Lip cosmetic

阅读:925发布:2020-10-20

专利汇可以提供Lip cosmetic专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a lip cosmetic which is excellent in usability and adhesivity and has an anti-bleeding effect.
SOLUTION: This lip cosmetic contains (A) an oil-soluble N-long chain acyl acidic amino acid mono- or di-ester, (B) ethylene-propylene copolymer, and (C) an abietic acid ester and/or diglyceryl oligoester, is excellent in usability and adhesivity, and has a new excellent anti-bleeding effect.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Lip cosmetic专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 次の成分(A)〜(C); (A)油溶性N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ又はジエステル (B)エチレンプロピレンコポリマー (C)アビエチン酸エステル及び/又はジグリセリルオリゴエステル を含有することを特徴とする口唇化粧料。
  • 【請求項2】 (A)成分が、分子内に少なくとも1個のステロールエステルを有する油溶性のN−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ又はジエステルであることを特徴とする請求項1記載の口唇化粧料。
  • 【請求項3】 (B)成分が、融点80〜105℃のエチレンプロピレンコポリマーであることを特徴とする請求項1又は2に記載の口唇化粧料。
  • 【請求項4】 (C)成分のアビエチン酸エステルが、
    主としてアビエチン酸メチルエステルの部分水素添加物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の口唇化粧料。
  • 【請求項5】 (C)成分のジグリセリルオリゴエステルが、主としてジグリセリンと分岐鎖を有する炭素数1
    6〜18のモノカルボン酸とのエステルと、炭素数6〜
    10のジカルボン酸との縮合生成物であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の口唇化粧料。
  • 【請求項6】 (A)成分を0.1〜40重量%、
    (B)成分を0.1〜20重量%、(C)成分を0.1
    〜40重量%含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の口唇化粧料。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は口唇化粧料に関し、
    更に詳細には、使用性、付着に優れ、且つにじみ防止効果を有する口唇化粧料に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、口唇化粧料の油剤原料として、液体油やワックス等が用いられてきた。 液体油としては炭化素類、エステル類、高級アルコール類、シリコーン油類等が挙げられる。 ワックスとしてはミツロウ等の動物系ワックス類、キャンデリラロウ等の植物系ワックス類、パラフィンワックス等の石油系ワックス類等が挙げられる。 口唇化粧料において使用性を向上するために、
    炭化水素類やシリコーン油類など液体油の配合量を増加させ、付着力を向上するために、エステル類などの密着性の高い液体油を増加させていた。 また、にじみ防止効果を向上するために、キャンデリラロウなどの各種ワックスや、粉体の配合量を増加させていた。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の方法では、使用性の向上を中心に考えれば液体油の配合量を増加させ、ワックスや密着性の高い液体油類の配合量を減らすことになるが、その結果、安定性の低下を招くばかりでなく、付着力やにじみ防止効果を確保することが困難になった。 一方、付着力の向上を中心に考えると、グリセリン誘導体などの密着性の高い液体油を多量に配合することになり、その結果、重い使用感となり使用性の低下を招くこととなる。 また、にじみ防止効果を向上させるためにワックスを多量に配合すると口唇化粧料が固くなってしまい、粉体の配合量を増加させるとつやの低減を招く結果となり、ともに使用性を損なう結果となる。 したがって、使用性、付着力に優れ、且つにじみ防止効果を有する口唇化粧料の開発が望まれていた。
    ここで言うにじみとは、口唇上に化粧料を塗付した時に、経時的に主に口唇の縦じわより化粧料が崩れていくことを指す。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】かかる事情において、本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定成分を配合することにより使用性、付着力に優れ、さらに従来にない優れたにじみ防止効果を有する口唇化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。 すなわち本発明は、次の成分; (A)油溶性N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ又はジエステル (B)エチレンプロピレンコポリマー (C)アビエチン酸エステル及び/又はジグリセリルオリゴエステル を含有することを特徴とする口唇化粧料を提供するものである。

    【0005】

    【発明の実施の形態】以下、詳細に説明する。 本発明に用いられる(A)成分の油溶性N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ又はジエステルは、好ましくは分子内に少なくとも1個のステロールエステルを有する油溶性のN−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ又はジエステルであり、エステルのN−長鎖アシル酸性アミノ酸部分は、N−長鎖アシルアスパラギン酸及びN−長鎖アシルグルタミン酸で、長鎖アシル基としては炭素原子数8〜22の飽和又は不飽和脂肪酸より誘導されるアシル基で、例えばラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の単一組成の脂肪酸によるアシル基の他に、ヤシ油脂肪酸、脂脂肪酸、硬化牛脂脂肪酸等の天然より得られる混合脂肪酸あるいは合成により選られる脂肪酸(分岐脂肪酸を含む)のアシル基等があげられる。 ステロールとしてはコレステロール、フィトステロール及びこれらの水添物など例示でき、炭素原子数8〜30の液状高級アルキル若しくはアルケニルアルコールとしては炭素原子数8〜30の天然又は合成脂肪族アルコールでかつ常温で液状を呈するものを例示でき、そして炭素原子数12
    〜38の固形状高級アルコールとしては炭素原子数12
    〜38の飽和一価アルコールでかつ常温で固形状を呈するもので、例えば、セチルアルコール、ベヘニルアルコール等が提示できる。 市販されている油溶性N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ又はジエステルとしては、エルデュウCL−202、エルデュウCL−301、エルデュウPS−203(以上、味の素株式会社製)等が例示できる。 (A)成分の油溶性N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ又はジエステルは、本発明の口唇化粧料中に、好ましくは0.1〜40重量%(以下単に「%」で示す。)、更に好ましくは1〜20%の範囲で配合される。 配合量がこの範囲であれば、にじみ防止効果において良好なものが得られる。 40%を超えるものは官能的にずるつき、重くなる場合がある。 また(A)成分の油溶性N−長鎖アシル酸性アミノ酸モノ又はジエステルは、必要に応じて1種又は2種以上を用いることが出来る。

    【0006】本発明に用いられる(B)成分のエチレンプロピレンコポリマーは、ポリエチレンとポリプロピレンのコポリマーであり、好ましくは融点が80〜105
    ℃のエチレンプロピレンコポリマーである。 主炭素数としてC35付近を有する。 直鎖以外に分岐しているものも含まれる合成炭化水素であり、その融点は、特に85
    〜100℃のものがより好ましい。 また、その中でも分子量分布が約300〜800の範囲内で平均分子量が5
    00〜750の範囲内にあるものが好ましい。 市販されているエチレンプロピレンコポリマーとしては、ペトロライトEP−700(東洋ペトロライト株式会社)等が例示できる。 (B)成分のエチレンプロピレンコポリマーは、本発明の口唇化粧料中に、好ましくは0.1〜2
    0%、更に好ましくは1〜10%の範囲で配合される。
    配合量がこの範囲であれば、にじみ防止効果において良好なものが得られる。 20%を超えるものは硬くなる場合がある。 また(B)成分のエチレンプロピレンコポリマーは、必要に応じて1種又は2種以上を用いることが出来る。

    【0007】本発明に用いられる(C)成分のアビエチン酸エステルは、ロジン等の樹脂より精製し、得られたデヒドロアビエチン酸やアビエチン酸等とアルコールとをエステル化することにより得る方法もあるが、アビエチン酸メチルの部分水素添加物が好ましい。 市販されているアビエチン酸エステルとしては、レジネイトHM
    (伊那貿易商会)等が例示できる。 またジグリセリルオリゴエステルは好ましくはジグリセリンと分岐鎖を有する炭素数16〜18のモノカルボン酸とのエステルと、
    炭素数6〜10のジカルボン酸との縮合生成物であり、
    分岐鎖を有する炭素数16〜18のモノカルボン酸としては、イソパルミチン酸又はイソステアリン酸が好ましく、炭素数6〜10のジカルボン酸は、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸及びセバシン酸が挙げられる。 ジグリセリンの水酸基と、分岐鎖を有する炭素数16〜18のモノカルボン酸及び炭素数6〜10
    のジカルボン酸のカルボキシル基とのエステル化反応によって得ることができる。 具体的には、ジグリセリルイソパルミチン酸エステルセバシン酸縮合物、ジグリセリルイソステアリン酸エステルセバシン酸縮合物、ジグリセリルイソパルミチン酸エステルアゼライン酸縮合物、
    ジグリセリルイソステアリン酸エステルアゼライン酸縮合物、ジグリセリルイソパルミチン酸エステルスベリン酸縮合物、ジグリセリルイソステアリン酸エステルスベリン酸縮合物、ジグリセリルイソパルミチン酸エステルピメリン酸縮合物、ジグリセリルイソステアリン酸エステルピメリン酸縮合物、ジグリセリルイソパルミチン酸エステルアジピン酸縮合物、ジグリセリルイソステアリン酸エステルアジピン酸縮合物等が例示できる。 市販されているジグリセリルオリゴエステルとしては、サラコスDGS−16(日清製油(株))等が例示できる。
    (C)成分は、アビエチン酸エステルとジグリセリルオリゴエステルの合計量で本発明の口唇化粧料中に、好ましくは0.1〜40%、更に好ましくは1〜20%の範囲で配合される。 配合量がこの範囲であれば、にじみ防止効果において良好なものが得られる。 40%を超えるものは官能的にずるつき、重くなる場合がある。 また(C)成分のアビエチン酸エステル及び/又はジグリセリルオリゴエステルは、必要に応じてそれぞれ単独でも、2種以上を組み合わせて用いることができる。

    【0008】本発明の化粧料は、目的に応じて上記した必須成分に加え、通常口唇化粧料に使用される成分を配合することができる。 本発明において、油性成分を配合することにより、エモリエント感を付与したり剤型の硬さや塗布時の感触を調整することができる。 粉体成分を配合することにより、剤型の硬さや、色相、塗付時の感触を調整することができる。 更に、水性成分を配合することにより、清涼感やモイスチャー感を調整することができる。 また、界面活性剤により、系の安定性や、粉の分散性、さらには口唇への付着性を向上することができる。

    【0009】油性成分としては、動物油、植物油、合成油等の起源、及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、
    シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等が挙げられる。 具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、モクロウ、モンタンワックス、フィッシャートロプシュワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ等のロウ類、セチルイソオクタネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン酸グリセリル、
    ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレスレロール脂肪酸エステル等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン・メチルポリシロキサン共重合体、アルコキシ変性ポリシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、
    パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキシステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類等が挙げられる。

    【0010】粉体としては、従来化粧用粉体として用いられている粉体であれば、球状、板状、針状等の形状、
    煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられる。 具体的に例示すれば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、カオリン、炭化珪素、ベントナイト、スメクタイト、無水ケイ酸、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素等の白色体質粉体、二酸化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、
    魚鱗箔等の光輝性粉体、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、
    フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−
    アシルリジン等の有機低分子性粉体、澱粉、シルク粉末、セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201号、
    赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色22
    8号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104
    号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5
    号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、
    硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、等が挙げられ、これら粉体はその1種又は2種以上を用いることができ、更に複合化したものを用いても良い。 尚、これら粉体は、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等の1種又は2種以上を用いて表面処理を施してあっても良い。

    【0011】水性成分としては、水に可溶な成分であれば何れでもよく、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、ソルビトール、マルチトール、ショ糖、でんぷん糖、ラクチトール類の糖類、グアーガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性高分子、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、乳酸ナトリウム等の塩類、アロエベラ、ウィッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液等及び水が挙げられる。

    【0012】界面活性剤としては、化粧品一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、
    非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。 非イオン界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、
    ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン等が挙げられる。 アニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸の無機及び有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、
    ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、
    アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられる。 カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノルアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウム塩等が挙げられる。 両性界面活性剤としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものがあり、人体に対して安全とされるものが使用できる。 例えば、N,N−ジメチル−N−
    アルキル−N−カルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸、
    N,N,N−トリアルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、
    2−アルキル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、レシチン等が挙げられる。

    【0013】本発明の化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、各種成分、例えば、紫外線吸収剤、保湿剤、皮膜形成剤、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料などを各種の効果を付与するために適宜配合することができる。 紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、
    ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−tert−ブチル−
    4'−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等、保湿剤としては、例えばタンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等、酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、
    防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、
    フェノキシエタノール等が挙げられる。

    【0014】

    【実施例】次に実施例をもって本発明をより詳細に説明する。 本発明はこれらにより、何ら限定されるものではない。

    【0015】表1に示す組成の口紅を製造し、使用性(のびの軽さ)、付着力(膜の均一性)及びにじみ防止効果について評価した。 その結果もあわせて表1に示す。

    【0016】

    【表1】

    【0017】*1:ペトロライトEP−700(東洋ペトロライト株式会社製) (製造方法)全成分を均一に混合し、加熱溶解した後容器に充填した。

    【0018】(試験方法及び評価方法) a)使用性(のびの軽さ) 各試料を唇に塗付し、のびの軽さを評価した。 b)付着力(膜の均一性) 各試料を唇に塗付し、膜の均一性を評価した。 c)にじみ防止効果 各試料を唇に塗付し、パネルに通常の生活をしてもらい、2時間後のにじみの無さを評価した 各評価項目について、10名の官能検査パネルにより下記の7段階(0〜6点)の絶対評価を行い、その平均点を更に4段階に分けて評価した。 (1)絶対評価 6点:非常に良い 5点:良い 4点:やや良い 3点:普通 2点:やや悪い 1点:悪い 0点:非常に悪い (2)4段階評価 ◎:5点を超える ○:3点を超えて5点以下 △:1点を超えて3点以下 ×:1点以下

    【0019】上記評価結果から明らかな如く、本発明品に係る実施例は、従来のものに比較して使用性、付着力そしてにじみ防止効果の全てに優れたものであり、また、発汗等もなく成形性も良好であった。

    【0020】実施例16 リップグロス (成分) (%) 1. エチレンプロピレンコポリマー 5 2. ポリブテン 35 3. N−ラウロイル−L−グルタミン酸 ジ(コレステリル・オクチルドデシル) 10 4. ジグリセリルイソパルミチン酸エステル アジピン酸縮合物 10 5. リンゴ酸ジイソステアリル 10 6. トリイソステアリン酸ジグリセリル 19.4 7. ビタミンA 0.1 8. 赤色202号 0.2 9. 黄色4号 0.2 10. 雲母チタン 10 11. 大豆リン脂質 0.1 (製造方法)全成分を均一に混合し、加熱溶解した後容器に充填した。 以上のようにして得られた本発明品は、
    使用性、付着力そしてにじみ防止効果に優れたリップグロスであった。

    【0021】実施例17 リップクリーム (成分) (%) 1. エチレンプロピレンコポリマー 10 2. キャンデリラワックス 5 3. ワセリン 15 4. N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ (フィトステアリル・2−オクチルドデシル)15 5. 部分水素添加アビエチン酸メチル 10 6. リンゴ酸ジイソステアリル 20 7. トリイソステアリン酸ジグリセリル 24.8 8. ハチミツ 0.1 9. オリーブ油 0.1 (製造方法)全成分を均一に混合し、加熱溶解した後容器に充填した。 以上のようにして得られた本発明品は、
    使用性、付着力そしてにじみ防止効果に優れたリップクリームであった。

    【0022】

    【発明の効果】本発明の口唇化粧料は、使用性、付着力に優れ、且つにじみ防止効果を有するものである。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA072 AA122 AB232 AB432 AC012 AC342 AC372 AC422 AC661 AC792 AC852 AD021 AD022 AD412 AD491 AD492 AD512 AD531 AD532 AD572 AD622 CC13 DD31 EE06 EE07

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