遊び方の提案は、第1の実施の形態と同様なので、ここでは説明を省略する。 このようにして調査結果と遊び方の提案を出力したら、制御部1は遊技を終了する(ステップS65)。 一方、ステップS58において、各感情値の中で、質問アドバイスのパラメータに記録されているしきい値を越えたものがない場合(ステップS58のNO)、または、ステップS60において、
    計算した怪しさポイントが特別出題条件を満たす質問アドバイスがない場合(ステップS60のNO)、何もせずにステップS62へ進み、上述の動作を行う。

    【0032】なお、上述の対話型遊技装置では、質問ジャンル、テーマに対する質問アドバイスを初期の段階で9個選出していたが、最初の質問用として1個の質問アドバイスを決定し、以降の質問アドバイスを分析結果に基づいて逐次決定するようにしても良い。 また、最初の質問アドバイスを決定する場合でも、キャリブレーション時の分析結果を参照して決定するようにしても良い。

    【0033】また、上述の対話型遊技装置は、質問データベースの記録内容と制御部の機能を実現するためのプログラムとを、コンピュータ読みとり可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムとデータベースをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、その機能を実現しても良い。

    【0034】ここで、上記「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含み、さらにW
    WW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。 また、「コンピュータ読みとり可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM
    等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。 更に、「コンピュータ読みとり可能な記録媒体」とは、インターネット等のコンピュータネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。

    【0035】また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、更に前述した機能をコンピュータシステムに既に記憶されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。

    【0036】

    【発明の効果】以上の如く請求項1、または請求項4に記載の発明によれば、従来固定的であった質問の内容を回答者の心理状態に合わせて臨機応変に変えることで、
    回答者に本心を回答させる機会が増え、従来の遊技装置に比較して遊技者の得られる面白みが増すという効果が得られる。 請求項2に記載の発明によれば、心理分析結果の無い初回質問時や、心理分析の結果に特徴が無い場合でも、回答者に本心を回答させる質問アドバイスを得られ、一方、心理分析結果に特徴がある場合、より回答者に本心を回答させる質問アドバイスを得ることができるので、質問事項が思いつかない場合でも、遊技を楽しむことができるという効果が得られる。 請求項3に記載の発明によれば、質問事項を提供する遊技者を選択でき、質問事項を質問者にのみ提供する場合、質問者自身が質問する行為を楽しむことができ、一方、質問事項を質問者及び回答者に提供する場合、質問者が声を出して質問したくないときでも遊技を楽しむことができるという効果が得られる。 請求項5に記載の発明によれば、更に、回答者が、例えばごまかして回答しようとする場合でも、回答者の本心を回答者の意志に反して、回答者の映像として質問者が認識できるので、回答者が回答に苦労する様を見て、楽しむことができるという効果が得られる。 請求項6に記載の発明によれば、回答者の映像に加えて、回答者の音声によっても回答者の心理状態がわかるので、更に、回答者が回答に苦労する様を見たり聞いたりして、楽しむことができるという効果が得られる。 請求項7に記載の発明によれば、回答者の映像や音声に加えて、回答者の心理状態を表した言葉によっても回答者の心理状態がわかるので、更に、回答者の気持ちを楽しむことができるという効果が得られる。 請求項8
    に記載の発明によれば、質問者に対して、回答者の本心を更に知るための質問テーマを遊び方のアドバイスとして提供することで、質問者に、再度本発明の対話型遊技装置を使用したいという気持ちを起こさせるので、例えば対話型遊技装置を有料で提供した場合、多くの収入を得ることができるという効果が得られる。 請求項9に記載の発明によれば、質問者は回答者に内容を知られることなく、回答者の本心を更に知るための質問テーマを対話型遊技装置へセットすることができ、遊び方の幅を広げることができるという効果が得られる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明の第1の実施の形態の対話型遊技装置の構成を示すブロック図である。

    【図2】 同実施の形態の対話型遊技装置の音声分析ユニットの出力を示す図である。

    【図3】 同実施の形態の対話型遊技装置の調査内容を示す図である。

    【図4】 同実施の形態の対話型遊技装置の調査内容を示す図である。

    【図5】 同実施の形態の対話型遊技装置の外観を示す図である。

    【図6】 同実施の形態の対話型遊技装置の遊技者の動作を示すシーケンス図である。

    【図7】 同実施の形態の対話型遊技装置の動作を示すフローチャートである。

    【図8】 同実施の形態の対話型遊技装置の音声分析・
    表示動作を示すフローチャートである。

    【図9】 同実施の形態の対話型遊技装置の条件の入力画面の一例を示す図である。

    【図10】 同実施の形態の対話型遊技装置の質問テーマのパラメータを示す図である。

    【図11】 同実施の形態の対話型遊技装置の顔演出セットの内容を示す図である。

    【図12】 同実施の形態の対話型遊技装置の心吹き出しセットの内容を示す図である。

    【図13】 同実施の形態の対話型遊技装置の質問アドバイスのパラメータを示す図である。

    【図14】 同実施の形態の対話型遊技装置の声演出の内容を示す図である。

    【図15】 同実施の形態の対話型遊技装置の回答後の表示画面の一例を示す図である。

    【図16】 本発明の第2の実施の形態の対話型遊技装置の動作を示すフローチャートである。

    【図17】 同実施の形態の対話型遊技装置の質問アドバイスのパラメータを示す図である。

    【符号の説明】

    2 質問者側受話器 3 回答者側受話器 4 音声通話装置 5 カメラ 6 モニタ 8 質問データベース 9 音声ガイダンス装置 10 プリンタ 100 音声分析ユニット S23 質問提供手段 S27〜S29 質問差し替え手段 S32 継続質問テーマ提供手段 S41、S42 音声取得手段 S44、S45 映像演出処理手段 S46、S47 心理状態表示手段 S48 音声演出処理手段 S53 質問提供手段 S57〜S61 質問差し替え手段 S64 継続質問テーマ提供手段

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧澤 賢一 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 Fターム(参考) 2C001 AA00 AA11 AA14 BB00 BB05 BB08 BC00 BC10 CA00 CA07 CA08 CB01 CB06 CC02 CC07 CC08

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